JPH08319895A - ガス昇圧装置の制御方法及び制御装置 - Google Patents

ガス昇圧装置の制御方法及び制御装置

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JPH08319895A
JPH08319895A JP7123781A JP12378195A JPH08319895A JP H08319895 A JPH08319895 A JP H08319895A JP 7123781 A JP7123781 A JP 7123781A JP 12378195 A JP12378195 A JP 12378195A JP H08319895 A JPH08319895 A JP H08319895A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス昇圧装置を効率的に運転し、また構造を
簡単にする。 【構成】 流量制御弁20の開度を、流量発信器13の
出力信号により、圧力補正付流量比率調節計22を介し
て制御し、サージタンク7からガス原動機11に供給さ
れる燃料ガスの流量に見合う燃料ガスをガス供給源1か
らガス圧縮機2に供給する。圧力発信器23の出力信号
によって圧力補正付流量比率調節計22の出力信号を補
正する。燃料ガスをガス圧縮機2で無駄に圧縮しないで
済む。また弁の使用数を少なくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス原動機によるコー
ジェネレーション設備等に使用されるガス昇圧装置の制
御方法及び制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス供給源からガス流通管を通って送ら
れてきた燃料ガスをガス圧縮機で圧縮しサージタンクを
介してガス原動機に供給するガス昇圧装置の制御装置と
して、図6に示すものが知られている。
【0003】この従来のガス昇圧装置の制御装置は、ガ
ス供給源1にガス圧縮機2を連絡したガス流通管3に、
減圧弁4とアンローダ弁5を設け、ガス圧縮機2に接続
管6で接続されたサージタンク7に、該サージタンク7
内の燃料ガスを減圧弁4とアンローダ弁5間のガス流通
管3に戻す戻し管8を設けるとともに、その戻し管8に
調圧弁9を設け、またサージタンク7に、サージタンク
7内の燃料ガスの圧力が、調圧弁9の設定圧力よりも大
きい第1の所定圧力以上となった場合に上記アンローダ
弁5を閉じ、サージタンク7内の燃料ガスの圧力が、上
記第1の所定圧力よりも小さく、かつ上記調圧弁9の設
定圧力よりも大きい第2の所定圧力以下となった場合に
アンローダ弁5を開く圧力スイッチ10を設けた構成と
されている。
【0004】サージタンク7には発電機(図示せず)を
駆動するガスエンジンやガスタービン等のガス原動機1
1が供給管12で接続され、その供給管12には流量発
信器(流量計)13が設けられている。流量発信器13
は、サージタンク7からガス原動機11に供給される燃
料ガスの流量、つまりガス原動機11の燃料ガスの単位
時間当りの消費流量を検出し、ガス原動機11の制御盤
(図示せず)に運転監視等の目的で信号を出力するもの
である。サージタンク7には安全弁14が設けられてい
る。
【0005】上記構成とされたガス昇圧装置の制御装置
においては、燃料ガスが、減圧弁4の動きによってガス
圧縮機2に一定圧力で供給される。したがって、ガス供
給源1の燃料ガス圧力が変動しても、その悪影響を受け
ることなく、ガス圧縮機2を駆動することができる。ま
た、ガス原動機11の負荷が下がり、燃料ガス消費量が
少なくなってサージタンク7内の燃料ガス圧力が調圧弁
9の設定圧力を越えて上昇した場合、調圧弁9が作用し
て余剰燃料ガスを戻し管8でガス圧縮機2の入口側に戻
す。このため、ガス原動機11に必要以上の燃料ガスが
供給されることはない。
【0006】負荷の急激な低下等でサージタンク7内の
燃料ガス圧力が所定圧力以上となると、圧力スイッチ1
0が働いてアンローダ弁5を閉じる。したがって、ガス
圧縮機2の無駄な運転を防ぐことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のガス昇圧装
置の制御方式では、前記のように、ガス原動機11の負
荷が低下して燃料ガスの消費量が少なくなり、サージタ
ンク7内の燃料ガス圧力が高くなった場合に、調圧弁9
によってサージタンク7内の燃料ガスをガス圧縮機2の
入口側に戻すので、戻し燃料ガスをガス圧縮機2で圧縮
した分、ガス圧縮機2を無駄に働かせたことになり、不
経済である。また、減圧弁4の他にアンローダ弁5と調
圧弁9が必要で、全体的に構造が複雑になるという問題
点がある。
【0008】なお、理屈の上では、戻し管8と調圧弁9
を省くことができるが、そのようにすると、ガス圧縮機
2の燃料ガス吐出量がオン・オフ制御によって急激に変
動するためガス原動機11の性能に悪影響が出るほか、
アンローダ弁5の寿命が短くなる。
【0009】本発明は、低負荷時のガス圧縮機動力を低
減することができるガス昇圧装置の制御方法及び制御装
置を提供することを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、構造を簡単にするこ
とができるガス昇圧装置の制御方法、及び構造の簡単な
ガス昇圧装置の制御装置を提供することである。
【0011】本発明の別の目的は、ガス供給源からガス
圧縮機に供給される燃料ガスの流量を精度よくかつ迅速
に制御することができるガス昇圧装置の制御方法及び制
御装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係るガス昇圧装置の制御方法は、ガス
供給源からガス流通管を通って送られてきた燃料ガスを
ガス圧縮機で圧縮しサージタンクを介してガス原動機に
供給するガス昇圧装置において、ガス供給源からガス圧
縮機に送られる燃料ガスの流量を、上記サージタンクか
らガス原動機に供給される燃料ガスの消費流量によって
制御する構成とした。サージタンクからガス原動機に供
給される燃料ガスの消費流量に対応する、ガス流通管に
設けられた流量制御弁の開度を予め設定された圧力補正
付流量比率調節手段に、サージタンクからガス原動機に
供給される燃料ガスの消費流量信号を与え、上記流量制
御弁の開度を、上記圧力補正付流量比率調節手段を介し
て制御することが好ましい。
【0013】また、請求項2に係るガス昇圧装置の制御
方法は、ガス供給源からガス流通管を通って送られてき
た燃料ガスをガス圧縮機で圧縮しサージタンクを介して
ガス原動機に供給するガス昇圧装置において、ガス供給
源からガス圧縮機に供給される燃料ガスの流量を、上記
ガス原動機の出力量によって制御する構成とした。サー
ジタンクからガス原動機に供給される燃料ガスの消費流
量に対応する、ガス流通管に設けられた流量制御弁の開
度を予め設定された圧力補正付流量比率調節手段に、ガ
ス原動機の出力量信号を与え、上記流量制御弁の開度
を、上記圧力補正付流量比率調節手段を介して制御する
ことが好ましい。
【0014】圧力補正付流量比率調節手段を用いたとき
は、その圧力補正付流量比率調節手段を、サージタンク
に付設された圧力発信器の出力信号によってフィードフ
ォワード制御することが望ましい。
【0015】更に、請求項6に係るガス昇圧装置の制御
装置は、ガス供給源からガス流量管を通って送られてき
た燃料ガスをガス圧縮機で圧縮しサージタンクを介して
ガス原動機に供給するガス昇圧装置において、上記ガス
流通管に、サージタンクからガス原動機に供給される燃
料ガスの消費流量信号、又はガス原動機の出力量信号に
よって開度を制御される流量制御弁を設けた構成とし
た。流量制御弁は、サージタンクからガス原動機に供給
される燃料ガスの消費流量信号、又はガス原動機の出力
量信号により、サージタンクからガス原動機に供給され
る燃料ガスの消費流量に対応する、ガス流通管に設けら
れた流量制御弁の開度を予め設定された圧力補正付流量
比率調節手段を介して開度を制御する構成とすることが
好ましい。圧力補正付流量比率調節手段の出力を、燃料
ガスの圧力に対応して補正する圧力発信器を設けること
が望ましい。
【0016】
【作用】ガス供給源からガス流通管を通ってガス圧縮機
に送られる燃料ガスの流量は、ガス流通管に設けられた
流量制御弁の、例えばガス原動機に付設された流量発信
器の出力信号、又はガス原動機の出力量信号による開度
調整により制御する。
【0017】圧力補正付流量比率調節手段は、流量発信
器の出力信号、又はガス原動機の出力量信号を受け、ガ
ス供給源からガス圧縮機に送られる燃料ガスの流量が、
ガス原動機の燃料ガスの消費流量に見合う流量となるよ
うに、流量制御弁の開度を制御する。圧力発信器は燃料
ガスの圧力に対応して圧力補正付流量比率調節手段の出
力を補正する。
【0018】
【実施例】図1は本発明に係るガス昇圧装置の制御装置
の一実施例を示す。なお、図6の従来の制御装置と同一
の部材等には同一の符号を付してその詳しい説明は省略
する。
【0019】図1において符号20は流量制御弁であ
る。流量制御弁20はガス流通管3に設けられており、
流量発信器13の出力信号と、制御空気電磁弁21によ
って開度を制御される。流量発信器13の出力信号は、
圧力補正付流量比率調節計(圧力補正付流量比率調節手
段)22を介して流量制御弁20に与えられる。圧力補
正付流量比率調節計22には、サージタンク7からガス
原動機11に供給される燃料ガスの流量(ガス原動機1
1の消費ガス流量)に対応する、流量制御弁20の開度
が予め設定されており、これに従って流量制御弁20の
開度を制御し、ガス原動機11の消費流量に見合う量の
燃料ガスを過不足なくガス圧縮器2に供給する構成とな
っている。
【0020】ガス原動機11の消費ガス流量に対応す
る、流量制御弁20の開度(図2参照)は、実機或いは
計算等によって求められる。なお、ガス原動機11の消
費ガス流量と、ガス原動機11の出力量(通常は、ガス
原動機11によって駆動される発電機の発電出力)とは
互いに比例する。
【0021】サージタンク7には圧力発信器23が設け
られている。圧力発信器23は、サージタンク7内の燃
料ガスの圧力に対応して、サージタンク7の圧力が高い
場合は、流量制御弁20の開度が小さくなるように、ま
た、サージタンク7の圧力が低い場合は、流量制御弁2
0の開度が大きくなるように、圧力補正付流量比率調節
計22の出力を補正する。
【0022】制御空気電磁弁21は、流量制御弁20を
空気圧によって作動させる空気管24に設けられ、閉状
態で制御空気の供給がしゃ断され流量制御弁20を全閉
とする。また、制御空気電磁弁21は二方弁でもよい
が、三方弁を使用し、制御空気の供給しゃ断と、制御空
気電磁弁21と流量制御弁20との間の制御空気の排出
を同時に行うようにすれば、流量制御弁20の全閉に要
する時間をより短縮することができる。
【0023】圧力スイッチ10には高低二つの圧力H,
Lが設定されている。圧力スイッチ10は、サージタン
ク7内の燃料ガス圧力が上限圧力H(例えば、14.5
kgf/cm2 )以上となった場合に、制御空気電磁弁
21を閉じて流量制御弁20を閉じ、またサージタンク
7の圧力が下限圧力L(例えば、13.5kgf/cm
2 )以下となった場合に、予め設定されているプリセッ
ト出力にて流量制御弁20を全開とする構成とされてい
る。
【0024】次に上記の構成とされたガス昇圧装置の制
御装置の作用を説明する。燃料ガスは、ガス供給源1か
らガス流通管3を通ってガス圧縮機2に供給され、ガス
圧縮機2で圧縮されてサージタンク7に一旦蓄えられた
後、供給管12を通ってガス原動機11に供給される。
この際、流量発信器13は、供給管12を流れる燃料ガ
スの流量を検出して信号を出力する。流量発信器13の
出力信号は圧力補正付流量比率調節計22を介して流量
制御弁20に与えられ、供給管12を流れる燃料ガスの
流量に見合う開度に流量制御弁20を制御する。このた
め燃料ガスが過不足なくガス圧縮機2に供給されるよう
になり、ガス圧縮機2を駆動する電動機(図示せず)の
消費電力が最低限度に抑えられることになる。
【0025】圧力発信器23は、サージタンク7の圧力
に対応して圧力補正付流量比率調節計22の出力をフィ
ードフォワード制御にて補正する。したがって、流量制
御弁20の開度が、ガス原動機11の消費ガス流量に精
度よくかつ迅速に合わせられる。
【0026】ガス原動機11の負荷が急激に小さくなっ
て燃料ガス消費量が少なくなると、サージタンク7の圧
力が高まる。そしてサージタンク7の圧力が設定圧力H
以上となると、圧力スイッチ10から信号が出力され、
流量発信器13の出力信号に関係なく制御空気電磁弁2
1が閉となり流量制御弁20が全閉状態となる。
【0027】また、ガス原動機11の負荷が急に大きく
なって燃料ガス消費流量が多くなると、サージタンク7
の圧力が低下する。サージタンク7の圧力が設定圧力L
以下となると、圧力スイッチ10から他の信号が出力さ
れ、流量発信器13の出力信号に関係なく流量制御弁2
0が全開状態となる。負荷急減時、通常時、及び負荷急
増時における流量制御弁20の開度制御の一例を図3に
示す。
【0028】前に述べたように、ガス原動機11の燃料
ガス消費流量と出力量とは互いに比例するので、図5に
示すように、流量制御弁20の開度をガス原動機11の
出力量で制御することもできる。また、ガス供給源1か
ら供給される燃料ガスの圧力とサージタンク7の圧力と
は相関関係を持つので、圧力発信器23を流量制御弁2
0の上流側のガス流通管3に付け換えて圧力補正付流量
比率調節計22の出力を補正することもできる。制御空
気電磁弁21を省き、図6の従来例のようにガス流通管
3に圧力スイッチ10で制御されるアンローダ弁を設け
てもよい。
【0029】ガス昇圧装置が使用される設備がガス原動
機によるコージェネレーション設備である場合、ガス原
動機11で発電機を駆動し、その廃熱を暖房等に利用す
るが、本発明においては、上記に限らず、ガス原動機1
1で駆動される被駆動機の種類や廃熱利用の有無、及び
その利用方法は任意である。また、ガス圧縮機にはレシ
プロ形とスクリュタイプがあり、本発明はどちらのガス
圧縮機2を用いたガス昇圧装置にも実施することができ
る。しかし、スクリュタイプのガス圧縮機にはスライド
弁という吐出量制御機構が構造的に設けられているの
で、本発明を実施する必要性は少なく、本発明はレシプ
ロ形ガス圧縮機を用いたガス昇圧装置に実施してより有
効である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るガ
ス昇圧装置の制御方法は、ガス供給源からガス流通管を
通って送られてきた燃料ガスをガス圧縮機で圧縮しサー
ジタンクを介してガス原動機に供給するガス昇圧装置に
おいて、ガス供給源からガス圧縮機に送られる燃料ガス
の流量を、上記サージタンクからガス原動機に供給され
る燃料ガスの消費流量によって制御する構成とされ、ま
た請求項2に係るガス昇圧装置の制御方法は、ガス供給
源からガス流通管を通って送られてきた燃料ガスをガス
圧縮機で圧縮しサージタンクを介してガス原動機に供給
するガス昇圧装置において、ガス供給源からガス圧縮機
に供給される燃料ガスの流量を、上記ガス原動機の出力
量によって制御する構成とされ、更に請求項6に係るガ
ス昇圧装置の制御装置は、ガス供給源からガス流量管を
通って送られてきた燃料ガスをガス圧縮機で圧縮しサー
ジタンクを介してガス原動機に供給するガス昇圧装置に
おいて、上記ガス流通管に、サージタンクからガス原動
機に供給される燃料ガスの消費流量信号、又はガス原動
機の出力量信号によって開度を制御される流量制御弁が
設けられた構成とされており、ガス原動機の燃料ガス消
費流量に見合う量をガス圧縮機に供給することができる
ので、サージタンクの燃料ガスをガス圧縮機の入口側に
戻す必要がなく、ガス圧縮機を無駄なく効率的に作動さ
せて運転費を軽減することができる上、弁の数を少なく
して構造を簡単にすることができる。
【0031】圧力補正付流量比率調節手段を介して流量
制御弁の開度を制御するようにすると、ガス原動機の燃
料ガス消費量に精度よく見合う燃料ガスをガス圧縮機に
供給してガス圧縮機を一層効率良く運転することができ
るようになる。また、圧力発信器を設けた場合は、燃料
ガスの圧力変動に対応して流量制御弁の開度が修正され
るので、ガス圧縮機をより一層効率的に運転し、運転費
を節減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るガス昇圧装置の制御装置の一実
施例を示すブロック図である。
【図2】 ガス原動機の消費ガス流量及び発電出力と流
量制御弁の開度の関係の一例を示す図である。
【図3】 負荷急減時、負荷急増時等における流量制御
弁の開度制御例を示す図である。
【図4】 電気回路図である。
【図5】 流量制御弁の他の制御例を示すブロック図で
ある。
【図6】 従来のガス昇圧装置の制御装置のブロック図
である。
【符号の説明】
1 ガス供給源 2 ガス圧縮機 3 ガス流通管 7 サージタンク 10 圧力スイッチ 11 ガス原動機 12 供給管 13 流量発信器 20 流量制御弁 22 圧力補正付流量比率調節計(圧力補正付流量比率
調節手段) 23 圧力発信器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 章彦 神奈川県藤沢市葛原2285 堀技研工業株式 会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給源からガス流通管を通って送ら
    れてきた燃料ガスをガス圧縮機で圧縮しサージタンクを
    介してガス原動機に供給するガス昇圧装置において、ガ
    ス供給源からガス圧縮機に送られる燃料ガスの流量を、
    上記サージタンクからガス原動機に供給される燃料ガス
    の消費流量によって制御することを特徴とするガス昇圧
    装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 ガス供給源からガス流通管を通って送ら
    れてきた燃料ガスをガス圧縮機で圧縮しサージタンクを
    介してガス原動機に供給するガス昇圧装置において、ガ
    ス供給源からガス圧縮機に供給される燃料ガスの流量
    を、上記ガス原動機の出力量によって制御することを特
    徴とするガス昇圧装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 サージタンクからガス原動機に供給され
    る燃料ガスの消費流量に対応する、ガス流通管に設けら
    れた流量制御弁の開度を予め設定された圧力補正付流量
    比率調節手段に、サージタンクからガス原動機に供給さ
    れる燃料ガスの消費流量信号を与え、上記流量制御弁の
    開度を、上記圧力補正付流量比率調節手段を介して制御
    することを特徴とする請求項1記載のガス昇圧装置の制
    御方法。
  4. 【請求項4】 サージタンクからガス原動機に供給され
    る燃料ガスの消費流量に対応する、ガス流通管に設けら
    れた流量制御弁の開度を予め設定された圧力補正付流量
    比率調節手段に、ガス原動機の出力量信号を与え、上記
    流量制御弁の開度を、上記圧力補正付流量比率調節手段
    を介して制御することを特徴とする請求項2記載のガス
    昇圧装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 燃料ガスの圧力発信器の出力信号によっ
    て圧力補正付流量比率調節手段をフィードフォワード制
    御することを特徴とする請求項3又は4記載のガス昇圧
    装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 ガス供給源からガス流量管を通って送ら
    れてきた燃料ガスをガス圧縮機で圧縮しサージタンクを
    介してガス原動機に供給するガス昇圧装置において、上
    記ガス流通管に、サージタンクからガス原動機に供給さ
    れる燃料ガスの消費流量信号、又はガス原動機の出力量
    信号によって開度を制御される流量制御弁が設けられた
    ことを特徴とするガス昇圧装置の制御装置。
  7. 【請求項7】 流量制御弁は、サージタンクからガス原
    動機に供給される燃料ガスの消費流量信号、又はガス原
    動機の出力量信号により、サージタンクからガス原動機
    に供給される燃料ガスの消費流量に対応する、ガス流通
    管に設けられた流量制御弁の開度を予め設定された圧力
    補正付流量比率調節手段を介して開度を制御される構成
    とされたことを特徴とする請求項6記載のガス昇圧装置
    の制御装置。
  8. 【請求項8】 圧力補正付流量比率調節手段の出力を、
    燃料ガスの圧力に対応して補正する圧力発信器が設けら
    れたことを特徴とする請求項7記載のガス昇圧装置の制
    御装置。
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