JPH08320768A - ディスクアレイ装置 - Google Patents
ディスクアレイ装置Info
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- JPH08320768A JPH08320768A JP7127761A JP12776195A JPH08320768A JP H08320768 A JPH08320768 A JP H08320768A JP 7127761 A JP7127761 A JP 7127761A JP 12776195 A JP12776195 A JP 12776195A JP H08320768 A JPH08320768 A JP H08320768A
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- disk array
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- array device
- disk
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Abstract
(57)【要約】
【目的】1台の下位I/F制御部または下位I/F制御
部とハードディスクを接続するケーブルの故障時に、連
続運用可能なディスクアレイ装置を提供する。 【構成】ディスクアレイ制御部1の下位I/F制御部7
〜12とハードディスク13〜17の間に、ディスクア
レイ装置の正常運用時に用いケーブル47、49、5
1、53、55を通信経路とする主経路から、1台の下
位I/F制御部または下位I/F制御部とハードディス
クを接続するケーブルの故障時に用いケーブル46、4
8、50、52、54を通信経路とする予備経路に切替
えるデュアルI/Fコネクタ40〜45を備え、各々の
ハードディスクが下位I/F制御部7〜12に対して2
本の通信手段を持つ。
部とハードディスクを接続するケーブルの故障時に、連
続運用可能なディスクアレイ装置を提供する。 【構成】ディスクアレイ制御部1の下位I/F制御部7
〜12とハードディスク13〜17の間に、ディスクア
レイ装置の正常運用時に用いケーブル47、49、5
1、53、55を通信経路とする主経路から、1台の下
位I/F制御部または下位I/F制御部とハードディス
クを接続するケーブルの故障時に用いケーブル46、4
8、50、52、54を通信経路とする予備経路に切替
えるデュアルI/Fコネクタ40〜45を備え、各々の
ハードディスクが下位I/F制御部7〜12に対して2
本の通信手段を持つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスク、光デ
ィスク、半導体ディスクなどのディスク装置を複数使用
するディスク装置システムにおけるディスクアレイ装置
に関する。
ィスク、半導体ディスクなどのディスク装置を複数使用
するディスク装置システムにおけるディスクアレイ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ファイルシステムの大容量化と高いトラ
ンザクション性能が要求される中、高いデータ処理性能
と信頼性を併せ持つ一方式として、米国特許US487
0643号に開示されるパラレルドライブアレイ・スト
レージシステムがある。本方式は従来のディスクアレイ
装置の基本構成を示すものである。ここで従来のディス
クアレイ装置について図16を用いて説明する。
ンザクション性能が要求される中、高いデータ処理性能
と信頼性を併せ持つ一方式として、米国特許US487
0643号に開示されるパラレルドライブアレイ・スト
レージシステムがある。本方式は従来のディスクアレイ
装置の基本構成を示すものである。ここで従来のディス
クアレイ装置について図16を用いて説明する。
【0003】ディスクアレイ装置は主に上位計算機から
受けたリード/ライトコマンドにより、上位計算機とハ
ードディスクの間でデータの分散集合制御を行うディス
クアレイ制御部1と上位計算機が転送したデータを格納
するハードディスク13〜17で構成される。またデー
タ保持の信頼性を高める意味で、ハードディスク13〜
17のデータをバックアップするMTやMO等のバック
アップ機器をオプションとして接続することが多い。デ
ィスクアレイ制御部1は上位計算機との間でコマンド及
びデータの授受を行う上位計算機I/F制御部2、各ハ
ードディスク13〜17及びバックアップ機器21との
間でコマンド及びデータの授受を行う下位I/F制御部
7〜12、上位計算機I/F制御部2と下位I/F制御
部7〜11の間でデータを転送制御するデータ転送制御
部5、ハードディスク13〜17に新しいデータをライ
トする際にデータに付加するパリティを生成するパリテ
ィ生成回路6、また上位計算機とハードディスク13〜
17間のデータ転送の際に、一時的にデータを保持する
バッファメモリ4、さらにディスクアレイ制御部1全体
を統括制御するMPU3等で構成される。本ディスクア
レイ装置は各ハードディスク13〜17それぞれに下位
I/F制御部7〜11を備えるため、複数ハードディス
ク13〜17のパラレルなリード/ライト動作が可能と
なり、単体のハードディスクに比べて特にアクセス性能
に優れているという特徴を持つ。また、データをハード
ディスクにライトする際に、パリティ生成回路6が図1
7に示すようにデータの排他的論理和からパリティを生
成し、データと共にハードディスクのある場所にライト
するため、例えば、3番目のハードディスク15に故障
が発生しても、残りのハードディスク13、14、1
6、17のデータD1、D2、D4、D5及びパリティ
Pから喪失データD3を再生することができる。
受けたリード/ライトコマンドにより、上位計算機とハ
ードディスクの間でデータの分散集合制御を行うディス
クアレイ制御部1と上位計算機が転送したデータを格納
するハードディスク13〜17で構成される。またデー
タ保持の信頼性を高める意味で、ハードディスク13〜
17のデータをバックアップするMTやMO等のバック
アップ機器をオプションとして接続することが多い。デ
ィスクアレイ制御部1は上位計算機との間でコマンド及
びデータの授受を行う上位計算機I/F制御部2、各ハ
ードディスク13〜17及びバックアップ機器21との
間でコマンド及びデータの授受を行う下位I/F制御部
7〜12、上位計算機I/F制御部2と下位I/F制御
部7〜11の間でデータを転送制御するデータ転送制御
部5、ハードディスク13〜17に新しいデータをライ
トする際にデータに付加するパリティを生成するパリテ
ィ生成回路6、また上位計算機とハードディスク13〜
17間のデータ転送の際に、一時的にデータを保持する
バッファメモリ4、さらにディスクアレイ制御部1全体
を統括制御するMPU3等で構成される。本ディスクア
レイ装置は各ハードディスク13〜17それぞれに下位
I/F制御部7〜11を備えるため、複数ハードディス
ク13〜17のパラレルなリード/ライト動作が可能と
なり、単体のハードディスクに比べて特にアクセス性能
に優れているという特徴を持つ。また、データをハード
ディスクにライトする際に、パリティ生成回路6が図1
7に示すようにデータの排他的論理和からパリティを生
成し、データと共にハードディスクのある場所にライト
するため、例えば、3番目のハードディスク15に故障
が発生しても、残りのハードディスク13、14、1
6、17のデータD1、D2、D4、D5及びパリティ
Pから喪失データD3を再生することができる。
【0004】ハードウエア構成を持つディスクアレイ装
置は、下位I/F制御部7〜12に特にSCSI<Smal
l Computer System Interface>を用いたもので、SC
SIはコンピュータ周辺機器の一般的なI/F制御部と
して広く普及している。しかし、近年MPU、メモリ及
びハードディスク等のハードウエアの性能の上昇や小型
化が著しいため、SCSIの持つデータ転送速度や転送
距離による制約、大型のI/Fコネクタが問題となって
おり、これに変わるものとしてシリアルI/F制御部が
注目されている。図18はハードディスク24〜28と
ディスクアレイ制御部29の間にシリアルI/F制御部
22を用いたディスクアレイ装置を示した図である。デ
ィスクアレイ制御部29を構成する要素はシリアルI/
F制御部22を除いてSCSII/F制御部を用いたデ
ィスクアレイ装置と同様であるが、シリアルI/F制御
部22の高い転送能力を引き出すために、専用のシリア
ルI/F制御用MPU23を持っている。またハードデ
ィスク24〜28は各々のデータ入出力口に、ディスク
アレイ制御部29同様にシリアルI/F制御部30〜3
4を備えている。図19はディスクアレイ制御部29側
のシリアルI/F制御部22(特にSSA<Serial Sto
rage Architecture>)とハードディスク24〜28側
のシリアルI/F制御部30〜34の詳細構成を示して
いる。シリアルI/F制御部22、30〜34はデータ
の送信及び受信用ポートを2ポートずつ備えており、各
シリアルI/F制御部22、30〜34がループ状に連
なることで、隣り合うシリアルI/F制御部が双方向の
通信経路を持つことができる。このことから例えば図2
0に示すように、上位計算機からハードディスク24と
27にデータをライトすると同時に、ハードディスク2
5と28からデータをリードし、ハードディスク26か
らハードディスク27にデータをバックアップするとい
ったことが可能になる。またハードディスク25に故障
が発生した場合には例えば図21に示すように、、ハー
ドディスク24にはディスクアレイ制御部側との送信及
び受信用ポートが、またハードディスク26にはハード
ディスク27との送信及び受信用ポートが残っている。
したがって、上位計算機からは故障したハードディスク
を除いて、残りの全てのハードディスクに対してリード
/ライトアクセスが行えるため、ディスクアレイ装置の
連続運用が可能である。
置は、下位I/F制御部7〜12に特にSCSI<Smal
l Computer System Interface>を用いたもので、SC
SIはコンピュータ周辺機器の一般的なI/F制御部と
して広く普及している。しかし、近年MPU、メモリ及
びハードディスク等のハードウエアの性能の上昇や小型
化が著しいため、SCSIの持つデータ転送速度や転送
距離による制約、大型のI/Fコネクタが問題となって
おり、これに変わるものとしてシリアルI/F制御部が
注目されている。図18はハードディスク24〜28と
ディスクアレイ制御部29の間にシリアルI/F制御部
22を用いたディスクアレイ装置を示した図である。デ
ィスクアレイ制御部29を構成する要素はシリアルI/
F制御部22を除いてSCSII/F制御部を用いたデ
ィスクアレイ装置と同様であるが、シリアルI/F制御
部22の高い転送能力を引き出すために、専用のシリア
ルI/F制御用MPU23を持っている。またハードデ
ィスク24〜28は各々のデータ入出力口に、ディスク
