JPH08322035A - 双方向テレビジョンシステムの通信方法及びその送受信装置 - Google Patents

双方向テレビジョンシステムの通信方法及びその送受信装置

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JPH08322035A
JPH08322035A JP7124868A JP12486895A JPH08322035A JP H08322035 A JPH08322035 A JP H08322035A JP 7124868 A JP7124868 A JP 7124868A JP 12486895 A JP12486895 A JP 12486895A JP H08322035 A JPH08322035 A JP H08322035A
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JP7124868A
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English (en)
Inventor
Kenji Katsumata
賢治 勝又
Tsutomu Noda
勉 野田
Toshiya Nagashima
敏矢 長嶋
Kyoichi Hosokawa
恭一 細川
Shinji Nagino
新二 泙野
Satoru Mio
識 三尾
Takanori Eda
隆則 江田
Satoshi Iimuro
聡 飯室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CATV放送局と端末装置との相互通信にお
いて、視聴者の意図に忠実に特殊再生機能を実行するこ
とが可能な双方向テレビジョンシステムの通信方法及び
その送受信装置を実現する。 【構成】 入力端子104に特殊再生命令入力があると制
御装置107は命令を放送局201に転送し、中間モード設定
回路108は中間モードをデータ再生回路105に指令し制御
装置107及びモード符号化回路109は放送局201へ伝送路2
04を介しデータを転送する。データ再生回路105は放送
局201からの受信データが上記命令入力時のデータかを
判定しそのデータならば中間モードを停止する。再生回
路105は放送局201からのデータを再生出力装置106に供
給し制御回路107は解除が指令されたかを判定し指令さ
れると中間モードとする。再生回路105は放送局201から
の受信データが解除指令のデータの次のデータかを判定
し次のデータであれば放送局201からのデータを受け入
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双方向の通信手段を利
用した映像、音声あるいはデータ信号の送信サービスを
行なうシステムに係り、特に、特殊再生を行なうに好適
な双方向テレビジョンシステムの通信方法とその送受信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】米国では、情報スーパーハイウェー構想
を基に、全米に光ケーブルを用いたネットワークを敷設
し、多チャンネルサービスの他、家庭からも放送局に情
報を送信することが可能な双方向型の情報サービスの実
現へ向け、様々な技術開発を行なっている。この双方向
型情報サービスについては、日本においても、各種の試
みが開始されようとしており、新サービスの実現へ向け
ての技術開発が進んでいる。
【0003】これらサービスが可能となりつつあるの
は、ディジタル圧縮技術を用い、映像信号を十分に圧縮
することが可能になったこと、あるいはディジタル変復
調技術を用いることによって伝送路上での伝送効率が高
まったこと等が大きく起因している。
【0004】さて、双方向型情報サービスの中で最も注
目されているものは、ビデオオンデマンド(以下VOD
と記す)である。特に、ケーブルを用いたシステムは、
双方向の通信が比較的簡単に可能となるため、VODサ
ービスを実現し易い環境にある。VODサービスについ
ては、例えば、『マルチメディア大陸へ、実践段階に突
入した米国』日経エレクトロニクス1993,8,2,p23〜p37
等に記載されている。
【0005】このVODサービスは、各家庭に配置され
た端末装置から、CATV(ケーブルテレビジョン)局
に対して番組を要求する。そして、この要求に対してC
ATV局は番組のライブラリから要求のあった番組を選
択して、要求のあった家庭端末装置に、個別に回線を提
供して番組を送信するものである。回線数の問題から、
時間をずらして同じ番組を何回も放送し、各家庭では都
合の良い時間に番組を視聴するというようなニアVOD
(疑似的VOD)サービスと言う形態も考えられている
が、将来的にはVODサービスが最も望ましい形態であ
ると考えられている。
【0006】このVODサービスを提供するシステム
は、CATV放送局、ディジタル圧縮された番組が蓄積
されている映像サーバ、この映像サーバの制御装置、C
ATVの信号伝送路、家庭に配置される端末装置、ディ
ジタル圧縮されたデータを再生するデータ再生装置、こ
のデータ再生装置の制御回路、再生出力装置、ユーザー
の制御信号入力端子等により構成され、ユーザーは制御
信号入力端子を通じて、リモコン等の入力装置から番組
要求を制御回路に入力する。
【0007】そして、制御回路は、伝送路を経てCAT
V放送局内の制御装置に番組要求情報を伝送する。制御
装置は映像サーバから、要求された番組を引き出し、圧
縮されたディジタル信号の形式で、再び伝送路を通じて
家庭の端末装置へ番組を供給する。
【0008】家庭に配置された端末装置では、データ再
生回路が圧縮されたディジタルデータを元の映像信号、
音声信号に再生し、再生出力装置に供給し、この再生出
力装置により再生信号が出力される。この様にして、ユ
ーザは要求した番組を家庭にいながら視聴することが可
能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したVODシステ
ムにおいて、CATV放送局と家庭の端末装置とが1対
1の関係に構成されている場合には、ユーザの要求はC
