JPH08320073A - バタフライ弁及びバタフライ弁の製造方法 - Google Patents

バタフライ弁及びバタフライ弁の製造方法

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JPH08320073A JP7124691A JP12469195A JPH08320073A JP H08320073 A JPH08320073 A JP H08320073A JP 7124691 A JP7124691 A JP 7124691A JP 12469195 A JP12469195 A JP 12469195A JP H08320073 A JPH08320073 A JP H08320073A
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剛史 稲垣
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    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 バルブボディ11と弁棒15と弁体16とか
らなるバタフライ弁10において、バルブボディは焼結
合金材料で構成した分割体31A,31Bを銅溶浸法に
て一体に結合したものであることを特徴としたバタフラ
イ弁。 【効果】 バルブボディの寸法精度が高まるので、バル
ブボディ内のガス通路面を切削したり、軸受装着用孔や
シール部材装着用孔等を切削するなどの二次加工を削減
でき、このため、生産性が高まりコストダウンを図るこ
とができる。バルブボディの寸法精度が高いので余分な
厚みがなく、このため、バルブボディを小型かつ軽量に
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バタフライ弁及びバタ
フライ弁の製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バタフライ弁として、例えば特公
昭51−29263号公報「2サイクルガソリン機関の
排気流路絞り装置」の技術が開示されており、同技術は
上記公報の第1図に示されるように、鋳鉄製弁ケース1
(バルブボディに相当)内で回動する弁体4を弁軸5,
6で支え、これらの弁軸5,6をブッシュ9,13で支
持したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】弁ケース1が鋳造品な
ので寸法精度が低く、鋳造後に排気流路17面やブッシ
ュ9,13装着孔などの切削加工が多く必要であり、コ
ストが嵩む。この他に、弁ケースを鋼材の溶接結合で構
成する方法もあるが、溶接に伴う熱歪があるので、やは
り、切削加工が必要でありコストが嵩む。また、溶接代
を要するので、その分だけ大型になる。本発明の目的
は、バルブボディの生産性を高めること、バルブボディ
を小型にすること、成形用型を簡素化することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは、
バタフライ弁のバルブボディに要求される特性を詳しく
研究して、焼結合金材料の成形・焼結にて寸法精度を
高め、1工程で焼結処理と溶浸処理とを施す方法を創
案することに成功した。具体的には、バルブボディと弁
棒と弁体とからなるバタフライ弁において、前記バルブ
ボディを、焼結合金材料で構成した分割体を銅溶浸法に
て一体に結合して構成した。
【0005】焼結合金材料でバルブボディの分割体を各
々加圧成形し、これらの分割体を重ね合わせ、次に、焼
結処理と同時に銅溶浸処理を施すことでバタフライ弁の
バルブボディを製造する。
【0006】更に、前記分割体を、弁棒の軸心位置にて
上下又は左右に分割した。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を添付図に基づいて以下に説
明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。図
1は本発明に係るバタフライ弁を装着した自動二輪車の
側面図であり、自動二輪車1は車体2中央付近にエンジ
ン3を備え、このエンジン3の排気口に排気管4を接続
し、この排気管4の後部にサイレンサ5を接続してな
る。前記排気管4の途中には、排気制御バルブとしての
バタフライ弁10が取付けられ、このバタフライ弁10
はエンジン3下方に配置されている。バタフライ弁10
はスロットルグリップ6にて開閉操作されるものであ
り、図示しないスロットルケーブルを介してスロットル
グリップ6に連結される。例えば、スロットルグリップ
6を所定角以上に回転操作すると、バタフライ弁10の
弁開度は全開となる。
【0008】図2は本発明に係るバタフライ弁の断面図
であり、バタフライ弁10はエンジンの排気を流すため