アレイ制御部29同様にシリアルI/F制御部30〜3
4を備えている。図19はディスクアレイ制御部29側
のシリアルI/F制御部22(特にSSA<Serial Sto
rage Architecture>)とハードディスク24〜28側
のシリアルI/F制御部30〜34の詳細構成を示して
いる。シリアルI/F制御部22、30〜34はデータ
の送信及び受信用ポートを2ポートずつ備えており、各
シリアルI/F制御部22、30〜34がループ状に連
なることで、隣り合うシリアルI/F制御部が双方向の
通信経路を持つことができる。このことから例えば図2
0に示すように、上位計算機からハードディスク24と
27にデータをライトすると同時に、ハードディスク2
5と28からデータをリードし、ハードディスク26か
らハードディスク27にデータをバックアップするとい
ったことが可能になる。またハードディスク25に故障
が発生した場合には例えば図21に示すように、、ハー
ドディスク24にはディスクアレイ制御部側との送信及
び受信用ポートが、またハードディスク26にはハード
ディスク27との送信及び受信用ポートが残っている。
したがって、上位計算機からは故障したハードディスク
を除いて、残りの全てのハードディスクに対してリード
/ライトアクセスが行えるため、ディスクアレイ装置の
連続運用が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、以下
の課題がある。
の課題がある。
【0006】すなわち、まず下位I/F制御部にSCS
Iを用いるディスクアレイ装置について述べる。ディス
クアレイ制御部1が有する下位I/F制御部に1台以上
の故障が発生した場合、その下位I/F制御部と接続し
ているハードディスクに対する上位計算機からのリード
/ライトアクセスが完全に遮断されることが考えられ
る。また下位I/F制御部とハードディスクを相互に接
続しているケーブルに、断線等の故障が発生した場合に
もハードディスクに対するアクセスが停止すると考えら
れる。したがってこのような条件下では、故障の発生し
たI/Fチャネルを除いた構成でのディスクアレイ装置
の連続運用は可能であるが、1台のハードディスクが使
えないことによって、正常運用時に比較してディスクア
レイ装置のリード/ライトのアクセス性能が低下すると
予想される。
Iを用いるディスクアレイ装置について述べる。ディス
クアレイ制御部1が有する下位I/F制御部に1台以上
の故障が発生した場合、その下位I/F制御部と接続し
ているハードディスクに対する上位計算機からのリード
/ライトアクセスが完全に遮断されることが考えられ
る。また下位I/F制御部とハードディスクを相互に接
続しているケーブルに、断線等の故障が発生した場合に
もハードディスクに対するアクセスが停止すると考えら
れる。したがってこのような条件下では、故障の発生し
たI/Fチャネルを除いた構成でのディスクアレイ装置
の連続運用は可能であるが、1台のハードディスクが使
えないことによって、正常運用時に比較してディスクア
レイ装置のリード/ライトのアクセス性能が低下すると
予想される。
【0007】一方、下位I/F制御部にシリアルI/F
制御部を用いるディスクアレイ装置について述べると、
ディスクアレイ制御部及び各ハードディスクの持つ各々
のシリアルI/F制御部がループ状に連なるため、ディ
スクアレイ制御部からハードディスクへのアクセス経路
は、送信用及び受信用を1組にして2系統を保持してい
る。これによって、いずれのハードディスクに故障が発
生しても、残りの正常なハードディスクに対してアクセ
スを継続可能であるため、装置として高い信頼性があ
る。しかし、ディスクアレイ制御部側のシリアルI/F
制御部に故障が発生した場合には、上位計算機とハード
ディスク間の通信経路を失うことから、ハードディスク
のリード/ライトアクセスが事実上不可能となる。また
ディスクアレイ制御部側のシリアルI/F制御部と、ハ
ードディスク側のシリアルI/F制御部間のケーブルに
断線等の故障が一つ発生すると、2系統ある通信経路の
内一つの送信用もしくは受信用の通信経路を失うことか
ら、正常運用時に比較してディスクアレイ装置のリード
/ライトのアクセス性能が低下すると予想される。
制御部を用いるディスクアレイ装置について述べると、
ディスクアレイ制御部及び各ハードディスクの持つ各々
のシリアルI/F制御部がループ状に連なるため、ディ
スクアレイ制御部からハードディスクへのアクセス経路
は、送信用及び受信用を1組にして2系統を保持してい
る。これによって、いずれのハードディスクに故障が発
生しても、残りの正常なハードディスクに対してアクセ
スを継続可能であるため、装置として高い信頼性があ
る。しかし、ディスクアレイ制御部側のシリアルI/F
制御部に故障が発生した場合には、上位計算機とハード
ディスク間の通信経路を失うことから、ハードディスク
のリード/ライトアクセスが事実上不可能となる。また
ディスクアレイ制御部側のシリアルI/F制御部と、ハ
ードディスク側のシリアルI/F制御部間のケーブルに
断線等の故障が一つ発生すると、2系統ある通信経路の
内一つの送信用もしくは受信用の通信経路を失うことか
ら、正常運用時に比較してディスクアレイ装置のリード
/ライトのアクセス性能が低下すると予想される。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、ディスクアレイ制御部に予備の下位I/F制御部を
搭載し、各下位I/F制御部が異なる2台ハードディス
クと通信経路を持つようにデュアル化した通信手段(主
にケーブルを意味する)、および各下位I/F制御部と
通信経路の間に正常時に使用する主経路と故障時に使用
する予備経路を選択可能な通信経路切替手段を設ける。
め、ディスクアレイ制御部に予備の下位I/F制御部を
搭載し、各下位I/F制御部が異なる2台ハードディス
クと通信経路を持つようにデュアル化した通信手段(主
にケーブルを意味する)、および各下位I/F制御部と
通信経路の間に正常時に使用する主経路と故障時に使用
する予備経路を選択可能な通信経路切替手段を設ける。
【0009】
【作用】上記の目的を達成する方法を用いると、下位I
/F制御部及び通信経路に故障が発生していない場合、
通信経路切替手段の主経路を有効、予備経路を無効に設
定し、主経路と接続した通信経路の末端に接続してある
ハードディスクに対してリード/ライトアクセスを行
う。またある1台の下位I/F制御部が故障で使用不能
になった場合、または運用中に通信経路が断線した場合
には、故障した下位I/F制御部または断線した通信経
路を持つ下位I/F制御部に対して右または左に隣り合
う、全ての下位I/F制御部の通信経路切替手段の主経
路を無効、予備経路を有効に設定し、予備経路と接続し
た通信経路の末端に接続してあるハードディスクに対し
てリード/ライトアクセスを継続して行う。ディスクア
レイ装置の運用はこの状態で継続可能である。そして運
用の終了後、一度ディスクアレイ装置の電源を落とし、
故障した下位I/F制御部を新しい下位I/F制御部に
交換する。この時、交換した下位I/F制御部に対して
左に隣り合う、全ての下位I/F制御部の通信経路切替
手段の主経路を再度有効、予備経路を無効に設定し、主
経路と接続した通信経路の末端に接続してあるハードデ
ィスクに対してリード/ライトアクセスを行う。尚通信
経路切替手段を別のドータボードに搭載し、ディスクア
レイ制御部を構成する基盤上の下位I/F制御部とハー
ドディスクの間にそのドータボードを付加することで、
従来のディスクアレイ装置に対しても本方式の適用が図
れる。
/F制御部及び通信経路に故障が発生していない場合、
通信経路切替手段の主経路を有効、予備経路を無効に設
定し、主経路と接続した通信経路の末端に接続してある
ハードディスクに対してリード/ライトアクセスを行
う。またある1台の下位I/F制御部が故障で使用不能
になった場合、または運用中に通信経路が断線した場合
には、故障した下位I/F制御部または断線した通信経
路を持つ下位I/F制御部に対して右または左に隣り合
う、全ての下位I/F制御部の通信経路切替手段の主経
路を無効、予備経路を有効に設定し、予備経路と接続し
た通信経路の末端に接続してあるハードディスクに対し
てリード/ライトアクセスを継続して行う。ディスクア
レイ装置の運用はこの状態で継続可能である。そして運
用の終了後、一度ディスクアレイ装置の電源を落とし、
故障した下位I/F制御部を新しい下位I/F制御部に
交換する。この時、交換した下位I/F制御部に対して
左に隣り合う、全ての下位I/F制御部の通信経路切替
手段の主経路を再度有効、予備経路を無効に設定し、主
経路と接続した通信経路の末端に接続してあるハードデ
ィスクに対してリード/ライトアクセスを行う。尚通信
経路切替手段を別のドータボードに搭載し、ディスクア
レイ制御部を構成する基盤上の下位I/F制御部とハー
ドディスクの間にそのドータボードを付加することで、
従来のディスクアレイ装置に対しても本方式の適用が図
れる。
【0010】
【実施例】本発明の第一実施例を図1ないし図8を用い
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は本発明のディスクアレイ装置全体を
表した図である。ディスクアレイ装置の中枢となるディ
スクアレイ制御部1は、上位計算機との間でコマンド及
びデータの授受を行う上位計算機I/F制御部2、複数
のハードディスク13〜17との間でコマンド及びデー
タの授受を行う下位I/F制御部7〜12、各々の下位
I/F制御部7〜12と相互に接続し、下位I/F制御
部とハードディスク間の通信経路(以下ケーブルと記
す)46〜55の有効/無効の切替えを行うデュアルI
/Fスイッチコネクタ40〜45、コマンドのアドレス
変換及びデータの集合分散制御を行うデータ転送制御部
5、上位計算機とハードディスク13〜17間で転送す
るデータを一時的に格納保持するバッファメモリ4、ハ
ードディスク13〜17にデータをライトする際にデー
タに付加するパリティを生成するパリティ生成回路6、
さらに以上の各構成要素を統括制御するMPU3から構
成される。尚デュアルI/Fスイッチコネクタ40はハ
ードディスク13に、デュアルI/Fスイッチコネクタ
45はハードディスク17に対して1本の通信経路を備
え、残りのデュアルI/Fスイッチコネクタ41〜44
はハードディスク13〜17に対して各々2本の通信経
路を備えている。また各ハードディスクは図8に示すよ
うなケーブルを用いて、隣り合う2台のデュアルI/F
スイッチコネクタの各々1つの通信ポートと接続してい
る。さらにディスクアレイ装置運用開始時にディスクア
レイ制御部1上の各ハードウエアをチェックするCUD
G<Controller Unit Diagnostic>プログラムをフロッ
ピディスク19で供給するため、ディスクアレイ制御部
1にフロッピディスクドライブ(以下FDDと記す)1
8を接続している。
表した図である。ディスクアレイ装置の中枢となるディ