ATV放送局に即座に受け入れられ、要求した番組がそ
の家庭の端末装置に向けて、長時間待機すること無く伝
送可能である。
【0010】しかしながら、実際のシステムでは1つの
CATV局には多数の家庭端末装置が接続されており、
CATV局が全ての家庭からの要求に即座に応答できる
とは限らない。さらに、本来のVODシステムでは、単
に番組を供給するだけではなく、現在普及しているVT
Rで通常行なわれているような特殊再生、即ち、早送
り、巻き戻し、静止、コマ送り等の様な表示方法の要求
にも応える必要がある。
【0011】これらの特殊再生は、多数の家庭端末装置
が、1つのCATV局に集中して接続される関係から、
家庭端末装置とCATV局との間の通信による時間遅延
がある場合には、非常に違和感のある表示機能となって
しまう。つまり、例えば、ユーザーが、静止させたい画
面を指令しても、その指令がCATV局に伝達され、実
際に画像を静止させるまでに、時間遅延があるため、そ
の静止させたい画面から数画面先の画面で静止させるこ
とになる。したがって、CATV放送局と家庭端末装置
との間の制御信号の遅延時間を最小限にとどめることは
重要な課題となるが、この遅延時間の抑制にも限界があ
り、ユーザーの意図する箇所で画面の停止、早送り、巻
き戻し等を行うことは、困難であった。
【0012】本発明の目的は、CATV放送局と家庭に
配置された端末装置との相互通信に遅延時間が存在する
場合においても、視聴者の意図に忠実に特殊再生機能を
実行することが可能な双方向テレビジョンシステムの通
信方法及びその送受信装置を実現することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、次のように構成される。放送局と複数の端
末装置との間でディジタル化された少なくとも映像信号
を示すデータを、双方向通信伝送路にて、送受信する双
方向テレビジョンシステムの通信方法において、端末装
置は、この端末装置における映像再生モード切り換え要
求に応じて、切り換え要求時の再生映像に対応する所定
のモード切り換え映像を表示手段に表示するとともに、
要求された映像再生モードとモード切り換え要求時の再
生映像情報とを示す再生モード符号を放送局に送信し、
放送局は、受信した再生モード符号に基づき、端末装置
における切り換え要求時の再生映像から要求された映像
再生モードに従った映像データを端末装置に送信し、端
末装置は、要求した再生モードの映像データを放送局か
ら受信すると、この受信した映像データに基づいた映像
を復号し、モード切り換え映像に代えて、表示手段に表
示する。
【0014】また、ディジタル化された少なくとも映像
信号を示すデータを、双方向通信伝送路にて、双方向テ
レビジョン放送局と送受信する送受信装置において、映
像信号表示手段と、映像再生モード切り換え要求操作信
号入力手段と、映像再生モード切り換え信号入力手段か
らの映像再生モード切り換え要求信号に応じて、切り換
え要求時の再生映像に対応する所定のモード切り換え映
像を表示手段に表示させる中間モード設定手段と、要求
された映像再生モードとモード切り換え要求時の再生映
像情報とを示す再生モード符号を放送局に送信するモー
ド符号化手段と、放送局からの受信データが要求した再
生モードの映像データであれば、この受信した映像デー
タに基づいた映像を、モード切り換え映像に代えて、表
示手段に表示する映像データ再生手段とを備える送受信
装置。
【0015】好ましくは、上記送受信装置において、所
定のモード切り換え映像は、所定映像の静止画である。
また、好ましくは、上記送受信装置において、所定のモ
ード切り換え映像は、所定映像の動画である。
【0016】また、好ましくは、上記双方向テレビジョ
ンシステムの通信方法及び送受信装置において、再生モ
ード符号は、少なくとも、ISO/IEC13818ー
1における、送受信間での時間管理のための時間信号で
あるSTC(System Time Clock)信号を含む。
【0017】また、好ましくは、上記双方向テレビジョ
ンシステムの通信方法及び送受信装置において、上記再
生モード符号は、少なくとも、ISO/IEC1381
8ー1における、映像データを表示すべき時刻を示す信
号であるPTS(Presentation Time Stamp)信号を含
む。また、好ましくは、上記双方向テレビジョンシステ
ムの通信方法及び送受信装置において、所定のモード切
り換え映像は、切り換え要求時における映像の静止画で
ある。
【0018】また、ディジタル化された少なくとも映像
信号を示すデータを、双方向通信伝送路にて、複数の端
末装置と送受信する双方向テレビジョン放送局における
送受信装置において、映像データが予め格納された映像
データ格納手段と、映像データ格納手段に格納された映
像データを、端末装置に送信するとともに、端末装置か
らの映像再生モード切り換え要求信号と映像モード切り
換え要求時の再生映像情報とを示す再生モード符号を受
信する送受信手段と、送受信手段に受信された再生モー
ド符号に基づき、映像データ格納手段及び送受信手段を
制御して、端末装置における切り換え要求時の再生映像
から要求された映像再生モードに従った映像信号の再生
を実行し、再生した映像データを端末装置に送信させる
制御手段とを備える。
【0019】好ましくは、上記通信方法及び送受信装置
において、端末装置との間で送受信するデータには、時
間情報であるタイミング信号を含み、上記モード切り換
え要求時の再生映像情報は、このタイミング信号であ
る。
【0020】また、好ましくは、上記通信方法及び送受
信装置において、端末装置との間で送受信される映像デ
ータは、所定の圧縮方法により圧縮され、連続する複数
の映像フレーム情報を用いて元の映像データに伸長され
るデータであり、このデータには、時間情報であるタイ
ミング信号を含み、モード切り換え要求時の再生映像情
報は、モード切り換え要求時以前であって、1つのフレ
ームで一映像を再生可能なフレームにおけるタイミング
信号である。
【0021】
【作用】端末装置においては、通常は、放送局から伝送
された映像信号を表示手段にそのまま表示するが、ユー
