JPH08316250A - リードフレームの表裏判別方法およびその装置 - Google Patents
リードフレームの表裏判別方法およびその装置Info
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- JPH08316250A JPH08316250A JP12275895A JP12275895A JPH08316250A JP H08316250 A JPH08316250 A JP H08316250A JP 12275895 A JP12275895 A JP 12275895A JP 12275895 A JP12275895 A JP 12275895A JP H08316250 A JPH08316250 A JP H08316250A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 寸法測定によらないで機械的に、しかも簡便
で正確にリードフレームの表裏を判別する方法および装
置を提供する。 【構成】 電子部品チップがボンディングされ、少なく
とも該電子部品チップの部分が樹脂からなるパッケージ
1内に封入された磁性体からなるリードフレーム4の表
裏を判別する方法であって、前記リードフレームの面か
らの前記パッケージの表面側高さと裏面側高さのうち低
い方の高さHに対応した深さDで該パッケージを挿入し
うる凹部2a、3aが設けられるとともに、該凹部の周
囲で少なくとも一部に磁石7a、7b、8a、8bが設
けられた第1および第2のスライドブロック2、3によ
り前記パッケージ部分を両側から挟みつけ、前記第1お
よび第2のスライドブロックのいずれに前記リードフレ
ームが吸着されるかにより表裏を判別する。
で正確にリードフレームの表裏を判別する方法および装
置を提供する。 【構成】 電子部品チップがボンディングされ、少なく
とも該電子部品チップの部分が樹脂からなるパッケージ
1内に封入された磁性体からなるリードフレーム4の表
裏を判別する方法であって、前記リードフレームの面か
らの前記パッケージの表面側高さと裏面側高さのうち低
い方の高さHに対応した深さDで該パッケージを挿入し
うる凹部2a、3aが設けられるとともに、該凹部の周
囲で少なくとも一部に磁石7a、7b、8a、8bが設
けられた第1および第2のスライドブロック2、3によ
り前記パッケージ部分を両側から挟みつけ、前記第1お
よび第2のスライドブロックのいずれに前記リードフレ
ームが吸着されるかにより表裏を判別する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品チップがリー
ドフレームの表面側にボンディングされ、樹脂でモール
ドされたのちのリードフレームの表裏を判別する方法お
よびその装置に関する。さらに詳しくは、磁性体からな
るリードフレームの表裏を磁石を用いて判別する方法お
よびその装置に関する。
ドフレームの表面側にボンディングされ、樹脂でモール
ドされたのちのリードフレームの表裏を判別する方法お
よびその装置に関する。さらに詳しくは、磁性体からな
るリードフレームの表裏を磁石を用いて判別する方法お
よびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品たとえば半導体装置は、リード
フレームの表面側に電子部品チップがダイボンディング
され、各リードとワイヤボンディングされたのちモール
ド金型にセッティングされ、電子部品チップの部分がエ
ポキシ、シリコーンまたはフェノールなどの樹脂により
トランスファモールドされパッケージ内に封入される。
そののち、リードフレームから切断分離されるとともに
リードフォーミングされて各半導体装置が製造される。
フレームの表面側に電子部品チップがダイボンディング
され、各リードとワイヤボンディングされたのちモール
ド金型にセッティングされ、電子部品チップの部分がエ
ポキシ、シリコーンまたはフェノールなどの樹脂により
トランスファモールドされパッケージ内に封入される。
そののち、リードフレームから切断分離されるとともに
リードフォーミングされて各半導体装置が製造される。
【0003】この半導体装置の製法においては、モール
ド工程前の電子部品チップやボンディングワイヤが露出
しているリードフレームの状態ではワイヤを切断したり
しないようにリードフレームの表面側を上向きにしてマ
ガジンなどに配列されているが、樹脂モールドののちは
電子部品チップやワイヤがパッケージで保護されている
ため、作業能率向上の点からリードフレームは1枚1枚
向きを揃えて配列されないで、まとめて取り扱われる。
そのためリードフレームの表裏は混同する。
ド工程前の電子部品チップやボンディングワイヤが露出
しているリードフレームの状態ではワイヤを切断したり
しないようにリードフレームの表面側を上向きにしてマ
ガジンなどに配列されているが、樹脂モールドののちは
電子部品チップやワイヤがパッケージで保護されている
ため、作業能率向上の点からリードフレームは1枚1枚
向きを揃えて配列されないで、まとめて取り扱われる。
そのためリードフレームの表裏は混同する。
【0004】しかし、リードフォーミングの際に表裏が