のバルブボディ11と、このバルブボディ11のガス通
路12と直交して設けられた1対の軸受(第1軸受13
及び第2軸受14)と、これらの軸受13,14で回転
自在に支持されバルブボディ11から一端を突出された
弁棒15と、この弁棒15にリベット固定されガス通路
12の開度(弁開度)を調節するための弁体16と、バ
ルブボディ11と弁棒15との間をシールするためのシ
ール部材17と、弁棒15を回動するためのプーリ23
とからなる。
【0009】バルブボディ11は、弁棒15の軸心位置
にて上下に分割された2つの焼結合金材料製分割体(下
部ボディ31A及び上部ボディ31B)の組合せからな
る。弁棒15は第1軸受13側が細く、シール部材17
側へ段階的に大径となる段付き形状であり、第1・第2
軸受13,14に対してスラスト方向(この図の左方
向)に位置決めされた構成である。そして、弁棒15は
バルブボディ11の開口側(シール部材17側)から挿
入されて軸受13,14に段15a,15bが当接する
ように差込まれる。また、弁棒15は図3で説明する係
合ピン26にて軸方向へ抜け止めされる。このため、第
1・第2軸受13,14と弁棒15とを位置決めするた
めのストップリング等の位置決め部材が不要である。
【0010】バルブボディ11と第1軸受13との間に
はブッシュ18が介在され、バルブボディ11と第2軸
受14との間にはブッシュ19が介在されている。ブッ
シュ18,19はバルブボディ11と第1・第2軸受1
3,14とを互いに異種系の材質(例えば、バルブボデ
ィ11を鉄系の焼結合金材料等とし、第1・第2軸受1
3,14をステンレス系とする。)で構成した場合に、
電蝕による両者の固着を防止するものである。すなわ
ち、ブッシュ18,19は第1・第2軸受13,14と
同系のメタルからなり、バルブボディ11に接合したも
のであって、バルブボディ11と第1・第2軸受13,
14とが固着することを防止している。
【0011】このように、第1・第2軸受13,14は
耐摩耗性等の向上のために、バルブボディ11と異種系
の材質で構成することができ、後述する銅溶浸法にてバ
ルブボディ11を一体に結合する際に同時に接合するこ
ともできる。なお、バルブボディ11と第1・第2軸受
13,14とが同一系の場合には、ブッシュ18,19
は不要である。
【0012】バルブボディ11の一側部には、ばね受部
21が回転不能に嵌合される。一方、弁棒15の一端部
15cには、ばね受部22並びにプーリ23がかしめ固
定される。固定側のばね受部21と回転側のばね受部2
2との間には、ねじりばね24が取付けられる。このた
め、弁棒15は、弁体16が全閉となる方向に弾発され
る。シール部材17は、例えばフッ素ゴム製オイルシー
ルや、石綿モールドパッキン等からなるグランドパッキ
ンが好適である。
【0013】図3は図2の3−3線断面図であり、弁棒
15には周方向に所定角度θを有する係合溝15dが形
成され、下部ボディ31Aには係合溝15dと係合する
ための係合ピン26がねじ込まれている。そして、単一
の係合溝15dと係合ピン26とが係合することによ
り、弁棒15は軸方向への抜け止めをされ、これと同時
に、所定角度θの回動範囲に制限される。従って、単一
の係合ピン26が、弁棒15を抜け止めする役割と、弁
棒15の回動範囲を制限する役割とを兼ねるので、部品
数が少なく、組付けが簡単であり、コストダウンを図れ
る。
【0014】図4は図2の4矢視図であり、バタフライ
弁10の底面を示す。下部ボディ31Aに係合ピン26
がねじ込まれている。弁棒15はこの図の左右方向に延
びている。
【0015】図5は本発明に係るバルブボディの分解斜
視図であり、前記下部ボディ31Aと上部ボディ31B
とは、弁棒15(図2参照)の軸心に対して上下対称形
である。下部ボディ31Aは円筒状の本体32と、この
本体32の側壁の一方に形成された第1軸受台33と、
本体32の側壁の他方に形成された第2軸受台34と、
この第2軸受台34に連なって形成されたシール受台3
5と、本体32の下端(この図において下側)に形成さ
れたフランジ36と、このフランジ36に開けられた一
対のボルト孔37,37と、本体32の側壁の外面に形
成された多数の冷却用フィン38…(…は複数を示す。
以下同じ。)とからなる、一体形成品である。第1軸受
台33には図2にて示される第1軸受13が取付けら
れ、第2軸受台34には第2軸受14が取付けられ、シ
ール受台35にはシール部材17が取付けられる。
【0016】下部ボディ31Aの上端面は接合面41と
され、この接合面41が上部ボディ31Bと接合され
る。接合面41には、嵌合突部42及び嵌合凹部43が
形成される。上部ボディ31Bも下部ボディ31Aと同
一形状且つ同一寸法で構成されている。バルブボディ1
1は、下部ボディ31Aの接合面41と上部ボディ31
Bの接合面41とを合せ、互いの嵌合突部42と嵌合凹
部43とを嵌合し位置合せして接合した一体構成品であ
り、2つの分割体を一体化したので少ない部品数で構成
できる。
【0017】次に、上記構成の高温バルブの製造方法の
一例を図6に基づき説明する。図6(a)〜(e)は本
発明に係るバルブボディの製造方法を示す説明図であ
る。先ず、(a)に示す混合工程において、原料粉であ
る鉄(Fe)粉、添加粉である銅(Cu)粉及び炭素
(C)粉末を準備し、これらの粉末に潤滑剤を添加して
混合機51で混合する。炭素粉末には黒鉛を使用する。
各粉末の混合比は、銅粉1.0%、炭素粉0.8%、残
りを鉄粉としたものである。なお、混合粉末の密度は
6.6±0.2g/cm3である。
【0018】次に、(b)に示す加圧成形工程におい
て、均一に混合された混合粉末を成形用型52に入れ、
プレス機によってバルブボディ11の上下2つの分割体
を各々成形する。これらの分割体は、未焼結状態の下部
ボディ31A及び上部ボディ31Bであり、多数の気孔
を有した多孔質のものである。
【0019】その後、(c)に示す重ね合わせ工程にお
いて、未焼結状態の下部ボディ31Aと上部ボディ31
Bとを重ね合わせ、上部ボディ31Bに小片の溶浸材P
を重ねる。溶浸材Pには銅合金材、好ましくはCu−C
o(銅−コバルト)合金材を使用する。
【0020】次に、(d)に示す焼結・溶浸工程におい
て、重ねられた未焼結状態の下部・上部ボディ31A,
31B及び溶浸材Pを加熱炉53に入れ、焼結処理と同
時に銅溶浸処理を施す。この場合、加熱炉53内は窒素
ガス雰囲気であり、炉内温度(溶浸温度)は1100
℃、加熱時間は30分である。この工程において、溶融
した溶浸材Pが下部・上部ボディ31A,31Bの各気
孔に浸透する(封孔処理)。そして、下部・上部ボディ
31A,31Bは焼結されて、溶浸体(溶浸された焼結
体)となり、その密度は約7.5g/cm3である。ま
た、未焼結状態の下部・上部ボディ31A,31Bの接
合面41,41(図5参照)は面が粗く、この粗い面が
溶融した溶浸材Pで埋められ且つ焼結されることによ
り、互いに接合される。従って、下部・上部ボディ31
A,31Bは一体化され、バルブボディ11を構成す
る。
【0021】このように、1工程で焼結処理と溶浸処理
とを施すことで、下部・上部ボディ31A,31Bを簡
単に接合することができる。すなわち、バルブボディ1
1は、焼結合金材料で構成した分割体(下部ボディ31
A及び上部ボディ31B)を銅溶浸法にて一体に結合し
たものである。
【0022】最後に、(e)に示す機械加工工程におい
て、バルブボディ11の軸受面等を研磨するとともに、
ねじ加工し、加工を完了する。
【0023】次に、上記実施例の変形例を図7に基づい
て説明する。図7(a),(b)は本発明に係るバタフ
ライ弁(変形例)の断面図であり、バルブボディ11は
下部ボディ31Aのみを示している。(a)の変形例
は、バルブボディ11と第1・第2軸受13,14とを
同一系の材料で構成したものであり、ブッシュ18,1
9が不要である。(a)の変形例によれば、ブッシュ1
8,19が不要なので、構成が簡単になりバタフライ弁
10の製作が簡単になる。なお、バルブボディ11及び
弁棒15と、第1・第2軸受13,14との間に径方向
に隙間を設けることにより、バルブボディ11及び弁棒
15に対して第1・第2軸受13,14を回転可能とし
てもよい。このように構成すれば、第1・第2軸受1
3,14の内周面又は外周面のいずれかが固着しても、
弁棒15は回転が可能である。
【0024】(b)の変形例は、バルブボディ11が軸
受の役割を兼ねた構成であり、軸受部61,62で弁棒
15を支持する。この場合、弁棒15は軸受部61,6
2と位置決めするための段付き形状でなくてもよい。
(b)の変形例によれば、別部品からなる軸受が不要で
あって、しかも、弁棒15が単純な形状であり、ブッシ
ュ18,19も不要なので、バタフライ弁10の製作が
更に簡単になる。
【0025】なお、上記実施例及びその変形例におい
て、バルブボディ11は焼結合金材料製であることを特
徴とし、好ましくは分割体を重ね合せた構成であり、更
に好ましくは、2分割の分割体を重ね合せた構成であっ
て、とりわけ、弁棒15の軸心位置にて上下又は左右に
分割した分割体の組合せとすることが最も好ましく、例
えば、図4に示す分割線Xの位置にて分割することもで
きる。そして、このように分割された2つの分割体は、
上記実施例で示すような上下対称形や、分割線Xに対し
て左右(この図で上下)対称形とすることにより、2つ
の分割体を成形するための成形用型を単一の型で兼用で
き、型を製作するコストを削減できる。また、バルブボ
ディ11は図4に示す分割線Yの位置にて分割すること
もできる。
