JPH08310943A - 身体用洗浄料 - Google Patents

身体用洗浄料

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JPH08310943A
JPH08310943A JP7145164A JP14516495A JPH08310943A JP H08310943 A JPH08310943 A JP H08310943A JP 7145164 A JP7145164 A JP 7145164A JP 14516495 A JP14516495 A JP 14516495A JP H08310943 A JPH08310943 A JP H08310943A
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chitosan
oil
detergent
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cleansing agent
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Masayuki Makita
正行 牧田
Takateru Idekura
隆輝 出蔵
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Abstract

(57)【要約】 【目的】独自の芳香及び優れた保湿性等を備え、かつ、
抗菌性等が作用することが可能な身体用洗浄料を提供す
る。 【構成】身体用洗浄料は、ヒノキオイルと水溶性低分子
量キトサンとを含有することを特徴とするものである。 【効果】身体用洗浄料は、独自の芳香、優れた保湿性、
潤いのある清浄効果及び皮膚に独特のさわやか感を与え
ることができ、しかも、抗菌性及び殺菌性が作用を有し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保湿性及び独自の芳香
賦与性に優れ、抗菌作用等を通じて使用後に肌にしっと
り感を有する優れた洗浄性を与える身体用洗浄料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】独特の芳香を放散する化粧品には、ヒノ
キチオ−ル若しくはヒノキオイル(ヒノキ油及びヒノキ
精油と同義語)により賦香(付香)されているものがあ
る。
【0003】賦香は香料の混合より化粧品等を適度な濃
度で均一な香りにすることである。化粧品(化粧石けん
を含む)への賦香は、化粧品の商品価値を高め、化粧品
に要求される諸機能を補うためであると一般的に説明さ
れている。化粧品の商品価値を高めるというのは、芳香
賦与作用、抗酸化作用、抗菌作用、抗黴作用、マスキン
グ作用及び美的価値向上作用であると一般的に説明され
ている(日本化学会編:お化粧と化学(大日本図書、1
993)p66〜75)。
【0004】又、化粧品に要求される諸機能を補うとい
うのは、消炎沈痛作用、免疫能向上作用、生理活性向上
作用、爽快感向上作用及び充足感向上作用の働きによる
と一般的に説明されている(日本化学会編:お化粧と化
学(大日本図書、1993)p66〜75)。
【0005】しかも、賦香による化粧品のそれらの商品
価値の向上は、化粧品の基剤臭を抑制して、化粧品の変
質の防止が大切であると一般的に説明されている(日本
化学会編:お化粧と化学(大日本図書、1993)p6
6〜75)。
【0006】しかし、従来のヒノキチオ−ル若しくはヒ
ノキオイル(特にヒノキオイル)による化粧品(化粧石
けんを含めて)への賦香は、それらの、抗酸化作用、抗
菌作用、抗黴作用及びマスキング作用が必ずしも明白で
ないということがあって、単に独特の芳香賦与作用のみ
が一般に利用されていた。
【0007】ヒノキチオ−ルは、殆どの場合に工業的合
成品が使用されている。ヒノキオイルは、本来の天然物
が使用される場合が少ない。
【0008】一方、保湿性の付与を強調した頭髪用ある
いは身体用の化粧品には、キチン若しくはキトサンが配
合されているものがある(特開昭49−1904号公
報、特開昭59−106409号公報特開昭62−22
1615号公報、特開昭62−223108号公報、特
開平6−24934号公報及び特開平6−279231
号公報等参照)。
【0009】キチンは、エビ、カニ等の甲殻類の殻及び
軟体動物の細胞壁に存在するもので、グルコ−スの第2
位の炭素にアセトアミド基がついた2−アセトアミド−
2−デオキシ−D−グルコ−ス(すなわち、N−アセチ
