JPH08311522A - 溶湯容器装置 - Google Patents

溶湯容器装置

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JPH08311522A
JPH08311522A JP8095796A JP9579696A JPH08311522A JP H08311522 A JPH08311522 A JP H08311522A JP 8095796 A JP8095796 A JP 8095796A JP 9579696 A JP9579696 A JP 9579696A JP H08311522 A JPH08311522 A JP H08311522A
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metal container
container
lid
electrode
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Alfons Birrenbach
アルフオンス・ビレンバツハ
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MAN Gutehoffnungshutte GmbH
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P10/20Recycling

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単独炉装置又は二重炉装置として構成される
溶湯容器装置を提供し、溶湯容器用の支持装置及び傾倒
装置が著しく簡単化され、一層高い溶湯浴が得られ、酸
素吹込み率が高められるようにする。 【構成】 溶湯容器装置の溶湯容器1は、廃ガスの排出
用接続管片を持つ容器蓋4を載せられる転炉である。容
器蓋4を通して、付加蓋13を持つ酸素吹込みランス1
4又は付加蓋12を持つ電極3が溶湯容器1へ導入され
る。球状溶湯容器は内張りされ、走行レール29上に走
行可能に設けられ、内側レース26及び外側レース25
内に支持されている。内側レース26への溶湯容器1の
固定は、周囲に設けられる保持素子によつて行われる。
両方のレース25,26はせん断楔片21により互いに
V拘束される。両方のレースを拘束された状態で引張り
綱を持つ綱ウインチは、走行レール29上で鋼取出し位
置への傾倒運動及び直立位置への復帰運動を可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定装置、支持装置及
び傾倒装置を持つ溶湯容器装置の溶湯容器が、アーク炉
の直径の0.6〜0.7倍の容器直径を持ちかつ酸素上
吹き転炉又はアーク炉として運転される転炉容器であ
る、溶湯容器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製鋼のため、古典的な手段即ち高炉−転
炉を介して主として高温の溶融銑鉄を鉄屑、鉱石、海綿
鉄等の金属装入材料と組合わせて処理する一連の装置、
及び主として常温又は予熱される屑鉄及び海綿鉄のよう
な装入材料を使用する溶湯容器例えば電気アーク炉が公
知である。
【0003】上吹き転炉及び電気アーク炉は主として個
別装置として使用されかつ運転され、2つ又は3つの転
炉装置を持つ製鋼工場では、1つの転炉は一般に内張り
中であるか又は予備である。
【0004】近年になつて、特に電気アーク炉から成る
タンデム炉装置又は二重炉装置が開発され、エネルギー
資源及び装入材料の甚だしくなる不足のため、安価で環
境にやさしい製鋼を目的とするようになつた。
【0005】これには、電気アーク炉の運転の際、電極
炉から吸い出される高温の煙道ガスを装入材料一般に屑
鉄の予熱に使用する公知手段も含まれる。
【0006】欧州特許第0483322号明細書から、
横に並んで2つの溶湯容器を設けられる溶融装置が公知
で、横に並んで設けられる2つの溶融炉へ溶融エネルギ
ーを供給するための加熱装置を備えており、金属装入材
料の予熱のため、溶融過程において一方の溶融炉に生ず
る高温の炉廃ガスが、廃ガス導管を介してそれぞれ他方
の溶融炉へ導入され、各溶融炉の片側に直立筒が設けら
れ、その中で装入材料が予熱される。
【0007】ドイツ連邦共和国特許第4302285号
