JPH08322143A - ファースト・トランジェントノイズ抑制機能付き通信装置用電力供給装置 - Google Patents

ファースト・トランジェントノイズ抑制機能付き通信装置用電力供給装置

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JPH08322143A
JPH08322143A JP12861795A JP12861795A JPH08322143A JP H08322143 A JPH08322143 A JP H08322143A JP 12861795 A JP12861795 A JP 12861795A JP 12861795 A JP12861795 A JP 12861795A JP H08322143 A JPH08322143 A JP H08322143A
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Yoshiro Katsuyama
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ファースト・トランジェントノイ
ズ抑制機能付き通信装置用電力供給装置に関し、簡素な
回路構成のものを使用するだけで、ファースト・トラン
ジェントノイズを十分に抑制できるようにすることを目
的とする。 【構成】 電源1と、通信装置用電源5とをそなえ、給
電線7のリターン線8とアース線11との間に、これら
の線間のノイズ電位差のピーク電圧をクランプする第1
サージ吸収素子2が介装されるとともに、第1サージ吸
収素子2の介装位置よりも後段側のリターン線8とアー
ス線11との間において、ファースト・トランジェント
ノイズの立ち上がり時間を遅らせるキャパシタンス3が
介装され、且つ、キャパシタンス3の配設位置よりも後
段側における給電線7及びリターン線8との間に、ノイ
ズ電圧をクランプする第2サージ吸収素子4が介装さ
れ、通信装置用電源5内の変圧器5Aの巻線間の漂遊容
量を通じて動作電圧給電線9の電位を上昇させる速度
を、通信装置用電源5の許容できる入力電圧範囲と応答
時間範囲に抑えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図7〜図11) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1, 図2) 作用(図1, 図2) 実施例 ・第1実施例の説明(図3〜図5) ・第2実施例の説明(図6) ・その他 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、ファースト・トランジ
ェントノイズ抑制機能付き通信装置用電力供給装置に関
する。
【0003】
【従来の技術】従来より、図7に示すように、ディジタ
ル通信装置(ディジタル回路)101は、その電力供給
系に、通信装置用電源100をそなえており、この通信
装置用電源100は、直流電源(−48V電圧源)から
の電圧を、直流給電線102とG線(直流給電線102
のリターン線)103とを介して供給されることによ
り、この電圧を内部の変圧器100Aで電圧変換して、
ディジタル通信装置101へ5V線(動作電圧給電線)
104と、E線(アース線)105とを介して供給する
ようになっている。
【0004】そして、このような通信装置については、
装置の直流給電ラインに、図7において図示はしない
が、バリスタやアレスタ等を取り付けて、雷サージ対策
を施しており、かかる雷サージ対策を確認するために、
バリスタやアレスタを介して被試験装置に、例えば立ち
上がり時間が数10μ秒のサージ電圧を1回印加するこ
とにより、雷サージ試験を実施している。
【0005】また、上記の通信装置をAM放送などの送
信アンテナの近くに設置した場合は、電源ラインを通じ
て通信装置に混入したAM放送波が通信装置を誤動作さ
せたり、AM放送が通信装置のスピーカーから聞こえる
などのおそれがあるため、装置の電源ラインの入口にや
はり図7に図示はしないが、市販のLCフィルタを取り
付けている。
【0006】ところで、最近は、例えば立ち上がり時間
が5n秒で2kV程度のファースト・トランジェントノ
イズ(このファースト・トランジェントノイズはバリス
タやアレスタ等のサージ吸収素子の応答時間の遅れによ
り吸収しきれずに残ったサージノイズのことをいい、ビ
ル付設の動力用モータから出されるノイズがこのファー
スト・トランジェントノイズとなることが多く、その波
形は例えば図8のようになる)に対しても、これを抑制
したいとの要請があり、このためファースト・トランジ
ェントノイズ試験を義務づける場合もある。
【0007】ここで、ファースト・トランジェントノイ
ズ試験は、図8に示すようなパルス状のファースト・ト
ランジェントノイズを、図9,図10に示すように、時
間t1間隔で合計t2時間だけバースト状に供給し、こ
のバースト状信号を時間t3間隔で所要時間供給するこ
とにより、図11に示すようなファースト・トランジェ
ントノイズ試験設備を用いて行なう。
【0008】なお、図11において、符号200は被試
験装置、201は絶縁材製支持部材、202は鉄材製ア
ース部材、203は遮蔽壁である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファー
スト・トランジェントノイズは立ち上がり時間が非常に
速いため、従来の雷サージ対策を施した通信装置用電力
供給装置では、ファースト・トランジェントノイズを抑
制できないという課題がある。また、ファースト・トラ
ンジェントノイズは立ち上がり5nsの繰り返し波形で
あるため、高調波まで考えると200〜300MHzの
高周波帯域までエネルギーが存在し、LCフィルタだけ
では30MHz以上のノイズを削減できない。もし、フ
ァースト・トランジェントノイズをLCフィルタだけで
吸収しようとすると、多段のLCフィルタが必要にな
り、このためフィルタのサイズが大きくなり、装置への
搭載は不可能となる。
【0010】さらに、LCフィルタは、10kHz〜3
0MHzのAM放送波周波数帯域で、20〜40dBの
減衰効果をもつバンドエリミネートフィルタであり、理
想的にはローパスフィルタであるが、実際にはコイル巻
線間の漂遊容量や、コンデンサのリードインダクタンス
などにより、40MHz以上の周波数ではフィルタの役
割を果たさなくなるため、AM放送波対策においても、
有効な働きが得られないという課題がある。
【0011】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、近年新規に試験要求項目として着目されてい
るファースト・トランジェントノイズについても、簡素
な回路構成のものを使用するだけで、十分に抑制できる
ようにした、ファースト・トランジェントノイズ抑制機
能付き通信装置用電力供給装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、この図1において、1は電源、2は第1サー
ジ吸収素子、3はキャパシタンス、4は第2サージ吸収
素子である。また5は通信装置用電源、6はディジタル
回路として構成される通信装置である。ここで、電源1
と通信装置用電源5とは、給電線7および給電線7のリ
ターン線8を介して接続されており、通信装置用電源5
と通信装置6は、動作電圧給電線9と基準電位線10経
由でアース線11を介して接続されている。
【0013】さらに、第1サージ吸収素子2は、上記の
リターン線8とアース線11との間に介装されて、これ
らの線間のノイズ電位差のピーク電圧をクランプするも
のである。また、キャパシタンス3は、第1サージ吸収
素子2の介装位置よりも後段側の上記のリターン線8と
アース線11との間に介装されて、ファースト・トラン
ジェントノイズの立ち上がり時間を遅らせるものであ
る。さらに第2サージ吸収素子4は、キャパシタンス3
の配設位置よりも後段側の上記の給電線7とリターン線
8との間に介装されて、ノイズ電圧をクランプするもの
である。
【0014】また、通信装置用電源5は、電源1からの
電圧を内部の変圧器5Aで変換して、通信装置6に通信
装置用電圧を供給するものであり、通信装置用電源5内
の変圧器5Aの巻線間の漂流容量を通じて、動作電圧給
電線9の電位を上昇させる速度を、通信装置用電源5の
許容できる入力電圧範囲と応答時間範囲に抑えるように
構成されている。
【0015】なお、第1サージ吸収素子2のクランプ電
圧を、通信装置付設の回路の動作により上記の給電線7
とリターン線8との間に流れる動作電流と配線抵抗によ
り発生するリターン線8の電圧降下に起因して動作電流
の流れない安定したアース線との間に発生したアース電
位差よりも大きくなるように設定するとともに、通信装
置の信号伝送に使用される平衡伝送素子の耐電圧よりも
小さくなるように設定することもできる。
【0016】図2は本発明の原理説明図であり、この図
2において、12は電源、13は第1サージ吸収素子、
14はキャパシタンス、15は抵抗である。また、16
は通信装置用電源であり、この通信装置用電源16は、
電源からの電圧を内部の変圧器16Aで変換して、通信
装置に通信装置用電圧を供給するものであり、抵抗16
