JPH08315532A - 溶接応力の分離構造体を備えるヘッドサスペンションアセンブリ - Google Patents

溶接応力の分離構造体を備えるヘッドサスペンションアセンブリ

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JPH08315532A
JPH08315532A JP8091649A JP9164996A JPH08315532A JP H08315532 A JPH08315532 A JP H08315532A JP 8091649 A JP8091649 A JP 8091649A JP 9164996 A JP9164996 A JP 9164996A JP H08315532 A JPH08315532 A JP H08315532A
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JP
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welding
load beam
assembly
area
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JP8091649A
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English (en)
Inventor
T Girard Mark
ティー. ジラード マーク
S Benin Jeffrey
エス. ベニン ジェフリー
A Zigler David
エイ. ジーグラー ダヴィッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HATSUCHINSON TECHNOL Inc
Hutchinson Technology Inc
Original Assignee
HATSUCHINSON TECHNOL Inc
Hutchinson Technology Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4826Mounting, aligning or attachment of the transducer head relative to the arm assembly, e.g. slider holding members, gimbals, adhesive

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】分離溶接点を形成して、HSAの部材間の溶接
中に加熱された材料の膨張及び収縮によって発生する溶
接応力の不都合な伝播をほとんどなくすこと。 【解決手段】ディスクドライブ用のサスペンションアセ
ンブリにおいて、分離された溶接点を形成して、サスペ
ンションアセンブリの要素の溶接中の溶接応力の不都合
な伝播をほとんどなくす溶接分離構造体を有する。溶接
分離構造体は、サスペンションアセンブリ要素の選択位
置に配置される。分離構造体は、溶接領域と、溶接領域
の外周の少なくとも一部分の輪郭を定める貫通穴を備え
た少なくとも1つの分離スロットと、分離スロットを跨
いで溶接領域を負荷ビームの残りの部分に接続する少な
くとも1つの接合タブとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記憶ディス
クドライブ用のヘッドサスペンションアセンブリ(HS
A)に関するものである。特に、本発明は、分離溶接点
を形成して、HSAの部材間の溶接中に加熱された材料
の膨張及び収縮によって発生する溶接応力の不都合な伝
播をほとんどなくす溶接応力分離構造体に関するもので
ある。
【0002】
【発明の背景】HSAは、データ記憶装置(例えば磁気
ハードディスク)の回転表面の上方に読取り/書き込み
ヘッドアセンブリを位置決めするディスクドライブ内の
部材である。HSAは、剛性ディスクドライブの最小か
つ最も繊細な部材である。HSAは、サスペンションア
センブリとヘッドアセンブリとを備えている。ヘッドア
センブリは、サスペンションアセンブリの先端部に配置
されている。サスペンションアセンブリは細長いばね構
造体である。サスペンションアセンブリは、レコードプ
レーヤの針アームのように作用して、ディスクドライブ
の回転ディスクの表面から数ナノメータの位置にヘッド
