JPH0832345A - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ

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Publication number
JPH0832345A
JPH0832345A JP16204894A JP16204894A JPH0832345A JP H0832345 A JPH0832345 A JP H0832345A JP 16204894 A JP16204894 A JP 16204894A JP 16204894 A JP16204894 A JP 16204894A JP H0832345 A JPH0832345 A JP H0832345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric substrate
metal
ground
conductor pattern
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP16204894A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Uchino
晃彦 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH0832345A publication Critical patent/JPH0832345A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、部品数を増加することなく、放射効
率が大きく、重量の小さい平面アンテナを提供する。 【構成】平面アンテナは、グランド金属板1と、このグ
ランド金属板1から垂直に切り起こされた3つの金属壁
2、3、4と、共振用導体パターン7の印刷された誘電
体基板6にて構成され、誘電体基板6が上記の3つの金
属壁2、3、4に固定され、誘電体基板6とグランド金
属板1は平行で、かつ間に一定の空気層14を有するよ
うに配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線機の筐体に内蔵す
る平面アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の無線機の筐体に内蔵する平
面アンテナとしては、マイクロストリップラインアンテ
ナ、パッチアンテナ、逆F型アンテナが良く採用されて
いる。これらのアンテナは全てグランドとして働く金属
板と、それと平行に配置される共振素子として働く金属
板から成り立っている。これらを実際に構成する際に
は、図4(a)(b)の上面図、側面図のように誘電体
基板27上に共振素子パターン28を形成し、その基板
をグランド金属板1に固定する方法、あるいは図5の上
面図、側面図ように薄型の誘電体基板(1mm程度かそ
れ以下)6上に共振素子パターン29を形成し、誘電体
スペーサ30を介してグランド金属板1に固定する方法
などが用いられる。給電は、金属ピン、同軸ケーブル芯
線、あるいはスルーホール等を用いて、誘電体基板上に
て行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4のような構成の平
面アンテナの場合、共振素子パターン28とグランド金
属板1の間にはすべて誘電体が充填されており、誘電体
損失による放射効率の劣化が起こる。また、アンテナと
しての重量が大きい。
【0004】また、図5のような構成の平面アンテナの
場合、共振素子パターン29とグランド金属板1の間に
充填された誘電体の割合は少なくなり、かわりに空気層
が存在しているが、グランド金属板1と誘電体基板6の
間隔を保持するための誘電体スペーサ30による損失が
若干あり、放射効率が劣化する。また、部品数が金属
板、誘電体基板、誘電体スペーサの3点に増加してしま
う。また、スペーサが必要な分アンテナとしての重量が
大きい。
【0005】本発明の目的は、部品数を増加することな
く、放射効率が大きく、重量の小さい平面アンテナを提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、金属のグランド板と、該グランド板から
垂直に立ち上がる3つ以上の金属壁と、共振用導体パタ
ーンの形成された誘電体基板にて構成され、誘電体基板
が上記の3つ以上の金属壁に固定され、誘電体基板とグ
ランド板は平行で、かつ間に一定の空間を有するように
配置されたことを特徴とする平面アンテナを提供する。
【0007】
【作用】本発明の平面アンテナは、グランド金属板から
垂直に立ち上がった3つ以上の金属壁に誘電体基板を固
定し、しかも誘電体基板とグランド金属板の間には一定
の空間を有するため、部品点数を増加することなく、放
射効率が大きく、重量を小さくすることができる。
【0008】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。図1の上面図、側面図は本発明の平面アンテナ
の第1実施例を示す図である。グランド金属板1には、
切り起こした金属壁2、3、4が垂直に立ち上がってお
り各金属壁の先端部にはそれぞれ段差5が存在する。ま
た、薄型の誘電体基板6には共振用導体パターン7が上
面に形成されており、また固定用の穴8、9、10と、
その回りに固定用導体パターン11、12、13が形成
されている。金属壁2は固定用穴8に段差5の位置まで
挿入され、固定用導体パターン11に半田付けにて固定
される。同様に金属壁3は固定用穴9に挿入後、固定用
導体パターン12に半田付けされ、金属壁4は固定用穴
10に挿入後、固定用導体パターン13に半田付けされ
る。誘電体基板6とグランド金属板1の間には空気層1
4が存在する。なお、共振用導体パターン7は接地され
ておらず、動作的には実効周囲長λのパッチアンテナと
なっている。誘電体基板6の厚みは空気層よりもかなり
小さいため、誘電体損失は非常に小さい値となる。給電
は、金属ピン、同軸ケーブル芯線、あるいはスルーホー
ル等を用いて、誘電体基板上にて行なえば良い。
【0009】図2(a)(b)の上面図、側面図は本発
明の平面アンテナの第2実施例を示す図である。グラン
ド金属板1には、切り起こした金属壁2、3と端部から
折り曲げた長い金属壁15が垂直に立ち上がっており、
金属壁2、3には段差5が、金属壁15には角穴16が
存在する。また、薄型の誘電体基板6には共振用導体パ
ターン17が上面に形成されており、また固定用穴8、
9、固定用導体パターン11、12、固定用突起18が
形成されている。金属壁2は固定用穴8に段差5の位置
まで挿入され、固定用導体パターン11に半田付けにて
固定される。同様に金属壁3は固定用穴9に挿入後、固
定用導体パターン12に半田付けされる。また、誘電体
基板6の固定用突起18は金属壁15の角穴16に挿入
され、共振用導体パターン17と角穴16近辺の金属壁
15が半田付けにより接続される。誘電体基板6とグラ
ンド金属板1の間には空気層14が存在する。なお、共
振用導体パターン17は固定用突起部18にて電気的に
グランド金属板に接地されており、動作的には片側短絡
λ/4マイクロストリップラインアンテナとなってい
る。誘電体基板6の厚みは空気層よりもかなり小さいた
め、誘電体損失は非常に小さい値となる。
【0010】図3(a)(b)の上面図、側面図は本発
明の平面アンテナの第3実施例を示す図である。グラン
ド金属板1には、金属角柱19、20と細い金属円柱2
1が垂直に立ち上がっている。また、薄型の誘電体基板
6には共振用導体パターン22が上面に形成されてお
り、固定用スルーホール23が設けられている。金属角
柱19、20はそれぞれ基板の下面の固定位置24、2
5に接着剤で固定され、金属円柱21は固定用スルーホ
ール23を貫通して半田付けにより接続される。誘電体
基板6とグランド金属板1の間には空気層14が存在す
る。
【0011】なお、共振用導体パターン22は固定用ス
ルーホール23にて電気的にグランド金属板1に接地さ
れており、パターン上の場所26にてオフセット給電を
行ってインピーダンス整合をとるとすると、動作的には
逆F型アンテナとなる。誘電体基板6の厚みは空気層よ
りもかなり小さいため、誘電体損失は非常に小さい値と
なる。
【0012】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の平面ア
ンテナは、金属のグランド板と、そのグランド板から垂
直に立ち上がる3つ以上の金属壁と、共振用導体パター
ンの形成された誘電体基板にて構成され、誘電体基板が
上記の3つ以上の金属壁に固定されるので、誘電体基板
とグランド板は平行で、かつ間に一定の空間を有するよ
うに配置することができるため、誘電体損失の低減によ
って放射効率が増加する。さらに、部品数を増加させず
に重量を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面アンテナの第1実施例を示す
(a)は上面図、(b)は側面図。
【図2】本発明の平面アンテナの第2実施例を示す
(a)は上面図、(b)は側面図。
【図3】本発明の平面アンテナの第3実施例を示す
(a)は上面図、(b)は側面図。
【図4】従来の平面アンテナを示す(a)は上面図、
(b)は側面図。
【図5】従来の平面アンテナを示す(a)は上面図、
(b)は側面図。
【符号の説明】
1 グランド金属板 2〜4 切り起こし金属壁 5 段差 6 薄型の誘電体基板 7 共振用導体パターン 8〜10 固定用の穴 11〜13 固定用導体パターン 14 空気層 15 折り曲げ金属壁 16 角穴 17 共振用導体パターン 18 固定用突起 19、20 金属角柱 21 金属円柱 22 共振用導体パターン 23 固定用スルーホール 24、25 固定位置 26 給電点 27 誘電体基板 28 共振用導体パターン 29 共振用導体パターン 30 誘電体スペーサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属のグランド板と、該グランド板から垂
    直に立ち上がる3つ以上の金属壁と、共振用導体パター
    ンの形成された誘電体基板にて構成され、 誘電体基板が上記の3つ以上の金属壁に固定され、 誘電体基板とグランド板は平行で、かつ間に一定の空間
    を有するように配置されたことを特徴とする平面アンテ
    ナ。
JP16204894A 1994-07-14 1994-07-14 平面アンテナ Pending JPH0832345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16204894A JPH0832345A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 平面アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16204894A JPH0832345A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 平面アンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0832345A true JPH0832345A (ja) 1996-02-02

Family

ID=15747110

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16204894A Pending JPH0832345A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 平面アンテナ

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JP (1) JPH0832345A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105990691A (zh) * 2015-01-30 2016-10-05 深圳光启高等理工研究院 一种天线及通信设备
WO2019240535A1 (en) * 2018-06-14 2019-12-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Antenna including conductive pattern and electronic device including the same
WO2023157715A1 (ja) * 2022-02-16 2023-08-24 株式会社デンソーテン アンテナ装置

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