JPH08312989A - セパレートタイプ空気調和機の室内ユニット - Google Patents

セパレートタイプ空気調和機の室内ユニット

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JPH08312989A
JPH08312989A JP7123636A JP12363695A JPH08312989A JP H08312989 A JPH08312989 A JP H08312989A JP 7123636 A JP7123636 A JP 7123636A JP 12363695 A JP12363695 A JP 12363695A JP H08312989 A JPH08312989 A JP H08312989A
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JP
Japan
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terminal
power
air conditioner
terminal block
line
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JP7123636A
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English (en)
Inventor
Masahiko Sasaki
雅彦 佐々木
Naohito Sato
尚人 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内ユニットと室外ユニットを接続する内外
接続線の端部加工作業が容易で、サービスやメンテナン
ス作業の作業性が良好なセパレートタイプ空気調和機の
室内ユニットを提供する。 【構成】 パワー端子26aとコモン端子26bを有す
る電源端子台26が内外接続端子台27の信号用端子2
7cに導通する信号用端子26cを有しているので、シ
ングルエアコンでの使用の際に内外接続端子台27に接
続されていた内外接続線を、マルチエアコンでの使用の
際には電源端子台26のみに接続するだけで良くなり、
内外接続線の端部加工も同じ長さに切り揃えて行うこと
ができて加工作業が容易なものとなり、またサービスや
メンテナンス作業で内外接続線を取り外す場合でも簡単
に取り外しが行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シングルエアコン及び
マルチエアコンの室内ユニットとして使用可能なセパレ
ートタイプ空気調和機の室内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、セパレートタイプ空気調和
機には、1台の室外ユニットに対し1台の室内ユニット
を接続して運転するよう構成したシングルエアコンと、
1台の室外ユニットに対し複数台の室内ユニットを接続
して運転することが可能なように構成したマルチエアコ
ンとがある。一方、室内ユニットはその端子台への電源
線及び室内ユニットと室外ユニット間の内外接続線の接
続の仕方によって、シングルエアコンの室内ユニットと
して、あるいはマルチエアコンの室内ユニットとして用
いることが可能となるよう構成されている。そしてシン
グルエアコンの場合には、配電線路からの電力供給を室
内ユニットに電源線を設けて行い、マルチエアコンの場
合には、配電線路からの電力供給を室外ユニットに電源
線を設けて行うようにしている。
【0003】こうしたシングルエアコン及びマルチエア
コンの室内ユニットとして使用することができる従来の
室内ユニットについて、図4及び図5を参照して説明す
る。図4はシングルエアコンとして使用した場合の概略
の接続図であり、図5はマルチエアコンとして使用した
場合の概略の接続図である。
【0004】先ずシングルエアコンとして使用する場合
について図4により説明する。図4において、1はセパ
レートタイプ空気調和機の室内ユニットであり、2は室
内制御基板であり、3はパワーリレーである。4は室内
ユニット1の本体に設けられた2端子のSLコネクタ
(Screw Lessコネクタ)でなる電源端子台で
あり、5は同じく室内ユニット1の本体に電源端子台4
に隣接して設けられた3端子のSLコネクタでなる内外
接続端子台である。なお、SLコネクタでの電線の着脱
については、接続する電線の端を端子孔に押し込むこと
で端子台内部の導電部に保持されて接続が確実に行え、
また開放ボタンBを押しながら電線を端子孔から引き抜
くことで容易に取り外すことができる。
【0005】6は室内制御基板2の電源端子と内外接続
端子台5とを、両者の間にパワーリレー3を挿入して接
続する電源配線であり、電源配線6のパワーライン6a
とコモンライン6bは、それぞれ内外接続端子台5の対
応するパワー端子5aとコモン端子5bに固定されてい
る。さらに電源配線6のパワーライン6aとコモンライ
ン6bは、パワーリレー3の室内制御基板2側で対応す
る電源端子台4のパワー端子4aとコモン端子4bに固
定されている。7は室内制御基板2の信号端子と内外接
続端子台5の信号用端子5cとに端部が固定されること
により両方の端子を接続する運転制御信号等を伝達する
信号配線である。
【0006】また、8はシングルエアコンの室外ユニッ
トであり、9は室外ユニット8の本体に設けられた3端
子のSLコネクタでなる内外接続端子台である。内外接
続端子台9のパワー端子9aとコモン端子9b及び信号
用端子9cには、室外ユニット8側の図示しない電源配
線及び信号配線が固定されている。
【0007】さらに、10は片端が図示しない接続部材
で配電線路に接続された電源線であり、電源線10の他
端は電源端子台4のパワー端子4aとコモン端子4bに
着脱可能に接続されている。また11は室内ユニット1
と室外ユニット8を接続するFケーブル(Flatケー
ブル)でなる内外接続線で、この内外接続線11のパワ
ーライン11a、コモンライン11b、信号ライン11
cによって室内ユニット1の内外接続端子台5のパワー
端子5aとコモン端子5b及び信号用端子5cと、室外
ユニット8の内外接続端子台9のパワー端子9aとコモ
ン端子9b及び信号用端子9cとがそれぞれ対応して着
脱可能に接続されている。
【0008】このように接続して構成されたシングルエ
アコンでは、電源線10のプラグを屋内のコンセント等
に接続することによって電源端子台4から電源配線6を
介して電力が供給され、室内ユニット1が運転可能な状
態になる。そして室外ユニット8には、パワーリレー3
から電源配線6、内外接続端子台5、内外接続線11、
内外接続端子台9を介して電力供給が可能な状態とな
る。一方、信号配線7が内外接続端子台5、内外接続線
11、内外接続端子台9を介し室外ユニット8の信号配
線と接続されることにより、室内ユニット1からの運転
制御信号等が室外ユニット8に伝達され、所定の運転制
御が行われる。
【0009】また、マルチエアコンとして使用する場合
について図5により説明する。図4と同一部位には同符
号を付して示す図5において、12はマルチエアコンの
室外ユニットであり、13,13′は室外ユニット12
の本体に設けられた3端子のSLコネクタでなる内外接
続端子台である。内外接続端子台13,13′の3つの
パワー端子13aとコモン端子13b及び信号用端子1
3cには、室外ユニット12側の図示しない電源配線及
び信号配線が固定されている。なお、屋内配線路等に接
続して電力の供給を受ける図示しない電源線は室外ユニ
ット12側に設けられ、これに室外ユニット12の電源
配線が接続されている。
【0010】さらに、14,14′は室内ユニット1と
室外ユニット12を接続するFケーブルでなる内外接続
線で、この内外接続線14のパワーライン14a、コモ
ンライン14b、信号ライン14cによって室内ユニッ
ト1の電源端子台4のパワー端子4aとコモン端子4b
及び内外接続端子台5の信号用端子5cと、室外ユニッ
ト12の内外接続端子台13のパワー端子13aとコモ
ン端子13b及び信号用端子13cとがそれぞれ対応し
て着脱可能に接続されている。
【0011】このように接続して構成されたマルチエア
コンでは、室外ユニット12に設けられた電源線を屋内
配線に接続することによって内外接続端子台13のパワ
ー端子13aとコモン端子13bから内外接続線14の
パワーライン14a及びコモンライン14bを介して電
源端子台4に電力が供給される。これにより室内ユニッ
ト1が運転可能な状態になって室内制御基板2の制御動
作が行えるようになる。
【0012】そして室内制御基板2からの制御信号は、
信号配線7から内外接続端子台5、内外接続線14の信
号ライン14c、内外接続端子台13を経由して室外ユ
ニット12の信号配線へと伝達され、室外ユニット12
の所定の運転が行われる。
【0013】このような従来技術においては、室内ユニ
ット1をシングルエアコンの室外ユニット8に接続して
使用する場合、1つの内外接続端子台5の各端子5a,