アセンブリを位置決めする。一般的なサスペンションア
センブリは、長さが20mmより短く、厚さが0.03〜0.1
mmである。サスペンションアセンブリは一般的に、細
長い負荷ビーム、負荷ビームの先端部に配置されたジン
バルたわみ部、負荷ビームの基端部に配置されたベース
プレートまたは他の取り付け手段等の要素を備えてい
る。
【0003】ヘッドアセンブリは、ジンバルたわみ部に
取り付けられている。ジンバルたわみ部は、ヘッドアセ
ンブリをジンバル式に支持する。ヘッドアセンブリは、
空気軸受スライダと、スライダ上に形成された読取り/
書き込み磁気トランスジューサとを備えている。スライ
ダは、回転ディスクによって発生する空気流を利用して
ヘッドアセンブリをディスクの上方に支持する揚力を発
生することができる空力形状のヘッドアセンブリ要素で
ある。
【0004】ディスクドライブの作動中に、サスペンシ
ョンアセンブリ全体が協働してヘッドアセンブリをディ
スクの表面に対して所望の向きに維持するように構成さ
れている。ヘッドアセンブリ及びHSAの向きまたは姿
勢は、製造データ面に対して測定された縦揺れ軸線角度
測定値及び横揺れ軸線角度測定値(縦揺れ角及び横揺れ
角)によって定められる。製造データ面は、アクチュエ
ータのサスペンション取り付け表面を表す水平面であ
る。縦揺れ及び横揺れ軸線は水平面に平行であり、また
互いに垂直で、ヘッド付着プラットフォーム上の一点で
交差する。横揺れ軸線は、一般的にサスペンションアセ
ンブリの長手方向軸線と整合している。横揺れ誤差は横
揺れ角の不都合な変化である。縦揺れ誤差は縦揺れ角の
不都合な変化であると定義される。
【0005】トランスジューサによって書き込み及び読
み取りが行われる磁界「スポット」の大きさは、トラン
スジューサとディスクとの距離の二乗に正比例するた
め、磁気ディスクドライブの設計目標は、ヘッドをディ
スク表面に対して可能な限り最も接近させた位置で所望
の姿勢で「浮動」させることである。距離及び姿勢の両
方またはいずれか一方がわずかに変化するだけで、ヘッ
ドアセンブリが「衝突する」、すなわち、回転ディスク
の表面に当たることがある。衝突すれば、トランスジュ
ーサ及びディスクの表面に記録されているデータの両方
が破壊されるであろう。
【0006】負荷ビーム及びジンバルたわみ部等のサス
ペンションアセンブリの各要素は溶接で取り付けられる
ことが多い。溶接中に、高熱が溶接すべき要素の表面の
溶接点に加えられる。2つの要素を結合させる膨張溶融
材料の区域が形成される。この区域は次に冷却される。
この区域は熱を外部雰囲気及び周囲の材料へ逃がすの
で、この区域は外側から冷却されていき、冷却時に収縮
する。この区域が冷却されれば、硬化した物質がサスペ
ンションアセンブリの要素を一体状に保持する。
【0007】正の熱膨張係数であるために、加熱された
素材が膨張してから収縮するので、迅速な加熱及び冷却
によって溶接応力が発生し、従って周囲の素材が押され
てから引っ張られる。サスペンションアセンブリ上の対
称位置に単一の溶接点が配置された場合(力は比較的大
きい表面全体にわたって対称形に広がることができ、従
って低減される)でも、サスペンションアセンブリ要素
をそらせたり変形させる溶接応力が発生することがあ
る。
【0008】しかし、一定の状況では、例えば溶接点が
互いに接近している時や、サスペンションアセンブリ要
素の配置が溶接応力の均一な分散を阻止する時は、溶接
応力が不均一に伝播して不都合な力の付加が生じること
がある。既存の溶接点の周囲の素材は硬化しているの
で、新しい近接位置の溶接点からの溶接応力が不均一に
伝播して、既存の溶接点から離れる反対方向に集中する
傾向がある。強い不均一な応力が既存溶接による既存応
力に加わることによって、サスペンションアセンブリ要
素のそりや曲がりを生じることがある。
【0009】そのような制御されない応力及びそれよる
変形は、HSAの縦揺れ角及び横揺れ角に影響を与える
であろう。HSAから必要とされる精度が与えらると、
HSA要素の縦揺れ角または横揺れ角のわずかな変化で
さえも、衝突しやすくなることで、または磁界の読取り
/書き込みスポットの大きさ及び正確度に影響を与える
ことでHSAが不良品になる。不良HSAは、ディスク
ドライブ全体の信頼性を低下させ、またディスク及びそ
れのデータの両方を破壊する可能性がある。
【0010】
【発明の概要】本発明は、サスペンションアセンブリ要
素上に分離溶接点を形成するための溶接応力分離構造体
である。溶接応力分離構造体は、溶接応力の不都合な伝
播によって発生するサスペンションアセンブリ要素の変
形をほぼなくすように構成されている。
【0011】分離構造体は、溶接領域と、溶接領域の外
周の輪郭を定める少なくとも1つのスロットと、接合タ
ブとを備えている。溶接領域は、サスペンションアセン
ブリ要素上の選択位置に配置されたほぼ平坦な金属表面
である。溶接領域は、少なくとも1つの分離スロットに
よって輪郭が定められた外周を備えている。分離スロッ
トは、サスペンションアセンブリ要素の貫通穴である。
スロットは、溶接応力の低減及び方向変更を助ける。接
合タブは、溶接領域を支持するほぼ剛性の金属片で、溶
接領域を分離スロットを挟んで溶接領域の反対側のサス
ペンションアセンブリ要素の残りの部分に接続する。
【0012】好適な実施例では、分離構造体は、ほぼ円
周状すなわち半円形の円弧として形成された貫通穴であ
る2つの分離スロットによって輪郭が定められたほぼ円
形の溶接領域を備えている。スロットは、溶接領域の両
端部をサスペンションアセンブリ要素の残りの部分に接
続する2つの接合タブによって分離されている。
【0013】接合タブを介した溶接応力の伝播を低減さ
せるため、分離構造体の幾つかの実施例は、一部のもの
が応力軽減曲線を設けている不規則な形状の接合タブを
備えている。そのような実施例の1つは、ほぼS字形接
合タブを、すなわち連続した2つの向き合った半径方向
湾曲部を設けた接合タブを備えている。
【0014】溶接応力分離構造体の別の実施例は、第1
セグメント及び第2セグメントを備えたほぼ剛性の接続
タブを備えている。第1セグメントは、溶接領域に接続
されて溶接領域からほぼ半径方向に延出するほぼ直線状
の部分を備えている。第2セグメントは、一端部を第1
セグメントに、他端部をサスペンションアセンブリ要素
の残りの部分に接続した曲線部分である。第2セグメン
トは、180 度の半径方向破断部を備えたほぼ平坦な楕円
曲線として形成することができる。
【0015】分離構造体の別の実施例は、接合タブを挟
んで溶接領域のほぼ反対側でタブに近接した位置にさら
なるスロットをサスペンションアセンブリ要素に貫設す
ることによって、接合タブを介した溶接応力の伝播を低
減させる。スロットは溶接領域から半径方向に離設され
ており、円弧形セグメントとして形成された貫通穴を備
えている。
【0016】本発明のサスペンションアセンブリの1つ
の好適な実施例は、4つの溶接点で負荷ビームに取り付
けられたジンバルアセンブリを備えている。各溶接点
は、負荷ビームにエッチングされた溶接応力分離構造体
内にあって、それによって分離されている。
【0017】各分離構造体は、溶接領域の両端部で整合
した2つの接合タブを備えており、タブが2つのほぼ半
円形の分離スロットを分離している。第1及び第2分離
構造体は、サスペンションアセンブリの横揺れ軸線上に
配置され、それぞれの接合タブが縦揺れ軸線と整合して
いる。
【0018】第3及び第4分離構造体は、第1及び第2
分離構造体の間に、但しそれらから離して横揺れ軸線の
両側に互いに隣接させて設けられている。第3及び第4
分離構造体の接合タブは横揺れ軸線と整合して、他の分
離構造体の方向へ溶接応力を伝播させない向きに設けら
れている。応力分離構造体のこのような位置及び向きに
よって、サスペンションアセンブリ要素における付加的
または不均一な溶接応力を最小限に抑えるためのもので
ある。
【0019】他の実施例では、負荷ビーム、ジンバルた
わみ部、または負荷ビームとジンバルたわみ部の両方の
選択位置に異なった形状の応力分離構造体を配置するこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、HSAの部材間の溶接
中に溶接点内及びその周囲の素材の膨張及び収縮によっ
て発生する溶接応力の不都合な伝播を大幅に低減させる
溶接応力分離構造体である。応力分離構造体は、溶接応
力がサスペンションアセンブリ要素を変形させる時に発
生する縦揺れ角及び横揺れ角のずれ(縦揺れ及び横揺れ
誤差)を防止するのに役立つ。
【0021】本発明による溶接応力分離構造体は、様々
なサスペンションアーム要素の溶接点の分離に使用する
ことができる。サスペンションアーム要素は、HSA内
に含まれるか、それに連結されたディスクドライブの各
部材で、例えばベースプレート、結合ベースプレートア
ーム、アクチュエータ、ジンバルたわみ部、ばね領域ま
たは支持構造体である。応力分離構造体は、溶接すべき
サスペンションアーム要素の一方または両方に設けるこ
とができる。
【0022】図1は、負荷ビーム 120と、ジンバルたわ
み部 130と、ベースプレート 140とを備えたサスペンシ
ョンアセンブリ 110を示している。負荷ビーム 120は細
長い平坦な金属ばね要素である。負荷ビーム 120は、基
端部のベースプレート領域 122と、ベースプレート領域
122に隣接したばね領域 124と、ばね領域 124に隣接し
た剛直領域 126と、先端部のジンバル取り付け領域 128
とを備えている。
【0023】ジンバルたわみ部 130は、4つの溶接点 1
32A〜 132Dでジンバル取り付け領域 128に取り付けら
れている。溶接点とは、HSAの要素を接合する溶接ス
ポットのことを表している。図示の実施例では、ベース
プレート 140が8つの溶接点142A〜 142C及び 142で
ベースプレート領域 122に取り付けられている。
【0024】ジンバルたわみ部 130は、ヘッドアセンブ
リ(図示せず)を取り付けるばね構造体である。ジンバ
ルたわみ部 130は、ヘッドアセンブリをジンバル式に支
持して、ヘッドを回転ディスクの表面に対して所定の向
きに保持する。ベースプレート 140は、ベースプレート
領域 122に合わせた金属支持構造体である。
【0025】図2は、図1に示されているサスペンショ
ンアセンブリ 110の先端部の詳細な上面斜視図である。
サスペンションアセンブリ 110には、本発明に従った4
つの溶接応力分離構造体 150A〜 150Dが設けられてお
り、その各々はそれぞれの溶接点 132A〜 132Dを包囲
している。
【0026】負荷ビーム 120は、溶接点 132A〜 132D
でジンバルたわみ部 130に取り付けられている。各溶接
点 132A〜 132Dは、それぞれの溶接応力分離構造体 1
50A〜 150Dの中央に配置されている。溶接応力分離構
造体 150A〜 150Dはすべて同様であるので、溶接応力
分離構造体 150Aの要素の説明が溶接応力分離構造体15
0B〜 150Dにも等しく当てはまる。
【0027】応力分離構造体 150Aは、一般的に負荷ビ
ーム 120の平坦部分である溶接領域152を備えている。
溶接領域 152は、ほぼ1mm直径の円形である。溶接領
域の外周は、2つの分離スロット154 によって輪郭が定
められている。分離スロットは、溶接点からサスペンシ
ョンアセンブリ要素の残りの部分への応力の伝播を低減
させるため、溶接点に近接した位置でサスペンションア
センブリ要素に貫設された穴または開口である。図2に
示されている実施例では、スロット 154は、半径方向の
幅が0.25mmで溶接領域 152の外周すなわち円周を定め
るほぼ半円形の円弧セグメントとして形成されている。
個々のサスペンションアセンブリ構造及び溶接パターン
毎に支持条件が異なるので、個々の実施例のスロットは
異なった形状及び寸法にすることができる。
【0028】2つの接合タブ 156Aが、2つのスロット
154の端部を互いに分離し、溶接領域 152を支持し、か
つ分離スロットを横切って(分離スロットを挟んで溶接
領域とは反対側の)負荷ビーム 120の残りの部分に溶接
領域 152を接続している。各接合タブ 156Aの第1端部
は溶接領域 152に接続されている。第2端部は負荷ビー
ム 120の残りの部分に接続されている。2つの接合タブ
156は、溶接領域 152の両端部に配置された剛性ブリッ
ジとして機能する。図2に示されている実施例では、接
合タブ 156A〜 156Bの幅が0.25mmである。
【0029】溶接領域の大きさ、スロットの近接度及び
形状、及び接合タブの配置、構造及び寸法はすべて、各
サスペンションアセンブリの要件(例えば溶接時間及び
温度、必要な機械的支持、使用する素材、溶接強さ、他
の溶接点の位置、溶接応力の予想伝播)に応じて変更す
ることができる。他の実施例では、スロットの数または
スロットの形状を変えることができる。
【0030】応力分離構造体 150Aを製造する好適な方
法は、負荷ビーム 120の他の部分をエッチングする間に
スロット 154をエッチングするものである。応力分離構
造体150Aは、プレス加工や電気放電加工することもで
き、あるいは当該分野で公知の他の方法で形成すること
もできる。同様な応力分離構造体をジンバルたわみ部13
0上の整合位置に設けることができる。
【0031】溶接中に、高温が溶接点 132Aに加えられ
る(好適な方法では、オペレータが80ワット〜 140ワッ
トの強度のレーザ光ビームパルスを1〜5ミリ秒間溶接
点 132Aに当てる)。金属製の負荷ビーム要素の熱膨張
係数が正であるため、溶接点132A及び周囲の溶接領域
152が加熱時に膨張する傾向がある。スロット 154によ
って与えられる開口すなわち空隙が溶接領域 152の膨張
緩衝ゾーンになって、周囲の素材に影響を与えることな
く溶接領域 152を膨張させ、溶接応力を消散させること
ができる。スロット 154は、膨張力を逃がして限定領域
内に封じ込める。反対に、溶接領域 152が(一般的に2
ミリ秒間より短く)冷却されて収縮し、周囲の素材を引
き込む時、スロット 154は収縮力の伝達を阻止する。熱
膨張及び収縮力の、従って溶接応力の封じ込みによっ
て、溶接処理で生じる変形及び縦揺れ及び横揺れ誤差を
ほぼなくすことができる。
【0032】接合タブ 156A〜 156Dを介した溶接応力
の伝達を阻止または最小化するため、サスペンションア
センブリ 110の分離構造体 150A〜 150Dは、付加的ま
たは不均一な溶接応力を最小限に抑えることができる位
置及び向きに設けられている。応力分離構造体の向き
は、一般的に溶接点から分離構造体の接合タブの第2端
部を通って延在する軸線の方向として定められる。溶接
応力は、溶接スポットから半径方向ベクトルに沿って外
向きに伝播する。溶接領域とサスペンションアセンブリ
要素の残りの部分との間を接合タブが物理的に接続して
いることによって残留溶接応力(分離構造体によって吸
収されなかった応力)が伝播する可能性があるので、分
離構造体の向きは、残留溶接応力が伝播すると予想され
る全般的な方向でもある。
【0033】図2の分離構造体 150A及び 150Dは横揺
れ軸線 100上に位置している。横揺れ軸線 100は、サス
ペンションアセンブリ 110の長手方向中心軸線と同一直
線上にある。両分離構造体 150A及び 150Dは、縦揺れ
軸線 200と整合した接合タブ156A及び 156Dを備えて
いる。縦揺れ軸線 200は横揺れ軸線 100に対して垂直で
ある。横揺れ軸線 100及び縦揺れ軸線 200は、ジンバル
たわみ部 130のヘッド付着プラットフォーム上の一点で
交差する。
【0034】溶接応力がサスペンションアセンブリ要素
を変形させてサスペンションアセンブリ要素の縦揺れ角
または横揺れ角に影響を与える確度は、一般的に溶接応
力の大きさ及び方向によって決まる。横揺れ軸線 100に
沿って伝播する不均一な溶接応力は、縦揺れ誤差を起こ
しやすい。横揺れ軸線 100に垂直方向に進む不均一な溶
接応力は、横揺れ誤差を起こしやすい。減衰された非付
加的な応力及び比較的広い範囲に均一に分散された応力
は、縦揺れ誤差も横揺れ誤差も起こし難い。
【0035】分離構造体 150A及び 150Dを横揺れ軸線
100上に配置すると、サスペンションアセンブリ 110の
対称的に二分された半分の幅全体に残留溶接応力を均一
に伝播できることによって、縦揺れ角誤差が減少する。
また、接合タブ 156A及び 156Dを横揺れ軸線 100に対
して垂直に配置し、タブ 156A及び 156Dを他の溶接部
または固定材料領域の方向以外の方向に向けることによ
って、横揺れ軸線 100沿った残留溶接応力の不都合な伝
播及び追加が大幅に低減するか、最小限に抑えられ、そ
れによって縦揺れ誤差が減少する。
【0036】分離構造体 150B及び 150Cは、横揺れ軸
線 100の各側に並べて配置されており、横揺れ軸線 100
に平行方向に整合した接合タブ 156B及び 156Cを備え
ている。分離構造体 150B及び 150Cのこの配置及び向
きによって、残留溶接応力が長手方向に均一に伝播さ
れ、またサスペンションアセンブリ 110の長さ全体に沿
って分散されるので、横揺れ誤差の可能性が低下する。
【0037】図3は、サスペンションアセンブリ 110の
先端部の、ジンバルたわみ部 130を含む詳細な底面斜視
図である。ジンバルたわみ部 130は、ばねアーム 134
と、ヘッドアセンブリを取り付ける平板状のヘッド付着
プラットフォーム 136とを備えたジンバル式ばね構造体
を設けており、ばねアーム 134がヘッド付着プラットフ
ォーム 136を支持している。
【0038】ジンバルたわみ部 130には、それぞれ溶接
点 132A〜 132Dを取り囲む4つの溶接応力分離構造体
170A〜 170Dが設けられている。別の実施例のサスペ
ンションアセンブリは、ジンバルたわみ部だけ、または
負荷ビームだけに溶接応力分離構造体を設けることがで
きる。分離構造体 170A〜 170Dは、溶接構造体 150A
〜 150Dと同様な要素を備えて同様な向きに設けられ、
またそれらに向き合って整合している。各分離構造体 1
70A〜 170Dは、ジンバルたわみ部 130の表面の平坦部
分である溶接領域 172を備えている。各溶接領域 172
は、2つの半円形の分離スロット 174によって輪郭が定
められている。2つの接合タブ 176がそれぞれの2つの
スロット 174を分離している。
【0039】図4は、図1に示されているサスペンショ
ンアセンブリ 110の基端部の詳細な斜視図である。サス
ペンションアセンブリ上の8つの溶接点 142A,142B,1
42C及び 142Dが、負荷ビーム 120をベースプレート 1
40上に固定連結している。選択された溶接点 142A〜 1
42Cは、分離構造体 150A〜 150Dと同様に、溶接応力
分離構造体 160A〜 160Cによって分離されている。
【0040】各分離構造体 160A〜 160Cは、一般的に
負荷ビーム 120の表面の平坦部分である溶接領域 162を
備えている。各溶接領域 162の外周は、分離スロット 1
64によって輪郭が定められている。分離スロット 164は
貫通開口または穴であって、ほぼ円周方向の円弧セグメ
ントとして形成されている。分離構造体 160A〜 160の
各々には2つのスロット 164が設けられており、各スロ
ットはほぼ半円形として形成されている。それぞれ2つ
の接合タブ166 がそれぞれの2つのスロット 164を互い
に分離し、各溶接領域 162を支持し、また各溶接領域 1
62を負荷ビーム120の残りの部分に接続している。接合
タブ 166の各々は、それぞれの溶接領域162の両端部に
配置されている。3つの分離構造体 160A〜 160Cのす
べての接合タブ 166は、サスペンションアセンブリ 110
の縦揺れ軸線に平行な伝播軸線300 に沿って整合してい
る。タブ 166が整合していることによって、溶接応力は
伝播軸線300 に沿ってサスペンションアセンブリ 110の
幅方向全体に均一に伝播することができ、縦揺れ方向の
ベースプレート溶接応力の影響がほぼなくなる。
【0041】図5は、本発明による分離構造体 250の第
2実施例の拡大詳細平面図である。第1実施例の分離構
造体 150の要素と同様な本実施例及び他の実施例の要素
は、下2桁が同じ番号になっている。分離構造体 250
は、溶接領域 252と、溶接領域252を取り囲む2つの分
離スロット 254と、2つの接合タブ 256とを備えてい
る。2つの接合タブ 256は、溶接領域 252の向き合った
整合端部で整合している。接合タブを介した残留溶接応
力の伝播を低減させるため、幾つかの実施例の分離構造
体は不規則な形状の接合タブを備えている。分離構造体
250では、各タブ 256がほぼS字形またはZ字形になっ
ている。すなわち、各接合タブ 256は、相対する方向に
互いに折れ曲がって連続する2つの半径方向食い違い湾
曲部を含む。溶接応力は直線状に伝播する傾向があるの
で、2つの角張った半径方向湾曲部がタブ 256を横切る
溶接応力の伝播を軽減する。
【0042】図6は、分離構造体 350の第3実施例の拡
大平面図である。分離構造体 350は1つのほぼ円周方向
のスロット 354を備えて、円形の溶接領域 352の輪郭を
定めている。1つのタブ356 がスロット 354を跨いで、
溶接領域 352に連結してそれを支持している。円形スロ
ット 354はほとんど全方向の膨張力及び収縮力を低減さ
せる。残留溶接応力はすべて一方向だけに伝播すること
ができる。
【0043】図7は、本発明による分離構造体 450の第
4実施例の拡大平面図である。分離構造体 450は、2つ
の分離スロット 454と2つの接合タブ 456とを備えてい
る。各接合タブ 456は、溶接領域 452に接続して溶接領
域 452から半径方向にほぼ直線状に延出した第1セグメ
ント 458と、第1セグメント 458及びサスペンションア
センブリ要素の残りの部分に接続した第2セグメント 4
60とを備えている。第2セグメント 460は、約180 度の
半径方向破断部を設けたほぼ平坦な楕円曲線として形成
されている。図5の実施例の角張った半径方向曲線と同
様に、湾曲した第2セグメント 460は溶接応力を吸収し
て低減させる。
【0044】図8は、分離構造体 550の第5実施例の拡
大平面図である。分離構造体 550は図2の分離構造体 1
50Aに類似しており、ほぼ平坦な溶接領域 552と2つの
円周方向スロット 554と、溶接領域の向き合った整合端
部に配置されて2つの円周方向スロット 554を分離して
いる2つの接合タブ 556とを備えている。しかし、分離
構造体 550にはさらに円弧形スロット 564が追加されて
おり、その各々はスロット 554の外周の外側の位置で接
合タブ 556を挟んで溶接領域 552のほぼ反対側に接合タ
ブ 556に隣接して配置されている。スロット 564は溶接
領域 552から半径方向に離して設けられ、スロット 554
の円周と同心状であるがそれより大きい円周の一部分で
形成されている。追加スロット 564は、タブ 556を介し
て伝達される残留溶接応力を拡散させるための補助分離
を行う。
【0045】本発明に従った溶接応力分離構造体 650A
及び 650B内に2つの溶接点 632A及び 632Bをそれぞ
れ配置したサスペンションアセンブリ 610の先端部が、
図9に示されている。サスペンションアセンブリ 610
は、2つの溶接点 632A及び 632でジンバルたわみ部 6
30に取り付けられた負荷ビーム 620を備えている。
【0046】応力分離構造体 650A及び 650Bは横揺れ
軸 100に沿って配置されており、その各々の溶接領域 6
52は、縦揺れ軸線 200に平行で互いに向き合って整合し
た2つのタブ 656によって支持されている。タブ 656の
この向きによって、残留溶接応力が横揺れ軸線 100に対
して垂直に、また負荷ビーム 620の幅方向に対称的に進
む。2つの応力分離構造体 650A及び 650Bのこの位置
及び向きは、主に縦揺れ変化を低減させることをめざし
ている。
【0047】本発明による分離構造体を備えたサスペン
ションアセンブリは、従来の溶接点だけで付着または固
定されたサスペンションアセンブリに勝る大きな利点を
備えている。 150A等の分離構造体は、様々なサスペン
ションアーム要素を付着させる溶接点を分離するために
使用することができる。例えば、負荷ビームを直接的に
アクチュエータアームに、またはアクチュエータに溶接
することができる。溶接応力を低減させ、また分離構造
体の向き及び位置によっていずれの残留溶接応力も分散
させることができるようにすることによって、本発明は
サスペンションアセンブリ要素の溶接中に発生する縦揺
れ及び横揺れ誤差をほとんどなくすことができる。HS
Aの姿勢をより正確に制御することによって、より信頼
性が高く正確なディスクドライブを得ることができる。
【0048】以上に好適な実施例を参照しながら本発明
を説明してきたが、発明の特許請求の範囲内において様
々な変更を加えることができることは理解されるであろ
う。
【図面の簡単な説明】
【図1】幾つかの溶接点で付着されたサスペンションア
センブリ要素を備えたサスペンションアセンブリの上面
斜視図であり、一部の溶接点が本発明による溶接応力分
離構造体によって分離されている。
【図2】本発明による溶接応力分離構造体の第1実施例
を負荷ビーム上に設けた、図1に示されているサスペン
ションアセンブリの先端部の詳細な上面斜視図である。
【図3】本発明による溶接応力分離構造体をジンバルた
わみ部上に設けた、図1に示されているサスペンション
アセンブリの先端部の詳細な底面斜視図である。
【図4】本発明による溶接応力分離構造体の第1実施例
を含む、図1に示されているサスペンションアセンブリ
の基端部の詳細斜視図である。
【図5】本発明による溶接応力分離構造体の第2実施例
の詳細平面図である。
【図6】本発明による溶接応力分離構造体の第3実施例
の詳細平面図である。
【図7】本発明による溶接応力分離構造体の第4実施例
の詳細平面図である。
【図8】本発明による溶接応力分離構造体の第5実施例
の詳細平面図である。
【図9】主に縦揺れ変動の軽減をめざした配置に設けら
れた本発明による溶接応力分離構造体を備えたサスペン
ションアセンブリの先端部の詳細な上面斜視図である。
【符号の説明】
110 サスペンションアセンブリ 120 負荷ビーム 132A〜 132D 溶接点 150A〜 150D 分離構造体 152 溶接領域 154 分離スロット 156A〜 156D 接合タブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー エス. ベニン アメリカ合衆国 ミネソタ 55350 ハッ チンソンワーグナー ストリート 745 (72)発明者 ダヴィッド エイ. ジーグラー アメリカ合衆国 ミネソタ 55350 ハッ チンソンユニット アベニュー 24209 ピー.オー.ボックス 292

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷ビームを備えて、その負荷ビームを
    サスペンションアーム要素に少なくとも1つの溶接点で
    溶接するようにした、ディスクドライブ用のサスペンシ
    ョンアセンブリにおいて、 溶接点の少なくとも1つを分離して、負荷ビームをサス
    ペンションアーム要素に溶接する時の溶接応力を低減さ
    せる溶接応力分離構造体を含み、この構造体が、 負荷ビーム上の選択位置に位置決めされて、溶接点が内
    部に配置される溶接領域と、 溶接領域の外周の少なくとも一部分の輪郭を定める貫通
    穴を備えた少なくとも1つの分離スロットと、 溶接領域を支持し、かつこの溶接領域を、分離スロット
    を挟んで溶接領域の反対側の負荷ビームの残りの部分に
    接続する少なくとも1つの接合タブとを有していること
    を特徴とするヘッドサスペンションアセンブリ。
  2. 【請求項2】 溶接領域はほぼ円形であり、スロットは
    ほぼ円周状の円弧セグメントであることを特徴とする請
    求項1に記載のアセンブリ。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの接合タブは、負荷ビー
    ムの縦揺れ軸線にほぼ整合していることを特徴とする請
    求項1に記載のアセンブリ。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの接合タブは、負荷ビー
    ムの横揺れ軸線にほぼ整合していることを特徴とする請
    求項1に記載のアセンブリ。
  5. 【請求項5】 溶接応力分離構造体は、2つのほぼ半円
    形の分離スロットによって輪郭が定められたほぼ円形の
    溶接領域を備えており、スロットは、溶接領域の向き合
    った整合端部を負荷ビームの残りの部分に接続する2つ
    の接合タブによって分離されていることを特徴とする請
    求項1に記載のアセンブリ。、
  6. 【請求項6】 接合タブは、負荷ビームの縦揺れ軸線に
    ほぼ整合していることを特徴とする請求項5に記載のア
    センブリ。
  7. 【請求項7】 接合タブは、負荷ビームの横揺れ軸線に
    ほぼ整合していることを特徴とする請求項5に記載のア
    センブリ。
  8. 【請求項8】 各接合タブは、相対する方向に折れ曲が
    って連続する2つの半径方向食い違い湾曲部を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  9. 【請求項9】 各接合タブは、溶接領域に接続して溶接
    領域から半径方向に延出した第1セグメントと、第1セ
    グメント及び負荷ビームの残りの部分に接続した第2セ
    グメントとを備えており、第2セグメントはほぼ平坦な
    楕円曲線として形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のアセンブリ。
  10. 【請求項10】 さらに、負荷ビームに少なくとも1つ
    の追加スロットを有しており、追加スロットは接合タブ
    を挟んで溶接領域のほぼ反対側で接合タブに近接配置さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のアセンブ
    リ。
JP8091649A 1995-03-08 1996-03-08 溶接応力の分離構造体を備えるヘッドサスペンションアセンブリ Pending JPH08315532A (ja)

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