JPH08311A - スナップファスナーの雌型嵌合体 - Google Patents
スナップファスナーの雌型嵌合体Info
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- JPH08311A JPH08311A JP15938994A JP15938994A JPH08311A JP H08311 A JPH08311 A JP H08311A JP 15938994 A JP15938994 A JP 15938994A JP 15938994 A JP15938994 A JP 15938994A JP H08311 A JPH08311 A JP H08311A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 雌雄スナップの位置合わせが容易で、一々雌
雄スナップを見ながら行わなくても、雄型嵌合部を雌型
嵌合部にスムーズに嵌合させることができ、それでい
て、それらの弾性嵌合を軽い力で確実に行えるようにす
る。 【構成】 合成樹脂製の雌型嵌合体6であって、雄型嵌
合部4cを弾性嵌合する雌型嵌合部6aまわりの環状基
板6bを幅広に形成し、その表面を可撓性シート7の表
面に滑らかに連ねるように、半径方向外方ほど可撓性シ
ート7側に向けて傾斜させる一方、環状基板6bの半径
方向内方端部に上下に貫通するスリットc…を形成して
ある。
雄スナップを見ながら行わなくても、雄型嵌合部を雌型
嵌合部にスムーズに嵌合させることができ、それでい
て、それらの弾性嵌合を軽い力で確実に行えるようにす
る。 【構成】 合成樹脂製の雌型嵌合体6であって、雄型嵌
合部4cを弾性嵌合する雌型嵌合部6aまわりの環状基
板6bを幅広に形成し、その表面を可撓性シート7の表
面に滑らかに連ねるように、半径方向外方ほど可撓性シ
ート7側に向けて傾斜させる一方、環状基板6bの半径
方向内方端部に上下に貫通するスリットc…を形成して
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雌雄のスナップから成
るスナップファスナーの雌スナップにおける雌型嵌合体
に関し、詳しくは、環状基板の中央部に、裏面側に凹入
し且つ周壁の上部側内面部には雄型嵌合部を係止する隆
起部を膨出させた雌型嵌合部を連設すると共に、この雌
型嵌合部の底壁の中央部には、可撓性シートの片側から
打ち込まれるリベット部材の突起を貫通させてカシメ止
めするための貫通孔を形成した合成樹脂製の雌型嵌合体
の改良技術に関するものである。
るスナップファスナーの雌スナップにおける雌型嵌合体
に関し、詳しくは、環状基板の中央部に、裏面側に凹入
し且つ周壁の上部側内面部には雄型嵌合部を係止する隆
起部を膨出させた雌型嵌合部を連設すると共に、この雌
型嵌合部の底壁の中央部には、可撓性シートの片側から
打ち込まれるリベット部材の突起を貫通させてカシメ止
めするための貫通孔を形成した合成樹脂製の雌型嵌合体
の改良技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般には、上記のスナップファスナーの
内、雄スナップは、基板の中央部に尖鋭な突起を一体に
成形した合成樹脂製のリベット部材と、前記突起の貫通
孔が形成された環状基板の中央部に雄型嵌合部を突出さ
せた合成樹脂製の雄嵌合体とによって構成されている。
内、雄スナップは、基板の中央部に尖鋭な突起を一体に
成形した合成樹脂製のリベット部材と、前記突起の貫通
孔が形成された環状基板の中央部に雄型嵌合部を突出さ
せた合成樹脂製の雄嵌合体とによって構成されている。
【0003】一方、雌スナップは、基板の中央部に尖鋭
な突起を一体に成形した合成樹脂製のリベット部材と、
雄型嵌合部の嵌合ならびに離脱が可能の雌型嵌合部を環
状基板の中央部に突出させた合成樹脂製の雌型嵌合体と
から成り、かつ、雌型嵌合部の底壁の中央部には、上記
の突起を挿入させる貫通孔が形成されている。
な突起を一体に成形した合成樹脂製のリベット部材と、
雄型嵌合部の嵌合ならびに離脱が可能の雌型嵌合部を環
状基板の中央部に突出させた合成樹脂製の雌型嵌合体と
から成り、かつ、雌型嵌合部の底壁の中央部には、上記
の突起を挿入させる貫通孔が形成されている。
【0004】これらは何れも、可撓性シート(例えば、
衣服の生地)の片側からリベット部材の突起を打ち込ん
で、この突起を嵌合体の貫通孔に挿通させ、その突出先
端部を打撃により拡開変形させることで、雌雄の嵌合体
が可撓性シートに取り付けられる。
衣服の生地)の片側からリベット部材の突起を打ち込ん
で、この突起を嵌合体の貫通孔に挿通させ、その突出先
端部を打撃により拡開変形させることで、雌雄の嵌合体
が可撓性シートに取り付けられる。
【0005】尚、上記の雄型嵌合部は、例えば環状周壁
の先端側外面部に係止頭部を膨出させて成り、雌型嵌合
部は、雄型嵌合部を嵌合する凹入部から成るもので、こ
の凹入部の周壁の上部側内面部には、前記雄型嵌合部の
係止頭部を係止する隆起部を膨出させている。
の先端側外面部に係止頭部を膨出させて成り、雌型嵌合
部は、雄型嵌合部を嵌合する凹入部から成るもので、こ
の凹入部の周壁の上部側内面部には、前記雄型嵌合部の
係止頭部を係止する隆起部を膨出させている。
【0006】このスナップファスナーにおいて、雌雄の
嵌合部を闇雲に合わせても稀には雌雄のスナップを旨く
嵌合させることができるが、殆どは無意識の内に、雄型
嵌合部を雌型嵌合体の環状基板に当て付けて滑らせ、雄
型嵌合部を雌型嵌合部に導いて嵌合させている。
嵌合部を闇雲に合わせても稀には雌雄のスナップを旨く
嵌合させることができるが、殆どは無意識の内に、雄型
嵌合部を雌型嵌合体の環状基板に当て付けて滑らせ、雄
型嵌合部を雌型嵌合部に導いて嵌合させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これまで
は、雌雄のスナップを何れも必要最小限の大きさに構成
すれば良いとの考えから、また、デザイン面からは小さ
い方が良いとする考えも一部にあることから、雌雄のス
ナップを可及的に小さく構成しているのが現状であっ
て、雌型嵌合体の環状基板の直径はかなり小さくなって
いる。このため、雌雄のスナップを弾性嵌合させるに際
して、雌型嵌合体の環状基板が幅狭であることから、時
には雄型嵌合部を環状基板から外れた可撓性シートに当
て付けてしまうことがあり、これでは、雄型嵌合部を滑
らせても雄型嵌合部が環状基板の周縁部に当たってしま
って、雄型嵌合部を雌型嵌合部にスムーズに嵌合させる
ことができず、嵌合の手間を何度も繰り返さねばならな
い煩わしさがあった。
は、雌雄のスナップを何れも必要最小限の大きさに構成
すれば良いとの考えから、また、デザイン面からは小さ
い方が良いとする考えも一部にあることから、雌雄のス
ナップを可及的に小さく構成しているのが現状であっ
て、雌型嵌合体の環状基板の直径はかなり小さくなって
いる。このため、雌雄のスナップを弾性嵌合させるに際
して、雌型嵌合体の環状基板が幅狭であることから、時
には雄型嵌合部を環状基板から外れた可撓性シートに当
て付けてしまうことがあり、これでは、雄型嵌合部を滑
らせても雄型嵌合部が環状基板の周縁部に当たってしま
って、雄型嵌合部を雌型嵌合部にスムーズに嵌合させる
ことができず、嵌合の手間を何度も繰り返さねばならな
い煩わしさがあった。
【0008】また、雌雄のスナップの弾性嵌合は、雌型
嵌合部の隆起部を押し拡げさせるようにして雄型嵌合部
の頭部を通過させ、この頭部と隆起部との係止によって
達成されるのであるが、従来の雌型嵌合体においては、
この隆起部を環状に形成していることに加えて、雌型嵌
合体の環状基板が隆起部の拡径を阻止するようにリブ機
能を発揮することから、隆起部が拡開し難く、このた
め、雌型嵌合部に対する雄型嵌合部の嵌め込み並びに離
脱が困難となり、かと言って、隆起部の膨出高さを低く
すると、軽い力で嵌め込みができるものの嵌合が簡単に
外れてしまう欠点があった。
嵌合部の隆起部を押し拡げさせるようにして雄型嵌合部
の頭部を通過させ、この頭部と隆起部との係止によって
達成されるのであるが、従来の雌型嵌合体においては、
この隆起部を環状に形成していることに加えて、雌型嵌
合体の環状基板が隆起部の拡径を阻止するようにリブ機
能を発揮することから、隆起部が拡開し難く、このた
め、雌型嵌合部に対する雄型嵌合部の嵌め込み並びに離
脱が困難となり、かと言って、隆起部の膨出高さを低く
すると、軽い力で嵌め込みができるものの嵌合が簡単に
外れてしまう欠点があった。
【0009】更に、スナップファスナーを取り付けた例
えば衣服を洗濯した場合、雌型嵌合体とリベット部材と
の間の閉空間に滲み込んだ水が抜け難くて、衣服そのも
のは乾き切っているにも拘らず、閉空間内の水が何時ま
でもスナップまわりに滲み出して、衣服が完全に乾き切
るまでに時間を要するという問題もあった。
えば衣服を洗濯した場合、雌型嵌合体とリベット部材と
の間の閉空間に滲み込んだ水が抜け難くて、衣服そのも
のは乾き切っているにも拘らず、閉空間内の水が何時ま
でもスナップまわりに滲み出して、衣服が完全に乾き切
るまでに時間を要するという問題もあった。
