JPH08310513A - ヘタ付き青果物の姿勢揃え装置及びこの装置を用いた箱詰装置 - Google Patents

ヘタ付き青果物の姿勢揃え装置及びこの装置を用いた箱詰装置

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JPH08310513A
JPH08310513A JP11708295A JP11708295A JPH08310513A JP H08310513 A JPH08310513 A JP H08310513A JP 11708295 A JP11708295 A JP 11708295A JP 11708295 A JP11708295 A JP 11708295A JP H08310513 A JPH08310513 A JP H08310513A
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衛 鈴木
Masayoshi Tsujimura
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性の高い反転処理を実現しながら、搬送
青果物の間隔を広げる必要なしに、連続的に効率よく搬
送できるヘタ付き青果物の姿勢揃え装置を提供する。 【構成】 ヘタ付き青果物100を搬送する搬送路1上
で、その青果物のヘタが上側,底側のいずれに位置する
かを判別して、ヘタが上側に位置する青果物100aは
反転装置7のある反転搬送路に移載し、ヘタが底側に位
置する青果物100bは箱詰コンベア6に移載し、反転
搬送路で反転させた青果物は、上記搬送路1の姿勢判別
位置よりも上流に戻すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柿やトマトなどのよう
に扁平形状で転がり易いヘタ付きの青果物のヘタの向き
を揃えるために利用される姿勢揃え装置、及びこの装置
を備えた箱詰装置に関する。
【0002】
【発明の背景と従来技術】選果場等において行われる青
果物の箱詰は、近年においては機械化,自動化して行な
うのが通常となっており、例えば、下端に吸着盤を有す
る一つあるいは複数の吊杆により、集積した青果物を所
定数づつ吊持して集積部から箱等の梱包容器内に移載す
る方式のものが知られている。
【0003】ところで、柿やトマトなどのヘタ付き青果
物を吊杆で吸着吊持する場合には、吊杆下端の吸着盤で
青果物を吊持する際に、その吸着面にヘタが有ると確実
な吊持ができない場合があるため、吸着面(吊持される
青果物の上側)にヘタの無い面を向けるようにする処理
が一般に行われている。この処理に用いられる装置は一
般に青果物の反転装置と呼ばれ、柿やトマトなどのヘタ
付き青果物を箱詰する際の吸着吊杆による確実な吊持を
図るために箱詰装置に前処理装置として併設されるのが
普通である。
【0004】このような、ヘタ面が上又は下のいずれか
に特定されない状態で搬送されている青果物を吊杆で確
実に吸着吊持して箱詰処理することに利用される上記反
転装置としては、例えば、実開昭61−125903
号、実公平6−3774号などの提案のものが知られて
いる。
【0005】このうちの前者実開昭61−125903
号に記載の反転装置は、柿やトマト等が丸みをもってい
て比較的回転し易い不安定な形状であることを利用した
ものであって、搬送途中の青果物を回転ブラシや垂れ下
がりゴム幕に接触させることにより上面にヘタがある場
合の引っ掛かりでその回転し易さを促進させ、反転を行
わせるものである。
【0006】また、上記実公平6−3774号記載の反
転装置は、コンベアの搬送面上の所定高さに、搬送方向
と直交してワイヤーなどの線状体を張設し、青果物のヘ
タをこの線状体に引っ掛けて強制的に反転させるように
したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の各提案
の方式では、実際の作業においては目的とする青果物の
全てを確実に反転させることが必ずしもできないという
問題があった。
【0008】この問題は、青果物が隙間なく搬送されて
いる部分で特に顕著に知見される。すなわち、上記のよ
うな隙間のない搬送状態では、反転途中の青果物が後続
の青果物に当たって反転が邪魔される場合があり、これ
が上記ゴム幕や線状体とヘタとの引っ掛かりの外れ原因
となって、反転不良を招くからである。したがってこの
問題は、青果物の間隔を広げて搬送させるようにするこ
とで解消できる。しかしこのようにすると搬送効率が低
下するという別の問題を招くことが避けられない。
【0009】またこれらの提案の方式はいずれも比較的
転がり易い青果物の転がりをゴム幕や線状体との接触で
促進させるものであるため、上面にヘタが位置していな
い−つまり反転の必要がない−青果物でも、その転がり
促進作用によって確率的には小さいにしても反転の必要
