JPH08319645A - フラッシュバルブ用操作弁 - Google Patents

フラッシュバルブ用操作弁

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JPH08319645A
JPH08319645A JP15228995A JP15228995A JPH08319645A JP H08319645 A JPH08319645 A JP H08319645A JP 15228995 A JP15228995 A JP 15228995A JP 15228995 A JP15228995 A JP 15228995A JP H08319645 A JPH08319645 A JP H08319645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
valve
magnet
plunger
flush valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP15228995A
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English (en)
Inventor
Takashi Yasuo
貴司 安尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水圧によって操作性が変化せず、摩耗が少な
く、摺動抵抗を減少させて操作性が良好なフラッシュバ
ルブ用操作弁の提供を目的とする。 【構成】 フラッシュバルブ1の水室5と連通する水路
を移動により開閉するプランジャ24と、プランジャ2
4を移動により開方向へ磁着させる移動可能な磁石14
と、この磁石14をレリーズ9を介し移動させる操作ボ
タン10を主体として構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フラッシュバルブを
作動させるための操作弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、フラッシュバルブ用
操作弁として実公平2−40136号公報に開示された
構造のものが存在するが、従来構造のものではフラッシ
ュバルブ側の水圧が直接導入されており、水圧により操
作力が変化してしまうという問題点があり、また、摺動
部分の外周にはシール性を確保するためにそれぞれシー
ル部材を設けており、摺動抵抗が大であり、また、摺動
部の摩耗が生じ、漏水しやすいという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、水圧によって操作性が
変化することなく、摺動抵抗を極めて少なくし、摺動部
品のシールを必要としないフラッシュバルブ用操作弁を
提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、フラッシ
ュバルブの水室と連通する水路を移動により開閉するプ
ランジャと、該プランジャを移動により開方向へ磁着さ
せる移動可能な磁石と、該磁石をレリーズを介し移動さ
せる操作ボタンを主体として構成されていることであ
る。また、第2の要旨は、前記プランジャは、バネを介
し常には前記水路を閉止する方向に付勢されて筒体内に
移動可能に設けられているとともに、該筒体には移動可
能に前記磁石が配設され、該磁石はレリーズ軸に固定さ
れた可動部材に連繋されていることである。
【0004】
【作用】前記第1の要旨において、使用者が操作ボタン
を押すとレリーズを介し磁石が移動されて、これにより
磁石がプランジャを磁力により移動させて、プランジャ
の移動により水路が開放され、フラッシュバルブの水室
内の水が水路を介し流出され、これによりフラッシュバ
ルブが作動されて便器側に洗浄水が流出される。また、
前記第2の要旨において、使用者が操作ボタンを押すと
レリーズ軸を介し可動部材が移動され、この可動部材に
連繋された磁石が筒体に沿って移動されることとなり、
この磁石の移動により筒体内に配設されているプランジ
ャが移動して水路を開くこととなり、これによりフラッ
シュバルブの水室内の水が抜かれてフラッシュバルブが
作動される。また、使用者が操作ボタンから手を離すと
磁石は自重等により移動されてプランジャに対する磁着
力がなくなり、バネの作用によりプランジャは水路を閉
止する方向に移動されて水路が閉ざされることとなる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は操作弁付きのフラッシュバルブの断面構成
図であり、図において、フラッシュバルブ1には外部か
ら水道水が流入する水路2が形成されており、この水路
2と下流側の放流室3間には上下動可能に主弁4が配設
されており、主弁4の上方には水室5が形成されてお
り、水室5内に水が封入された状態では主弁4は下動さ
れて水路2と放流室3間を閉ざした状態に維持されてお
り、水室5内の水が抜かれた時に水路2側からの水道水
の水圧により瞬時に主弁4が上動されて、水路2から放
流室3側に向かって勢いよく水道水が流れ、便器側へ供
給されるものとなっている。このフラッシュバルブ1の
水室5には導管6が連通されており、導管6はパイロッ
ト弁部7内に形成された水室32に連通されたものとな
っている。
【0006】このパイロット弁部7の側方には操作弁部
8が設けられており、この操作弁部8の下端はレリーズ
9を介し壁W等に取り付けられた操作ボタン10に連繋
されており、操作ボタン10を使用者が押すことにより
レリーズ9を介し操作弁部8のプランジャ24が作動さ
れて、前記パイロット弁部7の水室32内の水が抜か
れ、これにより導管6を通りフラッシュバルブ1の水室
5内の水が抜かれて前記主弁4が上動し、フラッシュバ
ルブ1が作動するように構成されている。
【0007】前記パイロット弁部7及び操作弁部8の部
分を図2において拡大してさらに詳細に説明すると、パ
イロット弁部7の水室32内には弁体33がバネ34に
付勢されて常には閉止方向に維持されており、水室32
