JPH08318357A - 鋳造用金型の離型剤塗布方法 - Google Patents

鋳造用金型の離型剤塗布方法

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JPH08318357A
JPH08318357A JP12613895A JP12613895A JPH08318357A JP H08318357 A JPH08318357 A JP H08318357A JP 12613895 A JP12613895 A JP 12613895A JP 12613895 A JP12613895 A JP 12613895A JP H08318357 A JPH08318357 A JP H08318357A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型内全面にかつほぼ均一に離型剤を塗布す
る方法の提供。 【構成】 型閉めし、高揮発性離型剤20を液体の状態
で型内に充填し、ついで排出し、金型の製品成形面19
に付着して残っている高揮発性離型剤を型温を利用して
気化させ除去する、工程からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鋳造用金型への離型剤の
塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】軽合金鋳物の鋳造では、鋳物製品を金型
から容易に離型させるために、溶湯注湯前に金型の製品
成形面に離型剤が塗布される。離型剤は型外で離型剤攪
拌槽にて水または油と混合、攪拌されて液状離型剤とさ
れ、離型剤塗布スプレー装置から金型の製品成形面へス
プレー塗布される。スプレー塗布は、図4に示すよう
に、金型31、32が開いた状態でスプレーノズル33
を挿入して行われるか、または特開昭62−12715
0号公報に開示されているように金型が閉っている状態
で金型キャビティにミスト状離型剤を供給して行われ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の離型剤
塗布方法にはつぎの問題があった。型開き状態での離型
剤のスプレー塗布では、離型剤飛散により型合せ面へも
離型剤が付着し、金型の合せ精度が悪くなり、鋳造され
た製品の寸法精度が低下したりバリ等が発生する。これ
を抑制するためには、型合せ面に付着した離型剤をエア
ーブローにより除去することが必要になるが、それに多
大の時間がかかり、鋳造サイクル時間が長くなる。型閉
め状態での離型剤のスプレー塗布では、ミスト供給方向
に見て裏側にある製品成形面部分には離型剤がまわり込
みにくいので製品成形面全面にしかも均一に塗布するこ
とが難しい。また、金型内を目視できないので、離型剤
の塗布量、塗布された離型剤の乾燥状態、および型面の
冷却速さ等を制御することが難しい。その結果、塗布量
が多すぎて型面が冷えすぎ乾燥が悪い場合は、高温の溶
湯が液状のまま残っている離型剤に接触したときに離型
剤が気化して発生するガスによって製品鋳物にガス欠陥
が生じ、それを防止するために塗布量を少なくしすぎる
と、離型剤による金型冷却速度が低下して離型剤が高温
の型面からはじかれ、溶湯の型面への直接接触とそれに
よる溶湯の型面への凝着が生じる。
【0004】本発明の主目的は、型合せ面への離型剤付
着を防止でき、金型の製品成形面全面にくまなくしかも
ほぼ均一に離型剤を塗布できる、鋳造用金型の離型剤塗
布方法を提供することにある。本発明のもう一つの目的
は、上記主目的を達成するとともに、金型内を目視でき
なくても金型の製品成形面に付着した離型剤の乾燥状態
を検知、制御できる鋳造用金型の離型剤塗布方法を提供
することにある。本発明のさらにもう一つの目的は、上
記主目的を達成するとともに、金型内を目視できなくて
も金型面の冷却速さを制御できる鋳造用金型の離型剤塗
布方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の鋳造用金型の離型剤塗布方法はつぎの通りで
ある。 (1) 型閉めする工程と、離型剤と高揮発性の液体溶
媒とを混合させ高揮発性離型剤にして金型内に充填する
工程と、金型内から液体状態にある高揮発性離型剤を排
出する工程と、金型の製品成形面に付着して残った高揮
発性離型剤を気化させて除去する工程と、からなる鋳造
用金型の離型剤塗布方法。 (2) 前記高揮発性離型剤の気化、除去工程におい
て、気化した高揮発性離型剤の温度、圧力を測定して金
型内の高揮発性離型剤の揮発完了を推定する、(1)記
載の鋳造用金型の離型剤塗布方法。 (3) 前記離型剤と高揮発性の液体溶媒とを混合させ
高揮発性離型剤にして金型内に充填する工程において、
