JPH08307515A - コードレス電話装置 - Google Patents
コードレス電話装置Info
- Publication number
- JPH08307515A JPH08307515A JP13469595A JP13469595A JPH08307515A JP H08307515 A JPH08307515 A JP H08307515A JP 13469595 A JP13469595 A JP 13469595A JP 13469595 A JP13469595 A JP 13469595A JP H08307515 A JPH08307515 A JP H08307515A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiver
- microphone
- howling
- cordless telephone
- plug
- Prior art date
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- Pending
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通話の途中でジャック部にプラグを差したり
抜いたりした場合でも、ハウリングの発生を防止できる
コードレス電話装置を提供する。 【構成】 マイク1と、レシーバ2と、レシーバに入力
する音声信号を増幅するレシーバアンプ6と、プラグ9
の挿入に応じて少なくともレシーバを通話系から切離す
ジャック部3とを備えるコードレス電話装置において、
マイクとレシーバとを繋ぐフィードバックループのハウ
リングレベルを検出するハウリング検出手段4を設け、
この検出結果に基づいてレシーバアンプの増幅率を一定
時間低下させる。通話中のプラグの挿入でマイクとレシ
ーバとを繋ぐフィードバックループが形成されたとして
も、ハウリング検出手段がハウリング発生を検出し、検
出結果に基づいて、一定期間に渡って、レシーバアンプ
の増幅率を抑えたりマイク出力をミュートにしてハウリ
ングが抑制される。
抜いたりした場合でも、ハウリングの発生を防止できる
コードレス電話装置を提供する。 【構成】 マイク1と、レシーバ2と、レシーバに入力
する音声信号を増幅するレシーバアンプ6と、プラグ9
の挿入に応じて少なくともレシーバを通話系から切離す
ジャック部3とを備えるコードレス電話装置において、
マイクとレシーバとを繋ぐフィードバックループのハウ
リングレベルを検出するハウリング検出手段4を設け、
この検出結果に基づいてレシーバアンプの増幅率を一定
時間低下させる。通話中のプラグの挿入でマイクとレシ
ーバとを繋ぐフィードバックループが形成されたとして
も、ハウリング検出手段がハウリング発生を検出し、検
出結果に基づいて、一定期間に渡って、レシーバアンプ
の増幅率を抑えたりマイク出力をミュートにしてハウリ
ングが抑制される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドセットやイヤフ
ォン等を着脱することができるコードレス電話装置に関
し、特に、通話中にヘッドセットなどのプラグを挿入し
たり抜いたりしたときに発生するハウリングを防止でき
るようにしたものである。
ォン等を着脱することができるコードレス電話装置に関
し、特に、通話中にヘッドセットなどのプラグを挿入し
たり抜いたりしたときに発生するハウリングを防止でき
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコードレス電話装置では、子機に
対してヘッドセットやイヤフォンを接続可能にして、ハ
ンドセットを手に持たずに通話できるようにしたものが
作られている。このコードレス電話装置の子機は、図7
に示すように、通話系として、音声信号を入力するマイ
ク部11と、受信音声を放音するレシーバ部12と、受信音
声を増幅するレシーバアンプ15と、伝送する信号の符号
化/復号化を行なうCODEC部14と、子機の動作を制
御するCPU16と、ヘッドセットのプラグが抜き差しさ
れるジャック部13とを備えている。
対してヘッドセットやイヤフォンを接続可能にして、ハ
ンドセットを手に持たずに通話できるようにしたものが
作られている。このコードレス電話装置の子機は、図7
に示すように、通話系として、音声信号を入力するマイ
ク部11と、受信音声を放音するレシーバ部12と、受信音
声を増幅するレシーバアンプ15と、伝送する信号の符号
化/復号化を行なうCODEC部14と、子機の動作を制
御するCPU16と、ヘッドセットのプラグが抜き差しさ
れるジャック部13とを備えている。
【0003】ジャック部13は、プラグ17が差込まれたと
き、プラグ17と電気接続するとともに、機器内部の回路