には連通状に連絡水路31が形成されており、さらにこ
の連絡水路31は上下方向に貫通する逃がし水路30と
連通されたものとなっており、さらに逃がし水路30の
上端は排出水路35に連通されており、排出水路35は
前記フラッシュバルブ1の放流室3側に下流側を開放さ
れたものとなっている。
【0008】前記逃がし水路30の下端に上下動可能に
プランジャ24が配設されており、このプランジャ24
の上端には当接パッキン25が嵌め込まれており、当接
パッキン25が逃がし水路30の下端に当接した状態で
は、逃がし水路30と連絡水路31間は閉ざされた状態
に維持されるものであり、前記水室32内に水が封入さ
れて前記弁体33は閉じられた状態を維持するものとな
っている。
【0009】操作弁部8の下端には固定部材11が設け
られており、この固定部材11に対し可動部材12が上
下動可能に設けられ、可動部材12の下端にレリーズ9
内に配設されたレリーズ軸9aの先端が固定されたもの
となっており、前記可動部材12には枠体13が連結さ
れており、枠体13の上端に、リング15,16間にサ
ンドイッチ状態で磁石14が配設されたものとなってい
る。この磁石14はリング15,16とともに本体17
内に上下動可能に配設されており、操作ボタン10が押
されることにより前記レリーズ軸9aが上動すると可動
部材12を介し枠体13が上動し、これに伴い磁石14
が上動するように構成されている。
【0010】また、本体17内には保持台18が前記固
定部材11に連結されて固定されており、この保持台1
8内に図3で分解斜視図で示すように皿体19が固定状
に配設されており、皿体19には上方へ突出して軸棒2
0が固定されており、軸棒20の外周にはオーリング2
1が嵌め込まれており、軸棒20の外周にはこのオーリ
ング21を介しシールされた状態で筒体22が外嵌され
たものとなっている。この筒体22内には前記軸棒20
の上方に内バネ23が配設されており、この内バネ23
の上部に前記プランジャ24が嵌め込まれたものとなっ
ており、プランジャ24は内バネ23の付勢力により常
には前記逃がし水路30を閉止するように上方側へ付勢
されている。
【0011】また、筒体22の外周には外バネ26が嵌
め込まれており、この外バネ26の下端は前記リング1
5に当接して磁石14を下方向へ付勢するように構成さ
れている。また、筒体22の上端外周にはオーリング2
7が嵌め込まれ、このオーリング27は本体17側に押
圧されてシールされたものとなっている。従って、前記
オーリング21とこのオーリング27により2ケ所でシ
ールが行なわれて連絡水路31及び逃がし水路30から
の水漏れを防ぐように構成されている。なお、プランジ
ャ24の外周にはシール部材は存在せず、プランジャ2
4は筒体22内を摺動抵抗の少ない状態で上下動できる
ように構成されている。
【0012】このような構造において、閉状態では前記
プランジャ24は内バネ23に付勢されて逃がし水路3
0を閉ざしており、水室32と連絡水路31内には水が
封入された状態となって弁体33も閉ざされており、従
って、フラッシュバルブ1の水室5内の水も閉ざされた
状態に維持されている。このような状態において、便器
の使用者が操作ボタン10を押すと、レリーズ9のレリ
ーズ軸9aが上動して可動部材12,枠体13を介し磁
石14を上動させるため、磁石14はプランジャ24の
下端付近まで上動し、図4に示すように、磁石14の磁
力に引かれて前記プランジャ24は内バネ23の付勢力
に抗して下方側へ磁力で引っ張られ、磁石14に磁着さ
れた状態となる。この状態では逃がし水路30の下端と
連絡水路31が連通状態となり、水室32内に封入され
ている水は連絡水路31,逃がし水路30,排出水路3
5を通りフラッシュバルブ1の放流室3側へ排出され
る。これにより導管6を通りフラッシュバルブ1の水室
5内の水が弁体33を図示右側へ押圧して弁体33を開
かせ、水室5内の水は導管6を通り一気に放流室3側へ
排出される。これにより主弁4が瞬時に上動して水路2
内の水圧の高い水道水が放流室3を通り図示しない便器
側へ放出される。
【0013】なお、使用者は操作ボタン10を短時間押
し、操作ボタン10から手を離すことにより、可動部材
12,枠体13は下動し、リング15,16及び磁石1
4も自重及び外バネ26の力により下方へ移動してプラ
ンジャ24に対する磁力が解除され、プランジャ24は
内バネ23の付勢力により上動されて逃がし水路30を
閉止状態とさせる。この状態で図示しない小孔を通し徐
々に水室32内に水が充満されてゆき、再び弁体33は
図示左側へ移動して閉止状態となる。同様にフラッシュ
バルブ1の主弁4に形成されている図示しない小孔を通
り徐々に水室5内に水が充満されて再び主弁4は所定時
間後に下動して閉止状態となる。
【0014】このように本例における操作弁部8におい
ては、レリーズ9を介し磁石14が上動されて、これに
より磁力によりプランジャ24が移動して逃がし水路3
0を開くものであり、従来のようにフラッシュバルブ1
側からの水圧の影響は何ら受けることがなく、水圧によ
り操作性に変化を生じることがない。また、移動するの
はプランジャ24であり、プランジャ24の外周にはオ
ーリング等のシール部材が存在せず、極めて低い摺動抵
抗によりプランジャ24は筒体22内を上下動すること
となり、摺動抵抗が極めて少なく、また、プランジャ2
4の摩耗も極めて少ないものとなる。また、2個のオー
リング21,27により完全なシール機能を発揮させて
水漏れを防ぐことができることとなる。
【0015】次に、図5は第2実施例を示すものであ
り、図5においては、前記パイロット弁部7を省略して
フラッシュバルブ1に直接操作弁部8を連繋接続したも
のであり、前記導管6を逃がし水路30に連通接続した
もので、また、前記連絡水路31は直接フラッシュバル
ブ1の放流室3側へ連通させたものとなっている。な
お、操作弁部8内の構成部材は前記図2のものと同一で
あり、主要部材には同一符号を付してその説明を省略す
る。なお、図5において、図中36は水路2の上流側に
設けられた逆止弁部であり、また、図中37は前記放流
室3の下流側に設けられたバキュームブレーカーであ
る。
【0016】図5のような構造では、操作ボタン10を
ある程度の時間押し続けてプランジャ24をある程度の
時間開放状態とさせ、フラッシュバルブ1の水室5内の
水を導管6,逃がし水路30,連絡水路31を通し放流
室3側へ逃がし、主弁4を上動させてフラッシュバルブ
1を作動させることができ、本例においてもレリーズ9
を介し磁石14を上動させて、これによりプランジャ2
4を下方向へ磁力により引き下げ、逃がし水路30を開
放させることができ、水圧に影響されることなく良好に
操作することができ、プランジャ24は極めて小なる摺
動抵抗により移動させることができ、プランジャ24の
摩耗も少なく耐久性に優れた操作弁部8を構成すること
ができるものとなる。
【0017】
【発明の効果】本発明のフラッシュバルブ用操作弁は、
フラッシュバルブの水室と連通する水路を移動により開
閉するプランジャと、該プランジャを移動により開方向
へ磁着させる移動可能な磁石と、該磁石をレリーズを介
し移動させる操作ボタンを主体として構成されているこ
とにより、使用者が操作ボタンを押すとレリーズを介し
磁石が移動されて、これにより磁石の磁力でプランジャ
が開方向へ移動し、フラッシュバルブの水室内の水を抜
き、フラッシュバルブを良好に作動させることができ、
水圧による影響を受けることなく軽い操作性を得ること
ができる効果を有する。
【0018】また、前記プランジャは、バネを介し常に
は前記水路を閉止する方向に付勢されて筒体内に移動可
能に設けられているとともに、該筒体には移動可能に前
記磁石が配設され、該磁石はレリーズ軸に固定された可
動部材に連繋されていることにより、プランジャと筒体
間にシール機能を必要とせず、プランジャを極めて摺動
抵抗を少なくして移動させることができ、プランジャの
摩耗も極めて少なくなり、レリーズを介し確実に磁石を
移動させて、これによりプランジャを移動させることが
でき、操作が確実で水圧の影響を受けることなく、軽い
操作力で操作が可能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作弁付きフラッシュバルブの閉状態の断面構
成図である。
【図2】図1の操作弁部とパイロット弁部の拡大断面図
である。
【図3】操作弁部内の主要構成部材の分解斜視図であ
る。
【図4】フラッシュバルブの開状態の断面構成図であ
る。
【図5】第2実施例の操作弁付きフラッシュバルブの断
面構成図である。
【符号の説明】
1 フラッシュバルブ 2 水路 3 放流室 4 主弁 5 水室 6 導管 7 パイロット弁部 8 操作弁部 9 レリーズ 10 操作ボタン 11 固定部材 12 可動部材 13 枠体 14 磁石 20 軸棒 21,27 オーリング 22 筒体 23 内バネ 24 プランジャ 30 逃がし水路 31 連絡水路 32 水室 33 弁体 35 排出水路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュバルブの水室と連通する水路
    を移動により開閉するプランジャと、該プランジャを移
    動により開方向へ磁着させる移動可能な磁石と、該磁石
    をレリーズを介し移動させる操作ボタンを主体として構
    成されていることを特徴とするフラッシュバルブ用操作
    弁。
  2. 【請求項2】 前記プランジャは、バネを介し常には前
    記水路を閉止する方向に付勢されて筒体内に移動可能に
    設けられているとともに、該筒体には移動可能に前記磁
    石が配設され、該磁石はレリーズ軸に固定された可動部
    材に連繋されていることを特徴とする請求項1に記載の
    フラッシュバルブ用操作弁。
JP15228995A 1995-05-25 1995-05-25 フラッシュバルブ用操作弁 Pending JPH08319645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15228995A JPH08319645A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 フラッシュバルブ用操作弁

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JP15228995A JPH08319645A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 フラッシュバルブ用操作弁

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JPH08319645A true JPH08319645A (ja) 1996-12-03

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ID=15537277

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JP15228995A Pending JPH08319645A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 フラッシュバルブ用操作弁

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JP (1) JPH08319645A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200491491Y1 (ko) * 2018-11-15 2020-04-13 이순기 자석을 이용한 대변기 밸브

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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