JPH08322958A - スプリンクラーヘッドの取り付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプリンクラーヘッドを配管の継手に接続す
る構造であって、スプリンクラーヘッドの取り付け時に
は単に継手にスプリンクラーヘッドの取り付け部を挿入
するだけで接続ができ、またスプリンクラーヘッドが外
的衝撃を受けて変形したり、環境条件で腐食したりして
交換しなければならないときには、一人の作業者が天井
下面で容易に交換をすることができる。 【構成】 スプリンクラーヘッドＳの取り付け部に突起
１３を設置し、挿入継手Ｊの挿入部１には係合溝２が刻
設してある。該係合溝は挿入部１の下端から略中央まで
刻設した縦溝３と、該縦溝の上端から略９０度横方に刻
設した横溝４と、該横溝の端部から少し下方に刻設した
停止溝５が連通したものである。スプリンクラーヘッド
の取り付け時、スプリンクラーヘッドの取り付け部を挿
入継手の挿入部に挿入し、突起を係合溝内を移動させて
停止溝に係合させることにより、スプリンクラーヘッド
を堅固に取り付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、消火用のスプリンクラ
ーヘッドを天井内の配管の挿入継手に取り付ける構造に
関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のスプリンクラーヘッドは、取り付
け部にテーパー状牡ネジが螺設されており、またスプリ
ンクラーヘッドを取り付ける配管先端の挿入継手には、
テーパー状牝ネジが螺設されていて、スプリンクラーヘ
ッドの取り付けは、挿入継手にスプリンクラーヘッドの
取り付け部を螺合するというネジ式の取り付け構造であ
った。

【０００３】従って、従来のスプリンクラーヘッドの取
り付けは、先ずスプリンクラーヘッドの取り付け部にシ
ールテープを巻回したり、シール剤を塗布したりしたス
プリンクラーヘッドを用意しておき、作業者が脚立や足
場に乗って天井に近づき、次に天井に穿設された取り付
け穴からスプリンクラーヘッドを挿入継手に螺合する。
このとき、スプリンクラーヘッドの取り付け部にはシー
ルテープやシール剤が厚く付いているため螺合が困難で
あり、レンチのような工具を用いなければ螺合できなか
った。また挿入継手とスプリンクラーヘッドとを水密状
態にするため、相当強力に締め付けなければならなかっ
た。

【０００４】スプリンクラーヘッドの取り付けは、この
ように不自然な姿勢で、しかも螺合に強い力を要する作
業であり、しかも大きな建物にはワンフロアーに何百
個、建物全体では何千個という大量のスプリンクラーヘ
ッドを取り付けなければならないため、その取り付けは
作業者にとって大変に労力を要するものであった。

【０００５】そのため、近時ではスプリンクラーヘッド
の取り付けが螺合でなく、単にスプリンクラーヘッドを
挿入するだけで簡単に行えるという挿入式の取り付け構
造が提案されている。（特開平４−２２３２７号公報、
実開平６−４６７号公報）

【０００６】本発明出願人が提案した特開平４−２２３
２７号の発明は、スプリンクラーヘッドの取り付け部に
係止溝が刻設されており、配管側の挿入継手の内側に逆
止リングが設置されていて、取り付け部を挿入継手に挿
入したときに係止溝を逆止リングに引っ掛けてスプリン
クラーヘッドの脱落を防止したものである。また実開平
６−４６７号の考案は、挿入継手（ワンタッチ継手）の
内側に出没可能なボールが複数個設置されており、スプ
リンクラーヘッドの取り付け部にはボールを係合できる
環状の溝が刻設されていて、スプリンクラーヘッドの取
り付け部を挿入継手に挿入し、ボールを溝に係合してか
らロック部材でボールの戻りを抑えることによりスプリ
ンクラーヘッドの脱落を防止したものである。

【０００７】従来の挿入式取り付け構造は、スプリンク
ラーヘッドの取り付け時、単に取り付け部を挿入継手に
挿入するだけであるため、ネジ式取り付け構造よりも作
業が簡単であり、作業者の労力軽減に大変に貢献するも
のであった。

【０００８】ところでスプリンクラーヘッドは火災が発
生して分解部分が分解した場合は、新しいスプリンクラ
ーヘッドと交換しなければならないが、火災が発生しな
い限り、交換の必要がないという恒久的なものと考えら
れていた。しかしながら、この恒久的なスプリンクラー
ヘッドでも交換をしなければならないことがある。それ
はスプリンクラーヘッドが下を通る人の持つ長い物に当
たって変形したり、スプリンクラーヘッドの取り付け場
所の環境が悪いために腐食したりした場合は、漏水や暴
発、さらには美観を損なうようになるため、火災で作動
しなくとも交換しなければならなくなる。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】従来の挿入式の取り付
け構造は、スプリンクラーヘッドの交換で、スプリンク
ラーヘッドを取り外すときに、挿入継手本体の螺合を解
いたり、挿入継手のロック部材を上方に上げたりする作
業を行わなければならないものであったが、挿入継手の
螺合部やロック部材が天井面よりも上、即ち天井内にあ
るため、天井下部からは取り外し作業はできなかった。
そのため、従来の挿入式取り付け構造のものは、一人の
作業者が天井内に入り込み、挿入継手の螺合を解いた
り、ロック部材を上方に上げたりする作業を行い、もう
一人の作業者が天井の下面にいてスプリンクラーヘッド
の取り外しを行わなければならなかった。つまり、従来
の挿入式の取り付け構造は、スプリンクラーヘッドの交
換に必ず二人の作業者が必要となるものであった。

【００１０】本発明は、スプリンクラーヘッドの取り付
けは、従来の挿入式と同様、スプリンクラーヘッドの取
り付け部を挿入継手に挿入するだけという簡単な作業で
済み、しかもスプリンクラーヘッドの交換は、一人の作
業者が天井の下面で簡単に行えるというスプリンクラー
ヘッドの取り付け構造を提供することにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明は、天井内の配管
の挿入継手とスプリンクラーヘッドとの取り付け構造で
あって、スプリンクラーヘッドの取り付け部または挿入
継手の挿入部に突起が設置されているとともに、挿入継
手の挿入部またはスプリンクラーヘッドの取り付け部に
は該突起を係合することのできる係合溝が形成されてい
ることを特徴とするスプリンクラーヘッドの取り付け構
造である。

【００１２】

【作用】スプリンクラーヘッドの取り付け部または挿入
継手の挿入部に突起を設置し、該突起と略同一位置とな
る挿入継手の挿入部またはスプリンクラーヘッドの取り
付け部に係合溝を形成して、スプリンクラーヘッドの取
り付け時に突起を係合溝に係合するだけでスプリンクラ
ーヘッドの脱落を防ぐようにし、スプリンクラーヘッド
を取り外すときにはスプリンクラーヘッドを回動して突
起と溝の係合を外すだけで済むようにしたため、スプリ
ンクラーヘッドを取り外すときに挿入継手の螺合を解い
たり、ロック部材を上方に上げたりする複雑な作業をす
る必要がない。

【００１３】

【実施例】以下図面に基づいて本発明を説明する。図１
は本発明の第１実施例であり、取り付け前の挿入継手の
斜視断面図とスプリンクラーヘッドの斜視図、図２は第
１実施例で挿入継手にスプリンクラーヘッドを取り付け
た状態の正面断面図、図３は本発明の第２実施例であ
り、取り付け前の挿入継手の斜視断面図とスプリンクラ
ーヘッドの斜視図、図４は第２実施例で挿入継手にスプ
リンクラーヘッドを取り付けた状態の正面断面図、図５
は第２実施例の挿入継手に設置する突起の拡大斜視図で
ある。

【００１４】先ず第１実施例の取り付け構造について説
明する。挿入継手Ｊは円筒形であり、下部内側が挿入部
１となっている。挿入部１は後述スプリンクラーヘッド
の取り付け部が容易に挿入できる内径であり、その高さ
はスプリンクラーヘッドの取り付け部より少し高くなっ
ている。

【００１５】挿入部１には係合溝２が刻設されている。
該係合溝は、挿入部下端から上方向途中まで刻設された
縦溝３、縦溝３の上部から横方略９０度回転した位置ま
で刻設された横溝４、そして横溝４の端部から下方に少
し下がった係止溝５が連続している。係合溝は、挿入部
１の図示しない対向する位置にも刻設されている。

【００１６】挿入部１の上端より少し下方となるところ
には、環状の溝が刻設され、その中にＯリング６が嵌合
されている。挿入部１の上端は内方フランジ７が形成さ
れており、該内方フランジには上部にフランジを有する
押圧円筒体８が摺動自在に設置されている。

【００１７】押圧円筒体８から少し間隔をおいた上部に
は、固定リング９が螺合されており、固定リング９と押
圧円筒体８間には圧縮バネ１０が設置されている。従っ
て、押圧円筒体８は常時、圧縮バネ１０で下方にバネ付
勢された状態となっている。また固定リング９の上部に
は、図示しない天井配管に接続するための牝ネジ１１が
螺設されている。

【００１８】次に、上記挿入継手に取り付けるスプリン
クラーヘッドについて説明する。実施例に示すスプリン
クラーヘッドは、フラッシュ型スプリンクラーヘッドと
称するもので、平時はデフレクターと感熱分解部分がフ
レームの中に収納されており、火災が発生すると、デフ
レクターを保持していた感熱分解部分が火災の熱で分解
し、デフレクターを一定距離だけ落下させ、ノズルから
噴出してきた水をデフレクターで四方に散布して消火を
行うものである。

【００１９】スプリンクラーヘッドＳの取り付け部１２
は、前述挿入継手の挿入部１に容易に挿入できる円筒形
であり、両側には突起１３、１３が設置されている。突
起１３、１３の設置位置は、取り付け部１２を挿入継手
Ｊの挿入部１に挿入したときに挿入継手の横溝４と略一
致するところである。

【００２０】続いて第１実施例における挿入継手とスプ
リンクラーヘッドとの取り付けについて説明する。図示
しない天井配管には挿入継手Ｊが牝ネジ１１の螺合によ
り接続されている。挿入継手Ｊの位置は図示しない天井
面よりも少し上方である。

【００２１】先ず初めに取り付け部２の両側に設置され
た一対の突起１３、１３を挿入継手Ｊの一対の縦溝３、
３にあてがい、スプリンクラーヘッドＳを上方に押し上
げる。このときスプリンクラーヘッドの取り付け部１２
の上端はＯリング６に接触するため、上方への押し上げ
に少し抵抗があるようになる。そしてさらにスプリンク
ラーヘッドを上方に押し上げると今度は押圧円筒体８の
下部に当たり、圧縮バネ１０のバネ付勢でさらに上方へ
の押し上げに抵抗がある。このバネ付勢に抗してスプリ
ンクラーヘッドをさらに押し上げると、突起１３、１３
は縦溝３の上端に当たってそれ以上の上方への押し上げ
が止められる。ここでスプリンクラーヘッドを右方に回
動させると、突起１３、１３は、今度は横溝４に沿って
略９０度回転移動し、横溝４の端部に当たって移動が止
まる。ここで上方に押し上げていた手をスプリンクラー
ヘッドから離すと、取り付け部１２の上部がバネ付勢さ
れた押圧円筒体８で下方に押圧されるため、突起１３、
１３は下方に刻設された停止溝５内に移動する。停止溝
５は長さが短いため、スプリンクラーヘッドＳは少し下
がる程度であり、取り付け部の上部はＯリング６に接し
た状態、即ち水密状態となっている。突起が停止溝に入
ってしまうと、スプリンクラーヘッドは回転できず、そ
のままでは容易に外すことができなくなる。