がない一部の青果物を反転させてしまう場合があるとい
う問題もあった。
【0010】これらのいずれの反転不良も、箱詰装置の
前処理として行われる反転処理にあっては、箱詰作業時
の吊持ミスを招く原因となる虞れがあり、また仮に吊持
ミスがなくとも、箱詰された青果物の姿勢は不揃いとな
るため、流通市場や販売店などで蓋を開いて陳列するよ
うな場合には好ましくない。
【0011】本発明は以上のような従来の反転装置の問
題を解消して、必要な青果物は確実に反転処理させると
共に反転の必要がない青果物については全く反転させる
ことがない、という二つの要求を同時に満足できる信頼
性の高い反転処理を可能としたヘタ付き青果物の姿勢揃
え装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0012】また本発明の別の目的は、かかる信頼性の
高い反転処理を実現しながら、搬送青果物の間隔を広げ
る必要なしに、連続的に効率よく搬送できるヘタ付き青
果物の姿勢揃え装置を提供するところにある。
【0013】また本発明の他の目的は、このような信頼
性が高くかつ搬送効率にも優れた反転処理を利用して、
生産性の高い自動化,機械化した箱詰処理ができるヘタ
付き青果物の箱詰装置を提供するところにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は本願の各請求
項に記載した発明により達成される。本発明により提供
される姿勢揃え装置の特徴の一つは、上記請求項1に記
載した通り、ヘタ付き青果物を一列に載せて搬送する第
1の搬送路と、この第1の搬送路上の青果物のヘタが上
側,底側のいずれに位置するかを判別する姿勢判別手段
と、この第1の搬送路の下流側に並設された第2及び第
3の搬送路と、上記姿勢判別手段と該第2及び第3の搬
送路の間に設けられて、ヘタが上側に位置する青果物は
上記第2の搬送路に移載し、かつヘタが底側に位置する
青果物は上記第3の搬送路に移載するように振り分ける
振分手段と、上記第2又は第3のいずれかの一方の搬送
路上を搬送される全ての青果物を上下反転させる反転手
段と、該反転させた青果物を上記第1の搬送路の姿勢判
別手段の位置よりも上流に戻すかあるいは上記第2又は
第3のいずれか他方の搬送路に合流させる搬送手段とを
備えたという構成をなすところにある。
【0015】この請求項1の発明は、ヘタ付きであって
かつそのヘタの位置を上側あるいは底側に揃えることが
求められる青果物であれば特に限定されることなく対象
とできるが、特には、上側にヘタが位置している青果物
が振り分けられる上記第2の搬送路に反転手段を設ける
ことで全ての青果物の姿勢をヘタが底側に位置するよう
に姿勢揃えして箱詰処理を良好に行わせることに好まし
く利用され、したがって、トマト,柿などを代表的対象
青果物として挙げることができる。
【0016】上記発明の構成における第1〜第3の搬送
路は、ベルトコンベア、ローラコンベアなど適宜の搬送
方式のものを用いて構成することができ、特に限定され
るものではない。
【0017】上記の振分手段は、例えば搬送方向に直交
する方向の片側に青果物を押し出すプッシャー(エアシ
リンダ装置等)や、後述するように特公昭58−397
29号公報,実公平2−8897号公報記載の装置を応
用して構成した分配手段と兼用の振分手段など、適宜の
構成のものを採用できる。
【0018】上記構成において、反転手段を有する搬送
路で反転された青果物を第1ないし第3のいずれかの搬
送路に移送する手段は、反転手段の構成にもよるが、一
般的には通常のベルトコンベア、ローラコンベアなどを
用いて形成できる。移送先としては、反転手段が第2の
搬送路に設けられている場合には第3の搬送路、反転手
段が第3の搬送路に設けられている場合には第2の搬送
路を、姿勢を揃えた青果物の合流先として挙げることが
できる。また、第1の搬送路に反転した青果物を戻す返
送方式を採用することもできる。この第1の搬送路に青
果物を戻す返送方式では、振分手段を有する場合には姿
勢判別手段の上流に戻す構成とすることが該振分手段と
の兼ね合い上好ましい。
【0019】姿勢揃え装置の下流に青果物の箱詰装置を
設ける場合には、青果物を上下反転させる反転手段を上
側にヘタが位置した青果物が振り分けられる上記第2の
搬送路に設け、反転手段を有さない第3の搬送路は、こ
れを複数並設すると共に、この複数並設した搬送路に移
載する青果物を分配手段でこれら複数の搬送路に均等分
配するように構成することが好ましい。この分配手段
は、例えば、特公昭58−39729号公報に記載され
たような、揺動する選別ゲートとガイドレールとを組み
合わせて、該ガイドレールで複数に区画された搬送路に
青果物を順次に分配する方式、上流側を支点として下流
側が揺動する搬送路により分配する方式、特公平5−2
4008号公報に記載のように、搬送方向に直交する方
向に移動できる単位の青果物搬送板に青果物を一つづつ
