JPH08323876A - ひも状チャックの収納方法 - Google Patents

ひも状チャックの収納方法

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JPH08323876A
JPH08323876A JP15544695A JP15544695A JPH08323876A JP H08323876 A JPH08323876 A JP H08323876A JP 15544695 A JP15544695 A JP 15544695A JP 15544695 A JP15544695 A JP 15544695A JP H08323876 A JPH08323876 A JP H08323876A
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吉廣 友本
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/76Depositing materials in cans or receptacles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/39Other types of filamentary materials or special applications
    • B65H2701/3913Extruded profiled strands

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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ひも状チャック13を収納ケース11に容易
に収納でき、収納後の運搬や積み降しなどの振動によっ
てももつれなく製袋材に供給可能であって、長期間の在
庫によっても部分的な伸びがなく、巻き戻した時に蛇行
するような問題がないひも状の収納方法の提供。 【構成】 収納ケース11の底面の中心に設けた直立す
る管12とケースの内壁の間の空間に長尺のひも状チャ
ック13を、連続Uターン状、もしくは連続8の字状ま
たはそれらの任意の組み合わせの軌跡を描かせながら積
み重ねるひも状チャックの収納方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチックフィルムと
ひも状チャックから製造される開封、再封止が自由にで
きるチャック付包装袋の製造に際し、ひも状チャック製
造に際しては収納が容易であり、収納し、保管中に緊張
により部分的な伸びなどが起こらず、また包装袋製造に
当たり供給に際しねじれやもつれ起きないひも状チャッ
クの効率的な収納方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者のニーズ、製品の品質維持
などのため、高耐湿性、高酸素バリアー性、遮光性、磁
気不透過性などの性能を有する包装が要求され、そのた
めにプラスチックフィルムを基材とし、これに各種機能
を有するフィルムを積層した複合フィルム、あるいは多
層フィルムを基材とした包装袋の市場が急激に拡大して
いる。このような複合フィルムや多層フィルムを用いた
袋製品においても開封、再封止の可能な開口部を有する
チャック付包装袋の要求が増加しつつある。このような
複合フィルムや多層フィルムを基材とした包装袋におい
ては、一般的な単一材質からなるフィルムとチャックを
一体成形した方法では製造ができず、複合フィルムまた
は多層フィルムとひも状チャックをそれぞれ別々に製造
し、これらをそれぞれ製袋機に供給してヒートシールし
ながら製造する方法が多く採用されていた。他の方法と
しては、複合フィルム、多層フィルム、単一フィルム等
の既存のフィルムを原反とし、この原反を予熱してひも
状チャックだけをくっつける、いわゆるひも状チャック
のあと付方法も知られている。
【0003】フィルムの場合には全体がフラットなた
め、ボビン(円筒)に巻き取るだけで収納も簡単にで
き、またそれを巻き戻すだけで簡単に供給が可能である
が、長尺のひも状チャックは図3に示すように凹凸のあ
る形状をしているので、収納する方法もいくつかありそ
れぞれ一長一短がある。その代表的なものとしては、 底面中心に紙管をセットした角型の段ボールケースの
紙管の回りにひも状チャックをぐるぐると輪状に巻き積
み重ねる方法(図5、図6)。 巻取機を用い、ボビンに巻き取る方法(図7)など。 がある。のひも状チャックを角型の段ボールケースに
収納する場合には、ひも状チャックの製造装置から駆動
装置により送り込まれるひも状チャックを、図5に示す
ようにケース中心の紙管の周囲を一定の回転方向でぐる
ぐると輪状の軌跡を描きながら巻き置かれて重なって行
く。一般にチャックメーカーと製袋メーカーが異なるこ
とが多く、このように段ボールケースに収納されたひも
状チャックは、トラックなどにより製袋メーカーに運送
され、使用されるのが普通である。ひも状チャックは通
常は2000メートルくらいの長さを収納したものであ
るが、比重が小さいプラスチック製で、段ボールケース
にそっと納まった状態である。しかし運送、積み込み、
積み降ろしの振動などによりケース内のひも状チャック
の積み重なりが乱れ製袋機への供給に際しもつれること
になる。またこのようなトラブルが避けられたとしても
包装袋の製造に際しこのケースからその一端を取り出し
製袋機に供給するが、この場合引き出されるに従いひも
状チャックはねじれが増えて行き、図4に示すように製
袋機入口においてねじれたひも状チャックが入り込むな
どの状況になり製造作業が継続できなくなるため、連続
した作業が不可能な収納形式である。この中断は時間の
損失のみならず、ねじれのためにひも状チャックの破損
も併発するものである。またの巻取機を用いるボビン
巻きの方法は、ボビンにひも状チャックを巻き取る際に
図7に示すようにボビン17が1回転するごとに等ピッ
チPで横へ横へと移行させて行くことが必要である。そ
してボビンの幅の端面にひも状チャックが移行した後は
そこから逆方向にターンさせて巻き取ることが必要にな
る。
【0004】このようにしてひも状チャックを段々ボビ
ンに巻き上げて行くが、巻き上げるに従ってひも状チャ
ックの張力を低減して行くように配慮するが、巻つけら
れた後、ボビンの芯に近く巻つけられたひも状チャック
は、在庫中に収縮応力がかかり、部分的に伸びた状態で
ボビンに巻かれたままセットされた状態になる。このボ
ビン巻きのひも状チャックを巻き戻して製袋機に供給す
るが、上記のようにセットされたひも状チャックは部分
的な伸びを有しているだけでなく、巻き戻されても直線
状になり得ず、ねじれた蛇行状態になり製袋工程中での
トラブルの原因になる恐れがある。また現状の製袋機に
おいては、長尺のひも状チャックのボビン巻き用の巻戻
機を設備しているものが少なく、この取り付け費用が高
価なこともありボビン巻きのひも状チャックの採用の問
題点となっている。従って、長尺のひも状チャックを簡
単に収納でき、かつ従来の製袋機でねじれなどのトラブ
ルのないひも状チャックの効率的な収納方法の開発が望
まれていた。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ひも状チャ
ックを収納ケースに容易に収納でき、かつ複合フィルム
や多層フィルムのごときプラスチックフィルム及びひも
状チャックとから開封、再封止が自由なチャック付包装
袋を製袋機により製造するのに便利であり、収納後の運
搬や積み降ろしなどの振動によってももつれなく製袋機
に供給可能であって、長期間の在庫によってもひも状チ
ャックの部分的な伸びがなく、巻き戻した時に蛇行する
ような問題がなく、直線状のひも状チャックが得られる
収納方法の開発を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、収納ケース
にひも状チャックを収納するに際し、連続Uターン状、
もしくは連続8の字状またはそれらの任意の組み合わせ
の軌跡を描かせながら積み重ねるひも状チャックの収納
方法。 収納ケースの底面の中心に設けた直立する管とケース
の内壁の間の空間に長尺のひも状チャックを、連続Uタ
ーン状、もしくは連続8の字状またはそれらの任意の組
み合わせの軌跡を描かせながら積み重ねるひも状チャッ
クの収納方法。 収納ケースにひも状チャックを収納するに際し、直立
する管を継ぎ足してケース面より高くし、ひも状チャッ
クの収納が終了した後、継ぎ足した管をはずすひも状チ
ャックの収納方法。 収納ケースにひも状チャックを収納するに際し、収納
する全長に対し一定量の長さを収納するごとに仕切りフ
ィルムをはさみ込むひも状チャックの収納方法。を開発
することにより上記の目的を達成した。
【0006】本発明においてひも状チャックの収納ケー
スとしては、本発明の目的としたひも状チャックを入れ
られれば良く特に制限する必要はないが、通常ひも状チ
ャックの運搬ケースとして使用されているのは、ケース
底面の中心にケース上面とほぼ同じ高さの管(本発明に
おいて管とは中空のパイプ及び中実の棒の両者を意味す
る。)を垂直に立ててあるダンボールなどで作られた矩
形または正方形状のケースで良い。管としては紙管が通
常用いられる。ひも状チャックとしてはプラスチックフ
ィルム製袋に使用する一般的なプラスチックチャック、
例えば図3に示すような熱可塑製のプラスチック、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、デルリン、ポリエス
テル樹脂などの合成樹脂からなる細幅の帯状のフィルム
1及びフィルム2にそれぞれチャックの雄爪3及び雌爪
4の鈎状の突条を設けたプラスチックチャックである。
このひも状チャックのフィルムの厚さ、鈎爪の大きさ
は、包装袋のサイズ、包装袋の基材フィルムの構成材及
び厚さ、使用目的により変わり一定化しないが、鈎爪の
大きい場合にはフィルムの厚さを厚くするのが普通であ
る。
【0007】包装袋の基材として使用するフィルムは、
単層のフィルムであっても使用可能であるが、内容物の
性質、包装の目的により耐湿性、酸素バリアー性、遮光
性、磁気不透過性などの目的により、アルミニウム箔、
酸素バリアー性樹脂、磁性粉末などをブレンドしたフィ
ルムなどを構成材として含む複合フィルム、多層フィル
ムなども使用可能である。これらのフィルムはひも状チ
ャックのフィルムとの接着性を改良するために、ひも状
チャックと接着する面をあらかじめ、無声放電処理、シ
ランカップリング剤などによる前処理をしておくことも
有効な方法である。製袋機における製袋は、フィルムの
製袋と共にひも状チャックの接着を主としてヒートシー
ル法によって自動的に行われる。また、接着剤を用いる
ドライラミネートによることであってもよい。
【0008】ひも状チャックは、押出機からダイスを経
てひも状チャックを直接製造する方法、あるいは細幅の
帯状フィルムにチャックの鈎爪部のみを押し出し溶着す
る方法などの方法により製造され、駆動装置により底面
中心に紙管を立てた収納ケースに送り込まれる。なおこ
の場合ひも状チャックが紙管の上部を越えて一定の方向
に回らないように紙管上部に伸びる管(例えば紙管をつ
ないでもよし、金属製あるいはプラスチック製のパイプ
などを差し込んでもよい。)をつけることが好ましい。
収納が終わった時はこれをはずし、蓋を閉めることで包
装する。この紙管を設けることにより、紙管と収納ケー
ス内壁の間の空間において、図1に示されるように、送
り込まれてくるひも状チャックは一定の方向に回ること
が妨害され、ある程度押し込まれると先端部が回転して
戻ってくることになり、次にまた回転して戻るというオ
シレーションの供給方法になり、その結果ひも状チャッ
クはケースに連続Uターン状、連続8の字状、あるいは
それらの任意の組み合わせの軌跡を描きながら収納され
ることになる。なおこの場合の紙管は、ひも状チャック
がその上部を越え、一定方向に回ることを妨げられれば
良いので、底面に固定してもよいが、あるいは懸垂状態
にしてもよい。収納作業が終了した後では継ぎ足し管は
必ずはずすことが必要であるが、紙管ははずす方法をと
ってもよい。
【0009】このようにひも状チャックはUターン状、
8の字状、あるいはそれらの任意の組み合わせの軌跡な
どで収納されているが、前工程でのひも状チャックの加
工条件などにより、先のターンと連続する次のターン
(Uターンでも8の字ターンでも良い)に連なる分岐点
近辺でひも状チャックが捻じれる場合があるが、この捻
じれ方向が連続して同方向にねじれないように注意する
ことである。このようなことは、いったんひも状チャッ
クを収納ケースに収納した後、アニーリングする目的な
どのために何らかの処理をした後、再度ケースに収納す
る場合や、いったんひも状チャックをボビンに巻き取っ
たものを巻き戻しながら収納ケースに収納する時に捻じ
れが同方向に連続して起こることが良く発生する。した
がってこのような場合には注意してひも状チャックの捻
じれの発生を防止する必要がある。連続した同方向の捻
じれが発生したままひも状チャックを収納した時は、こ
れを製袋機に使用するに際しては従来の収納したものを
使用した時と同様にひも状チャックがくるくると複数の
輪ができてトラブルの原因となる。
【0010】また仮にうまく収納ができたとしても、運
送、積み込み、積み降ろしなどの際の振動などのために
ケース内に収納されたひも状チャックの積み重なりが乱
れ、製袋機による取り出しに際してひも状チャックがも
つれることがある。このようなもつれの発生を防ぐに
は、ケース内にひも状チャックがある程度収納された段
階で仕切りのフィルム(ひも状チャックの上下の積み重
なりが混じり合うことが防げれば良く、フィルム、薄紙
など混じり合うことを防げる仕切り材であれば良い。本
発明ではフィルムという。)を置き仕切りをすることに
より重なりの乱れの発生を大巾防止にできるので好まし
い。仕切り材としてのフィルムは、ケースから製袋機に
ひも状チャックが供給される際、ケース内のひも状チャ
ックはだんだんと嵩が減っていき、このフィルムが表面
に出てきてもひも状チャックの取り出しにはなんらの抵
抗を与えないようなものを使用することである。もし重
さがあったり、固かったりした仕切り材を用いる時は、
ひも状チャックの取り出しに抵抗が加わり、これもトラ
ブルの原因になりかねないからである。
【0011】
【作用】本発明のひも状チャックの収納方法は、ケース
中にひも状チャックを連続Uターン状、連続8の字状ま
たはそれらの任意の組み合わせの軌道を描かせながら収
納するだけで良く、好ましくはケース底面の中心に直立
する管を設け、ひも状チャックがこの管を越えないでケ
ース内壁との間でターンするようにした以外に収納方法
には特別の装置や機械などは必要としない。このような
簡単な収納法ではあるが、ひも状チャックは自由に収縮
が可能であり、ボビン巻きのような特別に収縮応力がか
からず、部分的な伸びや巻き締まりのためのセットもな
く取り出す時にひも状チャックはねじれ、蛇行などの問
題の発生がない。更に収納に際しターンは自由に行われ
るとしても、ひも状チャック製造装置からの駆動装置か
ら送り込まれるひも状チャックは一定方向に捻じれるこ
とはなく、ねじれは起こるが、一定区間でみれば必ず元
に戻る補償した方向になり、捻じれが増えて行くことは
起こらない収納方法である。
【0012】
【実施例】図3に示すような形状のポリプロピレン製ひ
も状チャック13(w=13mm、h=1.75mm、
t=180μm)を、底面中心に75mmφの紙管12
を有し、更に該紙管は図2に示すように収納作業中のみ
紙管15を更に継ぎ足した管を有する650mmX65
0mmX高さ500mmの段ボール製収納ケース11に
図1に示すような方法を用いて長さ2000mのひも状
チャックを収納した。収納作業は製造工程の駆動装置の
ローラー16によりひも状チャック13を収納ケース1
1に送り込まれ収納される。
【0013】この場合管は、紙管15が垂直方向に長く
立っているのでひも状チャック13は、紙管12の回り
に回り込もうとするが、ある程度回ったところでそれ以
上の侵入が不可能となり逆方向にUターンまたは8の字
ターンをして戻り始める。この逆方向の戻りもこれもあ
る程度回ったところでそれ以上の侵入が不可能となりU
ターンまたは8の字ターンして戻ることを繰り返すこと
になる。このような繰り返しをしながらひも状チャック
13は重なり合って行くが、ひも状チャックの描く軌道
は図1でも明らかなようにUターン状、8の字状、また
はそれらの組み合わせであり、かつひも状チャック13
のねじれはいくつかの区間を通して見ると相互に補償し
て捻じれを解消して行くことがわかる。更に1000m
収納した時点で仕切り材として薄紙をひも状チャックの
積み重なりの上部に敷き、更にその上に残りのひも状チ
ャックを収納した。この収納したケースをトラックに積
