JPH08320462A - 投影光学装置 - Google Patents
投影光学装置Info
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- JPH08320462A JPH08320462A JP7126581A JP12658195A JPH08320462A JP H08320462 A JPH08320462 A JP H08320462A JP 7126581 A JP7126581 A JP 7126581A JP 12658195 A JP12658195 A JP 12658195A JP H08320462 A JPH08320462 A JP H08320462A
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
なる複数のスクリーン上に同時に投影する投影光学装置
であって、従来のこの種の装置に比べ小型化が可能で、
安価に提供でき、スクリーン配置の自由度も大きいもの
を提供する。 【構成】 一つの物体面12を、互いに同一平面上にな
い異なる複数のスクリーン3、4上に同時に投影する投
影光学装置であり、複数のスクリーン3、4に物体面1
2の画像を同時投影するための各スクリーンにそれぞれ
対応する投影光学系1、2を備えており、それら投影光
学系1、2は、物体面の中心11と投影光学系1、2に
よるスクリーン3、4上の像面70、80の中心7、8
を結ぶ基線5、6が互いに平行でなく、投影光学系1、
2を構成する光学素子を互いに共有しておらず、且つ、
物体面12に対して同じ側の空間に配置されている投影
光学装置。
Description
言えば、照明装置による照明により提供される実物物体
面や、LCD(液晶表示)装置等の画像表示装置により
提供される面画像による物体面等の一つの物体面を互い
に同一平面上にない異なる複数のスクリーン上に同時に
投影する投影光学装置に関する。
スクリーン上に同時に投影できることが要求されること
や、それが望ましい場合がある。例えば、各種講習会、
会議等において、一つの物体面をスクリーンに投影しな
がら講習、会議等を行う場合において、本来のスクリー
ンの他、講師等の話者或いは投影オペレータの近傍に設
けたモニター用のスクリーンにも同じ物体面画像を同時
に投影することができれば都合がよい。また、会場が広
い等により、異なる位置の2以上のスクリーンに画像を
投影したいという場合も考えられる。
物体面、LCD等により画像表示される物体面等の物体
面の一つ、換言すれば、複数スクリーンに対し共通の物
体面を同一平面上にない複数の異なるスクリーン上に同
時に投影できる投影光学装置の開発が試みられている。
従来の投影光学装置では、投影光学系と物体面提供部の
間に光分岐手段を設け、物体面提供部における物体面か
らの出射光束をコンデンサーレンズなどで平行光にし、
その光路を光分岐手段(ダイクロイックミラーやハーフ
ミラー等による光分岐手段)において異なる複数の光路
に分離・分割し、これにより異なるスクリーン上に同じ
物体面画像を同時投影している。
の投影光学装置は、画像表示装置90における物体面画
像91からの出射光束をコリメート手段(ここではコリ
メートレンズ)92により平行光にし、この平行光束を
光分岐手段93に入射させる。光分岐手段93は前記の
平行光の一部を90度反射する一方、残りの光をそのま
ま直進させる。かくして画像からの出射光が2分割され
る。光分岐手段93に反射された光は反射ミラー94
1、942にて折り返され、第1の投影光学系95によ
り第1のスクリーン96上に結像する。また、光分岐手
段93で反射されずに直進した光は第2の投影光学系9
7により、途中反射ミラー98で折り返されつつ第2の
スクリーン99上に結像する。このようにして共通の物
体面画像91が互いに同一平面上にない二つの異なるス
クリーン96、99上に同時投影される。
物体面を互いに同一平面上にない複数の異なるスクリー
ン上に同時投影する従来の投影光学装置では、既述のと
おり物体面と投影光学系との間に光分岐手段を必要と
し、それは、液晶プロジェクターのRGBの合成などの
分岐手段と同様であり、高価なプリズム素子やコンデン
サーレンズ等の付加光学系が投影光学系と物体面との間
に必要であり、それだけ高価につくとともに、投影光学
装置の光学系全長が長くなり、且つ、投影光学系の配置
の自由度が少なくなり、装置全体の小型化が難しい。
装置90に表示された物体面91の前方空間には光分岐
手段93とコリメート手段92などの付加光学系が必要
であり、そのため光学系自体が大型となり、且つ、高価
なものになる。また、スクリーン96平面、99平面の
配置の自由度は少なく、反射ミラー941、942、9
8等の光軸の折り返し手段によって決まり、任意のスク
リーン平面上に投影するためには、さらにプリズムなど
の高価な素子が必要となる。
同一平面上にない異なる複数のスクリーン上に同時に投
影する投影光学装置であって、従来のこの種の装置に比
べ小型化が可能で、安価に提供でき、スクリーン配置の
自由度も大きいものを提供することを課題とする。
するため、一つの物体面を、互いに同一平面上にない異
なる複数のスクリーン上に同時に投影する投影光学装置
において、前記複数のスクリーンに前記物体面の画像を
同時投影するための各スクリーンにそれぞれ対応する投
影光学系を備えており、それら投影光学系は、前記物体
面の中心と該投影光学系によるスクリーン上の像面の中
心を結ぶ基線が互いに平行でなく、投影光学系を構成す
る光学素子を互いに共有しておらず、且つ、前記物体面
に対して同じ側の空間に配置されていることを特徴とす
る投影光学装置を提供する。
面中心から投影光学系を通過する光束の中心光線であ
る。本発明に係るこの投影光学装置において、物体面は
実物面の照明装置による照明により、或いは画像表示装
置による物体面画像の表示等により提供されるが、後者
の画像表示装置としては、LCD(液晶表示)、VFD
(蛍光表示管)、PDP(プラズマディスプレイパネ
ル)、CRT表示等により画像表示するものが考えられ
る。画像表示装置は自発光型のものでも照明型のもので
も構わない。
体面提供にあたり照明装置を採用するとき、それは、通
常、物体面の側(物体面の法線のある側)又は物体面の
背後に設けられる。また、投影光学系の数は、物体面側
の空間に配置することができるものであればよいが、前
記基線の物体面法線に対する傾き角θがあまり大きくな
りすぎると、物体面側から入射する光量に大きな分布が
生じ、スクリーン上にも大きな照度分布が生じるため、
それぞれの投影光学系の基線の傾き角θは30度以下で
あることが望ましい。
り、要すれば基線をスクリーン方向に曲げるミラーを採
用することができる。また、ミラーを投影光学系の一部
として、曲率のついた形状にし、光軸を大きく曲げ、さ
らに収差補正を行わせる機能を付加することも可能であ
る。本発明に係る投影光学装置の態様として次のものを
例示できる。 前記複数の投影光学系に、物体面中心と像面中心を
結ぶ基線が物体面法線に対して傾くように配置された投
影光学系が含まれており、該投影光学系については、そ
れに含まれる少なくとも一つのレンズ又はレンズ群が偏
心している投影光学装置(図2に示す実施例等参照)。
群が「偏心している」とは、該レンズ又はレンズ群の光
軸が他のレンズ又はレンズ群の光軸と一致していないこ
とを意味する。なお、後ほどの説明にあらわれる「共
軸」とは、光学系を構成しているレンズの光軸が一致し
ていることを意味する。投影光学系の基線と物体面の法
線とが傾いている場合、共軸な投影光学系を用いると一
般的に投影画像に台形歪みが生じる。そこで台形歪みを
生じさせないために広画角な共軸投影光学系の画角の一
部を使ってスクリーン上に投影することが考えられる
が、これは投影光学系の物体面とスクリーンとが平行で
ある場合に限られる。また、広画角な共軸系は一般にレ
ンズ径が大きく、画角の端の部分を使うため収差を十分
に補正しようとするとレンズ枚数も多くなるという問題
もある。
き、任意のスクリーン平面に投影するような投影光学系
については、上記したように、レンズ系の一部を偏心さ
せることで歪曲を補正し、歪みの少ない良好な像をスク
リーンに投影することが可能となる。 前記複数の投影光学系に、物体面中心と像面中心を
結ぶ基線が物体面法線と平行である共軸系の投影光学系
が少なくとも1つ含まれている投影光学装置(図5に示
す実施例参照)。
は、物体面法線と基線が平行な場合は、偏心系、共軸系
のどちらかを採用することになるが、像面が基線に対し
垂直、換言すればスクリーン面が物体面と平行なら共軸
系にすればよく、それ以外なら偏心系にすることが望ま
しい。これは、スクリーン上の投影像に台形(歪曲)歪
みを生じさせない、又はかかる歪みを抑制するための条
件の一つである。物体面と平行でないスクリーンに投影
する場合には、投影光学系は偏心したレンズ、又はレン
ズ群をもつことが、歪曲補正上有利である。
限れば、物体面の法線方向に共軸な投影光学系を配置す
ることは、従来の光学系をそのまま適用でき、歪曲収差
やその他の収差がほとんど影響ない高輝度・高倍率・高
精細な像を物体面と平行なスクリーン平面に投影するこ
とが可能である。この共軸系の投影光学系と基線が物体
面の法線と傾くように配置された投影光学系とを組み合
わせた配置にすることで、物体面からの光量を有効に用
いた投影光学装置を提供することができ、例えば、プロ
ジェクターにモニター用の小型のスクリーンを装備した
投影光学装置としての応用が可能である。 前記投影光学系として、物体面法線に対し基線が互
いに対称配置になるように二つの投影光学系を配置した
投影光学装置(図6の実施例参照)。
なるように2つの投影光学系を配置した場合、投影レン
ズ系に共通のものを用いることができ、それだけ装置生
産コストを低減できる。また、一方に照明光学系、他方
に投影光学系(撮像光学系)を用いれば、実体顕微鏡な
どにも応用が可能である。このとき、光量損やゴースト
の発生を抑制し、且つ、別々に調整できる利点がある。 前記複数の投影光学系に、物体面中心と像面中心を
結ぶ基線が物体面法線に対して傾くように配置された投
影光学系が含まれており、該投影光学系については、そ
のうち少なくとも一つを共軸系のアフォーカル光学系又
は一部にアフォーカル系を用いた光学系としてある投影
光学装置(図7の実施例参照)。
影光学系に、共軸なアフォーカル系を用いると、物体面
の法線と基線とのなす角が傾いているときでも、スクリ
ーン平面と基線が傾いていても台形歪みが発生しない。
斜めに配置された投影光学系において、低倍率なアフォ
ーカル系は物面の傾きに対して収差の補正しやすいレン
ズ系であり、アフォーカル系と収差補正レンズ、例えば
シリンドリカルレンズを一緒に投影光学系に用いること
で収差のより少ない画像を投影することが可能である。
斜めに配置された投影光学系も偏心のないアフォーカル
系を含む光学系で構成することができ、製造上のコスト
の低減が可能である。
体面に対して同じ側の空間に、物体面中心と像面中心を
結ぶ基線が互いに平行でない複数の投影光学系を配置す
ることで、物体面からの出射光束を、従来採用されてい
た光分岐手段を用いず、直接に該投影光学系に入射し、
要すればリレーして、互いに同一平面上にない異なる複
数のスクリーンに同時に画像投影できる。
光学系を必要としないためそれだけ安価に提供できる。
また、分岐手段などの付加光学系を必要としないため光
学系の全長が短くて済み、また、投影光学系を斜めに配
置することができるので物体面と投影光学系との間の空
間を有効に使用でき、且つ、光学系各部の配置構成の自
由度が増すことによって、装置全体を小型化することが
でき、設計の自由度も増す。さらに、スクリーンの配置
は、投影光学系と投影光学系の像側に配置する折り返し
ミラー等により自由に決定でき、スクリーン配置の自由
度も大きい。
る。図1は図2以下を参照して説明する本発明に係わる
投影光学装置の具体例に共通の基本的構造の概略を示す
図である。図1に示す投影光学装置においてスクリーン
3、4に投影されるべき物体面12は、それには限定さ
れないがここでは照明により物体面画像が現れるLCD
表示による画像表示装置9により提供される。この表示
装置の光源その他の照明系は図1から省略してあり、物
体面12の物体面法線10側又はその反対側のいずれか
の空間に配置される。
る2つのスクリーン3、4のうち一方3に物体面画像を
投影するための投影光学系1と、他方4に物体面画像を
投影するための投影光学系2とを備えており、両投影光
学系のそれぞれは、互いに他方の光学系の光学素子を共
有しておらず、それぞれ自身の光学素子により構成され
ている。
立てた法線(物体面法線)10に対して、物体面中心1
1とスクリーン3、4上の像面70、80の中心7、8
を結ぶ基線5、6がθ1、θ2だけ傾くように(そして
両基線5、6は互いに平行でない状態で)、共に物体面
12側の空間に配置されている。基線傾き角θ1、θ2
はいずれも、物体面側から投影光学系に入射する光量に
大きな分布が生じることなく、従ってスクリーン上に大
きな照度分布が生じないように、30度以下に設定して
ある。
ーン3方向にまげる手段であり、任意のスクリーン平面
に投影するために絶対不可欠な要素ではない。かくして
一つの共通の物体面12が、投影光学系1、2により、
同一平面上にない異なる2つのスクリーン3、4に同時
に投影される。次に図2以下を参照して本発明の実施例
投影光学装置について説明するが、以下の実施例説明で
は、図1に示すミラー13は省略して説明する。また、
図1に示す各部に対応する第1実施例〜第4実施例にお
ける部分について、下添字「1」〜「4 」を付して説明
する。
明する。この装置は、画像表示装置91 、第1の投影光
学系11 、第2の投影光学系21 、第1のスクリーン3
1 、第1のスクリーン平面と同一平面上にない異なる平
面上の第2のスクリーン41を備えており、これら各部
は、第1の投影光学系11 の物体面中心111 と像面中
心71 を結ぶ基線51 と、第2の投影光学系21 の物体
面中心111 と像面中心81 を結ぶ基線61 とが平行で
ないように配置されている。
置91 の表示平面(換言すれば、ここに表示される物体
面121 )の法線101 とのなす角θ11 は、1.34
度であり、第2の投影光学系21 の基線61 と法線10
1 とのなす角θ21 は、26.34°となっている。ス
クリーン31 、41 はともに画像表示装置91 の物体表
示平面(すなわち物体面121 )に対してほぼ30°傾
いている。各投影光学系の結像平面までの距離が異なる
ため、スクリーン31 、41 は同一平面上にはない。
表示平面に対してスクリーン31 、41 の面が傾いてい
ることによって生じる台形歪みを補正するために、偏心
したレンズ群を含む構成になっている。配置上の制約は
各物高にあたる点からの光束幅の光線が他の光学系にけ
られないことである。
表した図であり、図4は第2の投影光学系21 を偏心の
ない共軸系で構成した場合の歪曲収差を表した図であ
る。図4の収差図は投影光学系21 を共軸な投影光学系
にし、その光軸と、物体面中心・像面中心連結基線とを
一致させたときのものである。また、両収差図におい
て、破線は物体面121 の歪曲収差のない画像を表し、
実線は物体面121 の歪曲収差のある実際の画像を示し
ている。これら収差図から理解できるように、基線が物
体面法線101 に対して傾くような投影光学系におい
て、それを偏心系で構成することにより、歪曲収差を抑
制して格段に良好な画像を得ることができる。
つの共通の物体面121 が、歪曲収差の抑制された状態
で二つの異なるスクリーン31 、41 に同時に投影され
る。図5に示す第2の実施例投影光学装置は、画像表示
装置92 、第1の投影光学系12 、第2の投影光学系2
2 、第1のスクリーン32 、第1のスクリーン平面と同
一平面上にない第2のスクリーン42 を備えており、こ
れら各部は、第1の投影光学系12 の物体面中心112
と像面中心72 を結ぶ基線52 と第2の投影光学系22
の物体面中心112 と像面中心82 を結ぶ基線62 とが
平行でないように配置されている。
系であり、物体面122 の法線10 2 と基線52 とは平
行である。第2の投影光学系22 の基線62 と法線10
2 とのなす角θ22 は、15°となっている。第1の投
影光学系12 のスクリーン32 面と表示装置92 の表示
平面(物体面122 )とは平行であり、第1の投影光学
系12 は従来の共軸な光学系をそのまま用いることがで
きる。
ーン42 面と表示装置92 の表示平面(物体面122 )
とは平行であるが、基線62 が物体面法線102 に対し
傾いているので、偏心系で構成してある。この装置にお
いても、一つの共通の物体面122 が、歪曲収差の抑制
された状態で二つの異なるスクリーン32 、42 に同時
に投影される。
画像表示装置93 、第1の投影光学系13 、第2の投影
光学系23 、第1のスクリーン33 、第1のスクリーン
平面と同一平面上にない第2のスクリーン43 を備えて
いる。これら各部は、第1の投影光学系13 の物体面中
心113 と像面中心73 を結ぶ基線53 と第2の投影光
学系23 の物体面中心113 と像面中心83 とを結ぶ基
線63 とが平行でないように配置されている。
タは同じものであり、偏心系となっている。それぞれの
基線53 、63 は表示装置93 の表示面(物体面1
23 )の法線103 に対して対称な角度をなし、法線1
03 とのなす角θ13 (θ23 )は26.34°(−2
6.34°)となるように構成されている。この装置に
おいても、一つの共通の物体面123 が、歪曲収差の抑
制された状態で二つの異なるスクリーン33 、43 に同
時に投影される。
表示装置94 、第1の投影光学系1 4 、第2の投影光学
系24 、第1のスクリーン34 、第1のスクリーン平面
と同一平面上にない第2のスクリーン44 を備えてお
り、これら各部は第1の投影光学系14 の物体面中心1
14 と像面中心74 とを結ぶ基線54 と第2の投影光学
系24 の物体面中心114 と像面中心84 を結ぶ基線6
4 とが平行でないように配置されている。
系であり、表示装置94 の表示面(物体面124 )の法
線104 と基線54 とは平行である。スクリーン34 面
は物体面124 と平行である。第2の投影光学系24 は
共軸なアフォーカル系である。第2の基線64 と表示装
置94 の表示面(物体面124 )の法線104 とのなす
角θ24 は30°となっており、第2のスクリーン44
面は物体面124 に対して68°傾いている。図8は本
発明の前記第4実施例の第2投影光学系24 の歪曲収差
図であるが、この図から理解できるように、共軸系の光
学系を斜めに配置する場合、アフォーカル系であれば歪
曲収差を少なくできる。
24 は歪曲収差の抑制された状態で異なるスクターン3
4 、44 に同時に投影される。以上説明した第1〜第4
の各実施例では、図1に示すミラー13を示していない
が、このようなミラーを配置したときの基線は、物体面
中心とミラーの光束中心を結ぶ線を通るようにすればよ
い。
に同一平面上にない異なる複数のスクリーン上に同時に
投影する投影光学装置であって、従来のこの種の装置に
比べ小型化が可能で、安価に提供でき、スクリーン配置
の自由度も大きいものを提供することができる。
造の概略を示す図である。
す図である。
曲収差を表した図である。
としたときの歪曲収差を表した図である。
る。
る。
曲収差を表した図である。
線 6、61 、62 、63 、64 第2投影光学系による基
線 70 第1投影光学系による像面 7、71 、72 、73 、74 像面中心 80 第2投影光学系による像面 8、81 、82 、83 、84 像面中心 9、91 、92 、93 、94 画像表示装置 13 ミラー θ1、θ11 、θ13 、θ2、θ21 、θ22 、θ
23 、θ24 基線と物体面法線とがなす角度
Claims (1)
- 【請求項1】 一つの物体面を、互いに同一平面上にな
い異なる複数のスクリーン上に同時に投影する投影光学
装置において、前記複数のスクリーンに前記物体面の画
像を同時投影するための各スクリーンにそれぞれ対応す
る投影光学系を備えており、それら投影光学系は、前記
物体面の中心と該投影光学系によるスクリーン上の像面
の中心を結ぶ基線が互いに平行でなく、投影光学系を構
成する光学素子を互いに共有しておらず、且つ、前記物
体面に対して同じ側の空間に配置されていることを特徴
とする投影光学装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12658195A JP3269329B2 (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 投影光学装置 |
US08/653,747 US5683161A (en) | 1995-05-25 | 1996-05-23 | Projecting optical device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12658195A JP3269329B2 (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 投影光学装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08320462A true JPH08320462A (ja) | 1996-12-03 |
JP3269329B2 JP3269329B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=14938722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12658195A Expired - Fee Related JP3269329B2 (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 投影光学装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
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US (1) | US5683161A (ja) |
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