混同していると、リードの曲げ方向が反対になるので、
これを防ぐために表裏を確認する必要がある。従来のリ
ードフレームの表裏の確認作業はパッケージの表面側の
厚さ(高さ)と裏面側の厚さ(高さ)の違いを利用して
つぎのような方法により行われている。
混同していると、リードの曲げ方向が反対になるので、
これを防ぐために表裏を確認する必要がある。従来のリ
ードフレームの表裏の確認作業はパッケージの表面側の
厚さ(高さ)と裏面側の厚さ(高さ)の違いを利用して
つぎのような方法により行われている。
【0005】図3〜5には、リードフレームの表裏を判
別する従来の装置の例が示されている。いずれも、半導
体装置のパッケージ部もしくはリードフレームを表面側
と裏面側から2つのスライドブロックで挟み込み、いず
れか一方のリードフレーム面からのパッケージ部の厚さ
を一方のスライドブロックに付属の近接センサで検知
し、リードフレームの表裏の判別を行っている。
別する従来の装置の例が示されている。いずれも、半導
体装置のパッケージ部もしくはリードフレームを表面側
と裏面側から2つのスライドブロックで挟み込み、いず
れか一方のリードフレーム面からのパッケージ部の厚さ
を一方のスライドブロックに付属の近接センサで検知
し、リードフレームの表裏の判別を行っている。
【0006】図3に示される装置は、パッケージ1の表
面側と裏面側を平らな面を有する第1のスライドブロッ
ク22と第2のスライドブロック23で挟み込み、第1
のスライドブロック22側のパッケージ1の端部とリー
ドフレーム4のフレーム面との間隔d1を第1のスライ
ドブロック22に付属の近接センサ5で検知し、その間
隔d1がフレーム面からのパッケージの端面までの表面
側の厚さと等しいか裏面側の厚さと等しいかを判断し、
リードフレーム4の表裏の判別を行っている。
面側と裏面側を平らな面を有する第1のスライドブロッ
ク22と第2のスライドブロック23で挟み込み、第1
のスライドブロック22側のパッケージ1の端部とリー
ドフレーム4のフレーム面との間隔d1を第1のスライ
ドブロック22に付属の近接センサ5で検知し、その間
隔d1がフレーム面からのパッケージの端面までの表面
側の厚さと等しいか裏面側の厚さと等しいかを判断し、
リードフレーム4の表裏の判別を行っている。
【0007】図4に示される装置は、半導体装置11の
パッケージ1の表面側と裏面側を平らな面を有する第1
のスライドブロック32と第2のスライドブロック33
で挟み込み、同時に断面がL字状に形成されたスライダ
36をその一端がリードフレーム4に接するまで移動し
て、スライダ36の他端部と第1のスライドブロック3
2間の間隔d2を第1のスライドブロック32に付属の
近接センサ5で検知し、間隔d2が狭いときはリードフ
レーム4の表面側を、広いときはリードフレーム4の裏
面側を検知していると判断する方法により、リードフレ
ーム4の表裏の判別を行っている。
パッケージ1の表面側と裏面側を平らな面を有する第1
のスライドブロック32と第2のスライドブロック33
で挟み込み、同時に断面がL字状に形成されたスライダ
36をその一端がリードフレーム4に接するまで移動し
て、スライダ36の他端部と第1のスライドブロック3
2間の間隔d2を第1のスライドブロック32に付属の
近接センサ5で検知し、間隔d2が狭いときはリードフ
レーム4の表面側を、広いときはリードフレーム4の裏
面側を検知していると判断する方法により、リードフレ
ーム4の表裏の判別を行っている。
【0008】図5に示される装置は、パッケージ1部を
逃げる構造に形成された第1のスライドブロック42と
第2のスライドブロック43でリードフレーム4の表面
側と裏面側を挟み込み、同時に第1のスライドブロック
42を貫通する断面がL字型のスライダ46をその一端
がパッケージ1に接するまで移動させ、スライダ46の
他端部と第1のスライドブロック42間の間隔d3を第
1のスライドブロック42に付属の近接センサ5で検知
し、間隔d3が広いときはリードフレーム4の表面側
を、狭いときはリードフレーム4の裏面側を検知してい
ると判断する方法により、リードフレーム4の表裏の判
別を行っている。
逃げる構造に形成された第1のスライドブロック42と
第2のスライドブロック43でリードフレーム4の表面
側と裏面側を挟み込み、同時に第1のスライドブロック
42を貫通する断面がL字型のスライダ46をその一端
がパッケージ1に接するまで移動させ、スライダ46の
他端部と第1のスライドブロック42間の間隔d3を第
1のスライドブロック42に付属の近接センサ5で検知
し、間隔d3が広いときはリードフレーム4の表面側
を、狭いときはリードフレーム4の裏面側を検知してい
ると判断する方法により、リードフレーム4の表裏の判
別を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記リードフレームの
表裏を判別する方法では、いずれもパッケージの一端部
とリードフレームのフレーム面との間隔を直接または間
接的に近接センサで検知することで、その間隔がパッケ
ージの厚い側の寸法か薄い側の寸法かによりフレームの
表面側であるか裏面側であるかを判別している。しか
し、パッケージの表面側の厚さ(たとえば0.7〜1.
