JPH08308604A - 安全靴 - Google Patents
安全靴Info
- Publication number
- JPH08308604A JPH08308604A JP12230295A JP12230295A JPH08308604A JP H08308604 A JPH08308604 A JP H08308604A JP 12230295 A JP12230295 A JP 12230295A JP 12230295 A JP12230295 A JP 12230295A JP H08308604 A JPH08308604 A JP H08308604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feeling
- foot
- sole
- toe
- toes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 指先の動きが制限されず、足裏の感触が保持
され、指先の挟み感覚を損うことなく、足の踏ん張りが
きき、つま先部の安全性が確保される。 【構成】 先芯９の先端と足１７の先端との間に足裏感
触を保持させる空間部１９を設け、足１７の親指５とそ
の他の指７との間を離して指先の挟み感覚を保持させる
芯材２１を設け、空間部１９は１３mm〜１５mm程度と
し、表底１５の接地面に親指５と他の指７との間に縦方
向に足裏感覚を増強させる溝２９を設けてなる。
され、指先の挟み感覚を損うことなく、足の踏ん張りが
きき、つま先部の安全性が確保される。 【構成】 先芯９の先端と足１７の先端との間に足裏感
触を保持させる空間部１９を設け、足１７の親指５とそ
の他の指７との間を離して指先の挟み感覚を保持させる
芯材２１を設け、空間部１９は１３mm〜１５mm程度と
し、表底１５の接地面に親指５と他の指７との間に縦方
向に足裏感覚を増強させる溝２９を設けてなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、甲被と、表底および前
記甲被先端の内側で前記表底面に巻込み、足の指先を保
護する先芯とを有する安全靴、特に地下足袋の特徴であ
る足裏感覚および指先の挟み感覚を有する安全靴に関す
る。
記甲被先端の内側で前記表底面に巻込み、足の指先を保
護する先芯とを有する安全靴、特に地下足袋の特徴であ
る足裏感覚および指先の挟み感覚を有する安全靴に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図７は従来の地下足袋の上面外観図を示
す。図において地下足袋１は、つま先部３の親指５と他
の指７とが分離されていて、指先の挟み感覚がよいこと
を特徴とすものである。しかし、建設業等ではこの地下
足袋１による労働災害は跡を絶たない。従って、地下足
袋１のつま先部３に樹脂等の保護用先芯を入れて、ある
程度の保護をするか、つま先部３にＪＩＳ規格に適合し
た先芯を使用し、落下物等からの指先保護を狙った商品
があったが、親指５と他の指７とは分離されていなかっ
た。
す。図において地下足袋１は、つま先部３の親指５と他
の指７とが分離されていて、指先の挟み感覚がよいこと
を特徴とすものである。しかし、建設業等ではこの地下
足袋１による労働災害は跡を絶たない。従って、地下足
袋１のつま先部３に樹脂等の保護用先芯を入れて、ある
程度の保護をするか、つま先部３にＪＩＳ規格に適合し
た先芯を使用し、落下物等からの指先保護を狙った商品
があったが、親指５と他の指７とは分離されていなかっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ＪＩＳ規格に適合した
鋼製等の先芯を使用して、しかも地下足袋の特徴である
足裏感覚を具備した商品が考慮されていたが、親指５と
その他の４本の指７とが別れていないために、指先に挟
み感覚がなくふんばりがきかないという問題があった。
また、指先の動きが先芯によって制限されて、感触が悪
く、指先感覚が伝わらないために、地下足袋に取り換わ
ることができなく、普及しなかった。
鋼製等の先芯を使用して、しかも地下足袋の特徴である
足裏感覚を具備した商品が考慮されていたが、親指５と
その他の４本の指７とが別れていないために、指先に挟
み感覚がなくふんばりがきかないという問題があった。
また、指先の動きが先芯によって制限されて、感触が悪
く、指先感覚が伝わらないために、地下足袋に取り換わ
ることができなく、普及しなかった。
【０００４】本発明の目的は、上記問題点を改善するた
めに、指先のふんばりがきき、指の動きが制限されず、
足裏の感触がよく、指先の挟み感覚を損うことなく、つ
ま先部の安全性が確保される安全靴を提供することにあ
る。
めに、指先のふんばりがきき、指の動きが制限されず、
足裏の感触がよく、指先の挟み感覚を損うことなく、つ
ま先部の安全性が確保される安全靴を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、甲被と、表底および前記甲被先端の内側
で前記表底面に巻込む先芯とを有する安全靴において、
前記先芯の先端と足の先端との間に足裏感触を保持させ
る空間部を設け、前記足の親指とその他の指との間を離
して指先の挟み感覚を保持させる芯材を設けることを特
徴とする安全靴である。
に、本発明は、甲被と、表底および前記甲被先端の内側
で前記表底面に巻込む先芯とを有する安全靴において、
前記先芯の先端と足の先端との間に足裏感触を保持させ
る空間部を設け、前記足の親指とその他の指との間を離
して指先の挟み感覚を保持させる芯材を設けることを特
徴とする安全靴である。
【０００６】本発明の一態様によれば、空間部は１３mm
〜１５mm程度とする。
〜１５mm程度とする。
【０００７】本発明の他の態様によれば、表底の接地面
に親指とその他の指との間に縦方向に設けられ足裏感覚
を増強させる溝を設ける。
に親指とその他の指との間に縦方向に設けられ足裏感覚
を増強させる溝を設ける。
【０００８】
【作用】本発明の安全靴を採用することにより、先芯の
先端と足の先端との間に足裏感触を保持させる空間部を
設け、足の親指とその他の指との間を離して指先の挟み
感覚を保持させる芯材を設け、空間部は１３mm〜１５mm
程度とし、かつ表底の接地面に親指と他の指との間に縦
方向に設けられ足裏感覚を増強させる溝を設けることに
よって、指先のふんばりがきき、指先の動きが制限され
ず、足裏の感触が保持され、指先の挟み感覚を損うこと
なく、つま先部の安全性が確保される。
先端と足の先端との間に足裏感触を保持させる空間部を
設け、足の親指とその他の指との間を離して指先の挟み
感覚を保持させる芯材を設け、空間部は１３mm〜１５mm
程度とし、かつ表底の接地面に親指と他の指との間に縦
方向に設けられ足裏感覚を増強させる溝を設けることに
よって、指先のふんばりがきき、指先の動きが制限され
ず、足裏の感触が保持され、指先の挟み感覚を損うこと
なく、つま先部の安全性が確保される。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例の要部縦断面図、
図２は図１に示す安全靴の平面図、図３は図２のＡ―Ａ
断面図を示す。図１ないし３において、安全靴１１は、
つま先部３にＪＩＳ規格適合の先芯９を設け、内装中割
れ式に構成され、地下足袋感覚を具備するものである。
図２は図１に示す安全靴の平面図、図３は図２のＡ―Ａ
断面図を示す。図１ないし３において、安全靴１１は、
つま先部３にＪＩＳ規格適合の先芯９を設け、内装中割
れ式に構成され、地下足袋感覚を具備するものである。
【００１１】この安全靴１１は、主として甲被１３と、
表底１５と、甲被１３の先端の内側に足１７の指先を保
護する先芯９と、この先芯９の先端とつま先部３の先端
との間に足裏感触を保持させる空間部である捨て寸１９
および親指５と他の指７との間を隔離する芯材２１とか
ら構成されている。
表底１５と、甲被１３の先端の内側に足１７の指先を保
護する先芯９と、この先芯９の先端とつま先部３の先端
との間に足裏感触を保持させる空間部である捨て寸１９
および親指５と他の指７との間を隔離する芯材２１とか
ら構成されている。
【００１２】先芯９は甲被１３の先端の内側に表底面１
５Ａに巻込まれ、足のつま先部３を保護するものであ
る。また、捨て寸１９は、先芯９によって爪先部３の動
きが制限されず、足裏感覚が損われないために設けられ
た空間部である。その寸法Ｌは約１３mm〜１５mm程度と
する。
５Ａに巻込まれ、足のつま先部３を保護するものであ
る。また、捨て寸１９は、先芯９によって爪先部３の動
きが制限されず、足裏感覚が損われないために設けられ
た空間部である。その寸法Ｌは約１３mm〜１５mm程度と
する。
【００１３】図３および図４に示すように、芯材２１
は、フエルト等からなり中底２３と一体的に構成され、
つま先部３の親指５とその他の指７との間に挿入され隔
離することにより、指先の挟み感覚を保持するものであ
る。なお、表底１５の接地面に溝２９が設けられてい
る。
は、フエルト等からなり中底２３と一体的に構成され、
つま先部３の親指５とその他の指７との間に挿入され隔
離することにより、指先の挟み感覚を保持するものであ
る。なお、表底１５の接地面に溝２９が設けられてい
る。
【００１４】図５および図６に示すように、表底１５の
接地面には、足の親指５に対応する突起面５Ａと、その
他の指先７に対応する突起面７Ａおよびその他それぞれ
の位置に適宜配置された突起面２５，２７が設けられて
いる。これらの突起面５Ａと突起面７Ａとの間から突起
面２５と突起面２７との間に亘り、縦方向に約２mm〜３
mm程度の深さｄを有する溝２９が設けられている。この
溝２９によって親指５および他の指７のそれぞれの動き
が制限されることなく、さらに動き易くなり、足裏感覚
が増強されるものである。
接地面には、足の親指５に対応する突起面５Ａと、その
他の指先７に対応する突起面７Ａおよびその他それぞれ
の位置に適宜配置された突起面２５，２７が設けられて
いる。これらの突起面５Ａと突起面７Ａとの間から突起
面２５と突起面２７との間に亘り、縦方向に約２mm〜３
mm程度の深さｄを有する溝２９が設けられている。この
溝２９によって親指５および他の指７のそれぞれの動き
が制限されることなく、さらに動き易くなり、足裏感覚
が増強されるものである。
【００１５】以上のように、安全靴１１は従来の地下足
袋１の具備する足裏感覚が保持されて、しかも指先の損
傷が先芯９により保護されるものである。
袋１の具備する足裏感覚が保持されて、しかも指先の損
傷が先芯９により保護されるものである。
【００１６】なお、本発明は、上記実施例に限定するも
のではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他の
態様においても実施することが可能である。
のではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他の
態様においても実施することが可能である。
【００１７】
【発明の効果】上記説明ですでに明らかなように、本発
明の安全靴は、先芯の先端と足の先端との間に足裏感触
を保持させる空間部を設け、前記足の親指とその他の指
との間を離して指先の挟み感覚を保持させる芯材を設
け、空間部は１３mm〜１５mm程度とし、表底の接地面に
親指と人差し指との間に縦方向に足裏感覚を増強させる
溝を設けることによって、従来技術の問題点が容易に解
決され、指の動きが制限されず、足裏の感触が保持さ
れ、指先の挟み感覚を損うことなく、足の踏ん張りがき
き、つま先部の安全性が確保される。
明の安全靴は、先芯の先端と足の先端との間に足裏感触
を保持させる空間部を設け、前記足の親指とその他の指
との間を離して指先の挟み感覚を保持させる芯材を設
け、空間部は１３mm〜１５mm程度とし、表底の接地面に
親指と人差し指との間に縦方向に足裏感覚を増強させる
溝を設けることによって、従来技術の問題点が容易に解
決され、指の動きが制限されず、足裏の感触が保持さ
れ、指先の挟み感覚を損うことなく、足の踏ん張りがき
き、つま先部の安全性が確保される。
【図１】本発明の一実施例の要部縦断面図である。
【図２】図１に示す安全靴の平面図である。
【図３】図２のＡ―Ａ断面図である。
【図４】芯材の概略構成図である。
【図５】表底の接地面の概要図である。
【図６】図５のＢ―Ｂ断面図である。
【図７】従来の地下足袋の上面外観図である。
１ 地下足袋 ３ つま先部 ５ 親指 ７ 他の指 ９ 先芯 １１ 安全靴 １３ 甲被 １５ 表底 １９ 捨て寸 ２１ 芯材 ２３ 中底 ２９ 溝
Claims (3)
- 【請求項１】 甲被と、表底および前記甲被先端の内側
で前記表底面に巻込む先芯とを有する安全靴において、
前記先芯の先端と足の先端との間に足裏感覚を保持させ
る空間部を設け、前記足の親指とその他の指との間を離
して指先の挟み感覚を保持させる芯材を設けることを特
徴とする安全靴。 - 【請求項２】 請求項１に記載の安全靴において、空間
部は１３mm〜１５mm程度とすることを特徴とする安全
靴。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載の安全靴におい
て、表底の接地面に親指とその他の指との間に縦方向に
設けられ足裏感覚を増強させる溝を設けることを特徴と
する安全靴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12230295A JPH08308604A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 安全靴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12230295A JPH08308604A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 安全靴 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08308604A true JPH08308604A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14832601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12230295A Pending JPH08308604A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 安全靴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08308604A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010136966A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Shimano Inc | インナーフットウェア |
| JP2012532732A (ja) * | 2009-07-14 | 2012-12-20 | トレクスタ インク． | 履物用トーキャプ及びそのトーキャプが一体化されたアウトソール |
-
1995
- 1995-05-22 JP JP12230295A patent/JPH08308604A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010136966A (ja) * | 2008-12-15 | 2010-06-24 | Shimano Inc | インナーフットウェア |
| JP2012532732A (ja) * | 2009-07-14 | 2012-12-20 | トレクスタ インク． | 履物用トーキャプ及びそのトーキャプが一体化されたアウトソール |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |