JPH08318200A - 薄膜形成装置 - Google Patents

薄膜形成装置

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Publication number
JPH08318200A
JPH08318200A JP14836295A JP14836295A JPH08318200A JP H08318200 A JPH08318200 A JP H08318200A JP 14836295 A JP14836295 A JP 14836295A JP 14836295 A JP14836295 A JP 14836295A JP H08318200 A JPH08318200 A JP H08318200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoresist
thin film
substrate
film forming
forming material
Prior art date
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Pending
Application number
JP14836295A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Morikawa
茂 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP14836295A priority Critical patent/JPH08318200A/ja
Publication of JPH08318200A publication Critical patent/JPH08318200A/ja
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 均一に、かつ無駄なく塗布することができ
る。 【構成】 このスピンコータは、ガラス基板15が載置
されるターンテーブル6が回転可能に設けられ、ガラス
基板15の上面にフォトレジスト7を滴下するノズル8
がターンテーブル6の上面に載置されたガラス基板15
の上方に配置され、ガラス基板15の上面に滴下された
フォトレジスト7を検知するセンサ13がターンテーブ
ル6の上面に載置されたガラス基板15の上方に配置さ
れた構造となっている。この場合、センサ13が滴下さ
れたフォトレジスト7を検知するとフォトレジスト7の
滴下が停止されるので、ノズル8の滴下孔8aとセンサ
13との間の距離を調整してフォトレジスト7の滴下量
を調整することができ、ガラス基板15の表面状態や凹
凸等に対応する適正量のフォトレジスト7をガラス基板
15の上面に滴下することができる。したがって、均一
に、かつ無駄なく塗布することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は薄膜形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶表示パネルに用いられるガ
ラス基板に有機系または無機系のフォトレジストを塗布
して均一な膜厚のフォトレジスト膜を形成する場合に
は、スピンコータ等の薄膜形成装置が使用されている。
一般に、スピンコータは、モータの駆動で回転可能とな
ったターンテーブルがカップの中央部に配置され、フォ
トレジストを滴下するノズルがターンテーブルの上方の
所定の箇所に配置された構造となっている。そして、こ
のようなスピンコータを用いてガラス基板の上面にフォ
トレジスト膜を形成する薄膜形成方法では、ターンテー
ブルの上面にガラス基板を載置し、このガラス基板の上
面にノズルから所定量のフォトレジストを滴下し、滴下
されたフォトレジストがガラス基板の上面に同心円状に
ある程度に広がった後、モータを駆動して所望のフォト
レジスト膜の膜厚に対応した回転速度でターンテーブル
を回転させると、ガラス基板の上面のフォトレジストが
遠心力によってさらに外側に同心円状に広がり、ガラス
基板の上面全体にフォトレジストが塗布され、これによ
ってガラス基板の上面全体に均一な膜厚のフォトレジス
ト膜が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
ようなスピンコータを用いた薄膜形成方法では、ガラス
基板の面積に応じて適正量のフォトレジストが滴下され
るように予め滴下時間を定め、この滴下時間に従ってガ
ラス基板の上面に所定量のフォトレジストを滴下するの
で、例えばガラス基板の上面に設けられた下地膜の経時
変化で表面状態が変化してフォトレジストに対する濡れ
性が変化するようなことがあったり、ガラス基板の上面
に形成された配線パターン等の凹凸によってフォトレジ
ストの広がり方が変化するようなことがあると、ガラス
基板の上面に適正にフォトレジストが滴下されず、フォ
トレジストの滴下量が不足してガラス基板の上面にフォ
トレジストを均一に塗布することができなかったり、逆
にフォトレジストの滴下量が多すぎてフォトレジストを
無駄に使用することがあるという問題があった。この発
明の目的は、均一に、かつ無駄なく塗布することができ
る薄膜形成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基板が載置されるターンテーブルと、このターンテーブ
ルを回転させる回転手段と、基板の上面に薄膜形成用材
料を滴下するノズルと、基板の上面の所定箇所に滴下さ
れた薄膜形成用材料を検知するセンサと、このセンサの
信号によって薄膜形成用材料の滴下を停止させる制御手
段とを備え基板の上面に薄膜形成用材料を滴下し、滴下
された薄膜形成用材料をセンサが検知すると薄膜形成用
材料の滴下を停止するものである。請求項2記載の発明
は、滴下された薄膜形成用材料をセンサが検知すると薄
膜形成用材料の滴下を停止した後、基板を回転させる回
転手段を備えているものである。
【0005】
【作用】この発明によれば、基板の上面に薄膜形成用材
料を滴下し、滴下された薄膜形成用材料をセンサが検知
すると薄膜形成用材料の滴下を停止するので、ノズルと
センサとの間の距離を調整して薄膜形成用材料の滴下量
を調整することができ、基板の表面状態や凹凸等に対応
する適正量の薄膜形成用材料を基板の上面に滴下するこ
とができる。したがって、均一に、かつ無駄なく塗布す
ることができる。
【0006】
【実施例】図1および図2はこの発明の一実施例を適用
したスピンコータを示したものである。このスピンコー
タは底面中央部に排出孔1が形成されたカップ2を備え
ている。カップ2の内部には受け皿3が設けられ、受け
皿3の外周面とカップ2の内周面との間に排出孔1に連
通する排出路4が形成されている。受け皿3の上面は中
央部が高く外周部が低くなるように傾斜しているととも
に、外周縁部が立ち上がってその内側に凹部3aが形成
されている。受け皿3の上面中央部にはモータ(回転手
段)5の駆動によって回転可能となったターンテーブル
6が設けられている。ターンテーブル6の上面には真空
ポンプ(図示せず)に接続された複数の吸着孔(図示せ
ず)が形成されている。ターンテーブル6の上方にはフ
ォトレジスト(薄膜形成用材料)7を滴下するノズル8
が移動手段(図示せず)によって上下方向およびカップ
2の径方向に移動可能に設けられている。ノズル8は制
御弁9およびポンプ10を有するフレキシブルチューブ
11を介してフォトレジスト7を貯溜したタンク12に
接続されている。また、ターンテーブル6の上方にはフ
ォトレジスト7を検知する3つのセンサ13が移動手段
(図示せず)によって上下方向およびカップ2の径方向
に移動可能に設けられている。各センサ13は光源およ
び受光素子を備えた光学式センサ、もしくは発信機およ
び受信機を備えた超音波式センサ等よりなっている。各
センサ13および制御弁9は制御手段(図示せず)に接
続され、全てのセンサ13がフォトレジスト7を検知す
ると制御手段が制御弁9を閉じさせてフォトレジスト7
の滴下を停止させるようになっている。カップ2の上方
にはカップ2の上部を開閉する蓋部材14が上下動可能
に設けられている。
【0007】次に、このような構造となったスピンコー
タを用いて、ガラス基板15の上面にフォトレジスト膜
を形成する方法について説明する。まず、カップ2の上
部を閉塞している蓋部材14を上昇させてカップ2の上
部を開放し、ターンテーブル6の上面にガラス基板15
を載置する。次に、真空ポンプを作動させてターンテー
ブル6の上面に設けられた吸着孔を負圧にし、この負圧
になった吸着孔にガラス基板15の下面を吸着させるこ
とでターンテーブル6の上面にガラス基板15を固定す
る。この真空ポンプの作動はガラス基板15の上面にフ
ォトレジスト膜が形成されるまで継続する。次に、カッ
プ2外の待機位置に位置しているノズル8をその先端の
滴下孔8aがガラス基板15の中央部の上方に位置する
ように移動する。次に、カップ2外の待機位置に位置し
ている3つのセンサ13をガラス基板15の上方であっ
てノズル8の滴下孔8aの周囲の所定の3箇所に位置す
るように移動する。この場合、各センサ13は、図2
(A)に示すように、滴下孔8aを中心とする同一円周
上に同一の間隔で配置され、各センサ13と滴下孔8a
との間の距離はガラス基板15の表面状態や凹凸等に対
応するフォトレジスト7の適正量に対応して調整されて
いる。
【0008】次に、制御弁9を閉じた状態でポンプ10
を作動させる。このポンプ10の作動はフォトレジスト
7の塗布工程が終了するまで継続する。次に、制御弁9
を開いてタンク12内に貯溜されたフォトレジスト7を
ノズル8の滴下孔8aからガラス基板15の上面に滴下
すると、滴下されたフォトレジスト7はガラス基板15
の上面に同心円状に広がる。次に、3つのセンサ13が
フォトレジスト7を検知すると、この信号が制御手段に
伝わり、制御手段は制御弁9を閉じさせてフォトレジス
ト7の滴下を停止させる。この場合、ガラス基板15の
上面には適正量のフォトレジスト7が滴下されたことに
なる。次に、ノズル8およびセンサ13をカップ2外の
待機位置にそれぞれ後退させた後、蓋部材14を下降さ
せてカップ2の上部を閉塞する。滴下されたフォトレジ
スト7がガラス基板15の上面に同心円状にある程度に
広がった後、モータ5を駆動して所望のフォトレジスト
膜の膜厚に対応した回転速度でターンテーブル6を回転
させると、ガラス基板15の上面のフォトレジスト7が
遠心力によってさらに外側に同心円状に広がり、ガラス
基板15の上面全体にフォトレジスト7が塗布され、こ
れによってガラス基板15の上面全体に均一な膜厚のフ
ォトレジスト膜が形成される。