0mm)とパッケージの裏面側の厚さ(たとえば0.3
〜0.5mm)が共に薄くその差も小さいため、近接セ
ンサの高感度が要求される。しかも、温度変化など外部
環境の変化を受けやすく、またリードフレームの曲りな
どによっても寸法の測定誤差が生じるため、リードフレ
ームの表裏の判別を正確に行うことができないという問
題がある。
表裏を判別する方法では、いずれもパッケージの一端部
とリードフレームのフレーム面との間隔を直接または間
接的に近接センサで検知することで、その間隔がパッケ
ージの厚い側の寸法か薄い側の寸法かによりフレームの
表面側であるか裏面側であるかを判別している。しか
し、パッケージの表面側の厚さ(たとえば0.7〜1.
0mm)とパッケージの裏面側の厚さ(たとえば0.3
〜0.5mm)が共に薄くその差も小さいため、近接セ
ンサの高感度が要求される。しかも、温度変化など外部
環境の変化を受けやすく、またリードフレームの曲りな
どによっても寸法の測定誤差が生じるため、リードフレ
ームの表裏の判別を正確に行うことができないという問
題がある。
【0010】さらに、たとえば図4に示されている方法
では、パッケージ1は第1のスライドブロック32と第
2のスライドブロック33で表面側と裏面側から固定さ
れ、リードフレーム4にはパッケージ1の厚さを測るた
めのスライダ36によって一方向から圧力が加えられる
ため、リードフレーム4に曲りが生じ易い。また、前記
図5に示されている方法においては、リードフレーム4
は第1のスライドブロック42と第2のスライドブロッ
ク43によって表面側と裏面側から固定され、パッケー
ジ1にはパッケージ1の厚さを測るためのスライダ46
によって一方向から圧力が加えられるため、スライダ4
6によってパッケージ1が押されリードフレーム4が変
形し易い。リードフレーム4が変形すると正確な寸法測
定ができず、表裏の判別に誤りを生じる可能性があると
ともに、次工程のリードフォーミングが正確にできない
という問題がある。
では、パッケージ1は第1のスライドブロック32と第
2のスライドブロック33で表面側と裏面側から固定さ
れ、リードフレーム4にはパッケージ1の厚さを測るた
めのスライダ36によって一方向から圧力が加えられる
ため、リードフレーム4に曲りが生じ易い。また、前記
図5に示されている方法においては、リードフレーム4
は第1のスライドブロック42と第2のスライドブロッ
ク43によって表面側と裏面側から固定され、パッケー
ジ1にはパッケージ1の厚さを測るためのスライダ46
によって一方向から圧力が加えられるため、スライダ4
6によってパッケージ1が押されリードフレーム4が変
形し易い。リードフレーム4が変形すると正確な寸法測
定ができず、表裏の判別に誤りを生じる可能性があると
ともに、次工程のリードフォーミングが正確にできない
という問題がある。
【0011】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、寸法測定によらないで機械的に、しか
も簡単で正確にリードフレームの表裏を判別する方法お
よび装置を提供することを目的とする。
なされたもので、寸法測定によらないで機械的に、しか
も簡単で正確にリードフレームの表裏を判別する方法お
よび装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のリードフレーム
の表裏判別方法は、電子部品チップがボンディングさ
れ、少なくとも該電子部品チップの部分が樹脂からなる
パッケージ内に封入された磁性体からなるリードフレー
ムの表裏を判別する方法であって、前記リードフレーム
の面からの前記パッケージの表面側高さと裏面側高さの
うち低い方の高さに対応した深さで該パッケージを挿入
しうる凹部が設けられるとともに、該凹部の周囲で少な
くとも一部に磁石が設けられた第1および第2のスライ
ドブロックにより前記パッケージ部分を両側から挟みつ
け、前記第1および第2のスライドブロックのいずれに
前記リードフレームが吸着されるかにより表裏を判別す
るものである。
の表裏判別方法は、電子部品チップがボンディングさ
れ、少なくとも該電子部品チップの部分が樹脂からなる
パッケージ内に封入された磁性体からなるリードフレー
ムの表裏を判別する方法であって、前記リードフレーム
の面からの前記パッケージの表面側高さと裏面側高さの
うち低い方の高さに対応した深さで該パッケージを挿入
しうる凹部が設けられるとともに、該凹部の周囲で少な
くとも一部に磁石が設けられた第1および第2のスライ
ドブロックにより前記パッケージ部分を両側から挟みつ
け、前記第1および第2のスライドブロックのいずれに
前記リードフレームが吸着されるかにより表裏を判別す
るものである。
【0013】前記第1または第2のスライドブロックへ
の前記リードフレームの吸着を前記第1および第2のス
ライドブロックに近接してそれぞれ設けられたセンサに
より検出することが、スライドブロックへのリードフレ
ームの吸着を簡単に、しかも確実に認識することができ
るため好ましい。
の前記リードフレームの吸着を前記第1および第2のス
ライドブロックに近接してそれぞれ設けられたセンサに
より検出することが、スライドブロックへのリードフレ
ームの吸着を簡単に、しかも確実に認識することができ
るため好ましい。
【0014】本発明のリードフレームの表裏判別装置
は、電子部品チップがボンディングされ、少なくとも該
電子部品チップの部分が樹脂からなるパッケージ内に封
入された磁性体からなるリードフレームの表裏を判別す
る装置であって、前記リードフレームの面からの前記パ
ッケージの表面側高さと裏面側の高さのうち低い方の高
さに対応した深さで該パッケージを挿入しうる凹部が設
けられるとともに該凹部の周囲で少なくとも一部に磁石
が設けられた第1および第2のスライドブロックが前記
凹部が相互に対向するように一定間隙で配設され、該一
定間隙が変化するように前記第1および第2のスライド
ブロックを摺動させるスライド手段が設けられている。
は、電子部品チップがボンディングされ、少なくとも該
電子部品チップの部分が樹脂からなるパッケージ内に封
入された磁性体からなるリードフレームの表裏を判別す
る装置であって、前記リードフレームの面からの前記パ
ッケージの表面側高さと裏面側の高さのうち低い方の高
さに対応した深さで該パッケージを挿入しうる凹部が設
けられるとともに該凹部の周囲で少なくとも一部に磁石
が設けられた第1および第2のスライドブロックが前記
凹部が相互に対向するように一定間隙で配設され、該一
定間隙が変化するように前記第1および第2のスライド
ブロックを摺動させるスライド手段が設けられている。
【0015】前記第1および第2のスライドブロックを
それぞれ貫通し、前記スライド手段による第1および第
2のスライドブロックの摺動に対しても固定されている
第1および第2の固定ブロックが前記第1および第2の
スライドブロックにそれぞれ設けられていることが、ス
ライドブロックの摺動のみでリードフレームをスライド
ブロックに吸着したり離脱させることができるため好ま
しい。
それぞれ貫通し、前記スライド手段による第1および第
2のスライドブロックの摺動に対しても固定されている
第1および第2の固定ブロックが前記第1および第2の
スライドブロックにそれぞれ設けられていることが、ス
ライドブロックの摺動のみでリードフレームをスライド
ブロックに吸着したり離脱させることができるため好ま
しい。
【0016】
【作用】本発明によれば、パッケージの端部とリードフ
レームのフレーム面との厚さの薄い側に合わせた深さの
凹部およびその周囲の少なくとも一部に磁石を有するス
ライドブロック2個を用いて、リードフレームの両側か
ら挟むため、パッケージの薄い側ではパッケージがスラ
イドブロックの凹部に完全に入ってスライドブロックの
磁石によりリードフレームが吸着される。一方、パッケ
ージの厚い側では凹部の深さよりパッケージの厚さの方
が大きいため、凹部内に完全にはパッケージ部が入らな
い。そのため、スライドブロックの先端部とリードフレ
ームとのあいだに間隙部が形成され、リードフレームは
スライドブロックには吸着されない。その結果、2つの
スライドブロックを離すと、パッケージの薄い側のスラ
イドブロックにリードフレームが吸着し、リードフレー
ムの表裏を判別することができる。
レームのフレーム面との厚さの薄い側に合わせた深さの
凹部およびその周囲の少なくとも一部に磁石を有するス
ライドブロック2個を用いて、リードフレームの両側か
ら挟むため、パッケージの薄い側ではパッケージがスラ
イドブロックの凹部に完全に入ってスライドブロックの
磁石によりリードフレームが吸着される。一方、パッケ
ージの厚い側では凹部の深さよりパッケージの厚さの方
が大きいため、凹部内に完全にはパッケージ部が入らな
い。そのため、スライドブロックの先端部とリードフレ
ームとのあいだに間隙部が形成され、リードフレームは
スライドブロックには吸着されない。その結果、2つの
