JPH08308947A - 鼻孔吸気具を備えたマスク - Google Patents

鼻孔吸気具を備えたマスク

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JPH08308947A
JPH08308947A JP7156639A JP15663995A JPH08308947A JP H08308947 A JPH08308947 A JP H08308947A JP 7156639 A JP7156639 A JP 7156639A JP 15663995 A JP15663995 A JP 15663995A JP H08308947 A JPH08308947 A JP H08308947A
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nostril
inhaler
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mask
fragrance
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JP7156639A
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Setsuo Kuroki
節男 黒木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 香料やたばこ煙香料や抗菌剤や点鼻薬等の含
有率を多種多様に調節可能にし、好ましい濃度の香料含
有空気やたばこ煙香料含有空気や抗菌剤含有空気や点鼻
薬含有空気等を使用者が任意自由に鼻孔より吸入できる
ようにして、従来の口で吸う禁煙パイプや無煙たばこ等
では到底嗅覚できない香りを嗜好できるようにしたり、
或いは従来のマスクに新しい技術的手段を複合させるこ
とにより、マスクの性能をこれまでに到達できなかった
抗菌性や除塵性や脱臭性や花粉性予防性や花粉症鎮静性
において顕著な効果を奏するマスクを得る。 【構成】 マスクの顔面側に鼻孔吸気具を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、清涼作用、覚醒作用、
鎮静作用を付与する香料含有空気や、たばこ煙香料含有
空気等の匂いを嗜好するマスクの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の抗菌性清涼マスクは、ガーゼ、不
織布等の繊維シートよりなるマスク本体の隅部に、耳掛
けなどの固定条を結合してなるマスクにおいて、ガー
ゼ、不織布等の繊維シートに揮発性の清涼剤、覚醒剤、
鎮静剤、抗菌剤等を含浸させたパッドを、ガーゼ、不織
布等の繊維シートを複数枚重ねたマスク本体に挿入した
もので、使用に際して使用者に爽快感を付与することが
できると共に、抗菌性を有するものである。
【0003】また、喫煙は、従来から紙巻きたばこの吸
口をくわえて口腔内を経て体内にたばこ煙を吸入するも
のであるが、その際、たばこ煙中に含有されるニコチン
やタールを舌先の味蕾にて味覚したり、たばこ煙が咽頭
を経由して鼻孔から外部に排出される際に鼻腔の嗅球に
よってたばこ煙香料の匂いを嗜好するものである。
【0004】この喫煙の代替えとして、不織布や綿状繊
維に清涼剤、覚醒剤、鎮静剤等の各種香料を含浸した香
料含浸体を通過してなる香料含有空気を吸口から吸入し
て嗜好する禁煙パイプや、液体ニコチンとケーシングソ
ース香料やトップドレッシング香料等をブレンドして含
浸したたばこ煙香料含浸体を通過してなるたばこ煙香料
含有空気を吸口から吸入して嗜好する無煙たばこ等があ
る。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】従来の抗菌性清涼マス
クは、例えば図21に示すように、ガーゼ等の繊維シー
トを複数枚重ねたマスク本体41の両端部に設けた通し
穴44、45にゴム等からなるひもを通して耳掛け部4
2、43が形成されている。このマスク本体には、ガー
ゼ、不織布等の繊維シートに清涼剤、覚醒剤、鎮静剤、
抗菌剤等の香料が含浸されたパッド46が挟み込まれて
いる。
【0006】この抗菌性清涼マスクの問題は、清涼剤、
覚醒剤、鎖静剤、抗菌剤等の香料を含浸したガーゼ、不
織布等の剛性を有しない繊維シートからなるパッド46
を、マスク本体41のガーゼ、不織布等の剛性を有しな
い繊維シートの間に挟み込むものであることから、使用
者のその時々の必要性に応じて、清涼剤、覚醒剤、鎮静
剤、抗菌剤等をそれぞれ含浸した各パッド46や、それ
等各剤の香料濃度を種々調整したパッド46を予め用意
して、使用者の好みに応じて差し替えて使用することは
パッド46の構成から困難であった。また、挟み込まれ
たパッド46を使用して、吸入香料の濃度を使用者の好
みに応じて任意自由に調整することも困難であった。こ
こ十数年来、花粉症に悩まされる人が目立って増え、な
かでも圧倒的に多い杉花粉症の増加は著しく、春先にな
ると鼻や目の粘膜についた杉花粉で目や鼻がかゆくな
り、涙やくしゃみ、鼻みず、鼻づまり等の症状が次々と
現れるように花粉症は、原因花粉を吸入したり、接触し
たりすることによって起こるので、重症の人はマスクと
メガネの着用が必要であるが、まず最大の花粉吸入源で
ある鼻を覆うマスクの性能は、従来のマスクでは目が粗
すぎるため、直径30ミクロンといわれる杉花粉はその
40〜50%が通り抜けるといわれるが、この防御率を
向上したパッド入りマスクでも、マスク本体とパッドの
面積比が大きいためマスク本体周囲からの短絡空気によ
る希釈度が大きく、鼻孔から吸入される杉の花粉の除去
性能が不確実であると共に、鼻孔より吸入される空気流
の方向はパッド表面に平行で下向きのため、マスク本体
と顔面との隙間から外部空気が吸入され易く、そのため
杉の花粉を遮断できないので、杉花粉症の予防が不十分
になるという欠点があった。
【0007】通常、喫煙は、紙巻きたばこの吸口をくわ
えてたばこ煙を吸入した後に吸口を口から離して口を閉
じて鼻孔からたばこ煙を出し、或いは口からたばこ煙を
吐き出している際に、たばこ煙のニコチン微粒子とター
ル微粒子の味と臭いや、葉たばこにブレンドされている
ケーシングソース香料やトップドレッシング香料等によ
る匂い等は、口腔内では舌の味蕾でニコチン・タールの
ヤニ味を味覚し、鼻腔内ではニコチンとタールのヤニ臭
と、そのヤニ臭を中和すべくブレンドされているケーシ
ングソース香料やトップドレッシング香料等の総合した
匂いを嗅球で嗅覚されるのである。
【0008】この喫煙の仕組からたばこ煙の有害性は、
煙草葉の高温燃焼によって発生するガンの発生原因とな
るタール微粒子や、不完全燃焼によってガス中毒する一
酸化炭素や、公害の問題として取り上げられている二酸
化窒素や、気道の線毛の運動を麻痺させて咳・痰の発生
と気管支炎の原因となるシアン化水素及びシアン等の有
害物質や有害ガスが、この吸気作業によって人の喉や気
管や肺などに付着したり刺激することによるもので、こ
のことにより喫煙者の保険衛生上の問題を有するばかり
か、たばこ煙が室内に漂うことにより同室する幼児や病
弱者や嫌煙者に対して及ぼす不快感や保健衛生上の問題
を有するものである。
【0009】従来の吸気具は、この喫煙の有害性を解消
するために、上記有害成分や有害ガスの含まれない香料
含有空気やたばこ煙香料含有空気を嗜好するもので、使
用者は、吸口から香料含有空気やたばこ煙香料含有空気
を口腔内に吸引した後に、鼻孔や口から香料含有空気や
たばこ煙香料含有空気を吐出すものであった。例えば図
22に示すように、プラスチック製の筒体53の先端に
空気流入孔51が設けられ、且つ通気性物質に前記清涼
剤、覚醒剤、鎮静剤等の香料の含浸された香料含浸体5
2aや、通気性物質に液体ニコチンとケーシングソース
香料やトップトレッシング香料等の配合されたたばこ煙
香料含浸体52b等が内蔵された筒体53の筒体基端部
54に、吸口55が基端に設けられたプラスチック製の
吸口体56の吸口体先端部57を接合したもので、使用
に際しては、吸口55からの吸引力で吸い込まれる先端
の空気流入孔51から流入した外部空気が、筒体53の
前部に内蔵された香料含浸体53aやたばこ煙香料含浸
体53bの内部を吸口55方向に流通する過程で、香料
蒸気やたばこ煙香料蒸気を加えられて成る香料含有空気
やたばこ煙香料含有空気を吸口55から口腔内に吸引す
るものである。
【0010】この際、香料含有空気やたばこ煙香料含有
空気を吸入した口内の舌は、味を感じとる器官として舌
の表面に味蕾と呼ばれるツブツブの細胞が無数に散在し
た味の受容器を有するが、この味蕾はたばこ煙香料中の
ニコチンの味を知覚することはできるが、たばこ煙香料
含有空気の風味と芳香を嗅覚することはできないもので
ある。即ち、口内の飲食物の匂いは、口腔から咽頭を経
て嗅球に到着して嗅覚されるように、吸口から吸入され
る香料含有空気やたばこ煙香料含有空気の匂いは、舌で
は感じられないが、口腔から咽頭を経て鼻腔に到着して
嗅球で嗜好されるのであるが、通常、口から吸入して咽
頭を経由して鼻孔から吐き出すよりは、直接に鼻孔から
吸入して嗅ぐ方が微妙な香りが嗅覚され易いという経験
則がある。
【0011】このように従来の禁煙パイプや無煙たばこ
等の吸気具は、口腔内に吸入した香料含有空気やたばこ
煙香料含有空気等の香りを、舌の味蕾では嗅覚できない
ため、咽頭を経由した香料含有空気やたばこ煙香料含有
空気の香りを鼻腔の嗅球にて嗜好するものであるが、こ
の咽頭を経由して鼻腔に到着した香料含有空気やたばこ
煙香料含有空気の香りを嗅ぐよりは、鼻孔より直接吸入
した香料含有空気やたばこ煙香料含有空気の香りを嗅ぐ
方がはるかに優れているため、新しい吸気具は、多種多
様な香料含有空気やたばこ煙香料含有空気の香りを、鼻
孔から吸入して鼻腔の嗅球にて嗅覚して嗜好することの
できる鼻孔吸気具が好ましい。
【0012】また、人間の口腔と鼻腔は、後ろの管状の
咽頭という部分でつながっているので、吸気具の吸口か
ら吸入された口腔内の香料やたばこ煙香料と、鼻孔から
直接吸入された香料やたばこ煙香料は、鼻の奥の鼻腔に
ある3cmにも満たない嗅角膜にある細胞の嗅球という
香りを感じとる受容器で感じ取られて、大脳の嗅覚中枢
へ伝えられることにより香りが嗜好されるのである。そ
して、その香りの分子の情報は、嗅神経を通って大脳皮
質の嗅覚野に達し嗅覚を生じるのであるから、香りの濃
度が嗅神経の能力以上に高いと刺激が大き過ぎて好まし
くなく、また、人によっては嗅神経の能力や好みも異な
るので、鼻孔から吸入される香料やたばこ煙香料は微妙
な濃度調節ができなければ、使用者の満足性に欠けるこ
とから、新しい鼻孔吸気具は香料濃度を多種多様に調節
されるものが必要である。
【0013】また、香りは、その人の心理状態、生理状
態、健康状態、或いは過去の記憶と結びついてイメージ
されることも多く、感じ方も日によって微妙に変化し、
また、人によって嗅覚に個人差もあるので、従来の禁煙
パイプや無煙たばこのように、吸口を口にくわえて香料
含有空気やたばこ煙香料含有空気を吸入して嗜好するの
でなく、香りの流入方向を鼻孔から鼻腔の嗅球を経過す
るように限定して馥郁たる香りを嗜好できる鼻孔吸気具
自体に、使用者がその時々の必要性に応えて任意に調節
して嗅覚できる新しい機能を付加することが好ましい。
【0014】なお、このような鼻孔から香りを吸入する
方式としては、従来の禁煙パイプや無煙たばこのような
露出方式では問題を有する。即ち、従来の禁煙パイプや
無煙たばこの吸口を、嗅ぎたばこの思想と同様に鼻孔に
挿入して吸入することは外見が見苦しく、したがって使
用者の気分や嗜好性を低下するばかりか、吸口が鼻孔か
ら抜け脱し易いので禁煙パイプや無煙たばこの筒体を手
で保持して使用することも不便であった。
【0015】本発明は、上記の諸問題を解決して、香料
やたばこ煙香料や抗菌剤や点鼻薬の含有率を多種多様に
調節可能にし、好ましい濃度の香料含有空気やたばこ煙
香料含有空気や抗菌剤含有空気や点鼻薬含有空気等を使
用者が任意自由に鼻孔より吸入できるようにして、従来
の口で吸う禁煙パイプや無煙たばこ等では到底嗅覚でき
ない香りを嗜好できるようにしたり、或いは従来のマス
クに新しい技術的手段を複合させることにより、マスク
の性能をこれまでに到達できなかった抗菌性や除塵性や
脱臭性や花粉性予防性や花粉症鎮静性等について顕著な
効果を奏するマスクを得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するために、本発明にあっては、従来の口で吸う吸気具
ではなく、鼻孔より吸う吸気具として、使用者の呼吸作
用により、吸気具に内蔵された香料含浸体やたばこ煙香
料含浸体や抗菌剤含浸体や点鼻薬含浸体等の吸気含浸体
により生成されて、鼻孔より鼻腔内に吸入される香料含
有空気やたばこ煙香料含有空気や抗菌剤含有空気や点鼻
薬含有空気等の吸入濃度を、使用者の好みに応じて任意
自由に調節して嗜好できるように、使用者の鼻孔に接触
して香料含有空気やたばこ煙香料含有空気や抗菌剤含有
空気や点鼻薬含有空気等を吸入する鼻孔流入口を設けた
鼻孔接面体と、その近傍筒体の適所に希釈空気量調節装
置を設けた鼻孔吸気具として、この鼻孔吸気具にて生ず
る香料含有空気やたばこ煙香料含有空気や抗菌剤含有空
気や点鼻薬含有空気等が鼻孔から容易且つ確実に吸入で
きるように、鼻孔吸気具の鼻孔接面体を鼻孔に安全に接
触して保持するために吸気具保持帯を設けて、その両端
をマスク本体の顔面側の両端に縫着する。この構成は、
鼻孔吸気具を手で保持する不便を解消するばかりか、鼻
孔吸気具の使用状態をマスク本体にて第三者の視線から
遮蔽する効果も生じ使用者が気兼ねなく使用できるよう
にするものである。
【0017】また、鼻孔吸気具としては、鼻孔吸入口を
設けた先端の外面を球または楕円体等に形成した鼻孔接
面体と、香料含浸体やたばこ煙香料含浸体や抗菌剤含浸
体や点鼻薬含浸体等の吸気含浸体を内蔵した筒体の基端
に空気流入口を設け、筒体の先端部に希釈空気量調節装
置を設けたり、或いは鼻孔吸入口を設けた球または楕円
体等の鼻孔接面体をスポンジゴム、シリコン等の軟質材
として、香料含浸体やたばこ煙香料含浸体や抗菌剤含浸
体や点鼻薬含浸体等の吸気含浸体を内蔵し基端に空気流
入口を設けたプラスチック製の筒体の先端に嵌着し、且
つ、筒体の先端部に希釈空気量調節装置を設けたり、鼻
孔吸入口を設けた先端の外面を球または楕円体等に形成
した鼻孔接面体と、香料含浸体やたばこ煙香料含浸体や
抗菌剤含浸体や点鼻薬含浸体等の吸気含浸体を内蔵した
筒体の基端に、空気流入口を設けると共に、挟持体の片
端を形成する。また、筒体の先端部に流入空気量調節装
置を設けるたり、鼻孔吸入口を設けた先端の外面を球ま
たは楕円体等に形成した鼻孔接面体の基端部と、香料含
浸体やたばこ煙香料含浸体や抗菌剤含浸体や点鼻薬含浸
体等の吸気含浸体を内蔵し、基端に空気流入口を設けた
筒体の先端部を回動自在に嵌合し、筒体の先端部に大径
の内部通気孔を設け、鼻孔接面体の基端部に、内部通気
孔と少なくとも略同径にしたものを有し、それから円周
方向へ沿って適宜間隔に漸次小径になるように大小各段
階の適数個の調節孔を夫々穿設するようにしたり、鼻孔
吸入口を設けた先端の外面を球または楕円体等に形成し
た鼻孔接面体の基端部と、香料含浸体やたばこ煙香料含
浸体や抗菌剤含浸体や点鼻薬含浸体等の吸気含浸体を内
蔵し、基端に空気流入口を設けた筒体の先端部を回動自
在に嵌合し、鼻孔接面体の基端部の適所には若干大径の
通気孔を穿設し、筒体の先端部の内部接合部の端縁面
に、通気孔と少なくとも略同大にした部分を有し、そこ
から円周方向へ沿って漸次小さくなるような円周方向へ
長い略半三角形状や階段形状等の調整用切欠部を欠設し
たり、鼻孔吸入口を設けた先端の外面を球または楕円体
等に形成した鼻孔接面体と、香料含浸体やたばこ煙香料
含浸体や抗菌剤含浸体や点鼻薬含浸体等の吸気含浸体を
内蔵した筒体の基端に空気流入口を設け、筒体の先端部
に希釈空気量調節装置を設け等にした鼻孔吸気具の筒体
の適所に、吸気具保持帯に縫着したスナップ雌具に嵌着
するスナップ雄部を一個或る複数個形成したり、外面を
球または楕円体等に形成した鼻孔接面体の鼻孔吸入口の
軸線と、香料含浸体やたばこ煙香料含浸体や抗菌剤含浸
体や点鼻薬含浸体等の吸気含浸体を内蔵し、基端に空気
流入口を設けた筒体の軸線との角度を適当に設定し、鼻
孔接面体または筒体の先端部に希釈空気量調節装置を設
け、筒体の適所に、吸気具保持帯に縫着したスナップ雌
具に嵌着するスナップ雄部を一個或いは複数個形成した
り、筒端の中央に外面を球または楕円体等に形成した鼻
孔接面体を複数形成し、香料含浸体やたばこ煙香料含浸
体や抗菌剤含浸体や点鼻薬含浸体等の吸気含浸体を内蔵
する筒体の内部に連通する鼻孔吸入口を夫々の鼻孔接面
体に設け、鼻孔接面体または筒体の先端部に希釈空気量
調節装置を設け、筒体の適所に、吸気具保持帯に縫着し
たスナップ雌具に嵌着するスナップ雄部を複数個形成し
たり、鼻孔吸入口を設けた先端の外面を球または楕円体
等に形成した鼻孔接面体と、香料含浸体やたばこ煙香料
含浸体や抗菌剤含浸体や点鼻薬含浸体等の吸気含浸体を
内蔵し、基端に空気流入口を設け、筒体の先端部に希釈
空気量調節装置を設けた鼻孔吸気具において、筒体の適
所に、吸気具保持帯に接着したフエライト(ゴム磁石)
に係止する薄鉄板を一個或いは複数個接着したり、鼻孔
吸入口を設けた先端の外面を球または楕円体等に形成し
た鼻孔接面体と、香料含浸体やたばこ煙香料含浸体や抗
菌剤含浸体や点鼻薬含浸体等の吸気含浸体を内蔵し、基
端に空気流入口を設け、筒体の先端部に希釈空気量調節
装置を設けた鼻孔吸気具において、筒体の適所に、吸気
具保持帯に接着したフエライトに係止する薄鉄板を一個
或いは複数個接着したり、鼻孔吸入口を設けた先端の外
面を球または楕円体等に形成した鼻孔接面体と、香料含
浸体やたばこ煙香料含浸体や抗菌剤含浸体や点鼻薬含浸
体等の吸気含浸体を内蔵し、基端に空気流入口を設け、
筒体の先端部に希釈空気量調節装置を設けた鼻孔吸気具
において、筒体の適所に、吸気具保持帯に接着したマジ
ックテープ雌(輪)片に係止するをマジックテープ雄
(鍵)片を一個或いは複数個接着したりすると良い。
【0018】更に、鼻孔吸気具をマスクの顔面側に設定
する保持方法としては、ガーゼ、不織布等の繊維シート
よりなるマスク本体の両端に、ガーゼ、不織布等の繊維
シートを上向きにU字形状に折り曲げて帯状に形成した
吸気具保持帯の両端をに縫着し、その略中央部に二個の
小袋を設けて、その中に鼻孔接面体を鼻孔側に向けて鼻
孔吸気具を挿入するようにしたり、或いはガーゼ、不織
布等の繊維シートよりなるマスク本体の両端に、ガー
ゼ、不織布等の繊維シートを上向きにU字形状に折り曲
げて帯状に形成した吸気具保持帯の両端を縫着し、その
吸気具保持帯内部の中央部に厚紙やプラスチックシート
をを挿入して繊維シートに剛性を付与し、その下方から
クリップ付き鼻孔吸気具の挟持体にて挟むようにした
り、ガーゼ、不織布等の繊維シートよりなるマスク本体
の両端に、ガーゼ、不織布等の繊維シートを上向きにU
字形状に折り曲げて帯状に形成した吸気具保持帯の両端
を縫着し、その吸気具保持帯の略中央部に垂直方向二列
に複数個のスナップ雌具を縫着して、鼻孔吸気具の鼻孔
接面体を吸気具保持帯の開口方向に配置し、夫々のスナ
ップ雌具に複数の鼻孔吸気具の各スナップ雄部を係止し
たり、ガーゼ、不織布等の繊維シートよりなるマスク本
体の両端に、ガーゼ、不織布等の繊維シートを上向きに
U字形状に折り曲げて帯状に形成した吸気具保持帯の両
端を縫着し、その吸気具保持帯の略中央部に垂直方向、
八字方向、水平方向にフエライトやマジックテープの雌
(輪)片を一個または複数個接着したもので、、夫々に
各鼻孔吸気具の鼻孔接面体を吸気具保持帯の開口方向に
配置して各鼻孔吸気具の薄鉄板やマジックテープの雄
(鍵)片を係止すると良い。
【0019】
【作用】上述のような技術的手段により、使用時におい
て、鼻孔吸気具の鼻孔接面体の球面が鼻孔に気密に接触
し、使用者の鼻孔より吸気により、鼻孔吸気具の鼻孔接
面体に設けられた鼻孔吸入口から流入するマスク内の清
浄空気が、鼻孔吸気具に内蔵する香料含浸体やたばこ煙
香料含浸体や抗菌剤含浸体や点鼻薬含浸体等の吸気含浸
体を通過する際に、香料含浸体やたばこ煙香料含浸体や
抗菌剤含浸体や点鼻薬含浸体より清涼剤、覚醒剤、鎮静
剤、抗菌剤、点鼻薬等の蒸気を帯同して、使用者の鼻孔
から吸入され鼻腔の嗅球にて効果的に嗜好されたり、集
中的に治癒効果を発揮することができる。また、使用者
のその時々の必要性に応じて、清涼作用や覚醒作用や鎮
静作用や予防作用等を奏する各種鼻孔吸気具や、それ等
の各種吸入濃度の鼻孔吸気具を予め用意しておき差し替
えて繰り返し使用することや、マスクの吸気具保持帯に
装着したままで、希釈空気量調節装置付き鼻孔吸気具に
て、使用者の好みに応じて香料含有空気やたばこ煙香料
含有空気の各濃度を任意自由に調整して吸入することも
できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0021】本発明のマスクは、図1又は図2に示すよ
うに、ガーゼ、不織布等の繊維シートよりなるマスク本
体1の本体両端部2、3に設けた通し穴4、5、にゴム
等からなるひもを通して耳掛け部6、7が形成されてな
るマスクにおいて、マスク本体1の両端2、3に、ガー
ゼ、不織布等の繊維シートを上向きにU字形状に折り曲
げて帯状に形成した吸気具保持帯8の保持帯両端部9、
10を縫着し、その吸気具保持帯8の略中央部に二個の
小袋11、12を設けて、その中に鼻孔吸気具13、1
3を挿入してなるものである。
【0022】鼻孔吸気具13は、先端に鼻孔吸入口14
を開設した球又は楕円体に形成された鼻孔接面体15と
基端に空気流入口19を設けた筒体16よりなり、鼻孔
吸気具13の筒体16に、天然繊維、合成繊維或いはそ
の複合繊維で構成した織布、不織布や綿状繊維に、清涼
剤、覚醒剤、鎮静剤、抗菌剤等の香料を含浸した香料含
浸体17aや、液体ニコチンとケーシングソース香料や
トップトレッシング香料等の含浸したたばこ煙香料含浸
体17bや、活性炭素繊維に抗菌剤と接着剤の混合液を
含浸した抗菌剤含浸体17cや、天然繊維や合成繊維或
いはこれらの複合繊維で構成した織布、不織布や綿状繊
維に、抗アレルギー薬やステロイド薬、或いは抗コリン
薬等を適当量含浸した点鼻薬含浸体17d等の吸気含浸
体17を内蔵し、筒体16の先端部に希釈空気量調節装
置Aとして通気孔18を穿設する。
【0023】図3は、本発明のマスク本体1の本体両端
部2、3の通し孔4、5に通された耳掛け部6,7を耳
に掛けて顔面に装着して、鼻孔吸気具13はそのままに
したマスク本体1と吸気具保持帯8のみを左側半分を切
断して除いた使用状態を示すもので、吸気具保持帯8の
小袋11、12に挿入されている鼻孔吸気具13の鼻孔
接面体15は鼻孔に安全且つ確実に接触して、マスク本
体1にて清浄化された空気に鼻孔吸気具13に内蔵され
た吸気含浸体17により作用効果を付加して鼻腔に吸入
して使用するものである。
【0024】吸気含浸体17について詳細に説明する
と、香料含浸体17aは、綿、プラスチック繊維、紙等
の通気性物質に清涼剤として、ペパーミント油、スペア
ミント油、ウイキョウ油、レモン油、メントール油、カ
ンフル油、ジヤスミン油、メントン油、サイプレス油
等、覚醒剤として、ローズマリー油、クラリセージ油、
バジル油、ハッカ油、ユーカリ油、シトラール油、メン
トール油、オイゲノール油、シトラネラール油等、鎮静
剤としては、ラベンダー油、ネロリ油、サンダルウッド
油、ゼラニュウム油、レモングラス油、レモン油、イラ
ンイラン油、ベルガモット油、クラリセージ油、シトロ
ネール油、ボルネオール油、リナロール油、ゲラニオー
ル油、ネロール油、ロジノール油、ジュニパー油等、抗
菌剤としては、シダーウッド油、タイム油、パチュリー
油、レモン油、オレンジ油等の柑橘類抽出エキス等の香
料や、点鼻薬としては、抗アレルギー薬やステロイド
薬、或いは抗コリン薬等が含浸される。また、たばこ煙
香料含浸体17bは、綿、プラスチック繊維、紙等の通
気性物質に、煙草葉の高温燃焼によって発生する有害成
分や有害ガスを含まないニコチンを主体にたばこ煙類似
香料を加えた主要たばこ煙香料と、風味と喫味を改善す
るケーシングソース香料や、トップドレッシング香料等
を含浸したものである。また、抗菌剤含浸体17cは、
活性炭素繊維に抗菌剤として、シダーウッド油、タイム
油、パチュリー油、レモン油、オレンジ油等の柑橘類抽
出エキス等の香料が含浸される。また、点鼻薬含浸体1
7dは、天然繊維や合成繊維或いはこれらの複合繊維で
構成した織布、不織布や綿状繊維に、点鼻薬として、適
当量の抗アレルギー薬やステロイド薬、或いは抗コリン
薬等が含浸される。なお、吸気含浸体は、前述のように
各含浸体を主要な含浸薬剤毎に層別して記載されている
が、これにこだわることなく各含浸体の使用香料や薬剤
を適当に複合して使用することもある。例えば、清涼剤
と抗菌剤を複合したり、清涼剤と点鼻薬を複合させる等
である。
【0025】図4及び図5は、図1の実施例における鼻
孔吸気具13を示すもので、鼻孔吸入口14を設けた先
端の外面を球または楕円体等に形成した鼻孔接面体15
と、香料含浸体17aやたばこ煙香料含浸体17bや抗
菌剤含浸体17cや点鼻薬含浸体17d等の吸気含浸体
17を内蔵したプラスチック製の筒体16の基端に空気
流入口19を設け、筒体16の先端部に希釈空気量調節
装置Aとして、例えば、希釈用通気孔18を、無孔や
0.2mm,0.4mm、0.6mm、0.8mm、
1.0mm、1.2mm等の直径として、清涼剤、覚醒
剤、鎮静剤、抗菌剤等の各種香料濃度やたばこ煙香料濃
度や点鼻薬濃度等を各種調整した鼻孔吸気具13をセッ
トにして多数用意できるようにすれば、使用者の多種多
様な匂いに関する要望を使用者が多数の鼻孔吸気具13
より自由に選択して使用することができる。この鼻孔吸
気具13は、図3に示すように、鼻孔接面体14を鼻孔
に接触するようにして吸気具保持帯8の小袋11、12
に容易確実に挿入して使用できるものである。
【0026】図6は、図4の実施例における鼻孔吸入口
14を設けた球または楕円体等の鼻孔接面体15を、ス
ポンジゴム、シリコン等の軟質材として、鼻孔より急激
に息を吐出した場合に軟質体が変形して鼻孔から離れ易
くして、多量の空気を鼻孔より容易に排出できるように
したものである。この軟質材製の鼻孔接面体15は、プ
ラスチック製の筒体16の先端結合部20に嵌着され
る。筒体16は、香料含浸体17aやたばこ煙香料含浸
体17bや抗菌剤含浸体17cや点鼻薬含浸体17d等
の吸気含浸体17を内蔵して基端に空気流入口19を設
け、且つ、筒体16の適当な先端部に希釈空気量調節装
置Aとして、例えば、希釈用通気孔18を、無孔や0.
2mm,0.4mm、0.6mm、0.8mm、1.0
mm、1.2mm等の直径としたものである。清涼剤、
覚醒剤、鎮静剤、抗菌剤等の各種香料濃度や、たばこ煙
香料濃度や点鼻薬濃度等を各種調整した鼻孔吸気具13
をセットにして多数用意できるようにすれば、使用者の
多種多様な匂いに関する要望を使用者が多数の鼻孔吸気
具13より自由に選択して使用することができる。
【0027】使用に際しては、使用者の好みによって選
択された鼻孔吸気具13を、図3に示すように、スポン
ジゴム、シリコン等の軟質材製の鼻孔接面体15を鼻孔
に接触して吸気具保持帯8の小袋11、12に装着して
使用するものである。この鼻孔吸気具13の特徴は、ス
ポンジゴム、シリコン等の軟質材製の鼻孔接面体15が
恰も逆止弁のような役割をなすものである。即ち、鼻孔
から吸入するときは、鼻孔接面体15のスポンジゴム、
シリコン等の軟質材の作用によって、鼻孔接面体15と
鼻孔との接触を気密にして短絡空気の入らないようにす
るけれども、鼻孔から吐き出すときは、鼻孔からの排出
空気によって鼻孔接面体15のスポンジゴム、シリコン
等の軟質材が外方に押し圧され、その結果、大きくなつ
た鼻孔と鼻孔接面体15の隙間から排出空気が多量吐き
出されるので更に呼吸を楽にできるという効果がある。
【0028】図7は、図4の実施例におけるクリップ2
1付き鼻孔吸気具13を示すもので、鼻孔吸入口14を
設けた先端の外面を球または楕円体等に形成した鼻孔接
面体15と、香料含浸体17aやたばこ煙香料含浸体1
7bや抗菌剤含浸体17cや点鼻薬含浸体17d等の吸
気含浸体17を内蔵したプラスチック製の筒体16の基
端に、空気流入口19を設けると共に、クリップ21の
挟持体22の片端部23を筒体13の基端と一体に形成
したものである。また、筒体16の先端に希釈空気量調
節装置Aとして、例えば、希釈用通気孔18を無孔や、
0.2mm,0.4mm、0.6mm、0.8mm、
1.0mm、1.2mm等の直径としたものである。使
用に際しては、吸気具保持帯の小袋11、12内に厚紙
やプラスチック片を挿入して、その上からクリップ21
の挟持体22にて自由な角度で挟み込めるので、鼻孔吸
気具13の軸心を使用者の好みによって各種の角度に設
定することができる。このクリップ付き鼻孔吸気具13
は、清涼剤、覚醒剤、鎮静剤、抗菌剤等の各種香料濃度
やたばこ煙香料濃度や点鼻薬濃度等を各種調整した鼻孔
吸気具13をセットにして多数用意できるようにすれ
ば、使用者の多種多様な匂いに関する要望を使用者が多
数の鼻孔吸気具13により自由に選択して使用すること
ができる。
【0029】図8及び図9は、鼻孔吸入口14を設けた
先端の外面を球または楕円体等に形成した鼻孔接面体1
5の基端部に外方調節回動部24を設け、香料含浸体1
7aやたばこ煙香料含浸体17bや抗菌剤含浸体17c
や点鼻薬含浸体17d等の吸気含浸体17を内蔵し、基
端に空気流入口19を設けた筒体16の先端部に内部開
口回動部25を緩嵌状態で回動自在に接合した希釈空気
量調節装置Aとして、筒体16の先端部の内部開口回動
部25に大径の内部通気27を穿設し、鼻孔接面体15
の基端部の外方調節回動部24に、内部通気孔27と少
なくとも略同径にしたものを有し、それから円周方向へ
沿って適宜間隔に漸次小径になるように大小各段階の適
数個の外部調節孔26を夫々穿設した鼻孔吸気具13で
ある。この夫々の外部調節孔26は大小各段階の別個に
穿設されていて、各外部調節孔26と内部通気孔27と
は同心円上で合致されるため、調節操作をより確実にす
ることができる。例えば、内部通気孔27の直径を1.
5mmとし、外部調節孔26の直径としては、無孔、
0.2mm,0.4mm、0.6mm、0.8mm、
1.0mm、1.2mm等とする。 使用に際しては、
使用者のその時々の好みに応じて、筒体16や鼻孔接面
体15を回動して内部通気孔27と外部調節孔26を合
致すれば、無孔より外部調節孔26の直径が大きくなる
に従って鼻孔から吸入される香料含有空気やたばこ煙香
料含有空気や抗菌剤含有空気や点鼻薬含有空気等の吸入
濃度が薄くなり、その度合いを確実に設定できるので、
使用者の嗅神経の刺激を過大にすることなく微妙な好み
を満足することができる。使用に際しては、使用者が好
みの濃度によって適当な外部調節孔26を採択して使用
するものである。
【0030】図10は、図4の実施例における希釈用の
外部通気孔18を無段階で調節自在の希釈空気量調節装
置Aとしたもので、鼻孔吸入口14を設けた先端の外面
を球または楕円体等に形成した鼻孔接面体15の基端部
に設けた外方調節回動部24と、香料含浸体17aやた
ばこ煙香料含浸体17bや抗菌剤含浸体17cや点鼻薬
含浸体17d等の吸気含浸体17を内蔵し、基端に空気
流入口19を設けた筒体16の先端部に設けた内部開口
回動部25を緩嵌状態で回動自在に接合した希釈空気量
調節装置Aとして、外方調節回動部24の適所には若干
大径の外方通気孔28を穿設し、内部開口回動部25の
端縁面29に、外方通気孔28と少なくとも略同大にし
た部分を有し、そこから円周方向へ沿って漸次小さくな
るような円周方向へ長い略半三角形状や階段形状等の調
整用切欠部30を欠設した鼻孔吸気具13である。
【0031】図11は、外方通気孔28と調節用切欠部
30とによって構成される希釈空気吸入開口面積Bの増
減作用を示す展開図で、外方通気孔28の先端を、調節
用切欠部30の略半三角形状に形成された内方調節回動
部の端部29と同一にした場合の希釈空気吸入開口面積
Bの変化状況を示し、希釈空気吸入開口面積Bを種々変
化して、希釈用空気の流入量をゼロから外方通気孔28
の通過量まで無段階に調節することにより、鼻孔から吸
入する香料含有空気やたばこ煙香料含有空気や抗菌剤含
有空気や点鼻薬含有空気等の含有濃度を任意自由に調節
して嗜好できるものである。使用に際しては、図3に示
すように、鼻孔接面体14を鼻孔に接触するように鼻孔
吸気具13を、吸気具保持帯8の小袋11、12に挿入
したままで、使用者がその時々の好みの含有濃度を選択
したい場合に、鼻孔接面体15を回動して使用できるも
のである。
【0032】図12は、鼻孔吸入口14を設けた先端の
外面を球または楕円体等に形成した鼻孔接面体15と、
香料含浸体17aやたばこ煙香料含浸体17bや抗菌剤
含浸体17cや点鼻薬含浸体17d等の吸気含浸体17
を内蔵した筒体16の基端に空気流入口19を設け、筒
体16の先端部に希釈空気量調節装置Aとして、例え
ば、希釈用通気孔18を無孔や0.2mm,0.4m
m、0.6mm、0.8mm、1.0mm、1.2mm
等の直径としたものである。図13に示すように、両端
部9、10をマスク本体1の両端部2,3に縫着された
吸気具保持帯8の中央部にスナップ雌具32を予め二列
に縫着しておき、このスナップ雌具32に係止できるよ
うに、鼻孔吸気具13の筒体16の外面に図12に示す
ようにスナップ雄部31を一個或る複数個形成するもの
である。使用に際しては、図3に示すように、本発明の
マスク本体1の両端部2、3の通し孔4、5に通された
耳掛け部6,7を耳に掛けて顔面に装着し、吸気具保持
帯8にスナップ係止されている鼻孔吸気具13の鼻孔接
面体15は鼻孔に安全且つ確実に接触して、マスク本体
1にて清浄化された空気に鼻孔吸気具13の作用効果を
付加して鼻腔に吸入されるものである。
【0033】図14は、外面を球または楕円体等に形成
した鼻孔接面体の鼻孔吸入口14の軸線と、香料含浸体
17aやたばこ煙香料含浸体17bや抗菌剤含浸体17
cや点鼻薬含浸体17d等の吸気含浸体17を内蔵し、
基端に空気流入口19を設けた筒体16の軸線との角度
を適当に設定し、鼻孔接面体15または筒体16の先端
部に希釈空気量調節装置Aとして、例えば希釈通気孔1
8を無孔や、0.2mm,0.4mm、0.6mm、
0.8mm、1.0mm、1.2mm等の直径とする。
更に吸気具保持帯8に縫着したスナップ雌具32に係止
めするスナップ雄部31を複数個筒体16の適所に形成
した鼻孔吸気具13である。この鼻孔吸気具13を使用
する吸気具保持帯8としては、ガーゼ、不織布等の繊維
シートを上向きにU字形状に折り曲げて帯状に形成した
吸気具保持帯8の略中央部に八字方向に複数個のスナッ
プ雌具32を図13に示すように縫着して、夫々に各鼻
孔吸気具13の鼻孔接面体15を吸気具保持帯8の開口
方向に配置して、各スナップ雄部31をスナップ雌具3
2に係止する。
【0034】図15は、本発明のマスク本体1の本体両
端部2、3の通し孔4、5に通された耳掛け部6,7を
耳に掛けて顔面に装着して、鼻孔吸気具13はそのまま
にして、マスク本体1と吸気具保持帯8のみを左側半分
を切断して除いた使用状態を示す説明図である。この説
明図から左側の鼻孔吸気具13が、吸気具保持帯8に縫
着された左側のスナップ雌具32よりスナップ係止が解
除されて、左側の鼻孔吸気具13のスナップ雄部31が
露出している状態が見られる。この使用例では、本発明
のマスク本体1にて清浄化された空気は横方向から筒体
16の空気流入口19から吸い込まれて、筒体16に内
蔵された香料含浸体17aやたばこ煙香料含浸体17b
や抗菌剤含浸体17cや点鼻薬含浸体17d等の吸気含
浸体17を経由して作用効果を付加されて後に、その香
料含有空気やたばこ煙香料含有空気や抗菌剤含有空気や
点鼻薬含有空気等が鼻孔方向に吸い込まれて鼻腔に吸入
されるものである。
【0035】図16は、他の実施例が鼻孔吸気具13を
2個必要としているものを1本化するために、筒体16
の中央部に外面を球または楕円体等に形成した鼻孔接面
体15を2個形成し、その中央部に希釈空気量調節装置
Aとして直径が、無孔や0.2mm,0.4mm、0.
6mm、0.8mm、1.0mm、1.2mm剛等の希
釈通気孔18を設ける。筒体16は香料含浸体17aや
たばこ煙香料含浸体17bや抗菌剤含浸体17cや点鼻
薬含浸体17d等の吸気含浸体17を内蔵し、基端部に
開口された空気流入口と連通する鼻孔吸入口1419を
各鼻孔接面体15に設けた鼻孔吸気具13である。この
鼻孔吸気具13は、筒体16の外面に形成されたスナッ
プ雄部31を、吸気具保持帯8の水平方向に配置して縫
着したスナップ雌具32に係止めして使用するものであ
る。本発明は、従来のマスクに吸気具保持帯8と1個の
鼻孔吸気具13を複合化することにより、マスク本体1
にて先ず清浄化された空気を、鼻孔接面体15を鼻孔に
安全且つ確実に接触して集中的に鼻孔から吸入すること
により、鼻孔吸気具13に内蔵する各種含浸体の作用効
果を付加するものである。
【0036】図17及び図18は、鼻孔吸入口14を設
けた先端の外面を球または楕円体等に形成した鼻孔接面
体15と、香料含浸体17aやたばこ煙香料含浸体17
bや抗菌剤含浸体17cや点鼻薬含浸体17d等の吸気
含浸体17を内蔵し、基端に空気流入口19を設け、筒
体16の先端部に希釈空気量調節装置Aとして、例えば
希釈通気孔18を無孔や0.2mm,0.4mm、0.
6mm、0.8mm、1.0mm、1.2mm等の直径
とする。更に、図18に示すように、予め吸気具保持帯
8に接着したフエライト(ゴム磁石)34と係止するよ
うに、鼻孔吸気具13の筒体16の外面に薄鉄板33を
一個或いは複数個接着する。この鼻孔吸気具13を装着
する吸気具保持帯8は、ガーゼ、不織布等の繊維シート
を上向きにU字形状に折り曲げて帯状に形成した内部の
略中央部に垂直方向、八字方向、水平方向にフエライト
34を一個または複数個接着したもので、図3及び図1
6に示すように、鼻孔吸入口14を鼻孔に対面し鼻孔接
面体15が鼻孔に接触するように、各鼻孔吸気具13の
薄鉄板33を吸気具保持帯8の各フエライト34に係止
して使用する。
【0037】図19及び図20は、鼻孔吸入口14を設
けた先端の外面を球または楕円体等に形成した鼻孔接面
体15と、香料含浸体17aやたばこ煙香料含浸体17
bや抗菌剤含浸体17cや点鼻薬含浸体17d等の吸気
含浸体17を内蔵し、筒体8の基端に空気流入口19を
設け、筒体16の先端部に希釈空気量調節装置Aとし
て、例えば希釈通気孔18を無孔や0.2mm,0.4
mm、0.6mm、0.8mm、1.0mm、1.2m
m等の直径とする。更に、図20に示すように、予め吸
気具保持帯8に接着したマジックテープ雌(輪)片36
に係止するように、鼻孔吸気具13の筒体16の外面に
マジックテープ雄(鍵)片35を一個或いは複数個接着
する。この鼻孔吸気具13を装着する吸気具保持帯8
は、ガーゼ、不織布等の繊維シートを上向きにU字形状
に折り曲げて帯状に形成した内部の中央部に垂直方向、
八字方向、水平方向にマジックテープの雌(輪)片36
を一個または複数個接着したものである。使用に際して
は、図3及び図16に示すように、鼻孔吸入口14を鼻
孔に対面するように穿設された鼻孔吸気具13の鼻孔接
面体15を吸気具保持帯8の開口方向に配置して、各鼻
孔吸気具13のマジックテープの雄(健)35を吸気具
保持帯8の各マジックテープの雌(輪)片36に係止し
て使用する。この場合、断面が略マジックテープの雌
(輪)36である縦横の伸縮性の大きなパイル織布を吸
気具保持帯8に使用すると、マジックテープの雌(輪)
片36を必要とせずに任意の方向に鼻孔吸気具13を装
着できるという便利がある。
【0038】なお、ガーゼ、不織布等の繊維シートを使
用した吸気具保持帯8は、マスク本体とは別個に作用し
て鼻孔と各鼻孔吸気具の鼻孔接面体との接触を良くする
効果を有するが、特に縦横の伸縮性の大きな前述のパイ
ル織布を選択して使用すると、鼻孔と各鼻孔吸気具13
の鼻孔接面体15との接触を更に良くすることから好ま
しい。また、本発明は、従来のマスクの奏する効果に更
に新規な効果を相乗するもので、マスク本体にて作られ
た清浄空気を鼻孔吸気具13を経過して鼻孔より吸入で
きるようにして、効果的に鼻腔にて香料が嗜好できた
り、集中的に治療できる機能を有するものであるから、
抗菌性や除塵性や脱臭性や花粉症予防性や花粉症鎮静性
等において従来のマスクよりも優れた効果を奏するもの
である。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上述べたように複数の技術
的手段による相乗効果によって、本発明の技術的課題を
全体的、全面的に解決したもので、従来の香料含有空気
を嗜好する禁煙パイプやたばこ煙香料含有空気を嗜好す
る無煙たばこでは、到底嗅覚不能の香料含有空気やたば
こ煙香料含有空気の馥郁たる香りを、直接に鼻孔から吸
入して嗜好する新しい技術的手段で効果的に嗅覚できる
ことにより、使用者の多種多様な喫味嗜好を満足する作
用効果を相乗的に奏するばかりか、通常のマスク本体を
通過して除塵された清浄空気に、更に抗菌性や除塵性や
脱臭性等を付加する抗菌剤含浸体17cを内蔵した鼻孔
吸気具13を備えたマスクや、外部空気中に浮遊する塵
埃や病原菌や花粉等をマスク本体1を通過して減少され
た清浄空気を、更に鼻孔吸気具13を経過させて、鼻孔
接面体15と鼻孔の接触により、鼻腔を密閉して集中的
に治療できる機能を活用して点鼻薬含浸体17dを内蔵
した鼻孔吸気具13を備えたマスクとすることにより、
外部空気中に浮遊する塵埃や病原菌に対する抗菌性と除
塵性や花粉症予防性や花粉症鎮静性等について顕著な使
用効果を奏するマスクを提供することができる。
【0040】本発明は、鼻孔吸気具13に設けた希釈空
気量調節装置Aによって、予め、清涼剤、覚醒剤、鎮静
剤、抗菌剤、点鼻薬等の吸入濃度を容易確実に調節して
準備できるという効果を奏するものであるから、使用者
の多種多様な好みを満足することができる。
【0041】また、希釈空気量調節装置Aを設けた鼻孔
吸気具13を吸気具保持帯8に装着したままでも、各香
料や各薬剤の吸入濃度を使用者の好みに応じて任意自由
に調整することもできる。
【0042】本発明は、鼻孔吸気具13の鼻孔接面体1
5と鼻孔との接触を容易確実にするという吸気具保持帯
8の作用効果の他に、鼻孔吸気具13の使用状態をマス
ク本体にて第三者の視線から遮蔽する効果があるので使
用者が気兼ねなく使用することができる。
【0043】また、鼻孔吸気具13の鼻孔接面体15
は、鼻孔に接触して鼻腔を外部に対して密閉する機能を
有するので、香料含浸体17aやたばこ煙香料含浸体1
7bや抗菌剤含浸体17cや点鼻薬含浸体17d等の吸
気含浸体17の効果を集中的に無駄なく鼻腔や嗅球に及
ぼす効果があると共に、それ等の含有空気がマスク本体
1の外部に漏れる度合いも少ないので第三者に及ぼす影
響が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の使用実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の鼻孔吸気具の縦断正面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4の他の実施例を示す縦断正面図である。
【図7】図4の他の実施例を示す縦断正面図である。
【図8】図4の他の実施例を示す縦断正面図である。
【図9】図8の平面図である。
【図10】図4の他の実施例を示す縦断正面図である。
【図11】図10の流入空気量調節装置の展開図であ
る。
【図12】図4の他の実施例を示す縦断正面図である。
【図13】図12を係止めする吸気具保持帯の中央部平
面図である。
【図14】図4の他の実施例を示す縦断正面図である。
【図15】図14の使用実施例を示す説明図である。
【図16】図4の他の実施例を示す縦断正面図である。
【図17】図4の他の実施例を示す縦断正面図である。
【図18】図17の平面図である。
【図19】図4の他の実施例を示す縦断正面図である。
【図20】図19の平面図である。
【図21】従来例を示す斜視図である。
【図22】他の従来例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 マスク本体 2 本体両端部 3 本体両端部 4 通し穴 5 通し穴 6 耳掛け部 7 耳掛け部 8 吸気具保持帯 9 保持体両端部 10 保持体両端部 11 小袋 12 小袋 13 鼻孔吸気具 14 鼻孔吸入口 15 鼻孔接面体 16 筒体 17 吸気含浸体 17a 香料含浸体 17b たばこ煙香料含浸体 17c 抗菌剤含浸体 17d 点鼻薬含浸体 18 希釈用通気孔 19 空気流入口 20 先端結合部 21 クリップ 22 挟持体 23 片端部 24 外方調節回動部 25 内方開口回動部 26 外部調節孔 27 内部通気孔 28 外方通気孔 29 端縁部 30 調整用切欠部 31 スナップ雄部 32 スナップ雌部 33 薄鉄板 34 フエライト(ゴム磁石) 35 マジックテープ雄(鍵)片 36 マジックテープ雌(輪)片 41 マスク本体 42 耳掛け部 43 耳掛け部 44 通し穴 45 通し穴 46 パッド 51 空気流入孔 52a 香料含浸体 52b たばこ煙香料含浸体 53 筒体 54 筒体基端部 55 吸口 56 吸口体 57 吸口体先端部 A 希釈空気量調節装置 B 希釈空気吸入開口面積

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスクの顔面側に鼻孔吸気具を設けたこと
    を特徴とする鼻孔吸気具を備えたマスク。
JP7156639A 1995-05-20 1995-05-20 鼻孔吸気具を備えたマスク Pending JPH08308947A (ja)

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JP7156639A JPH08308947A (ja) 1995-05-20 1995-05-20 鼻孔吸気具を備えたマスク

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JP7156639A JPH08308947A (ja) 1995-05-20 1995-05-20 鼻孔吸気具を備えたマスク

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JP (1) JPH08308947A (ja)

Cited By (8)

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