JPH08313354A - 偏光依存性損失測定装置 - Google Patents

偏光依存性損失測定装置

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JPH08313354A
JPH08313354A JP14833095A JP14833095A JPH08313354A JP H08313354 A JPH08313354 A JP H08313354A JP 14833095 A JP14833095 A JP 14833095A JP 14833095 A JP14833095 A JP 14833095A JP H08313354 A JPH08313354 A JP H08313354A
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light beam
polarization
light
optical frequency
frequency shifter
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Haruo Yoshida
春雄 吉田
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M11/00Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
    • G01M11/30Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides
    • G01M11/33Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides with a light emitter being disposed at one fibre or waveguide end-face, and a light receiver at the other end-face
    • G01M11/337Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides with a light emitter being disposed at one fibre or waveguide end-face, and a light receiver at the other end-face by measuring polarization dependent loss [PDL]

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速に高精度に偏光依存性の損失を測定する
装置を提供する。 【構成】 光源11から射出されるコヒーレント光ビー
ム5をビームスプリッタ31で2分岐し、一の光ビーム
を更に偏波ビームスプリッタ29で直交する偏波面成分
に分割してそれぞれの光ビームを参照光ビーム6の位相
及び振幅を制御可能な光周波数シフタ301 及び302
で光周波数を△F1 と△F2 シフトしてそれぞれ光反射
板321 と322 で全反射させて合成し参照光ビーム6
とする。他の光ビームは円偏光変換器12で円偏光ビー
ム8としてDUT4に照射し、その透過光ビーム9と参
照光ビーム6とをビームスプリッタ311 で重ね合わ
せ、この合成光ビーム10を光検出器23で電気信号に
変換し、バンドパスフィルタで分離し、処理する偏光依
存性損失を測定する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複屈折を生じる物質、
例えば光通信に使用する光学部品や素材、光相転移を利
用した磁気記憶器等の透過光ビームや反射光ビームの楕
円偏光ビームを解析し、偏光依存性の損失を測定する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】物質、例えば光ファイバや光学部品は光
路が光学軸からずれていると僅かとはいえ殆どの物質が
複屈折を生じる。光ビームが複屈折を生じる物質を透過
あるいは反射すると光ビームは偏光する。つまり円偏光
の光ビームを複屈折を生じる物質に照射すると楕円偏光
か直線偏光となって透過あるいは反射するために損失を
生じる。この楕円偏光の方位角や楕円率を測定して偏光
依存性の損失の測定するためには、従来は図3の構成と
した測定が主流であった。
【0003】図3(A)にバビネ・ソレイユ補償子を用
いた構成図を、(B)に回転検光子を用いた構成図を、
(C)に振幅分割法による光学系の構成図を示す。先ず
図3(A)について説明する。例えば、He−Ne(ヘ
リウムーネオン)レーザ等の光源11から出射したコヒ
ーレント光ビーム5は偏光子13、バビネ・ソレイユ補
償子14、DUT(透過型被解析対象物)4及び検光子
16を透過して光検出器18に到達して観察されたり、
あるいは電流に変換されて測定されたりする。
【0004】例えば、初めにバビネ・ソレイユ補償子1
4とDUT4を除き、偏光子13と検光子16との光学
軸を直交させるように配置してコヒーレント光ビーム5
を照射すると、光源11からの光ビームは遮断され、光
検出器18では消光もしくは出力電流が最小になる。こ
の状態でDUT4を挿入すると、光ビームは楕円偏光と
なるために若干の光ビームが検光子16を通過して光検
出器18に到達する。
【0005】次にバビネ・ソレイユ補償子14を挿入し
て、バビネ・ソレイユ補償子14のくさびをマイクロメ
ータヘッドで可変すると、再び光ビームを遮断すること
ができる。このときのバビネ・ソレイユ補償子14のマ
イクロメータの値を読むことによって、DUT4で生じ
た偏波の方位角と楕円率を求めることができ、更に偏光
依存性損失を求めることが出来る。この例では、光検出
器18での検出値が最小になる条件、つまり消光法で測
定したが、勿論最大になる条件で測定してもよい。
【0006】次に図3(B)について説明する。図中1
2は偏光子13と1/4波長板15により構成した円偏
光変換器12である。光源11から射出されたコヒーレ
ント光ビーム5は円偏光変換器12で円偏光ビーム8と
なる。この円偏光ビーム8をDUT4に照射し、その透
過光ビーム9が楕円偏光ビームに偏波されたとする。こ
の透過光ビーム9が回転検光子17を通して光検出器1
8に到達する。
【0007】回転検光子17を連続的に回転させておく
と、光検出器18で検出する光ビームは強い光ビームと
なったり、弱い光ビームとなったり交互に変換される。
つまりDUT4と回転検光子17の光学軸が揃うと強い
光ビームが観測され、光学軸が90度の角度で直交する
と弱い光ビームとなる。従って、回転検光子17の回転
角で楕円偏光ビームの方位角と楕円率とを求めることが
でき、更に偏光依存性損失を求めることができる。
【0008】図3(C)について説明する。光源11か
ら射出されたコヒーレント光ビーム5は円偏光変換器1
2で円偏光ビーム8となる。この円偏光ビーム8をDU
T4に照射して楕円偏光ビームに偏光されたとする。D
UT4を通過した透過光ビーム9は、ビームスプリッタ
19で2分割される。2分割された光ビームはそれぞれ
のウォラストンプリズム201 及び202 に照射されて
それぞれで直交する偏波面成分に分離される。
【0009】ウォラストンプリズム20とは、複屈折型
の偏光プリズムの一つであって、直交する常光線と異常
光線が分離されて透過するものである。従って2つのウ
ォラストンプリズム201 及び202 の光学軸を適当に
配置することにより、あるいは分離された光ビームを更
に1/4波長板15や偏光板221 、222 や223
配置して4方向の偏波面成分を光検出器231 、2
2 、233 及び234 で検出し、それぞれの偏波面成
分の強度比からDUT4の偏波状態を求め、方位角と大
きさを計算して求めて、更に偏光依存性損失を求めるこ
とができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の偏光解
析法、図3(A)のバビネ・ソレイユ補償子14を持つ
場合や図3(B)の回転検光子17を持つ場合では、機
械的可動部を有しているので応答速度が遅いという欠点
があった。また、図3(C)の光ビーム4分割法では光
パワーを分割した分だけ検出感度が低下するという欠点
があった。
【0011】この発明は上記欠点を除き、つまり機械的
可動部を持たず、検出感度を高めた偏光解析装置による
偏光依存性損失装置を提供せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明はコヒーレント光ビームの直交する偏波面
成分ExとEyを分離してその光周波数をそれぞれ△F
1 及び△F2 シフトし、この2波の光ビームを再び合成
した参照光ビームとDUTを通過し楕円偏光されたプロ
ービング光ビームとを重ね合わせて光電変換するヘテロ
ダイン方式とし、バンドパスフィルタを通して直交する
偏波面成分ExとEyを取り出す。ここで、光周波数シ
フタを制御して参照光ビームの位相と振幅を制御して偏
波面を任意に制御できるようにした。直交する偏波面成
分のそれぞれの信号は、ビートダウンされた数MHzか
ら100MHz前後の電気信号であるので、この電気信
号を必要に応じて増幅したり、更にビートダウンしたり
して検出し、測定感度を向上させた。そして検出された
偏波面成分ExとEyの振幅情報及び位相情報から偏光
解析に必要な情報を求めるようにした。以下詳細に説明
する。
【0013】位相の揃ったコヒーレントな光ビーム、例