を切換える働きをする。図7はプラグ17の先端が差込ま
れた状態を示しており、プラグ17がさらに押込まれるこ
とによって、ジャック部13の接触片が押し広げられ、マ
イク部11とCODEC部14とから延びる線の接触及びレ
シーバ部12とレシーバアンプ15とから延びる線の接触が
それぞれ外れ、それらの電気接続が断たれる。
き、プラグ17と電気接続するとともに、機器内部の回路
を切換える働きをする。図7はプラグ17の先端が差込ま
れた状態を示しており、プラグ17がさらに押込まれるこ
とによって、ジャック部13の接触片が押し広げられ、マ
イク部11とCODEC部14とから延びる線の接触及びレ
シーバ部12とレシーバアンプ15とから延びる線の接触が
それぞれ外れ、それらの電気接続が断たれる。
【0004】この子機では、プラグ17が差込まれていな
いときには、マイク部11の出力が、通話状態で動作する
CODEC部14に入力し、符号化されてアンテナ(不図
示)から送信される。また、アンテナで受信された信号
は、CODEC部14で復号された後、レシーバアンプ15
で増幅され、レシーバ12から音声出力される。このと
き、使用者はハンドセットを手に持って通話を行なう。
また、レシーバアンプ15の増幅率はCPU16によって制
御される。
いときには、マイク部11の出力が、通話状態で動作する
CODEC部14に入力し、符号化されてアンテナ(不図
示)から送信される。また、アンテナで受信された信号
は、CODEC部14で復号された後、レシーバアンプ15
で増幅され、レシーバ12から音声出力される。このと
き、使用者はハンドセットを手に持って通話を行なう。
また、レシーバアンプ15の増幅率はCPU16によって制
御される。
【0005】一方、ジャック部13にヘッドセットのプラ
グ17が挿入されると、プラグ17の中心導体がCODEC
部14に接続し、また、プラグ17の周辺導体がレシーバア
ンプ15を介してCODEC部14に接続する。同時にマイ
ク部11及びレシーバ部12は電気的に切り離される。従っ
て、使用者はヘッドセットでの音声の聞き取りが可能と
なる。
グ17が挿入されると、プラグ17の中心導体がCODEC
部14に接続し、また、プラグ17の周辺導体がレシーバア
ンプ15を介してCODEC部14に接続する。同時にマイ
ク部11及びレシーバ部12は電気的に切り離される。従っ
て、使用者はヘッドセットでの音声の聞き取りが可能と
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のコード
レス電話装置では、ハンドセットの通話からヘッドセッ
トの通話に切り換えたり、ヘッドセットからハンドセッ
トに切換えたりするために、通話中にジャック部13へプ
ラグ17を抜き差しすると、その抜き差しの過程で、ジャ
ックやプラグの構造上の問題で、レシーバ部12とマイク
部11とがショートし、それらの間に電気的なフィードバ
ックループが形成される場合がある。このフィードバッ
クループが形成されると、レシーバから出力された音声
がマイクで拾われ、増幅されて再びレシーバから音声出
力され、それがまたマイクで拾われるという繰り返しに
よってハウリングが生じ、通話に悪影響を及ぼす。
レス電話装置では、ハンドセットの通話からヘッドセッ
トの通話に切り換えたり、ヘッドセットからハンドセッ
トに切換えたりするために、通話中にジャック部13へプ
ラグ17を抜き差しすると、その抜き差しの過程で、ジャ
ックやプラグの構造上の問題で、レシーバ部12とマイク
部11とがショートし、それらの間に電気的なフィードバ
ックループが形成される場合がある。このフィードバッ
クループが形成されると、レシーバから出力された音声
がマイクで拾われ、増幅されて再びレシーバから音声出
力され、それがまたマイクで拾われるという繰り返しに
よってハウリングが生じ、通話に悪影響を及ぼす。
【0007】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、通話の途中でジャック部にプラグを差し
たり抜いたりした場合でも、ハウリングの発生を抑えて
通話者に不快感を与えないコードレス電話装置を提供す
ることを目的としている。
るものであり、通話の途中でジャック部にプラグを差し
たり抜いたりした場合でも、ハウリングの発生を抑えて
通話者に不快感を与えないコードレス電話装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、マ
イクと、レシーバと、レシーバに入力する音声信号を増
幅するレシーバアンプと、プラグの挿入に応じて少なく
ともレシーバを通話系から切り離すジャック部とを備え
るコードレス電話装置において、マイクとレシーバとを
繋ぐフィードバックループのハウリングレベルを検出す