【００２２】次に第１実施例の取り付け構造におけるス
プリンクラーヘッドの取り外しについて説明する。たと
えばスプリンクラーヘッドが下を歩く人の持つ長い物に
当たるような外的衝撃で変形し、漏水が起こった場合
は、配管途中のバルブを閉めてからスプリンクラーヘッ
ドの取り外しを行う。このとき、変形したスプリンクラ
ーヘッドを上方に押し上げ、突起１３、１３を停止溝５
の上部に移動させ、取り付け時とは逆の左方向に回動
し、突起を横溝４に沿って移動させる。そして突起１
３、１３が縦溝３の上部に達したならば、縦溝３に沿っ
て突起を下方に移動させる。するとスプリンクラーヘッ
ドは簡単に取り外せるようになる。このようにして変形
したスプリンクラーヘッドを取り外したならば、新しい
スプリンクラーヘッドを前述のような取り付け作業を行
って取り付ける。

【００２３】次に本発明の第２実施例について説明す
る。第２実施例で第１実施例と同一部分は同一符号を付
し、その詳細な説明は省略する。

【００２４】挿入継手Ｊの挿入部１の両側には出没可能
な突起１４、１４が設置されている。突起１４は、図５
に示すように円形の台１５の上に係合片１６が形成され
たものである。係合片１６は箱状体の下面を斜め上方に
切断した形状となっている。該突起を設置する挿入継手
Ｊには突起の台１５と略同一径の円形の穴１７が外側か
ら穿設されており、穴１７は内側となるところが係合片
１６の幅広面と略同一の矩形の穴となっている。従って
台１５を穴１７の円形部に挿入し、係合片１６を穴１７
の矩形部に挿入すれば、突起１４は穴１７内を円滑に摺
動するようになる。穴１７に突起１４、圧縮バネ１８を
設置し、さらに蓋部材１９を螺合することにより、突起
１４は挿入継手Ｊの内方にバネ付勢される。

【００２５】挿入継手ＪのＯリング６、内方フランジ
７、押圧円筒体８、固定リング９、圧縮バネ１０、牝ネ
ジ１１は第１実施例の挿入継手と同一のものである。

【００２６】スプリンクラーヘッドＳの取り付け部１２
は、前述挿入継手Ｊの挿入部１に容易に挿入できる円筒
形であり、その両側には係合溝２０、２０が刻設されて
いる。係合溝２０、２０の刻設位置は、取り付け部１２
を挿入継手Ｊの挿入部１に挿入したときに突起１４、１
４と略一致するところである。

【００２７】続いて第２実施例における挿入継手とスプ
リンクラーヘッドとの取り付けについて説明する。

【００２８】先ず、挿入継手Ｊの突起１４、１４の位置
にスプリンクラーヘッドＳの取り付け部１２の係合溝２
０、２０とが一致するようにして挿入部１に取り付け部
１２を挿入する。このとき突起１４、１４は底面が斜め
上方に切断した形状であり、取り付け部１２の上部は突
起の傾斜面を押しながら上方に押し上げられるため、突
起は外側方向に押し戻される。そして取り付け部１２の
先端がＯリング６に接触し、さらに押し上げられて押圧
円筒体８に当たり、圧縮バネ１０でバネ付勢された押圧
円筒体を少し押し上げると、取り付け部１２の係合溝２
０、２０が突起１４、１４に達する。すると突起１４、
１４はバネ力により係合溝２０、２０に入り込む。突起
１４と係合溝２０とが係合されると、突起１４の上部に
係合溝２０の上部が引っ掛かるようになるため、スプリ
ンクラーヘッドＳは脱落しなくなる。

【００２９】第２実施例でスプリンクラーヘッドの取り
付け前に挿入継手の突起とスプリンクラーヘッドの係合
溝を一致させるために、挿入継手の下部に突起の位置を
示す印を付したり、スプリンクラーヘッドの外部に係合
溝の位置を示す印を付したりしておくと、突起と係合溝
の係合が容易となる。

【００３０】第２実施例でスプリンクラーヘッドを取り
外すときには、スプリンクラーヘッドを左右どちらかに
回転させて取り付け部の係合溝を挿入継手の突起からず
らせ、その後スプリンクラーヘッドを下方に引けばスプ
リンクラーヘッドを容易に取り外すことができるもので
ある。

【００３１】なお、実施例では挿入継手と図示しない配
管との接続は、挿入継手と配管とを螺合して接続するよ
うに挿入継手の上部に牝ネジを螺設したもので示した
が、挿入継手と配管の接続は螺合に限らず挿入継手と配
管とが一体化されたものであってもよいことはいうまで
もない。また実施例ではスプリンクラーヘッドまたは挿
入継手に設置する突起や係合溝を対向する位置に二箇所
にしてあるが、これらは一箇所であっても全く同一の効
果を奏するものである。

【００３２】

【発明の効果】以上説明した如く、本発明の取り付け構
造は、スプリンクラーヘッドの取り付けがスプリンクラ
ーヘッドを挿入継手に挿入するだけで容易に行え、しか
も取り付け後のスプリンクラーヘッドはスプリンクラー
ヘッドや挿入継手の突起と係合溝とが堅固に係合される
ため脱落の心配が全くないという作業性、信頼性に優れ
たものである。さらに本発明の取り付け構造は、スプリ
ンクラーヘッドが外的衝撃や環境条件で変形したり、腐
食したりして交換しなければならない場合は、作業者一
人が天井下面にいてスプリンクラーヘッドを回転させる
だけで容易に取り外すことができるため、従来の挿入式
構造のように作業者の一人が天井内に入り込んで挿入継
手の螺合部を緩めたり、ロック部材を外す等の複雑な作
業を要しなくても済むという取り扱いにも優れたもので
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例であり、取り付け前の挿入
継手の斜視断面図とスプリンクラーヘッドの斜視図

【図２】第１実施例で挿入継手にスプリンクラーヘッド
を取り付けた状態の正面断面図

【図３】本発明の第２実施例であり、取り付け前の挿入
継手の斜視断面図とスプリンクラーヘッドの斜視図

【図４】第２実施例で挿入継手にスプリンクラーヘッド
を取り付けた状態の正面断面図

【図５】第２実施例の挿入継手に設置する突起の拡大斜
視図

【符号の説明】

Ｓ スプリンクラーヘッド Ｊ 挿入継手 １ 挿入部 ２ 係合溝 ６ Ｏリング ８ 押圧円筒体 ９ 固定リング １０ 圧縮バネ １２ 取り付け部 １３ 突起

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 天井内の配管の挿入継手とスプリンクラ
   ーヘッドとの取り付け構造であって、スプリンクラーヘ
   ッドの取り付け部または挿入継手の挿入部に突起が設置
   されているとともに、挿入継手の挿入部またはスプリン
   クラーヘッドの取り付け部には該突起を係合することの
   できる係合溝が形成されていることを特徴とするスプリ
   ンクラーヘッドの取り付け構造。
2. 【請求項２】 前記挿入継手の挿入部に形成された係合
   溝は、挿入部の下端から縦方に略中央まで刻設された縦
   溝と、該縦溝の上端から横方に刻設された横溝と、該横
   溝から少し下方に刻設された停止溝が連通した形状であ
   り、スプリンクラーヘッドに設置された突起は該係合溝
   に沿って移動することができる形状であることを特徴と
   する請求項１記載のスプリンクラーヘッドの取り付け構
   造。
3. 【請求項３】 前記スプリンクラーヘッドに形成された
   係合溝は、スプリンクラーヘッドの突起が係合されたと
   きに、スプリンクラーヘッドを落下させない形状であ
   り、挿入継手に設置された突起は圧縮バネにより内方に
   バネ付勢されていてスプリンクラーヘッドの係合溝に係
   合できる形状であることを特徴とする請求項１記載のス
   プリンクラーヘッドの取り付け構造。