ザーが、映像再生モードを、例えば、静止画、早送り等
の特殊再生モードに切り換える要求を行った場合には、
このモード切り換え要求時に所定のモード切り換え映
像、例えば、その時の映像の静止画を表示手段に表示す
る。そして、要求された映像再生モードとモード切り換
え要求時の再生映像情報(例えば、その映像フレームを
示す時間信号)とを、放送局に送信する。
【0022】放送局側では、受信した映像再生モードと
再生映像情報との従って、ユーザーのモード切り換え要
求時の再生映像まで、映像を戻した後に、要求された映
像再生モードを実行し、時間信号を含む映像データを端
末装置に送信する。
【0023】端末装置は、放送局から、モード切り換え
要求時の再生映像が送信されると、モード切り換え映像
に代えて、送信された再生映像信号を表示手段に表示す
る。放送局から送信された再生映像は、ユーザーがモー
ド切り換え要求した時点の再生映像であり、この再生映
像から要求した映像再生モードが実行されることにな
る。
【0024】従って、放送局と家庭に配置された端末装
置との相互通信に遅延時間が存在する場合においても、
視聴者の意図に忠実に特殊再生機能を実行することが可
能となる。
【0025】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である双方向テレ
ビジョンシステムの概略構成図である。図1において、
各家庭に配置される双方向端末装置である受信機101
は、放送局から送られてくるディジタルデータの入力端
子102と、放送局へ転送するディジタルデータの出力
端子103と、ユーザからの操作入力端子104と、デ
ータ入力端子102から入力されたディジタル信号を復
元して表示可能な映像信号あるいは音声信号等にするデ
ータ再生回路105と、ディスプレイやスピーカ等から
成る再生出力装置106と、制御回路107と、中間モ
ード設定回路108と、モード符号化回路109とを備
える。
【0026】また、CATV放送局201は、各端末装
置と通信を行なうためのデータの入出力端子401と、
データの送受信装置402と、受信したデータを解析す
るデータデコーダ403と、ディジタル圧縮された番組
が蓄積されている映像サーバ202と、映像サーバ20
2の制御装置203とを備える。
【0027】実際には、放送局から伝送される信号は、
ディジタル変調や誤り訂正等数々の技術を用いて、多量
のデータを正確に伝送するために、データ入力端子10
2の前段にはこれらの技術に対応する手段が必要である
が、図1においては、これらの部分は省略してある。
【0028】CATV放送局201のデータ入出力端子
401に、端末装置101からのデータが送受信装置4
02に供給される。このデータは、例えば、端末装置1
01でフリーズ(静止)指令を実施した場合に、フリー
ズ要求や、あるいはどの場面でフリーズが行なわれたか
を示す画面番号等が符号化されて伝送されたデータであ
る。
【0029】データデコーダ403は、この伝送されて
きた符号を解析し、映像サーバ202の制御回路203
へデータを供給する。制御回路203は映像サーバ20
2が次に伝送すべきデータを探索し、送受信装置402
から新たなデータ列を、伝送路204を介して端末装置
101に出力する。
【0030】CATV放送局201から、伝送路204
を介して端末装置101に供給されたデータは、ディジ
タル復調回路等を通してディジタルデータに復元され、
データ入力端子102よりデータ再生回路105へ供給
される。そして、データ再生回路105に供給されたデ
ータは、映像データと音声データとに分割された後、そ
れぞれ表示再生可能な形式に復元され、再生出力装置1
06で再生される。
【0031】この場合、CATV放送局201からのデ
ータには、例えば、ISO/IEC13818−1にお
けるSTC(System Time Clock)やPTS(Presentat
ionTime Stamp)が含まれている。このSTCは、送受
間での時間管理、つまり、放送局CATV201側と端
末装置101側との時間合わせための、時間記号であ
る。そして、PTSは、端末装置101に送信したデー
タを表示すべき時刻を示す時刻記号である。
【0032】また、制御回路107は、このデータ再生
回路105の動作を制御するとともに、ユーザ操作入力
端子104より入力される命令を受け付け、この入力命
令に従っても、データ制御回路105の動作を制御す
る。
【0033】また、モード符号化回路109は、データ
出力端子103へ放送局201へ転送するデータを出力
する。例えば、要求する番組コード等を、与えられた特
定のチャンネルを使用し伝送したり、あるいは回線の空
きタイミングを捕えて伝送する。
【0034】さて、本実施例においては、現行のアナロ
グVTRの様な、特殊再生を実施することが可能であ
る。例えば、ユーザが各家庭の端末装置101からCA
TV放送局201にフリーズ(画面の静止)モードを要
求した場合、ユーザ操作入力端子104より入力された
命令は、制御回路107で解釈されると同時に、中間モ
ード設定回路108へ転送される。中間モード設定回路
108は、データ再生回路105を制御して、入力映像
信号を静止させる。
【0035】従って、ユーザの要求とほとんど同時に映
像が静止モードとなり、ユーザの期待した画面の静止画
像が得られる。このフリーズモードを、従来のように、
CATV放送局にある映像サーバをコントロールして行
なった場合には、双方向端末装置が、回線の空くタイミ
ングを探す、あるいは空いている回線を探して、画面フ
リーズの命令コードを放送局に転送し、その後、放送局
が、映像サーバを制御してフリーズ画を端末装置に伝送
するため、遅延時間はかなり大きくなると考えられる。
【0036】図2は、上記実施例における端末装置10
1の概略動作フローチャートである。図2において、ス
テップ301において、ユーザから入力端子104を介
して命令が入力されると、ステップ302において、制
御装置107は入力された命令が示す機能は、CATV
放送局201に転送する必要があるかどうかを判断し、