るハウリング検出手段を設け、このハウリング検出手段
の検出結果に基づいてレシーバアンプの増幅率を一定時
間低下させるように構成している。
イクと、レシーバと、レシーバに入力する音声信号を増
幅するレシーバアンプと、プラグの挿入に応じて少なく
ともレシーバを通話系から切り離すジャック部とを備え
るコードレス電話装置において、マイクとレシーバとを
繋ぐフィードバックループのハウリングレベルを検出す
るハウリング検出手段を設け、このハウリング検出手段
の検出結果に基づいてレシーバアンプの増幅率を一定時
間低下させるように構成している。
【0009】また、マイクとレシーバとを繋ぐフィード
バックループのハウリングレベルを検出するハウリング
検出手段と、マイクの出力をミュートにするミュート手
段とを設け、ハウリング検出手段の検出結果に基づいて
マイク出力をミュート手段で一定時間ミュートにするよ
うに構成している。
バックループのハウリングレベルを検出するハウリング
検出手段と、マイクの出力をミュートにするミュート手
段とを設け、ハウリング検出手段の検出結果に基づいて
マイク出力をミュート手段で一定時間ミュートにするよ
うに構成している。
【0010】また、マイクからレシーバに入力するショ
ート電流を検出するショート検出手段を設け、このショ
ート検出手段の検出結果に基づいてレシーバアンプの増
幅率を一定時間低下させるように構成している。
ート電流を検出するショート検出手段を設け、このショ
ート検出手段の検出結果に基づいてレシーバアンプの増
幅率を一定時間低下させるように構成している。
【0011】また、マイクからレシーバに入力するショ
ート電流を検出するショート検出手段と、マイクの出力
をミュートにするミュート手段とを設け、このショート
検出手段の検出結果に基づいてミュート手段によりマイ
ク出力を一定時間ミュートにするように構成している。
ート電流を検出するショート検出手段と、マイクの出力
をミュートにするミュート手段とを設け、このショート
検出手段の検出結果に基づいてミュート手段によりマイ
ク出力を一定時間ミュートにするように構成している。
【0012】
【作用】そのため、通話中、または、CODECとレシ
ーバアンプとが動作している時に、プラグがジャックに
挿入され、あるいはジャックからプラグが引き出され、
その過程でマイクとレシーバとを繋ぐフィードバックル
ープが形成された場合でも、ハウリング検出手段または
ショート検出手段がハウリングの発生やショートの発生
を検出し、この検出結果を基に、プラグの挿入や引き出
しが完了するまでの一定期間、レシーバアンプの増幅率
を抑えたり、またはマイク出力をミュートにしたりして
ハウリングが抑制される。従って、通話者は不快感を感
ずることなく、プラグの抜き差しを行なうことができ
る。
ーバアンプとが動作している時に、プラグがジャックに
挿入され、あるいはジャックからプラグが引き出され、
その過程でマイクとレシーバとを繋ぐフィードバックル
ープが形成された場合でも、ハウリング検出手段または
ショート検出手段がハウリングの発生やショートの発生
を検出し、この検出結果を基に、プラグの挿入や引き出
しが完了するまでの一定期間、レシーバアンプの増幅率
を抑えたり、またはマイク出力をミュートにしたりして
ハウリングが抑制される。従って、通話者は不快感を感
ずることなく、プラグの抜き差しを行なうことができ
る。
【0013】
(第1実施例)第1実施例のコードレス電話装置は、図
1に示すように、その通話系に、マイク部1の出力にお
けるハウリングレベルを検出するハウリング検出回路4
を備えている。その他の構成は従来の装置(図7)と変
わりがない。ハウリング検出回路4は、マイク部1とレ
シーバ部2とがショートしたときに形成されるフィード
バックループの利得をハウリングレベルとして検出し、
このレベルが所定値を超えたときに、その旨をCPU8
に伝える。CPU8は、この通知を受けるとレシーバア
ンプ6の増幅率を下げる。
1に示すように、その通話系に、マイク部1の出力にお
けるハウリングレベルを検出するハウリング検出回路4
を備えている。その他の構成は従来の装置(図7)と変
わりがない。ハウリング検出回路4は、マイク部1とレ
シーバ部2とがショートしたときに形成されるフィード
バックループの利得をハウリングレベルとして検出し、
このレベルが所定値を超えたときに、その旨をCPU8
に伝える。CPU8は、この通知を受けるとレシーバア
ンプ6の増幅率を下げる。
【0014】この装置の動作を図3のフローチャートに
従って説明する。
従って説明する。
【0015】ステップ1:通話中、または、CODEC
部5とレシーバアンプ部6とが動作しているときに、 ステップ2:ヘッドセットのプラグ9がジャック3に差
込まれたり、引き抜かれたりすると、 ステップ3:ハウリング検出回路部4はマイク出力のハ
ウリングレベルを検出する。
部5とレシーバアンプ部6とが動作しているときに、 ステップ2:ヘッドセットのプラグ9がジャック3に差
込まれたり、引き抜かれたりすると、 ステップ3:ハウリング検出回路部4はマイク出力のハ
ウリングレベルを検出する。
【0016】ステップ4:ハウリング検出回路部4が所
定値以上のハウリングレベルを検出していないときは、
ハウリングの発生が無いものとして特別の処置は行なわ
ない。このときには通常の通話が可能である。
定値以上のハウリングレベルを検出していないときは、
ハウリングの発生が無いものとして特別の処置は行なわ
ない。このときには通常の通話が可能である。
【0017】ステップ5:ハウリング検出回路部4は、
ある一定値以上のハウリングレベルを検出すると、CP
U部8にハウリング発生を伝え、 ステップ6:CPU部8は、レシーバアンプ部6をある
一定時間パワーダウン状態にして、 ステップ7:ハウリングを防止する。
ある一定値以上のハウリングレベルを検出すると、CP
U部8にハウリング発生を伝え、 ステップ6:CPU部8は、レシーバアンプ部6をある
一定時間パワーダウン状態にして、 ステップ7:ハウリングを防止する。
【0018】ハウリング検出回路4の具体例を図2に示
している。この回路では、ハウリングレベルが上がる
と、トランジスタTR1のベース電位が上昇し、トラン
ジスタTR1を流れる電流が増加して、CPU8に通じ
る電位が上昇する。
している。この回路では、ハウリングレベルが上がる
と、トランジスタTR1のベース電位が上昇し、トラン
ジスタTR1を流れる電流が増加して、CPU8に通じ
る電位が上昇する。
【0019】このように、第1実施例のコードレス電話
装置では、プラグ9の抜き差しの過程で、レシーバとマ
イクとを繋ぐフィードバックループが形成されても、抜
き差し操作が完了するまでの僅かな時間だけレシーバア
ンプ6の増幅率を下げることによってハウリングの発生
を抑制する。従って、通話者はハウリングによる不快感
を感じることなく、ハンドセットからヘッドセットへの
切り換え、またはヘッドセットからハンドセットへの切
り換えを行なうことができる。
装置では、プラグ9の抜き差しの過程で、レシーバとマ
イクとを繋ぐフィードバックループが形成されても、抜
き差し操作が完了するまでの僅かな時間だけレシーバア
ンプ6の増幅率を下げることによってハウリングの発生
を抑制する。従って、通話者はハウリングによる不快感
を感じることなく、ハンドセットからヘッドセットへの
切り換え、またはヘッドセットからハンドセットへの切
り換えを行なうことができる。
【0020】なお、この装置では、ハウリング検出回路
4の検出結果を受けたCPU8がレシーバアンプ6の増
幅率を調整するように構成しているが、マイク部1の出
力をミュートするミュート回路を設け、ハウリング検出
回路4の検出結果を受けたCPU8が、このミュート回
路に指令して、マイク出力を一定時間ミュートするよう
に構成しても良い。
4の検出結果を受けたCPU8がレシーバアンプ6の増
幅率を調整するように構成しているが、マイク部1の出
力をミュートするミュート回路を設け、ハウリング検出
回路4の検出結果を受けたCPU8が、このミュート回
路に指令して、マイク出力を一定時間ミュートするよう
に構成しても良い。
【0021】(第2実施例)第2実施例のコードレス電
話装置は、図4に示すように、その通話系に、マイク部
1入力とレシーバ部2出力とのショートを検出するショ
ート検出回路部7を備えている。その他の構成は従来の
装置(図7)と変わりがない。ショート検出回路部7
は、レシーバ部2からマイク部1に流れるショート電流
を検出し、CPU8にその旨を伝える。CPU8は、こ
の通知を受け取ると、レシーバアンプ6の増幅率を引き
下げる。
話装置は、図4に示すように、その通話系に、マイク部
1入力とレシーバ部2出力とのショートを検出するショ
ート検出回路部7を備えている。その他の構成は従来の
装置(図7)と変わりがない。ショート検出回路部7
は、レシーバ部2からマイク部1に流れるショート電流
を検出し、CPU8にその旨を伝える。CPU8は、こ
の通知を受け取ると、レシーバアンプ6の増幅率を引き
下げる。
【0022】この装置の動作を図6のフローチャートに
従って説明する。
従って説明する。
【0023】ステップ11:ヘッドセットのプラグ9がジ
ャック3に差込まれたり、引き抜かれたりしたときに、 ステップ12:ショート検出回路部7は、レシーバ部2か
らマイク部1に流れるショート電流を検出する。
ャック3に差込まれたり、引き抜かれたりしたときに、 ステップ12:ショート検出回路部7は、レシーバ部2か
らマイク部1に流れるショート電流を検出する。
【0024】ステップ13:ショート検出回路部7がショ
ート電流を検出していないときは、ハウリングの発生は
無い。このときには通常の通話が可能である。
ート電流を検出していないときは、ハウリングの発生は
無い。このときには通常の通話が可能である。
【0025】ステップ14:ショート検出回路部7は、シ
ョート電流を検出すると、CPU部8にその旨を伝え、 ステップ15:CPU部8は、レシーバアンプ部6をある
一定時間パワーダウン状態にして、 ステップ16:ハウリングを防止する。
ョート電流を検出すると、CPU部8にその旨を伝え、 ステップ15:CPU部8は、レシーバアンプ部6をある
一定時間パワーダウン状態にして、 ステップ16:ハウリングを防止する。
【0026】ショート検出回路7の具体例を図5に示し
ている。この回路では、ショートの発生によりトランジ
スタTR2のベース電位が下がり、TR2がカットオフ
となって、CPUに通じる電位が上昇する。
ている。この回路では、ショートの発生によりトランジ
スタTR2のベース電位が下がり、TR2がカットオフ
となって、CPUに通じる電位が上昇する。
【0027】このように、第2実施例のコードレス電話
装置は、プラグ9の抜き差しの過程で、レシーバ部とマ
イク部とのショートを検出すると、レシーバアンプ6の
増幅率を下げてハウリングの発生を抑制する。従って、
通話者はハウリングによる不快感を感じることなく、ハ
ンドセットからヘッドセットへの切り換え、またはヘッ
ドセットからハンドセットへの切り換えを行なうことが
できる。
装置は、プラグ9の抜き差しの過程で、レシーバ部とマ
イク部とのショートを検出すると、レシーバアンプ6の
増幅率を下げてハウリングの発生を抑制する。従って、
通話者はハウリングによる不快感を感じることなく、ハ
ンドセットからヘッドセットへの切り換え、またはヘッ
ドセットからハンドセットへの切り換えを行なうことが
できる。
【0028】なお、この装置の場合にも、マイク部1の
出力をミュートするミュート回路を設けて、ショート検
出回路7の検出結果を受けたCPU8が、このミュート
回路を使って、マイク出力を一定時間ミュートするよう
に構成しても良い。
出力をミュートするミュート回路を設けて、ショート検
出回路7の検出結果を受けたCPU8が、このミュート
回路を使って、マイク出力を一定時間ミュートするよう
に構成しても良い。
【0029】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明のコードレス電話装置は、通話中、または、
CODECとレシーバアンプとが動作している時に、ヘ
ッドセットなどのジャックを抜き差しした場合でも、ハ
ウリングの発生を防止することができ、通話者に不快感
を与えない。
に、本発明のコードレス電話装置は、通話中、または、
CODECとレシーバアンプとが動作している時に、ヘ
ッドセットなどのジャックを抜き差しした場合でも、ハ
ウリングの発生を防止することができ、通話者に不快感
を与えない。
【図1】本発明の第1実施例におけるコードレス電話装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図2】第1実施例のコードレス電話装置におけるハウ
リング検出回路の具体例、
リング検出回路の具体例、
【図3】第1実施例のコードレス電話装置の動作手順を
示すフローチャート、
示すフローチャート、
【図4】本発明の第2実施例におけるコードレス電話装
置の構成を示すブロック図、
置の構成を示すブロック図、
【図5】第2実施例のコードレス電話装置におけるショ
ート検出回路の具体例、
ート検出回路の具体例、
【図6】第2実施例のコードレス電話装置の動作手順を
示すフローチャート、
示すフローチャート、
【図7】従来のコードレス電話装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
1、11 マイク部 2、12 レシーバ部 3、13 ジャック部 4 ハウリング検出回路部 5、14 CODEC部 6、15 レシーバアンプ部 7 ショート検出回路部 8、16 CPU部 9、17 プラグ
Claims (4)
- 【請求項1】 マイクと、レシーバと、前記レシーバに
入力する音声信号を増幅するレシーバアンプと、プラグ
の挿入に応じて少なくとも前記レシーバを通話系から切
り離すジャック部とを備えるコードレス電話装置におい
て、 前記マイクと前記レシーバとを繋ぐフィードバックルー
プのハウリングレベルを検出するハウリング検出手段を
設け、前記ハウリング検出手段の検出結果に基づいて前
記レシーバアンプの増幅率を一定時間低下させることを
特徴とするコードレス電話装置。 - 【請求項2】 マイクと、レシーバと、前記レシーバに
