JPH08323609A - ワイヤソーにおける張力低減装置 - Google Patents

ワイヤソーにおける張力低減装置

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JPH08323609A
JPH08323609A JP13432895A JP13432895A JPH08323609A JP H08323609 A JPH08323609 A JP H08323609A JP 13432895 A JP13432895 A JP 13432895A JP 13432895 A JP13432895 A JP 13432895A JP H08323609 A JPH08323609 A JP H08323609A
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JP
Japan
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wire
rotation
guide roller
tension
reducing device
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Application number
JP13432895A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Hayashi
信明 林
Shiro Murai
史朗 村井
Yukihiro Kanemichi
幸宏 金道
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Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D57/00Sawing machines or sawing devices not covered by one of the preceding groups B23D45/00 - B23D55/00
    • B23D57/003Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D57/0069Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts of devices for tensioning saw wires

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動源を必要とせず構造が簡単なワイヤ張力
低減装置を提供する。 【構成】 ワイヤ6の繰り出し側或いは巻き取り側とな
る一対のリールボビン11、12と張力付与機構15と
の間に、それぞれ張力低減装置18、19を配設する。
張力低減装置18、19には、ワイヤ6を案内するため
のガイドローラ120、121と、このガイドローラ1
20、121にワイヤ6の走行力による回転速度より速
い回転力を与えるための、前記ガイドローラ120、1
21より小径の補助ローラ130、131を設ける。こ
の補助ローラ130、131の回転力からワンウェイク
ラッチ110、111によって巻き取り側のワイヤ6を
案内するガイドローラ120、121に対してのみ、そ
の回転伝達軸142を介し回転駆動トルクを伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤソーにおけるワ
イヤの巻き取りリールボビン側での張力をメインローラ
側における切断部の張力よりも低減するためのワイヤ張
力低減装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数のメインローラ間に複数回巻き回さ
れ、平行に張設されたワイヤ列にワークを押し付けて切
断するワイヤソー装置においては、一般的に切断部での
ワイヤ列の張力が高いほど加工精度が向上する。
【0003】このようなワイヤソーでは、そのワイヤ張
力がワイヤの繰り出し側リールボビンおよび巻き取り側
リールボビンにも伝達される。特に、ワイヤの張力を高
めていくとワイヤの巻き取り側リールボビンでは、ワイ
ヤを巻き取る状況によってリールボビンのフランジ部と
ワイヤとが食い込み、そのくさび力で本体の破損につな
がる恐れがある。よって、ワイヤの高張力に絶え得るよ
うにするためには、リールボビンのボディ強度を高める
ことが必要となり、肉厚が大きな大重量のリールボビン
を採用する必要がある。
【0004】これらを解消するために、リールボビン側
と切断部側との間でワイヤの張力を分断し、切断部では
ワイヤ張力を高く、一方、リールボビン側ではワイヤ張
力を低くすることを目的とするワイヤの張力低減装置が
考案されている。
【0005】例えば、特公平4−26978号におい
て、ワイヤが、切断部と巻き取りリールボビンとの間
で、駆動モータに連結された一対の張力低減用のローラ
間に複数回巻き付けられた構成が提案されている。この
構成は、上記一対のローラに駆動モータによって回転を
与えることで、切断部と巻き取りリールボビンとの間の
張力の伝達を分断し、巻き取り側のリールボビンに伝達
されるワイヤの張力が低減されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の張力低減装置では、張力低減用のローラを駆動す
るための駆動モータや、この駆動モータの回転数を調節
するための制御装置が必要であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、請求
項1においては、張力付与機構と各リールボビンとの間
でワイヤに接触してワイヤの走行力により回転されなが
らワイヤを案内するガイドローラと、このガイドローラ
と連結されて回転される回転体と、前記ガイドローラよ
り繰り出し側でワイヤに接触してワイヤの走行力により
回転される補助ローラと、この補助ローラの回転力が伝
達される回転伝達軸と、この回転伝達軸の回転速度と前
記回転体の回転速度に差を生じさせる手段と、この回転
伝達軸と回転体間に介装され両者間の回転速度の差によ
り発生したトルクを回転体を介し前記ガイドローラへ伝
達するトルク伝達手段とにより構成している。
【0008】請求項2においては、前記ガイドローラの
径と補助ローラの径を互いに異ならせることで、両者の
回転速度に差を生じさせている。
【0009】請求項3においては、トルク伝達手段とし
て磁気によるクラッチを用いている。
【0010】請求項4においては、トルク伝達手段とし
て多板式の摩擦クラッチを用いている。
【0011】請求項5においては、補助ローラと回転伝
達軸間にワンウェイクラッチを設け、巻き取り側のワイ
ヤを案内するガイドローラ側に対してのみ前記補助ロー
ラの回転力を回転伝達軸に伝達している。
【0012】請求項6において、前記ガイドローラとロ
ーラは回転中心を互いに同軸上に配置しワイヤ走行によ
る回転方向を互いに同一にしている。
【0013】
【作用】請求項1の発明においては、トルクを伝達する
手段に特別な駆動源を用いることなく、ガイドローラよ
り繰り出し側でワイヤに接触して回転される補助ローラ
から得られる回転力とガイドローラから得られる回転力
の両者の回転速度の差によってトルクを発生させ、その
トルクがガイドローラへ伝達してガイドローラの回転速
度を高め、巻き取り側のワイヤ張力が低減される。
【0014】請求項2の発明においては、ガイドローラ
よりも小径の補助ローラを用いることで両ローラからの
回転力に速度差を発生させているため、特別な変速機構
を必要とせず、簡単な構成で、回転伝達軸と回転体間に
回転速度の差を付与することができる。
【0015】請求項3の発明においては、前記トルク伝
達手段が磁気ディスクの磁力抵抗力となっていることで
行われる。
【0016】また、請求項4の発明においては、前記ト
ルク伝達手段が多板式ディスクの摩擦抵抗力となってい
ることで行われる。
【0017】請求項5の発明においては、ワンウェイク
ラッチにより、巻き取り側のワイヤを案内するガイドロ
ーラ側においてのみ、張力低減が作用される。
【0018】請求項6の発明においては、前記ガイドロ
ーラと補助ローラの回転中心を互いに同軸上に配置する
ことにより、コンパクトな構成で確実なトルク伝達が行
える。
【0019】
【実施例】ワイヤ列にワークを押し付けて切断するワイ
ヤソーは、図1および図2に示すような概要および構成
となっている。ベッド1上にはフレーム2、コラム3お
よびフレーム4がそれぞれ立設されている。
【0020】フレーム2には、ワークWを切断するため
の切断部5が設けられている。この切断部5は、フレー
ム2にそれぞれ両端を回転自在に支持した一対の平行か
つ水平なメインローラ7、8と、このメインローラ7、
8間にワイヤ6を複数回巻き回されてなるワイヤ列で構
成されている。このメインローラ7、8のうち一方に
は、図示しない駆動用のモータが直接あるいはベルトな
どの動力伝達手段を介して接続され、そのモータの回転
力により回転駆動される。この後の説明をわかりやすく
するために、ここでは、メインローラ7が駆動用のモー
タと接続されていることとして説明する。また、もう一
方のメインローラ8は、前記メインローラ7の回転に伴
いその間に張設されているワイヤ6の走行力により従動
回転される。、 コラム3には、ワークWを支持して前
記切断部5のワイヤ列に押し付けるためのフィードユニ
ット9が上下方向に摺動自在に設けられている。フレー
ム4には、一対のリールボビン11、12がそれぞれ回
転自在に垂直に支持され、そのどちらか一方は、ワイヤ
6の繰り出し用として、他方は巻き取り用として交互に
機能する。さらに前記コラム3に固定された支持プレー
ト13には、前記一対のリールボビン11、12にそれ
ぞれ対応して一対の張力低減装置18、19が取り付け
られている。
【0021】図3に示すように、前記一対の張力低減装
置18、19は、それぞれ前記支持プレート3に固定さ
れた軸承部18a、19aに支承され、一方の張力低減
装置18は補助ローラ130、ワンウェイクラッチ11
0およびガイドローラ120等で構成され、同様に他方
の張力低減装置19も補助ローラ131、ワンウェイク
ラッチ111およびガイドローラ121等で構成されて
いる。ここでは、一方のリールボビン11を巻き取り側
とした場合のワイヤ6の走行方向が矢印にて示めされて
いる。以降、リールボビン12を繰り出し側、リールボ
ビン11を巻き取り側として説明する。
【0022】繰り出し側を示すワイヤ6A(破線で示
す)は、リールボビン12からトラバース機構14のワ
イヤガイド14aにより整然と繰り出され、張力低減装
置18の補助ローラ130と張力低減装置19のガイド
ローラ121に案内されてウエイト10を備えた張力付
与機構15のガイドローラ15aへ導かれる。ここでワ
イヤ6Aは所定の切断張力を付与されて、切断部5のメ
インローラ7、8間に巻き回され、この位置でワークW
と接触する。切断部5を出た巻き取り側を示すワイヤ6
B(実線で示す)は張力低減装置19の補助ローラ13
1と張力付与機構15のガイドローラ15bに案内され
て張力低減装置18のガイドローラ120へ導かれる。
ここでワイヤ6Bは所定の張力に低減されて、トラバー
ス機構14のワイヤガイド14bに案内されながらリー
ルボビン11に巻き取られる。
【0023】また、それぞれの張力低減装置18、19
のガイドローラ120、121と補助ローラ130、1
31との間にはワイヤ6の走行方向によって補助ローラ
130、131の回転力を伝達したり遮断したりするワ
ンウェイクラッチ110、111が設けられ、対応する
ガイドローラ120、121が巻き取り側のワイヤ6を
案内するときのみ回転力の伝達が行われるようになって
いる。
【0024】前記補助ローラ130、131は、それぞ
れのガイドローラ120、121よりも径が小さく形成
され、それぞれワイヤ6と接触してワイヤ6の走行力に
より従動回転され、その回転速度は補助ローラ130、
131とガイドローラ120、121の径差により補助
ローラ130、131の方がガイドローラ120、12
1より高い速度で回転されるように設定されている。
【0025】次に、図4は一方の張力低減装置18の断
面図を示し、図5は他方の張力低減装置19の断面図を
示す。図4において、支持プレート13に固定された軸
承部18aには回転伝達軸142の一端部が回転自在に
支持されている。この回転伝達軸142の中間部外周に
は軸受150を介して回転筒151が回転自在に支持さ
れ、この回転筒151には前記補助ローラ130が一体
的に固定されている。また、前記回転筒151と回転伝
達軸142は前記ワンウェイクラッチ110を介して連
結され、小径の補助ローラ130の一方の回転方向のみ
その回転力が回転伝達軸142に伝達されるようになっ
ている。
【0026】さらに、前記回転伝達軸142の先端部に
は回転体としての回転筒145が軸受144を介して回
転自在に支持されている。この回転筒145はその前面
側にに蓋体149が複数のボルト147によって結合さ
れ、さらにこの蓋体149には前記ガイドローラ120
を取り付けた取付け円板148が一体的に固定されてい
る。さらに、前記回転伝達軸142と回転筒145との
間にはトルク伝達手段としての磁気によるクラッチ14
0が設けられている。このクラッチ140は回転伝達軸
142にキーを介して回転方向に一体的に結合されたス
リーブ141と、このスリーブ141の外周に突設され
た磁性材料よりなる駆動ディスク143と、この駆動デ
ィスク143の両面側に対向して前記回転筒145内部
に取り付けられた一対の円盤状をなす永久磁石146、
146とで構成されている。そして、前記永久磁石14
6、146と駆動ディスク143により磁気回路が構成
されている。
【0027】以上のような構成により、図3のようにリ
ールボビン11がワイヤ6を巻き取るとき、張力低減装
置18は巻き取り側のワイヤ6Bに対し作用する。すな
わち、小径の補助ローラ130がワイヤ6Aの走行力に
より従動回転されると、補助ローラ130と一体に回転
伝達軸142が回転される。このとき、大径のガイドロ
ーラ120はワイヤ6Bの走行力により小径の補助ロー
ラ130より低い回転速度で回転されるため、回転伝達
軸142と回転筒145間において駆動ディスク143
と永久磁石146の磁気的作用により、予め調整された
所定のトルクが回転筒145に伝達される。これによ
り、ガイドローラ120に同じ回転方向へ回転駆動トル
クが付与され、ガイドローラ120の回転力を高める作
用をなす。よって、ガイドローラ120には、前記所定
のトルク以上の回転駆動トルクは伝達されない。
【0028】すなわち、補助ローラ130とガイドロー
ラ120との間に回転速度の差を生じさせることで回転
駆動トルクが発生し、そのトルクにより張力低減装置1
8のガイドローラ120に入る前のワイヤ6B(切断部
5側)と出た後のワイヤ6Bとの間に張力差が生じるこ
とになる。
【0029】一方、張力低減装置19は、図5に示すよ
うに図4の張力低減装置18とは大径のガイドローラ1
21と小径の補助ローラ131が左右逆に取り付けら
れ、その他の構造においては全く同一であり同一部分は
同一符号を示し説明は省略する。その構成から張力低減
装置19では、巻き取り側のワイヤ6Bから補助ローラ
131に回転力が発生するが、回転伝達軸142との間
に取り付けられたワンウェイクラッチ111によりその
回転力は伝達されず、したがってガイドローラ121に
対し回転駆動トルクは伝達されない。逆に、リールボビ
ン12がワイヤ6を巻き取るとき、張力低減装置19は
巻き取り側のワイヤ6に対し作用する。すなわち、小径
の補助ローラ131がワイヤ6の走行力により従動回転
されると、補助ローラ131と一体に回転伝達軸142
が回転される。このとき、大径のガイドローラ121は
ワイヤ6の走行力により小径の補助ローラ131より低
い回転速度で回転されるため、回転伝達軸142と回転
筒145間において駆動ディスク143と永久磁石14
6の磁気的作用により、予め調整された所定のトルクが
回転筒145に伝達される。これにより、ガイドローラ
121に同じ回転方向へ回転駆動トルクが付与され、ガ
イドローラ121の回転力を高める作用をなす。
【0030】すなわち、補助ローラ131とガイドロー
ラ121との間に回転速度の差を生じさせることで回転
駆動トルクが発生し、そのトルクにより張力低減装置1
9のガイドローラ121に入る前のワイヤ6と出た後の
ワイヤ6との間に張力差が生じることになる。
【0031】一方、張力低減装置18では、巻き取り側
のワイヤ6から補助ローラ130に回転力が発生する
が、回転伝達軸142との間に取り付けられたワンウェ
イクラッチ110によりその回転力は伝達されず、した
がってガイドローラ120に対し回転駆動トルクは伝達
されない。なお、トルク伝達手段として磁気によるクラ
ッチ140に代えて、多板式摩擦クラッチを用いること
も可能である。
【0032】また、前記実施例では張力低減装置18、
19のそれぞれのガイドローラ120、121とトルク
発生のための補助ローラ130、131とをたがいに同
軸状に配置したが、これに限らず、ワイヤ6が接触され
る位置であればどの位置に配置してもよい。
【0033】さらに、ガイドローラ側の回転体と補助ロ
ーラ側の回転伝達軸との間に回転速度差を発生させる手
段として、ガイドローラと補助ローラとの間に径差を設
けずに、ガイドローラと回転体との間または補助ローラ
側においてギヤ或いはベルト伝動等の変速機構を介在さ
せることも可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、張力低減装
置の駆動力がワイヤ自身の走行力より得られるれるため
に、駆動源を特に必要とせず、動力伝達のための可動部
や電気配線なども不要であり、構成が簡単になる。
【0035】請求項2によれば、ガイドローラより小径
の補助ローラを用いて両ローラの回転速度に差を持た
せ、この差により発生するトルクを伝達することでガイ
ドローラに対しワイヤ走行速度より速い回転速度を付与
するようにしたので、非常に簡単な構成で張力低減が行
える。
【0036】請求項3によれば、トルク伝達手段とし
て、磁気によるクラッチを用いることにより、部品の摩
耗がなく、簡単な構成でトルクが伝達できる。
【0037】請求項4によれば、トルク伝達手段とし
て、多板式の摩擦クラッチを用いることにより、構造が
簡単なトルク伝達手段とすることができる。
【0038】請求項5によれば、ガイドローラへの回転
伝達軸にワンウェイクラッチを設けることにより、ワイ
ヤの往復走行に対応して巻き出し側となる方のリールボ
ビンの側だけで張力低減がなされ、簡単な構成で巻き取
り側のみ張力が低減できる。
【0039】請求項6によれば、ガイドローラと補助ロ
ーラを同軸上に配置したので、トルク伝達が確実に行え
るとともに、各部材をコンパクトに組み込むことがで
き、設置スペースも小さくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるワイヤソー装置を説明するため
の展開図である。
【図2】本発明におけるワイヤソー装置の全体構成を示
す正面図である。
【図3】本発明におけるワイヤの張力低減装置の一実施
例を示す斜視図である。
【図4】本発明における一方の張力低減装置の具体的構
成を示す断面図である。
【図5】本発明における他方の張力低減装置の具体的構
成を示す断面図である。
【符号の説明】
5 切断部 6(6A、6B) ワイヤ 7、8 メインローラ 11、12 リールボビン 15 張力付与機構 18、19 張力低減装置 110、111 ワンウェイクラッチ 120、121 ガイドローラ 130、131 補助ローラ 140 トルク伝達手段としてのクラッチ 142 回転伝達軸 145 回転体としての回転筒 W ワーク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤをその走行方向によって巻き取り
    と繰り出しを行う一対のリールボビンと、ワークを切断
    するために複数のメインローラ間に巻回されたワイヤ列
    で形成されている切断部と、この切断部のワイヤ列に適
    度な張力を与えるための張力付与機構とを備えたワイヤ
    ソーにおいて、張力付与機構と各リールボビンとの間で
    ワイヤに接触してワイヤの走行力により回転されながら
    ワイヤを案内するガイドローラと、このガイドローラと
    連結された回転体と、前記ガイドローラより繰り出し側
    でワイヤに接触してワイヤの走行力により回転される補
    助ローラと、この補助ローラの回転力が伝達される回転
    伝達軸と、この回転伝達軸の回転速度と前記回転体の回
    転速度に差を生じさせる手段と、この回転伝達軸と回転
    体間に介装され両者間の回転速度の差により発生したト
    ルクを回転体を介し前記ガイドローラへ伝達するトルク
    伝達手段とを有することを特徴とするワイヤソーにおけ
    る張力低減装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドローラの径よりも前記補助ロ
    ーラの径を小さくすることで、両者間の回転速度に差を
    生じさせることを特徴とする請求項1記載のワイヤソー
    における張力低減装置。
  3. 【請求項3】 前記トルク伝達手段は、磁気によるクラ
    ッチで構成されている請求項1または2に記載のワイヤ
    ソーにおける張力低減装置。
  4. 【請求項4】 前記トルク伝達手段は、多板式の摩擦ク
    ラッチで構成されている請求項1または2に記載のワイ
    ヤソーにおける張力低減装置。
  5. 【請求項5】 前記補助ローラと回転伝達軸間にワンウ
    ェイクラッチを設け、巻き取り側のワイヤを案内するガ
    イドローラ側に対してのみ前記補助ローラの回転力が回
    転伝達軸に伝達されることを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれかに記載のワイヤソーにおける張力低減装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ガイドローラと補助ローラは回転中
    心を互いに同軸上に配置しワイヤ走行による回転方向を
    互いに同一にしていることを特徴とする請求項2ないし
    5のいずれかに記載のワイヤソーにおける張力低減装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101505638B1 (ko) * 2013-12-16 2015-03-27 신만호 전선 케이블을 펴기 위한 전선 인장 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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