み込み、1日走行し、さらに1週間倉庫に保管した後製
袋機にかけた。製袋は、2軸延伸ポリプロピレンフィル
ムと無延伸ポリプロピレンフィルムからなる複合フィル
ムを使用し、幅150mm、長さ(チャック下)200
mmの袋の開口部にひも状チャックをヒートシールし
た。製袋作業は順調であって、ひも状チャックを200
0m全部を使用したが途中においても作業終了まで図4
に示すような輪の発生もなく、またもつれの発生もなく
順調に製袋を行えた。
【0014】[比較例]収納方法は図5、図6に示すよ
うな方法を行った以外は、実施例に使用したと同じひも
状チャックを用い、収納する段ボールケースも同じサイ
ズのものを使用した。実施例と同じく駆動ローラー16
によりひも状チャック13は送り込まれるが、図5、図
6に示すように紙管12の回りにぐるぐると輪状に巻き
ながら積み重ねらていった。収納作業が終了し、1週間
の在庫を行った後に実施例と同じ複合フィルムを使用し
て開口部にひも状チャックをヒートシールした同じサイ
ズの包装袋を製造した。製袋作業は開始直後からひも状
チャックはくるくると複数の輪が増えて行き、ひも状チ
ャックを600m使用した時点で供給しているひも状チ
ャックの輪の数は、ケースから製袋機入口まで約5mの
距離に32個を数えることができた。この時点で製袋機
中にひも状チャックがねじれたまま入る可能性があった
ので運転を中止し、ひも状チャックを切断せざるを得な
くなった。
【0015】
【発明の効果】本発明はひも状チャックが、特別の装
置、手段を必要としないで容易に収納ケースに収納で
き、収納されたひも状チャックは開封、再封止が自由な
チャック付包装袋の製袋機に供給する場合において、捻
じれが発生せず、かつ在庫中に収縮などにより部分的な
伸びやセットが行われることによる蛇行などがない、ひ
も状チャックの収納方法である。この結果、運搬などの
対してももつれの発生がなく、ひも状チャックの捻じれ
や部分的な伸びによるチャック性能の低下が防止でき、
また製袋機の生産性(稼働率)の向上ができるなど優れ
た収納方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の平面図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】ひも状チャックの斜視図である。
【図4】従来法におけるひも状チャックの供給状態を示
す。
【図5】比較例の平面図である。
【図6】図5の断面図である。
【図7】従来法における巻取機を用いるひも状チャック
をボビン巻きにする状態を示す。
【符号の説明】
1 細幅の帯状フィルム 2 細幅の帯状フィルム 3 雄鈎爪 4 雌鈎爪 11 収納ケース 12 紙管 13 ひも状チャック 14 輪状のねじれ 15 追加の紙管 16 駆動ローラー 17 ボビン P ピッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納ケースに長尺のプラスチック製チャ
    ック付ひも状製品(本発明においてはひも状チャックと
    いう。)を収納するに際し、連続Uターン状、もしくは
    連続8の字状またはそれらの任意の組み合わせの軌跡を
    描かせながら積み重ねることを特徴とするひもチャック
    の収納方法。
  2. 【請求項2】 収納ケースの底面の中心に設けた直立す
    る管とケースの内壁の間の空間に長尺のひも状チャック
    を、連続Uターン状、もしくは連続8の字状またはそれ
    らの任意の組み合わせの軌跡を描かせながら積み重ねる
    請求項1記載のひも状チャックの収納方法。
  3. 【請求項3】 収納ケースにひも状チャックを収納する
    に際し、直立する管を継ぎ足してケース面より高くし、
    ひも状チャックの収納が終了した後、管をはずす請求項
    1または2記載のひも状チャックの収納方法。
  4. 【請求項4】 収納ケースにひも状チャックを収納する
    に際し、収納する全長に対し一定量の長さを収納するご
    とに仕切りフィルムをはさみ込む請求項1〜3記載のひ
    も状チャックの収納方法。
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