【0010】本発明は、かゝる実情に鑑みて成されたも
のであって、雌雄のスナップの位置合わせが容易で、一
々雌雄スナップを見ながら行わなくても、雄型嵌合部を
雌型嵌合部にスムーズに嵌合させることができ、それで
いて、それらの弾性嵌合を軽い力で確実に行えるように
した雌型嵌合体を提供することを目的としている。
のであって、雌雄のスナップの位置合わせが容易で、一
々雌雄スナップを見ながら行わなくても、雄型嵌合部を
雌型嵌合部にスムーズに嵌合させることができ、それで
いて、それらの弾性嵌合を軽い力で確実に行えるように
した雌型嵌合体を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた技術的手段は次の通りである。即
ち、本発明によるスナップファスナーの雌型嵌合体は、
環状基板の中央部に、裏面側に凹入し且つ周壁の上部側
内面部には雄型嵌合部を係止する隆起部を膨出させた雌
型嵌合部を連設すると共に、この雌型嵌合部の底壁の中
央部には、可撓性シートの片側から打ち込まれるリベッ
ト部材の突起を貫通させてカシメ止めするための貫通孔
を形成した合成樹脂製の雌型嵌合体であって、前記環状
基板を幅広に形成して、その表面を半径方向外方ほど可
撓性シート側に向けて傾斜させる一方、前記環状基板の
半径方向内方端部に、上下に貫通するスリットを形成し
た点に特徴がある。
めに、本発明が講じた技術的手段は次の通りである。即
ち、本発明によるスナップファスナーの雌型嵌合体は、
環状基板の中央部に、裏面側に凹入し且つ周壁の上部側
内面部には雄型嵌合部を係止する隆起部を膨出させた雌
型嵌合部を連設すると共に、この雌型嵌合部の底壁の中
央部には、可撓性シートの片側から打ち込まれるリベッ
ト部材の突起を貫通させてカシメ止めするための貫通孔
を形成した合成樹脂製の雌型嵌合体であって、前記環状
基板を幅広に形成して、その表面を半径方向外方ほど可
撓性シート側に向けて傾斜させる一方、前記環状基板の
半径方向内方端部に、上下に貫通するスリットを形成し
た点に特徴がある。
【0012】
【作用】上記の構成によれば、環状基板を幅広にしたこ
とで、雌雄のスナップを弾性嵌合させるに際して、雄型
嵌合部を雌型嵌合体の環状基板に当て付けることの確実
性が高くなり、たとえ雄型嵌合部を衣服などの可撓性の
シート側に当て付けてしまったとしても、その環状基板
の表面を半径方向外方ほど可撓性シート側に向けて傾斜
させているので、雄型嵌合部を滑らせることで、これを
無理なく環状基板側に乗り上げさせることができる。
とで、雌雄のスナップを弾性嵌合させるに際して、雄型
嵌合部を雌型嵌合体の環状基板に当て付けることの確実
性が高くなり、たとえ雄型嵌合部を衣服などの可撓性の
シート側に当て付けてしまったとしても、その環状基板
の表面を半径方向外方ほど可撓性シート側に向けて傾斜
させているので、雄型嵌合部を滑らせることで、これを
無理なく環状基板側に乗り上げさせることができる。
【0013】従って、一々雌雄スナップを見ながら行わ
なくても、手探りだけで、雄型嵌合部を、環状基板の傾
斜表面の上を滑らせて雌型嵌合部にスムーズに嵌合させ
ることができる。
なくても、手探りだけで、雄型嵌合部を、環状基板の傾
斜表面の上を滑らせて雌型嵌合部にスムーズに嵌合させ
ることができる。
【0014】それでいて、幅広な環状基板の半径方向内
方端部に、スリットを形成したことで、隆起部に対して
は環状基板のリブ機能が殆ど作用しなくなり、環状基板
を幅広にしてあるにもかかわらず、部分隆起部の膨出高
さを高くしても、雌雄のスナップの弾性嵌合を軽い力で
確実に行うことができる。また、環状基板を幅広にして
も、これは雄スナップの嵌合によって覆い隠されるの
で、デザイン性を損なうことはない。
方端部に、スリットを形成したことで、隆起部に対して
は環状基板のリブ機能が殆ど作用しなくなり、環状基板
を幅広にしてあるにもかかわらず、部分隆起部の膨出高
さを高くしても、雌雄のスナップの弾性嵌合を軽い力で
確実に行うことができる。また、環状基板を幅広にして
も、これは雄スナップの嵌合によって覆い隠されるの
で、デザイン性を損なうことはない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は雄スナップ1と雌スナップ2とによるスナ
ップファスナーを、襟口や合わせ目、袖口、ポケットな
どに設けた衣服を示している。
する。図1は雄スナップ1と雌スナップ2とによるスナ
ップファスナーを、襟口や合わせ目、袖口、ポケットな
どに設けた衣服を示している。
【0016】雄スナップ1は、図2に示すように、基板