ルグルコサミン)を構成単位とし、それがβ(1−4)
結合して多糖となっている天然高分子である。
【0010】キチンは、強い水素結合を含む高分子であ
るので、それ自体では水もしくは水溶液に不溶である。
【0011】キトサンは、化学構造的には、キチンのア
セトアミド基からアセチル基がとれた2−アミノ−2−
デオキシ−D−グルコ−ス(すなわち、グルコサミン)
がβ(1−4)結合している多糖の天然高分子で、工業
的には、キチンを濃アルカリにより脱アセチル化処理し
て得られている。
【0012】工業的に使用のキトサンは、その脱アセチ
ル化度(すなわち、N−アセチルグルコサミンがグルコ
サミンになっている割合)が約60%程度以上で、多く
ても約80%程度未満のものを一般的には指している。
しかも、様々な脱アセチル化度のキトサンが工業的に製
造されている。
【0013】従って、キトサンは、単量体としてのグル
コサミンの共重合比が大きい、N−アセチルグルコサミ
ンとグルコサミンとの共重合体であって、分子量、共重
合比、構成単位の変性等の様々な要因によって、その化
学的及び物理的な性質が変化するものである。
【0014】キトサンは、キチンの同様の高分子(例え
ば、分子量がおおよそ20〜30万程度とする測定例が
ある)であるので、一般的には、それ自体では水もしく
は水溶液に不溶である。
【0015】従って、化粧品に配合するキチン若しくは
キトサンには、水に可溶性を有する構造に改質されたも
の等が使用されている(特開昭49−1904号公報、
特開昭59−106409号公報特開昭62−2216
15号公報、特開昭62−223108号公報、特開平
6−24934号公報及び特開平6−279231号公
報等参照)。
【0016】キチンの水可溶化については、キチンの6
位をグリコ−ル化したグリコ−ルキチン、キチンをカル
ボキシメチル化したカルボキシメチルキチン及びキチン
を硫酸エステル化したキチンサルフェ−ト及びその他の
水可溶性のキチン誘導体にする提案がある(特開昭59
−106409号公報等参照)。
【0017】キトサンの水可溶化については、分子量切
断によるオリゴマ−化、誘導体化(カルボキシメチルキ
トサン等)、脱アセチル化度の調整、親水基導入(親水
性ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンキトサン
等)、リン酸化及び硫酸化等の提案がある(特開昭62
−221615号公報参照)。
【0018】なお、誘導体化によるキトサンの水可溶化
は、N−(3−カルボキシプロパノイル)−6−O−
(カルボキシメチル)キトサンにすることが提案されて
いる(特開平6−24934号公報及び特開平6−27
9231号公報参照)。
【0019】しかし、N−(3−カルボキシプロパノイ
ル)−6−O−(カルボキシメチル)キトサンは、毛髪
用化粧品若しくはは顔用化粧品用の保湿剤としての能力
が不十分であって、他の成分との併用によって実用に供
し得る保湿性が与られると提案されている(特開昭62
−221615号公報、特開平6−24934号公報及
び特開平6−279231号公報参照)。
【0020】なお、キトサン自体を水溶液に溶解するに
は、キトサンを有機酸若しくは無機酸の水溶液に加え、
それによって、キトサンを可溶性のある塩の状態にして
キトサンを水溶液に溶解させることが一般的に行われて
いた。
【0021】毛髪用化粧品においては、第4級アンモニ
ウム塩若しくはアミノ酸系カチオン界面活性剤等のカチ
オン界面活性剤とを併用した場合に、保湿性、しっとり
感及びさらさら感を毛髪に付与できると提案されている
(特開昭62−221615号公報参照)。
【0022】化粧水若しくは乳液については、水溶性キ
トサン誘導体であるN−(3−カルボキシプロパノイ
ル)−6−O−(カルボキシメチル)キトサンを酸性ム
コ多糖類と併用して、それによって、乾燥下の皮膚に保
湿を付与するとの提案がある(特開平6−24934号
公報参照)。
【0023】又、化粧水若しくは乳液については、N−
(3−カルボキシプロパノイル)−6−O−(カルボキ
シメチル)キトサンをコラ−ゲンと併用して、それによ
って、保湿力を相乗的に増大できるとの提案もある(特
開平6−279231号公報参照)。
【0024】なお、キトサン若しくはキトサン変性物を
入浴剤に配合して、その入浴剤混入の湯に入った後に肌
が幼児肌に似たスベスベした肌ざわりにするとの提案が
ある(特開昭63−10715号公報参照)。しかし、
その提案によると、キトサン若しくはキトサン変性物の
いずれであっも同様の効果が得られるとしている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来、化粧品(石けん
類を含む)に配合のヒノキチオ−ル若しくはヒノキオイ
ルは、独特の芳香用の芳香賦与成分として着目されてい
て、身体用洗浄料の身体及び皮膚対する清浄効果との関
係については、何らの検討及び提案もされていないとい
う問題点があった。
【0026】キチン及びキトサンは、それらの水溶性化
と化粧品への保湿効果とが検討されているすぎないとい
う問題点があった。
【0027】キトサンの保湿効果についても、他の成分
との併用による保湿力の増大が提案されているにすぎな
いという問題点があった(特開平6−24934号公報
及び特開平6−279231号公報参照)。
【0028】頭髪用化粧品類、洗髪用化粧品類、化粧水
類、クリ−ム乳液類及びパック類等の個別の具体的な化
粧品のそれぞれの保湿効果とキチン及びキトサンとの具
体的関係については、何も解明されていないという問題
点があった。
【0029】キトサンは、前述したように、グルコサミ
ンの共重合比が大きい、N−アセチルグルコサミンとグ
ルコサミンとの共重合体であって、分子量、共重合比、
構成単位の変性等の様々な要因によって、その化学的及
び物理的な性質が大きく変化するが、キトサンのそれら
の性質と化粧品の特性との具体的関係については、何ら
の検討及び提案もなされていないという問題点があっ
た。
【0030】キトサン若しくはキトサン誘導体の構成単
位それ自体と化粧品の保湿効果との直接的関係について
も、何らの検討及び提案もなされていないという問題点
があった。
【0031】例えば、水溶性化キトサン誘導体と化粧品
の保湿性向上との関係に関する提案は、第三成分をいず
れもが配合させた状態で行われているので、水溶性化キ
トサン誘導体それ自体と保湿性向上との関係については
未知であるという問題点があった。
【0032】キトサンの構成単位である2−アミノ−2
−デオキシ−D−グルコ−ス(すなわち、グルコサミ
ン)のアミノ基と化粧品の保湿効果との関係について
も、何らの検討及び提案もなされていないという問題点
があった。
【0033】従って、キトサンの構成単位のグルコサミ
ンのアミノ基を別の基に変えた誘導体と他の成分との併
用により化粧品の保湿効果の向上させるとする従来の提
案も、キトサンの誘導体化と保湿効果の向上との関係が
必ずしも明確でないという問題点があった。そのため
に、キトサンの化学的及び物理的な性質、身体用洗浄料
の保湿効果及び身体用洗浄料の清浄効果の相互間の関係
も未知であるという問題点があった。そこで、それらの
問題点を含めて、賦香成分(特に天然の賦香成分)と保
湿剤との組み合わせが身体用洗浄料の商品価値及び機能
価値に与える作用と効果等、身体用洗浄料の関連する様
々な問題点が本発明者により検討され、ヒノキオイル
(特に天然ヒノキオイル)と低分子量化により水溶性に
したキトサンとを併用することにより、様々な相乗的効
果を身体用洗浄料に生じさせ得ることが見いだされた。
【0034】ここにおいて、本発明は、ヒノキオイルと
水溶性低分子量キトサンとを含有し、それによって、独
自の芳香と保湿性を備えて、潤いとすこやさを備えた清
浄効果を有していて、かつ、抗菌作用及び抗黴作用等に
おいても優れている等の様々優れたな効果と作用を有し
てる身体用洗浄料を提供すること、を目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明の身体用洗浄料
は、ヒノキオイルと水溶性低分子量キトサンとを含有す
るものであること、を特徴とするもので、ヒノキオイル
と低分子量化により水溶性化したキトサン、すなわち、
構成単位がN−アセチルグルコサミンとグルコサミンか
らなる低分子量キトサンを併用することによって、独自
の芳香性と保湿性と有して、独自性のある優れた清浄性
等が得られるようにしたものである。
【0036】〔発明の具体的説明〕本発明の身体用洗浄
料は前述の構成からなるものである。以下、本発明を具
体的に説明する。 〈ヒノキオイル〉本発明の身体用洗浄料は、ヒノキオイ
ルを含有し、かつ、キトサンをも含有しているものであ
る。
【0037】ヒノキオイルは、ヒノキ(檜)油若しくは
ヒノキ(檜)精油と同義語であって、本来的には、天然
ヒノキ樹木から分離した樹液のことである。ただし、二
環性モノテルペンその他の化合物の合成物を配合して、
組成を天然ヒノキ油に似せたヒノキ油(合成物からなる
若しくは合成物を含むヒノキ油)も、一般的には、ヒノ
キ油、ヒノキオイル若しくはヒノキ精油の名称で使用さ
れることがある。
【0038】そこで、以下において、天然ヒノキ樹木か
ら分離の樹液からなる本来のヒノキオイルを「天然ヒノ
キオイル」といい、合成物からなる若しくは合成物を含
むヒノキオイルを合成ヒノキオイルということがある。
【0039】なお、本発明の「ヒノキオイル」の用語
は、天然ヒノキオイル、合成ヒノキオイル若しくは両者
を包含する語義で用いている。本発明の身体用洗浄料に
おいては、合成ヒノキオイルの使用も可能であるが、本
発明の効果を最大に享受するのは、天然ヒノキオイルを
使用した場合である。天然ヒノキオイルは、代表的に
は、比重が水よりも小さい液状物(常温)で、、PHが
酸性側にあるもので、天然成分が何百種類含まれている
ものである。
【0040】そして、天然ヒノキオイルに含有の揮発性
物質(フィトンチッドと称されることがある)の芳香を
人が嗅ぐと生理的に及び感覚的に快適的な状態になるこ
と、及びその揮発性物質が病原菌等の有害な微生物を殺
す能力があること等が客観的かつ科学的に証明されてい
る。
【0041】天然ヒノキオイルの揮発性物質は、その主
成分がテルペン(テルペン類化合物とも称されることも
ある)で、それは、炭素数5n個の天然物炭化水素及び
関連した含酸素化合物群を含むものである。テルペン
は、炭素数はC10が基本で、それ以外のものでは、炭素
数C15、炭素数C20、炭素数C25及び炭素数C30のもの
が多いとされている。
【0042】天然ヒノキオイルに含有の揮発性物質は、
アルファ−ピネン及びベ−タピネンとアルファ−テルビ
オ−ル等を含む数十種類の二環性モノテルペンであると
されていて、それらが独特の芳香の原因物質となってい
るされている。
【0043】そして、天然ヒノキオイルを身体用洗浄料
に含有させた場合においても、天然ヒノキオイルの揮発
性物質に由来の効果が認められることが本発明で見いだ
されている。
【0044】天然のヒノキ樹木からの天然ヒノキオイル
の採取方法は任意である。例えば、水蒸気蒸留法、抽出
法、吸収法、浸出法あるいは圧搾法等により採取した天
然ヒノキオイルを用いるとよく、水蒸気蒸留法による天
然ヒノキオイルの使用が適していることが本発明で見い
だされている。
【0045】ヒノキオイルは、0.05〜5.00重量
部/身体用洗浄料100重量部の割合で配合するのが好
ましい。
【0046】0.05重量部未満では、身体用洗浄料
の、芳香性、抗菌作用及び抗黴作用等が不十分となる場
合があるからである。又、5.00重量部までが好まし
いとしたのは、それを越える量を配合しなくても、本発
明の効果を享受できるからである。
【0047】図1は、本発明の効果を最大に享受するの
に適した純粋の木曽ヒノキ(檜)から採取した天然ヒノ
キオイルの一例のガスクロマトグラフのチャ−トを示し
たものである。
【0048】図1のチャ−トは、天然ヒノキオイルを1
00倍量のアセトン溶媒に溶解したものをガスクロマト
グラフィ−により測定したものである。ガスクロマトグ
ラフィ−装置は、日立G−3000型で、カラムにはヒ
ュ−レット・パッカ−ド社製の溶溶シリカキャピラリ−
カラム(25m×0.32m/m×0.17μm)を使
用した。測定は、キャリア−ガス(ヘリウム)1.2m
l/分で、オ−プン温度50。 →250。 (10。 /
分)及びスリット比1:50の条件で行った。
【0049】そして4、木曽ヒノキ(檜)から採取の天
然ヒノキオイルには、図1のチャ−トから明らかなよう
に、リモネン等の単環式モノテルペン、β−ピネン等の
二環式モノテルペン、β−ミルセン等の鎖状モノテルペ
ン、α−テルピネン及びγ−テルピネン等のp−メンタ
ン炭素骨格を持つテルピネン、シオネ−ル等のp−メン
タン炭素骨格を持つモノテルペンオキシド及びヒノキチ
オ−ルが含まれていることがわかる。
【0050】なお、従前においては、天然ヒノキチオ−
ル(4−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2,4,6−
シクロヘプタトリエン−1−オン)は、ヒノキ科の、ア
スナロ属のアスナロ若しくはヒノキアスナロ(いわゆる
青森ヒバ)、ネズミサシ属のイブキ若しくはネズミサ
シ、クロベ属のクロベ若しくはウエスタン・レッド・シ
ダ−、イノセンスシダ−属のイノセンスシダ−及びヒノ
キ類の台湾ヒノキにのみ含有されているとの意見があっ
た。
【0051】従って、天然ヒノキチオ−ルは、我が国の
樹木では、青森ヒバに含有されているだけで、日本のヒ
ノキには含有されていないとする意見もあった。
【0052】しかし、本発明者の一部により日本のヒノ
キ樹木の成分が詳細に分析及び研究され、それによっ
て、図1のチャ−トにも現れているように、日本のヒノ
キ樹木にも、天然ヒノキチオ−ルが含有されていること
が明らかにされている。
【0053】そして、本発明者による検討等によれば、
ヒノキオイル(特に天然ヒノキオイル)が有している抗
菌作用及び抗黴作用とキトサンの抗菌作用等と相乗的に
作用する可能性があることが、本発明の身体用洗浄料の
使用による得られる皮膚のすこやか感、皮膚のきめが整
えられる状況及び皮膚の清潔なはりから知られることが
見いだされている。 〈キトサン〉本発明の身体用洗浄料は、キトサンを含有
し、かつ、ヒノキオイルをも含有するものである。
【0054】キトサンとしては、脱アセチル化度(すな
わち、N−アセチルグルコサミンがグルコサミンになっ
ている割合)が約40%程度以上で100%未満であっ
て、水若しくは身体用洗浄料の水溶液に溶解する程度の
低分子量のものであれば使用可能である。
【0055】従って、本発明の「キトサン」の用語は、
脱アセチル化度についてみれば、約40%程度以上で1
00%未満の脱アセチル化度のキトサンの意味で使用し
ている。
【0056】キトサンは、低分子量化により水可溶化し
たものである場合においては、保湿性及び独自の芳香賦
与性に優れ、抗菌作用等を通じて使用後に肌にしっとり
感を有する優れた洗浄性を与える身体用洗浄料が得られ
ることが本発明で見いだされている。
【0057】そして、誘導体化により水可溶化にしたキ
トサンを使用しても、そのような効果が得るのが困難で
あることが本発明で見いだされている。
【0058】キトサンの脱アセチル化度は、高い方が本
発明の効果を有する身体用洗浄料を得るのに適している
ことが本発明で見いだされている。
【0059】そして、脱アセチル化度が約40%程度以
上(特に60%程度以上)のキトサン、すなわちグルコ
サミンのグルコサミンの共重合比が大きいキトサン、で
あって、水可溶化となる程度の低分子量のキトサンであ
れば、ヒノキオイルとの併用によって本発明の効果を容
易に享受きることも本発明で見いだされている。
【0060】ただし、キトサンは、低分子量化し過ぎる
と、本発明による効果の享受が困難にることが本発明で
見いだされている。
【0061】そのために、キトサンの重量平均分子量
は、その下限が約600程度であって、その上限が水若
しくは身体用洗浄料の水溶液に少量溶解することができ
る分子量の大きさであればよい。
【0062】重量平均分子量の上限は、具体的には、例
えば、40,000であれば、本発明による効果を享受
できることができる。又、キトサンの重量平均分子量
が、例えば、800〜28,000程度であれば、キト
サンの溶解が容易であって、かつ、本発明による効果を
容易に享受できる範囲であることが見いだされている。
そして、キトサンは、その脱アセチル化度が約40%程
度以上(特に60%程度以上)で100%未満(特に9
5%未満、工業的には特に90%未満)であり、重量平
均分子量が600〜40,000であれば、身体用洗浄
料のPHが酸性であっても、アルカリ性であっても身体
用洗浄料に溶解可能であることが本発明で見いだされて
いる。
【0063】しかも、キトサンがそのような脱アセチル
化度であって重量平均分子量である場合は、ヒノキオイ
ルと併用することによって、種々の組成の身体用洗浄料
について本発明の特有の効果を生じさせ得ることが本発
明者により見いだされている。なお、キトサンの重量平
均分子量は、高速液体クロマトグラフィ−法(一般的に
は、HPLC法と称されている)によって測定された数
値である。
【0064】HPLC法は、キトサンの酸溶解液をGP
Cカラムに流してRI(屈折率)で検出して、得られる
モ−ドから分子量を測定する方法である。
【0065】なお、キトサンの分子量測定は、粘度法が
一般的であるとされているが、本発明においては、正確
性において優れるHPLC法によっている。
【0066】キトサンは、重量平均分子量が約600〜
約40,000程度であって、脱アセチル化度が例えば
約80〜約85%程度であるものは、淡黄色の粉体であ
って、その5重量%水溶液が5〜10cps程度の粘度
を有している。その少量を溶解した水溶液のpHは6〜
8程度である。
【0067】ただし、キトサンの脱アセチル化度が約8
0%程度では、アミノ基含有量が8〜9%程度になって
いる。
【0068】キトサンは、約0.01重量部〜約1.0
重量部/身体用洗浄料100重量部、好ましくは約0.
05〜約0.50重量部/身体用洗浄料100重量部、
の量を身体用洗浄料に配合することによって、本発明の
効果を容易に生させることが可能となる。 〈身体用洗浄料〉身体用洗浄料は、身体を直接的若しく
は間接的に洗浄することを伴うものである。又、身体用
洗浄料は、身体のいずれの箇所の使用するものであって
もよいが、特に、頭髪以外の身体の箇所に使用するのに
適している。
【0069】本発明の身体用洗浄料には、洗浄を直接の
目的とする化粧石けんあるいは合成洗浄料にみならず、
洗浄を間接的に伴うボディロ−ションようなものまでが
包含される。
【0070】洗浄を直接の目的とする化粧石けんあるい
は合成洗浄料は、それぞれ単独の形態が望ましいが、そ
れらの複合型あるいは混合型であってもよく、形態にお
いても任意であって、例えば、液相若しくは固相のいず
れであっもよく、液相をとる場合は、均一溶液状、固体
混合の不均一溶液状、エマルジョン状、ゾル状若しくは
クリ−ム状のいずれの形態を採ることも可能である。
【0071】身体用洗浄料の代表例には、例えば、化粧
石けん、皮膚洗浄料若しくはボディロ−ションがある。
皮膚洗浄料としては、洗顔用洗浄料あるいはボディシャ
ンプ−(ボディソ−プと同義)が代表的である。ボディ
ロ−ションとしては、手あるいは身体用のものが代表的
である。
【0072】本発明の身体用洗浄料は、一般的には、ヒ
ノキオイル及びキトサンとを含有すること以外は、公知
の各種の身体用洗浄料を用いることが可能である。化粧
石けん及び合成洗浄料には、脂肪酸塩あるいは界面活性
剤のいずれもが使用可能である。
【0073】脂肪酸塩は、化粧石けんに使用することが
できる脂肪酸塩(例えば、C11〜C12程度の炭素数の飽
和脂肪酸あるいは不飽和脂肪酸のソ−ダ塩)であれば、
いずれの原料油も使用可能である。
【0074】原料油を例示すると、オリ−ブ油、ヤシ
油、綿実油、大豆油、アマニ油、ヒマシ油、落花生油及
び米ぬか油等の植物油、及び牛脂及び豚脂等の動物脂、
魚油等の動物油等の天然油がある。
【0075】天然油としては、オリ−ブ油の使用が適し
ていて、オリ−ブ油のオレイン酸等が皮膚になじみやす
いという独特の性質が、ヒノキオイル及びキトサンと相
乗的に働いて、洗浄の後においても肌に独特の柔らかと
潤いのある保湿性が付加された清浄効果が得られ、身体
用洗浄料の商品価値も向上することも本発明で見いださ
れている。
【0076】オリ−ブ油石けんは、オリ−ブ油石けん単
独でも使用可能であるが、オリ−ブ油石けんと若しくは
オリ−ブ油との混合物であってもよい。
【0077】本発明の身体用洗浄料において界面活性剤
を使用するこも可能である。界面活性剤としては、陰イ
オン系、陽イオン系、非イオン系及び両性のものが使用
可能である。
【0078】陰イオン界面活性剤には、例えば、一級高
級アルコ−ル硫酸エステル、二級高級アルコ−ル硫酸エ
ステル、高級アルコ−ルポリオキシエチレン付加物硫酸
エステル、アルキルアリル硫酸エステル及びオレフィン
硫酸塩等を用いることができる。
【0079】陽イオン界面活性剤には、例えば、アルキ
ルアミン酢酸塩及びアルキルジエタノ−ルアミン酢酸塩
等の第一級〜第三級アミン系、アルキル・ジメチルベン
ジルアンモニウム・クロライド等の第四級アミン系及び
ピリジニウム系のものがある。
【0080】非イオン界面活性剤には、例えば、多アル
コ−ル脂肪酸エステル系及び酸化エチレン重合付加系の
ものがある。
【0081】両性界面活性剤には、例えば、ペタイン型
及びアミノ酸型のものがある。
【0082】これら以外にも、身体用洗浄料に配合可能
なものであれば、いずれも使用可能である。なお、本発
明に合目的であって、本発明の効果を特に害さない限り
においては、本発明の身体用洗浄料に対する改変あるい
は部分的な変更及び付加は任意であって、いずれも本発
明の範囲内である。
【0083】次に、本発明による身体用洗浄料を実施例
に基づいて具体的に説明するが、実施例は例示であって
本発明を拘束するものではない。
【0084】
【実施例】
〈実施例1〉5種類((1)〜(5))の試験用身体用
洗浄料(以下において、試験洗浄料ということがある)
を調製した。各試験洗浄料は以下に記載のものであっ
た。試験洗浄料(1 ) 石けん成分 80(重量部) (パ−ム油Na石けん(10%)、ヤシ油Na石けん (15%)、オリ−ブ油Na石けん(75%)からなる) グリセリン 4.5 天然ヒノキオイル 2.0 低分子量キトサン 0.5 (重量平均分子量約2,500 脱アセチル化度60%以上)精製水 13 合計100重量部試験洗浄料(2 ) オリ−ブ油Na石けん 70(重量部) 硬化牛脂脂肪酸アミル−DL−グルタミン酸ジNa 25 グリセリン 3.0 天然ヒノキオイル 1.5 低分子量キトサン 0.5(試験洗浄料(1)で使用のものと同一) 合計100重量部試験洗浄料(3 ) N−ラウロイル−L−グルタミン酸トリ 20(重量部) エタノ−ルアミン(30%水溶液) N−ラウロイルメチルタウリンNa(3モル) 10 (30%水溶液) ラウリン酸トリエタノ−ルアミン 10 ミリスチン酸トリエタノ−ルアミン 10 ラウリン酸ジエタノ−ルアミド 5 プロピレングリコ−ル 5 天然ヒノキオイル 1.5 低分子量キトサン 0.5 (試験洗浄料(1)で使用のものと同一)精製水 38 合計100重量部試験洗浄料(4 ) N−ラウロイル−L−グルタミン酸トリ 20(重量部) エタノ−ルアミン(30%水溶液) ラウリルポリオキシエチレン(3モル) 10 硫酸Na N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキ 5 シメチル−N−ヒドロキシエチルエチレン ジアミンNa(40%水溶液) ヤシ油脂肪酸ジエタノ−ルアミド 5 オリ−ブ油カリ石けん 20 グリセリン 8 天然ヒノキオイル 1.5 低分子量キトサン 0.5 (試験洗浄料(1)で使用のものと同一)精製水 30 合計100重量部試験洗浄料(5 ) N−ラウロイル−L−グルタミン酸トリ 45(重量部) エタノ−ルアミン(30%水溶液) ポリオキシエチレン(3モル)ラウリル 25 エ−テル硫酸Na(27%水溶液) ヤシ油脂肪酸ジエタノ−ルアミドル 5 グリセリン 5 精製オリ−ブ油 0.5 天然ヒノキオイル 1.2 低分子量キトサン 0.5 (試験洗浄料(1)で使用のものと同一)精製水 18 合計100重量部 〈実施例2〉1グル−プを10名の被験者とする5つの
グル−プを用意した。グル−プには、(イ)〜(ホ)の
名称を付した。各グル−プは、30〜50才の女性が混
在していた。
【0085】固体石けんは通常の使用状態と同じ状態で
使用して貰った。液状洗浄料は5ミリリットル/(1回
毎)使用して貰った。グル−プ(イ)の被験者には、実
施例1の試験洗浄料(1)を使用して入浴時に身体を洗
浄してもらった。同様にして、グル−プ(ロ)の被験者
には試験洗浄料(2)を、グル−プ(ハ)の被験者には
試験洗浄料(3)を、グル−プ(ニ)の被験者には試験
洗浄料(4)を、グル−プ(ホ)の被験者には試験洗浄
料(5)をそれぞれ使用して同じ条件で身体を洗浄して
もらった。
【0086】そして、毎日使用して1週間経過後に、各
被験者には次の事項を解答して貰った。
【0087】解答事項は、肌の保湿性、肌の滑らかさ、
肌のきめ細かさ及び清浄感についてであった。
【0088】肌の保湿性については、肌の保湿性が、著
しく改善された、改善された若しくは変化が認められな
いのいずれに該当するかを解答して貰った。
【0089】肌の滑らかさについては、肌の滑らかさ
が、著しく改善された、改善された、変化が認められな
い又はわからないのいずれに該当するかを解答して貰っ
た。
【0090】肌のきめ細かさついても、肌が、著しくき
め細くなった、きめ細くなった、殆ど変化がない若しく
はわからないのいずれに該当するかを解答して貰った。
【0091】清浄感については、肌に柔らかい清浄感で
ある、独特の好ましい清浄感である、あまり好ましくな
い清浄感である若しくはわからないのいずれに該当する
かを解答して貰った。
【0092】肌の保湿性については、グル−プ(イ)の
被験者の7人、グル−プ(ロ)の被験者の6人、グル−
プ(ハ)の被験者の6人、グル−プ(ニ)の被験者の7
人及びグル−プ(ホ)の被験者の7人が、著しく改善さ
れた又は改善されたと解答した。
【0093】肌の滑らかさについては、グル−プ(イ)
の被験者の6人、グル−プ(ロ)の被験者の6人、の被
験者の6人、グル−プ(ニ)の被験者の8人及びグル−
プ(ホ)の被験者の7人が、著しくきめ細くなった又は
きめ細くなったと解答した。清浄感については、グル−
プ(イ)の被験者の7人、グル−プ(ロ)の被験者の6
人、グル−プ(ハ)の被験者の6人、グル−プ(ニ)の
被験者の8人及びグル−プ(ホ)の被験者の8人が、肌
に柔らかい清浄感である及び独特の好ましい清浄感であ
ると解答した。なお、ヒノキオイルとキトサンを除いた
試験洗浄料(1)〜(5)を各被験者に同様の条件で試
験して貰った結果では、肌の保湿性については各グル−
プの3人程度が改善されたと解答した。肌の滑らかさに
ついては各グル−プの2人程度がきめ細くなったと解答
した。
【0094】
【発明の効果】本発明の身体用洗浄料によれば、以下の
ような効果が得られる。 (a)独自の芳香と保湿性が得られる。 (b)潤いのある保湿性を備えた清浄効果が得られる。 (c)皮膚に独特のさわやか感を与えることができる。 (d)大きな、抗菌性、抗黴性及び殺菌性の作用をする
身体用洗浄料が得られ、清浄時及び清浄後の身体(代表
的には皮膚)に作用を働かせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天然ヒノキオイルのガスクロマトグラフのチャ
−ト図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3/50 C11D 3/50 9/26 9/26 9/38 9/38 9/44 9/44 9/50 9/50 10/06 10/06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒノキオイルと水溶性低分子量キトサンと
    を含有すること、を特徴とする身体用洗浄料。
  2. 【請求項2】ヒノキオイルが天然ヒノキオイルからな
    り、水溶性低分子量キトサンが重量平均分子量600〜
    40,000であること、を特徴とする請求項1に記載
    の身体用洗浄料。
  3. 【請求項3】洗浄料の主体的成分として、オリ−ブ油石
    けん、オリ−ブ油若しくはそれらの混合物を含有するこ
    と、を特徴とする請求項1あるいは2のいずれかに記載
    の身体用洗浄料。
  4. 【請求項4】身体用洗浄料が、化粧石けん若しくはボデ
    ィシャンプ−であること、を特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の身体用洗浄料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11124324A (ja) * 1997-10-17 1999-05-11 Tosco Co Ltd アトピー性皮膚炎症用化粧料
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