えばHe−Neレーザ光ビームをビームスプリッタで2
波に分岐する。一方のコヒーレント光ビームは更に偏波
ビームスプリッタで直交する2つの偏波面成分ExとE
yに分割する。分割された2つの偏波面成分を光周波数
シフタで、例えばEx成分は△F1 の周波数で、Ey成
分は△F2 の周波数でそれぞれの光周波数を偏移させ
る。
【0014】変移された光ビームをそれぞれ光反射板で
全反射させて、再び上記の偏波ビームスプリッタで合成
し、ヘテロダインするための参照光とする。光ビームの
偏移量は数MHzから100MHz前後が適当である。
そして、Ex成分の△F1 とEy成分の△F2 の差周波
数は数MHzから数10MHzとし、位相と振幅とをそ
れぞれ若干量可変できる光周波数シフタを用いる。その
ために光周波数シフタには、音響光学効果素子を用い、
超音波弾性振動による光周波数シフト効果でシフトする
と共に、超音波の周波数をわずかに可変して位相を制御
し、超音波の強度を可変して振幅を制御するようにす
る。
【0015】他方のコヒーレント光ビームはプロービン
グ光として用い、例えば偏光子と1/4波長板から成る
円偏光変換器を通して円偏光ビームとしDUTに照射す
る。DUTを透過した透過光ビームが楕円偏光ビームに
偏光されたとする。この楕円偏光ビームと先の光周波数
シフトされた参照光とをビームスプリッタで重ね合わせ
る。この重ね合わされた合成光ビームは、DUTを通過
したプロービング光ビームとは異なる2つの周波数を持
つ参照光ビーム、つまり△F1 シフトしたEx偏波面光
ビームと△F2 シフトしたEy偏波面光ビームとがそれ
ぞれプロービング光と干渉しているために2組のビート
波を生じている。
【0016】この合成光ビームを光検出器で、例えばフ
ォトダイオードで電流に変換し電圧信号を取り出す。変
換された電圧信号は、それぞれ数MHzから100MH
z前後の2組のビート周波数を有する電気信号である。
しかも一のビート周波数信号にはDUTを透過した楕円
偏光ビームのEx偏波面成分の情報を有し、他のビート
周波数信号にはEy偏波面成分の情報を有している。
【0017】この電気信号をバンドパスフィルタを通し
て、それぞれのビート周波数を取り出す。そしてそれぞ
れのビート周波数を、必要に応じて増幅し、更にビート
ダウンしたりする。その後にA/D変換して偏波面成分
ExとEyとのデジタルデータを求める。デジタルデー
タは一時メモリしておく。取り出された直交する偏波面
成分ExとEyとのデータを用いて楕円偏光の方位角と
楕円率を演算部で求め、更に偏波依存性損失を求める。
演算は従来の計算式に基づいて行うとよい。また、偏光
依存性損失値は、DUTの測定値と予め測定していた標
準品の測定値との差データから求めてもよい。以下、実
施例について説明する。
【0018】
【実施例】図1に本発明の一実施例の構成図を示す。図
3と対応する部分には同一符号を付す。光源11は従来
と同様のコヒーレント光ビーム5を射出する光源11で
ある。光源11からのコヒーレント光ビーム5は、コリ
メータレンズ251 を通して、ビームスプリッタ31で
2分岐される。
【0019】2分岐された一方のコヒーレント光ビーム
5は直進し、偏光ビームスプリッタ29で直交する2つ
の偏波面、つまりEx偏波面成分とEy偏波面成分とに
2分割される。この2分割された直交する偏波面成分の
内、例えばEx偏波面成分の光周波数を光周波数シフタ
301 で△F1 シフトさせる。このシフトして進行する
光ビームを光反射板321 で全反射させると、同じ光路
を逆方向に進み再び偏波ビームスプリッタ29に達す
る。Ey偏波面成分の光周波数も同様に光周波数シフタ
302 で△F2 シフトさせ、光反射板322 で全反射さ
せると同じ光路を逆に進み再び偏波ビームスプリッタ2
9に達する。この両波を偏波ビームスプリッタ29で合
成して参考光ビーム6を生成する。この参考光ビーム6
はビームスプリッタ31、光反射板323 と324 を経
て、ビームスプリッタ311 に達する。
【0020】周波数シフタは、音響光学効果素子の光周
波数シフタで良い。双方の周波数差は数MHzから10
0MHz前後までの周波数差で、後の信号処理の方式に
よって定めるとよい。図2に音響光学効果素子を用いた
光周波数シフタ30を示す。例えばTeO2 の材質から
成る媒質の一端に圧電振動子42を取り付けて、この圧
電振動子42をRFドライバである信号源41で駆動し
超音波44を発生させる。その超音波44は媒質内を進
行し、材質の他端に取り付けられた吸収体43で吸収さ
れる。超音波44が進行する媒質は、光弾性効果により
屈折率の粗密波を生じる。この粗密波を回折格子として
用いる。
【0021】この超音波44が進行している媒質に、進
行方向の斜め前方から光を照射すると、その入射光45
は回折されて回折光46が生じる。このとき、入射光4
5の光周波数foは、ドプラシフトによりfo+fsに
アップシフトされる。この回折光46を全反射させる
と、光は入射経路と逆方向に進行し、再びアップシフト
されて光周波数がfo+2fsとされて戻される。前述
の△F1 は、この2fsを意味する。
【0022】入射光45の入射方向が、超音波44の進
行方向の斜め後方から入射されると、その回折光46は
ダウンシフトされて、光周波数はf0−fsとなる。こ
のシフト周波数fsは、超音波44の周波数と光の入射
角度により決まる。従って、信号源41のRF周波数を
可変し、超音波44の周波数を変えることにより、回折
光46の光周波数を変えることができる。つまり、超音
波44の周波数をわずか変えることにより参照光ビーム
6の位相を制御することができる。また、回折光46の
強度は超音波44の強度に依存するので、信号源41の
RF振幅を可変して回折光46の強度を制御することも
できる。
【0023】2分岐された他方のコヒーレント光ビーム
5は、プロービング光ビーム7として、円偏光変換器1
2で円偏光ビーム8に変換される。DUTに照射するプ
ロービング光ビーム7は、円偏光ビーム8がよいからで
ある。この円偏光変換器12は、例えば偏光子13と1
/4波長板15で構成できるが、他の構成でもよい。
【0024】DUT4は、例えば光ファイバや各種光学
部品や光増幅器などであり、多くの光部品はコネクタ2
8を有する光ファイバに接続されている。そこで円偏光
ビーム8をレンズ261 を介してコネクタ27に導く。
コネクタ271 と281 及び272 と282 とを接続し
て光結合を行ない、円偏光ビーム8を標準部品3あるい
はDUT4に照射する。標準部品3あるいはDUT4を
透過した透過光ビーム9は、ビームスプリッタ311
参照光ビーム6と重ね合わされる。参照光ビーム6は直
交する偏波面成分Ex及びEyとがそれぞれ△F1 及び
△F2 で光周波数シフトされている。
【0025】従って、参照光ビーム6と透過光ビーム9
の楕円偏光ビームとが丁度重ね合わされると、その合成
光ビーム10の直交する偏波面成分Ex及びEyの強度
が楕円偏光ビーム9の方位角と楕円率に応じて異なって
いる。つまり合成光ビーム10の偏波面成分Ex及びE
yの強度は重ねあった楕円偏光ビーム9の偏波面成分E
x及びEyの振幅情報及び位相情報をそれぞれ有してい
る。しかも参照光ビーム6の直交する偏波面を光周波数
シフタ301 及び302 で位相を制御することで変える
こともできる。また強度も変えることができる。
【0026】ビームスプリッタ311 から射出する合成
光ビーム10はある面積を有している。そこでレンズ2
2 を用いて1点に絞り込み、光検出器23を照射す
る。光検出器23は、例えば使用する光周波数に適応す
るフォトダイオードと電流電圧変換器でよい。光検出器
23で光電変換された電圧信号は数MHz以上の電気信
号が2波混在したビート信号である。
【0027】次に信号処理について説明する。光検出器
23で得れれた直交する偏波面成分のEx及びEyの混
在するビート信号は数MHzから100MHz前後の周
波数を2波有する電気信号で、いずれかがx軸方向かy
軸方向の振幅情報と位相情報を有している。そこで、必
要に応じて増幅したり、更にビートダウンしたりしてよ
り適切な信号に変換し、それぞれのバンドパスフィルタ
351 及び352 で2波に分離する。分離されたx軸方
向とy軸方向のそれぞれの振幅情報と位相情報をA/D
変換器361 及び362 でデジタルデータに変換する。
得られたデジタルデータは一時記憶される。
【0028】演算部37ではこのデジタルデータとして
記憶されたEx、Eyの振幅Ax、Ay及び相対位相差
δを用いてDUT4の透過光ビーム9の楕円偏光ビーム
の方位角及び楕円率を求める。演算方法は、ここでは省
略するが、従来の一般的方法でよい。求められた演算結
果は、例えば表示器38で表示されたり、記憶された
り、伝送されたりして利用する。必ずしも表示器38で
表示するとは限らない。あるいは標準部品3のデータ値
とDUT4のデータ値の差を求めて、偏光依存性損失を
求めてもよい。
【0029】図1において光反射板は321 と322
を用いて参照光ビーム6を生成し、光反射板は323
324 とを用いて参照光ビーム6とプロービング光ビー
ム9とを重ね合わせるようにした。プロービング光はコ
ネクタ27及び28を用いて標準部品3あるいはDUT
4に結合した。この構成は一例であり、更に光反射板を
用いて精密に重ね合わせるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明は
次のような効果を生じる。 従来のようなバビネ・ソレイユ補償子14や回転検光
子17のような機械的な駆動部分が無いので、測定が高
速にできる。 従来のようにDUT4の透過光ビーム9を4分割する
方式でないので、検出感度がよい。 しかもヘテロダイン検出としたので、光検出器23で
得られる測定信号は数MHzから100MHz前後の電
気信号に変換されている。従ってその後の信号処理にお
いて、正確に増幅やビートダウンが可能であり、しかも
直交する偏波面を可変制御することができ、そのEx偏
波面成分とEy偏波面成分とをバンドパスフィルタで取
り出すので高精度に偏波依存性損失の測定ができる。 よってこの発明の技術的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】音響光学効果素子を用いた光周波数シフタの構
成図である。
【図3】従来例の構成図である。(A)はバビネ・ソレ
イユ補償子を用いた構成図、(B)は回転検光子を用い
た構成図、(C)は振幅分割法による光学系の構成図で
ある。
【符号の説明】
3 標準部品 4 DUT(透過型被解析対象物) 5 コヒーレント光ビーム 6 参照光ビーム 7 プロービング光 8 円偏光ビーム 9 透過光ビーム 10 合成光ビーム 11 光源 12 円偏光変換器 13 偏光子 14 バビネ・ソレイユ補償子 15 1/4波長板 16 検光子 17 回転検光子 18 光検出器 19 ビームスプリッタ 201 、202 複屈折型偏光プリズム 21 レンズ 221 、222 、223 偏光板 23、 231 、232 、233 、234 光検出器 251 、252 コリメータレンズ 261 、262 レンズ 27、271 、272 コネクタ 28、281 、282 コネクタ 29 偏波ビームスプリッタ 30、301 、302 光周波数シフタ 31、 311 ビームスプリッタ 321 、322 、323 、324 、325 光反射板 331 、332 光反射板 34 電流電圧変換器 351 、352 バンドパスフィルタ 361 、362 A/D変換器 37 演算部 38 表示器 41 信号源 42 圧電振動子 43 吸収体 44 超音波 45 入射光(fo) 46 回折光(fo+fs)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源(11)からのコヒーレント光ビー
    ム(5)をビームスプリッタ(31)で2分岐し、一方
    のコヒーレント光ビーム(5)を偏波ビームスプリッタ
    (29)で直交する偏波面成分(Ex、Ey)に更に2
    分割し、一の偏波面成分Exの光周波数を光周波数シフ
    タ(301 )で△F1 シフトし、他の偏波面成分Eyの
    光周波数を光周波数シフタ(302 )で△F2 シフト
    し、それぞれの周波数シフトされた光ビームを全反射さ
    せて上記偏波ビームスプリッタ(29)で合成して測定
    系の参照光ビーム(6)を生成し、 上記2分岐された他方のコヒーレント光ビーム(5)を
    円偏光ビーム(8)に変換してDUTに照射し、上記D
    UT(4)の透過光ビーム(9)を得、 ビームスプリッタ(311 )で上記参照光ビーム(6)
    と上記DUT(4)の透過光ビーム(9)とを重ね合わ
    せて合成光ビーム(10)を生成して光電変換し、2つ
    の偏波面成分(Ex、Ey)の出力信号をバンドパスフ
    ィルタ(351、352 )でそれぞれ取り出し、その出
    力電圧をそれぞれアナログ/デジタル変換し、その出力
    データを用いてDUT(4)を透過した透過光ビーム
    (9)の楕円偏光ビームの方位角と楕円率を求める演算
    部(37)を具備する偏光解析装置において、 上記光周波数シフタ(301 )及び光周波数シフタ(3
    2 )は参照光ビーム(6)の位相及び振幅を制御可能
    な光周波数シフタ(301 )及び光周波数シフタ(30
    2 )であることを特徴とする偏光依存性損失測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光周波数シフタ(3
    1 )及び光周波数シフタ(302 )は、それぞれ音響
    光学効果素子である偏光依存性損失測定装置。
JP14833095A 1995-04-04 1995-05-23 偏光依存性損失測定装置 Withdrawn JPH08313354A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100380255B1 (ko) * 2001-03-16 2003-04-18 도남시스템주식회사 반복적인 고속 편광 스크램블링을 이용한 편광의존성 손실측정장치 및 방법
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