明細書から、2炉装置を運転する方法及び装置が公知で
ある。
【0008】二重炉装置を持つこの製鋼装置では、両方
の炉の1つが、その中にある屑鉄を溶融するため電流を
供給され、他方の炉が電源から遮断される。電流をとる
炉は装入材料を満たされ、それから蓋で閉鎖される。
【0009】両方の炉の間に設けられる接続導管を介し
て、運転中の炉から煙道ガスが電源から遮断されている
炉へ導かれる。
【0010】今まで未公開のドイツ連邦共和国特許出願
第P4445209.8号から、二重容器アーク炉装置
が公知で、溶融銑鉄がアーク炉内で海綿鉄と共に処理さ
れる。
【0011】この二重炉装置では、溶融銑鉄の処理が最
大70%の割合まで可能である。なぜならば、最初は大
きい割合の銑鉄を装入される炉容器内で、まず常温の海
綿鉄及び石灰を同時に添加しながら、吹込みランスを介
して酸素で精練が行われるからである。
【0012】粗溶湯の製造後に吹込みランスが下降せし
められ、電極の内方旋回後にアーク炉過程として製鋼
が、海綿鉄、石灰及び他の金属装入材料を引続き添加し
ながら、必要な量及び品質の鋼が得られるまで、続行さ
れる。両方の炉容器は、アーク炉容器として下方旋回可
能な容器蓋を備えている。
【0013】この公知の二重炉装置における欠点は、特
に傾倒駆動装置及び炉基礎のための高い構造費に関連し
て、アーク炉用の大きい所要場所や、更に公知の転炉容
器に比較して酸素のゆつくりした吹込みしか可能にしな
い溶融容器における低い溶湯浴高さである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従つて本発明の課題
は、単独炉装置又は二重炉装置として構成される溶湯容
器装置を提供し、溶湯容器用の支持装置及び傾倒装置が
著しく簡単化され、一層高い溶湯浴が得られ、酸素吹込
み率が高められ、例えば電気加熱炉における二次冶金後
処理なしに、直接鋳造用溶湯の最終温度及び質的組成が
得られるようにすることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば、溶湯容器が、周囲に設けられる保持素
子により内側レースに分離可能に固定され、各内側レー
スがローラにより外側レースに可動に支持され、内側レ
ースと外側レースが少なくとも1つのせん断楔片により
互いに分離可能に固定され、各外側レースが案内溝で走
行レール上を移動し、外側レースが、綱溝内に案内され
る引張り綱により、綱ウインチ及び転向ローラを介して
走行可能に設けられ、昇降兼旋回装置に固定される吹込
みランスが溶湯容器内へ下降可能であり、電極保持装置
に固定される電極が溶湯容器内へ下降可能であり、内張
り内における溶湯の高さが、アーク炉の溶湯高さの1.
5〜1.8倍である。
【0016】本発明による溶湯容器はなるべく転炉容器
として構成され、アーク炉の直径の0.6〜0.7倍の
直径を持ち、吹込みランスを介して酸素上吹き転炉とし
て、また電極によりアーク炉として運転される。
【0017】溶湯の高さは、再内張り後の内張り内で、
アーク炉の溶湯高さの1.5〜1.8倍である。
【0018】溶湯容器はなるべく球状に構成され、内側
レース及び外側レース内に回転及び傾倒可能に支持さ
れ、外側レースは製鋼工場建物の鋼構造体に統合され、
容器に特有な基礎装置を必要としない。レース用のロー
ラ軌道は、それぞれ固有の条片基礎を持つ軌条装置とし
ても構成可能である。
【0019】内側レース及び外側レースを持つ溶湯容器
は、作業台上に設けられるそれぞれ2つの走行レール上
に回転可能に支持されている。内側レース内における溶
湯容器の懸架は、重心が二重輪の中心の下にあるように
行われる。鋼及びスラグの取出し後、容器は再び自動的
に直立することができる。
【0020】溶湯容器は、綱ウインチ装置を経て外側レ
ースに巻付けられる二重引張り綱により走行レール上を
動かされ、引張り綱は外側レースの溝内に案内される。
【0021】走行レールの範囲で溶湯容器の片側に両側
綱ウインチがあり、反対側には張り装置を備えた転向ロ
ーラが設けられている。この綱駆動装置により溶湯容器
を任意の各動作位置へもたらすことができ、鋼の装入位
置及び取出し位置、残留スラグ取出しの際のスラグ取出
し位置へもたらし、また耐火内張りの破壊作業及び内張
り作業の際逆さにすることができる。
【0022】外側レースには第2の溝が設けられて、走
行レールの頭部の上方で終つている。この外側レースの