入力する音声信号を増幅するレシーバアンプと、プラグ
の挿入に応じて少なくとも前記レシーバを通話系から切
り離すジャック部とを備えるコードレス電話装置におい
て、 前記マイクと前記レシーバとを繋ぐフィードバックルー
プのハウリングレベルを検出するハウリング検出手段
と、前記マイクの出力をミュートにするミュート手段と
を設け、前記ハウリング検出手段の検出結果に基づいて
前記マイク出力を前記ミュート手段で一定時間ミュート
にすることを特徴とするコードレス電話装置。 - 【請求項3】 マイクと、レシーバと、前記レシーバに
入力する音声信号を増幅するレシーバアンプと、プラグ
の挿入に応じて少なくとも前記レシーバを通話系から切
り離すジャック部とを備えるコードレス電話装置におい
て、 前記マイクから前記レシーバに入力するショート電流を
検出するショート検出手段を設け、前記ショート検出手
段の検出結果に基づいて前記レシーバアンプの増幅率を
一定時間低下させることを特徴とするコードレス電話装
置。 - 【請求項4】 マイクと、レシーバと、前記レシーバに
入力する音声信号を増幅するレシーバアンプと、プラグ
の挿入に応じて少なくとも前記レシーバを通話系から切
り離すジャック部とを備えるコードレス電話装置におい
て、 前記マイクから前記レシーバに入力するショート電流を
検出するショート検出手段と、前記マイクの出力をミュ
ートにするミュート手段とを設け、前記ショート検出手
段の検出結果に基づいて前記ミュート手段によりマイク
出力を一定時間ミュートにすることを特徴とするコード
レス電話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13469595A JPH08307515A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | コードレス電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13469595A JPH08307515A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | コードレス電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08307515A true JPH08307515A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=15134438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13469595A Pending JPH08307515A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | コードレス電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08307515A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018006871A (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-11 | キヤノン株式会社 | 音処理装置、その制御方法、およびプログラム。 |
JP2021087126A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | ローランド株式会社 | 信号処理装置および信号処理方法 |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP13469595A patent/JPH08307515A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018006871A (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-11 | キヤノン株式会社 | 音処理装置、その制御方法、およびプログラム。 |
JP2021087126A (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | ローランド株式会社 | 信号処理装置および信号処理方法 |
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Legal Events
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Effective date: 20040722 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |