JPH08308625A - 改良された眼鏡ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 完全に確実に閉じられ、使い古しによって
勝手に開いてしまうようなことがない極めて安全な閉止
手段を有する改良された眼鏡用ケースの提供。 【解決手段】 眼鏡ケースの上下二つのボックスの一つ
の相対する二つの側壁に、その自由端から突き出ている
各可撓性ハネ腕を備え、ハネ腕の先端に配設したカム
を、別のボックスに形成の適合した各開口に強制的にく
さび止めし、自動的に上下ボックスを保持する。閉止状
態では前記カムは前記開口から外に出るようにし、前記
カムを揺すって容易に開けることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡用ケースの改
良に関し、本発明の目的は、前記ケースを完全に確実に
閉じて、使い古しによって起こり、伝統的な閉止手段の
問題点となっている勝手に開いてしまうようなことは回
避することである。

【０００２】

【従来の技術】眼鏡のケースについては異なる形式のも
のが既知である。その中に次のようなものが見出され
る。すなわち、全体がフレキシブルな（可撓性）構造
で、壁が縦方向の端と狭い方の端のところで結合されて
おり、残りの端のところは、内部へ入る入口となるよう
になっており、そこから眼鏡が入るようなものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この形式のケースは、
最も広く用いられているものではあるが、入口が開いて
いるために、この入口から眼鏡が滑り落ちて時には破損
したり、また他の損害を被ることが頻繁にある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】これらの問題を解決する
ために、本発明は、極めて安全な閉止手段を有するケー
スを提供する。その基礎は、各可撓性ハネ腕から突き出
されたカムのセットであり、各カムの一つがくさび端で
くさび止めされ、従ってこれらの種類の事故を防止する
ものである。

【０００５】従来のケースの中では、縦方向の面の一つ
にチャックを付けたものが知られている。このケースの
場合、眼鏡を常に入れたり出したりして、使いが激しい
とチャックが磨耗して、閉まらなくなり始め、ケースに
入っているものを落とし易くなる。

【０００６】他方、本発明のケースには各端にカム装置
とくさび止め開口部があるが、これらは、磨滅が最少に
なるような構造並びに機能により、極めて長持ちする。

【０００７】更に、二本の可撓性金属製ハネ腕を基礎と
して用いる閉止装置を有するケースが周知である。これ
は、各縦方向閉止壁からハネ腕を突き出し、その自由端
を相組むように相互に保持するものである。この形式の
ケースの問題は、上記の腕の端を相組む時に必然的に受
ける変位のために腕が塑性変形を被り、有用な寿命が短
くなることである。

【０００８】この問題を解決するために、本発明では、
対応するくさび止め開口部に強制的にくさび止めするこ
とが可能なカムのセットが備えられ、各カムの上面が、
ケースを開く際に更に揺らせるように前記開口部に露出
された状態になっていることである。このシステムが前
記のものに比べて有利な点は、カムの変位長さが極めて
短いので、可撓性ハネ腕の材料の磨滅が減殺され、本セ
ットの効率および有用寿命が増大することである。

【０００９】また、周知のケースに、一般に剛直構造の
ものがある。これらの閉止手段は、閉止壁の一つから突
き出された可撓性ハネ薄片を備えたものである。前記の
薄片は、相対する閉止壁のところにあるくさび止め手段
にくさび止め可能な板となるのであるが、閉止壁を貫通
する支持ロッドで保持される。この形式のケースがしば
しば有する問題は、このロッドが、位置によっては、相
対する物体にくっついて動かなくなってしまい、ケース
を開けることができなくなり、あるいは適当に閉まらな
くなることである。

【００１０】これに反して、本発明の改良では、閉止手
段となる同じカムが、くさびの端の開口から操作できる
開放用の揺らしボタンとなるので、この問題はなくなっ
てしまう。このようにして、この保持用部品は、ずっと
露出されているので、使う人が開放する状態になってい
る。これは、ケースが閉じられた後では、閉止部品が手
の届かない位置になってしまう従来のケースに比べると
大変な改良であることを意味する。

【００１１】また、本発明は、閉止手段が、同じ開口壁
に位置する開口部にカムをくさび止めすることによって
構成されるケースに比べての改良である。この従来ケー
スの不便さは、その取扱の時に時々起こる不便さであ
る。

【００１２】他方、本発明の改良では、この問題は、開
ける壁ではない方の相対する側壁の二面に閉止手段を設
けたことによって解決される。補足的には、開ける方の
壁の一面には、ケースを開ける時に取扱が便利になるよ
うな操作端も備えられる。

【００１３】更に、本発明のケースでは、異なる必要性
に応じた異なる形式の態様も許容される。例えば、長さ
が短い側壁を有しても、各閉止手段がこれと連なるケー
スも作ることができるので、材料の節約ができる。

【００１４】また、別の形の態様であるが、本発明では
上下二つのボックスが対応する二つの壁で側面が閉止さ
れたケースを構成することも可能である。こうすれば、
相対する両ボックスが完全に閉じた受容器となるから、
ケースの眼鏡の保護の強化を必要とする者にとっては、
より適当なケースが得られることになる。この点、本ケ
ースはコンタクトレンズにも等しく適用しやすい。

【００１５】

【発明の実施の形態】本発明の態様を詳述する。本発明
は眼鏡用ケースの改良を目的とする。これは、両ボック
ス（ａ）と（ｂ）を上下に備えた形式のもので、両ボッ
クスは長方形で、各々蝶番で結合され、相対するところ
にそれぞれ凹所が構成され、眼鏡を入れる受容器空間を
規定している。ボックスは、それぞれ主壁（１）と
（２）、すなわち、それぞれ、ケースの表面と裏面で形
成され、該二面の各一面にはそれぞれ側壁（１'）
（６）（１''）と（２'）（７）（２''）とが立ち、該
側壁は、眼鏡ケースが閉まった位置では、向かい合うよ
うに相対し、蝶番（ｄ）の反対側に向かって前記閉止保
持手段（ｃ）が備えられる。本眼鏡ケースの特徴は、ボ
ックスの一つ（ａ）の相対する二面の壁（６）にその自
由端から突き出ている各可撓性ハネ腕（５）が備えら
れ、別のボックス（ｂ）に形成の各適合開口（３'）に
カム（４）が強制的にくさび止めされ、自動的に保持さ
れ、前記カム（４）と前記（３'）とが、蝶番壁
（１''）の反対側の側壁（１''）に位置する操作手段
（１'''）と共に閉止手段（ｃ）を構成するものであ
る。

【００１６】

【実施例】本発明は、眼鏡用ケースの改良に関する。本
発明の改良が実施されるのは、第一（ａ）および第二
（ｂ）長方形ボックスで、眼鏡を入れる受容器を規定す
る各相対する凹所を補完するボックスを備えたケースで
ある。これらのボックス（ａ）と（ｂ）とは、小さな貫
入孔（８）と軸棒（９）とで構成される蝶番手段（ｄ）
を備え、またケースの閉止手段をも有する。

【００１７】より具体的に言えば、第一ボックス（ａ）
は、主壁（１）および側壁（１'）、（６）並びに
（１''）で構成される長方形本体であリ、その凹所を形
作る。これら側壁には、各々小さな貫入孔（８）がある
蝶番が付いている横方向壁（１''）、開口操作端
（１'''）が付いている開口側横方向壁（１'）、および
二面の縦方向壁（６）が含まれる。

【００１８】これらの縦方向壁（６）各一面は、ボック
ス（ａ）より短いのであるが、端面（６'）のところで
終わり、そこから可撓性ハネ腕（５）が突き出て、カム
（４）のところで終わる。

【００１９】このカム（４）は、傾斜面にある次第に厚
さが変わるボタン板であり、その厚さが薄い部分は、閉
止手段（ｄ）を構成する第二ボックス（ｂ）の凹所の相
対する側に位置し、第二ボックス（ｂ）に形成の適合対
応するくさび止め開口（３'）に強制的にくさび止めさ
れ自動的に保持される。

【００２０】第二ボックス（ｂ）ついては、これは、主
壁（２）および横方向蝶番壁（２''）、開口側横方向壁
（２'）並びに二面の縦方向壁（７）で構成される側壁
四面を備える。他のボックス（ａ）の縦方向壁（６）の
長さと等しい後者の壁（７）各々の一面は、可撓性ハネ
腕（５）のくさび止め端（７'）で終わる。

【００２１】主壁（２）は、くさび止め端（７'）から
更に延びて、その側面端はカム（４）のくさび止め端
（３）を形成して終わる。このために、これらくさび止
め端（３）にはそれぞれ適合する開口（３'）が開けら
れ、ここに既述のカム（４）がそれぞれくさび止めされ
る。

【００２２】従来の構造では、縦方向側面壁（６）
（７）の端（６'）（７'）とくさび止め端（３）との間
にケースへの入口開口部が規定されているので、ケース
が閉まった状態では、可撓性ハネ腕（５）で、少なくと
も部分的には、隠されてしまっている。

【００２３】他方、本発明ではカム（４）のくさび止め
用開口（３'）が、くさび止め端（３）の壁を貫通し、
ボックス（ｂ）の外部から各カム（４）を揺すって開く
ことができる構造になっている。このようにして、ケー
スが閉まった状態でも、前述の開口（３'）が、カム
（４）の上面を露出した状態にした開口手段となる。

【００２４】本発明の別の態様では、両ボックス
（ａ'）および（ｂ'）の縦方向側壁（１８）と（１９）
とが、隣接の各主壁（１０）と（１１）と同じ長さであ
る。このようにして、第一ボックス（ａ'）と第二ボッ
クス（ｂ'）との側面がぴったり合う構造が得られる。

【００２５】また、既に述べた態様と同じといってよい
が、この眼鏡ケースには両ボックス（ａ'）および
（ｂ'）に小さな貫入孔（１６）と軸棒（１５）で構成
される蝶番手段（ｄ'）が設けられる。

【００２６】両ボックス（ａ'）と（ｂ'）との側面がぴ
ったり合うのは、各閉止手段（ｃ'）によってなされ
る。より具体的に言えば、第一ボックス（ａ'）の縦方
向側壁（１８）の内面から、可撓性ハネ腕（１４）が突
き出て、それらの自由端のところで、カム（１３）で構
成される閉止手段（ｃ'）の一つにぶつかる。

【００２７】側面が閉止されている第二ボックス
（ｂ'）では、縦方向側壁（１８）に各開口（１２）が
開けられ、第一ボックス（ａ'）のカム（１３）をくさ
び止めする目的に用いられる。

【００２８】

【作用】開いたケースを閉止位置にもっていく時、軸棒
（９）と小さな貫入孔（８）による蝶番手段（ｄ'）で
結合されているボックス（ａ）と（ｂ）とは、両ボック
ス（ａ）と（ｂ）の縦方向側壁（６）と（７）が相対抗
するまで近づけられる。これらの条件では、第一ボック
ス（ａ）の可撓性ハネ腕（５）は第二ボックス（ｂ）の
くさび止め端（３）の内側に近づくような位置になる。
これと共にカム（４）の上面がくさび止め端（３）の端
に滑り込み、言及のカム（４）が各くさび止め開口
（３'）に強制的．自動保持的にくさび止めされる。

【００２９】この位置では、カム（４）の上面が各くさ
び止め開口（３'）に露出されたままで残され、使う人
が該開口（３'）を揺らす時、可撓性ハネ腕（５）が変
位を受け、カム（４）のくさび止めが外れ、くさび止め
端（３）からカムが離れることができるようにされてい
る。

【００３０】この構成では、開口操作端面（１'''）
は、これがあるのでボックス（ａ）と（ｂ）との間を分
離させ、従ってケースを開けるのに有用である。

【００３１】ボックス（ａ'）と（ｂ'）とが側面で閉ま
っている眼鏡ケースも同じように機能する。このケース
の場合、より短い縦方向側壁（６）および（７）を有す
るボックス（ａ）と（ｂ）ととは異なり、ボックス
（ａ'）と（ｂ'）とが相対して閉まっている時は、可撓
性ハネ腕（１４）がボックスで覆われている。後者の腕
（１４）は第二ボックス（ｂ'）の縦方向側壁（１６）
の内側後ろに収められ、カム（１３）が各開口（１２）
にくさび止めされるようになっている。

【００３２】これらの条件では、両ボックス（ａ'）と
（ｂ'）とが相対しているので、閉鎖された受容器が両
ボックスで規定される。

【００３３】疑いようもないが、本発明が実施に移され
る時には、構造や形状に部分的変更をもたらすことが可
能であるが、これは前記の特許請求の範囲に明快に記載
の原理から逸脱するものでは決してない。

【００３４】以上のように本発明の性質や、これを如何
に実施に移すことができるかについて特に記載し、決定
したので、独占的な権利および財産として前記の特許請
求の範囲に記載の特許を請求する。

【００３５】

【発明の効果】以上の構成によって、本発明の眼鏡ケー
スでは、眼鏡ケースを完全に確実に閉じることができ、
しかも開閉操作手段を揺らすことによって容易に開ける
ことも可能である。さらに、使い古しによって閉止手段
が磨滅し、勝手に開いてしまうようなことも回避され
る。

【図面の簡単な説明】

本発明の改良された眼鏡ケースを、より明快にし、理解
しやすくするために、これを多岐の図にて説明する。図
は好ましい態様の一つを示し、これらは全て単に説明の
ために挙げたもので、本発明を限定するものではない。

【図１】 閉じた位置のケースの透視図であり、その一
般構造を観察することができる。

【図２】 側面図であり、一部切断されて、蝶番手段を
明らかにしている。一方、その反対側の端には閉止手段
が観察される。

【図３】 ケースが開いた位置の側面図である。蝶番の
反対側の端の第二ボックスには、くさび端が見え、一方
第一ボックスには、カムで終わる可撓性ハネ腕が見え
る。

【図４】 横方向側壁の前面図で、くさび端の開口部に
カムがくさび止めされている切断部分が明快に見える。

【図５】 切断部に腕の一本と、これに対応するカムが
各開口部にくさび止めされているのが示される。右端に
は開口部の端が見える。

【図６】 蝶番手段が見える後面図で、各側面も見え
る。

【図７】 縦方向の側面壁の側面で上下のボックスを閉
じるケースにおいて本ケースの一般構造を見えるように
する透視図である。

【図８】 前の図（図７）のケースの前面図であり、一
部横断面のところに結合した閉止手段が見えるようにな
っている。

【図９】 上下両ボックスが開いた位置にある図７のケ
ースの側面図で、一部縦断面のところに両ボックスの蝶
番手段が詳細に見えるようになっている。

【図１０】 後者の図（図９）と同じような図である
が、両ボックスとも閉じた位置にある。カムが示される
開口部の後の点線は可撓性ハネ腕の位置を示すものであ
る。

【図１１】 図７のケースの上面図で、一部切断図には
開口部における可撓ハネ腕とカムのくさび止めの配置状
態が見えるようになっている。

【図１２】 ケースの後面図で、蝶番並びに両ボックス
の開きストッパーが見える。

【符号の説明】

図は異なっても、同じ参照数字は対応する部分または同
じ部分を示し、多くの部品のセットは文字で表してい
る。 （ａ） 第一ボックス （ａ'） 第一ボックス（閉位置） （ｂ） 第二ボックス （ｂ'） 第二ボックス（閉位置） （ｃ）（ｃ'） 閉止手段 （ｄ）（ｄ'） 蝶番手段 （１） （ａ）の主壁 （１'） （ａ）の開口部の方の横方向側面壁 （１''） （ａ）の蝶番部の方の横方向側面壁 （１'''） （ａ）の開口操作端面 （２） （ｂ）の主壁 （２''） （ｂ）の開口部の方の横方向側面壁 （２'''） （ｂ）の蝶番部の方の横方向側面壁 （３） （ｃ）のくさび止め端面 （３'） （４）のくさび止めを行うための（３）
の開口 （４） （ｃ）のカム （５） 可撓性ハネ腕 （６） （ａ）の縦方向側壁 （６'） （６）の端面 （７） （ｂ）の縦方向側壁 （７'） （７）の端面 （８） （ｄ）の小さな貫入孔 （９） （ｄ）の軸棒 （１０） （ａ'）の主壁 （１０'） （ａ'）の開口部の方の横側面壁 （１０''） （ａ'）の蝶番部の方の横側面壁 （１１） （ｂ'）の主壁 （１１'） （ｂ'）の開口部の方の横側面壁 （１１''） （ｂ'）の蝶番部の方の横側面壁 （１２） （１３）のくさび止め用の（１９）の開
口部 （１３） （ｃ'）のカム （１４） （ａ'）の可撓性ハネ腕 （１５） （ｄ'）の軸棒 （１６） （ｄ'）の小さな貫入孔 （１７） 開きストッパー （１８） （ａ'）の縦方向側壁 （１９） （ｂ'）の縦方向側壁

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 長方形で、互いに蝶番で繋がれ、眼鏡を
   入れる受容器を規定する互いに相対する各凹所を補完す
   る二個のボックスを包含する形式の眼鏡ケースであっ
   て、これらボックスが、各主壁、すなわち、それぞれ、
   ケースの表面と裏面で形成され、該二面の各一面には側
   壁が立ち、これら側壁は、眼鏡ケースが閉まった位置で
   は、向かい合うように相対し、蝶番の反対側に向かって
   設けられた前記閉止の維持手段を備えている眼鏡ケース
   において、ボックスの一つの相対する二面の側壁が、そ
   の自由端から突き出ている可撓性ハネ腕を包含し、別の
   ボックスに形成の適合したカムが各開口に強制的にくさ
   び止めされ、自動的に保持され、前記カムと前記開口と
   が、蝶番壁の反対側の側壁に位置する操作手段と共に、
   閉止手段を構成することを特徴とする改良された眼鏡用
   ケース。
2. 【請求項２】 両ボックスの縦方向側壁が、各隣接する
   主壁より短く、可撓性ハネ腕が相対する両ボックスから
   露出される状態になっていることを特徴とする請求項１
   記載の改良された眼鏡用ケース。
3. 【請求項３】 両ボックスの縦方向側壁が、各隣接する
   主壁に関して等しい長さで、相対する両ボックスが閉じ
   た受容器を規定するようになっており、一方、可撓性ハ
   ネ腕が各縦方向側壁の内面から突き出ているようになっ
   ていることを特徴とする請求項１記載の改良された眼鏡
   用ケース。
4. 【請求項４】 蝶番壁の反対側の壁の操作手段が、ケー
   スの開閉端によって構成されることを特徴とする請求項
   １記載の改良された眼鏡用ケース。
5. 【請求項５】 蝶番壁の反対側の壁の操作手段が、ケー
   スの開口と閉止ボタン板によって構成されることを特徴
   とする請求の範囲１記載の改良された眼鏡用ケース。
6. 【請求項６】 前記ボタン板が、閉止手段が見出される
   側壁とは異なる側壁に位置していることを特徴とする請
   求項１および４記載の改良された眼鏡用ケース。
7. 【請求項７】 可撓性ハネ腕が、ケースの側面閉止手段
   を構成し、該腕が突き出ている側壁を補完することを特
   徴とする請求項１記載の改良された眼鏡用ケース。
8. 【請求項８】 各カムが、傾斜面にある次第に厚さが変
   わるボタン板であり、他のボックスに形成される適合開
   口に強制的にくさび止めされ得るものであることを特徴
   とする請求項１記載の改良された眼鏡用ケース。
9. 【請求項９】 各カムの上面が、くさび止めの端の開口
   にある自動保持位置から離すための揺らし手段を構成す
   ることを特徴とする請求項１記載の改良された眼鏡用ケ
   ース。
10. 【請求項１０】 上記の請求項に完全に従い、本明細書
    に記載され、表示されたものを実質的に含む改良された
    眼鏡用ケース。