【0026】
【発明の効果】本発明の構成及び製造方法は、次に記載
する効果を奏する。請求項1のバタフライ弁は、バルブ
ボディを、焼結合金材料で構成した分割体を銅溶浸法に
て一体に結合して構成したことにより、バルブボディの
寸法精度が高まるので、バルブボディ内のガス通路面を
切削したり、軸受装着用孔やシール部材装着用孔等を切
削するなどの二次加工を削減でき、このため、生産性が
高まりコストダウンを図ることができる。また、バルブ
ボディの寸法精度が高いので余分な厚みがなく、このた
め、バルブボディを小型かつ軽量にできる。
【0027】請求項2のバタフライ弁の製造方法は、焼
結合金材料の成形・焼結にて寸法精度の高いバルブボデ
ィを製造できるので、バルブボディ内のガス通路面を切
削したり、軸受装着用孔やシール部材装着用孔等を切削
するなどの二次加工を削減でき、このため、生産性が高
まりコストダウンを図ることができる。また、バルブボ
ディの寸法精度が高いので余分な厚みがなく、このた
め、バルブボディを小型かつ軽量にできる。更に、焼結
合金材料でバルブボディの分割体を各々加圧成形し、こ
れらの分割体を重ね合わせ、次に、焼結処理と同時に銅
溶浸処理を施すことでバタフライ弁のバルブボディを製
造することにより、孔部分などを開けるための成形用型
(中子)を少なくできるので、成形用型を簡素化でき、
成形用型を製作するためのコストを削減できる。しか
も、1工程で焼結処理と溶浸処理とを施すので、分割体
同士を簡単に接合することができ、バルブボディの製造
が容易である。
【0028】請求項3のバタフライ弁の製造方法は、分
割体が、弁棒の軸心位置にて上下又は左右に分割したも
のなので、軸受用孔やシール部材用孔などを開けるため
の成形用型(中子)が不要であり、型を製作するための
コストを削減できる。また、2つの分割体を成形するた
めの成形用型を単一の型で兼用でき、型を製作するため
のコストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバタフライ弁を装着した自動二輪
車の側面図
【図2】本発明に係るバタフライ弁の断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4矢視図
【図5】本発明に係るバルブボディの分解斜視図
【図6】本発明に係るバルブボディの製造方法を示す説
明図
【図7】本発明に係るバタフライ弁(変形例)の断面図
【符号の説明】
1…自動二輪車、3…エンジン、4…排気管、10…バ
タフライ弁、11…バルブボディ、15…弁棒、16…
弁体、31A…分割体(下部ボディ)、31B…分割体
(上部ボディ)、41…接合面、51…混合機、52…
成形用型、53…加熱炉。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブボディと弁棒と弁体とからなるバ
    タフライ弁において、前記バルブボディは焼結合金材料
    で構成した分割体を銅溶浸法にて一体に結合したもので
    あることを特徴としたバタフライ弁。
  2. 【請求項2】 焼結合金材料でバルブボディの分割体を
    各々加圧成形し、これらの分割体を重ね合わせ、次に、
    焼結処理と同時に銅溶浸処理を施すことでバタフライ弁
    のバルブボディを製造することを特徴としたバタフライ
    弁の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記分割体は、弁棒の軸心位置にて上下
    又は左右に分割されたものであることを特徴とした請求
    項2記載のバタフライ弁の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012007636A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Tanico Corp バタフライ弁
FR3081935A1 (fr) * 2018-05-29 2019-12-06 Faurecia Systemes D'echappement Vanne papillon pour un dispositif d'echappement, notamment de vehicule automobile
WO2020049664A1 (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 本田技研工業株式会社 汎用エンジンのスロットル装置

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JPH08210541A (ja) バルブボディおよびその製造方法

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