溝と走行レールの頭部との結合は、傾倒又は流出の過程
中に溶湯容器の傾斜を防止するために必要である。
【0023】溶湯容器は、載せられかつ冷却される吸い
出しフードを持つ容器蓋により覆われている。この容器
蓋は昇降機構により溶湯容器から持ち上げられるか又は
載せられる。
【0024】水冷される吸い出しフードの中央部分は、
運転態様に応じて、電極用又は吹込みランス用の付加蓋
により閉鎖される。
【0025】溶湯容器が横に並んで設けられる場合、そ
れぞれ1つの電極装置又は吹込みランス装置のみが設け
られている。
【0026】電極装置は回転台によりそれぞれ動作位置
又は停止位置へ回転される。案内柱は回転台より下に設
けられ、電極昇降装置は回転台上に設けられている。
【0027】吹込みランスは、柱の周りに案内されるラ
ンス台上に、剛性張出し腕により締付けられている。昇
降装置は、綱ウインチに締付けられる無端引張り綱によ
り動かされる。吹込みランスは水冷される多ノズルラン
スとして構成される。付加蓋は、電極案内柱又はランス
案内柱の周りに案内される張出し昇降車により上昇又は
下降せしめられる。
【0028】溶湯容器装置は、1つの溶湯容器でも2つ
の溶湯容器でも運転可能である。
【0029】装置は、吹込みランスでも電極でも動作で
きるように構成されている。しかし必要な冷却手段例え
ば海綿鉄、屑鉄、鉱石特に金属装入材料が添加される場
合、今まで未公開のドイツ連邦共和国特許出願第P44
45209.8号による方法に従つて、溶融銑鉄を85
%又はそれ以上の割合まで装入することができる。
【0030】この方法の適用の際、第1の方法段階で
は、吹込みランスで酸素が供給され、第2の方法段階で
は電極で作業が行われ、冶金作業のため、及び例えば連
続鋳造装置における直接鋳造のために必要な溶湯の最終
温度を得るため、別の金属装入材料及び溶剤が添加され
る。この場合引続く二次冶金作業のため及び必要な鋳造
温度を得るか又は保つため、付加的な電気加熱炉の使用
をやめることができる。
【0031】溶融金属装入材料の添加は、酸素の吹込み
開始の前に行われる。固体金属装入材料の添加は、酸素
吹込みの前又は吹込み中又は電極による作業中に、シユ
ートを経て溶湯容器の口を通して行われる。
【0032】冶金作業用及びスラグ形成用の溶剤は、公
知のように小片で又は粉末状で添加される。
【0033】溶湯容器は耐火材料、外側内張り及び内側
内張りで内張りされる。溶湯容器の壁の側方に鋼又はス
ラグの取出し用の付加的な開口を設け、底を閉じた底又
は取外し可能な底として構成することができる。底又は
底より上の側壁を通して、直接不活性ガスを常に溶湯へ
吹込むことができるように、溶湯容器を公知のように改
造することができる。
【0034】
【実施例】概略的な図面に基いて本発明を以下に説明す
る。図1は、支持構造体37内で作業台35と蓋台36
との間において走行レール29上に傾倒可能に設けられ
る溶湯容器1の断面を示し、この溶湯容器1は内側レー
ス26及び外側レース27内に支持されている。
【0035】引張り綱23を持つ綱ウインチ22は、溶
湯18を収容する溶湯容器1が鋼取出し又はスラグ取外
しの方向へ傾倒するのを可能にする。
【0036】1つの溶湯容器1又は2つの溶湯容器のた
めに対をなして設けられる個別基礎は必要でない。なぜ
ならば荷重は走行レール29を介して直接鋼構造体37
又は支持基礎へ伝達されるからである。
【0037】溶湯容器1より上に、容器蓋昇降機構6に
懸架される容器蓋4が設けられて、冷却される廃ガス吸
い出しフードと廃ガス導管11に接続される接続管片と
を持つている。
【0038】電極保持装置8.2は、蓋台36上に支持
される何転台上に設けられ、案内柱が蓋台36より下に
設けられ、昇降装置は蓋台36上に設けられている。電
極柱は蓋台36に通されている。電極3用電極腕は電極
柱上に固定されている。給電線としての大電流ケーブル
9により、変圧器10への通電接続が行われる。
【0039】ランス台38にある酸素供給導管16を持
つ酸素吹込みランス14は、昇降兼旋回装贋15に設け
られている。鋼製支持構造体37より上には建物クレー
ン用のクレーン軌道梁が設けられ、作業台35の高さに
は運転室35が設けられている。
【0040】図2は、軸線が平行な2つの溶湯容器1,
2の配置を示し、電極3のため変圧器10からの給電線