転送する必要が無い場合には、ステップ314に進み、
処理は終了する。
【0037】ステップ302において、命令をCATV
放送局201に転送する必要がある場合には、ステップ
303に進む。このステップ303において、中間モー
ド設定回路108は、予め定められた動作命令(中間モ
ード)をデータ再生回路105に指令する。例えば、ユ
ーザからの命令が画像静止であれば、命令された時点で
の画像で静止し、CATV放送局201からのデータ
は、再生出力装置106に、出力しないように、データ
再生回路105に指令する。
【0038】次に、ステップ304において、制御装置
107及びモード符号化回路109は、CATV放送局
201へのデータ転送の準備を行う。そして、ステップ
305において、データをCATV放送局201に転送
するタイミングを制御する。続いて、ステップ306に
おいて、データが、伝送路204を介してCATV放送
局201に転送される。
【0039】次に、ステップ307において、データ再
生回路105は、上記STCを比較することにより、C
ATV放送局201からの受信データが、ユーザからの
命令入力時のデータか否かを判定する。これは、後述す
るように、CATV放送局201は、端末装置101か
ら特殊再生動作が要求されると、これを要求するデータ
とともに送信される要求時の画像データに基づいて、伝
送する画像をその要求時の画像に戻してから、要求され
た特殊再生動作を行い、端末装置に送信するからであ
る。つまり、端末装置101側では、ユーザが特殊再生
を要求した時の画像が、CATV放送局201から送信
され始めたときに、ユーザが要求した特殊再生によるデ
ータの受信が開始されたと、判定することができる。
【0040】ステップ307において、受信データがユ
ーザの命令入力時のデータであれば、ステップ308に
進み、上述した中間モードを停止する。そして、ステッ
プ309において、データ再生回路105は、CATV
放送局201からのデータを再生出力装置106に供給
する。
【0041】次に、ステップ310において、制御回路
107は、入力端子104を介して、特殊再生の解除指
令(解除指定)が入力されたか否を判定する。解除指令
が無い場合には、ステップ309に戻り、CATV放送
局201からの受信信号を受け入れる。また、ステップ
310において、ユーザーから特殊再生の解除指令が入
力されると、ステップ311に進み、中間モード設定回
路108により、中間モード状態とされる。
【0042】次に、ステップ312において、データ再
生回路105は、上記STCを比較することにより、C
ATV放送局201からの受信データが、ユーザーが解
除を指令したときの画像データの次の画像データか否か
を判定する。受信画像データが上記次の画像データでは
無い場合には、ステップ311に戻り、中間モード状態
を維持する。
【0043】ステップ312において、CATV放送局
201からの受信データが上記次の画像データであれ
ば、データ再生回路105は、ステップ313に進み、
CATV放送局201からの受信データを受け入れる。
そして、処理は、ステップ314で終了する。
【0044】図3は、CATV放送局の概略動作フロー
チャートである。図3のステップ501において、端末
装置からのデータを受信する。次に、ステップ502に
おいて、送受信装置402は、受信したデータをデータ
デコーダ403に転送し、そのデータを解析する。ステ
ップ503において、制御回路は新たなデータの開始位
置を決定し、ステップ504において、制御回路203
により決定されたデータが、映像サーバ202から取り
出され、送受信装置402により、伝送路204を介し
て、端末装置101に送信される。そして、ステップ5
05のおいて、処理は終了する。
【0045】上述したように、図2に示した制御フロー
では、CATV放送局201へ命令を転送する以前に、
ステップ303において、再生制御を行なっている。例
えば、命令された特殊再生機能がフリーズ機能である場
合には、ステップ301で命令入力が実行された後。直
ちにステップ303において、中間モード(フリーズ機
能)が実施される。CATV放送局201への命令転送
は、ステップ303の後に行なわれるため、フリーズ機
能の実施に時間遅延は無く、ユーザに違和感を与えるこ
とはない。
【0046】ステップ302において、放送局へ命令を
転送する必要があると判断した場合には、ステップ30
4において、例えば、フリーズモードの要求や、フリー
ズを行なった画面番号等をCATV放送局201へ転送
する。これらの制御によってCATV放送局201で
は、端末装置101でフリーズを行なった画面を認識す
ることができ、再び伝送を開始する場合の基準位置を知
ることができる。この様に、本発明によれば、ユーザが
静止画としたい画面を瞬時に正しく静止画として表示で
きる。
【0047】また、図3において、ステップ502は、
端末装置101において特殊再生時に、一時的に中間モ
ード(画面フリーズ)を行なっており、中間モードを行
なった画面番号から、中間モードが解除された場合に新
たに出力すべき、データの開始部分を解析する。この処
理によって、端末装置101側で中間モードを解除した
場合に、再開された画面が中間モード(フリーズ画面)
の直後から開始することができるため、違和感のない映
像を表示することが可能となる。このように、CATV
放送局201と端末装置101とを同時に制御し、ユー
ザに違和感を与えずに数々の特殊機能を実施することが
可能となる。
【0048】図4は、従来技術において、端末装置から
CATV放送局に画面フリーズを要求した場合のデータ
の流れを示す図であり、図5は、本発明における、端末
装置からCATV放送局に画面フリーズを要求した場合
のデータの流れを示す図である。なお、図4及び図5に
おいては、数字は送信あるいは表示する画面の番号を示
したものである。
【0049】図4において、(a)はCATV放送局側
の画面データの送出順序を示し、(b)は端末装置側の
表示操作及び画面データの表示順序を示す。この図4で
は、例えば、画面番号5が送信され、端末装置において
画面番号5を表示している時点(A)において、ユーザ
が画面フリーズの要求を行なったと仮定している。端末
装置とCATV放送局との通信には、上述のようにある
程度の遅延時間があるため、端末装置において画面番号
5の時点(A)にて、画面フリーズ要求を出しても、実
際にCATV放送局で映像サーバを制御できるのは、あ
る遅延時間dを経た後の時点(B)である。
【0050】従って、CATV放送局では、遅延時間d
の後の時点(B)より、映像サーバから同一の画面を送
り続けてフリーズを実施する。図4の例の場合には遅延
時間dを4画面分と仮定しているため、画面番号9がフ
リーズ画面として端末装置に送信され、これが端末装置
にて表示される。
【0051】次に、ユーザーが、時点(C)にてフリー
ズの解除の指定を行うと、ユーザがこのフリーズ解除の
要求を出してから、遅延時間d後の時点(D)にて、C
ATV放送局でフリーズが解除され、画面番号10以降
の画像が端末装置にを伝送される。
【0052】この様に、放送局側のみで特殊機能動作を
実施する従来技術の場合には、ユーザーが要求した画面
番号5の画面をフリーズ画として表示することはでき
ず、d時間だけ遅延した画面番号9の画面をフリーズ画
として出力し表示することとなり、ユーザーの要求に正
確には応えることができず、ユーザーに不満を与えるこ
ととなる。
【0053】これに対して、本発明の例である図5にお
いて、図5(a)はCATV放送局201側の画面デー
タの送出順序を示し、図5(b)は端末装置101側の
画面データの表示順序を示す。図4の例と同様に、画面
番号5の画面を表示している時点(A)でユーザーがフ
リーズ機能を指定したと仮定する。図5(b)に示すよ
うに、端末装置101では、直ちに端末装置101自身
の機能を用いて中間モード(フリーズモード)に入る。
従ってユーザの要求した画面番号5の画面が、そのまま
表示され続ける。
【0054】また、CATV放送局201には「画面番
号5の画面をフリーズした」と言う内容の符号を伝送す
る。CATV放送局201は、やはり遅延時間dをもっ
て端末装置101からの符号を時点(B)にて受信す
る。CATV放送局201側では、受信した符号に基づ
いて、画面番号9の画面からフリーズ指定が行われた時
点の画面番号5の画面に戻すように、映像サーバ202
をあらかじめ制御しておく。
【0055】次に、ユーザーが時点(C)にて、フリー
ズ解除指定をおこなうと、端末装置101側では、中間
モードを維持した状態で、解除指定を示す信号をCAT
V放送局201に送信する。CATV放送局201で
は、解除指令を受信すると、時点(D)にて、画面番号
5の画面から端末装置101側に送信を開始する。
【0056】従って、端末装置101は、フリーズ指定
した画面番号5の画面の次の画面番号6の画面より表示
を再開することになり、違和感のないフリーズの実施と
その解除を行なうことが可能となる。
【0057】この様に、本発明の例である図5の方法に
よれば、ユーザの要求した画面をそのままフリーズする
ことができるとともに、フリーズの解除も違和感なく行
なうことができる効果がある。
【0058】次に、特殊再生モードとして早送り機能を
実施した場合の、従来技術と本発明との相違を説明す
る。図6は、従来技術において、端末装置からCATV
放送局に画面早送りを要求した場合のデータの流れを示
す図であり、図7は、本発明における、端末装置からC
ATV放送局に画面早送りを要求した場合のデータの流
れを示す図である。
【0059】図6の例においては、ユーザーが時点
(A)で早送りを指定すると、遅延時間dだけ遅れた時
点(B)野画面番号9の画面から、CATV放送局20
1は、早送り要求を受け付けて早送りを開始する。この
間、端末装置側でも、画面番号5の画面から画面番号9
の画面に進んでしまっており、この画面番号9の画面か
ら早送りが開始される。
【0060】また、ユーザが時点(C)で、早送りの解
除を要求すると、解除要求は、やは遅延時間dだけ経過
した後の時点(D)で、CATV放送局が解除要求を受
信する。このとき、画面は、画面番号49の画面にまで
進んでいる。そして、画面番号49の画面から通常の再
生に戻り、それを端末装置に送信する。
【0061】このように、ユーザーの早送り指定時及び
解除指定時のそれぞれの時点の画面よりも、進んだ画面
にて早送り及びその解除が実行されてしまい、ユーザの
意図とは時間的に異なる特殊再生が行われてしまう。
【0062】これに対して、図7の例においては、時点
(A)でユーザーが早送りを指示すると、端末装置10
1は、その時点で端末装置101自身の制御により画面
を静止画、つまり中間モードとする。また、端末装置1
01は、CATV放送局201に対して「早送りが画面
番号5の画面より開始された」という旨の符号を作成し
て転送する。遅延時間d経過後の時点(B)にて、端末
装置101からの符号を受信したCATV放送局201
は、その時点では、画面番号9の画面まで進んでいる
が、画面番号5の画面まで遡ってから、早送りされた画
面データを端末装置101に伝送する。
【0063】端末装置101側では、CATV放送局2
01からの送信データが、早送り要求した時点での画面
データと同一となるまで、中間モードを維持する。そし
て、CATV放送局201からの要心データが、早送り
要求した時点画面と同一となると、CATV放送局20
1からのデータを静止画像に代えて、表示出力する。
【0064】このため、端末装置101側では、画面の
連続性を保ったまま、早送りを開始することが可能とな
る。また、時点(C)にて、ユーザーが解除を指令し、
早送りから通常再生に戻す場合には、端末装置101側
は、まず端末装置101自身でフリーズ画面モード、つ
まり中間モードに入って、さらにCATV放送局201
へ「画面番号20の画面より早送りを解除する」旨の符
号を転送する。
【0065】この符号は遅延時間dの経過後、CATV
放送局201で受信され、画面番号20の画面に戻っ
て、時点(D)にて早送りを解除する。端末装置101
は、画面番号20の次の番号の画面データがCATV放
送局201から送信されると、CATV放送局201か
らの画面データを、静止画に代えて、表示出力する。こ
のように、通常再生に戻る場合にも画面の不連続はな
く、かつ、ユーザーも見たい場面を見逃すことはなくな
る。
【0066】以上のように、本発明の一実施例によれ
ば、端末装置にて、ユーザーから特殊再生要求があった
場合に、その時点での画面にて、静止画を表示出力する
とともに、特殊再生の内容及び要求があった時点の画面
番号をCATV放送局201に送信する。CATV放送
局201は、上記要求があった画面にまで、戻した後
に、要求された特殊再生を実行する。そして、端末装置
101側では、上記要求時点の画面番号と同一の番号の
画面データがCATV放送局201から送信されると、
静止画面に代えて、CATV放送局201からの画像デ
ータを表示出力する。これにより、特殊再生要求した時
点での画面と実際に特殊再生が実行される画面との連続
性が損なわれることがない。
【0067】さらに、ユーザーが特殊再生を解除指令し
た場合には、その時点での画面にて、静止画を表示出力
するとともに、解除要求があった時点の画面番号をCA
TV放送局201に送信する。CATV放送局201
は、上記要求があった画面から特殊再生を解除し、通常
再生動作に戻り、画像データを端末装置101に送信す
る。そして、端末装置101側では、上記要求時点の画
面番号の次の画面データがCATV放送局201から送
信されると、静止画面に代えて、CATV放送局201
からの画像データを表示出力する。これにより、特殊再
生を解除要求した時点での画面と実際に特殊再生が解除
される画面との連続性が損なわれることがない。
【0068】したがって、CATV局と家庭に配置され
た端末装置との相互通信に時間遅延が存在する場合にお
いても、視聴者の意図に忠実に特殊表示機能を実行する
ことが可能な双方向テレビジョンシステムの通信方法及
びその送受信装置を実現することができる。
【0069】なお、上述した実施例においては、ユーザ
ーからの命令が行われた時点の画面からフリーズや早送
り等の機能を実施するように記述したが、実際のディジ
タル圧縮された映像信号においては、周期的に挿入され
た特定の場面のデータを用いないと特殊機能を実現でき
ない場合があり、実際にはモードの指定とモードの実施
の間に多少の時間遅れが生じる場合もある。しかしなが
ら、本発明を用いれば、従来技術のように、特殊再生を
要求した画面から遅延時間d以上遅れた画面から特殊再
生が開始されるという事態は、確実に回避可能であり、
視聴者に違和感のない特殊表示機能が実現できることに
変わりはない。
【0070】この様に本発明を用いることによって、放
送局に蓄えられてある映像信号を、家庭の端末装置で受
信するサービスにおいても、通常のVTRを再生してい
る場合と同様に特殊モードを違和感なく実現できる。
【0071】なお、本発明における中間モードは、VT
Rの様な特殊再生時に限ったものではなく、たとえばチ
ャンネル切り換え時の様に映像が一時的に切れる場合に
も、静止画を表示させることが可能である。
【0072】また、静止画として表示する映像信号も実
際に到来している映像に限る必要はなく、チャンネル切
り換え時の様な場合には、あらかじめ端末装置に蓄積し
てあった映像を代わりに挿入しても構わない。この場合
には入れ替えた映像信号は静止画に限るものではなく、
動画とすることも可能である。また、中間モード設定回
路108によって、モードを切り換えた時点で、音声信
号をミュートする(消音する)、あるいは、別の音声を
挿入する等の処理でユーザの違和感をなくすことも可能
である。
【0073】上記実施例においては、受信データが命令
入力時のデータか否か及び解除指令時の次のデータか否
かの判定を、STCを利用して、実行しているが、これ
に限らず、他の方法により判定するように構成してもよ
い。
【0074】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、次のような効果がある。双方向テレビジョ
ンシステムの通信方法において、端末装置における映像
再生モード切り換え要求時に所定のモード切り換え映像
を表示手段に表示し、要求された映像再生モードと切り
換え要求時の再生映像とを放送局に送信し、放送局は、
端末装置での切り換え要求時の再生映像から要求された
映像再生モードを実行し、端末装置に送信する。そし
て、端末装置は、要求した再生モードの映像を放送局か
ら受信すると、この受信した映像を、モード切り換え映
像に代えて、表示手段に表示する。
【0075】したがって、放送局と家庭に配置された端
末装置との相互通信に遅延時間が存在する場合において
も、視聴者の意図に忠実に特殊再生機能を実行すること
が可能な双方向テレビジョンシステムの通信方法を実現
することができる。
【0076】また、双方向テレビジョン放送局と送受信
する送受信装置において、映像信号表示手段と、映像再
生モード切り換え要求信号入力手段と、映像再生モード
切り換え要求信号に応じてモード切り換え映像を表示手
段に表示させる中間モード設定手段と、要求映像再生モ
ードとモード切り換え要求時映像とを放送局に送信する
モード符号化手段と、再生した放送局からの受信映像が
要求したモードの映像であれば、この映像を、モード切
り換え映像に代えて、表示手段に表示する映像データ再
生手段とを備える。
【0077】したがって、放送局と家庭に配置された端
末装置との相互通信に遅延時間が存在する場合において
も、視聴者の意図に忠実に特殊再生機能を実行すること
が可能な双方向テレビジョンシステムの放送局と送受信
する送受信装置を実現することができる。
【0078】また、双方向テレビジョン放送局における
送受信装置において、映像データ格納手段と、この格納
手段の映像データを端末装置に送信し、端末装置からの
映像再生モード切り換え要求信号と再生モード符号とを
受信する送受信手段と、受信した再生モード符号に基づ
き、映像データ格納手段及び送受信手段を制御して、端
末装置での切り換え要求時の再生映像から要求された映
像再生モードに従った映像信号の再生を実行し、再生し
た映像データを端末装置に送信させる制御手段とを備え
る。