スライドブロックを離すと、パッケージの薄い側のスラ
イドブロックにリードフレームが吸着し、リードフレー
ムの表裏を判別することができる。
【0017】
【実施例】つぎに添付図面を参照しつつ本発明のリード
フレームの表裏の判別方法およびその装置を説明する。
フレームの表裏の判別方法およびその装置を説明する。
【0018】図1は本発明のリードフレームの表裏を判
別する方法の一実施例を説明する図である。図1(a)
において、2、3はそれぞれ本発明の判別方法に用いる
第1および第2のスライドブロックで、たとえばステン
レス、樹脂などからなっている。第1および第2のスラ
イドブロック2、3はそれぞれ同じ形状で図1(a)に
示されるように、中心部にリードフレーム4のパッケー
ジ1部を挿入しうる大きさの溝または凹みのような凹部
2a、3aが設けられ、凹部2a、3aの周囲にはそれ
ぞれ磁石7a、7bおよび8a、8bが設けられてい
る。凹部2a、3aの深さDは、リードフレームのフレ
ーム面からパッケージ1の端部までの厚さの薄い方の厚
さHとほぼ等しくなるように形成されている。すなわ
ち、パッケージ1はリードフレームの表面側に半導体チ
ップなどの電子部品チップがダイボンディングされ、さ
らにワイヤボンディングされたのちに、そのボンディン
グ部分をエポキシ、シリコーンまたはフェノールなどの
樹脂によりトランスファモールドされて形成されている
ため、電子部品チップが設けられた側はリードフレーム
の面から高く形成され、裏面側には何も設けられておら
ず薄く形成されている。この薄い側のパッケージ1のリ
ードフレーム4のフレーム面からの高さHと等しくなる
ように前述の凹部2a、3aの深さDが形成されてい
る。
別する方法の一実施例を説明する図である。図1(a)
において、2、3はそれぞれ本発明の判別方法に用いる
第1および第2のスライドブロックで、たとえばステン
レス、樹脂などからなっている。第1および第2のスラ
イドブロック2、3はそれぞれ同じ形状で図1(a)に
示されるように、中心部にリードフレーム4のパッケー
ジ1部を挿入しうる大きさの溝または凹みのような凹部
2a、3aが設けられ、凹部2a、3aの周囲にはそれ
ぞれ磁石7a、7bおよび8a、8bが設けられてい
る。凹部2a、3aの深さDは、リードフレームのフレ
ーム面からパッケージ1の端部までの厚さの薄い方の厚
さHとほぼ等しくなるように形成されている。すなわ
ち、パッケージ1はリードフレームの表面側に半導体チ
ップなどの電子部品チップがダイボンディングされ、さ
らにワイヤボンディングされたのちに、そのボンディン
グ部分をエポキシ、シリコーンまたはフェノールなどの
樹脂によりトランスファモールドされて形成されている
ため、電子部品チップが設けられた側はリードフレーム
の面から高く形成され、裏面側には何も設けられておら
ず薄く形成されている。この薄い側のパッケージ1のリ
ードフレーム4のフレーム面からの高さHと等しくなる
ように前述の凹部2a、3aの深さDが形成されてい
る。
【0019】磁石7a、7bおよび8a、8bは本実施
例では溝型の凹部2a、3aの両側にそれぞれ設けられ
ているが、凹部2a、3aの片側だけでもよい。この磁
石は磁性体からなるリードフレーム4を吸着するための
もので、吸着力があればよいためである。したがって、
磁石7a、7b、8a、8bは永久磁石でも電磁石でも
よい。また凹部2a、3aが図1に示されるような溝形
ではなく凹み形であるばあいにはその周囲全周に磁石が
設けられてもよいし、周囲の一部のみに設けられていて
もよい。
例では溝型の凹部2a、3aの両側にそれぞれ設けられ
ているが、凹部2a、3aの片側だけでもよい。この磁
石は磁性体からなるリードフレーム4を吸着するための
もので、吸着力があればよいためである。したがって、
磁石7a、7b、8a、8bは永久磁石でも電磁石でも
よい。また凹部2a、3aが図1に示されるような溝形
ではなく凹み形であるばあいにはその周囲全周に磁石が
設けられてもよいし、周囲の一部のみに設けられていて
もよい。
【0020】第1および第2のスライドブロック2、3
にはそれぞれ近接センサ5、6が設けられている。近接
センサ5、6はそれぞれ、たとえば電磁誘導を利用した
高周波発振型のセンサ、静電容量の変化を利用した静電
容量型のセンサなどからなり、近接して物体が存在する
か否を検出するものである。すなわち、ある物体までの
距離を測定する必要はなく、一定の距離のところに物体