9を持つ旋回可能な電極保持装固8.2は、変圧器建物
の方向に設けられ、また吹込みランス14及び付加蓋1
3用の昇降兼旋回装置15は、運搬車32,33の方向
に設けられている。
【0041】吹込みランス14用昇降兼旋回装置15は
蓋台36上に設けられている。この昇降兼旋回装置15
は、大体において案内柱を載せる回転台と、ランス駆動
装置と、吹込みランス用張出し兼締付け装置を持つラン
ス往復台とから成つている。付加的な昇降機構7.2
は、付加蓋13のためにランス用昇降兼旋回装置15に
設けられている。
【0042】図3は内張り19を備えた溶湯容器1の断
面を示し、この溶湯容器1は上に載る容器蓋4、付加蓋
13及び入り込む吹込みランス14を持つている。吹込
みランス14及び付加蓋13の代りに、付加蓋12を持
つ電極3を容器蓋4上に載せることができる。
【0043】溶湯容器1は内側レース26内にあつて、
周囲に設けられる保持素子28によりこの内側レースに
固定されている。ローラ27により内側レース26は外
側レース25内で滑る。両方のレース25及び26の拘
束は、自動的に操作されるせん断楔片21によつて行わ
れる。溶湯容器1は、外側レース25を介して引張り綱
23により走行レール29上を動かされる。動作位置で
外側レース25は拘束装置41により拘束される。
【0044】走行レール29上にある溶湯容器1の種々
の位置即ち装入位置、スラグ取出し位置、溶湯取出し位
置、及びその後再び吹込み位置又は動作位置への傾倒運
動及び移動は、図4及び5に示すように、2つの連続す
る引張り綱23を持つ綱ウインチ22により行われ、こ
れらの引張り綱23は、外側レース25の周囲にある溝
39内にあり、引張り綱23へ必要な張力を与えるため
弾性支持される転向ローラ24を経て案内される。
【0045】図6は、ローラ27を介して互いに支持さ
れる内側レース26及び外側レース25の一部を示して
いる。
【0046】図7による断面図には、内側レース26、
外側レース25及びローラ27が示されている。外側レ
ース26には、引張り綱23用の溝39と、図8に示す
走行レール29用の案内溝40とが形成されている。
【0047】走行レール29の頭部は四角形断面の長い
棒とさて構成され、適当に補強されるT字状梁上に固定
されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】支持構造体上に設けられる溶湯容器装置の垂直
断面図である。
【図2】二重溶湯容器装置の平面図である
【図3】溶湯容器の垂直断面図である。
【図4】綱駆動装置により異なる運転位置をとる溶湯容
器の垂直断面図である。
【図5】綱駆動装置の平面図である。
【図6】レースの側面図である。
【図7】レースの垂直断面図である。
【図8】走行レールの垂直断面図である。
【符号の説明】
1,2 溶湯容器 3 電極 8.1 電極保持装置 14 吹込みランス 15 昇降兼旋回装置 18 溶湯 19 内張り 21 せん断楔片 22 綱ウインチ 23 引張り綱 24 転向ローラ 25 外側レース 26 内側レース 27 ローラ 28 保持素子 29 走行レール 39 溝 40 案内溝

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定装置、支持装置及び傾倒装置を持つ
    溶湯容器装置の溶湯容器が、アーク炉の直径の0.6〜
    0.7倍の容器直径を持ちかつ酸素上吹き転炉又はアー
    ク炉として運転される転炉容器であるものにおいて、 溶湯容器(1)が、周囲に設けられる保持素子(28)
    により内側レース(26)に分離可能に固定され、 各内側レース(26)がローラ(27)により外側レー
    ス(25)に可動に支持され、 内側レース(26)と外側レース(25)が少なくとも
    1つのせん断楔片(21)により互いに分離可能に固定
    され、 各外側レース(25)が案内溝(40)で走行レール
    (29)上に移動し、 外側レース(25)が、綱溝(39)内に案内される引
    張り綱(23)により、綱ウインチ(22)及び転向ロ
    ーラ(24)を介して走行可能に設けられ、 昇降兼旋回装置(15)に固定される吹込みランス(1
    4)が溶湯容器(1)内へ下降可能であり、 電極保持装置(8.1)に固定される電極(3)が溶湯
    容器(1)内へ下降可能であり、 内張り(19)内における溶湯(18)の高さが、アー
    ク炉の溶湯高さの1.5〜1.8倍であることを特徴と
    する、溶湯容器装置。
  2. 【請求項2】 溶湯容器(1)が拘束装置(41)によ
    り垂直位置に固定されていることを特徴とする、請求項
    1に記載の溶湯容器装置。
  3. 【請求項3】 吹込みランス(14)用昇降兼旋回装置
    (15)及び電極(3)用給電線(9)を持つ固定電極
    保持装置(8.1)が、溶湯容器(1)より上に設けら
    れていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の溶
    湯容器装置。
  4. 【請求項4】 吸い出しフードとして構成される容器蓋
    (4)が、容器蓋昇降機構(6)により溶湯容器(1)
    上へ下降可能であるか、又は溶湯容器(1)から取除き
    可能であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の
    溶湯容器装置。
  5. 【請求項5】 昇降機構(7.1)が電極(3)用付加
    蓋(12)を容器蓋(4)上へ下降させるか、又は昇降
    機構(7.2)が吹込みランス(14)用付加蓋(1
    3)を容器蓋(4)上へ下降させることを特徴とする、
    請求項1ないし4の1つに記載の溶湯容器装置。
  6. 【請求項6】 吹込みランス(14)が多重ランスとし
    て構成されていることを特徴とする、請求項1又は3に
    記載の溶湯容器装置。
  7. 【請求項7】 廃ガス接続管片を持つ容器蓋(4)、電
    極保持装置(8.1)、廃ガス導管(11)、付加蓋
    (12,13)及び吹込みランス(14)が水冷されて
    いることを特徴とする、請求項1ないし6の1つに記載
    の溶湯容器装置。
  8. 【請求項8】 2つの溶湯容器(1,2)が軸線を平行
    にして横に並んで設けられていることを特徴とする、請
    求項1に記載の溶湯容器装置。
  9. 【請求項9】 旋回台上に設けられて電極(3)及び給
    電線(9)を持つ電極保持装置(8.2)が、一方の溶
    湯容器(1)上又は他方の溶湯容器(2)上へ旋回可能
    であることを特徴とする、請求項8に記載の溶湯容器装
    置。
  10. 【請求項10】 吹込みランス(14)及び付加蓋昇降
    機構を持つ昇降兼旋回装置(15)が、旋回可能な電極
    保持装置(8.2)に対して軸線を平行にして蓋台(3
    6)上に設けられていることを特徴とする、請求項8に
    記載の溶湯容器装置。
JP8095796A 1995-03-15 1996-03-14 溶湯容器装置 Pending JPH08311522A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19509285A DE19509285C2 (de) 1995-03-15 1995-03-15 Schmelzgefäßanlage
DE19509285.6 1995-03-15

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Publication Number Publication Date
JPH08311522A true JPH08311522A (ja) 1996-11-26

Family

ID=7756677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8095796A Pending JPH08311522A (ja) 1995-03-15 1996-03-14 溶湯容器装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5802098A (ja)
EP (1) EP0732411B1 (ja)
JP (1) JPH08311522A (ja)
KR (1) KR960034433A (ja)
AT (1) ATE192504T1 (ja)
DE (2) DE19509285C2 (ja)
ES (1) ES2146334T3 (ja)

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