【0079】したがって、放送局と家庭に配置された端
末装置との相互通信に遅延時間が存在する場合において
も、視聴者の意図に忠実に特殊再生機能を実行すること
が可能な双方向テレビジョンシステムの放送局に配置さ
れ、端末装置と送受信する送受信装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における双方向TVシステム
の概略構成図である。
【図2】図1の例における端末装置の動作フローチャー
トである。
【図3】図1の例におけるCATV放送局の動作フロー
チャートである。
【図4】従来技術における静止モード要求時のCATV
放送局及び端末装置の画像データ流れを示す図である。
【図5】本発明におけるの静止モード要求時のCATV
放送局及び端末装置の画像データ流れを示す図である。
【図6】従来技術における早送りモード要求時のCAT
V放送局及び端末装置の画像データ流れを示す図であ
る。
【図7】本発明におけるの早送りモード要求時のCAT
V放送局及び端末装置の画像データ流れを示す図であ
る。
【符号の説明】
101 双方向TVの受信端末装置 102 データの入力端子 103 データの出力端子 104 ユーザ操作入力端子 105 データ再生回路 106 再生出力装置 107 制御装置 108 中間モード設定回路 109 表示モード符号化回路 201 CATV放送局 202 映像サーバ 203 制御回路 204 伝送路 401 データ入出力端子 402 データ送受信回路 403 データデコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細川 恭一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 泙野 新二 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報映像事業部内 (72)発明者 三尾 識 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報映像事業部内 (72)発明者 江田 隆則 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 飯室 聡 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送局と複数の端末装置との間でディジ
    タル化された少なくとも映像信号を示すデータを、双方
    向通信伝送路にて、送受信する双方向テレビジョンシス
    テムの通信方法において、 端末装置は、この端末装置における映像再生モード切り
    換え要求に応じて、切り換え要求時の再生映像に対応す
    る所定のモード切り換え映像を表示手段に表示するとと
    もに、要求された映像再生モードとモード切り換え要求
    時の再生映像情報とを示す再生モード符号を上記放送局
    に送信し、 放送局は、受信した再生モード符号に基づき、端末装置
    における切り換え要求時の再生映像から上記要求された
    映像再生モードに従った映像データを端末装置に送信
    し、 端末装置は、要求した再生モードの映像データを放送局
    から受信すると、この受信した映像データに基づいた映
    像を復号し、上記モード切り換え映像に代えて、表示手
    段に表示することを特徴とする双方向テレビジョンシス
    テムの通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の双方向テレビジョンシス
    テムの通信方法において、放送局と端末装置との間で送
    受信するデータには、時間情報であるタイミング信号を
    含み、上記モード切り換え要求時の再生映像情報は、こ
    のタイミング信号であることを特徴とする双方向テレビ
    ジョンシステムの通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の双方向テレビジョンシス
    テムの通信方法において、放送局と端末装置との間で送
    受信される映像データは、所定の圧縮方法により圧縮さ
    れ、連続する複数の映像フレーム情報を用いて元の映像
    データに伸長されるデータであり、このデータには、時
    間情報であるタイミング信号を含み、上記モード切り換
    え要求時の再生映像情報は、モード切り換え要求時以前
    であって、1つのフレームで一映像を再生可能なフレー
    ムにおけるタイミング信号であることを特徴とする双方
    向テレビジョンシステムの通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の双方向テレビジョンシス
    テムの通信方法において、上記再生モード符号は、少な
    くとも、ISO/IEC13818ー1における、送受
    信間での時間管理のための時間信号であるSTC(Syste
    m Time Clock)信号を含むことを特徴とする双方向テレ
    ビジョンシステムの通信方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の双方向テレビジョンシス
    テムの通信方法において、上記再生モード符号は、少な
    くとも、ISO/IEC13818ー1における、映像
    データを表示すべき時刻を示す信号であるPTS(Prese
    ntation TimeStamp)信号を含むことを特徴とする双方向
    テレビジョンシステムの通信方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の双方向テレビジョンシス
    テムの通信方法において、上記所定のモード切り換え映
    像は、切り換え要求時における映像の静止画であること
    を特徴とする双方向テレビジョンシステムの通信方法。
  7. 【請求項7】 ディジタル化された少なくとも映像信号
    を示すデータを、双方向通信伝送路にて、双方向テレビ