スクアレイ制御部1は、上位計算機との間でコマンド及
びデータの授受を行う上位計算機I/F制御部2、複数
のハードディスク13〜17との間でコマンド及びデー
タの授受を行う下位I/F制御部7〜12、各々の下位
I/F制御部7〜12と相互に接続し、下位I/F制御
部とハードディスク間の通信経路(以下ケーブルと記
す)46〜55の有効/無効の切替えを行うデュアルI
/Fスイッチコネクタ40〜45、コマンドのアドレス
変換及びデータの集合分散制御を行うデータ転送制御部
5、上位計算機とハードディスク13〜17間で転送す
るデータを一時的に格納保持するバッファメモリ4、ハ
ードディスク13〜17にデータをライトする際にデー
タに付加するパリティを生成するパリティ生成回路6、
さらに以上の各構成要素を統括制御するMPU3から構
成される。尚デュアルI/Fスイッチコネクタ40はハ
ードディスク13に、デュアルI/Fスイッチコネクタ
45はハードディスク17に対して1本の通信経路を備
え、残りのデュアルI/Fスイッチコネクタ41〜44
はハードディスク13〜17に対して各々2本の通信経
路を備えている。また各ハードディスクは図8に示すよ
うなケーブルを用いて、隣り合う2台のデュアルI/F
スイッチコネクタの各々1つの通信ポートと接続してい
る。さらにディスクアレイ装置運用開始時にディスクア
レイ制御部1上の各ハードウエアをチェックするCUD
G<Controller Unit Diagnostic>プログラムをフロッ
ピディスク19で供給するため、ディスクアレイ制御部
1にフロッピディスクドライブ(以下FDDと記す)1
8を接続している。
【0012】図2〜図4のフローチャートに基づき本発
明のディスクアレイ装置の動作について説明する。
明のディスクアレイ装置の動作について説明する。
【0013】ディスクアレイ装置の電源を入れると(図
2のフローチャート100)、FDD18に入っている
フロッピディスク19からロードされたCUDGプログ
ラムが起動し、ディスクアレイ制御部1の各構成要素で
ある上位計算機I/F制御部2、MPU3、バッファメ
モリ4、データ転送制御部5、パリティ生成回路6、各
下位I/F制御部7〜12及び各ハードディスク13〜
17のハードチェックを行う(同101)。この時下位
I/F制御部7〜12のいずれかの障害の発生、または
下位I/F制御部7〜12とハードディスク13〜17
をつなぐケーブルの断線によって、ハードディスク13
〜17のハードチェックが正常に行われない場合は(同
102)、MPU2がエラー情報を上位計算機に報告す
る(同103)。運用者はディスクアレイ装置の電源を
いったん落とし、故障の認められた下位I/F制御部を
交換するか、または断線していると思われるケーブルを
交換する(同105)。一方ディスクアレイ装置の電源
投入時のハードチェックにおいて、いかなるハードエラ
ーも認められなかった場合は(同102)、図5の上側
に示す下位通信経路の接続構成でディスクアレイ装置の
運用を開始する。上位計算機は運用者の要求に応じてリ
ード/ライトコマンドを送出し(同106)、ディスク
アレイ制御部1のMPU2がコマンドを解釈し、データ
転送制御部5がリード時には各ハードディスク13〜1
7に分散したデータの読み出し集合処理、ライト時には
各ハードディスク13〜17へデータの分散書き込み処
理を実行する(同107)。ディスクアレイ装置のリー
ド/ライトアクセス実行中にいずれの下位I/F制御
部、ケーブル及びハードディスクの故障がなく(同10
8)、実行中のリード/ライトアクセスがまだ終了して
いない場合は(同109)、引続きリード/ライトアク
セスを実行する(同107)。一方リード/ライトアク
セスが終了している場合(同109)、ディスクアレイ
制御部1が上位計算機から次のリード/ライトアクセス
要求を受け付ける。次のリード/ライトアクセス要求が
あるならば(同110)上位計算機が次のリード/ライ
トコマンドをディスクアレイ制御部1に対して送出し
(同106)、ないならば(同110)ディスクアレイ
装置の運用を終了する(同111)。
2のフローチャート100)、FDD18に入っている
フロッピディスク19からロードされたCUDGプログ
ラムが起動し、ディスクアレイ制御部1の各構成要素で
ある上位計算機I/F制御部2、MPU3、バッファメ
モリ4、データ転送制御部5、パリティ生成回路6、各
下位I/F制御部7〜12及び各ハードディスク13〜
17のハードチェックを行う(同101)。この時下位
I/F制御部7〜12のいずれかの障害の発生、または
下位I/F制御部7〜12とハードディスク13〜17
をつなぐケーブルの断線によって、ハードディスク13
〜17のハードチェックが正常に行われない場合は(同
102)、MPU2がエラー情報を上位計算機に報告す
る(同103)。運用者はディスクアレイ装置の電源を
いったん落とし、故障の認められた下位I/F制御部を
交換するか、または断線していると思われるケーブルを
交換する(同105)。一方ディスクアレイ装置の電源
投入時のハードチェックにおいて、いかなるハードエラ
ーも認められなかった場合は(同102)、図5の上側
に示す下位通信経路の接続構成でディスクアレイ装置の
運用を開始する。上位計算機は運用者の要求に応じてリ
ード/ライトコマンドを送出し(同106)、ディスク
アレイ制御部1のMPU2がコマンドを解釈し、データ
転送制御部5がリード時には各ハードディスク13〜1
7に分散したデータの読み出し集合処理、ライト時には
各ハードディスク13〜17へデータの分散書き込み処
理を実行する(同107)。ディスクアレイ装置のリー
ド/ライトアクセス実行中にいずれの下位I/F制御
部、ケーブル及びハードディスクの故障がなく(同10
8)、実行中のリード/ライトアクセスがまだ終了して
いない場合は(同109)、引続きリード/ライトアク
セスを実行する(同107)。一方リード/ライトアク
セスが終了している場合(同109)、ディスクアレイ
制御部1が上位計算機から次のリード/ライトアクセス
要求を受け付ける。次のリード/ライトアクセス要求が
あるならば(同110)上位計算機が次のリード/ライ
トコマンドをディスクアレイ制御部1に対して送出し
(同106)、ないならば(同110)ディスクアレイ
装置の運用を終了する(同111)。
【0014】ここで例えば図1の下位I/F制御部9、
ケーブル49またはハードディスク14のいずれかに故
障が発生したと仮定する(同108)。リード時には
(同112)データ転送制御部5が上位計算機にリード
データを転送する際に、読み出しデータからLRC<Lo
ngitudinal Redundancy Check>コードを生成し、読み
出しデータが最後にハードディスクに書き込まれた際に
データ転送制御部5が読み出しデータ末尾に付加したL
RCコードと比較する(図3のフローチャート11
5)。ディスクアレイ制御部1がLRCコードの不一致
を確認したら(同116)、MPU3がデュアルI/F
スイッチコネクタ40、41を切替え(同117)、図
5の上側に示す通信経路の接続構成から下側に示す通信
経路の接続構成に変更し、同一データのリードを再実行
する(同118)。再びデータ転送制御部5が上位計算
機にリードデータを転送する際に、読み出しデータから
LRCコードを生成し、読み出しデータが最後にハード
ディスクに書き込まれた際にデータ転送制御部5が読み
出しデータ末尾に付加したLRCコードと比較する(同
119)。再び上位計算機がLRCコードの不一致を確
認したら(同120)、ハードディスク14または切替
えた通信経路に故障が発生していると考えられるため
(同121)、縮退モード(故障の認められたハードデ
ィスクを除いて、残りのハードディスクに対してリード
/ライトアクセスを行う)にてディスクアレイ装置の運
用を継続する(同122)。一方ディスクアレイ制御部
1がLRCコードの一致を確認したら(同120)、下
位I/F制御部8に故障またはケーブル49に断線が発
生していると考えられるが(同123)、これらの故障
箇所は無視されるため、ディスクアレイ装置のその後の
運用には何も問題はない。したがってそのままディスク
アレイ装置の運用を継続する(同124)。運用終了後
ディスクアレイ装置の電源をいったん落とし(同12
5)、下位I/F制御部8またはケーブル49を含む図
8で示したケーブルの交換を行う(同126)。一方ラ
イト時でかつライト異常が発生した場合(同112)、
MPUが管理情報として専用のメモリに持っているデー
タのマッピングテーブルに、ライトの異常実行に関する
情報を書き込む(同113)。その後ライトしたデータ
をリードする時点になると(同114)、MPUがマッ
ピングテーブルを参照し、異常の認められたI/Fチャ
ネルのデュアルI/Fスイッチコネクタ40、41を切
替え、図5の上側に示す通信経路の接続構成から下側に
示す通信経路の接続構成に変更し(図4のフローチャー
ト127)、ライトしたと思われるデータのリードを実
行する(同128)。読み出しデータからLRCコード
を生成し、読み出しデータが最後にハードディスクに書
き込まれた際にデータ転送制御部5が読み出しデータ末
尾に付加したLRCコードと比較する(同129)。デ
ィスクアレイ制御部1がLRCコードの不一致を確認し
たら(同130)、故障の発生箇所はハードディスク1
2と特定できるため(同131)、前述のリード時と同
様に、縮退モードにてディスクアレイ装置の運用を継続
する(同132)。一方、ディスクアレイ制御部1がL
RCコードの一致を確認したら(同130)、下位I/
F制御部8に故障またはケーブル49に断線が発生して
いると考えられるが(同133)、ハードディスク12
からリードするデータはライトする前の旧データと考え
られるため、残りのハードディスク13、15、16、
17にライトしたデータ及びパリティから書き込みに失
敗したデータを再生し、上位計算機に転送すると共にハ
ードディスク12に再生データをライトする(同13
4)。尚前述の故障箇所は、ディスクアレイ装置のその
後の運用には何も問題はないため、そのまま運用を継続
する(同135)。運用終了後ディスクアレイ装置の電
源を一度落とし(同136)、下位I/F制御部8また
はケーブル49を含む図8で示したケーブルの交換を行
う(同137)。
ケーブル49またはハードディスク14のいずれかに故
障が発生したと仮定する(同108)。リード時には
(同112)データ転送制御部5が上位計算機にリード
データを転送する際に、読み出しデータからLRC<Lo
ngitudinal Redundancy Check>コードを生成し、読み
出しデータが最後にハードディスクに書き込まれた際に
データ転送制御部5が読み出しデータ末尾に付加したL
RCコードと比較する(図3のフローチャート11
5)。ディスクアレイ制御部1がLRCコードの不一致
を確認したら(同116)、MPU3がデュアルI/F
スイッチコネクタ40、41を切替え(同117)、図
5の上側に示す通信経路の接続構成から下側に示す通信
経路の接続構成に変更し、同一データのリードを再実行
する(同118)。再びデータ転送制御部5が上位計算
機にリードデータを転送する際に、読み出しデータから
LRCコードを生成し、読み出しデータが最後にハード
ディスクに書き込まれた際にデータ転送制御部5が読み
出しデータ末尾に付加したLRCコードと比較する(同
119)。再び上位計算機がLRCコードの不一致を確
認したら(同120)、ハードディスク14または切替
えた通信経路に故障が発生していると考えられるため
(同121)、縮退モード(故障の認められたハードデ
ィスクを除いて、残りのハードディスクに対してリード
/ライトアクセスを行う)にてディスクアレイ装置の運
用を継続する(同122)。一方ディスクアレイ制御部
1がLRCコードの一致を確認したら(同120)、下
位I/F制御部8に故障またはケーブル49に断線が発
生していると考えられるが(同123)、これらの故障
箇所は無視されるため、ディスクアレイ装置のその後の
運用には何も問題はない。したがってそのままディスク
アレイ装置の運用を継続する(同124)。運用終了後
ディスクアレイ装置の電源をいったん落とし(同12
5)、下位I/F制御部8またはケーブル49を含む図
8で示したケーブルの交換を行う(同126)。一方ラ
イト時でかつライト異常が発生した場合(同112)、
MPUが管理情報として専用のメモリに持っているデー
タのマッピングテーブルに、ライトの異常実行に関する
情報を書き込む(同113)。その後ライトしたデータ
をリードする時点になると(同114)、MPUがマッ
ピングテーブルを参照し、異常の認められたI/Fチャ
ネルのデュアルI/Fスイッチコネクタ40、41を切
替え、図5の上側に示す通信経路の接続構成から下側に
示す通信経路の接続構成に変更し(図4のフローチャー
ト127)、ライトしたと思われるデータのリードを実
行する(同128)。読み出しデータからLRCコード
を生成し、読み出しデータが最後にハードディスクに書
き込まれた際にデータ転送制御部5が読み出しデータ末
尾に付加したLRCコードと比較する(同129)。デ
ィスクアレイ制御部1がLRCコードの不一致を確認し
たら(同130)、故障の発生箇所はハードディスク1
2と特定できるため(同131)、前述のリード時と同
様に、縮退モードにてディスクアレイ装置の運用を継続
する(同132)。一方、ディスクアレイ制御部1がL
RCコードの一致を確認したら(同130)、下位I/
F制御部8に故障またはケーブル49に断線が発生して
いると考えられるが(同133)、ハードディスク12
からリードするデータはライトする前の旧データと考え
られるため、残りのハードディスク13、15、16、
17にライトしたデータ及びパリティから書き込みに失
敗したデータを再生し、上位計算機に転送すると共にハ
ードディスク12に再生データをライトする(同13
4)。尚前述の故障箇所は、ディスクアレイ装置のその
後の運用には何も問題はないため、そのまま運用を継続
する(同135)。運用終了後ディスクアレイ装置の電
源を一度落とし(同136)、下位I/F制御部8また
はケーブル49を含む図8で示したケーブルの交換を行
う(同137)。
【0015】次に本発明で適用したデュアルI/Fスイ
ッチコネクタ40〜45の機能について説明する。
ッチコネクタ40〜45の機能について説明する。
【0016】図6は図1のデュアルI/Fスイッチコネ
クタ40〜45内部の詳細を表した図である。
クタ40〜45内部の詳細を表した図である。
【0017】デュアルI/Fスイッチコネクタ40〜4
5は、図1の下位I/F制御部7〜12とコネクタによ
り接続し、図1のディスクアレイ制御部1がハードディ
スク13〜17に対して送出するコマンド及びデータの
転送経路の入口、またハードディスク13〜17がディ
スクアレイ制御部1に対して送出するコマンド及びデー
タの転送経路の出口となる下位I/F制御部コネクタ接
続ポート60、下位I/F制御部及びケーブル断線等の
ハードエラーの発生によって、ディスクアレイ制御部1
が送出する下位I/F制御部7〜12とハードディスク
13〜17の通信経路を切替る制御信号を受ける、スイ
ッチ切替(以下SWCTL<Switch Control>と記す)
信号入力ポート61、下位I/F制御部7〜12とハー
ドディスク13〜17の間の通信方向を切替る制御信号
を受ける、通信方向切替(以下WREN<Write Enable
>と記す)信号入力ポート62、ディスクアレイ装置の
正常運用時に使用する主経路の有効/無効及び通信方向
を切替る手段63、ディスクアレイ装置の下位I/F制
御部7〜12及びケーブル46〜55の断線等のハード
エラー時に使用する、予備経路の有効/無効及び通信方
向を切替る手段64、SWCTL信号に従って、予備経
路の有効/無効及び通信方向を切替る手段64のWRE
N信号の入力の有効/無効を切替る手段65、ハードデ
ィスク13〜17とコネクタにより接続し、ハードディ
スク13〜17がディスクアレイ制御部1に対して送出
するコマンド及びデータの転送経路の入口、また下位I
/F制御部7〜12がハードディスク13〜17に対し
て送出するコマンド及びデータの転送経路の出口となる
ハードディスクコネクタ接続ポート66、67で構成さ
れる。
5は、図1の下位I/F制御部7〜12とコネクタによ
り接続し、図1のディスクアレイ制御部1がハードディ
スク13〜17に対して送出するコマンド及びデータの
転送経路の入口、またハードディスク13〜17がディ
スクアレイ制御部1に対して送出するコマンド及びデー
タの転送経路の出口となる下位I/F制御部コネクタ接
続ポート60、下位I/F制御部及びケーブル断線等の
ハードエラーの発生によって、ディスクアレイ制御部1
が送出する下位I/F制御部7〜12とハードディスク
13〜17の通信経路を切替る制御信号を受ける、スイ
ッチ切替(以下SWCTL<Switch Control>と記す)
信号入力ポート61、下位I/F制御部7〜12とハー
ドディスク13〜17の間の通信方向を切替る制御信号
を受ける、通信方向切替(以下WREN<Write Enable
>と記す)信号入力ポート62、ディスクアレイ装置の
正常運用時に使用する主経路の有効/無効及び通信方向
を切替る手段63、ディスクアレイ装置の下位I/F制
御部7〜12及びケーブル46〜55の断線等のハード
エラー時に使用する、予備経路の有効/無効及び通信方
向を切替る手段64、SWCTL信号に従って、予備経
路の有効/無効及び通信方向を切替る手段64のWRE
N信号の入力の有効/無効を切替る手段65、ハードデ
ィスク13〜17とコネクタにより接続し、ハードディ
スク13〜17がディスクアレイ制御部1に対して送出
するコマンド及びデータの転送経路の入口、また下位I
/F制御部7〜12がハードディスク13〜17に対し
て送出するコマンド及びデータの転送経路の出口となる
ハードディスクコネクタ接続ポート66、67で構成さ
れる。
【0018】
【表1】
【0019】表1に、デュアルI/Fスイッチコネクタ
制御信号の一覧を示す。
制御信号の一覧を示す。
【0020】図7のフローチャートに基づき本発明のデ
ィスクアレイ装置のデュアルI/Fスイッチコネクタの
内部動作について説明する。
ィスクアレイ装置のデュアルI/Fスイッチコネクタの
内部動作について説明する。
【0021】ディスクアレイ装置の電源を入れると(図
7のフローチャート200)、図1のディスクアレイ制
御部1のMPU3がデュアルI/Fスイッチコネクタ4
0〜45のSWCTL信号を偽に設定する(同20
1)。したがって主経路の通信経路を用いてディスクア
レイ装置の運用を開始する(同202)。まず上位計算
機がリード/ライトコマンドをディスクアレイ制御部1
に送出すると(同203)、リードコマンドを受けた場
合(同204)、ディスクアレイ制御部1のMPU3が
デュアルI/Fスイッチコネクタ40〜45のWREN
信号を偽に設定する(同205)。一方ライトコマンド
を受けた場合は(同204)、WREN信号を真に設定
する(同206)。以上の設定の後、ハードディスク1
3〜17に対してリード/ライトアクセスを実行する
(同207)。いずれの下位I/F制御部7〜12、ケ
ーブル46〜55及びハードディスク13〜17に故障
が発生していなければ、前述の設定は変えずにリード/
ライトアクセスを継続し、アクセス終了後ディスクアレ
イ制御部1が上位計算機から次のリード/ライトコマン
ドの要求を受けなければ(同211)、ディスクアレイ
装置の運用は終了する(同212)。一方次のリード/
ライトコマンドの要求を受ければ(同211)、引続き
次のリード/ライトアクセスを実行する。しかし、リー
ド/ライトアクセス実行中に下位I/F制御部7〜1
2、ケーブル46〜55及びハードディスク13〜17
のいずれかに故障が発生した場合には(同208)、デ
ィスクアレイ制御部1のMPU3がデュアルI/Fスイ
ッチコネクタ40〜45のSWCTL信号を真に設定す
る(同209)。したがって予備経路を用いてディスク
アレイ装置の運用を継続する。以後ディスクアレイ装置
の運用を終了するまで、前述の設定は変更しない。
7のフローチャート200)、図1のディスクアレイ制
御部1のMPU3がデュアルI/Fスイッチコネクタ4
0〜45のSWCTL信号を偽に設定する(同20
1)。したがって主経路の通信経路を用いてディスクア
レイ装置の運用を開始する(同202)。まず上位計算
機がリード/ライトコマンドをディスクアレイ制御部1
に送出すると(同203)、リードコマンドを受けた場
合(同204)、ディスクアレイ制御部1のMPU3が
デュアルI/Fスイッチコネクタ40〜45のWREN
信号を偽に設定する(同205)。一方ライトコマンド
を受けた場合は(同204)、WREN信号を真に設定
する(同206)。以上の設定の後、ハードディスク1
3〜17に対してリード/ライトアクセスを実行する
(同207)。いずれの下位I/F制御部7〜12、ケ
ーブル46〜55及びハードディスク13〜17に故障
が発生していなければ、前述の設定は変えずにリード/
ライトアクセスを継続し、アクセス終了後ディスクアレ
イ制御部1が上位計算機から次のリード/ライトコマン
ドの要求を受けなければ(同211)、ディスクアレイ
装置の運用は終了する(同212)。一方次のリード/
ライトコマンドの要求を受ければ(同211)、引続き
次のリード/ライトアクセスを実行する。しかし、リー
ド/ライトアクセス実行中に下位I/F制御部7〜1
2、ケーブル46〜55及びハードディスク13〜17
のいずれかに故障が発生した場合には(同208)、デ
ィスクアレイ制御部1のMPU3がデュアルI/Fスイ
ッチコネクタ40〜45のSWCTL信号を真に設定す
る(同209)。したがって予備経路を用いてディスク
アレイ装置の運用を継続する。以後ディスクアレイ装置
の運用を終了するまで、前述の設定は変更しない。
【0022】このように本方式のディスクアレイ装置
は、従来の下位I/F制御部とハードディスクを一対一