B、キャパシタンス16Cをそなえている。さらに、1
7はディジタル回路として構成される通信装置である。
【0017】ここで、電源12と通信装置用電源16と
は、給電線18および給電線のリターン線19を介して
接続されており、通信装置用電源16と通信装置17と
は、動作電圧給電線20と基準電位線21経由でアース
線22を介して接続されている。さらに、上記のリター
ン線19とアース線22との間には、電源12に近い方
から順に、第1サージ吸収素子13, キャパシタンス1
4および抵抗15が介装されている。ここで、まず第1
サージ吸収素子13は、上記のリターン線19とアース
線22との線間のノイズ電位差のピーク電圧をクランプ
するものであり、キャパシタンス14は、ファースト・
トランジェントノイズの立ち上がり時間を遅らせるもの
であり、抵抗15は、高周波エネルギーを消費するため
に使用されるものである。
【0018】また、抵抗17A、キャパシタンス17B
は、通信装置用電源17内において、上記の基準電位線
22とリターン線20とを接続している。なお、抵抗1
5の後段側における上記の給電線18とリターン線19
との間に、クランプ電圧のバラツキが少なく応答時間の
速い第2サージ吸収素子、さらに、通信装置用電源16
の出力側における上記の動作電圧給電線20と基準電位
線21との間に、クランプ電圧のバラツキが少なく応答
時間の速い第3サージ吸収素子をそれぞれ介装してもよ
い。
【0019】
【作用】上述の図1に示す本発明のファースト・トラン
ジェントノイズ抑制機能付き通信装置用電力供給装置で
は、まず、発生したファースト・トランジェントノイズ
のピーク電圧を、第1サージ吸収素子2でクランプし
(このときのクランプ電圧Vcramp は、Vge<Vcramp
<Vi となるように設定するのが好ましい)、キャパシ
タンス3でファースト・トランジェントノイズの立ち上
がり時間を遅らせた後、第2サージ吸収素子4でノイズ
電圧をクランプする。
【0020】その後、リターン線8にのったファースト
・トランジェントノイズを、通信装置用電源5内の変圧
器5Aの巻線間の漂遊容量を通すことにより抑制する。
すなわち、通信装置用電源5は、通信装置用電源5内の
変圧器5Aの巻線間の漂流容量を通じて、動作電圧給電
線9の電位を上昇させる速度を、通信装置用電源5の許
容できる入力電圧範囲と応答時間範囲に抑える。
【0021】また、上述の図2に示す本発明のファース
ト・トランジェントノイズ抑制機能付き通信装置用電力
供給装置においては、まず、発生したファースト・トラ
ンジェントノイズのピーク電圧を、第1サージ吸収素子
13でクランプし、キャパシタンス14でファースト・
トランジェントノイズの立ち上がり時間を遅らせ、さら
に、抵抗15でノイズの高周波エネルギーを消費する。
そして、リターン線19にのったファースト・トランジ
ェントノイズについて、通信装置用電源16内の抵抗1
6Bでエネルギーを消費した後、キャパシタンス16C
でファースト・トランジェントノイズの立ち上がり時間
を遅らせる。
【0022】なお、抵抗15の後段側における上記の給
電線18とリターン線19との間に、クランプ電圧のバ
ラツキが少なく応答時間の速い第2サージ吸収素子を介
装するとともに、通信装置用電源16の出力側における
上記の動作電圧給電線20と基準電位線21との間に、
クランプ電圧のバラツキが少なく応答時間の速い第3サ
ージ吸収素子を介装した場合には、ファースト・トラン
ジェントノイズはこの第2サージ吸収素子でクランプさ
れて、通信装置用電源16に入力され、更に、ファース
ト・トランジェントノイズはこの第3サージ吸収素子で
クランプされて、通信装置17に入力される。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (a)第1実施例の説明 図3は本発明の第1実施例を示す電気回路図であり、こ
の図3に示すように、本実施例にかかるファースト・ト
ランジェントノイズ抑制機能付き通信装置用電力供給装
置は、ディジタル回路として構成される、例えば局用装
置のごとき通信装置30の電力供給系に、直流電源2
4、サージ吸収非線形素子(第1サージ吸収素子)2
5、コンデンサ(キャパシタンス)26、サージ吸収非
線形素子(第2サージ吸収素子)27、サージ吸収非線
形素子28、スイッチング電源(通信装置用電源)29
をそなえている。さらに、ファースト・トランジェント
ノイズ試験を行なうために、ファースト・トランジェン
トノイズ試験器23が接続されるようになっている。
【0024】すなわち、ファースト・トランジェントノ
イズ試験器23は、直流電流24の前段にG線(直流給
電線31のリターン線)32とE線(アース線)35を
介して接続されており、直流電源24とスイッチング電
源29は、直流給電線31とG線32を介して接続され
ており、スイッチング電源29と通信装置30とは、5
V線(動作電圧給電線)33と基準電位線34経由でE
線35を介して接続されている。
【0025】ここで、サージ吸収非線形素子25は、上
記のG線32とE線35との間に介装されて、これらの
線間のノイズ電位差のピーク電圧をクランプするもので
ある。コンデンサ26(例えばフィルムタイプのコンデ
ンサ)は、直流的にはアース系を分離するためのもので
あり、サージ吸収非線形素子25の介装位置よりも後段
側の上記のG線32とE線35との間に介装されて、フ
ァースト・トランジェントノイズの立ち上がり時間をス
イッチング電源29の最小応答時間よりも遅らせるもの
である。
【0026】さらに、サージ吸収非線形素子27は、コ
ンデンサ26の配設位置よりも後段側の上記の給電線3
1とG線32との間に介装されて、ノイズ電圧をクラン
プするものであり、サージ吸収非線形素子28は、サー
ジ吸収非線形素子27の配設位置よりも後段側の上記の
給電線31とE線35との間に介装されて、やはりノイ
ズ電圧をクランプするものである。
【0027】なお、サージ吸収非線形素子25, 27,
28としては、応答時間が速くサージ耐量の小さい素子
が使用され、例えばこの要求に合う素子として、ツェナ
ーダイオードを挙げることができる。また、このサージ
吸収非線形素子25, 27,28は、消耗部品であるた
め、上述のようにG線−E線間回路をモジュール化する
ことにより、本実施例におけるファースト・トランジェ
ントノイズ抑制機能付き通信装置用電力供給装置の保守
を容易にすることができる。
【0028】また、ファースト・トランジェントノイズ
試験器23は、ファースト・トランジェントノイズの発
生源(EMF)23Aと、結合コンデンサ(C)23B
と、ノイズ消滅用インダクタンス23Cをそなえてい
る。なお、スイッチング電源29は、直流電源24から
の電圧を内部の変圧器29Aで変換して、通信装置30
に通信装置用電圧を供給するもので、このために、変圧
器29A、スイッチング素子29B、平滑回路29Cを
そなえており、さらに、変圧器29Aの1次入力側に、
コンデンサ26と同様の機能を有するコンデンサ29D
が設けられている。そして、このスイッチング電源29
は、変圧器29Aの巻線間の漂流容量を通じて、5V線
33の電位を上昇させる速度を、スイッチング電源29
の許容できる入力電圧範囲と応答時間範囲に抑えるよう
に構成されている。
【0029】また、サージ吸収非線形素子28は、信頼
性を増すために設けられているものであるため、本実施
例のファースト・トランジェントノイズ抑制機能付き通
信装置用電力供給装置において、十分な信頼性が得られ
ているならば、これを省略することができる。実際は、
図5に示すように、直流給電線40とG線41を介し
て、通信装置付設の回路(例えば加入者回路など)38
を接続した場合には、通信装置付設の回路38のアナロ
グ系アースであるG線41と、デジタル系アースである
E線42を分離することにより、G線41とE線42の
互いの動作が干渉し合わないようにしている。
【0030】さらに、通信装置付設の回路38の動作に
より、上記の直流給電線40とG線41との間に流れる
動作電流と、配線抵抗36、37により発生するG線4
1の電圧が降下するため、第1サージ吸収素子のクラン
プ電圧Vcramp を、動作電流の流れない安定したE線4
2との間に発生した直流アース電位差Vgeよりも大きく
なるように設定するとともに、通信装置39の信号伝送
素子の耐電圧Vi よりも小さくなるように設定している
のである。
【0031】上述の構成により、本装置にファースト・
トランジェントノイズ試験器23を接続して、ファース
ト・トランジェントノイズ試験を行なった場合、まず、
ファースト・トランジェントノイズ試験器23によって
発生した、図4(a)のような立ち上がり時間数ns、
ピーク電圧数kVのファースト・トランジェントノイズ
について、そのG線32とE線35との間におけるノイ
ズ電位差のピーク電圧を、サージ吸収非線形素子25で
図4(b)のようにクランプする。ついで、コンデンサ
26で、図4(c)のように、G線32とE線35のノ
イズの立ち上がり時間を、スイッチング電源29の最小
応答時間よりも遅らせた後、さらにサージ吸収非線形素
子27で、G線32と直流給電線31の線路抵抗、配線
インダクタンスなどの差により、コモンモードからノー
マルに変換されたノイズ電圧をばらつきの少ない状態で
クランプする。
【0032】その後、G線32にのったファースト・ト
ランジェントノイズを、スイッチング電源29内の変圧
器29Aの巻線間の漂遊容量を通すことにより、通信装
置30の5V線33の電位を上昇させる速度を、スイッ
チング電源29の許容できる入力電圧範囲と応答時間の
範囲に抑えることにより、図4(d)のようにファース
ト・トランジェントノイズを抑制する。これにより、雷
サージ対策用アースであるG線32の電位が上昇した場
合でも、通信装置30の絶縁破壊、故障、誤動作を阻止
することができる。
【0033】また、周波数付近の直流電圧の電位差は大
きくてもよいが、時間変動はゆるやかになるようにする
とともに、回路取り付けによる直流電力損失は極力少な
く、高周波での電力損失は大きくなるようにするのが好
ましい。なお、150Mbpsの光伝送装置の電源ライ
ンに、2kVのファースト・トランジェントノイズを1
5秒間印加することによって、ファースト・トランジェ
ントノイズ試験を行なったところ、本発明による対策を
施さない場合は、ビットエラーが多発したのに対して
(数1000万回のオーダー)、本発明による対策を施
すことによって、ビットエラーの回数を0(エラーな
し)にすることができた。
【0034】(b)第2実施例の説明 図6は本発明の第2実施例を示す電気回路図であり、こ
の図6に示すように、本実施例にかかるファースト・ト
ランジェントノイズ抑制機能付き通信装置用電力供給装
置は、ディジタル回路として構成される、例えば局用装
置のごとき通信装置53の電力供給系に、直流電源4
3、双方向ツェナーダイオード(サージ吸収非線形素
子:第1サージ吸収素子)45、コンデンサ(キャパシ
タンス)46、抵抗47、バリスタ(サージ吸収非線形
素子)48、LCフィルタ(ローパスフィルタ)49、
ツェナーダイオード(サージ吸収非線形素子:第2サー
ジ吸収素子)50、スイッチング電源(通信装置用電
源)51、ツェナーダイオード(サージ吸収非線形素
子)52をそなえているが、さらに、ファースト・トラ
ンジェントノイズ試験を行うために、ファースト・トラ
ンジェントノイズ試験器44が接続されるようになって
いる。
【0035】この実施例では、ファースト・トランジェ
ントノイズ試験器44は、直流電流43の後段且つ、双
方向ツェナーダイオード45の前段において、G線(直
流給電線54のリターン線)55とE線(アース線)5
8を介して接続されており、直流電源43とスイッチン
グ電源51は、直流給電線54とG線55を介して接続
されており、スイッチング電源51と通信装置53と
は、5V線(動作電圧給電線)56と基準電位線57経
由でE線58を介して接続されている。
【0036】また、双方向ツェナーダイオード45は、
上記のG線55とE線58との間に介装されて、これら
の線間のノイズ電位差のピーク電圧をクランプするもの
である。コンデンサ46(例えばフィルムタイプのコン
デンサ)は、直流的にはアース系を分離するためのもの
であり、双方向ツェナーダイオード45の介装位置より
も後段側の上記のG線55とE線58との間に介装され
て、ファースト・トランジェントノイズの立ち上がり時
間をスイッチング電源51の最小応答時間よりも遅らせ
るものである。さらに、抵抗47は、コンデンサ46の
介装位置よりも後段側の上記のG線55とE線58との
間に介装されて、ノイズの高周波エネルギーを消費する
ものである。
【0037】また、バリスタ48は、上記の直流給電線
54とG線55との間に介装されて、これら線間のノイ
ズ電位差のピーク電圧をクランプするものである。LC
フィルタ49は、バリスタ48の介装位置よりも後段側
の上記の直流給電線54とG線55との間に介装され
て、ファースト・トランジェントノイズの立ち上がり時
間を遅らせるローパスフィルタであり、コイル等のリア
クタンス成分(L成分)とコンデンサ等のコンダクタン
ス成分(C成分)とからなる。
【0038】さらに、ツェナーダイオード50は、スイ
ッチング電源51の入力側における直流給電線54とG
線55との間に介装されて、これらの線間のノイズ電位
差のピーク電圧をクランプするものである。さらに、ツ
ェナーダイオード52は、5V線56と基準電位線57
との間に介装されて、この線間のノイズ電位差のピーク
電圧をクランプするものである。
【0039】また、このサージ吸収非線形素子46, 4
9, 51, 53は、消耗部品であるため、上述のように
G線−E線間回路をモジュール化することにより、本実
施例におけるファースト・トランジェントノイズ抑制機
能付き通信装置用電力供給装置の保守を容易にすること
ができる。なお、サージ吸収非線形素子48は、信頼性
を増すために設けられているものであるため、本実施例
のファースト・トランジェントノイズ抑制機能付き通信
装置用電力供給装置において、十分な信頼性が得られて
いるならば、これを省略することができる。
【0040】また、ファースト・トランジェントノイズ
試験器44は、ファースト・トランジェントノイズの発
生源(EMF)44Aと、結合コンデンサ(C)44B
と、ノイズ消滅用インダクタンス44C, 44Dをそな
えている。なお、スイッチング電源51は、直流電源4
3からの電圧を内部の変圧器51Aで変換して、通信装
置53に通信装置用電圧を供給するもので、このため
に、変圧器51A、スイッチング素子51B、平滑回路
51Cをそなえているが、さらに、上記の基準電位線5
7とG線55との間に、高周波エネルギーを消費する抵
抗51D、ファースト・トランジェントノイズの立ち上
がり時間を遅らせるコンデンサ51Eが介装されてい
る。そして、このスイッチング電源51は、変圧器51
Aの巻線間の漂流容量を通じて、5V線56の電位を上
昇させる速度を、スイッチング電源51の許容できる入
力電圧範囲と応答時間範囲に抑えるようになっている。
【0041】上述の構成により、本装置にファースト・
トランジェントノイズ試験器44を接続して、ファース
ト・トランジェントノイズ試験を行なった場合、まず、
ファースト・トランジェントノイズ試験器44によって
発生した立ち上がり時間数ns、ピーク電圧数kVのフ
ァースト・トランジェントノイズについて、そのG線5
5とE線58との間におけるノイズ電位差のピーク電圧
を、双方向ツェナーダイオード45でクランプする。つ
いで、コンデンサ46で、G線55とE線58のノイズ
の立ち上がり時間を遅らせた後、抵抗47でノイズの高
周波エネルギーを消費することにより、電源ケーブルか
らの不要放射電波の発生を抑制する(図示はしないが、
ノイズ消去用のフィルタで吸収しきれなかった高周波成
分を抵抗47で吸収し、エネルギーを消費する)。
【0042】さらに、バリスタ48で、直流給電線54
とG線55との間におけるノイズ電圧をカットして吸収
し、LCフィルタ49で、直流給電線54とG線55と
の間におけるノイズの立ち上がり時間を、スイッチング
電源51の最小応答時間よりも遅らせ、ツェナーダイオ
ード50で、G線55と直流給電線54の線路抵抗、配
線インダクタンスなどの差により、コモンモードからノ
ーマルに変換されたノイズ電圧をばらつきの少ない状態
でクランプする。
【0043】その後、G線55にのったファースト・ト
ランジェントノイズを、スイッチング電源51内におい
て、変圧器51Aの巻線間の漂遊容量を通すことによ
り、通信装置53の5V線56の電位を上昇させる速度
を、スイッチング電源51の許容できる入力電圧範囲と
応答時間の範囲に抑えるとともに、ディジタル回路の5
V線56−E線58間に発生する電源電位変動電圧を、
ディジタル回路のノイズマージン以内に抑えるため、抵
抗51Dでノイズの高周波エネルギーを消費した後、コ
ンデンサ51Eでノイズの立ち上がり時間を遅らせる。
【0044】さらに、出力され、5V線56にのったフ
ァースト・トランジェントノイズについて、その5V線
56と基準電位線57との間のノイズ電圧を、ツェナー
ダイオード52でクランプし、ファースト・トランジェ
ントノイズを抑制する。これにより、雷サージ対策用ア
ースであるG線55の電位が上昇した場合でも、通信装
置53の絶縁破壊、故障、誤動作を阻止することができ
る。
【0045】また、周波数付近の直流電圧の電位差は大
きくてもよいが、時間変動はゆるやかになるようにする
とともに、回路取り付けによる直流電力損失は極力少な
く、高周波での電力損失は大きくなるようにするのが好
ましい。なお、150Mbpsの光伝送装置の電源ライ
ンに、2kVのファースト・トランジェントノイズを1
5秒間印加することによって、ファースト・トランジェ
ントノイズ試験を行ったところ、本発明による対策を施
さない場合は、ビットエラーが多発したのに対して(数
1000万回のオーダー)、本発明による対策を施すこ
とによって、ビットエラーの回数を0(エラーなし)に
することができた。 (c)その他 なお、本発明は独立した保安アース(第1, 第2, 第3
種設置線など)をもつ交流電力系統(AC100V単相
など)にも適用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のファース
ト・トランジェントノイズ抑制機能付き通信装置用電力
供給装置によれば、ノイズ電位差のピーク電圧をクラン
プする第1サージ吸収素子と、ファースト・トランジェ
ントノイズの立ち上がり時間を遅らせるキャパシタンス
と、ノイズ電圧をクランプする第2サージ吸収素子とを
そなえ、通信装置用電源内の変圧器の巻線間の漂遊容量
を通じて、動作電圧給電線の電位を上昇させる速度を、
通信装置用電源の許容できる入力電圧範囲と応答時間範
囲に抑えるようにするという簡素な構成により、通信装
置に電力を供給する際に、ファースト・トランジェント
ノイズを効果的に吸収抑制できる利点がある。
【0047】また、通信装置付設の回路をそなえた場合
には、第1サージ吸収素子のクランプ電圧Vcramp 、ア
ース電位差Vge、通信装置の信号伝送素子の耐電圧Vi
において、Vge<Vcramp <Vi となるように設定する
ことにより、さらに効果的にファースト・トランジェン
トノイズを吸収抑制することができる。さらに、本発明
のファースト・トランジェントノイズ抑制機能付き通信
装置用電力供給装置によれば、ノイズ電位差のピーク電
圧をクランプする第1サージ吸収素子と、ファースト・
トランジェントノイズの立ち上がり時間を遅らせるキャ
パシタンスと、高周波エネルギー消費用の抵抗とをそな
えるとともに、通信装置用電源内に抵抗とキャパシタン
スをそなえることもでき、このようにすれば、より効果
的にファースト・トランジェントノイズを吸収抑制でき
るほか、高周波エネルギーを吸収して、不要放射電波の
発生をも抑制できる利点がある。
【0048】さらに、クランプ電圧のバラツキが少なく
応答時間の速い第2サージ吸収素子, 第3サージ吸収素
子をそなえることもでき、このようにすれば、より確実
にファースト・トランジェントノイズを吸収抑制できる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の原理説明図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す電気回路図である。
【図4】(a)〜(d)は本発明の第1実施例の作用を
説明するための波形図である。
【図5】本発明の第1実施例を説明するための電気回路
図である。
【図6】本発明の第2実施例を説明するための電気回路
図である。
【図7】従来例を説明する電気回路図である。
【図8】ファースト・トランジェントノイズの波形図で
ある。
【図9】ファースト・トランジェントノイズ試験を説明
する図である。
【図10】ファースト・トランジェントノイズ試験を説
明する図である。
【図11】ファースト・トランジェントノイズ試験器の
概略を示す図である。
【符号の説明】
1 電源 2 第1サージ吸収素子 3 キャパシタンス 4 第2サージ吸収素子 5 通信装置用電源 5A 変圧器 6 通信装置 7 給電線 8 リターン線 9 動作電圧給電線 10 基準電位線 11 アース線 12 電源 13 第1サージ吸収素子 14 キャパシタンス 15 抵抗 16 通信装置用電源 16A 変圧器 16B 抵抗 16C キャパシタンス 17 通信装置 18 給電線 19 リターン線 20 動作電圧給電線 21 基準電位線 22 アース線 23 ファースト・トランジェントノイズ試験器 23A ファースト・トランジェントノイズの発生源
(EMF) 23B 結合コンデンサ 23C ノイズ消滅用インダクタンス 24 直流電源 25 サージ吸収非線形素子(第1サージ吸収素子) 26 コンデンサ(キャパシタンス) 27 サージ吸収非線形素子(第2サージ吸収素子) 28 サージ吸収非線形素子 29 スイッチング電源(通信装置用電源) 29A 変圧器 29B スイッチング素子 29C 平滑回路 29D コンデンサ 30 通信装置 31 直流給電線 32 G線(リターン線) 33 5V線(動作電圧給電線) 34 基準電位線 35 E線(アース線) 36, 37 配線抵抗 38 通信装置付設の回路 39 通信装置 40 直流給電線 41 G線 42 E線 43 直流電源 44 ファースト・トランジェントノイズ試験器 44A ファースト・トランジェントノイズの発生源
(EMF) 44B 結合コンデンサ 44C, 44D ノイズ消滅用インダクタンス 45 双方向ツェナーダイオード(サージ吸収非線形素
子:第1サージ吸収素子) 46 コンデンサ(キャパシタンス) 47 抵抗 48 バリスタ(サージ吸収非線形素子) 49 LCフィルタ(ローパスフィルタ) 50 ツェナーダイオード(サージ吸収非線形素子:第
2サージ吸収素子) 51 スイッチング電源(通信装置用電源) 51A 変圧器 51B スイッチング素子 51C 平滑回路 51D 抵抗 51E コンデンサ 52 ツェナーダイオード(サージ吸収非線形素子) 53 通信装置 54 直流給電線 55 G線(リターン線) 56 5V線(動作電圧給電線) 57 基準電位線 58 E線(アース線) 101 ディジタル通信装置(ディジタル回路) 102 直流給電線 103 G線(リターン線) 104 5V線(動作電圧給電線) 105 E線(アース線) 200 非試験装置 201 絶縁材型支持部材 202 鉄材型アース部材 203 遮蔽壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル回路として構成される通信装
    置の電力供給系において、 電源と、 該電源からの電圧を内部の変圧器で変換して該通信装置
    に通信装置用電圧を供給する通信装置用電源とをそな
    え、 該電源と該通信装置用電源とが、給電線及び該給電線の
    リターン線を介して接続されるとともに、 該通信装置用電源と該通信装置とが、動作電圧給電線及
    び基準電位線経由でアース線を介して接続され、 上記のリターン線とアース線との間に、これらの線間の
    ノイズ電位差のピーク電圧をクランプする第1サージ吸
    収素子が介装されるとともに、該第1サージ吸収素子の
    介装位置よりも後段側の上記のリターン線とアース線と
    の間において、ファースト・トランジェントノイズの立
    ち上がり時間を遅らせるキャパシタンスが介装され、 且つ、該キャパシタンスの配設位置よりも後段側におけ
    る上記の給電線及びリターン線との間に、ノイズ電圧を
    クランプする第2サージ吸収素子が介装され、 該通信装置用電源内の該変圧器の巻線間の漂遊容量を通
    じて該動作電圧給電線の電位を上昇させる速度を、該通
    信装置用電源の許容できる入力電圧範囲と応答時間範囲
    に抑えるように構成されていることを特徴とする、ファ
    ースト・トランジェントノイズ抑制機能付き通信装置用
    電力供給装置。
  2. 【請求項2】 該第1サージ吸収素子のクランプ電圧
    が、該通信装置付設の回路の動作により上記の給電線と
    リターン線との間に流れる動作電流と配線抵抗により発
    生する該リターン線の電圧降下に起因して動作電流の流
    れない安定した該アース線との間に発生したアース電位
    差よりも大きくなるように設定されるとともに、該通信
    装置の信号伝送に使用される平衡伝送素子の耐電圧より
    も小さくなるように設定されていることを特徴とする、
    請求項1記載のファースト・トランジェントノイズ抑制
    機能付き通信装置用電力供給装置。
  3. 【請求項3】 ディジタル回路として構成される通信装
    置の電力供給系において、 電源と、 該電源からの電圧を内部の変圧器で変換して該通信装置
    に通信装置用電圧を供給する通信装置用電源とをそな
    え、 該電源と該通信装置用電源とが、給電線及び該給電線の
    リターン線を介して接続されるとともに、 該通信装置用電源と該通信装置とが、動作電圧給電線及
    び基準電位線経由でアース線を介して接続され、 上記のリターン線とアース線との間に、該電源に近い方
    から順に、上記のリターン線とアース線線間のノイズ電
    位差のピーク電圧をクランプする第1サージ吸収素子
    と、ファースト・トランジェントノイズの立ち上がり時
    間を遅らせるキャパシタンスと、高周波エネルギー消費
    用の抵抗とが介装され、 且つ、該通信装置用電源内において、上記の基準電位線
    とリターン線間が抵抗とキャパシタンスとを介して接続
    されていることを特徴とする、ファースト・トランジェ
    ントノイズ抑制機能付き通信装置用電力供給装置。
  4. 【請求項4】 該通信装置用電源の入力側における上記
    の給電線とリターン線との間に、クランプ電圧のバラツ
    キが少なく応答時間の速い第2サージ吸収素子が介装さ
    れるとともに、該通信装置用電源の出力側における上記
    の動作電圧給電線と基準電位線との間に、クランプ電圧
    のバラツキが少なく応答時間の速い第3サージ吸収素子
    が介装されていることを特徴とする、請求項3記載のフ
    ァースト・トランジェントノイズ抑制機能付き通信装置
    用電力供給装置。
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