5b,5cに接続することになるので内外接続線11の
端部の長さは各ライン11a,11b,11cで略等し
く、端部の切断や絶縁被覆を剥がす等の端部加工は同時
に行うことができる。
【0014】しかしながら、室内ユニット1をマルチエ
アコンの室外ユニット12に接続して使用する場合、内
外接続線14はパワーライン14aとコモンライン14
bを室内ユニット1の電源端子台4のパワー端子4aと
コモン端子4bに接続し、これに対し信号ライン14c
については空間的に離れた内外接続端子台5の信号用端
子5cに接続することになり、内外接続線14の端部の
長さはパワーライン14aとコモンライン14bは略等
しくなるが信号ライン14cだけ異なった長さにしなけ
ればならない。このため、端部の切断や絶縁被覆を剥が
す等の端部加工は同時に行うことができず手間が掛かる
ものであった。
【0015】また、マルチエアコンとして使用している
場合のサービスやメンテナンス作業で内外接続線14を
取り外す際、電源端子台4と内外接続端子台5からの取
り外しが必要で、電源端子台4の開放ボタンBを押しな
がらパワーライン14aとコモンライン14bを引き抜
くと共に内外接続端子台5の開放ボタンBを押しながら
信号ライン14cを引き抜かなければならず不便なもの
であった。
【0016】さらに、シングルエアコンの内外接続線1
1は信号ライン11cの長さが短いことからマルチエア
コンには使用することができず、マルチエアコンの内外
接続線14は逆にシングルエアコンに使用できるものの
信号ライン14cが長く、内外接続端子台5への着脱が
若干やり難いものであった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにシングル
エアコンとして使用する場合とマルチエアコンとして使
用する場合とで内外接続線の素線端部の加工寸法が異な
ったものとなっており、シングルエアコン用の内外接続
線はマルチエアコンには使用できず、マルチエアコン用
の内外接続線はシングルエアコンに使用できるものの着
脱の作業性が悪い。またマルチエアコンの場合には内外
接続線を電源端子台と内外接続端子台に接続するために
サービスやメンテナンス作業での作業性が悪いものとな
っていた。このような状況に鑑みて本発明はなされたも
ので、その目的とするところはシングルエアコンとして
使用する場合とマルチエアコンとして使用する場合とで
内外接続線の素線端部の加工寸法が同じにでき、素線端
部の加工作業が容易なものとなると共にサービスやメン
テナンス作業の作業性が良好なものとなるセパレートタ
イプ空気調和機の室内ユニットを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のセパレートタイ
プ空気調和機の室内ユニットは、電源線を接続するため
のパワー端子とコモン端子を有する電源端子台と、室外
ユニットとの間の内外接続線を接続するためのパワー端
子とコモン端子及び信号用端子を有する内外接続端子台
とを備えたセパレートタイプ空気調和機の室内ユニット
において、電源端子台が、内外接続端子台の信号用端子
に導通する信号用端子を有していることを特徴とするも
のであり、さらに、電源端子台と内外接続端子台が、そ
れぞれ3端子のSLコネクタによってなることを特徴と
するものであり、さらに、電源端子台と内外接続端子台
におけるパワー端子、コモン端子、信号用端子の配列順
序が同一であることを特徴とするものである。
【0019】
【作用】上記のように構成されたセパレートタイプ空気
調和機の室内ユニットは、パワー端子とコモン端子を有
する電源端子台が内外接続端子台の信号用端子に導通す
る信号用端子を有しているので、シングルエアコンでの
使用の際に内外接続端子台に接続されていた内外接続線
を、マルチエアコンでの使用の際には電源端子台のみに
接続するだけで良くなり、内外接続線の端部加工も同じ
長さに切り揃えて行うことができて加工作業が容易なも
のとなり、またサービスやメンテナンス作業で内外接続
線を取り外す場合でも簡単に取り外しが行えるので作業
性が良好である。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3を参
照して説明する。図1は概略の接続図であり、図2はシ
ングルエアコンとして使用した場合の概略の接続図であ
り、図3はマルチエアコンとして使用した場合の概略の
接続図である。
【0021】図1乃至図3において、セパレートタイプ
空気調和機の室内ユニット21は、予め運転条件がプロ
グラムされたマイコン等を有する制御部が設けられた室
内制御基板22や制御部からの開閉信号で動作するパワ
ーリレー23を備え、さらに図示しない室内熱交換器や
室内送風機などを備えて構成される。そして室内制御基
板22に設けられた制御部には、トランス24によって
降圧され定電圧回路部25で整流され安定化された直流
定電圧が供給され、この直流定電圧で制御部は動作する
ようになっている。
【0022】また、室内ユニット21の本体には、3端
子のSLコネクタ(Screw Lessコネクタ)で
なる電源端子台26と、この電源端子台26に隣接して
同じく3端子のSLコネクタでなる内外接続端子台27
が設けられている。そして電源端子台26のパワー端子
26aとコモン端子26b、信号用端子26cは図1に
示すように順に配列されており、これに隣接して設けら
れた内外接続端子台27のパワー端子27aとコモン端
子27b、信号用端子27cも図1に示すように同一の
順序で配列されている。
【0023】またさらに、これらの電源端子台26及び
内外接続端子台27には、内部温度が所定温度以上にな
ると溶断する温度ヒューズ28,29が内装されてお
り、温度ヒューズ28,29は定電圧回路部25の制御
部への直流定電圧供給線路に直列に挿入されている。な
お、電源端子台26及び内外接続端子台27はSLコネ
クタでなるため、各端子台26,27の各端子26a,
26b,26c,27a,27b,27cへの電線の着
脱については、接続する電線の端を端子孔に押し込むこ
とで端子台内部の導電部に保持されて接続が確実に行
え、また開放ボタンB0 を押しながら電線を端子孔から
引き抜くことで容易に取り外すことができるようになっ
ている。
【0024】そして室内制御基板22の電源端子30に
は、トランス24の1次側が接続されていると共に電源
配線31のパワーライン31aとコモンライン31bの
片端が接続されており、また電源配線31はパワーリレ
ー23の室内制御基板22側の端子に固定され、且つ経
由するようにしてその他端が電源端子台26のパワー端
子26aとコモン端子26bに固定されている。さらに
パワーリレー23の他側の端子と内外接続端子台27の
パワー端子27aとコモン端子27bには、それぞれ電
源配線31の対応するパワーライン31aとコモンライ
ン31bが固定されている。
【0025】一方、室内制御基板22の信号端子32に
は運転制御信号等を伝達する信号配線33の片端が接続
されており、信号配線33の他端は内外接続端子台27
の信号用端子27cに固定されている。さらに信号配線
33は電源端子台26の信号用端子26cに固定されて
いる。
【0026】次に、上記のように構成された室内ユニッ
ト21をシングルエアコンに使用する場合について説明
する。34はシングルエアコンの室外ユニットであり、
室外ユニット34の本体には3端子のSLコネクタでな
る内外接続端子台35が設けられている。この内外接続
端子台35のパワー端子35aとコモン端子35b及び
信号用端子35cには、室外ユニット34側の図示しな
い電源配線及び信号配線の各端部が固定されている。
【0027】また、36はFケーブル(Flatケーブ
ル)でなる内外接続線で、これはパワーライン36a、
コモンライン36b、信号ライン36cの各素線により
構成されている。この内外接続線36のパワーライン3
6a、コモンライン36b、信号ライン36cの両端は
同時加工により同じ寸法に切り揃えられ、ケーブル外被
端からの各素線長さが等しく、また各素線端部の絶縁被
覆の引き剥がし寸法も等しくなるように加工されてい
る。37は片端が図示しない接続部材で配電線路に接続
された電源線であり、パワーライン37a、コモンライ
ン37bの各素線により構成されている。
【0028】そして室内ユニット21と室外ユニット3
4とを所定位置に設置した後、室内ユニット21の内外
接続端子台27と室外ユニット34の内外接続端子台3
5には、内外接続線36のパワーライン36a、コモン
ライン36b、信号ライン36cの両端が、それぞれ対
応するパワー端子27aとコモン端子27b及び信号用
端子27c、さらにパワー端子35aとコモン端子35
b及び信号用端子35cに着脱可能に接続される。また
電源端子台26のパワー端子26aとコモン端子26b
には、電源線37のパワーライン37a、コモンライン
37bの他端が着脱可能に接続される。
【0029】このように接続して構成されたシングルエ
アコンでは、電源線37を配電線路に接続することによ
って電源端子台26から電源配線31を介して電力が供
給され、室内ユニット21が運転可能な状態になる。そ
して室外ユニット34には、パワーリレー23が閉状態
となることにより電源配線31から内外接続端子台2
7、内外接続線36、内外接続端子台35を介して電力
供給が可能な状態となる。
【0030】一方、信号配線33が内外接続端子台2
7、内外接続線36、内外接続端子台35を介し室外ユ
ニット34の図示しない信号配線と導通し、これによっ
て室内ユニット21からの運転制御信号等が室外ユニッ
ト34に伝達される等して所定の運転制御が行われる。
【0031】続いて、上記のように構成された室内ユニ
ット21をマルチエアコンに使用する場合について説明
する。38はマルチエアコンの室外ユニットであり、室
外ユニット38の本体には3端子の内外接続端子台3
5,35′が設けられている。この内外接続端子台35
のパワー端子35aとコモン端子35b及び信号用端子
35cには、室外ユニット38側の図示しない電源配線
及び信号配線の各端部が固定されている。そして、室外
ユニット38の電源配線は図示しない接続部材によって
配電線路に接続されている。
【0032】そして室内ユニット21と室外ユニット3
8とを所定位置に設置した後、室内ユニット21の電源
端子台26と室外ユニット38の内外接続端子台35に
は、内外接続線36,36′のパワーライン36a、コ
モンライン36b、信号ライン36cの両端が、それぞ
れ対応するパワー端子26aとコモン端子26b及び信
号用端子26c、さらにパワー端子35aとコモン端子
35b及び信号用端子35cに着脱可能に接続される。
【0033】このように接続して構成されたマルチエア
コンでは、室外ユニット38の接続部材を配電線路に導
通するよう接続することによって、室外ユニット38及
び室内ユニット21に、室内ユニット21については内
外接続端子台35のパワー端子35aとコモン端子35
bから内外接続線36のパワーライン36aとコモンラ
イン36b、及び電源端子台26のパワー端子26aと
コモン端子26bを介して電力が供給され、運転可能な
状態になる。
【0034】一方、信号配線33が電源端子台26の信
号用端子35cから内外接続線36の信号ライン36
c、さらに内外接続端子台35の信号用端子35cを介
し室外ユニット38の図示しない信号配線と導通し、こ
れによって室内ユニット21からの運転制御信号等が室
外ユニット38に伝達される等して所定の運転制御が行
われる。
【0035】以上のように構成されているので、室内ユ
ニット21と室外ユニット34,38を接続するための
内外接続線36の端部加工、すなわち、パワーライン3
6a、コモンライン36b、信号ライン36cのケーブ
ル外被端からの延出長さが等しいために同時切断加工を
行うことができ、各端部の絶縁被覆の引き剥がし加工も
同時に行うことができる。
【0036】また、マルチエアコンに使用する場合には
内外接続線36のパワーライン36a、コモンライン3
6b、信号ライン36cを、電源端子台26の対応する
パワー端子26a、コモン端子26b、信号用端子26
cに接続することになり、2つの端子台にまたがって接
続することがなくなる。これにより内外接続線36の接
続作業がやりやすいものとなり、取り外す場合にも電源
端子台26の開放ボタンB0 を押すだけで行え、サービ
スやメンテナンス作業での作業性が良好なものとなる。
【0037】さらに、電源端子台26とこれに隣接して
設けられた内外接続端子台27は、電源端子台26にお
けるパワー端子26aとコモン端子26b及び信号用端
子26cの配列順序と、内外接続端子台27におけるパ
ワー端子27aとコモン端子27b及び信号用端子27
cの配列順序が同じとしてあるため、内外接続線36の
パワーライン36a、コモンライン36b、信号ライン
36cを電源端子台26及び内外接続端子台27の対応
するものに間違いなく容易に接続することができる。
【0038】またさらに、電源端子台26及び内外接続
端子台27には温度ヒューズ28,29が内装されてい
るので、これら端子台26,27への内外接続線36や
電源線37の接続や、電源配線31等の固定などが仮に
不十分で異常発熱をするようなことがあったとしても、
所定温度以上になると温度ヒューズ28,29が溶断し
て定電圧回路部25の直流定電圧供給線路が断路し、室
内ユニット21や室外ユニット34,38の運転が停止
して安全が確保される。
【0039】加えて、上記実施例では、室内ユニット2
1の電源端子台26のパワー端子26aとコモン端子2
6b及び信号端子26cのそれぞれのならび順を内外接
続端子台27と同じにしたが、電源端子台26のそれぞ
れの端子のならび順を内外接続端子台27と逆にして、
電源端子台26のパワー端子26aと内外接続端子台2
7のパワー端子27aを隣接させる。
【0040】そして、温度ヒューズをパワー端子26a
とパワー端子27aとの間に配設することによって、温
度ヒューズを1つにすることも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、パワー端子とコモン端子を有する電源端子台が内外
接続端子台の信号用端子に導通する信号用端子を有する
構成としたことにより、室内ユニットと室外ユニットを
接続する内外接続線の端部加工作業が容易なものとな
り、サービスやメンテナンス作業の作業性も良好なもの
となる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略の接続図である。
【図2】本発明の一実施例に係るシングルエアコンとし
て使用した場合の概略の接続図である。
【図3】本発明の一実施例に係るマルチエアコンとして
使用した場合の概略の接続図である。
【図4】従来技術でのシングルエアコンとして使用した
場合の概略の接続図である。
【図5】従来技術でのマルチエアコンとして使用した場
合の概略の接続図である。
【符号の説明】
26…電源端子台 26a…パワー端子 26b…コモン端子 26c…信号用端子 27…内外接続端子台 27a…パワー端子 27b…コモン端子 27c…信号用端子 34…室外ユニット 36…内外接続線 37…電源線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源線を接続するためのパワー端子とコ
    モン端子を有する電源端子台と、室外ユニットとの間の
    内外接続線を接続するためのパワー端子とコモン端子及
    び信号用端子を有する内外接続端子台とを備えたセパレ
    ートタイプ空気調和機の室内ユニットにおいて、前記電
    源端子台が、前記内外接続端子台の信号用端子に導通す
    る信号用端子を有していることを特徴とするセパレート
    タイプ空気調和機の室内ユニット。
  2. 【請求項2】 電源端子台と内外接続端子台が、それぞ
    れ3端子のSLコネクタによってなることを特徴とする
    請求項1記載のセパレートタイプ空気調和機の室内ユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 電源端子台と内外接続端子台におけるパ
    ワー端子、コモン端子、信号用端子の配列順序が同一で
    あることを特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の
    セパレートタイプ空気調和機の室内ユニット。
JP7123636A 1995-05-23 1995-05-23 セパレートタイプ空気調和機の室内ユニット Pending JPH08312989A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7123636A JPH08312989A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 セパレートタイプ空気調和機の室内ユニット

Applications Claiming Priority (1)

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JP7123636A JPH08312989A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 セパレートタイプ空気調和機の室内ユニット

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JPH08312989A true JPH08312989A (ja) 1996-11-26

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ID=14865496

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JP2006214681A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Sharp Corp 空気調和機の室内機
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