【0009】このように、このスピンコータおよびそれ
を用いた薄膜形成方法では、ガラス基板15の上面にフ
ォトレジスト7を滴下し、滴下されたフォトレジスト7
をセンサ13が検知するとフォトレジスト7の滴下を停
止するので、ノズル8の滴下孔8aとセンサ13との間
の距離を調整してフォトレジスト7の滴下量を調整する
ことができ、ガラス基板15の表面状態や凹凸等に対応
する適正量のフォトレジスト7をガラス基板15の上面
に滴下することができる。したがって、均一に、かつ無
駄なく塗布することができる。また、フォトレジスト7
の適正量からフォトレジスト7に対するガラス基板15
の濡れ性を判断することができる。また、ノズル8の滴
下孔8aと各センサ13との間の距離はガラス基板15
の表面状態や凹凸等に対応するフォトレジスト7の適正
量に対応してそれぞれ調整されているので、フォトレジ
スト7の適正量を精度良く設定することができる。
【0010】なお、上記実施例では、センサ13を3箇
所に設けたが、これに限定されず、3箇所より少ない1
箇所または2箇所に設けてもよく、逆に3箇所よりも多
く設けてもよい。また、センサ13は光源および受光素
子を一体的に設けたが、これに限定されず、光源と受光
素子を離して設けてもよい。また、上記実施例では、薄
膜形成用材料としてフォトレジスト7について説明した
が、これに限定されず、例えば、ポリイミド等の配向膜
形成用材料であってもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、基板の上面に薄膜形成用材料を滴下し、滴下された
薄膜形成用材料をセンサが検知すると薄膜形成用材料の
滴下を停止するので、ノズルとセンサとの間の距離を調
整して薄膜形成用材料の滴下量を調整することができ、
基板の表面状態や凹凸等に対応する適正量の薄膜形成用
材料を基板の上面に滴下することができる。したがっ
て、均一に、かつ無駄なく塗布することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を適用したスピンコータを
示す断面図。
【図2】(A)は同スピンコータの要部を示す平面図、
(B)はその正面図。
【符号の説明】
5 モータ(回転手段) 6 ターンテーブル 7 フォトレジスト(薄膜形成用材料) 8 ノズル 8a 滴下孔 13 センサ 15 ガラス基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板が載置されるターンテーブルと、 このターンテーブルを回転させる回転手段と、 前記基板の上面に薄膜形成用材料を滴下するノズルと、 前記基板の上面の所定箇所に滴下された前記薄膜形成用
    材料を検知するセンサと、 このセンサの信号によって前記薄膜形成用材料の滴下を
    停止させる制御手段と、 を備え、前記基板の上面に前記薄膜形成用材料を滴下
    し、滴下された前記薄膜形成用材料を前記センサが検知
    すると前記薄膜形成用材料の滴下を停止することを特徴
    とする薄膜形成装置。
  2. 【請求項2】 滴下された前記薄膜形成用材料をセンサ
    が検知すると前記薄膜形成用材料の滴下を停止した後、
    前記基板を回転させる回転手段を備えていることを特徴
    とする請求項1記載の薄膜形成装置。
JP14836295A 1995-05-24 1995-05-24 薄膜形成装置 Pending JPH08318200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14836295A JPH08318200A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 薄膜形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14836295A JPH08318200A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 薄膜形成装置

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Publication Number Publication Date
JPH08318200A true JPH08318200A (ja) 1996-12-03

Family

ID=15451074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14836295A Pending JPH08318200A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 薄膜形成装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08318200A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000027500A (ko) * 1998-10-28 2000-05-15 김영환 유리기판의 도전막 및 그의 저항치 탐지 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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