JPH08321787A - 構内モデム - Google Patents
構内モデムInfo
- Publication number
- JPH08321787A JPH08321787A JP12603295A JP12603295A JPH08321787A JP H08321787 A JPH08321787 A JP H08321787A JP 12603295 A JP12603295 A JP 12603295A JP 12603295 A JP12603295 A JP 12603295A JP H08321787 A JPH08321787 A JP H08321787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- capacitor
- reception
- signal
- during
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構内用のベースバンド帯域を用いたモデムに
おいて、通信信号の周波数帯域が非同期通信動作と同期
通信動作とで異なるため、受信フィルタ回路のフィルタ
特性をそれぞれの動作時に対応して設定することが可能
なものとし、特に、通信信号の周波数帯域が、非同期通
信時のそれよりも低い同期通信動作時において、ノイズ
による誤動作の発生を少なくする。 【構成】 受信フィルタ回路を構成するオペアンプ5に
入力する受信信号ライン9にコンデンサ8が接続され、
さらにコンデンサ容量選択スイッチ6を介してコンデン
サ7が接続されている。コンデンサ容量選択スイッチ6
は、同期通信動作時はオンとなり、非同期通信動作時は
オフとなるよう動作する。
おいて、通信信号の周波数帯域が非同期通信動作と同期
通信動作とで異なるため、受信フィルタ回路のフィルタ
特性をそれぞれの動作時に対応して設定することが可能
なものとし、特に、通信信号の周波数帯域が、非同期通
信時のそれよりも低い同期通信動作時において、ノイズ
による誤動作の発生を少なくする。 【構成】 受信フィルタ回路を構成するオペアンプ5に
入力する受信信号ライン9にコンデンサ8が接続され、
さらにコンデンサ容量選択スイッチ6を介してコンデン
サ7が接続されている。コンデンサ容量選択スイッチ6
は、同期通信動作時はオンとなり、非同期通信動作時は
オフとなるよう動作する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメタリックケーブル回線
等の有線回線により、ベースバンド帯域の信号を送受信
することにより通信を行う変復調装置の改良に関するも
のである。
等の有線回線により、ベースバンド帯域の信号を送受信
することにより通信を行う変復調装置の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の変復調装置(以下、構内モ
デムと称する。)としては、同期通信動作と、非同期通
信動作を切り換えて通信するものがある。この場合、非
同期通信時のベースバンド帯域の帯域幅は同期通信時の
それと比較して数倍以上であり、構内モデムの受信フィ
ルタとしては非同期通信時の帯域幅に合わせたフィルタ
特性にその特性が固定されたフィルタ回路を設けたもの
であった。
デムと称する。)としては、同期通信動作と、非同期通
信動作を切り換えて通信するものがある。この場合、非
同期通信時のベースバンド帯域の帯域幅は同期通信時の
それと比較して数倍以上であり、構内モデムの受信フィ
ルタとしては非同期通信時の帯域幅に合わせたフィルタ
特性にその特性が固定されたフィルタ回路を設けたもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
受信フィルタ回路のフィルタ特性は非同期通信動作に対
応して設定されているため、同期通信時には、通信に必
要とする帯域よりも高い周波数帯域のノイズ成分が受信
フィルタ回路で遮られずに通過してしまう場合があり、
その結果、それらノイズ成分により正常に通信できない
場合があった。
受信フィルタ回路のフィルタ特性は非同期通信動作に対
応して設定されているため、同期通信時には、通信に必
要とする帯域よりも高い周波数帯域のノイズ成分が受信
フィルタ回路で遮られずに通過してしまう場合があり、
その結果、それらノイズ成分により正常に通信できない
場合があった。
【0004】本発明は、上記の欠点を解決するために、
同期通信時の受信フィルタ帯域幅を非同期通信時のそれ
より狭くし、ノイズによる通信の誤動作の発生を低減す
るものである。
同期通信時の受信フィルタ帯域幅を非同期通信時のそれ
より狭くし、ノイズによる通信の誤動作の発生を低減す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、受信フィルタのカットオフ周波数を決定
するためのコンデンサの容量を同期通信時と非同期通信
時とで切り換え選択する手段を設けたものである。
決するために、受信フィルタのカットオフ周波数を決定
するためのコンデンサの容量を同期通信時と非同期通信
時とで切り換え選択する手段を設けたものである。
【0006】
【作用】その結果、同期通信動作と非同期通信動作とを
切り換えることのできる構内モデムにおいて、同期通信
動作している場合の受信フィルタの帯域を、非同期通信
動作している場合のそれよりも狭くすることができる。
切り換えることのできる構内モデムにおいて、同期通信
動作している場合の受信フィルタの帯域を、非同期通信
動作している場合のそれよりも狭くすることができる。
【0007】
【実施例】以下この発明の一実施例を図1および図2に
より説明する。図1は本発明の一実施例の構内モデムの
受信フィルタ回路の構成例を示したものである。この図
において、5はオペアンプ、6はコンデンサ容量選択ス
イッチ、7は同期通信時に受信信号ライン9へ接続され
るコンデンサ、8は、コンデンサ選択スイッチ6の動作
に係わりなく受信信号ライン9へ接続されているコンデ
ンサである。
より説明する。図1は本発明の一実施例の構内モデムの
受信フィルタ回路の構成例を示したものである。この図
において、5はオペアンプ、6はコンデンサ容量選択ス
イッチ、7は同期通信時に受信信号ライン9へ接続され
るコンデンサ、8は、コンデンサ選択スイッチ6の動作
に係わりなく受信信号ライン9へ接続されているコンデ
ンサである。
【0008】以下、この回路の動作を、同期通信時と非
同期通信時双方の受信フィルタの減衰量、およびそれぞ
れの通信時の通信信号の周波数特性のグラフを示す図2
を用いて説明する。
同期通信時双方の受信フィルタの減衰量、およびそれぞ
れの通信時の通信信号の周波数特性のグラフを示す図2
を用いて説明する。
【0009】本実施例の構成を用いた伝送装置におい
て、非同期通信時にはコンデンサ容量選択スイッチ6が
オフにされ、コンデンサ7は受信信号ライン9へは接続
されず、コンデンサ8がそのライン9に接続されるのみ
である。従って、受信フィルタ回路のフィルタリング帯
域は、図2の波形2に示すように非同期通信時の通信信
号の信号帯域4よりも高い周波数の位置にカットオフ周
波数が存するところの周波数特性を有するものになる。
て、非同期通信時にはコンデンサ容量選択スイッチ6が
オフにされ、コンデンサ7は受信信号ライン9へは接続
されず、コンデンサ8がそのライン9に接続されるのみ
である。従って、受信フィルタ回路のフィルタリング帯
域は、図2の波形2に示すように非同期通信時の通信信
号の信号帯域4よりも高い周波数の位置にカットオフ周
波数が存するところの周波数特性を有するものになる。
【0010】また、同期通信時にはコンデンサ容量選択
スイッチ6がオンにされ、コンデンサ7が受信信号ライ
ン9へ接続されて、コンデンサ8とコンデンサ7の容量
を合わせた容量がそのライン9に接続されることにな
る。従って、受信フィルタ回路のフィルタリング帯域
は、図2の波形1に示すように非同期通信時の通信信号
の信号帯域4よりは低い周波数の位置で、さらに同期通
信時の通信信号の信号帯域3よりは高い周波数の位置に
カットオフ周波数が存するところの周波数特性を有する
ものになる。
スイッチ6がオンにされ、コンデンサ7が受信信号ライ
ン9へ接続されて、コンデンサ8とコンデンサ7の容量
を合わせた容量がそのライン9に接続されることにな
る。従って、受信フィルタ回路のフィルタリング帯域
は、図2の波形1に示すように非同期通信時の通信信号
の信号帯域4よりは低い周波数の位置で、さらに同期通
信時の通信信号の信号帯域3よりは高い周波数の位置に
カットオフ周波数が存するところの周波数特性を有する
ものになる。
【0011】そのため同期通信時には、非同期通信時の
受信フィルタのカットオフ周波数より低く、同期通信時
の受信フィルタのカットオフ周波数より高い周波数帯に
おけるノイズ成分が受信フィルタによりカットされて後
段(図示せず)に送信されないので、その帯域のノイズ
成分によっては受信フィルタの後段において誤動作する
ことがない。
受信フィルタのカットオフ周波数より低く、同期通信時
の受信フィルタのカットオフ周波数より高い周波数帯に
おけるノイズ成分が受信フィルタによりカットされて後
段(図示せず)に送信されないので、その帯域のノイズ
成分によっては受信フィルタの後段において誤動作する
ことがない。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、非同期通信時の信号帯
域内であっても、同期通信時の信号帯域以上の部分につ
いての周波数成分は、同期通信時は受信フィルタでカッ
トすることができるので、その周波数成分がノイズとし
て受信フィルタの後段に送信されることがなく、本発明
を適用した伝送装置のノイズによる誤動作の耐力が向上
する。
域内であっても、同期通信時の信号帯域以上の部分につ
いての周波数成分は、同期通信時は受信フィルタでカッ
トすることができるので、その周波数成分がノイズとし
て受信フィルタの後段に送信されることがなく、本発明
を適用した伝送装置のノイズによる誤動作の耐力が向上
する。
【図1】本発明の一実施例の構内モデムの受信フィルタ
回路の構成例を示す図
回路の構成例を示す図
【図2】同期通信時と非同期通信時双方の受信フィルタ
の減衰量、およびそれぞれの通信時の通信信号の周波数
特性のグラフを示す図
の減衰量、およびそれぞれの通信時の通信信号の周波数
特性のグラフを示す図
5 オペアンプ 6 コンデンサ容量選択スイッチ 7、8 コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 メタリックケーブル回線等の有線回線に
より、ベースバンド帯域の信号を送受信することにより
通信を行う変復調装置において、受信信号をフィルタリ
ングするフィルタ回路の周波数特性を選択的に切り換え
ることを特徴とする変復調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12603295A JPH08321787A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 構内モデム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12603295A JPH08321787A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 構内モデム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08321787A true JPH08321787A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14925005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12603295A Pending JPH08321787A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 構内モデム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08321787A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007081840A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Asahi Kasei Microsystems Kk | フィルタ回路 |
-
1995
- 1995-05-25 JP JP12603295A patent/JPH08321787A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007081840A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Asahi Kasei Microsystems Kk | フィルタ回路 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100809253B1 (ko) | 무선 수신기 및 무선 수신기를 포함하는 집적 회로 | |
CN100533994C (zh) | 收发器、操作收发器的系统、信号滤波的方法及控制方法 | |
CA1111509A (en) | Charge coupled device filters and modems incorporating such filters | |
EP1158686B1 (en) | Multiband radio system and method for operating a multiband radio system | |
JP2803723B2 (ja) | 周波数変換型フィルタ | |
US7116965B2 (en) | Radio receiver | |
US5150365A (en) | Communication system for coexistent base band and broad band signals | |
KR20010034820A (ko) | 직접 변환 수신기 | |
GB2192509A (en) | Sampled data band-pass filter device | |
JPH09135188A (ja) | 分離した周波数バンドの電磁入力信号のデジタル化装置とその方法 | |
GB2306818A (en) | Portable analog/digital radio transmitter/receiver with switchable filters | |
JPH08321787A (ja) | 構内モデム | |
KR0154793B1 (ko) | 무선전화기의 비화회로 및 역비화회로 | |
JP3062215B2 (ja) | アナログ・フロント・エンド回路 | |
JP4050354B2 (ja) | 増幅回路 | |
US20050276351A1 (en) | Receiving arrangement of a cordless communication system | |
Glas | A differential FM detector for low-IF radios | |
US4547751A (en) | System for frequency modulation | |
SU1427579A1 (ru) | Широкодиапазонный коммутируемый фильтр | |
JP2679324B2 (ja) | データ受信用フィルタ回路 | |
KR200348444Y1 (ko) | 안정적인전화서비스를위한디지털가입자회선스플리터카드 | |
EP0824782B1 (en) | Receiver with digital processing of a phase-splitted input signal | |
JP2000244342A (ja) | 送信回路 | |
JPS61273009A (ja) | フイルタ回路 | |
JPS6016133Y2 (ja) | 周波数偏移信号復調回路 |