対応に接続している従来のディスクアレイ装置に比較し
て、予備の下位I/F制御部を付加することで、1台の
下位I/F制御部の故障発生もしくは1本のケーブルの
断線がディスクアレイ装置の運用に全く影響を及ぼさな
いとういう特徴を持っている。これはつまり本方式を適
用することで、ディスクアレイ装置の下位I/F制御
部、ハードディスク及びそれらを相互に接続するケーブ
ルを含む下位I/Fチャネルに対する耐故障の信頼性を
高めることができることを意味している。また図1の下
位I/F制御部7〜12にソケット式のものを用いるこ
とで、ディスクアレイ制御部1を構成する基盤を交換せ
ずに故障の発生した下位I/F制御部のみを交換するこ
とで、修理コストを低減できる。さらにデュアルI/F
スイッチコネクタ40〜45とハードディスク13〜1
7の間に使用するケーブルの形状も、2本ケーブルの一
端を一つに束ねていることを除けば従来のケーブルと同
等であるため、取り扱いは用意である。
は、従来の下位I/F制御部とハードディスクを一対一
対応に接続している従来のディスクアレイ装置に比較し
て、予備の下位I/F制御部を付加することで、1台の
下位I/F制御部の故障発生もしくは1本のケーブルの
断線がディスクアレイ装置の運用に全く影響を及ぼさな
いとういう特徴を持っている。これはつまり本方式を適
用することで、ディスクアレイ装置の下位I/F制御
部、ハードディスク及びそれらを相互に接続するケーブ
ルを含む下位I/Fチャネルに対する耐故障の信頼性を
高めることができることを意味している。また図1の下
位I/F制御部7〜12にソケット式のものを用いるこ
とで、ディスクアレイ制御部1を構成する基盤を交換せ
ずに故障の発生した下位I/F制御部のみを交換するこ
とで、修理コストを低減できる。さらにデュアルI/F
スイッチコネクタ40〜45とハードディスク13〜1
7の間に使用するケーブルの形状も、2本ケーブルの一
端を一つに束ねていることを除けば従来のケーブルと同
等であるため、取り扱いは用意である。
【0023】第一実施例ではディスクアレイ制御部に対
して新たな予備の下位I/F制御部を付加する方法を提
示したが、特にハードウエアのコストを抑えてディスク
アレイ装置を構成する必要がある場合には、ディスクア
レイ制御部にすでに搭載している本来バックアップ機器
を接続するために使用する下位I/F制御部を予備の下
位I/F制御部として流用する方法が考えられる。この
方法について次の第二実施例で述べる。
して新たな予備の下位I/F制御部を付加する方法を提
示したが、特にハードウエアのコストを抑えてディスク
アレイ装置を構成する必要がある場合には、ディスクア
レイ制御部にすでに搭載している本来バックアップ機器
を接続するために使用する下位I/F制御部を予備の下
位I/F制御部として流用する方法が考えられる。この
方法について次の第二実施例で述べる。
【0024】本発明の第二実施例を図9、図10を用い
て説明する。
て説明する。
【0025】図9は従来のディスクアレイ装置が外部機
器の接続用に持っている下位I/F制御部を、第一実施
例で述べた本発明のディスクアレイ装置に付加した予備
の下位I/F制御部に流用したディスクアレイ装置全体
を表した図である。ディスクアレイ制御部1のハードウ
エア構成は第一実施例で述べたディスクアレイ装置と同
様であるが、図6で示したデュアルI/Fスイッチコネ
クタ40、45の各々の二つのハードディスクコネクタ
接続ポートの内1つが空いているため、ここにバックア
ップ機器用I/Fコネクタ56、57を設ける。ここで
はバックアップ機器用I/Fコネクタ56にバックアッ
プ機器を接続して、ハードディスク13〜17のデータ
をバックアップする方法について説明する。まずディス
クアレイ装置がリード/ライトアクセス実行中に(図1
0のフローチャート300)上位計算機がハードディス
ク13〜17のデータのバックアップを要求すると(同
301)、データ転送制御部5がハードディスク13〜
17からデータを収集し一時データバッファ4へ転送保
持する(同302)。下位I/F制御部、使用中のケー
ブルに故障が発生していない間は、主経路であるケーブ
ル47、49、51、53、55がディスクアレイ制御
部1とハードディスク13〜17間の通信経路になる
が、バックアップ機器はバックアップ機器用I/Fコネ
クタ56を介してデュアルI/Fスイッチコネクタ40
の主経路を利用できるため、下位I/F制御部7をバッ
クアップ機器専用の下位I/F制御部として使うことが
できる。したがって、データバッファ4に保持している
バックアップデータを即バックアップ機器に転送する
(同309)。バックアップ完了後(同310)、再び
ハードディスク13〜17に対するリード/ライトアク
セスを継続する。一方いずれの下位I/F制御部、使用
中のケーブルに故障が発生した場合には(同303)、
デュアルI/Fスイッチコネクタの予備経路とケーブル
46がハードディスク13との通信経路になるため、ハ
ードディスク13に対するリード/ライトアクセスを優
先する。上位計算機がハードディスク13〜17のデー
タのバックアップを要求すると(同301)、データ転
送制御部5がハードディスク13〜17からデータを収
集し一時データバッファ4へ転送保持する(同30
2)。ハードディスク13に対する次のリード/ライト
アクセス要求が来ない間に(同304)、デュアルI/
Fスイッチコネクタ40を主経路に切替え(同30
5)、データバッファ4に保持しているバックアップデ
ータをバックアップ機器に転送する(同306)。バッ
クアップ完了後(同307)、デュアルI/Fスイッチ
コネクタ40を予備経路に切替え(同308)、再びハ
ードディスク13〜17に対してリード/ライトアクセ
スを継続する。
器の接続用に持っている下位I/F制御部を、第一実施
例で述べた本発明のディスクアレイ装置に付加した予備
の下位I/F制御部に流用したディスクアレイ装置全体
を表した図である。ディスクアレイ制御部1のハードウ
エア構成は第一実施例で述べたディスクアレイ装置と同
様であるが、図6で示したデュアルI/Fスイッチコネ
クタ40、45の各々の二つのハードディスクコネクタ
接続ポートの内1つが空いているため、ここにバックア
ップ機器用I/Fコネクタ56、57を設ける。ここで
はバックアップ機器用I/Fコネクタ56にバックアッ
プ機器を接続して、ハードディスク13〜17のデータ
をバックアップする方法について説明する。まずディス
クアレイ装置がリード/ライトアクセス実行中に(図1
0のフローチャート300)上位計算機がハードディス
ク13〜17のデータのバックアップを要求すると(同
301)、データ転送制御部5がハードディスク13〜
17からデータを収集し一時データバッファ4へ転送保
持する(同302)。下位I/F制御部、使用中のケー
ブルに故障が発生していない間は、主経路であるケーブ
ル47、49、51、53、55がディスクアレイ制御
部1とハードディスク13〜17間の通信経路になる
が、バックアップ機器はバックアップ機器用I/Fコネ
クタ56を介してデュアルI/Fスイッチコネクタ40
の主経路を利用できるため、下位I/F制御部7をバッ
クアップ機器専用の下位I/F制御部として使うことが
できる。したがって、データバッファ4に保持している
バックアップデータを即バックアップ機器に転送する
(同309)。バックアップ完了後(同310)、再び
ハードディスク13〜17に対するリード/ライトアク
セスを継続する。一方いずれの下位I/F制御部、使用
中のケーブルに故障が発生した場合には(同303)、
デュアルI/Fスイッチコネクタの予備経路とケーブル
46がハードディスク13との通信経路になるため、ハ
ードディスク13に対するリード/ライトアクセスを優
先する。上位計算機がハードディスク13〜17のデー
タのバックアップを要求すると(同301)、データ転
送制御部5がハードディスク13〜17からデータを収
集し一時データバッファ4へ転送保持する(同30
2)。ハードディスク13に対する次のリード/ライト
アクセス要求が来ない間に(同304)、デュアルI/
Fスイッチコネクタ40を主経路に切替え(同30
5)、データバッファ4に保持しているバックアップデ
ータをバックアップ機器に転送する(同306)。バッ
クアップ完了後(同307)、デュアルI/Fスイッチ
コネクタ40を予備経路に切替え(同308)、再びハ
ードディスク13〜17に対してリード/ライトアクセ
スを継続する。
【0026】第二実施例で示したバックアップ方法を利
用すると、正常時のみならずリード/ライトアクセス中
に下位I/F制御部8〜12、ケーブル47、49、5
1、53、55に故障が発生した場合にもハードディス
ク13〜17のデータのバックアップができるため、デ
ータ喪失の発生を抑えることができる。しかし、バック
アップに使用中の下位I/F制御部7、バックアップ機
器用I/Fコネクタ56が故障する可能性も考えられる
ため、この問題に対処するためにハードディスク13〜
17から転送したバックアップデータをバッファメモリ
4に保持する時にバックアップデータのコピーをつく
り、バックアップ処理が完了するまでそのコピーデータ
をバッファメモリ4に保持しておく。したがって、バッ
クアップデータをバックアップ機器19に転送中に前述
の故障が発生してもコピーデータはバッファメモリ4に
残っているため、バックアップ機器19をバックアップ
機器用I/Fコネクタ57につなぎ替えることでバック
アップを再実行することができる。この場合もハードデ
ィスク13〜17に対するリード/ライトアクセスを優
先するため、ハードディスク17に対する次のリード/
ライトアクセス要求が来ない間にデュアルI/Fスイッ
チコネクタ45を主経路から予備経路に切替えバックア
ップを実行し、バックアップ完了後デュアルI/Fスイ
ッチコネクタ45を予備経路から主経路に戻し、再びハ
ードディスク13〜17に対してリード/ライトアクセ
スを継続する。ここで挙げた方式は、バッファメモリ4
にバックアップデータのコピーを保持できる空き容量の
ある場合には特に勧められるが、空き容量に余裕がない
場合も考えられる。この問題を考慮したバックアップ方
法を次の第三実施例で述べる。
用すると、正常時のみならずリード/ライトアクセス中
に下位I/F制御部8〜12、ケーブル47、49、5
1、53、55に故障が発生した場合にもハードディス
ク13〜17のデータのバックアップができるため、デ
ータ喪失の発生を抑えることができる。しかし、バック
アップに使用中の下位I/F制御部7、バックアップ機
器用I/Fコネクタ56が故障する可能性も考えられる
ため、この問題に対処するためにハードディスク13〜
17から転送したバックアップデータをバッファメモリ
4に保持する時にバックアップデータのコピーをつく
り、バックアップ処理が完了するまでそのコピーデータ
をバッファメモリ4に保持しておく。したがって、バッ
クアップデータをバックアップ機器19に転送中に前述
の故障が発生してもコピーデータはバッファメモリ4に
残っているため、バックアップ機器19をバックアップ
機器用I/Fコネクタ57につなぎ替えることでバック
アップを再実行することができる。この場合もハードデ
ィスク13〜17に対するリード/ライトアクセスを優
先するため、ハードディスク17に対する次のリード/
ライトアクセス要求が来ない間にデュアルI/Fスイッ
チコネクタ45を主経路から予備経路に切替えバックア
ップを実行し、バックアップ完了後デュアルI/Fスイ
ッチコネクタ45を予備経路から主経路に戻し、再びハ
ードディスク13〜17に対してリード/ライトアクセ
スを継続する。ここで挙げた方式は、バッファメモリ4
にバックアップデータのコピーを保持できる空き容量の
ある場合には特に勧められるが、空き容量に余裕がない
場合も考えられる。この問題を考慮したバックアップ方
法を次の第三実施例で述べる。
【0027】本発明の第三実施例を図11を用いて説明
する。
する。
【0028】図11は第二実施例で述べたディスクアレ
イ装置を変形させたディスクアレイ装置全体を表した図
である。ディスクアレイ制御部1のハードウエア構成は
第二実施例で述べたディスクアレイ装置と同様である
が、デュアルI/Fスイッチコネクタ40、45の各々
1つの空いているハードディスクコネクタ接続ポートに
それぞれ1本のケーブルを接続し、それら2本のケーブ
ルの終端にMPUで操作するバックアップデータ転送経
路切替スイッチ58を設ける。そしてバックアップデー
タ転送経路切替スイッチ58から出ているバックアップ
機器用I/Fコネクタ59にバックアップ機器19を接
続する。ここで述べるディスクアレイ装置のバックアッ
プ動作は第二実施例で示したディスクアレイ装置とほぼ
同様であるが、バックアップデータのコピーを作りバッ
ファメモリ4に保持しておく必要はない。それはつま
り、下位I/F制御部7でバックアップを実行中に、下
位I/F制御部7及びそれとバックアップデータ転送経
路切替スイッチ58をつないでいるケーブルに故障が発
生しても、MPUがバックアップデータ転送経路切替ス
イッチ58を図11に示すポジションCからAに切替え
ることで、下位I/F制御部12を用いてバックアップ
データ転送を継続することができるからである。また上
位計算機からバックアップの要求を受けていない間は、
MPUがバックアップデータ転送経路切替スイッチ58
を図11に示すポジションBに設定するので、バックア
ップ機器19の取り外しや交換はディスクアレイ装置の
電源を落とさずに自由にできる。本ディスクアレイ装置
は、バックアップデータ転送経路切替スイッチ58と僅
かなケーブルを付加することで、いずれの下位I/Fチ
ャネルの故障発生に関わらず、正常運用時と同様にハー
ドディスクのデータをバックアップできる特徴を持って
いる。
イ装置を変形させたディスクアレイ装置全体を表した図
である。ディスクアレイ制御部1のハードウエア構成は
第二実施例で述べたディスクアレイ装置と同様である
が、デュアルI/Fスイッチコネクタ40、45の各々
1つの空いているハードディスクコネクタ接続ポートに
それぞれ1本のケーブルを接続し、それら2本のケーブ
ルの終端にMPUで操作するバックアップデータ転送経
路切替スイッチ58を設ける。そしてバックアップデー
タ転送経路切替スイッチ58から出ているバックアップ
機器用I/Fコネクタ59にバックアップ機器19を接
続する。ここで述べるディスクアレイ装置のバックアッ
プ動作は第二実施例で示したディスクアレイ装置とほぼ
同様であるが、バックアップデータのコピーを作りバッ
ファメモリ4に保持しておく必要はない。それはつま
り、下位I/F制御部7でバックアップを実行中に、下
位I/F制御部7及びそれとバックアップデータ転送経
路切替スイッチ58をつないでいるケーブルに故障が発
生しても、MPUがバックアップデータ転送経路切替ス
イッチ58を図11に示すポジションCからAに切替え
ることで、下位I/F制御部12を用いてバックアップ
データ転送を継続することができるからである。また上
位計算機からバックアップの要求を受けていない間は、
MPUがバックアップデータ転送経路切替スイッチ58
を図11に示すポジションBに設定するので、バックア
ップ機器19の取り外しや交換はディスクアレイ装置の
電源を落とさずに自由にできる。本ディスクアレイ装置
は、バックアップデータ転送経路切替スイッチ58と僅
かなケーブルを付加することで、いずれの下位I/Fチ
ャネルの故障発生に関わらず、正常運用時と同様にハー
ドディスクのデータをバックアップできる特徴を持って
いる。
【0029】特に第二、第三実施例で述べたディスクア
レイ装置は、予備の下位I/F制御部に本来外部機器専
用の下位I/F制御部を流用することから、従来のディ
スクアレイ装置とほとんど変わらないハードウエアコス
トで、下位I/Fチャネルの耐故障性を高めことができ
る方法として勧められる。
レイ装置は、予備の下位I/F制御部に本来外部機器専
用の下位I/F制御部を流用することから、従来のディ
スクアレイ装置とほとんど変わらないハードウエアコス
トで、下位I/Fチャネルの耐故障性を高めことができ
る方法として勧められる。
【0030】ところで、従来のディスクアレイ装置のハ
ードウエア構成を変えずに、拡張ボード(以下ドータボ
ードと記す)を付加することで、第一から第三実施例で
提案したのと同等な下位I/Fチャネルの耐故障性の高
いディスクアレイ装置を実現する方法も考えられる。こ
の方法について次の第四実施例で述べる。
ードウエア構成を変えずに、拡張ボード(以下ドータボ
ードと記す)を付加することで、第一から第三実施例で
提案したのと同等な下位I/Fチャネルの耐故障性の高
いディスクアレイ装置を実現する方法も考えられる。こ
の方法について次の第四実施例で述べる。
【0031】本発明の第四実施例を図12を用いて説明
する。
する。
【0032】図12はデュアルI/Fスイッチコネクタ
及びバックアップデータ転送経路切替えスイッチを搭載
したドータボードを付加したディスクアレイ装置全体図
である。ディスクアレイ制御部1を構成する要素は従来
のディスクアレイ装置と全く同様であり、第一から第三
実施例までディスクアレイ制御部1を構成する基盤の内
部に搭載していたデュアルI/Fスイッチコネクタ40
〜45及びバックアップデータ転送経路切替えスイッチ
58を一枚のドータボード68に搭載し、ディスクアレ
イ制御部1とハードディスク13〜17の間に設置し、
図8で示した形状のケーブルでデュアルI/Fスイッチ
コネクタ40〜45とハードディスク13〜17を接続
することで、従来のディスクアレイ装置を下位I/Fチ
ャネルの耐故障性の高いディスクアレイ装置へ容易にア
ップグレードできることを示している。
及びバックアップデータ転送経路切替えスイッチを搭載
したドータボードを付加したディスクアレイ装置全体図
である。ディスクアレイ制御部1を構成する要素は従来
のディスクアレイ装置と全く同様であり、第一から第三
実施例までディスクアレイ制御部1を構成する基盤の内
部に搭載していたデュアルI/Fスイッチコネクタ40
〜45及びバックアップデータ転送経路切替えスイッチ
58を一枚のドータボード68に搭載し、ディスクアレ
イ制御部1とハードディスク13〜17の間に設置し、
図8で示した形状のケーブルでデュアルI/Fスイッチ
コネクタ40〜45とハードディスク13〜17を接続
することで、従来のディスクアレイ装置を下位I/Fチ
ャネルの耐故障性の高いディスクアレイ装置へ容易にア
ップグレードできることを示している。
【0033】第一から第四実施例は下位I/F制御部に
SCSIを用いたディスクアレイ装置を元にしている
が、下位I/Fチャネルの耐故障性の高いディスクアレ
イ装置を提供する本発明は、次世代のI/F制御部とし
て注目されているシリアルI/Fを用いたディスクアレ
イ装置に対しても適用できるものである。本発明を適用
したシリアルI/Fを用いたディスクアレイ装置につい
て次の第五実施例で述べる。
SCSIを用いたディスクアレイ装置を元にしている
が、下位I/Fチャネルの耐故障性の高いディスクアレ
イ装置を提供する本発明は、次世代のI/F制御部とし
て注目されているシリアルI/Fを用いたディスクアレ
イ装置に対しても適用できるものである。本発明を適用
したシリアルI/Fを用いたディスクアレイ装置につい
て次の第五実施例で述べる。
【0034】第五実施例を図13を用いて説明する。
【0035】図13はシリアルI/Fを用いた本発明の
ディスクアレイ装置全体図である。ディスクアレイ制御
部69には、図17に示したシリアルI/Fを用いた従
来のディスクアレイ装置のディスクアレイ制御部29
に、シリアルI/F制御部22、シリアルI/F制御部
22を制御する専用のシリアルI/F制御用MPU23
と同等の機能を持つ予備用I/F制御部として、シリア
ルI/F制御部70、シリアルI/F制御部70を制御
する専用のシリアルI/F制御用MPU71を持つ。ま
たデータ転送制御部5とシリアルI/F制御部22また
はシリアルI/F制御部70に接続を切替える通信経路
切替えスイッチ72、さらにシリアルI/F制御部22
とハードディスク24〜28間及びシリアルI/F制御
部とハードディスク24〜28間の通信経路の有効/無
効を切替えるデュアルI/Fスイッチコネクタ73をデ
ィスクアレイ制御部69内部に持つ。本発明のディスク
アレイ装置は予備用I/F制御部を備えることで、リー
ド/ライトアクセス実行中にシリアルI/F制御部22
に故障が発生した場合にも、リード/ライトアクセスの
異常実行によって発生するデータの不一致を基に、MP
U3が通信経路切替えスイッチ72及びデュアルI/F
スイッチコネクタ73を予備のシリアルI/F制御部7
0が使用できるように切替え、実行中のリード/ライト
アクセスを継続することができる。尚ディスクアレイ装
置の運用が終了したら、一度ディスクアレイ装置の電源
を落とし、ディスクアレイ制御部69を構成するメイン
ボードを交換するか、もしくはソケット式のシリアルI
/F制御部を用いていれば、シリアルI/F制御部のみ
を交換する。
ディスクアレイ装置全体図である。ディスクアレイ制御
部69には、図17に示したシリアルI/Fを用いた従
来のディスクアレイ装置のディスクアレイ制御部29
に、シリアルI/F制御部22、シリアルI/F制御部
22を制御する専用のシリアルI/F制御用MPU23
と同等の機能を持つ予備用I/F制御部として、シリア
ルI/F制御部70、シリアルI/F制御部70を制御
する専用のシリアルI/F制御用MPU71を持つ。ま
たデータ転送制御部5とシリアルI/F制御部22また
はシリアルI/F制御部70に接続を切替える通信経路
切替えスイッチ72、さらにシリアルI/F制御部22
とハードディスク24〜28間及びシリアルI/F制御
部とハードディスク24〜28間の通信経路の有効/無
効を切替えるデュアルI/Fスイッチコネクタ73をデ
ィスクアレイ制御部69内部に持つ。本発明のディスク
アレイ装置は予備用I/F制御部を備えることで、リー
ド/ライトアクセス実行中にシリアルI/F制御部22
に故障が発生した場合にも、リード/ライトアクセスの
異常実行によって発生するデータの不一致を基に、MP
U3が通信経路切替えスイッチ72及びデュアルI/F
スイッチコネクタ73を予備のシリアルI/F制御部7
0が使用できるように切替え、実行中のリード/ライト
アクセスを継続することができる。尚ディスクアレイ装
置の運用が終了したら、一度ディスクアレイ装置の電源
を落とし、ディスクアレイ制御部69を構成するメイン
ボードを交換するか、もしくはソケット式のシリアルI
/F制御部を用いていれば、シリアルI/F制御部のみ
を交換する。
【0036】次にシリアルI/Fを用いた本発明のディ
スクアレイ装置に適用したデュアルI/Fスイッチコネ
クタ73の機能について説明する。
スクアレイ装置に適用したデュアルI/Fスイッチコネ
クタ73の機能について説明する。
【0037】図14は図13のデュアルI/Fスイッチ
コネクタ73内部の詳細を表した図である。デュアルI
/Fスイッチコネクタ73は、図13のシリアルI/F
制御部22、70とコネクタにより接続し、図13のデ
ィスクアレイ制御部69がハードディスク24〜28に
対して送出するコマンド及びデータの転送経路の入口、
またハードディスク24〜28がディスクアレイ制御部
69に対して送出するコマンド及びデータの転送経路の
出口となるディスクアレイ制御部側シリアルI/F制御
部通信入出力ポート75〜82、シリアルI/F制御部
22のハードエラーの発生時に、シリアルI/F制御部
22とハードディスク24〜28から、シリアルI/F
制御部70とハードディスク24〜28の通信経路に切
替るため、ディスクアレイ制御部69が送出する制御信
号を受けるスイッチ切替(以下SWCTLと記す)信号
入力ポート74、ディスクアレイ装置の正常運用時に使
用する主経路の有効/無効及び通信方向を切替る手段8
3〜86、ディスクアレイ装置のシリアルI/F制御部
22のハードエラー時に使用する、予備経路の有効/無
効及び通信方向を切替る手段87〜90、ハードディス
ク24〜28とコネクタにより接続し、ハードディスク
24〜28がディスクアレイ制御部69に対して送出す
るコマンド及びデータの転送経路の入口、またシリアル
I/F制御部22またはシリアルI/F制御部70がハ
ードディスク24〜28に対して送出するコマンド及び
データの転送経路の出口となるハードディスクコネクタ
側シリアルI/F制御部通信入出力ポート91〜94で
構成される。ディスクアレイ装置の電源投入後(図15
のフローチャート400)、ディスクアレイ制御部69
のMPU3がSWCTL信号を偽に設定する(同40
1)。したがって主経路の有効/無効及び通信方向を切
替る手段83〜86は有効になり、予備経路の有効/無
効及び通信方向を切替る手段87〜90は無効になる
(同402)。通信経路の確定後上位計算機がディスク
アレイ制御部69にリード/ライトコマンドを送出し
(同403)、ハードディスク24〜28に対するリー
ド/ライトアクセスを開始する(同404)。その後リ
ード/ライトアクセス中にシリアルI/F制御部22に
故障が発生しなければ(同405)、現在実行中のリー
ド/ライトアクセス終了後(同406)、上位計算機が
次のコマンドを送出している場合、引続きリード/ライ
トアクセスを実行し(同407)、コマンド要求がなけ
ればディスクアレイ装置の運用を終了する(同40
8)。したがって正常運用時は主経路のみを用いること
になる。一方リード/ライトアクセス中にシリアルI/
F制御部22に故障が発生すると(同405)、ディス
クアレイ制御部69のMPU3がSWCTL信号を真に
設定する(同409)。したがって主経路の有効/無効
及び通信方向を切替る手段83〜86は無効になり、予
備経路の有効/無効及び通信方向を切替る手段87〜9
0は有効になる(同410)。尚その後に上位計算機が
次のコマンドを送出している場合、引続きリード/ライ
トアクセスを実行するが(同407)、ディスクアレイ
装置の運用を終了するまで前述の設定は変更しない。
コネクタ73内部の詳細を表した図である。デュアルI
/Fスイッチコネクタ73は、図13のシリアルI/F
制御部22、70とコネクタにより接続し、図13のデ
ィスクアレイ制御部69がハードディスク24〜28に
対して送出するコマンド及びデータの転送経路の入口、
またハードディスク24〜28がディスクアレイ制御部
69に対して送出するコマンド及びデータの転送経路の
出口となるディスクアレイ制御部側シリアルI/F制御
部通信入出力ポート75〜82、シリアルI/F制御部
22のハードエラーの発生時に、シリアルI/F制御部
22とハードディスク24〜28から、シリアルI/F
制御部70とハードディスク24〜28の通信経路に切
替るため、ディスクアレイ制御部69が送出する制御信
号を受けるスイッチ切替(以下SWCTLと記す)信号
入力ポート74、ディスクアレイ装置の正常運用時に使
用する主経路の有効/無効及び通信方向を切替る手段8
3〜86、ディスクアレイ装置のシリアルI/F制御部
22のハードエラー時に使用する、予備経路の有効/無
効及び通信方向を切替る手段87〜90、ハードディス
ク24〜28とコネクタにより接続し、ハードディスク
24〜28がディスクアレイ制御部69に対して送出す
るコマンド及びデータの転送経路の入口、またシリアル
I/F制御部22またはシリアルI/F制御部70がハ
ードディスク24〜28に対して送出するコマンド及び
データの転送経路の出口となるハードディスクコネクタ
側シリアルI/F制御部通信入出力ポート91〜94で
構成される。ディスクアレイ装置の電源投入後(図15
のフローチャート400)、ディスクアレイ制御部69
のMPU3がSWCTL信号を偽に設定する(同40
1)。したがって主経路の有効/無効及び通信方向を切
替る手段83〜86は有効になり、予備経路の有効/無
効及び通信方向を切替る手段87〜90は無効になる
(同402)。通信経路の確定後上位計算機がディスク
アレイ制御部69にリード/ライトコマンドを送出し
(同403)、ハードディスク24〜28に対するリー
ド/ライトアクセスを開始する(同404)。その後リ
ード/ライトアクセス中にシリアルI/F制御部22に
故障が発生しなければ(同405)、現在実行中のリー
ド/ライトアクセス終了後(同406)、上位計算機が
次のコマンドを送出している場合、引続きリード/ライ
トアクセスを実行し(同407)、コマンド要求がなけ
ればディスクアレイ装置の運用を終了する(同40
8)。したがって正常運用時は主経路のみを用いること
になる。一方リード/ライトアクセス中にシリアルI/
F制御部22に故障が発生すると(同405)、ディス
クアレイ制御部69のMPU3がSWCTL信号を真に
設定する(同409)。したがって主経路の有効/無効
及び通信方向を切替る手段83〜86は無効になり、予
備経路の有効/無効及び通信方向を切替る手段87〜9
0は有効になる(同410)。尚その後に上位計算機が
次のコマンドを送出している場合、引続きリード/ライ
トアクセスを実行するが(同407)、ディスクアレイ
装置の運用を終了するまで前述の設定は変更しない。
【0038】第五実施例で述べた本発明のディスクアレ
イ装置は、ディスクアレイ制御部の下位I/F制御部に
シリアルI/Fを用いた従来のディスクアレイ装置の信
頼性の問題を補う方式として提案できるものである。つ
まり各々のハードディスクの故障には2組ある送信受信
ポートでディスクアレイ制御部との通信経路を常に確保
できるが、コマンド及びデータをハードディスクに対し
て送信受信するディスクアレイ制御部本体の送信受信ポ
ートでは故障を回避することが出来ない。
イ装置は、ディスクアレイ制御部の下位I/F制御部に
シリアルI/Fを用いた従来のディスクアレイ装置の信
頼性の問題を補う方式として提案できるものである。つ
まり各々のハードディスクの故障には2組ある送信受信
ポートでディスクアレイ制御部との通信経路を常に確保
できるが、コマンド及びデータをハードディスクに対し
て送信受信するディスクアレイ制御部本体の送信受信ポ
ートでは故障を回避することが出来ない。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、下位I/F制御部、ケ
ーブルの故障によるディスクアレイ装置の縮退モードに
よる運用(故障したI/Fチャネルのハードディスクを
除いた、残りのハードディスクによるディスクアレイ装
置の運用)が発生しないため、特にリードアクセス中に
データ転送性能の劣化のない連続運用が提供できる。
ーブルの故障によるディスクアレイ装置の縮退モードに
よる運用(故障したI/Fチャネルのハードディスクを
除いた、残りのハードディスクによるディスクアレイ装
置の運用)が発生しないため、特にリードアクセス中に
データ転送性能の劣化のない連続運用が提供できる。
【0040】従来のディスクアレイ装置に下位I/Fチ
ャネルの故障を回避する回路を搭載したドータボードを
付加することで、装置の信頼性を高めるアップグレード
方法を提供できる。
ャネルの故障を回避する回路を搭載したドータボードを
付加することで、装置の信頼性を高めるアップグレード
方法を提供できる。
【0041】従来の下位I/F制御部にシリアルI/F
制御部を用いたディスクアレイ装置に、下位I/Fチャ
ネルの耐故障性を高める方法を提供できる。
制御部を用いたディスクアレイ装置に、下位I/Fチャ
ネルの耐故障性を高める方法を提供できる。
【図1】本発明のディスクアレイ装置のブロック図。
【図2】本発明のディスクアレイ装置の動作を表したフ
ローチャート。
ローチャート。
【図3】本発明のディスクアレイ装置の動作を表したフ
ローチャート。
ローチャート。
【図4】本発明のディスクアレイ装置の動作を表したフ
ローチャート。
ローチャート。
【図5】実施例1における本発明のディスクアレイ装置
の下位通信経路接続構成の説明図。
の下位通信経路接続構成の説明図。
【図6】本発明のディスクアレイ装置に適用したデュア
ルI/Fスイッチコネクタの詳細を表した説明図。
ルI/Fスイッチコネクタの詳細を表した説明図。
【図7】デュアルI/Fスイッチコネクタの内部動作を
表したフローチャート。
表したフローチャート。
【図8】本発明のディスクアレイ装置に適用したハード
ディスクとデュアルI/Fスイッチコネクタを接続する
ケーブルの外観を表した説明図。
ディスクとデュアルI/Fスイッチコネクタを接続する
ケーブルの外観を表した説明図。
【図9】本発明のディスクアレイ装置にバックアップ装
置を付加した状態を表した説明図。
置を付加した状態を表した説明図。
【図10】バックアップ装置を付加した本発明のディス
クアレイ装置のバックアップ動作を表したフローチャー
ト。
クアレイ装置のバックアップ動作を表したフローチャー
ト。
【図11】本発明のディスクアレイ装置にバックアップ
装置を付加した状態を表した説明図。
装置を付加した状態を表した説明図。
【図12】従来のディスクアレイ装置にデュアルI/F
スイッチコネクタを搭載したドータボードを適用した状
態を表した説明図。
スイッチコネクタを搭載したドータボードを適用した状
態を表した説明図。
【図13】本発明のディスクアレイ装置(シリアルI/
F使用)の説明図。
F使用)の説明図。
【図14】本発明のディスクアレイ装置(シリアルI/
F使用)に適用したデュアルI/Fスイッチコネクタの
詳細を表した説明図。
F使用)に適用したデュアルI/Fスイッチコネクタの
詳細を表した説明図。
【図15】デュアルI/Fスイッチコネクタ(シリアル
I/F使用)の内部動作を表したフローチャート。
I/F使用)の内部動作を表したフローチャート。
【図16】従来のディスクアレイ装置の説明図。
【図17】パリティ生成及び喪失データ再生の仕組の説
明図。
明図。
【図18】従来のディスクアレイ装置(シリアルI/F
使用)の説明図。
使用)の説明図。
【図19】シリアルI/F(SSAI/F)の詳細な構
成を表した説明図。
成を表した説明図。
【図20】従来のディスクアレイ装置(シリアルI/F
使用)のハードディスクの故障時のアクセス状態を表し
た説明図。
使用)のハードディスクの故障時のアクセス状態を表し
た説明図。
【図21】従来のディスクアレイ装置(シリアルI/F
使用)の複数データ転送実行状態を表した説明図。
使用)の複数データ転送実行状態を表した説明図。
1…ディスクアレイ制御部、 2…上位計算機I/F制御部、 3…MPU、 4…バッファメモリ、 5…データ転送制御部、 6…パリティ生成回路、 7〜12…下位I/F制御部、 13〜17…ハードディスク、 18…フロッピディスクI/F制御部、 19…フロッピディスクドライブ、 40〜45…デュアルI/Fスイッチコネクタ、 46〜55…ケーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 聖志 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 岩崎 秀彦 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会社 日立製作所ストレージシステム事業部内
Claims (10)
- 【請求項1】上位に上位計算機、下位に複数のハードデ
ィスクを接続し、内部に上位計算機との間でコマンド及
びデータの授受を行う上位計算機I/F制御部、複数の
ハードディスクとの間でコマンド及びデータの授受を行
う下位I/F制御部、コマンドのアドレス変換、データ
の集合分散制御を行うデータ転送制御部、データからパ
リティの生成を行うパリティ生成回路、上位計算機と複
数のハードディスクの間で転送するデータを一時的に格
納保持するバッファメモリ、さらに以上の各構成要素を
統括制御するMPUを内部に持つディスクアレイ制御部
において、N台の下位I/F制御部+1台の予備用の下
位I/F制御部を持つことで、1台の下位I/F制御部
の故障発生時に連続運用が可能なことを特徴とするディ
スクアレイ装置。 - 【請求項2】請求項1において、1台の下位I/F制御
部の故障発生時に、下位I/F制御部とハードディスク
間の通信経路を正常運用時に使用する主経路から、下位
I/F制御部及びディスクアレイ制御部とハードディス
クの間を接続するケーブルの故障発生時に使用する予備
経路に切替えることで、連続運用が可能なディスクアレ
イ装置。 - 【請求項3】請求項2において、各下位I/F制御部と
各ハードディスク間に正常運用時に使用する主経路と、
下位I/F制御部及び下位I/F制御部とハードディス
クを接続するケーブルの故障発生時に使用する予備経路
を切替る通信経路切替スイッチを付加したディスクアレ
イ装置。 - 【請求項4】請求項3において、1台の下位I/F制御
部の故障発生時にディスクアレイ制御部を構成する基盤
全体ではなく、下位I/F制御部単位で故障した下位I
/F制御部の交換を可能とするため、各々の下位I/F
制御部をソケットにより抜き差し可能な構造を持つディ
スクアレイ装置。 - 【請求項5】請求項4において、外部機器専用の下位I
/F制御部を持たずにMT、MO等のバックアップ機器
を接続可能なディスクアレイ装置。 - 【請求項6】請求項5において、1台の下位I/F制御
部の故障発生時にも残りの下位I/F制御部を利用して
MT、MO等のバックアップ機器にデータバックアップ
可能なディスクアレイ装置。 - 【請求項7】請求項4に記載の通信経路切替スイッチを
搭載し、従来のディスクアレイ装置の下位I/F制御部
とハードディスク間のケーブルの途中に接続されるドー
タボード。 - 【請求項8】請求項8に記載のドータボードを、従来の
ディスクアレイ装置の下位I/F制御部とハードディス
ク間に付加したディスクアレイ装置。 - 【請求項9】上位に上位計算機、下位に複数のハードデ
ィスクを接続し、内部に上位計算機との間でコマンド及
びデータの授受を行う上位計算機I/F制御部、複数の
ハードディスクとの間でコマンド及びデータの授受を行
うシリアルI/F制御部、コマンドのアドレス変換、デ
ータの集合分散制御を行うデータ転送制御部、データか
らパリティの生成を行うパリティ生成回路、上位計算機
と複数のハードディスクの間で転送するデータを一時的
に格納保持するバッファメモリ、さらに以上の各構成要
素を統括制御するMPUを内部に持つディスクアレイ制
御部において、ディスクアレイ制御部のシリアルI/F
制御部をデュアル化したことを特徴とするディスクアレ
イ装置。 - 【請求項10】請求項9において、2台のシリアルI/
F制御部と各ハードディスク間に正常運用時に使用する
主経路と、下位I/F制御部及び下位I/F制御部とハ
ードディスクを接続するケーブルの故障発生時に使用す
る予備経路を切替る通信経路切替スイッチを付加したデ
ィスクアレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7127761A JPH08320768A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | ディスクアレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7127761A JPH08320768A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | ディスクアレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08320768A true JPH08320768A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14968044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7127761A Pending JPH08320768A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | ディスクアレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08320768A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005092884A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Harman Becker Automotive Systems Gmbh | データ転送インターフェース |
EP1560478A1 (en) * | 2004-01-29 | 2005-08-03 | Hitachi, Ltd. | Disk array device and disk array device cable support method |
US7181640B2 (en) | 2002-01-22 | 2007-02-20 | International Business Machines Corporation | Method for controlling an external storage system having multiple external storage devices |
WO2013105433A1 (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-18 | 株式会社日立製作所 | 情報処理システム |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP7127761A patent/JPH08320768A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7181640B2 (en) | 2002-01-22 | 2007-02-20 | International Business Machines Corporation | Method for controlling an external storage system having multiple external storage devices |
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EP1560478A1 (en) * | 2004-01-29 | 2005-08-03 | Hitachi, Ltd. | Disk array device and disk array device cable support method |
US7095616B2 (en) | 2004-01-29 | 2006-08-22 | Hitachi, Ltd. | Disk array device and disk array device cable support method |
US7447036B2 (en) | 2004-01-29 | 2008-11-04 | Hitachi, Ltd. | Disk array device and disk array device cable support method |
WO2013105433A1 (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-18 | 株式会社日立製作所 | 情報処理システム |
JPWO2013105433A1 (ja) * | 2012-01-13 | 2015-05-11 | 株式会社日立製作所 | 情報処理システム |
US9361043B2 (en) | 2012-01-13 | 2016-06-07 | Hitachi, Ltd. | Information processing and control system for inter processing apparatus control of storage devices |
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