JPH0830916A - 複合型磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents
複合型磁気ヘッド及びその製造方法Info
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- JPH0830916A JPH0830916A JP16221094A JP16221094A JPH0830916A JP H0830916 A JPH0830916 A JP H0830916A JP 16221094 A JP16221094 A JP 16221094A JP 16221094 A JP16221094 A JP 16221094A JP H0830916 A JPH0830916 A JP H0830916A
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- cores
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録用磁気ヘッドコアと再生用磁気ヘッドコ
アの中心ズレを最小限に抑え、更に生産性のよい複合型
磁気ヘッド及びその製造方法を提供する。 【構成】 磁気ヘッドコア1a,1b,2a,2b,3a,
3bが形成された磁気コアにシールドブロックをガラス
溶着して磁気ヘッドブロック16a,16b,17を形成し、前
記各磁気ヘッドコア間アライメント用の基準18,19,20
を設けたホルダー9b上に複数の前記磁気ヘッドブロッ
ク16a,16b,17を載置し、これを前記アライメント用の
基準18,19,20に添接位置合わせして接合した。
アの中心ズレを最小限に抑え、更に生産性のよい複合型
磁気ヘッド及びその製造方法を提供する。 【構成】 磁気ヘッドコア1a,1b,2a,2b,3a,
3bが形成された磁気コアにシールドブロックをガラス
溶着して磁気ヘッドブロック16a,16b,17を形成し、前
記各磁気ヘッドコア間アライメント用の基準18,19,20
を設けたホルダー9b上に複数の前記磁気ヘッドブロッ
ク16a,16b,17を載置し、これを前記アライメント用の
基準18,19,20に添接位置合わせして接合した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ装置に用い
られる記録・再生用の複合型磁気ヘッド及びその製造方
法に関するものである。
られる記録・再生用の複合型磁気ヘッド及びその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、記録・再生(ライト・リード)用
の磁気ヘッドについては、複合型で多チャンネルに構成
し、磁気テープなどの磁気記録媒体への情報の記録・再
生を行うものが普及しており、コアの磁性材料として
は、金属磁性材料(例えばパーマロイ)または非金属磁性
材料(例えばフェライト)が用いられている。
の磁気ヘッドについては、複合型で多チャンネルに構成
し、磁気テープなどの磁気記録媒体への情報の記録・再
生を行うものが普及しており、コアの磁性材料として
は、金属磁性材料(例えばパーマロイ)または非金属磁性
材料(例えばフェライト)が用いられている。
【0003】以下、従来の製造方法及びその方法により
製造されたこの種の複合型多チャンネル磁気ヘッドにつ
いて図面を参照しつつ説明する。
製造されたこの種の複合型多チャンネル磁気ヘッドにつ
いて図面を参照しつつ説明する。
【0004】図11は従来の2チャンネル用磁気ヘッドの
外観構造を示し、図12〜図19はその製造工程を示してい
る。図11において、1a,1b,2a,2bは記録用の磁気
ヘッドコア、3a,3bは再生用の磁気ヘッドコア、4
a,4bと5a,5bはガラスなどの非磁性材料製の記録ギ
ャップ、6a,6bは同再生ギャップ、7a,7bはフェラ
イトなどの磁性材料製のシールドブロック、8はフェラ
イトなどの磁性材料製のサイドシールドブロック、9a
はホルダーでアルミ合金等で作製されている。
外観構造を示し、図12〜図19はその製造工程を示してい
る。図11において、1a,1b,2a,2bは記録用の磁気
ヘッドコア、3a,3bは再生用の磁気ヘッドコア、4
a,4bと5a,5bはガラスなどの非磁性材料製の記録ギ
ャップ、6a,6bは同再生ギャップ、7a,7bはフェラ
イトなどの磁性材料製のシールドブロック、8はフェラ
イトなどの磁性材料製のサイドシールドブロック、9a
はホルダーでアルミ合金等で作製されている。
【0005】シールドブロック7a,7bは前記各磁気ヘ
ッドコア1a,1b,2a,2b,3a,3bのギャップ4
a,4b,5a,5b,6a,6bの垂直方向上下に配設され
ていて各記録用の磁気ヘッドコア1a,1b,2a,2bか
ら発生する洩れ磁束、もしくは他の磁気ヘッドコアで発
生した洩れ磁束が影響するのを防ぐ役割を果たし、サイ
ドシールドブロック8は前記各磁気ヘッドコア1a,1
b,2a,2b,3a,3bのギャップ4a,4b,5a,5
b,6a,6bと平行で、これを挟む位置に設けられてお
り、洩れ磁束の影響を防ぐ役割を果たす。以上の各構成
部品は前記ホルダー9aの上に載置され接着固定されて
いる。
ッドコア1a,1b,2a,2b,3a,3bのギャップ4
a,4b,5a,5b,6a,6bの垂直方向上下に配設され
ていて各記録用の磁気ヘッドコア1a,1b,2a,2bか
ら発生する洩れ磁束、もしくは他の磁気ヘッドコアで発
生した洩れ磁束が影響するのを防ぐ役割を果たし、サイ
ドシールドブロック8は前記各磁気ヘッドコア1a,1
b,2a,2b,3a,3bのギャップ4a,4b,5a,5
b,6a,6bと平行で、これを挟む位置に設けられてお
り、洩れ磁束の影響を防ぐ役割を果たす。以上の各構成
部品は前記ホルダー9aの上に載置され接着固定されて
いる。
【0006】次に、その製造方法について図12〜図19を
参照しつつ説明する。
参照しつつ説明する。
【0007】先ず、図12に示すようにフェライトの素材
を所定の形状に加工した磁気コア10の対向面10a,10bに
ギャップを形成するための膜付けを行った後、図13に示
すように、この磁気コア10を一対組み合わせ、その対向
面10a,10b付近に棒上のガラス11を載せて熱処理するこ
とにより、これら一対の磁気コア10はギャップが形成さ
れた状態で接合され、ギャップバー12が得られる。これ
を図14に示すように外形加工を行って、ギャップのデプ
ス寸法と高さ寸法を調整して所定の値に設定する。次
に、これらギャップバー12を3本1組としてトラック加
工を行い、図15に示すように記録用磁気ヘッドコア1
a,1b,2a,2bと、再生用磁気ヘッドコア3a,3bを
形成する。これら記録用磁気ヘッドコアと、再生用磁気
ヘッドコアの間隔は同寸法にしてある。当然ながらこれ
ら各記録用磁気ヘッドコアと、再生用磁気ヘッドコアの
相対位置関係についてはアライメントが必要であり、次
のようにして行われる。
を所定の形状に加工した磁気コア10の対向面10a,10bに
ギャップを形成するための膜付けを行った後、図13に示
すように、この磁気コア10を一対組み合わせ、その対向
面10a,10b付近に棒上のガラス11を載せて熱処理するこ
とにより、これら一対の磁気コア10はギャップが形成さ
れた状態で接合され、ギャップバー12が得られる。これ
を図14に示すように外形加工を行って、ギャップのデプ
ス寸法と高さ寸法を調整して所定の値に設定する。次
に、これらギャップバー12を3本1組としてトラック加
工を行い、図15に示すように記録用磁気ヘッドコア1
a,1b,2a,2bと、再生用磁気ヘッドコア3a,3bを
形成する。これら記録用磁気ヘッドコアと、再生用磁気
ヘッドコアの間隔は同寸法にしてある。当然ながらこれ
ら各記録用磁気ヘッドコアと、再生用磁気ヘッドコアの
相対位置関係についてはアライメントが必要であり、次
のようにして行われる。
【0008】図16に示すように、先ず再生用磁気ヘッド
コアのギャップ6a,6bをつなぐラインGを基準とし
て、記録用磁気ヘッドコアのギャップ4a,4bをつなぐ
ラインH1がラインGと平行、かつ再生用磁気ヘッドコ
ア3aの中心と記録用磁気ヘッドコア1aの中心が一致す
るようにアライメントを行い、同様にして記録用磁気ヘ
ッドコアのギャップ5a,5bをつなぐラインH2がライ
ンGと平行、かつ再生用磁気ヘッドコア3aの中心と記
録用磁気ヘッドコア2aの中心が一致するようにアライ
メントを行って仮止めする。上述のように、これら記録
用磁気ヘッドコア1a,1bの間隔と、同2a,2bの間隔
と、再生用磁気ヘッドコア3a,3bの間隔とは同寸法に
加工しているので、再生用磁気ヘッドコア3aの中心と
記録用磁気ヘッドコア1aの中心、または再生用磁気ヘ
ッドコア3aの中心と記録用磁気ヘッドコア2aの中心の
アライメントを行うと、自動的に再生用磁気ヘッドコア
3bの中心と記録用磁気ヘッドコア1bの中心のアライメ
ント、または再生用磁気ヘッドコア3bの中心と記録用
磁気ヘッドコア2bの中心が一致するようにアライメン
トされる。なお、記録用磁気ヘッドコア1a,1b,2
a,2bのコア幅Dと再生用磁気ヘッドコア3a,3bのコ
ア幅Cとは同一寸法にしてあり、また、このときのそれ
ぞれの各磁気ヘッドコアの中心ズレQ1,Q2は6μm以
下になることを狙ってアライメントしている。
コアのギャップ6a,6bをつなぐラインGを基準とし
て、記録用磁気ヘッドコアのギャップ4a,4bをつなぐ
ラインH1がラインGと平行、かつ再生用磁気ヘッドコ
ア3aの中心と記録用磁気ヘッドコア1aの中心が一致す
るようにアライメントを行い、同様にして記録用磁気ヘ
ッドコアのギャップ5a,5bをつなぐラインH2がライ
ンGと平行、かつ再生用磁気ヘッドコア3aの中心と記
録用磁気ヘッドコア2aの中心が一致するようにアライ
メントを行って仮止めする。上述のように、これら記録
用磁気ヘッドコア1a,1bの間隔と、同2a,2bの間隔
と、再生用磁気ヘッドコア3a,3bの間隔とは同寸法に
加工しているので、再生用磁気ヘッドコア3aの中心と
記録用磁気ヘッドコア1aの中心、または再生用磁気ヘ
ッドコア3aの中心と記録用磁気ヘッドコア2aの中心の
アライメントを行うと、自動的に再生用磁気ヘッドコア
3bの中心と記録用磁気ヘッドコア1bの中心のアライメ
ント、または再生用磁気ヘッドコア3bの中心と記録用
磁気ヘッドコア2bの中心が一致するようにアライメン
トされる。なお、記録用磁気ヘッドコア1a,1b,2
a,2bのコア幅Dと再生用磁気ヘッドコア3a,3bのコ
ア幅Cとは同一寸法にしてあり、また、このときのそれ
ぞれの各磁気ヘッドコアの中心ズレQ1,Q2は6μm以
下になることを狙ってアライメントしている。
【0009】その後、図17に示すようにシールドブロッ
ク7aを記録用磁気ヘッドコア1a,1bと記録用磁気ヘ
ッドコア2a,2b、及び再生用磁気ヘッドコア3a,3b
の両外側に配置し、シールドブロック7bを記録用磁気
ヘッドコア1a,1b間、同2a,2b間、再生用磁気ヘッ
ドコア3a,3b間に配置し、さらにサイドシールドブロ
ック8を記録用磁気ヘッドコア1a,1bと再生用磁気ヘ
ッドコア3a,3bの間、記録用磁気ヘッドコア2a,2b
と再生用磁気ヘッドコア3a,3bの間、及び記録用磁気
ヘッドコア1a,1bの外側と記録用磁気ヘッドコア2
a,2bの外側にそれぞれ配設した後、板ガラス13を載せ
てガラスモールド治具に取り付け、電気炉を用いてガラ
スボンディングを行う。次に各磁気ヘッドコア等に付着
した不要のガラスを除去した後、図18に示すように各磁
気ヘッドコアについて、コイル挿入部を形成するための
バック加工を行い、併せて媒体である磁気テープとの摺
動面となる前面の形状加工を行い、図19に示すようにコ
イル14をそれぞれの磁気ヘッドコアに挿入し、これらコ
アの後端にバックバー15を接着する。その後、図11に示
す取付け台座であるホルダー9aにエポキシ系樹脂を用
いて接着して完成する。
ク7aを記録用磁気ヘッドコア1a,1bと記録用磁気ヘ
ッドコア2a,2b、及び再生用磁気ヘッドコア3a,3b
の両外側に配置し、シールドブロック7bを記録用磁気
ヘッドコア1a,1b間、同2a,2b間、再生用磁気ヘッ
ドコア3a,3b間に配置し、さらにサイドシールドブロ
ック8を記録用磁気ヘッドコア1a,1bと再生用磁気ヘ
ッドコア3a,3bの間、記録用磁気ヘッドコア2a,2b
と再生用磁気ヘッドコア3a,3bの間、及び記録用磁気
ヘッドコア1a,1bの外側と記録用磁気ヘッドコア2
a,2bの外側にそれぞれ配設した後、板ガラス13を載せ
てガラスモールド治具に取り付け、電気炉を用いてガラ
スボンディングを行う。次に各磁気ヘッドコア等に付着
した不要のガラスを除去した後、図18に示すように各磁
気ヘッドコアについて、コイル挿入部を形成するための
バック加工を行い、併せて媒体である磁気テープとの摺
動面となる前面の形状加工を行い、図19に示すようにコ
イル14をそれぞれの磁気ヘッドコアに挿入し、これらコ
アの後端にバックバー15を接着する。その後、図11に示
す取付け台座であるホルダー9aにエポキシ系樹脂を用
いて接着して完成する。
【0010】このようにして完成された磁気ヘッドはリ
ード・ホワイル・ライト方式に用いられる。即ち、記録
用磁気ヘッドコア1a,1bにて情報を書き込み、その直
後に再生用磁気ヘッドコア3a,3bにて情報を読み込
む、または記録用磁気ヘッドコア2a,2bにて情報を書
き込み、その直後に再生用磁気ヘッドコア3a,3bにて
情報を読み込んで情報の正誤をチェックするという記録
再生方式である。なお、他の磁気記録装置によって記録
された磁気テープを、再生用磁気ヘッドコア3a,3bに
て、その記録されている情報を読み込んで情報の正誤を
チェックしたり、また、記録用磁気ヘッドコア1a,1b
または2a,2bにより磁気テープに情報を書き込み、こ
れを他の磁気記録装置の再生用磁気ヘッドコアによって
記録されている情報を読み込んで情報の正誤をチェック
したりすることも行われる。
ード・ホワイル・ライト方式に用いられる。即ち、記録
用磁気ヘッドコア1a,1bにて情報を書き込み、その直
後に再生用磁気ヘッドコア3a,3bにて情報を読み込
む、または記録用磁気ヘッドコア2a,2bにて情報を書
き込み、その直後に再生用磁気ヘッドコア3a,3bにて
情報を読み込んで情報の正誤をチェックするという記録
再生方式である。なお、他の磁気記録装置によって記録
された磁気テープを、再生用磁気ヘッドコア3a,3bに
て、その記録されている情報を読み込んで情報の正誤を
チェックしたり、また、記録用磁気ヘッドコア1a,1b
または2a,2bにより磁気テープに情報を書き込み、こ
れを他の磁気記録装置の再生用磁気ヘッドコアによって
記録されている情報を読み込んで情報の正誤をチェック
したりすることも行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このようにリード・ホ
ワイル・ライト方式を使用するため、または他の磁気記
録装置との互換性を維持するためには、記録用磁気ヘッ
ドコアと再生用磁気ヘッドコアの中心ズレ寸法Q1,Q2
を所定の寸法(6μm以下)に抑えなければならないが、
前記ガラスモールドの工程でガラスを溶融するために60
0℃以上の温度を加えるので記録用磁気ヘッドコアと再
生用磁気ヘッドコアの中心ズレ寸法が大きく(平均値で1
5μm)なってしまうという問題点があった。さらに、記
録用磁気ヘッドコアと再生用磁気ヘッドコアとを合体し
た後、コイル挿入部の加工(バック加工)を行うので加工
箇所が多く(この従来例の場合12箇所)、このうち1箇所
でも折れや欠けが発生すると、その磁気ヘッドは不良と
なるため、生産性も悪いという問題点も有していた。
ワイル・ライト方式を使用するため、または他の磁気記
録装置との互換性を維持するためには、記録用磁気ヘッ
ドコアと再生用磁気ヘッドコアの中心ズレ寸法Q1,Q2
を所定の寸法(6μm以下)に抑えなければならないが、
前記ガラスモールドの工程でガラスを溶融するために60
0℃以上の温度を加えるので記録用磁気ヘッドコアと再
生用磁気ヘッドコアの中心ズレ寸法が大きく(平均値で1
5μm)なってしまうという問題点があった。さらに、記
録用磁気ヘッドコアと再生用磁気ヘッドコアとを合体し
た後、コイル挿入部の加工(バック加工)を行うので加工
箇所が多く(この従来例の場合12箇所)、このうち1箇所
でも折れや欠けが発生すると、その磁気ヘッドは不良と
なるため、生産性も悪いという問題点も有していた。
【0012】本発明は上記問題点を解決するものであ
り、記録用磁気ヘッドコアと再生用磁気ヘッドコアの中
心ズレを最小限に抑え、更に生産性のよい複合型磁気ヘ
ッド及びその製造方法を提供することを目的とする。
り、記録用磁気ヘッドコアと再生用磁気ヘッドコアの中
心ズレを最小限に抑え、更に生産性のよい複合型磁気ヘ
ッド及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、記録用磁気ヘッドコアブロックと再生用磁
気ヘッドコアブロックとを別々にガラスモールドを行
い、次にコイル挿入部の加工を行ってから、これら複数
の磁気ヘッドコアブロックを、台座となるホルダーを基
準としてそのアライメントを行うと同時に、このホルダ
ーに接合したものである。
するために、記録用磁気ヘッドコアブロックと再生用磁
気ヘッドコアブロックとを別々にガラスモールドを行
い、次にコイル挿入部の加工を行ってから、これら複数
の磁気ヘッドコアブロックを、台座となるホルダーを基
準としてそのアライメントを行うと同時に、このホルダ
ーに接合したものである。
【0014】
【作用】したがって、本発明は上記のように、記録用磁
気ヘッドコアブロックと再生用磁気ヘッドコアブロック
とを別々にガラスモールドするので、このガラスモール
ド時の前記寸法ズレが発生せず、またコイル挿入部の加
工も各コアブロックごとに行うので、加工工程での不良
発生を最小限に抑えることができ、さらにホルダーを基
準としてのアライメントは正確で生産性もよい。
気ヘッドコアブロックと再生用磁気ヘッドコアブロック
とを別々にガラスモールドするので、このガラスモール
ド時の前記寸法ズレが発生せず、またコイル挿入部の加
工も各コアブロックごとに行うので、加工工程での不良
発生を最小限に抑えることができ、さらにホルダーを基
準としてのアライメントは正確で生産性もよい。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しつつ説明する。なお、前記従来例のものと同一の部分
は同一の符号を付すものとする。図1は本発明の磁気ヘ
ッドの製造方法により製造された磁気ヘッドの外観構造
を示し、図2〜図10はその製造工程を示している。図1
において、1a,1b,2a,2bは記録用の磁気ヘッドコ
ア、3a,3bは再生用の磁気ヘッドコア、4a,4bと5
a,5bはガラスなどの非磁性材料製の記録ギャップ、6
a,6bは同再生ギャップ、7a,7bはフェライトなどの
磁性材料製のシールドブロック、8はフェライトなどの
磁性材料製のサイドシールドブロック、9bはホルダー
でアルミ合金等で作製されている。
しつつ説明する。なお、前記従来例のものと同一の部分
は同一の符号を付すものとする。図1は本発明の磁気ヘ
ッドの製造方法により製造された磁気ヘッドの外観構造
を示し、図2〜図10はその製造工程を示している。図1
において、1a,1b,2a,2bは記録用の磁気ヘッドコ
ア、3a,3bは再生用の磁気ヘッドコア、4a,4bと5
a,5bはガラスなどの非磁性材料製の記録ギャップ、6
a,6bは同再生ギャップ、7a,7bはフェライトなどの
磁性材料製のシールドブロック、8はフェライトなどの
磁性材料製のサイドシールドブロック、9bはホルダー
でアルミ合金等で作製されている。
【0016】シールドブロック7a,7bは前記各磁気ヘ
ッドコア1a,1b,2a,2b,3a,3bのギャップ4
a,4b,5a,5b,6a,6bの垂直方向上下に配設され
ていて各記録用の磁気ヘッドコア1a,1b,2a,2bか
ら発生する洩れ磁束、もしくは他の磁気ヘッドコアで発
生した洩れ磁束が影響するのを防ぐ役割を果たし、サイ
ドシールドブロック8は前記各磁気ヘッドコア1a,1
b,2a,2b,3a,3bのギャップ4a,4b,5a,5
b,6a,6bと平行で、これを挟む位置に設けられてお
り、洩れ磁束の影響を防ぐ役割を果たす。このようにし
て記録用ヘッドブロック16aと16b,再生用ヘッドブロッ
ク17が形成され、以上の各構成部品は前記ホルダー9b
の上に載置され接着固定されている。なお、このホルダ
ー9bにはアライメント用の基準18,19,20が設けら
れ、それぞれ記録用ヘッドブロック16aと16b,再生用ヘ
ッドブロック17の基準面として対応している。
ッドコア1a,1b,2a,2b,3a,3bのギャップ4
a,4b,5a,5b,6a,6bの垂直方向上下に配設され
ていて各記録用の磁気ヘッドコア1a,1b,2a,2bか
ら発生する洩れ磁束、もしくは他の磁気ヘッドコアで発
生した洩れ磁束が影響するのを防ぐ役割を果たし、サイ
ドシールドブロック8は前記各磁気ヘッドコア1a,1
b,2a,2b,3a,3bのギャップ4a,4b,5a,5
b,6a,6bと平行で、これを挟む位置に設けられてお
り、洩れ磁束の影響を防ぐ役割を果たす。このようにし
て記録用ヘッドブロック16aと16b,再生用ヘッドブロッ
ク17が形成され、以上の各構成部品は前記ホルダー9b
の上に載置され接着固定されている。なお、このホルダ
ー9bにはアライメント用の基準18,19,20が設けら
れ、それぞれ記録用ヘッドブロック16aと16b,再生用ヘ
ッドブロック17の基準面として対応している。
【0017】次に、その製造方法について図2〜図10を
参照しつつ説明する。
参照しつつ説明する。
【0018】先ず、図2に示すようにフェライトの素材
を所定の形状に加工した磁気コア10の対向面10a,10bに
ギャップを形成するための膜付けを行った後、図3に示
すように、この磁気コア10を一対組み合わせ、その対向
面10a,10b付近に棒上のガラス11を載せて熱処理するこ
とにより、これら一対の磁気コア10はギャップが形成さ
れた状態で接合され、ギャップバー12が得られる。これ
を図4に示すように外形加工を行って、ギャップのデプ
ス寸法と高さ寸法を調整して所定の値に設定する。次
に、これらギャップバー12にトラック加工を行うが、本
実施例では1台の磁気ヘッドアッセンブリーとして3本
のギャップバー12を用い、図5に示すように、それぞれ
記録用磁気ヘッドコア1a,1b,2a,2bと、再生用磁
気ヘッドコア3a,3bを作製した。このとき記録用磁気
ヘッドコア幅Cと、再生用磁気ヘッドコア幅Dが決定す
るように加工している。本実施例は2チャンネル記録・
再生用の磁気ヘッドであるので、それぞれの記録・再生
用磁気ヘッドコアの間隔は所定の寸法になるように加工
しており、この場合、同寸法にしてある。その後、それ
ぞれの磁気ヘッドコアについて、図6に示すようにシー
ルドブロック7aを記録用磁気ヘッドコア1a,1bの両
外側に配置し、シールドブロック7bを記録用磁気ヘッ
ドコア1a,1bの間に配置し、さらにサイドシールドブ
ロック8を記録ギャップ4a,4bと平行な方向に記録用
磁気ヘッドコア1a,1bを挟むように配置する。その
後、板ガラス13を載せてガラスモールド治具に取り付
け、電気炉を用いてガラスモールドを行い、図7に示す
ように記録用磁気ヘッドブロック16aとなる。なお、他
の記録用磁気ヘッドコア2a,2b及び再生用磁気ヘッド
コア3a,3bについても同様な製造方法にてガラスモー
ルドを行い、それぞれ記録用磁気ヘッドブロック16b,
再生用磁気ヘッドブロック17となる。前記従来例では、
各磁気ヘッドコア間にてアライメントを行った後ガラス
モールドを行っていたので、各磁気ヘッドコアのトラッ
ク幅中心ズレが発生する問題点があったが、本実施例で
は、単独の磁気ヘッドコアごとにガラスモールドを行う
ので、このような問題は全く生じない。
を所定の形状に加工した磁気コア10の対向面10a,10bに
ギャップを形成するための膜付けを行った後、図3に示
すように、この磁気コア10を一対組み合わせ、その対向
面10a,10b付近に棒上のガラス11を載せて熱処理するこ
とにより、これら一対の磁気コア10はギャップが形成さ
れた状態で接合され、ギャップバー12が得られる。これ
を図4に示すように外形加工を行って、ギャップのデプ
ス寸法と高さ寸法を調整して所定の値に設定する。次
に、これらギャップバー12にトラック加工を行うが、本
実施例では1台の磁気ヘッドアッセンブリーとして3本
のギャップバー12を用い、図5に示すように、それぞれ
記録用磁気ヘッドコア1a,1b,2a,2bと、再生用磁
気ヘッドコア3a,3bを作製した。このとき記録用磁気
ヘッドコア幅Cと、再生用磁気ヘッドコア幅Dが決定す
るように加工している。本実施例は2チャンネル記録・
再生用の磁気ヘッドであるので、それぞれの記録・再生
用磁気ヘッドコアの間隔は所定の寸法になるように加工
しており、この場合、同寸法にしてある。その後、それ
ぞれの磁気ヘッドコアについて、図6に示すようにシー
ルドブロック7aを記録用磁気ヘッドコア1a,1bの両
外側に配置し、シールドブロック7bを記録用磁気ヘッ
ドコア1a,1bの間に配置し、さらにサイドシールドブ
ロック8を記録ギャップ4a,4bと平行な方向に記録用
磁気ヘッドコア1a,1bを挟むように配置する。その
後、板ガラス13を載せてガラスモールド治具に取り付
け、電気炉を用いてガラスモールドを行い、図7に示す
ように記録用磁気ヘッドブロック16aとなる。なお、他
の記録用磁気ヘッドコア2a,2b及び再生用磁気ヘッド
コア3a,3bについても同様な製造方法にてガラスモー
ルドを行い、それぞれ記録用磁気ヘッドブロック16b,
再生用磁気ヘッドブロック17となる。前記従来例では、
各磁気ヘッドコア間にてアライメントを行った後ガラス
モールドを行っていたので、各磁気ヘッドコアのトラッ
ク幅中心ズレが発生する問題点があったが、本実施例で
は、単独の磁気ヘッドコアごとにガラスモールドを行う
ので、このような問題は全く生じない。
【0019】次に、図8に示すように、記録用磁気ヘッ
ドブロック16aにコイル挿入部を形成するためのバック
加工を行う。このバック加工においても記録用磁気ヘッ
ドブロック16aは単体で加工されるため、たとえ、コイ
ル挿入部に欠け,折れが発生しても、この単体が不良と
なるだけで他のブロックに影響を与えないので生産性も
向上する。
ドブロック16aにコイル挿入部を形成するためのバック
加工を行う。このバック加工においても記録用磁気ヘッ
ドブロック16aは単体で加工されるため、たとえ、コイ
ル挿入部に欠け,折れが発生しても、この単体が不良と
なるだけで他のブロックに影響を与えないので生産性も
向上する。
【0020】ここで図9に示すように、磁気テープとの
摺動面となる前面の形状加工を行った後、コイル14をそ
れぞれのコイル挿入部に挿入し、バックバー15を接着す
る。その後、図1に示した取付け台座であるホルダー9
b上で各磁気ヘッドコアブロック16a,16b,17間のアラ
イメントをとる。このアライメントは、ホルダー9b上
に設けた各アライメント用の基準18,19,20を用いて次
のように行われる。
摺動面となる前面の形状加工を行った後、コイル14をそ
れぞれのコイル挿入部に挿入し、バックバー15を接着す
る。その後、図1に示した取付け台座であるホルダー9
b上で各磁気ヘッドコアブロック16a,16b,17間のアラ
イメントをとる。このアライメントは、ホルダー9b上
に設けた各アライメント用の基準18,19,20を用いて次
のように行われる。
【0021】まず、図10に示す再生用磁気ヘッドコア3
aの中心と記録用磁気ヘッドコア1aの中心が一致するよ
うに仮止めし、同様に再生用磁気ヘッドコア3aの中心
と記録用磁気ヘッドコア2aの中心が一致するように仮
止めする。上述のように、これら記録用磁気ヘッドコア
1a,1bの間隔と、記録用磁気ヘッドコア2a,2bの間
隔と、再生用磁気ヘッドコア3a,3bの間隔とは同寸法
に加工しているので再生用磁気ヘッドコア3aの中心と
記録用磁気ヘッドコア1aの中心及び再生用磁気ヘッド
コア3aの中心と記録用磁気ヘッドコア2aの中心のアラ
イメントを行うと、自動的に再生用磁気ヘッドコア3b
の中心と記録用磁気ヘッドコア1bの中心及び再生用磁
気ヘッドコア3bの中心と記録用磁気ヘッドコア2bの中
心が一致するようにアライメントされる。このときのそ
れぞれの各磁気ヘッドコアの中心ズレQ1とQ2は6μm
以下になることを狙ってアライメントしている。なお、
このホルダー9b上の記録用磁気ヘッドコアブロック16a
に用いるアライメント用の基準18は記録用磁気ヘッドコ
アのギャップ4a,4bを結ぶラインH1と平行を維持す
るように加工してあり、また記録用磁気ヘッドコアブロ
ック16bに用いるアライメント用の基準19と記録用磁気
ヘッドコアのギャップ5a,5bを結ぶラインH2、再生
用磁気ヘッドコアブロック17に用いるアライメント用の
基準20と再生用磁気ヘッドコアのギャップ6a,6bを結
ぶラインGもそれぞれ平行を維持するように加工してあ
る。この後、上記の通り仮止めされた各磁気ヘッドコア
ブロック16a,16b,17はエポキシ系樹脂を用いてホルダ
ー9b上に接着・固定される。なお、このエポキシ系樹
脂の硬化温度は120℃から150℃程度であり、この温度が
前記各磁気ヘッドコアの中心ズレQ1,Q2を起こさせる
要因にはならない。
aの中心と記録用磁気ヘッドコア1aの中心が一致するよ
うに仮止めし、同様に再生用磁気ヘッドコア3aの中心
と記録用磁気ヘッドコア2aの中心が一致するように仮
止めする。上述のように、これら記録用磁気ヘッドコア
1a,1bの間隔と、記録用磁気ヘッドコア2a,2bの間
隔と、再生用磁気ヘッドコア3a,3bの間隔とは同寸法
に加工しているので再生用磁気ヘッドコア3aの中心と
記録用磁気ヘッドコア1aの中心及び再生用磁気ヘッド
コア3aの中心と記録用磁気ヘッドコア2aの中心のアラ
イメントを行うと、自動的に再生用磁気ヘッドコア3b
の中心と記録用磁気ヘッドコア1bの中心及び再生用磁
気ヘッドコア3bの中心と記録用磁気ヘッドコア2bの中
心が一致するようにアライメントされる。このときのそ
れぞれの各磁気ヘッドコアの中心ズレQ1とQ2は6μm
以下になることを狙ってアライメントしている。なお、
このホルダー9b上の記録用磁気ヘッドコアブロック16a
に用いるアライメント用の基準18は記録用磁気ヘッドコ
アのギャップ4a,4bを結ぶラインH1と平行を維持す
るように加工してあり、また記録用磁気ヘッドコアブロ
ック16bに用いるアライメント用の基準19と記録用磁気
ヘッドコアのギャップ5a,5bを結ぶラインH2、再生
用磁気ヘッドコアブロック17に用いるアライメント用の
基準20と再生用磁気ヘッドコアのギャップ6a,6bを結
ぶラインGもそれぞれ平行を維持するように加工してあ
る。この後、上記の通り仮止めされた各磁気ヘッドコア
ブロック16a,16b,17はエポキシ系樹脂を用いてホルダ
ー9b上に接着・固定される。なお、このエポキシ系樹
脂の硬化温度は120℃から150℃程度であり、この温度が
前記各磁気ヘッドコアの中心ズレQ1,Q2を起こさせる
要因にはならない。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上記各実施例から明らかなよ
うに、記録用磁気ヘッドコアブロックと再生用磁気ヘッ
ドコアブロックとを別々に製造し、台座となるホルダー
を基準としてアライメントを行うため、接着・固定時に
各磁気ヘッドコア中心の寸法ズレを最小限に抑えること
ができ、磁気ヘッドとして、リード・ホワイル・ライト
方式への使用及び他の磁気記録装置との互換性の維持が
可能となり、またコイル挿入部の加工を各コアブロック
ごとに行うので、加工工程での不良発生を最小限に抑え
ることができて生産性もよく、高品質の磁気ヘッドを低
コストで提供することができる。
うに、記録用磁気ヘッドコアブロックと再生用磁気ヘッ
ドコアブロックとを別々に製造し、台座となるホルダー
を基準としてアライメントを行うため、接着・固定時に
各磁気ヘッドコア中心の寸法ズレを最小限に抑えること
ができ、磁気ヘッドとして、リード・ホワイル・ライト
方式への使用及び他の磁気記録装置との互換性の維持が
可能となり、またコイル挿入部の加工を各コアブロック
ごとに行うので、加工工程での不良発生を最小限に抑え
ることができて生産性もよく、高品質の磁気ヘッドを低
コストで提供することができる。
【図1】本発明の複合型磁気ヘッドの製造方法により製
造された複合型磁気ヘッドの一実施例を示す斜視図であ
る。
造された複合型磁気ヘッドの一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の複合型磁気ヘッドの製造方法を工程
(1)を示す図である。
(1)を示す図である。
【図3】本発明の複合型磁気ヘッドの製造方法を工程
(2)を示す図である。
(2)を示す図である。
【図4】本発明の複合型磁気ヘッドの製造方法を工程
(3)を示す図である。
(3)を示す図である。
【図5】本発明の複合型磁気ヘッドの製造方法を工程
(4)を示す図である。
(4)を示す図である。
【図6】本発明の複合型磁気ヘッドの製造方法を工程
(5)を示す図である。
(5)を示す図である。
【図7】本発明の複合型磁気ヘッドの製造方法を工程
(6)を示す図である。
(6)を示す図である。
【図8】本発明の複合型磁気ヘッドの製造方法を工程
(7)を示す図である。
(7)を示す図である。
【図9】本発明の複合型磁気ヘッドの製造方法を工程
(8)を示す図である。
(8)を示す図である。
【図10】本発明の複合型磁気ヘッドの製造方法を工程
(9)を示す図である。
(9)を示す図である。
【図11】従来の複合型磁気ヘッドの製造方法により製
造された複合型磁気ヘッドの一実施例を示す斜視図であ
る。
造された複合型磁気ヘッドの一実施例を示す斜視図であ
る。
【図12】従来の複合型磁気ヘッドの製造方法の工程
(1)を示す図である。
(1)を示す図である。
【図13】従来の複合型磁気ヘッドの製造方法の工程
(2)を示す図である。
(2)を示す図である。
【図14】従来の複合型磁気ヘッドの製造方法の工程
(3)を示す図である。
(3)を示す図である。
【図15】従来の複合型磁気ヘッドの製造方法の工程
(4)を示す図である。
(4)を示す図である。
【図16】従来の複合型磁気ヘッドの製造方法の工程
(5)を示す図である。
(5)を示す図である。
【図17】従来の複合型磁気ヘッドの製造方法の工程
(6)を示す図である。
(6)を示す図である。
【図18】従来の複合型磁気ヘッドの製造方法の工程
(7)を示す図である。
(7)を示す図である。
【図19】従来の複合型磁気ヘッドの製造方法の工程
(8)を示す図である。
(8)を示す図である。
1a,1b,2a,2b…記録用磁気ヘッドコア、 3a,
3b…再生用磁気ヘッドコア、 4a,4b,5a,5b…
記録ギャップ、 6a,6b…再生ギャップ、 7a,7b
…シールドブロック、 8…サイドシールドブロック、
9a,9b…ホルダー、 10…磁気コア、 11…棒状の
ガラス、 12…ギャップバー、 13…板ガラス、 14…
コイル、 15…バックバー、 16a,16b…記録用磁気ヘ
ッドブロック、 17…再生用磁気ヘッドブロック、 1
8,19,20…アライメント用の基準、C…記録用磁気ヘ
ッドコア幅、 D…再生用磁気ヘッドコア幅、 Q1,
Q2…磁気ヘッドコアの中心ズレ。
3b…再生用磁気ヘッドコア、 4a,4b,5a,5b…
記録ギャップ、 6a,6b…再生ギャップ、 7a,7b
…シールドブロック、 8…サイドシールドブロック、
9a,9b…ホルダー、 10…磁気コア、 11…棒状の
ガラス、 12…ギャップバー、 13…板ガラス、 14…
コイル、 15…バックバー、 16a,16b…記録用磁気ヘ
ッドブロック、 17…再生用磁気ヘッドブロック、 1
8,19,20…アライメント用の基準、C…記録用磁気ヘ
ッドコア幅、 D…再生用磁気ヘッドコア幅、 Q1,
Q2…磁気ヘッドコアの中心ズレ。
Claims (2)
- 【請求項1】 同一トラック上に複数の記録用磁気ヘッ
ドと再生用磁気ヘッドを配置した磁気ヘッドの組を複数
組設けてなる複合型磁気ヘッドであって、コア間アライ
メント用の基準を設けたホルダーと、それぞれブロック
化した記録用磁気ヘッドと再生用磁気ヘッドとを、前記
ホルダー上に、前記基準に合わせて位置決め接合した複
数の磁気ヘッドブロックからなることを特徴とする複合
型磁気ヘッド。 - 【請求項2】 磁気ヘッドコアが形成された磁気コアに
シールドブロックをガラス溶着して磁気ヘッドブロック
を得る工程と、前記磁気ヘッドブロックごとにコイル挿
入部を加工する工程と、前記各磁気ヘッドのコア間アラ
イメント用の基準を設けたホルダー上に複数の前記磁気
ヘッドブロックを載置し、これを前記基準に添接位置合
わせして接合する工程とよりなることを特徴とする複合
型磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16221094A JPH0830916A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 複合型磁気ヘッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16221094A JPH0830916A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 複合型磁気ヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0830916A true JPH0830916A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15750064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16221094A Pending JPH0830916A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 複合型磁気ヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0830916A (ja) |
-
1994
- 1994-07-14 JP JP16221094A patent/JPH0830916A/ja active Pending
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