JPH08307706A - カラー通信端末装置 - Google Patents

カラー通信端末装置

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JPH08307706A
JPH08307706A JP7137398A JP13739895A JPH08307706A JP H08307706 A JPH08307706 A JP H08307706A JP 7137398 A JP7137398 A JP 7137398A JP 13739895 A JP13739895 A JP 13739895A JP H08307706 A JPH08307706 A JP H08307706A
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communication
color
speed
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image
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JP7137398A
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Naoto Akimoto
直人 秋元
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラースキャナとカラープリンタとを有し、
白黒画像を読み取って通信する機能と、カラー画像を読
み取って通信する機能とを具備した通信端末装置におい
て、回線状態が悪い場合等に、極端な通信効率の悪化を
防止し、効率のよい通信を確保できるカラー通信端末装
置を提供することを目的とする。 【構成】 カラー通信時における下限速度の登録し、カ
ラー通信の際に、現在の通信速度が登録したカラー通信
下限速度以上であるか否かを判断し、現在の通信速度が
カラー通信下限速度よりも遅いと判断した場合には、通
信を切断するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白黒画像を読み取って
通信する機能と、カラー画像を読み取って通信する機能
とを有するカラー通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラースキャナとカラープリンタ
を有し、カラー画像をJPEG符号化して通信する通信
端末装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな通信端末装置において、回線状態が悪い地域と交信
した場合には、通信速度が落ちてしまい、データ量の多
いカラー原稿を送信すると、1ページ送信するのに、か
なり時間がかかってしまい、通信料金も高くなるうえ
に、その通信中は、端末が占有されてしまうという不具
合があった。
【0004】本発明は、回線状態が悪い場合等に、極端
な通信効率の悪化を防止し、効率のよい通信を確保でき
るカラー通信端末装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信ページが
カラー画像か白黒画像かを判別する手段と、カラー通信
下限速度を登録する手段と、前記登録手段により登録さ
れたカラー通信下限速度をシステムデータとして記憶す
る手段と、現在の通信速度が前記判断手段より得られた
カラー通信下限速度以上であるかを判断する手段と、前
記判断手段により現在の通信速度がカラー通信下限速度
よりも遅いと判断されたときに、相手機に通信切断信号
を送り、通信を切断するように制御する手段とを有す
る。
【0006】また、本発明のカラー通信端末装置は、複
数の下限通信速度を設定可能とすることで、ユーザの使
い勝手を向上させ、さらには、白黒送信中には、下限通
信速度を設定しないとで通信回線の効率的な利用を図っ
た。
【0007】また、カラー通信速度不適合時の処理方法
を設定し、設定された処理方法に従い通信速度がカラー
通信下限速度よりも遅いと判断された時に、今送信中の
カラーページを廃棄して次のページを送信するか、通信
を切断するかを選択する構成とした。
【0008】そして、本発明の好適な実施態様では、予
めオペレータがカラー通信下限速度とカラー通信NG時
の処理方法を登録でき、さらにカラー通信下限速度はワ
ンタッチダイヤルの宛先毎に登録できるようにしてお
き、カラーページを送信する時に通信前手順において通
信速度を、ワンタッチダイヤルからの発呼で、そこにカ
ラー通信下限速度が設定されているときは、そのカラー
通信下限速度と、それ以外のときはシステムデータに記
憶されているカラー通信下限速度と比較し、通信速度の
方が遅い場合は、通信を切断する。
【0009】また、画像通信中において通信速度を、ワ
ンタッチダイヤルからの発呼で、そこにカラー通信下限
速度が設定されているときは、そのカラー通信下限速度
と、それ以外のときはシステムデータに記憶されている
カラー通信下限速度と比較し、通信速度の方が遅い場合
は、システムデータのカラー通信不適合時の処理方法の
設定に従って、今送信中のカラーページを廃棄して次の
ページを送信したり、通信を切断したりできる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における通信端末
装置の構成を示すブロック図である。
【0011】本実施例は、G3ファクシミリ機能を有
し、アナログ電話回線に接続されて使用されるファクシ
ミリ装置であり、カラー画像の送受信機能が付加された
通信端末装置について説明する。
【0012】図1において、CPU1−1は、CPUバ
ス1−12を介して装置全体を制御するものであり、R
OM1−2は、CPU1−1が各種の制御を行うための
プログラムメモリとして使用される。RAM1−3は、
CPU1−1が使用するワークエリアや各種データの記
憶エリアを得るためのものであり、バッテリによってバ
ックアップされ、記憶内容が揮発しないように構成され
ている。
【0013】画像処理部1−4は、2値白黒信号を入力
するとMH符号化して出力し、逆にMH符号を入力する
と、白黒2値信号に復号して出力するMH符復号器と、
RGB(Red、Green、Blue)の色成分信号
を、それぞれ1画素あたり8bitの多値信号として入
力すると、L*a*b*の信号成分に変換した後、JP
EGベースライン符号化を施して出力し、逆にJPEG
ベースライン符号化データを入力すると、復号化してL
*a*b*の各8bit多値データを得た後、L*a*
b*からCMYKに変換して出力するJPEG符復号器
および色変換回路により構成される。
【0014】モデム部1−5は、送受信データの変復調
を行うものであり、NCU1−6は、電話網との接続等
を制御するものである。時計部1−7は、カレンダ機能
を有する時計LSIより構成され、各種の計時用に使用
されるものであり、操作パネル1−8は、各種のキー入
力や表示を行うものである。画像メモリ1−9は、半導
体メモリで構成され、画像データをページ単位で蓄積す
るように制御されたものである。
【0015】カラースキャナ1−10は、光学的に原稿
を読み取り、RGB成分に分解して各色画素を8bit
の多値データとして出力し、またADF機構も備えたも
のである。プリンタ部1−11は、CMYK各色の多値
信号を入力すると、各色データを2値データに変換しカ
ラー印刷し、また白黒2値データを入力すると白黒印刷
するものである。
【0016】次に、図2は、本実施例におけるシステム
データエリアの構成例を示す説明図である。
【0017】このシステムデータエリアは、本装置が動
作するために必要なデータを保存しておくRAM1−3
上のエリアである。このエリアのデータは、サービスマ
ンあるいはオペレータが操作パネル1−8を操作するこ
とによって、登録、変更が可能である。
【0018】そして、本実施例においては、このシステ
ムデータエリアに[カラー通信下限速度]と[カラー通
信速度NG時の処理]の2つのデータエリアを追加す
る。
【0019】まず、[カラー通信下限速度]は、カラー
通信を行うときの下限速度を保存するエリアであり、例
えば、9600bps、720000bps、4800
bps、2400bpsの中から選択できる。
【0020】次に、[カラー通信速度NG時の処理]
は、カラー通信中に、フレームエラーが原因となって通
信速度を落としていき、その速度が[カラー通信下限速
度]よりも遅くなった場合の処理を保存しておくエリア
であり、例えば、継続、切断のどちらかが選択できる。
【0021】ここで、継続は今通信中のカラーページを
廃棄して、次のページの送信に移るモードであり、切断
は通信をその時点で切断するモードである。
【0022】図3は、本実施例におけるRAM上のワン
タッチダイヤルデータの構成例を示す説明図である。
【0023】ここには、ワンタッチダイヤルの情報が0
1から順番にワンタッチダイヤルの数だけ保存されてい
る。1つのワンタッチダイヤルには相手先ダイヤルポイ
ンタ、略称ポインタ、カラー通信下限速度やその他の設
定をすることができる。
【0024】図4は、上記図2で示したシステムデータ
エリアの[カラー通信下限速度]および[カラー通信速
度NG時の処理]を設定する際の動作例を示すフローチ
ャートである。
【0025】まず、S01とS02では、キー入力があ
ったかを常にセンスしている。S02において、キー入
力があったと判断されたときには、S03において、そ
のキーがユーザソフトスイッチ(USSW)キーである
かどうかを調べる。
【0026】そして、USSWであれば、S04におい
て、オペレータがどの項目を設定するのかを操作パネル
1−8で選択する。S05においては、選択された項目
が[終了]であるかを調べる。そして、[終了]であれ
ば、USSWの設定は終了したとみなし、S01に戻
る。
【0027】また、[終了]でなければ、S06におい
て、選択された項目が[カラー通信下限速度]であるか
どうかを調べる。そして、YESであれば、S07にお
いて、オペレータが操作パネル1−8より、9600b
ps、7200bps、4800bps、2400bp
sなどの選択肢の中からカラー通信下限速度を指定す
る。そして、この選択された速度を、図2のシステムデ
ータのカラー通信下限速度のエリアに記憶し、S04に
戻る。
【0028】また、S06において、NOと判断された
ら、S08において選択された項目が[カラー通信速度
NG時の処理]であるかどうかを調べる。そして、YE
Sであれば、S09においてオペレータが操作パネル1
−8より、継続、切断のどちらかを指定する。
【0029】そして、この選択されたモードを例えば継
続なら1、切断なら0といった形で図2のシステムデー
タのカラー通信速度NG時の処理のエリアに記憶し、S
04に戻る。
【0030】また、S08において、NOと判断された
らS10において、選択された項目に対応したその他の
処理を行い、S04に戻る。
【0031】また、S03において、入力されたキーが
USSWでなかった場合は、そのキーに対応したその他
の処理を行い、S01に戻る。
【0032】次に、図5は、図3で説明したワンタッチ
ダイヤルの登録の動作例を示すフローチャートである。
【0033】まず、T01とT02においては、キー入
力があったかどうかを常にセンスしている。そして、T
02にて、キー入力があったと判断されたときには、T
03において、そのキーがワンタッチダイヤル登録キー
であるかどうかを調べる。
【0034】そして、ワンタッチダイヤル登録キーであ
れば、T04においてオペレータが操作パネル1−8よ
り登録するワンタッチダイヤルの番号を入力する。
【0035】そして、T05においては、オペレータが
T04で選択したワンタッチダイヤルに登録する相手先
ダイヤル番号と略称を入力する。そして、入力されたダ
イヤル番号と略称はRAM1−3に記憶され、そのアド
レスは、T04で選択したワンタッチダイヤルの相手先
ダイヤルポインタと略称ポインタにそれぞれ記憶され
る。
【0036】次に、T06においては、オペレータがT
04で選択したワンタッチダイヤルに登録するカラー通
信下限速度を入力する。入力されたカラー通信下限速度
は、T04で選択したワンタッチダイヤルのカラー通信
下限速度に記憶される。
【0037】さらに、T07においては、オペレータが
T04で選択したワンタッチダイヤルに登録しておかな
ければならないその他のデータを入力し、対応するエリ
アに記憶し、登録を終了してT01に戻る。
【0038】また、T03において、キー入力がワンタ
ッチキーでないと判断されたら、T08にて入力された
キーに対応したその他の処理を行い、T01に戻る。
【0039】上記の例ではワンタッチダイヤルの各デー
タを入力する度にRAMに保存していたが、テンポラリ
エリアを用意し、そこに一時的に書き込み、オペレータ
が登録の最後に例えばセットキーか登録キーを押すこと
によって、テンポラリエリアのデータを一括して図3の
ワンタッチダイヤルデータエリアに書き込むという方法
も可能である。
【0040】図6は、本実施例のG3ファクシミリ通信
前手順の一例を示すフローチャートである。
【0041】P01においては、相手機のDISを受信
する。そして、P02においては、送信するページがカ
ラー画像であるかどうかを調べる。そして、カラー画像
でなければ、P05へ進む。
【0042】また、カラー画像であれば、P03におい
て、相手機のDISを見て相手機にカラー受信機能があ
るかを調べる。カラー受信能力がなければ、カラー通信
はできないので、P14において相手機にDCNを送り
切断する。
【0043】カラー受信機能があれば、P04において
通信速度チェックを行う。これはカラー通信が可能な速
度であるかどうかを調べるもので、結果がOK(適合)
であれば、P05へ進む。また、NG(不適合)であれ
ば、P14において相手機にDCNを送り切断する。
【0044】P05においては、DCSを作成し、P0
6においてDCSを送出する。そして、P07において
はTCFを送出する。
【0045】次に、P08においては、相手機からの信
号を受信したかどうかを調べる。そして、受信していれ
ば、P09において、受信した信号がFTTであるかど
うかを調べる。そして、FTTであれば、トレーニング
が失敗しているので、P10において、通信速度を1段
階下げて、P02に戻る。すなわち、通信速度を遅くし
てもう一度送信を試みる。
【0046】また、P09において、受信信号がFTT
でないと判断したら、P11において、受信した信号が
CFRであるかどうかを調べる。そして、CFRであれ
ば、トレーニングは成功したので、P12において、画
像送信フェーズ(フェーズC)に進む。
【0047】P11において、受信信号がCFRでない
と判断されたら、P14において、相手機にDCNを送
り、切断する。
【0048】また、P08において、信号受信がないと
判断されたら、P13において、DCS送出を3回試行
したかどうかを調べる。そして、していなければ、P0
6に戻り、DCSを再度送出する。また、していれば、
P14において、相手機にDCNを送り、切断する。
【0049】図7、図8は、本実施例におけるG3ファ
クシミリ画像通信の動作を示すフローチャートである。
【0050】まず、Q01において、ブロック画像送出
を行う。なお、1ブロックはECMフレーム256本分
であり、通常は64kbyteである。
【0051】次に、Q02において、PPS−NULL
を送出する。ここで、カラー画像はデータ量が多いので
複数ブロックに分けて送出することになる場合が多い。
そして、最終ブロックであれば、PPS−MPS、PP
S−EOM、PPS−EOPのどれかが送出されること
になる。
【0052】次に、Q03において、信号を受信したか
どうかを調べる。そして、受信していなければ、Q05
において、PPS信号送出を3回行ったかどうかを調べ
る。そして、行っていなければ、Q02に戻り、再度P
PS信号を送出する。また、行っていれば、Q15にお
いてDCNを送出し、切断する。
【0053】また、Q03において、信号を受信してい
れば、Q04において、受信信号はPPRであるかどう
かを調べる。そして、PPRでなければ、Q07におい
て、受信信号がRNRであるかどうかを調べる。そし
て、RNRでなければ、Q08において、受信信号がM
CFであるかどうかを調べる。そして、MCFであれ
ば、送出したブロック画像はエラーなしで受信側が受け
られたことがわかり、Q01に戻って次のブロック画像
を送出する。
【0054】また、Q08において、受信信号がMCF
でなければ、Q15においてDCNを送出し、切断す
る。
【0055】また、Q07において、受信信号がRNR
であった場合は、相手機が受信可能な状態になっていな
いので、Q09においてRRを送出し、それに対しての
応答を受信する。そして、この応答を受信すれば、Q0
7に戻る。また、応答が受信できなければ、Q15にお
いてDCNを送出し、切断する。
【0056】Q04において、受信信号がPPRであっ
た場合は、Q06において、現在の通信速度でのPPR
受信が4回目であるかどうかを調べる。そして、4回目
でなければ、Q14へ進む。
【0057】また、4回目であれば、この速度では通信
は不可能と判断し、Q10において通信速度を1段階下
げる。次に、Q11において、送信しているページはカ
ラー画像であるかどうかを調べる。そして、カラー画像
でなければ、Q13へ進む。また、カラー画像であれ
ば、Q12において、通信速度チェックを行う。これは
カラー通信が可能な速度であるかどうかを調べるもの
で、結果がOKであれば、Q13へ進む。
【0058】Q13においては、通信速度を変えるため
にCTCを送出し、それに対する応答がCTRであるか
どうかを調べる。そして、CTRでなければ、Q15に
おいてDCNを送出し、切断する。また、CTRであれ
ば、Q14においてPPRによって通知されたエラーフ
レームを相手機に送出し、Q02に戻る。
【0059】また、Q12において、通信速度チェック
の結果がNGの時には、Q16において、図2のシステ
ムデータのカラー通信速度NG時の処理が通信継続にな
っているかどうかを調べる。そして、継続になっていな
ければ、Q15においてDCNを送出し、切断する。
【0060】また、継続になっていれば、Q17におい
てEOR信号を送出する。本実施例では、カラーページ
を捨てて次のページを送信しに行くので、この信号はE
OR−MPS、EOR−EOM、EOR−EOPのいず
れかになる。
【0061】次に、Q18においては、相手機からの信
号を受信したかどうかを調べる。そして、受信していれ
ば、Q19において、その信号がRNRであるかどうか
を調べる。RNRでなければ、Q20において、受信信
号がERRであるかどうかを調べる。そして、ERRで
あれば、受信機は、このページを捨てて、次のページに
移ることを了解しているので、Q21において、次ペー
ジ送信処理を行う。
【0062】また、Q20において、受信信号がERR
でなければ、Q15において、DCNを送出し、切断す
る。
【0063】Q19において、受信信号がRNRであっ
た場合は、相手機が受信可能な状態になっていないの
で、Q22においてRRを送出し、それに対しての応答
を受信する。そして、この応答を受信すれば、Q19に
戻る。また、応答が受信できなければ、Q15において
DCNを送出し、切断する。
【0064】Q18において、信号を受信していなけれ
ば、Q23において、EOR信号送出を3回行ったかど
うかを調べる。そして、行っていなければ、Q17に戻
り、再度EOR信号を送出する。また、行っていれば、
Q15においてDCNを送出し、切断する。
【0065】図9は、上記図6〜図8で言及した通信速
度チェックの動作を示すフローチャートである。
【0066】R01において、今行っている通信がワン
タッチダイヤルによって発呼した通信であるかどうかを
調べる。そして、ワンタッチダイヤルからの発呼でなけ
れば、R05に進む。
【0067】また、ワンタッチダイヤルからの発呼であ
れば、R02において、そのワンタッチダイヤルにカラ
ー通信下限速度の設定があるかどうかを調べる。なお、
本実施例では、全てのワンタッチダイヤルにカラー通信
下限速度を設定したが、ワンタッチダイヤルをカラー用
と白黒用とに分けた場合も、この判断によって対応可能
である。そして、カラー通信下限速度の設定がなけれ
ば、R05に進む。
【0068】また、カラー通信下限速度の設定があれ
ば、R03において、現在の通信速度がワンタッチダイ
ヤルに登録されているカラー通信下限速度以上であるか
どうかを調べる。そして、条件を満たしていれば、R0
4において、OKをセットし、処理を抜ける。満たして
いなければ、R06において、NGをセットし、処理を
抜ける。
【0069】また、R05においては、現在の通信速度
がシステムデータに登録されているカラー通信下限速度
以上であるかどうかを調べる。そして、条件を満たして
いれば、R04においてOKをセットし、処理を抜け
る。また、満たしていなければ、R06においてNGを
セットし、処理を抜ける。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回線状態が悪い場合等に、通信速度がカラー通信下限速
度よりも遅いと判断した時には、通信を切断することか
ら、カラー通信の際には明らかに遅い通信速度で通信を
することがなくなり、端末の極端な占有を回避できる効
果がある。
【0071】さらに、フェーズ認識手段と、カラー通信
速度不適合時における処理方法の登録手段とを設けるこ
とにより、例えばマルチページの際等に、通信を続ける
設定を行うことも可能であり、原稿が途中で切れること
をなくせる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるシステムデータエリアの構
成例を示す説明図である。
【図3】上記実施例におけるRAM上のワンタッチダイ
ヤルデータの構成例を示す説明図である。
【図4】上記実施例において、システムデータエリアの
[カラー通信下限速度]および[カラー通信速度NG時
の処理]を設定する際の動作例を示すフローチャートで
ある。
【図5】上記実施例におけるワンタッチダイヤルの登録
の動作例を示すフローチャートである。
【図6】上記実施例において、G3ファクシミリ通信前
手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】上記実施例におけるG3ファクシミリ画像通信
の動作を示すフローチャートである。
【図8】上記実施例におけるG3ファクシミリ画像通信
の動作を示すフローチャートである。
【図9】上記実施例における通信速度チェックの動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−1…CPU、 1−2…ROM、 1−3…RAM、 1−4…画像処理部、 1−5…モデム部、 1−6…NCU、 1−7…時計部、 1−8…操作パネル、 1−9…画像メモリ、 1−10…カラースキャナ、 1−11…プリンタ部、 1−12…CPUバス。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラースキャナとカラープリンタとを有
    し、白黒画像を読み取って通信する機能と、カラー画像
    を読み取って通信する機能とを具備した通信端末装置に
    おいて、 送信ページがカラー画像か白黒画像かを判断する画像判
    断手段と、カラー通信時における下限速度の登録操作を
    受け付ける登録手段と、この登録情報を記憶する記憶手
    段と、現在の通信速度が前記記憶手段に記憶されている
    カラー通信下限速度以上であるか否かを判断する速度判
    断手段と、前記判断手段により現在の通信速度がカラー
    通信下限速度よりも遅いと判断した場合に、相手機に通
    信切断信号を送り、通信を切断する通信制御手段とを具
    備したことを特徴とするカラー通信端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記カラー通信下限速度の記憶手段は、ワンタッチダイ
    ヤルの各登録ダイヤル毎に下限速度を記憶することを特
    徴とするカラー通信端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 通信前手順において、現在の通信速度がカラー通信下限
    速度よりも遅いと判断したときに、相手機に通信切断信
    号を送り、通信を切断することを特徴とするカラー通信
    端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 カラー通信速度不適合時における処理方法の登録を受け
    付ける第2の登録手段と、この登録情報を記憶する第2
    の記憶手段と、現在の通信速度が前記カラー通信下限速
    度よりも遅いと判断したときに、画像通信中である場合
    は、前記第2の記憶手段のカラー通信速度不適合時の処
    理方法に従って、今送信中のカラーページを廃棄して、
    次のページを送信するか、通信を切断するかを選択する
    選択手段とを具備することを特徴とするカラー通信端末
    装置。
  5. 【請求項5】 白黒およびカラー画像を読み取って画像
    データを出力する原稿読み取り手段と、 カラー画像の通信時に、設定された下限通信速度より遅
    くなったとき、当該カラー画像の送信の実行を禁止する
    禁止手段とを具備し、 白黒画像の送信時には前記下限通信速度に係わりなく通
    信を実行することを特徴とするカラー通信端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記下限通信速度は複数存在することを特徴とするカラ
    ー通信端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 前記禁止手段は当該通信を切断することを特徴とするカ
    ラー通信端末装置。
  8. 【請求項8】 請求項5または6において、 前記禁止手段は当該通信中のカラー画像を廃棄し、次の
    画像の送信を行わしめることを特徴とするカラー通信端
    末装置。
  9. 【請求項9】 白黒およびカラー画像を読み取って画像
    データを出力する原稿読み取り手段と、 カラー画像の通信時に、設定された下限通信速度より遅
    くなったとき、当該カラー画像の送信の実行を禁止する
    禁止手段とを具備し、 前記下限通信速度を複数設定したことを特徴とするカラ
    ー通信端末装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記複数の下限通信速度中、少なくとも1つはワンタッ
    チダイヤルの各登録ダイヤルごとに設定されたものであ
    ることを特徴とするカラー通信端末装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または10において、 前記複数の下限通信速度は、装置の起動時に自動的に設
    定された速度を含むことを特徴とするカラー通信端末装
    置。
  12. 【請求項12】 白黒およびカラー画像を読み取って画
    像データを出力する原稿読み取り手段と、 カラー画像の通信時に、通信速度が設定された下限通信
    速度より遅くなったとき、当該通信を切断する第1の制
    御手段と、 カラー画像の通信時に、通信速度が設定された下限通信
    速度より遅くなったとき、当該通信中のカラー画像を廃
    棄し、次の画像の送信を行わしめる第2の制御手段とを
    具備することを特徴とするカラー通信端末装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 通信前手順において、前記通信速度が設定された下限通
    信速度より遅くなったとき、前記第1の制御手段により
    当該通信を切断することを特徴とするカラー通信端末装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 カラー画像の通信中において、前記通信速度が設定され
    た下限通信速度より遅くなったときは、前記第1の制御
    手段により当該通信を切断するか、該通信中のカラー画
    像を廃棄し、次の画像の送信を行うかを予め登録された
    設定に従い選択可能としたことを特徴とするカラー通信
    端末装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003069786A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Toshiba Tec Corp 画像送信装置およびその制御方法

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