が存在するか否かのみを検出できればよい。したがって
検出結果は0か1のいずれかでえられ自動的に検出をす
ることができる。この近接センサ5、6によりスライド
ブロック2、3の先端に磁性体のリードフレーム4が吸
着されているか否かを検出するもので、必ずしも近接セ
ンサ5、6でなくても、たとえば後述する固定ブロック
(ストリッパ)により吸着したリードフレームを脱離す
る際に固定ブロックにかかる圧力を検出することにより
リードフレーム4が吸着されているか否かを判定するこ
とができる。
にはそれぞれ近接センサ5、6が設けられている。近接
センサ5、6はそれぞれ、たとえば電磁誘導を利用した
高周波発振型のセンサ、静電容量の変化を利用した静電
容量型のセンサなどからなり、近接して物体が存在する
か否を検出するものである。すなわち、ある物体までの
距離を測定する必要はなく、一定の距離のところに物体
が存在するか否かのみを検出できればよい。したがって
検出結果は0か1のいずれかでえられ自動的に検出をす
ることができる。この近接センサ5、6によりスライド
ブロック2、3の先端に磁性体のリードフレーム4が吸
着されているか否かを検出するもので、必ずしも近接セ
ンサ5、6でなくても、たとえば後述する固定ブロック
(ストリッパ)により吸着したリードフレームを脱離す
る際に固定ブロックにかかる圧力を検出することにより
リードフレーム4が吸着されているか否かを判定するこ
とができる。
【0021】この第1および第2のスライドブロック
2、3を用いてリードフレームの表裏を判別する方法に
ついて説明する。第1および第2のスライドブロック
2、3のあいだにパッケージ1が設けられたリードフレ
ーム4を配設し、第1および第2のスライドブロック
2、3を摺動して図1(b)に示されるように、リード
フレーム4を挟みつける。リードフレーム4に設けられ
たパッケージ1は表面側と裏面側とでその厚さが異な
り、通常のばあい表面側が厚く形成されている。図1
(b)に示されるように、第1のスライドブロック2と
第2のスライドブロック3とで挟みつけると、パッケー
ジ1部分がスライドブロック2、3の凹部2a、3a内
に挿入されるが、凹部2a、3aの深さは前述のよう
に、パッケージの薄い方の厚さに形成されているため、
リードフレーム4の裏面側では第2のスライドブロック
3の凹部3a内にパッケージ1の部分が丁度挿入され、
第2のスライドブロック3の凹部3aの周囲の先端部は
リードフレーム4のフレーム面と一致し、磁石8a、8
bによりリードフレーム4を吸着する。一方、リードフ
レームの表面側ではパッケージ1の厚さが第1のスライ
ドブロック2の凹部2aの深さより大きいため、パッケ
ージ1部分が完全には凹部2a内に挿入されず、第1の
スライドブロック2の先端部とリードフレーム4のフレ
ーム面とのあいだに隙間が生じる。そのためリードフレ
ーム4を吸着せず、この状態で2つのスライドブロック
2、3を引き離すとリードフレーム4は第2のスライド
ブロック3側に吸着された状態で移動する。そこでスラ
イドブロック2、3に設けられた近接センサ5、6によ
りスライドブロック2、3の先端部にリードフレームが
存在するか否かを検知することにより、リードフレーム
の存在する側が裏面側であるという判断をすることがで
きる。
2、3を用いてリードフレームの表裏を判別する方法に
ついて説明する。第1および第2のスライドブロック
2、3のあいだにパッケージ1が設けられたリードフレ
ーム4を配設し、第1および第2のスライドブロック
2、3を摺動して図1(b)に示されるように、リード
フレーム4を挟みつける。リードフレーム4に設けられ
たパッケージ1は表面側と裏面側とでその厚さが異な
り、通常のばあい表面側が厚く形成されている。図1
(b)に示されるように、第1のスライドブロック2と
第2のスライドブロック3とで挟みつけると、パッケー
ジ1部分がスライドブロック2、3の凹部2a、3a内
に挿入されるが、凹部2a、3aの深さは前述のよう
に、パッケージの薄い方の厚さに形成されているため、
リードフレーム4の裏面側では第2のスライドブロック
3の凹部3a内にパッケージ1の部分が丁度挿入され、
第2のスライドブロック3の凹部3aの周囲の先端部は
リードフレーム4のフレーム面と一致し、磁石8a、8
bによりリードフレーム4を吸着する。一方、リードフ
レームの表面側ではパッケージ1の厚さが第1のスライ
ドブロック2の凹部2aの深さより大きいため、パッケ
ージ1部分が完全には凹部2a内に挿入されず、第1の
スライドブロック2の先端部とリードフレーム4のフレ
ーム面とのあいだに隙間が生じる。そのためリードフレ
ーム4を吸着せず、この状態で2つのスライドブロック
2、3を引き離すとリードフレーム4は第2のスライド
ブロック3側に吸着された状態で移動する。そこでスラ
イドブロック2、3に設けられた近接センサ5、6によ
りスライドブロック2、3の先端部にリードフレームが
存在するか否かを検知することにより、リードフレーム
の存在する側が裏面側であるという判断をすることがで
きる。
【0022】図2は本発明のリードフレームの表裏を判
別する具体的な装置の概略図である。符号は図1と同じ
部分に同じ符号を付してあり、その機能は図1のばあい
と同じである。
別する具体的な装置の概略図である。符号は図1と同じ
部分に同じ符号を付してあり、その機能は図1のばあい
と同じである。
【0023】この例では第1および第2のスライドブロ
ック2、3のそれぞれに貫通して第1および第2のスト
リッパ14、15が設けられ、該ストリッパ14、15
はスライドブロック2、3が離間するように摺動に対し
ても第1および第2の固定ブロック12、13によりス
トップし、スライドブロック2、3の先端に吸着したリ
ードフレーム4を離脱させる作用をし、リードフレーム
4を搬送するガイド内に戻す。
ック2、3のそれぞれに貫通して第1および第2のスト
リッパ14、15が設けられ、該ストリッパ14、15
はスライドブロック2、3が離間するように摺動に対し
ても第1および第2の固定ブロック12、13によりス
トップし、スライドブロック2、3の先端に吸着したリ
ードフレーム4を離脱させる作用をし、リードフレーム
4を搬送するガイド内に戻す。
【0024】前述の第1および第2のスライドブロック
2、3をリードフレーム4側に摺動させてリードフレー
ム4を挟み込んだり、両スライドブロック2、3を離間
されるための摺動はスライド手段である第1および第2
のシリンダ16、17で行われる。このシリンダ16、
17のストロークエンドのところで、前述のストリッパ
14、15が固定ブロック12、13により止まる構成
になっている。
2、3をリードフレーム4側に摺動させてリードフレー
ム4を挟み込んだり、両スライドブロック2、3を離間
されるための摺動はスライド手段である第1および第2
のシリンダ16、17で行われる。このシリンダ16、
17のストロークエンドのところで、前述のストリッパ
14、15が固定ブロック12、13により止まる構成
になっている。
【0025】この装置でリードフレーム4をガイド内を
搬送させながら2つのスライドブロック2、3をリード
フレーム側に摺動して両側から挟みつけ、そののち両ス
ライドブロック2、3を引き離し、リードフレーム4が
どちらのスライドブロック2、3に吸着しているかによ
り前述のように、リードフレーム4の表裏を判別するこ
とができる。
搬送させながら2つのスライドブロック2、3をリード
フレーム側に摺動して両側から挟みつけ、そののち両ス
ライドブロック2、3を引き離し、リードフレーム4が
どちらのスライドブロック2、3に吸着しているかによ
り前述のように、リードフレーム4の表裏を判別するこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、スライドブロックとリ
ードフレームとの間隙を測定する必要がなく、スライド
ブロックにリードフレームが吸着しているか否かを検出
するだけでリードフレームの表裏を判別することができ
る。そのため機械的作業で表裏の判別をでき、自動化す
ることもできる。
ードフレームとの間隙を測定する必要がなく、スライド
ブロックにリードフレームが吸着しているか否かを検出
するだけでリードフレームの表裏を判別することができ
る。そのため機械的作業で表裏の判別をでき、自動化す
ることもできる。
【0027】また、リードフレームの特定場所のみに極
部的な力が加わらないため、リードフレームを変形させ
たりすることがない。
部的な力が加わらないため、リードフレームを変形させ
たりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリードフレームの表裏判別方法の一実
施例を説明する図である。
施例を説明する図である。
【図2】本発明のリードフレームの表裏判別装置の一実
施例の説明図である。
施例の説明図である。
【図3】従来のリードフレームの表裏を判別する装置の
説明図である。
説明図である。
【図4】従来のリードフレームの表裏を判別する装置の
説明図である。
説明図である。
【図5】従来のリードフレームの表裏を判別する装置の
説明図である。
説明図である。
1 パッケージ 2 第1のスライドブロック 2a 凹部 3 第2のスライドブロック 3a 凹部 4 リードフレーム 5、6 近接センサ 7a 磁石 7b 磁石 8a 磁石 8b 磁石
Claims (4)
- 【請求項1】 電子部品チップがボンディングされ、少
なくとも該電子部品チップの部分が樹脂からなるパッケ
ージ内に封入された磁性体からなるリードフレームの表
裏を判別する方法であって、前記リードフレームの面か
らの前記パッケージの表面側高さと裏面側高さのうち低
い方の高さに対応した深さで該パッケージを挿入しうる
凹部が設けられるとともに、該凹部の周囲で少なくとも
一部に磁石が設けられた第1および第2のスライドブロ
ックにより前記パッケージ部分を両側から挟みつけ、前
記第1および第2のスライドブロックのいずれに前記リ
ードフレームが吸着されるかにより表裏を判別するリー
ドフレームの表裏判別方法。 - 【請求項2】 前記第1または第2のスライドブロック
への前記リードフレームの吸着を前記第1および第2の
スライドブロックに近接してそれぞれ設けられたセンサ
により検出する請求項1記載のリードフレームの表裏判
別方法。 - 【請求項3】 電子部品チップがボンディングされ、少
なくとも該電子部品チップの部分が樹脂からなるパッケ
ージ内に封入された磁性体からなるリードフレームの表
裏を判別する装置であって、前記リードフレームの面か
らの前記パッケージの表面側高さと裏面側の高さのうち
低い方の高さに対応した深さで該パッケージを挿入しう
る凹部が設けられるとともに該凹部の周囲で少なくとも
一部に磁石が設けられた第1および第2のスライドブロ
ックが前記凹部が相互に対向するように一定間隙で配設
され、該一定間隙が変化するように前記第1および第2
のスライドブロックを摺動させるスライド手段が設けら
れてなるリードフレームの表裏判別装置。 - 【請求項4】 前記第1および第2のスライドブロック
をそれぞれ貫通し、前記スライド手段による第1および
第2のスライドブロックの摺動に対しても固定されてい
る第1および第2の固定ブロックが前記第1および第2
のスライドブロックにそれぞれ設けられてなる請求項3
記載のリードフレームの表裏判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12275895A JP2761364B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | リードフレームの表裏判別方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12275895A JP2761364B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | リードフレームの表裏判別方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08316250A true JPH08316250A (ja) | 1996-11-29 |
JP2761364B2 JP2761364B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=14843892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12275895A Expired - Lifetime JP2761364B2 (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | リードフレームの表裏判別方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2761364B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-22 JP JP12275895A patent/JP2761364B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2761364B2 (ja) | 1998-06-04 |
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