JPH08310424A - 動力舵取装置 - Google Patents

動力舵取装置

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JPH08310424A
JPH08310424A JP7115901A JP11590195A JPH08310424A JP H08310424 A JPH08310424 A JP H08310424A JP 7115901 A JP7115901 A JP 7115901A JP 11590195 A JP11590195 A JP 11590195A JP H08310424 A JPH08310424 A JP H08310424A
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JP
Japan
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valve
spring
ball
spool valve
load pressure
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Application number
JP7115901A
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English (en)
Inventor
Mikio Suzuki
幹夫 鈴木
Yoshiharu Inaguma
義治 稲熊
Toshiya Katou
豪哉 加藤
Teruaki Kabetani
晃明 壁谷
Kazuhiro Watanabe
和宏 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ポンプハウジングに対する負荷圧感応弁の径方
向の設置スペースの縮小化を図ることを目的とする。 【構成】負荷圧感応弁50を、ポンプハウジング10a
に形成された摺動孔30に摺動可能に嵌挿されスプール
弁31と、このスプール弁31の一端に保持されるボー
ル34と、このボール34が着座するとともにボール3
4が着座した時に閉塞される内孔35が形成された弁座
33と、この弁座33内に設けられボール34に対して
押圧しボール34及びスプール弁31を一体的に弁座3
3から離間する方向に付勢するバネ38とから構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に使用される
油圧式の動力舵取装置に関するもので、特に、低負荷時
にポンプから制御弁に供給される流量を低減して省エネ
ルギ化を図った動力舵取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハンドルを操作していない低負荷時にポ
ンプから制御弁に供給される流量を低減して省エネルギ
化を図った動力舵取装置は例えば特開平6−8840号
公報に記載されているように公知である。この動力舵取
装置においては、流量制御弁のバネ室と低圧側との間
に、負荷圧に応じて絞り開度が変化される負荷圧感応弁
を設け、低負荷時においては、負荷圧感応弁を介して流
量制御弁のばね室を低圧側に開放して制御弁に供給され
る流量を低減させ、省エネルギ化を達成している。
【0003】上記では、負荷圧感応弁の一端に吐出圧、
他端に吸入圧を導いているため、負荷圧感応弁のバネは
大きなバネ定数を必要となり、このバネのバネ定数を大
きくすると、バネ取付け高さのバラツキの影響が大きく
なり、量産化にはバネ定数の選別が必要となってコスト
高となる問題がある。この問題を解決するために、特開
平7−81593号公報に記載の動力舵取装置では、負
荷圧感応弁のスプール弁に受圧面積差を設け、負荷圧感
応弁を差圧で制御するようにして、負荷圧感応バルブの
バネのバネ定数を小さくできるようにし、正確な流量制
御を行えるようにしている。
【0004】かかる動力舵取装置に使用される負荷圧感
応弁には、例えば、ボールポペットタイプのものがあ
り、このものは、図16に示すように、摺動穴100に
摺動可能に設けられたスプール弁101と、摺動穴10
0の一端に嵌合され摺動穴100よりも径の小さい内孔
102が形成された弁座103と、スプール弁101の
弁座103側に形成された小径部104の外周に設けら
れスプール弁101を弁座103から離間する方向に付
勢するバネ105と、小径部104と弁座103との間
に設けられ内孔102に作用する油圧によって小径部1
04の端部に形成された保持部106に押圧保持される
ボール107とから構成されており、ハンドル操舵によ
り負荷圧力が上昇し、図2に示すように、所定の負荷圧
力P1以上で、スプール弁101がバネ105の付勢力
に抗して右方向に移動されボール107と弁座103と
の間に形成された可変絞り108が徐々に絞られ、所定
の負荷圧力P2に達すると、スプール弁101がさらに
右方向に移動されボール107が弁座103に着座し内
孔102を閉塞するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
に示すようなボールポペットタイプの負荷圧感応弁で
は、ボール107を保持する保持部106が形成された
小径部104の外周にバネ105を設けているため、バ
ネ105のバネ径がボール107のボール径より大きく
なり、その結果、負荷圧感応弁の設置スペースが大きく
なってしまうという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の動力舵取装置
は、上述した問題を解決するためになされたもので、請
求項1に記載の発明では、ポンプとパワーシリンダの両
油室とリザーバとにそれぞれ接続する流路に可変絞りを
それぞれ設けた制御弁と、前記ポンプの吐出通路中に設
けられた計量オリフィスの前後差圧に応じてバイパス通
路を開閉し、前記ポンプの吐出流量を所定流量に制御す
る流量制御弁と、前記所定流量に制御された作動油を制
御オリフィスを介して前記流量制御弁のバネ室に導き、
かつ流量制御弁のバネ室とリザーバとの間に低負荷時に
おいては前記流量制御弁のバネ室をリザーバに連通させ
ハンドル操作により圧力上昇する負荷圧に応動して前記
流量制御弁のバネ室とリザーバとの連通を遮断して前記
流量制御弁のバネ室の圧力を制御する負荷圧感応弁を備
えた動力舵取装置において、前記負荷圧感応弁を、前記
ポンプのポンプハウジングに形成された摺動孔に摺動可
能に嵌挿されるスプール弁と、このスプール弁の一端に
保持されるボールと、このボールが着座するとともに前
記ボールが着座した時に閉塞される内孔が形成された弁
座と、この弁座側に設けられ前記弁座の内孔よりも小さ
い径を有し前記ボールを前記スプール弁に対して押圧し
前記ボール及び前記スプール弁を一体的に前記弁座から
離間する方向に付勢するバネとから構成し、前記スプー
ル弁の他端側を前記制御オリフィスの上流側に接続し、
前記弁座の内孔の一端を前記制御オリフィスの下流側に
接続し、前記弁座の内孔の他端をリザーバ側に接続し、
かつ前記弁座の内孔の開口面積を前記スプール弁の他端
側の負荷圧受圧側面積より小として前記スプール弁に受
圧面積差を設けたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の動力舵取装置において、前記制御オリフィスを前記
負荷圧感応弁に設けたことを特徴とするものである。請
求項3に記載の発明では、請求項2に記載の動力舵取装
置において、前記制御オリフィスを前記負荷圧感応弁の
スプール弁に設けたことを特徴とするものである。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項1,請
求項2または請求項3に記載の動力舵取装置において、
前記負荷圧感応弁の前記バネと前記ボールとの間にシー
ト部材を設け、このシート部材を介して前記バネによっ
て前記ボールを前記スプール弁の一端側に押圧するとと
もに、前記スプール弁と前記シート部材とによって前記
ボールを前記スプール弁の軸心上に保持したことを特徴
とするものである。
【0009】
【作用】上記の構成により、操舵の中立状態において
は、負荷圧が低いので、スプール弁に作用する左右推力
差が小さいので、バネの付勢力によってボール及びスプ
ール弁が弁座から離間され、ボールと弁座との間に形成
される可変絞りが全開され、この可変絞りを介して流量
制御弁のバネ室側がリザーバ側に開放されて圧力が低下
するため、ポンプより吐出された作動油はより多くポン
プの吸入側に還流される。従って、制御弁に供給される
作動油の供給流量が減少され、エネルギ損失を低減でき
る。
【0010】その状態で、ハンドル操作により負荷圧が
上昇すると、受圧面積差によってスプール弁に作用する
左右推力差が増大し、負荷圧感応弁が作動されて可変絞
りを縮小し、ついにはボールによって内孔は閉塞され
る。これにより、制御弁に供給される作動油の供給流量
が最大供給流量まで増大され、アシスト作用に寄与す
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の第1実施例を図1乃至図3に基
づいて説明する。図1は油圧式の動力舵取装置の全体構
成を示し、この動力舵取装置は、主として、自動車エン
ジンによって駆動されるポンプ10と、リザーバ11
と、ハンドル操作をパワーアシストするパワーシリンダ
12と、このパワーシリンダ12の両室とリザーバ11
とに各々接続する4つの可変絞りV1,V2,V3,V
4を設けたブリッジ回路から構成され、ハンドル13の
操舵方向に応じて作動して前記ポンプ10からパワーシ
リンダ12に供給される作動油を絞り制御するロータリ
式の制御弁14とによって構成されている。
【0012】前記ポンプ10のポンプハウジング10a
には弁収納孔15が形成されている。この弁収納孔15
にはポンプ10の吐出ポートに連通する供給通路16と
ポンプ10の吸入ポートに連通するバイパス通路17が
弁収納孔15の軸線方向と直交する方向に開口されてい
る。また、バイパス通路17にはリザーバ11と連通す
る吸入通路18が開口している。
【0013】前記弁収納孔15の一端にはユニオン19
が液密的に螺着され、このユニオン19内には供給穴2
0が形成されており、この供給穴20の途中には計量オ
リフィス21が形成されている。また、ユニオン19の
外端には送出口22が形成されており、この送出口22
は制御弁14に接続されている。また、前記弁収納孔1
5には流量制御弁23が摺動可能に嵌挿され、この流量
制御弁23はバネ室24に介挿したバネ25により付勢
されてユニオン19に弾撥的に当接し、供給通路16と
バイパス通路17との連通を遮断している。
【0014】この流量制御弁23は計量オリフィス21
前後の差圧の増減によって軸方向に移動されてバイパス
通路17の開度を調整し、ポンプ10の吐出流量を一定
流量に制御するものである。なお、前記流量制御弁23
内には、流量制御弁23のバネ室24の圧力が設定圧以
上になった時に作動して圧力を低圧側(バイパス通路1
7)に逃す図略のレリーフ弁が組み込まれている。
【0015】前記ユニオン19には前記計量オリフィス
21の下流側の供給穴20に一端が開口する連通孔26
が形成されており、この連通孔26の他端はポンプハウ
ジング10aに形成された連通路27の一端に接続され
ている。この連通路27の他端は後述する摺動孔30の
底部に接続されている。また、前記ポンプハウジング1
0aには前記弁収納孔15と平行に摺動孔30が形成さ
れるとともに、この摺動孔30に連続して摺動孔30よ
り大きい径の嵌合孔32が形成されている。
【0016】前記摺動孔30にはスプール弁31が摺動
可能に嵌挿され、前記嵌合孔32の開口端には弁座33
が液密的に螺合されている。前記スプール弁31と前記
弁座33と前記嵌合孔32とで形成される空間にはボー
ル34が収納されており、このボール34が収納された
空間はポンプハウジング10aに形成された連通路4
6、流量制御弁23の小径部23aと前記弁収納孔15
とで形成される空間を介してバイパス通路17に接続さ
れている。
【0017】前記弁座33には、前記ボール34が着座
するとともにボール34が着座した時に閉塞される内孔
35が形成されるとともに、この内孔35に連続して内
孔35より小さい径のバネ案内穴36が形成されてい
る。前記内孔35及び前記バネ案内穴36内には前記ス
プール弁31の摺動方向と同方向に移動可能にシート部
材37が設けられるとともに、このシート部材37を前
記ボール34側に付勢するバネ38が設けられている。
ここで、前記バネ38は前記バネ案内穴36によって外
周を案内されるとともに前記シート部材37の外周によ
って内周を案内されるため、バネ38の座屈が防止され
るようになっている。
【0018】なお、上記弁座33は、通常、ポンプハウ
ジング10a内に形成された穴の開口端に液密的に嵌合
固定されるプラグにボール34が着座する内孔を形成
し、プラグに弁座の機能を持たせたもので、部品点数の
削減やポンプハウジング10aに対する加工の簡略化を
図ることができ、コスト低減に寄与するとともに、スプ
ール弁31の摺動方向に対する省スペース化に寄与して
いる。
【0019】前記スプール弁31のボール34側端部に
はボール34を保持する保持部31aが、前記シート部
材37のボール34側端部にはボール34を保持する保
持部37aが各々形成されており、前記バネ38の付勢
力によって両保持部31a,37aで前記スプール弁3
1の軸心上にボール34を常に保持するようになってい
る。
【0020】前記スプール弁31の先端外周には小径部
39が形成されるとともに、スプール弁31の先端部に
は導入溝40が形成されており、前記計量オリフィス2
1の下流側に接続された前記連通路26を介して前記計
量オリフィス21の下流側の作動油がスプール弁31の
一端(先端)に導入されるようになっている。なお、ス
プール弁31の先端面の面粗さが十分大きい場合は、ス
プール弁31の先端面が摺動孔30の底部に当接した状
態でも、スプール弁31の先端面で作動油の圧力が作用
するため、必ずしも導入溝40を設ける必要はない。
【0021】また、前記スプール弁31の外周には小径
部39に対して軸方向に間隔を有し環状溝41が形成さ
れ、一方、スプール弁31の先端からこの環状溝41に
対応する位置まで延びる導入孔42がスプール弁31内
に形成され、これら環状溝41と導入孔42とはスプー
ル弁31に形成された制御オリフィス43を介して連通
されている。これによって、スプール弁31の一端(先
端)には制御オリフィス43を通過する前の作動油が導
入されるようになっている。
【0022】前記スプール弁31の外周に形成された環
状溝41は、ポンプハウジング10aに形成された連通
路28ならびに前記弁座33の外周に形成された環状溝
44及び小孔45を介して前記弁座33に形成された内
孔35に接続されている。また、連通路28は前記流量
制御弁23のバネ室24に接続されている。従って、前
記内孔35の一端には、環状溝41,連通路28,環状
溝44及び小孔45を介して前記制御オリフィス43を
通過した後の作動油が導入されるようになっている。
【0023】ここで、スプール弁31の直径(DA)と
弁座33に形成した内孔35の直径(DB)との関係
は、スプール弁31の方が内孔47より僅かに大きく
(DA>DB)なっており、これにより制御オリフィス
43の上流側の圧力が導入される側の受圧面積を大と
し、制御オリフィス43の下流側の圧力が導入される側
の受圧面積を小としている。
【0024】そして、前記スプール弁31の保持部31
aにバネ38の付勢力によって押圧保持されたボール3
4と弁座33との間で可変絞り50aが形成され、この
可変絞り50aの下流側はポンプハウジング10aに形
成された連通路46、流量制御弁23の小径部23aと
前記弁収納孔15とで形成される空間を介してバイパス
通路17に連通されている。
【0025】なお、バネ38の外周を内孔35より小さ
い径のバネ案内穴36にて案内するようにし、弁座33
に形成した環状穴44及び小穴45から流入する作動油
に対してバネ38を作動油の流れから避けて配置し、バ
ネ38と内孔35との間に形成された環状の空間に作動
油の流れを生じさせることにより、作動油とともに流れ
てきた異物がバネ38と内孔35との間の空間を通り、
ボール34側に流れ、異物がバネ38に引っ掛かかり、
バネ38が正常に動かなくなるのを防止できる。
【0026】そして、前記可変絞り50aの開口面積を
変化させることにより内孔35に連通する前記流量制御
弁23のバネ室24の圧力を制御するようになってい
る。上記において、ポンプハウジング10aに形成され
た摺動穴30と、この摺動穴30に摺動可能に嵌挿され
たスプール弁31と、このスプール弁31の先端に保持
されるボール34と、このボール34が着座する弁座3
3に開口した内孔35と、前記スプール弁31を弁座3
3から離間する方向に付勢するバネ38と、このバネ3
8とボール34との間に設けられスプール弁31とによ
ってボール34を保持するシート部材37とによって負
荷圧感応弁50を構成している。
【0027】この負荷圧感応弁50は負荷圧力に応じて
作動され、可変絞り31aを経てバイパス通路17に供
給されるパイロット流量qが、図2に示すように変化す
ることによって、制御弁14に供給される供給流量Q
は、図3に示すように制御される。次に、上述した構成
に基づいて作動を説明する。
【0028】自動車エンジンによりポンプ10が駆動さ
れると、作動油がポンプ10の吐出ポートから供給通路
16に吐出される。供給通路16に吐出された作動油は
ユニオン19の供給穴20に導かれ、計量オリフィス2
1を経て送出口22から制御弁14へ供給される。ま
た、作動油は計量オリフィス21を通過した後、連通孔
26、連通路27を介して負荷圧感応弁50のスプール
弁31の一端側に導入され、スプール弁31を図1の右
方向に押圧する推力として作用する。
【0029】一方、スプール弁31内の導入孔42を介
してスプール弁31に形成された制御オリフィス43を
通過した作動油は、連通路28を介して流量制御弁23
のバネ室24に導入されるとともに、連通路28、環状
溝44及び小孔45を介して負荷圧感応弁50の内孔3
5に導入され、ボール34を介してスプール弁31を図
2の左方向に押圧する推力として作用するとともに、可
変絞り50aを通過してバイパス通路17より排出され
る。
【0030】操舵の中立状態においては、制御弁14に
供給された作動油は可変絞りV1,V2より可変絞りV
3、V4を介してリザーバ11に等分的に排出され、パ
ワーシリンダ12の両油室は低圧状態に保持される。こ
の状態においては、負荷圧が低いので、負荷圧感応弁5
0のスプール弁31に作用する左右推力差は小さく、従
って、スプール弁31はバネ38の付勢力により可変絞
り50aを全開する左方端に保持され、この可変絞り5
0aを介して流量制御弁23のバネ室24が低圧側に開
放される。従って、バネ室24から低圧側にパイロット
流量q1がリークされてバネ室24の圧力が低下するた
め、流量制御弁23がバイパス通路17をより開く方向
に移動され、ポンプ10より吐出された作動油はより多
くバイパス通路17にバイパスされ、ポンプ10の吸入
側に還流される。従って、制御弁14に供給される作動
油の供給流量Qは図3に示す最低流量Q1まで減少され
る。これにより、ポンプ動力のエネルギ損失を低減でき
る。
【0031】この状態より、ハンドル13が回転操作さ
れると、ハンドル13の回転方向に応じて、可変絞りV
1,V3と可変絞りV2,V4のいずれか一方が拡大さ
れ、他方が縮小されるため、負荷圧が徐々に上昇してパ
ワーシリンダ12の両油室に差圧が発生する。この負荷
圧がP1まで上昇すると、負荷圧感応弁50のスプール
弁31の左右受圧面積差により、スプール弁31に作用
する左右推力差が増大し、しかしてその推力差がバネ3
8の付勢力に打ち勝つと、スプール弁31がバネ38の
付勢力に抗して図1の右方向へ移動し、可変絞り50a
を縮小する。従って、内孔35から可変絞り50aを介
してバイパス通路17にリークされるパイロット流量q
が図2に示すように流量q1から徐々に減少される。こ
れにより、流量制御弁23のばね室25の圧力が徐々に
増大されるため、流量制御弁23がバイパス通路17を
絞る方向に変位され、制御弁14に供給される作動油の
供給流量Qは図3に示すように最低流量Q1から徐々に
増大される。
【0032】さらに、負荷圧がP2まで上昇して左右推
力差が増大すると、ついには可変絞り50aが閉塞され
るに至る。従って、バイパス通路17にリークされるパ
イロット流量q1が図2に示すように0になる。これに
より、流量制御弁23のばね室25の圧力がさらに増大
されるため、流量制御弁23がバイパス通路17をさら
に絞る方向に変位され、制御弁14に供給される作動油
の供給流量Qは図3に示すように最大供給流量Q2まで
増大され、アシスト作用に寄与する。
【0033】上記実施例では、負荷圧感応弁50におい
て、弁座33側にスプール弁31を弁座33から離間す
る方向に付勢するバネ37を設けるとともに,このバネ
37によってボール34をスプール弁31に押圧するよ
うにしたので、ボール34の径に対してバネ38の径が
小さくなるため、負荷圧感応弁50の径方向の設置スペ
ースの縮小を図ることができ、負荷圧感応弁50の小型
化、しいてはこの省エネ形動力舵取装置全体としての小
型化に寄与することができる。
【0034】さらに、上記実施例では、ボール34をバ
ネ38によってシート部材37を介してスプール弁31
側に押圧し、ボール34をスプール弁31とシート部材
37とによってスプール弁31の同心上に保持するよう
にしたので、負荷圧の変化によるスプール弁31の移動
時、ボール34の中心は確実にスプール弁31の軸心上
を移動するため、ボール34の移動によってバネ38は
偏荷重がかかることなく押圧されるため、バネ38の座
屈が防止されるとともに、流量制御が正確にかつ安定し
て行われることとなり、これにより、流量特性を安定さ
せることができ、流量特性においてヒステリシスの発生
を防止することができる。
【0035】また、上記実施例では、スプール弁31に
制御オリフィス43を設けるようにしたので、ポンプハ
ウジングに形成する連通路の途中に制御オリフィスを加
工により形成する場合に比べて連通路の加工が容易とな
るとともに、連通路のシール数が少なくて済むので、コ
ストを低減でき、また、ポンプハウジングにポンプハウ
ジングに形成する連通路に制御オリフィスを形成した絞
り部材を圧入した場合の圧入による異物発生の恐れが無
くなるという利点がある。
【0036】なお、制御オリフィス43を負荷圧感応弁
50を構成する部材に形成する場合においては、弁座3
3に設けるようにしても良い。この場合、制御オリフィ
ス43を介して内孔35に作動油を供給するため、内孔
35と流量制御弁23のバネ室24とを連通する連通路
を設ければ良い。次に、本発明の他の実施例を図4乃至
図15に基づいて説明する。
【0037】なお、第1実施例と相違する部分について
詳述し、第1実施例と同一もしくは均等構成と考えられ
る部分には同符号を付して重複する説明は省略する。先
ず、本発明の第2実施例を図4に基づいて説明する。本
実施例は、第1実施例に比べて、負荷圧感応弁50を構
成するシート部材37の形状を変更して、内孔35に流
入する作動油の流れからバネ38をさらに避けて配置す
るようにしたものである。
【0038】図4において、シート部材37は、先端部
に保持部37aが形成され軸方向に伸びた大径部37b
と、この大径部37bに連続して設けられた小径部37
cとから構成されており、大径部37bの軸方向長さが
可変絞り50aが全開した状態、つまり、スプール弁3
1が左方端に位置した状態で、内孔35に開口する小孔
45をシート部材37の大径部37bの外周に対応する
位置に開口させるようにしている。バネ38は大径部3
7bと小径部37cとの段差となった大径部37bの端
面とバネ案内穴36の底部との間に介挿されている。
【0039】これによって、小孔45から流入する作動
油は大径部37bと内孔35とで形成される環状の空間
を通って、ボール34側に流れるため、つまり、内孔3
5に流入する作動油の流入経路中にバネ38が存在しな
いため、作動油とともに流れてきた異物がバネ38に引
っ掛かり、バネ38が正常に動かなくなるのをさらに防
止できる効果がある。また、大径部37bを軸方向に伸
ばし、小径部37cの軸方向長さを短くすることによっ
て、バネ38の取付け高さを短くし、バネ38の外周の
ほぼ全体をバネ案内穴36にて案内し得るため、バネ3
8の伸縮時にバネ38の外周がバネ案内穴36によって
確実に案内され、バネ38の座屈が防止される。また、
バネ38の取付け高さの短縮により、さらにバネ38の
座屈を防止できる。
【0040】次に、本発明の第3実施例を図5に基づい
て説明する。本実施例は、第1実施例に比べて、バネ3
8の取付け高さを変更して短くし、これによってシート
部材37を小型化した設計変更例である。これによれ
ば、バネ38の取付け高さを短くすることによって、バ
ネの座屈防止の効果を増すことができる。
【0041】次に、本発明の第4実施例を図6に基づい
て説明する。本実施例は、第1実施例において、異物対
策用にフィルタ51を設けたものである。図6に示すよ
うに、スプール弁31に形成した導入穴42の開口端に
異物除去用のフィルタ51を設け、導入溝40が形成さ
れた嵌合部材52をフィルタ51を挟んで導入穴42に
圧入固定することにより、フィルタ51がスプール弁3
1に固定設置されている。
【0042】これにより、制御オリフィス43の上流側
で、作動油とともに流れてきた異物を回収できるため、
内孔35内及び流量制御弁23のバネ室24へ異物が流
入することが防止できるので、異物がバネ25,38に
引っ掛かり、バネ25,38が正常に動かなくなるのを
確実に防止できる。また、通常、流量制御弁23内に設
けられた図略のレリーフ弁への導入通路中に設置される
異物対策用のフィルタを省略することができる。
【0043】次に、第1実施例に比して、スプール弁3
1の組付性向上を図った本発明の第5及び第6実施例を
図7,図8に基づいて説明する。第5実施例は、図7に
示すように、スプール弁31の摺動穴30と嵌合穴32
との間の段差にテーパ部53を形成したものである。一
方、第6実施例は、図8に示すように、スプール弁31
の先端外周に形成された小径部39とスプール弁31の
外周との段差にテーパ部54を形成したものである。
【0044】これら両実施例によれば、負荷圧感応弁5
0のポンプハウジング10aへの組付けにおいて、スプ
ール弁31を摺動穴30に挿入する際に、テーパ作用に
よって摺動穴30と嵌合穴32との段差においてスプー
ル弁31が引っ掛かることがなくなり、スプール弁31
が摺動穴30内にスムーズに挿入され、組付け作業の効
率を向上できる。
【0045】次に、第1実施例に比して、スプール弁3
1に制御オリフィス43を設けない場合の設計変更例で
ある本発明の第7及び第8実施例を図9,図10に基づ
いて説明する。第7実施例では、図9に示すように、ス
プール弁31を、先端外周に小径部39を設け、この小
径部39の端部に導入溝40を形成し、ボール34側端
部に保持部31aを形成した構成とし、小径部39の外
周に対応する位置の摺動穴30に連通路28の一端を接
続し、このスプール弁31の小径部39側と内孔35と
を連通する連通路28の途中に制御オリフィス43が形
成された絞り部材55を圧入固定した構成としている。
【0046】これによれば、計量オリフィス21を経た
後の作動油は、連通孔26,連通路27を介して負荷圧
感応弁50のスプール弁31の一端側に導入され、スプ
ール弁31を図9の右方向に押圧する推力として作用す
る。そして、作動油はスプール弁31の一端側から連通
路28に流出され、連通路28中に設けられた制御オリ
フィス43を介して内孔35及び流量制御弁23のバネ
室24に流入されるようになっている。。
【0047】第8実施例では、図10に示すように、第
7実施例に比べて、計量オリフィス21の下流側の作動
油を連通穴26を介してスプール弁31の小径部39側
の摺動孔30に供給する連通路27を廃止し、連通孔2
6を連通路28に接続した構成としている。これによれ
ば、計量オリフィス21を経た後の作動油は、連通孔2
6,連通路28を介して負荷圧感応弁50のスプール弁
31の一端側に導入され、スプール弁31を図9の右方
向に押圧する推力として作用する。一方、連通路28は
分岐されているため、作動油は連通路28に設けられた
制御オリフィス43を介して内孔35及び流量制御弁2
3のバネ室24に流入されるようになっている。
【0048】従って、第7及び第8実施例では、第1実
施例に比べて計量オリフィス21を経た後の作動油の流
出入経路の相違であり、第1実施例とほぼ同等の作用効
果を得ることができる。次に、第1実施例に比して、負
荷圧感応弁50において、シート部材37を廃止して、
バネ38によって直接ボール34を弁座33から離間す
る方向に押圧付勢するようにした場合の変形例である本
発明の第9,第10,第11及び第12実施例を図11
乃至図15に基づいて説明する。
【0049】第9実施例では、図11に示すように、内
孔35にバネ38を設け、バネ38によって直接ボール
34を弁座33から離間する方向に押圧付勢するように
している。なお、バネ38の取付け高さは短くしてあ
り、バネ38の外周は内孔35にて案内されるようにし
てバネ38の座屈防止を図っている。第10実施例で
は、図12に示すように、第1実施例において、シート
部材37を廃止した構成であり、即ち、内孔35に連続
して内孔35より小さい径のバネ案内穴36が形成さ
れ、このバネ案内穴36に外周を案内されるようにして
バネ38が設置され、このバネ38によって直接ボール
34を弁座33から離間する方向に押圧付勢するように
している。
【0050】これによれば、第1実施例と同様に、バネ
案内穴36によってバネ38の座屈防止を図ることがで
きるとともに、内孔35とバネ38の外周との間に空間
が形成されることによる異物のバネ38に対する引っ掛
かりの防止を図ることができる。第11実施例は、第1
0実施例の応用変更例であり、図13,図14に示すよ
うに、バネ38を案内するバネ案内穴36を軸方向に伸
ばし、小孔45が開口する位置のバネ案内孔36に導入
溝56を各々形成した構成となっている。
【0051】これによれば、小孔45を介して導入され
る作動油は導入溝56経てボール34側へ導かれるの
で、異物のバネ38に対する引っ掛かりの防止を図るこ
とができるとともに、バネ38の座屈防止をさらに図る
ことができる。第12実施例は、第9実施例において組
付性向上を図ったものであり、図15に示すように、内
孔35の底部にバネ38を固定するための弾性体からな
るブッシュ57を設けたものである。
【0052】これによれば、負荷圧感応弁50のポンプ
ハウジング10aに対する組付け順序としては、先ず、
摺動孔30内にスプール弁31を挿入する。次に、ボー
ル34をスプール弁31の保持部31aに当接するよう
に設置する。一方では、弁座33の底部にブッシュ57
を組付け、そして、このブッシュ57にバネ38を組付
け固定する。
【0053】この状態で、弁座33をポンプハウジング
10aに螺合させ、組付けを完了する。上記のように、
予め、ブッシュ57を介してバネ38を弁座33に確実
に固定した状態で、ポンプハウジング10aに組付ける
ようにしたので、弁座33のポンプハウジング10aへ
の組付け時のバネ38の落下を防止することができ、組
付け性を向上できる。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように本発明では、請求項1
に記載の発明によれば、負荷圧感応弁に受圧面積差を持
たせ、制御オリフィス前後の差圧で制御する構成である
ため、負荷圧感応弁のバネのバネ定数を小さくでき、バ
ネ取付け高さのバラツキの影響が小さくなって、正確な
流量制御ができる。
【0055】また、負荷圧感応弁の内孔に着座するボー
ルを弁座側に設けられ弁座の内孔より小さい径を有する
バネによってスプール弁側に押圧しボールとスプール弁
を一体的に弁座から離間する方向に付勢するようにした
ので、バネ径をボール径より小さくすることができ、負
荷圧感応弁の径方向の設置スペースの縮小を図ることが
でき、負荷圧感応弁の小型化、しいては省エネ形動力舵
取装置全体としての小型化に寄与することができる。
【0056】また、請求項2及び請求項3に記載の発明
では、負荷圧感応弁を構成する部材または負荷圧感応弁
のスプール弁に制御オリフィスを形成するようにしたの
で、ポンプハウジングに形成する連通路の途中に制御オ
リフィスを加工により形成する場合や制御オリフィスを
形成した絞り部材を圧入する場合に比べて制御オリフィ
スを容易に設けることができる。
【0057】さらに、請求項4に記載の発明では、ボー
ルに対してシート部材を介してバネによってスプール弁
側に押圧し、ボールをスプール弁とシート部材とによっ
てスプール弁と同心上に保持するようにしたので、負荷
圧の変化によるスプール弁の移動時、ボールの中心は確
実にスプール弁の軸心上を移動するため、ボールの移動
によってバネは偏荷重がかかることなく押圧されるた
め、バネの座屈が防止されるとともに、流量制御が正確
にかつ安定して行われることとなり、これにより、流量
特性を安定させることができ、流量特性においてヒステ
リシスの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す動力舵取装置の全体
構成図である。
【図2】負荷圧力に対するパイロット流量特性を示すグ
ラフである。
【図3】負荷圧力に対する供給流量特性を示すグラフで
ある。
【図4】本発明の第2実施例を示す負荷圧感応弁の断面
図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す負荷圧感応弁の断面
図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す負荷圧感応弁の断面
図である。
【図7】本発明の第5実施例を示す負荷圧感応弁の断面
図である。
【図8】本発明の第6実施例を示す負荷圧感応弁の断面
図である。
【図9】本発明の第7実施例を示す動力舵取装置の全体
構成図である。
【図10】本発明の第8実施例を示す動力舵取装置の全
体構成図である。
【図11】本発明の第9実施例を示す負荷圧感応弁の断
面図である。
【図12】本発明の第10実施例を示す負荷圧感応弁の
断面図である。
【図13】本発明の第11実施例を示す負荷圧感応弁の
断面図である。
【図14】図13におけるA−A線断面図である。
【図15】本発明の第12実施例を示す負荷圧感応弁の
断面図である。
【図16】従来の動力舵取装置における負荷圧感応弁を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 ポンプ 11 リザーバ 12 パワーシリンダ 13 ハンドル 14 制御弁 17 バイパス通路 21 計量オリフィス 23 流量制御弁 30 摺動孔 31 スプール弁 33 弁座 34 ボール 38 バネ V1〜V4 可変絞り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 壁谷 晃明 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 渡辺 和宏 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプとパワーシリンダの両油室とリザ
    ーバとにそれぞれ接続する流路に可変絞りをそれぞれ設
    けた制御弁と、前記ポンプの吐出通路中に設けられた計
    量オリフィスの前後差圧に応じてバイパス通路を開閉
    し、前記ポンプの吐出流量を所定流量に制御する流量制
    御弁と、前記所定流量に制御された作動油を制御オリフ
    ィスを介して前記流量制御弁のバネ室に導き、かつ流量
    制御弁のバネ室とリザーバとの間に低負荷時においては
    前記流量制御弁のバネ室をリザーバに連通させハンドル
    操作により圧力上昇する負荷圧に応動して前記流量制御
    弁のバネ室とリザーバとの連通を遮断して前記流量制御
    弁のバネ室の圧力を制御する負荷圧感応弁を備えた動力
    舵取装置において、前記負荷圧感応弁を、前記ポンプの
    ポンプハウジングに形成された摺動孔に摺動可能に嵌挿
    されるスプール弁と、このスプール弁の一端に保持され
    るボールと、このボールが着座するとともに前記ボール
    が着座した時に閉塞される内孔が形成された弁座と、こ
    の弁座側に設けられ前記弁座の内孔よりも小さい径を有
    し前記ボールを前記スプール弁に対して押圧し前記ボー
    ル及び前記スプール弁を一体的に前記弁座から離間する
    方向に付勢するバネとから構成し、前記スプール弁の他
    端側を前記制御オリフィスの上流側に接続し、前記弁座
    の内孔の一端を前記制御オリフィスの下流側に接続し、
    前記弁座の内孔の他端をリザーバ側に接続し、かつ前記
    弁座の内孔の開口面積を前記スプール弁の他端側の負荷
    圧受圧側面積より小として前記スプール弁に受圧面積差
    を設けたことを特徴とする動力舵取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の動力舵取装置におい
    て、前記制御オリフィスを前記負荷圧感応弁に設けたこ
    とを特徴とする動力舵取装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の動力舵取装置におい
    て、前記制御オリフィスを前記負荷圧感応弁のスプール
    弁に設けたことを特徴とする動力舵取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2または請求項3に記
    載の動力舵取装置において、前記負荷圧感応弁の前記バ
    ネと前記ボールとの間にシート部材を設け、このシート
    部材を介して前記バネによって前記ボールを前記スプー
    ル弁の一端側に押圧するとともに、前記スプール弁と前
    記シート部材とによって前記ボールを前記スプール弁の
    軸心上に保持したことを特徴とする動力舵取装置。
JP7115901A 1995-05-15 1995-05-15 動力舵取装置 Pending JPH08310424A (ja)

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