型温を測定し、型温が高い時には高揮発性離型剤中に占
める高揮発性液体溶媒の比率を大にする、(1)記載の
鋳造用金型の離型剤塗布方法。
【0006】
【作用】上記(1)の鋳造用金型の離型剤塗布方法で
は、型閉め状態で離型剤が塗布されるので、型合せ面へ
の離型剤付着が防止される。また、金型内に液状離型剤
を充填することにより離型剤が型面全面に接触するの
で、金型の製品成形面全面にくまなく離型剤が塗布され
る。また、塗布後金型内の離型剤が排出されるので、付
着離型剤の型面への塗布厚さはほぼ均一である。上記
(2)の鋳造用金型の離型剤塗布方法では、気化された
高揮発性溶媒の温度、圧力を検出するので、圧力が上昇
した後低下する特性と温度が低下する特性より気化の完
了、型面付着離型剤の乾燥状態がわかり、その時点を選
定することにより溶湯注湯時点での離型剤の乾燥状態を
制御できる。したがって、乾燥が進んでいない状態で注
湯してガス欠陥が生じることが防止される。上記(3)
の鋳造用金型の離型剤塗布方法では、型温を測定して、
型温が高い時には高揮発性溶媒の比率が大とされるの
で、それだけ多く気化熱を型面から奪い、型温を速く下
げることができる。これによって、前回の鋳造サイクル
で型が高温となっていても比較的短時間に離型剤塗布に
適した温度に型面を下げることができ、鋳造サイクル時
間が短縮される。
【0007】
【実施例】図1は本発明実施例の方法の実施に用いる鋳
造用金型の離型剤塗布装置の一例を示す。図1におい
て、軽合金製鋳物(たとえば、自動車用内燃機関のシリ
ンダブロック、ただしこれに限るものではない)を鋳造
するための金型は、少なくとも2つの部材からなり、図
示例では、固定金型1とそれに進退される可動金型2、
および上部スライドコア3、下部スライドコア4からな
っている。金型は開閉されるが、金型が閉められたとき
には金型内には製品鋳造用空間(キャビティ)が形成さ
れる。製品鋳造用空間に面する金型面(製品成形面1
9)には、軽合金(たとえば、アルミニウム合金)の溶
湯が製品鋳造用空間に注湯される前に、離型剤20が塗
布される。離型剤は、溶湯が凝固してできた製品鋳物の
金型からの離型を良好にする機能の他、金型の温度を離
型剤塗布に適した温度(200℃〜300℃)にまで下
げる機能をもつ。
【0008】製品鋳造用空間には、離型剤20を製品鋳
造用空間に供給する離型剤供給通路21と、気化された
離型剤を製品鋳造用空間から排出する離型剤排出通路2
2と、液状のままの離型剤を製品鋳造用空間から排出す
る液体離型剤排出通路23と、製品鋳造用空間にエアー
ブローを吹込むエアーブロー通路25と、が接続されて
いる。離型剤供給通路21にはシャットオフピン5が設
けられ、離型剤排出通路22にはシャットオフピン6が
設けられる。また、液体離型剤排出通路23にはシャッ
トオフピン5´が設けられ、エアーブロー通路25に接
続する通路22にはシャットオフピン6´が設けられ
る。離型剤供給通路21は攪拌器10に接続されてお
り、攪拌器10は離型剤20と高揮発性の液体溶媒とが
供給され、攪拌器10で混合、攪拌されて高揮発性離型
剤となって金型内に供給される。高揮発性の液体溶媒
は、型温にて揮発する液体であればその種類を問わない
が、たとえば、アルコール(たとえば、エチルアルコー
ル、メチルアルコール)、液体二酸化炭素、液体フロン
等からなる。
【0009】攪拌器10には離型剤タンク7が接続さ
れ、圧送ポンプ8を使って離型剤タンク7中の液体状の
離型剤が攪拌器10に送られる。離型剤タンク7と攪拌
器10とを結ぶ通路の途中には、離型剤流入量調整器9
が設けられている。また、攪拌器10には、液体タンク
11が接続されている。液体タンク11には、高揮発性
の液体溶媒が入っており、この溶媒は自重または図示略
のポンプによって攪拌器10に流れる。液体タンク11
と攪拌器10との間には液体流入量調整器12が設けら
れる。
【0010】液体離型剤排出通路23は攪拌器10に接
続していて、製品鋳造用空間から排出された液体離型剤
は攪拌器10に戻される。液体離型剤排出通路23の途
中には電磁弁24が設けられる。電磁弁24の開閉は制
御装置15により制御される。エアーブロー通路25は
一端が気化した離型剤の排出通路22の1本につながっ
ていて、他端が圧縮空気源29につながっている。エア
ーブロー通路25には電磁弁26が設置され、エアーブ
ロー通路25と接続した離型剤排出通路22には電磁弁
27が設けられている。電磁弁26、27のオンオフは
制御装置15によって制御される。エアーブローを実行
する時は電磁弁26が開で電磁弁27が閉とされ、その
他の時は電磁弁26が閉で電磁弁27が開とされる。た
だし、エアーブロー通路25、圧縮空気源29、電磁弁