3aの中央部に断面円形で且つ尖鋭な突起3bを一体に
成形した合成樹脂製のリベット部材3と、前記突起3b
を挿入する貫通孔4aが形成された環状基板4bの中央
部に、前記貫通孔4aと同芯状に突出した筒状の雄型嵌
合部4cを一体に成形すると共に、この雄型嵌合部4c
の環状周壁の先端側外面部に係止頭部aを膨出させた合
成樹脂製の雄型嵌合部4とから成る。
3aの中央部に断面円形で且つ尖鋭な突起3bを一体に
成形した合成樹脂製のリベット部材3と、前記突起3b
を挿入する貫通孔4aが形成された環状基板4bの中央
部に、前記貫通孔4aと同芯状に突出した筒状の雄型嵌
合部4cを一体に成形すると共に、この雄型嵌合部4c
の環状周壁の先端側外面部に係止頭部aを膨出させた合
成樹脂製の雄型嵌合部4とから成る。
【0017】一方、雌スナップ2は、図3〜図5にも示
すように、基板5aの中央部に断面円形で且つ尖鋭な突
起5bを一体に成形した合成樹脂製のリベット部材5
と、雄型嵌合部4cの嵌合ならびに離脱が可能の雌型嵌
合部6aを、環状基板6bの中央部の裏面側(後述する
可撓性シート7側)に凹入させた合成樹脂製の雌型嵌合
体6とから成り、かつ、前記雌型嵌合部6aの底壁の中
央部に前記突起5bを挿入する貫通孔6cを形成する一
方、前記環状基板6bを幅広に形成して、その表面を可
撓性シート(例えば衣服の生地)7の表面に滑らかに連
ねるように、半径方向外方ほど可撓性シート7側に向け
て傾斜させ(換言すれば、外下がりに傾斜させ)、更
に、この環状基板6bの周縁部には、可撓性シート7側
に向けて環状周壁6dを延設させている。
すように、基板5aの中央部に断面円形で且つ尖鋭な突
起5bを一体に成形した合成樹脂製のリベット部材5
と、雄型嵌合部4cの嵌合ならびに離脱が可能の雌型嵌
合部6aを、環状基板6bの中央部の裏面側(後述する
可撓性シート7側)に凹入させた合成樹脂製の雌型嵌合
体6とから成り、かつ、前記雌型嵌合部6aの底壁の中
央部に前記突起5bを挿入する貫通孔6cを形成する一
方、前記環状基板6bを幅広に形成して、その表面を可
撓性シート(例えば衣服の生地)7の表面に滑らかに連
ねるように、半径方向外方ほど可撓性シート7側に向け
て傾斜させ(換言すれば、外下がりに傾斜させ)、更
に、この環状基板6bの周縁部には、可撓性シート7側
に向けて環状周壁6dを延設させている。
【0018】そして、雌型嵌合部6aの周壁の上部側内
面部に、前記雄型嵌合部4cの係止頭部aを離脱可能に
係止させる部分隆起部b…を、周方向に所定の間隔を隔
てて膨出させると共に、この部分隆起部bに対応させて
前記環状基板6bの雌型嵌合部近傍に、雌型嵌合部6a
の中心軸芯まわりの弧状のスリットc…を上下に貫通さ
せて形成し、更に、環状基板6bの裏面側で且つスリッ
トc,c相互の間に放射状のリブd…を形成すると共
に、雌型嵌合部6aの底壁側の角部には、可撓性シート
7への食い込みスパイクe…を形成している。
面部に、前記雄型嵌合部4cの係止頭部aを離脱可能に
係止させる部分隆起部b…を、周方向に所定の間隔を隔
てて膨出させると共に、この部分隆起部bに対応させて
前記環状基板6bの雌型嵌合部近傍に、雌型嵌合部6a
の中心軸芯まわりの弧状のスリットc…を上下に貫通さ
せて形成し、更に、環状基板6bの裏面側で且つスリッ
トc,c相互の間に放射状のリブd…を形成すると共
に、雌型嵌合部6aの底壁側の角部には、可撓性シート
7への食い込みスパイクe…を形成している。
【0019】これら雌雄のスナップ1,2においては、
何れも可撓性シート7の片側からリベット部材3,5の
突起3b,5bを打ち込んで、この突起3b,5bを嵌
合体4,6の貫通孔4a,6cに挿通させ、その突出先
端部を打撃により拡開変形させることで、雌雄の嵌合体
4,6が可撓性シート7,7に取り付けられる(図6を
参照)。
何れも可撓性シート7の片側からリベット部材3,5の
突起3b,5bを打ち込んで、この突起3b,5bを嵌
合体4,6の貫通孔4a,6cに挿通させ、その突出先
端部を打撃により拡開変形させることで、雌雄の嵌合体
4,6が可撓性シート7,7に取り付けられる(図6を
参照)。
【0020】上記の構成から成る雌スナップ2の雌型嵌
合体6によれば、それの環状基板6bを幅広にしたこと
で、雌雄のスナップ1,2を弾性嵌合させるに際して、
図6に示すように、雄型嵌合部4cを雌型嵌合体6の環
状基板6bに当て付けることの確実性が高くなる。
合体6によれば、それの環状基板6bを幅広にしたこと
で、雌雄のスナップ1,2を弾性嵌合させるに際して、
図6に示すように、雄型嵌合部4cを雌型嵌合体6の環
状基板6bに当て付けることの確実性が高くなる。
【0021】或いは、雄型嵌合部4cを衣服などの可撓
性のシート7側に当て付けてしまったとしても、その環
状基板6bの表面を可撓性シート7の表面に滑らかに連
ねるように、半径方向外方ほど可撓性シート7側に向け
て傾斜させてしているので、雄型嵌合部4cをそのまま
滑らせることで、これを無理なく環状基板6b側に乗り
上げさせることができる。
性のシート7側に当て付けてしまったとしても、その環
状基板6bの表面を可撓性シート7の表面に滑らかに連
ねるように、半径方向外方ほど可撓性シート7側に向け
て傾斜させてしているので、雄型嵌合部4cをそのまま
滑らせることで、これを無理なく環状基板6b側に乗り
上げさせることができる。
【0022】従って、一々雌雄のスナップ1,2を見な
がら行わなくても、雄型嵌合部4cを、環状基板6bの
傾斜表面の上を滑らせて雌型嵌合部6aにスムーズに嵌
合させることができる。しかも、環状基板6bを幅広に
しても、これは雄スナップ1の嵌合によって覆い隠され
るので、デザイン性を損なうことはない。
がら行わなくても、雄型嵌合部4cを、環状基板6bの
傾斜表面の上を滑らせて雌型嵌合部6aにスムーズに嵌
合させることができる。しかも、環状基板6bを幅広に
しても、これは雄スナップ1の嵌合によって覆い隠され
るので、デザイン性を損なうことはない。
【0023】更に、雄型嵌合部4cの頭部aを係止させ
る隆起部b…を、雌型嵌合部6aの周壁の上部側内面部
に所定の間隔を隔てて膨出させ、かつ、この部分隆起部
b…に対応させて、その近傍の環状基板6bにスリット
c…を形成したことで、この部分隆起部b…に対しては
環状基板6bのリブ機能が殆ど作用しなくなり、しか
も、部分隆起部b…が互いに独立して変形することにな
る。
る隆起部b…を、雌型嵌合部6aの周壁の上部側内面部
に所定の間隔を隔てて膨出させ、かつ、この部分隆起部
b…に対応させて、その近傍の環状基板6bにスリット
c…を形成したことで、この部分隆起部b…に対しては
環状基板6bのリブ機能が殆ど作用しなくなり、しか
も、部分隆起部b…が互いに独立して変形することにな
る。
【0024】従って、雌型嵌合部6aの部分隆起部b…
が弾性的に撓み易くなり、環状基板6bを幅広に形成し
てあるにもかかわらず、雌雄のスナップ1,2の弾性嵌
合を強くするために、部分隆起部b…の膨出高さを高く
しても、雌雄のスナップ1,2を軽い力で確実に嵌合さ
せることができる。
が弾性的に撓み易くなり、環状基板6bを幅広に形成し
てあるにもかかわらず、雌雄のスナップ1,2の弾性嵌
合を強くするために、部分隆起部b…の膨出高さを高く
しても、雌雄のスナップ1,2を軽い力で確実に嵌合さ
せることができる。
【0025】そして、環状基板6bにスリットc…を形
成しながらも、環状基板6bの裏面側で且つスリット
c,c相互の間には放射状のリブdを形成しているの
で、雌型嵌合体自体の剛性低下は確実に補われる。
成しながらも、環状基板6bの裏面側で且つスリット
c,c相互の間には放射状のリブdを形成しているの
で、雌型嵌合体自体の剛性低下は確実に補われる。
【0026】更に、雌スナップ2のリベット部材5と雌
型嵌合体6との間の閉空間に滲み込んだ水の抜け出し
も、上記のスリットc…を通して良好に行われる。
型嵌合体6との間の閉空間に滲み込んだ水の抜け出し
も、上記のスリットc…を通して良好に行われる。
【0027】尚、図2に照らして明らかなように、上記
の部分隆起部b…を、雌型嵌合部6aの周囲の環状基板
6bの表面よりも凹入させ、やゝ控えさせて雌型嵌合部
6aの周壁に膨出させているが、これは、例えば衣服の
アイロン掛けに際して、アイロンの温度を誤って高温に
設定してしまった際の不都合を未然に防止するための考
慮である。
の部分隆起部b…を、雌型嵌合部6aの周囲の環状基板
6bの表面よりも凹入させ、やゝ控えさせて雌型嵌合部
6aの周壁に膨出させているが、これは、例えば衣服の
アイロン掛けに際して、アイロンの温度を誤って高温に
設定してしまった際の不都合を未然に防止するための考
慮である。
【0028】即ち、部分隆起部b…を環状基板6bの表
面と面一にする形態をとった場合、誤って高温に設定し
たアイロンを部分隆起部b…の表面に滑らせると、材質
によっては部分隆起部b…が熱変形して、雄型嵌合部4
cの係止頭部aを嵌合させることができなくなる虞れが
あり、かゝる不都合を回避するために、雌,雄スナップ
1,2の弾性嵌合にとって最も重要な部位であるところ
の部分隆起部b…を環状基板6bの表面よりも凹入さ
せ、アイロンが環状基板6bの表面に触れても部分隆起
部b…には直接的に接しず、部分隆起部b…に変形が生
じないようにしているのである。
面と面一にする形態をとった場合、誤って高温に設定し
たアイロンを部分隆起部b…の表面に滑らせると、材質
によっては部分隆起部b…が熱変形して、雄型嵌合部4
cの係止頭部aを嵌合させることができなくなる虞れが
あり、かゝる不都合を回避するために、雌,雄スナップ
1,2の弾性嵌合にとって最も重要な部位であるところ
の部分隆起部b…を環状基板6bの表面よりも凹入さ
せ、アイロンが環状基板6bの表面に触れても部分隆起
部b…には直接的に接しず、部分隆起部b…に変形が生
じないようにしているのである。
【0029】また、雌雄の嵌合体4,6の貫通孔4a,
6cを、ストレートな内周面Xの小径孔部8aと、この
小径孔部8aから突起打撃側の面Sに向けて拡がるラッ
パ状内周面Yの大径孔部8bとから構成し、かつ、小径
孔部8aの内径を、それぞれリベット部材3,5の突起
3b,5bと同径またはやゝ大に設定しているが、この
ように形状を設定しているのは次なる理由による。
6cを、ストレートな内周面Xの小径孔部8aと、この
小径孔部8aから突起打撃側の面Sに向けて拡がるラッ
パ状内周面Yの大径孔部8bとから構成し、かつ、小径
孔部8aの内径を、それぞれリベット部材3,5の突起
3b,5bと同径またはやゝ大に設定しているが、この
ように形状を設定しているのは次なる理由による。
【0030】即ち、例えば雌型嵌合体6を対象にして図
9に示したように、これまで通り、貫通孔6cを単なる
ストレート孔、つまり、全長にわたって中心軸芯と平行
な円形の内周面Zをもつ孔にすると、孔内周面Zが突起
打撃側の面Sに対して直角を成すことになる。ここで、
リベット部材5を柔らかい合成樹脂製とした場合、この
リベット部材5を可撓性シート7の片側から打ち込ん
で、その突起5bの先端部を打撃して拡開変形させた際
に、拡開変形部Aが突起打撃側の面Sに当接するまで直
角に折れ曲がるが、この拡開変形部Aは材質的に柔らか
いことから、雌雄のスナップの弾性嵌合を外す際の力に
よって拡開変形部Aが容易に変形してしまい、抜け止め
機能を十分に発揮させることが困難となる。
9に示したように、これまで通り、貫通孔6cを単なる
ストレート孔、つまり、全長にわたって中心軸芯と平行
な円形の内周面Zをもつ孔にすると、孔内周面Zが突起
打撃側の面Sに対して直角を成すことになる。ここで、
リベット部材5を柔らかい合成樹脂製とした場合、この
リベット部材5を可撓性シート7の片側から打ち込ん
で、その突起5bの先端部を打撃して拡開変形させた際
に、拡開変形部Aが突起打撃側の面Sに当接するまで直
角に折れ曲がるが、この拡開変形部Aは材質的に柔らか
いことから、雌雄のスナップの弾性嵌合を外す際の力に
よって拡開変形部Aが容易に変形してしまい、抜け止め
機能を十分に発揮させることが困難となる。
【0031】或いは、図10に示すように、リベット部
材5の材料として、テナック樹脂などの比較的硬い樹脂
を使用した場合は、突起5bの先端部を打撃して拡開変
形させる際に、大きな打撃力を必要とするため、突起5
bの付け根に大きな力が作用して、一次的には、この付
け根の部位にクラックfが発生し易くなり、更に、材料
樹脂の弾性復元力によって拡開変形部Aが突起打撃側の
面Sから浮き上がり気味になって、拡開変形部Aが貫通
孔6cの孔まわりに点接触ないしは線接触の状態となる
ことから、雌雄のスナップの弾性嵌合を外す都度、拡開
変形部Aの付け根に力が集中して、遂にはこの部位にも
クラックhが発生し、雌雄のスナップを離脱させる際の
力が、これらのクラックf,hに繰り返しかゝって、嵌
合体とリベット部材との分離に繋がる突起5bの折損を
招くことがあったのである。
材5の材料として、テナック樹脂などの比較的硬い樹脂
を使用した場合は、突起5bの先端部を打撃して拡開変
形させる際に、大きな打撃力を必要とするため、突起5
bの付け根に大きな力が作用して、一次的には、この付
け根の部位にクラックfが発生し易くなり、更に、材料
樹脂の弾性復元力によって拡開変形部Aが突起打撃側の
面Sから浮き上がり気味になって、拡開変形部Aが貫通
孔6cの孔まわりに点接触ないしは線接触の状態となる
ことから、雌雄のスナップの弾性嵌合を外す都度、拡開
変形部Aの付け根に力が集中して、遂にはこの部位にも
クラックhが発生し、雌雄のスナップを離脱させる際の
力が、これらのクラックf,hに繰り返しかゝって、嵌
合体とリベット部材との分離に繋がる突起5bの折損を
招くことがあったのである。
【0032】この点にあって、雌型嵌合体6を対象にし
て図8に示したように、小径孔部8aから突起打撃側の
面Sに向けて拡がるラッパ状の大径孔部8bを設けれ
ば、可撓性シート7を通して貫通孔6cを貫通した突起
5bの突出先端部を打撃した際には、拡開変形部Aが大
径孔部8bのラッパ状の内周面Yと面接触の状態となる
ように拡開変形することになる。
て図8に示したように、小径孔部8aから突起打撃側の
面Sに向けて拡がるラッパ状の大径孔部8bを設けれ
ば、可撓性シート7を通して貫通孔6cを貫通した突起
5bの突出先端部を打撃した際には、拡開変形部Aが大
径孔部8bのラッパ状の内周面Yと面接触の状態となる
ように拡開変形することになる。
【0033】而して、突起5bの突出先端部を大径孔部
8bのラッパ状内周面Yと接触する位置までしか変形さ
せないので、リベット部材5の材料として、テナック樹
脂のように比較的硬い樹脂を使用した場合でも、打撃に
よる突起先端部の拡開変形を軽微な力で容易に行え、従
って、突起5bの付け根に大きな力が作用しないので、
この部位でのクラックの発生が防止され、クラックに起
因したリベット部材5の割れ(基板5aと突起5bとの
分離)が防止されるのである。
8bのラッパ状内周面Yと接触する位置までしか変形さ
せないので、リベット部材5の材料として、テナック樹
脂のように比較的硬い樹脂を使用した場合でも、打撃に
よる突起先端部の拡開変形を軽微な力で容易に行え、従
って、突起5bの付け根に大きな力が作用しないので、
この部位でのクラックの発生が防止され、クラックに起
因したリベット部材5の割れ(基板5aと突起5bとの
分離)が防止されるのである。
【0034】しかも、拡開変形部Aがラッパ状内周面Y
に接触することで、雌雄のスナップ1,2を離脱させる
際の力が、ラッパ状内周面Yで分散されて拡開変形部A
にかゝることになり、これによって拡開変形部Aの付け
根部でのクラックの発生が防止され、更には、拡開変形
部Aが小径孔部8bの内径まで圧縮しない限りは、貫通
孔6cからの突起5bの抜け出しはないもので、拡開変
形部Aによる抜止め機能を著しく向上させることができ
るのである。
に接触することで、雌雄のスナップ1,2を離脱させる
際の力が、ラッパ状内周面Yで分散されて拡開変形部A
にかゝることになり、これによって拡開変形部Aの付け
根部でのクラックの発生が防止され、更には、拡開変形
部Aが小径孔部8bの内径まで圧縮しない限りは、貫通
孔6cからの突起5bの抜け出しはないもので、拡開変
形部Aによる抜止め機能を著しく向上させることができ
るのである。
【0035】尚、円形の内周面Xとラッパ状の内周面Y
との角部には、適当な丸みを付けてもよいが、円形の内
周面Xと可撓性シート7側の面との角部は、突起挿入時
の貫通孔内への可撓性シート7の噛み込みを防止する上
で、直角であることが望ましい。また、雌型嵌合体6に
おいて、図示の実施例では、貫通孔6cの大径孔部8b
が、ラッパ状の内周面Yの上端に円形の内周面Xと平行
な内周面を有しているが、この内周面部分は無くてもよ
い。つまり、ラッパ状の内周面Yが貫通孔6cの上端
(突起打撃側の面)まで連続した形状の大径孔部8bと
してもよい。
との角部には、適当な丸みを付けてもよいが、円形の内
周面Xと可撓性シート7側の面との角部は、突起挿入時
の貫通孔内への可撓性シート7の噛み込みを防止する上
で、直角であることが望ましい。また、雌型嵌合体6に
おいて、図示の実施例では、貫通孔6cの大径孔部8b
が、ラッパ状の内周面Yの上端に円形の内周面Xと平行
な内周面を有しているが、この内周面部分は無くてもよ
い。つまり、ラッパ状の内周面Yが貫通孔6cの上端
(突起打撃側の面)まで連続した形状の大径孔部8bと
してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、環
状基板を幅広にして、その表面を半径方向外方ほど可撓
性シート側に向けて傾斜させたことにより、一々雌雄ス
ナップを見ながら行わなくても、手探りだけで、雄型嵌
合部を、環状基板の傾斜表面の上を滑らせて、雌型嵌合
部にスムーズに嵌合させることができ、それでいて、幅
広な環状基板の半径方向内方端部に、スリットを形成し
たので、環状基板を幅広にしてあるにもかかわらず、雌
雄のスナップの弾性嵌合を、軽い力で確実に行うことが
できる。
状基板を幅広にして、その表面を半径方向外方ほど可撓
性シート側に向けて傾斜させたことにより、一々雌雄ス
ナップを見ながら行わなくても、手探りだけで、雄型嵌
合部を、環状基板の傾斜表面の上を滑らせて、雌型嵌合
部にスムーズに嵌合させることができ、それでいて、幅
広な環状基板の半径方向内方端部に、スリットを形成し
たので、環状基板を幅広にしてあるにもかかわらず、雌
雄のスナップの弾性嵌合を、軽い力で確実に行うことが
できる。
【図1】スナップファスナーを取り付けた衣服の全体図
である。
である。
【図2】雌雄のファスナーの突起打撃前の状態を示す断
面図である。
面図である。
【図3】雌型嵌合体の背面図である。
【図4】雌型嵌合体の側面図である。
【図5】雌型嵌合体の正面図である。
【図6】雌雄のファスナーの嵌合前の状態を示す断面図
である。
である。
【図7】雌雄のファスナーの嵌合状態を示す断面図であ
る。
る。
【図8】雌ファスナーの突起先端部を拡開変形させたリ
ベット部材と雌型嵌合体との嵌合状態を示す要部の縦断
側面図である。
ベット部材と雌型嵌合体との嵌合状態を示す要部の縦断
側面図である。
【図9】本発明を比較する第1の説明図である。
【図10】本発明を比較する第2の説明図である。
4c…雄型嵌合部、5…リベット部材、5b…突起、6
a…雌型嵌合部、6b…環状基板、6c…貫通孔、7…
可撓性シート、b…部分隆起部、c…スリット、d…リ
ブ。
a…雌型嵌合部、6b…環状基板、6c…貫通孔、7…
可撓性シート、b…部分隆起部、c…スリット、d…リ
ブ。
Claims (1)
- 【請求項1】 環状基板の中央部に、裏面側に凹入し且
つ周壁の上部側内面部には雄型嵌合部を係止する隆起部
を膨出させた雌型嵌合部を連設すると共に、この雌型嵌
合部の底壁の中央部には、可撓性シートの片側から打ち
込まれるリベット部材の突起を貫通させてカシメ止めす
るための貫通孔を形成した合成樹脂製の雌型嵌合体であ
って、前記環状基板を幅広に形成して、その表面を半径
方向外方ほど可撓性シート側に向けて傾斜させる一方、
前記環状基板の半径方向内方端部に、上下に貫通するス
リットを形成してあることを特徴とするスナップファス
ナーの雌型嵌合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15938994A JPH08311A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | スナップファスナーの雌型嵌合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15938994A JPH08311A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | スナップファスナーの雌型嵌合体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08311A true JPH08311A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15692722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15938994A Pending JPH08311A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | スナップファスナーの雌型嵌合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08311A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6805920B2 (en) | 2001-04-12 | 2004-10-19 | Nitto Denko Corporation | Polymerizable liquid crystal compound and optical film |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP15938994A patent/JPH08311A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6805920B2 (en) | 2001-04-12 | 2004-10-19 | Nitto Denko Corporation | Polymerizable liquid crystal compound and optical film |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040309 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |