JPH08314033A - 光ファイバによる色分解装置 - Google Patents

光ファイバによる色分解装置

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JPH08314033A
JPH08314033A JP7121611A JP12161195A JPH08314033A JP H08314033 A JPH08314033 A JP H08314033A JP 7121611 A JP7121611 A JP 7121611A JP 12161195 A JP12161195 A JP 12161195A JP H08314033 A JPH08314033 A JP H08314033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
light
separation device
color separation
color
Prior art date
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Pending
Application number
JP7121611A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Tsukada
昌司 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバと凸レンズとダイクロイックプリ
ズムを組合せることにより、色クロストークが無く、光
量の利用効の高い色分解装置を提供する。 【構成】 光源からの光線L1が第1の光ファイバ3の
光入射面3aに入射すると、同光ファイバ3で導かれる
光線は光出射面3bから出射する。同出射面3bから出
射する光線は凸レンズ4で集光して、ダイクロイックプ
リズム5で色分解した後第2の光ファイバ6の光入射面
6aと第3の光ファイバ7の光入射面7aに入射する。
この構成では、第1の光ファイバ3の光出射面3bから
出射する光線は凸レンズで集光して第2の光ファイバ6
の光入射面6aと第3の光ファイバ7の光入射面7aに
入射するため、第1の光ファイバ3の光出射面3bから
出射した光線が直接第2の光ファイバ6の光入射面6a
に入射するようなことが無く、色スロストークを生じな
い。また散乱による光量の損失が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶プロジェクタや光
通信等で使用される、色スロストークの無い、光量の利
用率の良い光ファイバによる色分解装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の光ファイバによる色分解装
置の側面図である。図2に示すように光学系に光ファイ
バを用いた液晶プロジェクタ等で、ランプ等の光源から
の光線L21を第1の光ファイバ21でダイクロイック
プリズム22に導き、同ダイクロイックプリズム22で
2つの色光L23及びL24とし第2の光ファイバ23
と第3の光ファイバ24で受けて特定波長の色光に分解
した光線を得ることで、機構的に安定した色分解装置が
得られる。しかし、光ファイバの出射面から出る光は散
乱して出射されるため、例えば散乱光L22が色分解さ
れずに光ファイバ23に入射するため、色のクロストー
クが生ずる。又同様の散乱光により光ファイバ23、2
4に到達する光量が減少し、光量の利用率が低下する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、色クロストークが無く且つ光量
の利用率の高い色分解装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】光源からの光線を導く第
1の光ファイバと、同光ファイバから出射する光を集光
する凸レンズと、前記光線を2つの色光に分解するダイ
クロイックプリズムと、その色分解された各光線を導く
第2及び第3の光ファイバで色分解装置を構成する。
【0005】第2及び第3の光ファイバの光入射面は、
略第1の光ファイバの光出射面の像面とする。
【0006】凸レンズは中心軸から外周に向けて屈折率
が次第に低下するロッドレンズとする。
【0007】第1の光ファイバの光入射面は、第1の焦
点付近にランプが置かれた回転楕円面鏡の、第2の焦点
付近に置く。
【0008】
【作用】光源からの光線を導く第1の光ファイバと、同
光ファイバから出射する光を集光する凸レンズと、前記
光線を2つの色光に分解するダイクロイックプリズム
と、その色分解された各光線を導く第2及び第3の光フ
ァイバで色分解装置を構成することで、第1の光ファイ
バから出射する光線を色分解した後、第2及び第3の光
ファイバの光入射面に集光することができる。
【0009】第2及び第3の光ファイバの光入射面は、
略第1の光ファイバの光出射面の像面とすることで、第
1の光ファイバから出射する光線を能率良く第2又は第
3の光ファイバの光入射面に集光することができる。
【0010】凸レンズは中心軸から外周に向けて屈折率
が次第に低下するロッドレンズとすることで、光ファイ
バと機構的に整合がとれた光学系となり、保持機構が簡
単で、塵の侵入等が防げる。
【0011】第1の光ファイバの光入射面は、第1の焦
点付近にランプが置かれた回転楕円面鏡の、第2の焦点
付近に置くことで、当該光ファイバによる色分解装置に
効率良く光線を導入できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明による光ファイバによる色分解
装置について、図を用いて詳細に説明する。図1は、本
発明による光ファイバによる色分解装置の1実施例の側
面図である。光源からの光線L1が第1の光ファイバ3
の光入射面3aに入射すると、同光ファイバ3で導かれ
た光線は光出射面3bから出射する。同出射面3bから
出射する光線は凸レンズ4で集光して、ダイクロイック
プリズム5で色分解した後第2の光ファイバ6の光入射
面6aと第3の光ファイバ7の光入射面7aに入射す
る。この構成では、第1の光ファイバ3の光出射面3b
から出射する光線は凸レンズで集光して第2の光ファイ
バ6の光入射面6aと第3の光ファイバ7の光入射面7
aに入射するため、第1の光ファイバ3の光出射面3b
から出射した光線が直接第2の光ファイバ6の光入射面
6aに入射するようなことが無く、色スロストークを生
じない。また散乱による光量の損失が減少し、光量の有
効利用が可能となる。
【0013】本発明による光ファイバによる色分解装置
の別の実施例としては、図1において、凸レンズ4の焦
点距離及び配置位置を調整して、第1の光ファイバ3の
光出射面3bの像が、第2の光ファイバ6の光入射面6
a及び第3の光ファイバ7の光入射面7a上にできるよ
うに配置する。この場合第1の光ファイバ3の光出射面
3b上の一点からでた光線は第3の光ファイバ6の光入
射面6a上の一点及び第3の光ファイバ7の光入射面7
a上の一点に集光する。
【0014】本発明による光ファイバによる色分解装置
の更に別の実施例としては、図1において、凸レンズ4
を光軸となる中心軸を中心として外周に向けて次第に光
屈折率が減少するロッドレンズとする。ロッドレンズの
外形は光ファイバと同様の円筒形となるため、機構上光
ファイバと同様に保持できる。また端面が平面であるの
で、光ファイバの端面及びダイクロイックプリズムと隙
間無く配置できる。
【0015】本発明による光ファイバによる色分解装置
の他の実施例としては、図1において、第1の光ファイ
バ3の光入射面3aを、略点光源となるランプ2が第1
の焦点付近に置かれた回転楕円面鏡1の第2の焦点付近
に配置する。この構成では、ランプから出る光の大部分
をこの第2の焦点付近に集光できるので、ランプから出
る光を有効に光ファイバに導入することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、光線を導入する光
ファイバとダイクロイックプリズムとの間に凸レンズを
配置することで、色クロストークが無く又光量の利用率
の良い光ファイバによる色分解装置を構成することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバによる色分解装置の1
実施例の側面図である。
【図2】従来の光ファイバによる色分解装置の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 回転楕円面鏡 2 ランプ 3 第1の光ファイバ 4 凸レンズ又はロッドレンズ 5 ダイクロイックプリズム 6 第2の光ファイバ 7 第3の光ファイバ L1 光源からの光線 21 第1の光ファイバ 22 ダイクロイックプリズム 23 第2の光ファイバ 24 第3の光ファイバ L21 光源からの光線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光線を導く第1の光ファイバ
    と、同光ファイバから出射する光を集光する凸レンズ
    と、前記光線を2つの色光に分解するダイクロイックプ
    リズムと、当該色分解された各光線を導く第2及び第3
    の光ファイバからなる光ファイバによる色分解装置。
  2. 【請求項2】 第2及び第3の光ファイバの光入射面
    は、略第1の光ファイバの光出射面の像面とすることを
    特徴とした請求項1記載の光ファイバによる色分解装
    置。
  3. 【請求項3】 凸レンズは中心軸から外周に向けて屈折
    率が次第に低下するロッドレンズからなることを特徴と
    した請求項1又は請求項2記載の光ファイバによる色分
    解装置。
  4. 【請求項4】 第1の光ファイバの光入射面は、第1の
    焦点付近にランプが置かれた回転楕円面鏡の、第2の焦
    点付近に置くことを特徴とした請求項1、請求項2又は
    請求項3記載の光ファイバによる色分解装置。
JP7121611A 1995-05-19 1995-05-19 光ファイバによる色分解装置 Pending JPH08314033A (ja)

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JP7121611A JPH08314033A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 光ファイバによる色分解装置

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JPH08314033A true JPH08314033A (ja) 1996-11-29

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ID=14815546

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JP7121611A Pending JPH08314033A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 光ファイバによる色分解装置

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JP (1) JPH08314033A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7006735B2 (en) * 2002-06-04 2006-02-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Loss-less etendue-preserving light guides
WO2014030206A1 (ja) * 2012-08-21 2014-02-27 Necディスプレイソリューションズ株式会社 照明光学系、プロジェクターおよびプロジェクターシステム

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CN104583864A (zh) * 2012-08-21 2015-04-29 Nec显示器解决方案株式会社 照明光学系统、投影仪和投影仪系统
CN104583864B (zh) * 2012-08-21 2016-05-18 Nec显示器解决方案株式会社 照明光学系统、投影仪和投影仪系统
JPWO2014030206A1 (ja) * 2012-08-21 2016-07-28 Necディスプレイソリューションズ株式会社 照明光学系、照明光学系の色むら改善方法、プロジェクターおよびプロジェクターシステム
US9575403B2 (en) 2012-08-21 2017-02-21 Nec Display Solutions, Ltd. Illumination optical system, projector, and projector system

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