26、27は設けられなくてもよい。
【0011】離型剤排出通路22にはろ過器16が設け
られ、製品鋳造用空間から排出されてきた気化された高
揮発性離型剤を、離型剤成分と高揮発性溶媒とに分離す
る。ろ過器16は粉砕器17を介して離型剤タンク7に
接続されている。またろ過器16は、冷却圧縮器18を
介して、液体タンク11に接続されている。したがっ
て、離型剤と溶媒はそれぞれ閉回路を循環する。
【0012】製品鋳造用空間とろ過器16とを結ぶ通路
には、温度検出器13および圧力検出器14とが設けら
れ、気化された高揮発性離型剤の温度、圧力を測定し、
出力する。検出器13、14の出力信号は、制御装置1
5(たとえば、コンピュータ)に送られる。制御装置1
5は、図2に示す制御ルーチンをもっており、ステップ
101で気化高揮発性離型剤の圧力P、温度Tを時々刻
々読込み、ステップ102でP、Tがいったん所定圧P
1 、所定温度T1 (たとえば、400℃)より大になる
と、ステップ103に進んで気化高揮発性離型剤の圧力
P、温度Tを時々刻々読込み、ステップ104で所定圧
2 、所定温度T2 (たとえば、300℃)以下になる
とステップ105に進んで、揮発完了、注湯開始OKの
信号を出す。
【0013】また、金型には、型温を検出し出力する型
温検出器28(たとえば、熱電対)が埋設されており、
その出力信号は制御装置15に送られる。制御装置15
は、図3に示す制御ルーチンをもっており、ステップ2
01で型温TD を時々刻々読込み、ステップ202で、
高揮発性離型剤中に占める高揮発性溶媒の比率Rを、T
D が大の時程Rが大になるように演算し、ステップ20
3で離型剤流入量調整器9の流量を(1−R)の比率に
なるように設定すると共に、液体流入量調整器12の流
量の比率をRになるように設定する。これを、高揮発性
液体が金型内に充填完了されるまでくり返す。これによ
って、型温が高い時には高揮発性溶媒の比率が増加さ
れ、気化熱を多く奪い、型温が速やかに、塗布に適した
温度領域(たとえば、約300℃以下)にまで下がる。
【0014】つぎに、本発明実施例の鋳造用金型の離型
剤塗布方法を説明する。まず、金型1、2、3、4を型
閉めする。シャットオフピン5、5´、6、6´は閉じ
られ、金型内は密閉状態にされる。ついで、液状または
粉状の離型剤20と高揮発性の液体溶媒とを混合させた
高揮発性離型剤を型閉めされた金型内に、ミストにしな
いで液状のまま、充填する。より詳しくは、離型剤タン
ク7の離型剤を圧送ポンプ8を使用して、離型剤流入量
調整器9で流入量を調整しながら、攪拌器10へ圧送
し、他方、液体タンク11から液状の高揮発性溶媒を液
体流入量調整器12により流入量を調整しながら、攪拌
器10に流入させ、攪拌器10で離型剤と高揮発性溶媒
を混合、攪拌し、高揮発性離型剤20とする。攪拌器1
0は、金型内の離型剤温度の安定供給の役割も兼ね備
え、設定温度まで達したならシャットオフピン5および
シャットオフピン6´を開として、金型内へ高揮発性離
型剤を充填する。
【0015】上記の攪拌器10への離型剤、溶媒の流入
量調整においては、型温検出器28にて金型温度を測定
して出力し、制御装置15にて、型温TD が高い程、高
揮発性離型剤20中に占める高揮発性溶媒の比率Rが大
になるようにRを定め、この信号を流量調整器9、12
に送って流量調整器9、12を制御する。
【0016】ついで、シャットオフピン5´を開くとと
もに電磁弁24を開いて、金型内の液体離型剤を攪拌器
10に戻す。さらに、シャットオフピン6´を開とした
まま電磁弁26を開、電磁弁27を閉にして、エアーブ
ローを実行し、金型内の液体離型剤を速やかに攪拌器1
0に戻す。ただし、エアーブローは省略してもよい。つ
いで、シャットオフピン5、5´を閉じるとともに、電
磁弁26を閉、電磁弁27を開にし、シャットオフピン
6、6´を開にする。この状態で、金型の製品成形面1
9に付着して残った高揮発性離型剤の高揮発性溶媒を気
化分を金型内から排出し、ろ過器16に導く。高揮発性
のため、気化は比較的短時間に進行する。
【0017】この時、温度検出器13によって排気温度
Tを測定するとともに、圧力検出器14により排気圧力
を測定し、出力を制御装置15に送る。高揮発性離型剤
20の気化量は、初期にはまだ高温の状態にある型に触
れるので大であり、したがって比較的高圧(P1 以上)
となり、やがて型温が低下すると気化量も低下して、圧
力が低下する。圧力PがP2 以下となり、温度TがT2
以下となったところで、気化完了と推定する。
【0018】ろ過器16に排出された気化された高揮発
性離型剤は、ろ過器16にて、流れに混じってきた微量
含まれている離型剤と、高揮発性溶媒とに分離される。
離型剤は粉砕器17で粉砕されて、再び離型剤タンク7
に戻される。高揮発性溶媒は気化されているので、冷却
圧縮器18により液化され、液体タンク11に戻され、
回収される。
【0019】気化完了が確認されると、シャットオフピ
ン5、5´、6、6´が閉じ、溶湯の注湯が開始され
る。一定の凝固時間後、金型を開き、製品鋳物を金型か
らとり出し、1サイクルを完了する。
【0020】
【発明の効果】請求項1の方法によれば、型閉めした状
態で離型剤を塗布するので離型剤の型合せ面への付着を
防止でき、型合せ精度を向上でき、環境を良好に保つこ
とができる。また、離型剤を液体の状態で金型内に充填
し、ついで排出するので、製品成形面全面に塗布でき、
しかもほぼ均一に塗布できる。また、高揮発性離型剤を
用いているため、瞬時に乾燥させることができ、鋳造サ
イクル時間を短縮できる。請求項2の方法によれば、揮
発した高揮発性離型剤の圧力、温度を測定して金型内の
高揮発性離型剤の揮発完了を推定するので、金型内のた
め目視できなくても、正確に揮発完了時点を推定でき
る。その結果、揮発不十分の段階で溶湯を注湯した場合
に生じる鋳物製品のガス欠陥と、揮発完了した後も注湯
開始を遅延する場合の鋳造サイクル時間の長期化と、を
防止できる。請求項3の方法によれば、型温を測定し、
型温が高い時は溶媒の比率を大にしたので、金型温をよ
り速く離型剤塗布温度に適した温度にまで下げることが
でき、鋳造サイクル時間が長くなること防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の方法を実施する装置の系統
図である。
【図2】本発明実施例の方法において用いる揮発完了を
推定する制御ルーチンのフローチャートである。
【図3】本発明実施例の方法において用いる型温に応じ
て溶媒の比率を変える制御ルーチンのフローチャートで
ある。
【図4】従来の型開き状態で離型剤をスプレー塗布して
いる状態の概略断面図である。
【符号の説明】
1、2 金型 5、5´、6、6´ シャットオフピン 7 離型剤タンク 8 圧送ポンプ 9 離型剤流入量調整器 10 攪拌器 11 液体タンク 12 液体流入量調整装置 13 温度検出器 14 圧力検出器 15 制御装置 16 ろ過器 17 粉砕器 18 冷却圧縮器 19 製品成形面 20 高揮発性離型剤 24、26、27 電磁弁 28 型温検出器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型閉めする工程と、 離型剤と高揮発性の液体溶媒とを混合させ高揮発性離型
    剤にして金型内に充填する工程と、 金型内から液体状態にある高揮発性離型剤を排出する工
    程と、 金型の製品成形面に付着して残った高揮発性離型剤を気
    化させて除去する工程と、からなる鋳造用金型の離型剤
    塗布方法。
  2. 【請求項2】 前記高揮発性離型剤の気化、除去工程に
    おいて、気化した高揮発性離型剤の温度、圧力を測定し
    て金型内の高揮発性離型剤の揮発完了を推定する、請求
    項1記載の鋳造用金型の離型剤塗布方法。
  3. 【請求項3】 前記離型剤と高揮発性の液体溶媒とを混
    合させ高揮発性離型剤にして金型内に充填する工程にお
    いて、型温を測定し、型温が高い時には高揮発性離型剤
    中に占める高揮発性液体溶媒の比率を大にする、請求項
    1記載の鋳造用金型の離型剤塗布方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1153680A1 (de) * 2000-05-09 2001-11-14 Fuchs Lubritech Gmbh Verfahren zum Eingeben eines Trennmittels in eine Druckgiessmaschine
JP2008540078A (ja) * 2005-05-04 2008-11-20 リンデ アクチエンゲゼルシヤフト 物品表面への材料物質の堆積被着方法
KR20220149217A (ko) * 2021-04-30 2022-11-08 울산대학교 산학협력단 통전압접 및 단조 공정용 금형 시스템 및 그 금형 시스템을 이용한 통전압접 방법

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KR20220149217A (ko) * 2021-04-30 2022-11-08 울산대학교 산학협력단 통전압접 및 단조 공정용 금형 시스템 및 그 금형 시스템을 이용한 통전압접 방법

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