    ジョン放送局と送受信する送受信装置において、 映像信号表示手段と、 映像再生モード切り換え要求操作信号入力手段と、 上記映像再生モード切り換え信号入力手段からの映像再
    生モード切り換え要求信号に応じて、切り換え要求時の
    再生映像に対応する所定のモード切り換え映像を表示手
    段に表示させる中間モード設定手段と、 要求された映像再生モードとモード切り換え要求時の再
    生映像情報とを示す再生モード符号を上記放送局に送信
    するモード符号化手段と、 放送局からの受信データが上記要求した再生モードの映
    像データであれば、この受信した映像データに基づいた
    映像を、上記モード切り換え映像に代えて、表示手段に
    表示する映像データ再生手段と、 を備えることを特徴とする双方向テレビジョン放送局と
    送受信する送受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の送受信装置において、放
    送局との間で送受信するデータには、時間情報であるタ
    イミング信号を含み、上記モード切り換え要求時の再生
    映像情報は、このタイミング信号であることを特徴とす
    る送受信装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の送受信装置において、放
    送局から受信する映像データは、所定の圧縮方法により
    圧縮され、連続する複数の映像フレーム情報を用いて元
    の映像データに伸長されるデータであり、このデータに
    は、時間情報であるタイミング信号を含み、上記モード
    切り換え要求時の再生映像情報は、モード切り換え要求
    時以前であって、1つのフレームで一映像を再生可能な
    フレームにおけるタイミング信号であることを特徴とす
    る送受信装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の送受信装置において、
    上記再生モード符号は、少なくとも、ISO/IEC1
    3818ー1における、送受信間での時間管理のための
    時間信号であるSTC(System Time Clock)信号を含む
    ことを特徴とする送受信装置。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の送受信装置において、
    上記再生モード符号は、少なくとも、ISO/IEC1
    3818ー1における、映像データを表示すべき時刻を
    示す信号であるPTS(Presentation Time Stamp)信号
    を含むことを特徴とする送受信装置。
  12. 【請求項12】 請求項7記載の送受信装置において、
    上記所定のモード切り換え映像は、切り換え要求時にお
    ける映像の静止画であることを特徴とする送受信装置。
  13. 【請求項13】 請求項7記載の送受信装置において、
    上記所定のモード切り換え映像は、所定映像の静止画で
    あることを特徴とする送受信装置。
  14. 【請求項14】 請求項7記載の送受信装置において、
    上記所定のモード切り換え映像は、所定映像の動画であ
    ることを特徴とする送受信装置。
  15. 【請求項15】 ディジタル化された少なくとも映像信
    号を示すデータを、双方向通信伝送路にて、複数の端末
    装置と送受信する双方向テレビジョン放送局における送
    受信装置において、 映像データが予め格納された映像データ格納手段と、 上記映像データ格納手段に格納された映像データを、端
    末装置に送信するとともに、端末装置からの映像再生モ
    ード切り換え要求信号と映像モード切り換え要求時の再
    生映像情報とを示す再生モード符号を受信する送受信手
    段と、 上記送受信手段に受信された再生モード符号に基づき、
    上記映像データ格納手段及び送受信手段を制御して、端
    末装置における切り換え要求時の再生映像から上記要求
    された映像再生モードに従った映像データを端末装置に
    送信させる制御手段と、 を備えることを特徴とする双方向テレビジョン放送局に
    おける送受信装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の送受信装置におい
    て、端末装置との間で送受信するデータには、時間情報
    であるタイミング信号を含み、上記モード切り換え要求
    時の再生映像情報は、このタイミング信号であることを
    特徴とする送受信装置。
  17. 【請求項17】 請求項15記載の送受信装置におい
    て、端末装置との間で送受信される映像データは、所定
    の圧縮方法により圧縮され、連続する複数の映像フレー
    ム情報を用いて元の映像データに伸長されるデータであ
    り、このデータには、時間情報であるタイミング信号を
    含み、上記モード切り換え要求時の再生映像情報は、モ
    ード切り換え要求時以前であって、1つのフレームで一
    映像を再生可能なフレームにおけるタイミング信号であ
    ることを特徴とする送受信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009515391A (ja) * 2005-11-02 2009-04-09 トムソン ライセンシング データ・ソースからデータ・シンクへのデータ・フローの転送のための方法、データ・シンク装置、データ・ソース装置、およびこれを実行するための装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009515391A (ja) * 2005-11-02 2009-04-09 トムソン ライセンシング データ・ソースからデータ・シンクへのデータ・フローの転送のための方法、データ・シンク装置、データ・ソース装置、およびこれを実行するための装置

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