載せて第3の搬送路への供給位置を分配する方式など、
特に限定されることなく、既知の種々のものを適宜採用
することができる。
【0020】上記反転手段は、これを通過する全ての青
果物を確実に反転させるものであれば反転方式,装置構
造に限定されることなく用いることができ、例えば以下
の実施例で説明する段差方式、上下Uターン型ベルト方
式などのものを例示することができる。
【0021】本願の請求項4の発明は、上述した青果物
の姿勢揃え装置を用いて構成される箱詰装置を特徴とす
るものであり、上記構成の青果物の姿勢揃え装置の反転
手段を有さない第3の搬送路の下流に、ヘタが底側に位
置する青果物を梱包容器に移載する箱詰用移載手段を配
置することにより構成される。
【0022】この箱詰移載手段としては、青果物が1条
の第3の搬送路上を搬送される場合には例えば特公平5
−17085号公報に記載の自動パック詰め装置を利用
することもできるし、青果物を複数条の第3の搬送路に
分配して搬送する場合には、実公平6−331号公報に
記載の自動箱詰装置などを利用することができ、従来既
知のものを特に限定されることなく用いることができ
る。
【0023】上記の箱詰装置は、第3の搬送路を複数並
設すると共に、第1の搬送路から該第3の搬送路に青果
物を振り分けて移載する途中に青果物をこれら複数の第
3の搬送路に均等分配する分配手段を設け、更に箱詰用
移載手段が青果物を吸着吊持する吊杆を備えた構成のも
のとして特に好ましく構成される。この構成によれば、
複数列に集積された青果物を複数の吊杆で複数づつ順次
梱包できて、自動化,機械化した効率の良い箱詰処理を
実現できる。
【0024】なお、上記の箱詰装置において、ヘタ位置
が上側と下側に一定していない青果物を第2及び第3の
搬送路に振り分ける振分手段と、この第3の搬送路を複
数並設してこれら第3の搬送路の複数に青果物を均等分
配する分配手段とを、一つの手段で兼用するように構成
することも好ましい。
【0025】
【作用】本発明のヘタ付き青果物の姿勢揃え装置によれ
ば、ヘタの位置が上,下一定せずにランダムに搬送され
る青果物が、反転の必要なものは必ず反転され、反転の
必要のないものは全く反転されることがないという理想
的な反転処理により姿勢が揃えられる。
【0026】したがって、かかる姿勢揃え装置を有する
箱詰装置によれば、箱詰状態の青果物の姿勢が全て一定
に揃った好ましい梱包状態となり、また吸着吊持方式の
箱詰用移載手段を用いる場合に吊持ミスを招くことがな
い。
【0027】なお、ヘタ付き青果物の姿勢揃え処理は、
上記のような箱詰のための前処理とは別に、撮像−画像
処理などの手法で選別要素を測定し、これに基づいて外
観品質や内部品質などに基づく選別を自動化して行う場
合にも利用できる。すなわち、近時提案されている品質
判定等のための画像処理において、トマトなどのヘタ付
き青果物では、ヘタが写る状態で撮像しているのかある
いはヘタは写らない状態状態で撮像しているかが一定し
ないと、選別結果は極めて不正確で判定評価が無意味な
結果になってしまう。そこで本発明の姿勢揃え装置によ
り撮像の段階でヘタの向きを揃えておくことで一定した
姿勢での撮像が実現できる。
【0028】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
【0029】実施例1 図1は本発明の姿勢揃え装置、及びこれを用いた箱詰装
置の実施例1の構成概要を示した平面図であり、図2は
同正面図、図3は同姿勢揃え装置に備えられている姿勢
判別手段の概要を説明する正面図、図4は同反転装置を
説明するための拡大図である。
【0030】これらの図において、1はヘタ付き青果物
(例えば「柿」:以下柿100とする)を一列に搬送す
る第1の搬送路であり、図2に示す如く無端回動するベ
ルトコンベアにより構成されていて、選別搬送路2上で
等階級選別された柿100が、該選別搬送路2上から図
示しない排出装置によってこの第1の搬送路1に連続的
に供給されるようになっている。
【0031】3はこの第1の搬送路(以下「第1コンベ
ア」という)1の途中に設けられた姿勢判別装置であ
り、本例では図3に示すように光電センサ(反射型スイ
ッチ)301を第1コンベア1の上方に配置することで
構成されていて、この光電センサ301の感度を、ヘタ
部検出の時(off)とヘタ無し部検出の時(on)と
で異なるようにセットし、柿通過時の光電センサの信号
の有無(on,off)によりヘタが上側にあるか下側
にあるかを判別するようになっている。なおこの姿勢判
別装置は、光電センサに代えてカメラ等の撮像手段等を
用いて上側にヘタがあるか否かを判別するようにしても
よい。
【0032】この姿勢判別装置3により検出判別された
ヘタが上側にある柿(以下これを100aとする)と、
ヘタが底側にある柿(以下これを100bとする)との
判別情報は、第1コンベア1の下流に連接した振分装置
4の図示しない振分制御装置に送られる。
【0033】本例におけるこの振分装置4は、例えば、
隙間なく連接されて無端回動する多数の棒状体からなる
振分コンベア本体401と、柿を一つ載せる程度の大き
さの座として形成されかつ上記振分コンベア本体401
の一の棒状体又は複数本に貫通滑合されて棒状体長尺方
向(搬送の幅方向)に移動可能に支持された振分トレー
402と、更に振分コンベア401の回動に伴ってこの
振分トレー402を幅方向の所定位置に移動させる不図
示の移動案内手段とによって構成されている。なおこの
振分トレーの移動案内手段は、例えば、該振分トレー4
02が係合している上記棒状体の幅方向両端に渡ってル
ープ状にワイヤを架設し、このループワイヤを上記姿勢
判別装置3からの判別情報を受けた振分制御装置により
回転させて幅方向の位置を移動させるものとして構成さ
れる。
【0034】なお本例の移動案内手段は、上記振分トレ
ー402に接触係合する位置と退避する位置を選択でき
る幅方向の移動ガイドを、姿勢判別装置3からの判別情
報で進出後退させる構成のもとしても形成できるが、こ
れらの具体的な構成に限定されるものではなく、要する
に、図1に示した如く、ヘタが上側に位置している柿1
00aはこの振分装置4の最左側に寄せて第2の搬送路
をなす反転搬送路5のレーンに移載し、反対にヘタが底
側に位置している柿100bは、上記以外の位置に案内
して第3の搬送路をなす箱詰用コンベア6に移載するも
のであればよい。
【0035】なお本例ではヘタが底側に位置している柿
100bの移動案内は、下記するように4条並設された
第3の搬送路である箱詰用コンベア6のレーン601〜
604に均等に分配するように振り分けて移載するとい
う、振分装置4が分配装置を兼ねている特徴がある。す
なわち、振分装置4による箱詰用コンベア6への移載
は、4条並設された各レーン601〜604に対し、レ
ーン601→602→603→604→601→・・・
・の順に一つづつ均等分配するように上述した移動案内
手段で案内されるように構成されており、これによって
振分と分配が一つの振分装置4により行われるようにな
っている。なお各レーンは適宜の仕切り壁によって区画
されている。
【0036】7は反転装置であり、上述のように、振分
装置4からヘタが上側に位置している柿100aが移載
される反転搬送路5の途中に設けられている。この反転
装置7の詳細は図4に示される。すなわち、本例の反転
搬送路5は、上記振分コンベア4から柿100aを受け
入れる受入れ搬送路501と、反転後の柿100bを上
記第1コンベア1の姿勢判別装置3の上流に戻す戻し搬
送路502とから構成されていて、この受入れ搬送路5
01と戻し搬送路502の間に上記反転装置7が配置さ
れている。そしてこの反転装置7は、受入れ搬送路50
1の搬送終端に対して一定高低い反転受けコンベア70
1を略直角方向に向けて配置することで構成される。な
お702は落下止め壁である。このような構成により、
受入れ搬送路501で送られてくるヘタが上側に位置す
る柿100aは、該受入れ搬送路501を形成している
コンベアの終端部から、段差のある反転受けコンベア7
01に落ちる際に図4に示す如く落下反転してヘタが底
側に位置する状態(100bの状態)となって送られ、
図1に示す戻りレーン502のコンベアを経て第1コン
ベア1の所定位置に戻される。したがってこの状態で第
1コンベア1に戻された柿100bは、ヘタが底側に位
置しているので姿勢判別装置3、振分装置4を経て箱詰
用コンベア6に移載されることになる。
【0037】8は、上記箱詰用コンベア6の各レーン6
01〜604に続いて柿100bを複数整列した状態で
集積貯溜する整列貯溜部を示し、本例では振分と分配を
行なう上記振分装置4により、ヘタが全て底側に位置し
た柿100bのみが、この4条のレーン801〜804
に常に均等な分配状態で図1に示すように整列して貯溜
されることになる。
【0038】本例におけるこの整列貯溜部8の構成は、
短い軸長の小径ローラを両側一対のコンベアチェン間に
架設した長尺のローラ軸(いずれも図示せず)に多数自
転回動自在に嵌め合わせて形成した1本の搬送用ローラ
を、無端回動する上記コンベアチェンの回動方向に略隙
間なく連設することで構成したいわゆるアキュームレー
ト型コンベア805と、このコンベア805の搬送終端
部に貯溜堰として設けた止め壁806と、4条のレーン
を区画する区画壁807とから構成されていて、これら
により、図1及び図2に示す如くこれら4条のレーン8
01〜804のに止め壁806部分を先頭として常に均
等な数の柿100bが貯溜される。
【0039】なお、この整列貯溜部8の上記搬送用ロー
ラを形成する短尺の小径ローラや止め壁806,区画壁
807を初めとして、搬送される柿と接触する部材につ
いては該柿の損傷がないように選択された材質や構造が
好ましく採用される。例えば上記の止め壁806等には
弾性体材料や弾性体を被覆した材料が好ましく用いら
れ、また上記アキュームレート型コンベア805の搬送
用ローラはその短尺の小径ローラが円滑自在に自転でき
る構造が好ましく採用される。
【0040】以上のような柿の整列貯溜部8で整列貯溜
されている柿100bを梱包箱に移載して箱詰めする本
例の箱詰用移載装置9について次に説明する。
【0041】本例の箱詰用移載装置9は、吸着装置91
と、この吸着装置の上下動装置92及び水平動装置93
と、吸着装置等の全体を支持する台車94と、この台車
を支持するフレーム架台95とから構成される。
【0042】上記の吸着装置91は、柿100bの吊り
上げヘッドとしての真空吸着吊杆911を、取付けボッ
クス912に複数本(本例では4×5の20本)並べて
組みつけることで構成される。
【0043】この吸着装置91を上下動させる上記の上
下動装置92は、台車94に固定の下方向に向いたシリ
ンダ921のピストンロッド922下端を上記吸着装置
の取付けボックス912に連結して図2の実線の位置か
ら鎖線で示した位置の間で上下動できるように形成し、
この上下動の動きを、台車94を上下方向に貫通するガ
イドバー923で揺れのないように案内支持させるよう
になっている。
【0044】同様に吸着装置91を水平動させる上記水
平動装置93は、フレーム架台95に固定の水平方向に
向いたシリンダ931のピストンロッド932の先端を
上記台車94に連結して図2の実線の位置から鎖線で示
した左側の位置の間で水平移動できるように形成してい
る。なお上記台車94は、固定のフレーム架台95に対
して上記水平動装置93の動作で移動できるようにガイ
ド車輪941が組みつけられている。
【0045】以上の箱詰用移載装置9の動作は、上記整
列貯溜部8に整列貯溜された柿100bが所定数(本例
では4×5)となった時に、作業者の手動スイッチ押下
によって、あるいは、自動化のために好ましくは適宜の
センサ(図示せず)でこれを検知して、吸着装置91の
図2の実線状態からの下動、吸着吊持、上動による吊り
上げ、鎖線位置への水平移動、下動による梱包箱10へ
の装入、という一連の動作で柿を移載し、装入後に吸着
装置は図2の実線位置に復帰動作され、以下この動作を
所定回数繰り返して所定の箱詰作業を終了する。
【0046】11は、以上の箱詰作業のために空の梱包
箱を箱詰位置に供給し、また箱詰終了後の梱包箱を箱詰
位置から排出する梱包箱給排装置を示す。
【0047】この梱包箱給排装置11は、多数の梱包箱
を収容するマガジン12と、上記梱包位置からの箱排出
を適宜のセンサ(図示せず)で検知して該マガジン12
から梱包箱を開箱した状態で該梱包位置に供給する梱包
箱搬送コンベア13と、この供給された梱包箱を梱包位
置で停止させるストッパ14及びその駆動用アクチュエ
ータ15と、この停止された梱包箱10を図2の実線で
示した梱包位置に上動させるための箱上動装置16と、
梱包終了後の梱包箱10を排出する排出コンベア17と
から構成されている。なお上記箱上動装置16は、固定
部に固定されている上方向に向いたシリンダ161のピ
ストンロッド162上端を梱包箱支持板164に連結し
て図2の実線の位置から上動した梱包位置の間で上下動
できるように形成し、この上下動の動きを、固定部を上
下方向に貫通するガイドバー163で揺れのないように
案内支持させるようになっている。なお上記梱包箱搬送
コンベア13を連続回動型に設ける場合は、上記ストッ
パ14や排出コンベア17の手前に配置したストッパ1
8の作動により梱包箱を停止できるようローラコンベア
などを用いたアキュームレート型に設けることが好まし
いが、搬送,停止に応じて間欠駆動する方式のものとし
てもよい。
【0048】以上のような構成の柿(青果物)の姿勢揃
え装置、及びこれを備えた箱詰装置によれば、振分装置
4に供給される柿のうちでヘタが上側に位置している柿
100aは、必ず反転装置7のある反転搬送路5に振り
分けられ、かつこの反転搬送路5に振り分けられた全て
の柿100aは反転装置7で確実に反転させることがで
きる一方で、ヘタが底側に位置しているために振分装置
4で箱詰用コンベア6に振り分けられた柿100bは、
反転の作用を全く受けないのでこれが必要ないのに反転
してしまうという従来のような不具合を招く虞れが全く
ないという信頼性の極めて高い反転処理が実施されると
いう利点が得られる。
【0049】また、振分装置4から箱詰用コンベア6の
各レーン601〜604に移載され、整列貯溜部8に均
等に分配整列される柿は、全てのものが確実にそのヘタ
位置が底側にある状態の柿100bとなるため、吊杆9
11による吊持はヘタのない面となるので吊持ミスを招
く虞れがなく、信頼性の高い吊持による箱詰作業を行う
ことができるという利点がある。またこれによって、梱
包された柿の姿勢は全てヘタの方向が揃えられており、
市場や店舗等での開箱時における体裁が優れこれをその
まま陳列するような場合に適しているという利点も得ら
れる。
【0050】なお、本例では対象青果物として柿を例に
したが、これは他の青果物例えばトマトなどであっても
同様の効果が奏される。
【0051】実施例2 図5及び図6で示される本例は、上記実施例1の振分装
置4によってヘタが上側に位置している柿100aが振
り分けられる反転搬送路51と、この反転搬送路51の
途中に設けられている反転装置71の構成が異なる例を
示したものであり、他の構成は実施例1と全く同じであ
る。したがって図示は箱詰装置の一部のみを示しまた共
通する部材については同じ符号を付して説明は省略す
る。
【0052】本例の特徴は、振分装置4からヘタが上側
に位置している柿100aが移載される反転搬送路51
の受入れ搬送路511の終端部と、第1コンベア1の所
定位置(姿勢判別装置3の上流位置)に戻す戻し搬送路
512の始端部とを、上下に一定の段差をもつように構
成すると共に、この段差部分に以下に説明するベルトと
ローラを用いた強制反転型の該反転装置71を設けたと
ころにある。
【0053】この反転装置71の詳細は図6に示され
る。すなわち、本例の反転搬送路51は、上記振分コン
ベア4から柿100aを受け入れる受入れ搬送路511
と、反転後の柿100bを上記第1コンベア1の姿勢判
別装置3の上流に戻す戻し搬送路512とから構成され
ていて、この受入れ搬送路511と戻し搬送路512の
間に上記反転装置71が配置されている。そしてこの反
転装置71は、受入れ搬送路511上の柿100aの上
面に接する状態から戻し搬送路512に移載する柿10
0bの底面に接する状態に渡って略半円状に回動する半
円軌道を含む無端駆動型の反転コンベア711と、この
反転コンベア711の半円軌道の内側に柿を挾持できる
程度のすき間を空けて対向された従動ローラ712とか
ら構成されていて、受入れ搬送路511から反転コンベ
ア711と従動ローラ712のすき間に入る柿100a
を図6に示す如く半円状に180°転回させることで、
ヘタが上側に位置する柿100aをそのヘタが底側に位
置する姿勢に強制的に反転させて、このヘタが底側に位
置する姿勢の柿100bを戻し搬送路512に送出し、
更に第1コンベア1の所定位置に戻すようになってい
る。
【0054】以上の構成をなす本例の姿勢揃え装置によ
れば、実施例1の段差部で柿100aが落下回転するこ
とで反転させる方式に比べて、反転コンベア711と従
動ローラ712で挾持しながら強制的に柿を100aの
状態から100bの状態に反転させるものであるから万
一にも反転不良を招くことがないので、より一層信頼性
の高い反転処理、ひいてはより一層信頼性の箱詰処理を
行うことができる。
【0055】なお本例は、反転コンベア711及び従動
ローラ721により柿を挾持して強制反転させる方式で
あるため、挾持する柿を傷めないように該柿に接触する
部分を弾性体等で構成することが好ましく、例えば本例
では従動ローラ712の表面は一定厚の軟質ゴム層71
3を有するように構成している。
【0056】実施例3 図7により示される本例は、実施例1において反転処理
した柿100bを第1コンベア1の姿勢判別装置3の上
流に戻すことに代えて、該柿100bを、箱詰用コンベ
ア6に合流させるように構成した例を示したものであ
り、反転方式は実施例1と同じである。共通する部材に
ついては実施例1と同じ符号を付した。
【0057】本例における特徴は、上述したように反転
済の柿100bを搬送する箱詰用コンベア6に合流させ
るために、反転搬送路52の戻し搬送路522を図示の
如くU字形に形成し、その終端部を箱詰用コンベア6の
レーン601,602に合流するように構成したところ
にある。なお箱詰用コンベア6のレーン601と602
の区画壁、及び整列貯溜部8の隔壁の上流側部分を図示
の如く省略したのは、反転処理される柿の量は必ずしも
一定率ではないので、整列貯溜部8におけるレーン80
1の貯溜状態が多くなるような場合にその一部がレーン
802に自立的に移行できるようにするためである。な
おこの場合、振分装置4でヘタが底側に位置する柿10
0bを分配するのは、箱詰用コンベア6のレーン602
〜603とし、また反転処理される柿の率にもよるがレ
ーン602への分配率を他のレーン603,604に比
べて小さくすることが好ましい場合が多い。
【0058】実施例4 図8により示される本例は、反転処理のための構成、す
なわち受入れ搬送路521、反転装置7、戻し搬送路5
22は実施例3と同じであるが、柿の姿勢(つまり10
0aか100bのいずれかの姿勢)による反転処理の必
要性に応じた振り分けの方式、及び第1コンベア1から
4条のレーン801〜804をもつ整列貯溜部8に分配
する方式が異なった構成の例を示している。他は実施例
3と同じである。
【0059】本例の特徴の一つは、第1コンベア1を搬
送され姿勢判別装置3で姿勢が判別された柿のうちで、
ヘタが上側に位置する柿100aは反転搬送路52の受
入れ搬送路521に移載し、またヘタが底側に位置する
柿100bは乗り継ぎコンベア411に移載されるよう
に、上流側支点として下流端側が揺動される揺動式振分
コンベア41を上記第1コンベア1の終端部に連接して
設けているところにある。
【0060】また、本例の特徴のもう一つは、上記乗り
継ぎコンベア411の搬送終端部に連接して上記と同様
の上流側支点として下流端側が揺動される揺動式振分コ
ンベア42を設けて、反転処理されることなく搬送され
る柿100bを箱詰用コンベア6のレーン603,60
4に移載し、かつ上記戻し搬送路522に連接された乗
り継ぎコンベア412の搬送終端部に連接して同様に上
流側支点として下流端側が揺動される揺動式振分コンベ
ア43を設けて、反転装置7で反転処理された柿100
bを箱詰用コンベア6のレーン601,602に移載す
るように構成したところにある。なお、本例の図示にお
いて箱詰用コンベア6の各レーン601〜604が幅方
向間隔を若干近接するように傾斜して設けられているの
は、箱詰作業時の吊杆911間隔に合わせた整列状態
(集積状態)を得るためである。
【0061】以上のような構成をなす本例の姿勢揃え装
置は、本例装置の前段に設けられている選別処理装置等
の構成によって、第1コンベア1上に供給される柿の姿
勢がヘタを上側にするものと底側にするものとが略同程
度であるような場合に好適に適用され、約半数のヘタが
下側に位置して第1コンベア1に供給される柿100b
は、反転処理を全く行うことなく箱詰コンベア6のレー
ン603,604に分配される。また、約半数のヘタが
底側に位置して第1コンベア1に供給される柿100a
は、反転処理を必ず行って箱詰コンベア6のレーン60
1,602に分配される。したがって整列供給部の各レ
ーン801〜804に一定姿勢の柿100bが略均等に
分配され、効率よく箱詰作業を行うことができるという
利点が得られる。
【0062】なお、本発明は以上の実施例で説明した姿
勢揃え装置、あるいはこれを用いた箱詰装置に限定され
るものではなく、種々変更した態様で実施できることは
当然であり、例えば、姿勢揃え装置は、上述したように
青果物の階級,等級による選別処理を行うための選別要
素の測定装置の前段にこれを配置して、常に一定した測
定条件を確保することができる。また箱詰装置として
も、吸引吊持の方式によらずに箱詰する装置に適用する
こともできるし、整列貯溜部を設けることなく一列の搬
送状態でこれを吸引吊持する箱詰移載手段を用いること
もできる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、ヘタが上下ランダムな
状態で搬送されるヘタ付き青果物を、反転の必要がある
青果物のみを信頼性の高い反転処理により確実に反転さ
せ、しかも反転無用な青果物は反転させることが全くな
いので、青果物の姿勢を確実に一定の向きに揃えること
ができるという効果が得られる。
【0064】また、かかる信頼性の高い反転処理を実現
しながら、搬送青果物の間隔を広げる必要がないので、
高い効率で搬送を行わせることができるという効果も得
られる。
【0065】更にまた、このような信頼性が高く搬送効
率の高い反転処理を利用して、信頼性の高い確実な箱詰
作業を実現することができ、特に人手を要することなし
に自動化,機械化した生産性の高い箱詰処理を実現する
上でその効果は極めて大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した姿勢揃え装置、及びこれを備
えた箱詰装置の実施例1の平面図。
【図2】同実施例1の箱詰装置の正面図。
【図3】同実施例1の姿勢判別装置の構成を説明するた
めの図。
【図4】同実施例1の反転装置の構成を説明するための
説明図。
【図5】本発明を適用した姿勢揃え装置の実施例2の平
面図。
【図6】同実施例2の反転装置の説明図。
【図7】本発明を適用した姿勢揃え装置の実施例3の平
面図。
【図8】本発明を適用した姿勢揃え装置の実施例4の平
面図。
【符号の説明】
1・・・第1コンベア(第1の搬送路) 2・・・選別搬送路 3・・・姿勢判別装置 301・・・光電センサ 4・・・振分装置 401・・・振分コンベア本体 402・・・振分トレー 41,42,43・・・揺動式振分コンベア 411,412・・・乗り継ぎコンベア 5,51,52・・・反転搬送路 501,511,521・・・受入れ搬送路 502,512,522・・・戻し搬送路 6・・・箱詰用搬送路 601〜604・・・レーン 7,71・・・反転装置 701・・・反転受けコンベア 702・・・落下止め壁 711・・・反転コンベア 712・・・従動ローラ 8・・・整列貯溜部 801〜804・・・レーン 805・・・アキュームレート型コンベア 806・・・止め壁 807・・・区画壁 9・・・箱詰用移載装置 91・・・吸着装置 911・・・真空吸着吊杆 912・・・取付けボックス 92・・・上下動装置 921・・・シリンダ 922・・・ピストンシリンダ 923・・・ガイドバー 93・・・水平動装置 931・・・シリンダ 932・・・ピストンシリンダ 94・・・台車 941・・・ガイド車輪 95・・・フレーム架台 10・・・梱包箱、11・・・梱包箱給排装置、12・
・・マガジン、13・・・梱包箱搬送コンベア、14・
・・ストッパ、15・・・駆動用アクチュエータ、16
・・・箱上動装置、17・・・排出コンベア、18・・
・ストッパ 100・・・柿(青果物) 100a・・・ヘタが上側に位置している柿(青果物) 100b・・・ヘタが底側に位置している柿(青果物)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘタ付き青果物を一列に載せて搬送する
    第1の搬送路と、この第1の搬送路上の青果物のヘタが
    上側,底側のいずれに位置するかを判別する姿勢判別手
    段と、この第1の搬送路の下流側に並設された第2及び
    第3の搬送路と、上記姿勢判別手段と該第2及び第3の
    搬送路の間に設けられて、ヘタが上側に位置する青果物
    は上記第2の搬送路に移載し、かつヘタが底側に位置す
    る青果物は上記第3の搬送路に移載するように振り分け
    る振分手段と、上記第2又は第3のいずれかの一方の搬
    送路上を搬送される全ての青果物を上下反転させる反転
    手段と、該反転させた青果物を上記第1の搬送路の姿勢
    判別手段の位置よりも上流に戻すかあるいは上記第2又
    は第3のいずれか他方の搬送路に合流させる搬送手段
    と、を備えたことを特徴とするヘタ付き青果物の姿勢揃
    え装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記青果物を上下反
    転させる反転手段は、上側にヘタが位置する青果物が振
    り分けられる上記第2の搬送路に設けたことを特徴とす
    るヘタ付き青果物の姿勢揃え装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、青果物の反転手段を
    有する上記第2の搬送路に設けた搬送手段は、上記第1
    の搬送路のヘタ付き青果物の姿勢判別手段の上流に反転
    青果物を戻すように構成したことを特徴とするヘタ付き
    青果物の姿勢揃え装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の青果物の姿勢揃
    え装置と、該姿勢揃え装置の青果物反転手段を有さない
    第3の搬送路の下流に配置され、かつヘタが底側に位置
    する青果物を梱包容器に移載する箱詰用移載手段と、を
    備えたことを特徴とするヘタ付き青果物の箱詰装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記反転手段を有さ
    ない第3の搬送路を複数並設すると共に、第1の搬送路
    から該第3の搬送路に青果物を振り分けて移載する途中
    に青果物をこれら複数の第3の搬送路に均等分配する分
    配手段を設け、更に箱詰移載手段は、第3の搬送路で均
    等分配された後整列貯溜された青果物を所定の複数づつ
    吸着吊持して梱包容器内に移載する吊杆を備える構成と
    したことを特徴とするヘタ付き青果物の箱詰装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、振分手段が分配手段
    を兼ねていることを特徴とするヘタ付き青果物の箱詰装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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AU2003272960B2 (en) * 2002-10-22 2006-04-27 Tetra Laval Holdings & Finanace Sa Specimen creating device
CN108454939A (zh) * 2018-06-01 2018-08-28 青岛农业大学 一种基于计算机视觉的球形果蔬姿态自动调整方法与装置

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AU2003272960B2 (en) * 2002-10-22 2006-04-27 Tetra Laval Holdings & Finanace Sa Specimen creating device
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