JPH0830726B2 - ケーブル線路の絶縁劣化遠隔測定装置 - Google Patents
ケーブル線路の絶縁劣化遠隔測定装置Info
- Publication number
- JPH0830726B2 JPH0830726B2 JP2117963A JP11796390A JPH0830726B2 JP H0830726 B2 JPH0830726 B2 JP H0830726B2 JP 2117963 A JP2117963 A JP 2117963A JP 11796390 A JP11796390 A JP 11796390A JP H0830726 B2 JPH0830726 B2 JP H0830726B2
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- Japan
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Testing Relating To Insulation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電力ケーブル線路の絶縁劣化点を遠隔的に
標定するためのケーブル線路の絶縁劣化遠隔測定装置に
関するものである。
標定するためのケーブル線路の絶縁劣化遠隔測定装置に
関するものである。
［従来の技術］ 電力ケーブル線路の事故点や不良点の標定する場合に
おいて、既に絶縁破壊等を起こしてしまった事故点を測
定する場合に比べて、事故を未然に防止するために絶縁
劣化等の不良点を標定しようとするには、高電圧を供試
ケーブルに印加する必要がある。
おいて、既に絶縁破壊等を起こしてしまった事故点を測
定する場合に比べて、事故を未然に防止するために絶縁
劣化等の不良点を標定しようとするには、高電圧を供試
ケーブルに印加する必要がある。
［発明が解決しようとする課題］ このような高電圧の課電下では測定器の内部も高電位
となるため、大地との間に放電を生じたり、大気中にコ
ロナ放電を生じて測定が正しく行われない場合があるば
かりか、測定器を調整する測定者にとっては感電事故等
の危険をもたらす虞れさえ存在する。
となるため、大地との間に放電を生じたり、大気中にコ
ロナ放電を生じて測定が正しく行われない場合があるば
かりか、測定器を調整する測定者にとっては感電事故等
の危険をもたらす虞れさえ存在する。
本発明の目的は、絶縁劣化した不良点を標定するため
の高電位の課電下の測定に際し、大地や大気中への放電
や測定者の感電の危険性がなく、正確かつ安全に測定作
業を実施できるケーブル線路の絶縁劣化遠隔測定装置を
提供することにある。
の高電位の課電下の測定に際し、大地や大気中への放電
や測定者の感電の危険性がなく、正確かつ安全に測定作
業を実施できるケーブル線路の絶縁劣化遠隔測定装置を
提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するための本発明に係るケーブル線
路の絶縁劣化遠隔測定装置は、電力ケーブル線路の絶縁
劣化点を高電圧ブリッジ回路によって標定する測定装置
であって、高電圧部と遠隔操作部とから成り、前記高電
圧部には、前記遠隔操作部との間の光信号用発光・受光
部、光変換器、平衡調節機構、平衡位置検出器及び振れ
方向検出器を備え、前記ブリッジ回路の平衡調節操作が
前記遠隔操作部からの光信号により遠隔操作できる構成
とし、前記高電圧部を表面に尖凸部の少ない筐体内に収
容すると共に、該筐体の上部に凹部を設けて該凹部に取
り付ける供試体接続用コネクタ、電源スイッチ及び高電
圧入力端子が前記筐体の輪郭から突出しないようにし、
前記筐体の側面には前記遠隔操作部との間で光通信ので
きる光信号窓を設け、前記遠隔制御部には、前記高電圧
部からの光信号を受信して前記高電圧部内に設置した検
流計の振れ方向とスライド抵抗器のスライド端の位置を
表示する表示手段と、前記検流計の零点調節信号及び前
記スライド抵抗器の平衡調節信号を光信号として前記高
電圧部に光送信する送信手段とを設けたことを特徴とす
る。
路の絶縁劣化遠隔測定装置は、電力ケーブル線路の絶縁
劣化点を高電圧ブリッジ回路によって標定する測定装置
であって、高電圧部と遠隔操作部とから成り、前記高電
圧部には、前記遠隔操作部との間の光信号用発光・受光
部、光変換器、平衡調節機構、平衡位置検出器及び振れ
方向検出器を備え、前記ブリッジ回路の平衡調節操作が
前記遠隔操作部からの光信号により遠隔操作できる構成
とし、前記高電圧部を表面に尖凸部の少ない筐体内に収
容すると共に、該筐体の上部に凹部を設けて該凹部に取
り付ける供試体接続用コネクタ、電源スイッチ及び高電
圧入力端子が前記筐体の輪郭から突出しないようにし、
前記筐体の側面には前記遠隔操作部との間で光通信ので
きる光信号窓を設け、前記遠隔制御部には、前記高電圧
部からの光信号を受信して前記高電圧部内に設置した検
流計の振れ方向とスライド抵抗器のスライド端の位置を
表示する表示手段と、前記検流計の零点調節信号及び前
記スライド抵抗器の平衡調節信号を光信号として前記高
電圧部に光送信する送信手段とを設けたことを特徴とす
る。
［作用］ 上記の構成を有するケーブル線路の絶縁劣化遠隔測定
装置は、遠隔操作装置により測定者は高電圧部分に触れ
ることなく測定作業を行い、また尖凸部の少ない筐体は
大気中へのコロナ放電を防止し、測定値の信頼性を高め
る。
装置は、遠隔操作装置により測定者は高電圧部分に触れ
ることなく測定作業を行い、また尖凸部の少ない筐体は
大気中へのコロナ放電を防止し、測定値の信頼性を高め
る。
［実施例］ 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第１図は回路図であり、標定装置は高電圧部1Aと遠隔
制御部1Bとから成っている。高電圧部1Aには、供試体接
続端2a、2b及び高圧入力端2cが設けられているが、高電
圧部1Aの内部では供試体接続端2a、2bはスライド抵抗器
３の抵抗辺3a、3bを介して接続され、このスライド抵抗
器３と並列的に検流計４が接続されており、一方でスラ
イド抵抗器３のスライド端3cは高圧入力端2cに接続され
ている。
制御部1Bとから成っている。高電圧部1Aには、供試体接
続端2a、2b及び高圧入力端2cが設けられているが、高電
圧部1Aの内部では供試体接続端2a、2bはスライド抵抗器
３の抵抗辺3a、3bを介して接続され、このスライド抵抗
器３と並列的に検流計４が接続されており、一方でスラ
イド抵抗器３のスライド端3cは高圧入力端2cに接続され
ている。
また高電圧部1Aには、遠隔制御部1Bとの間で光信号を
送受信する発光・受光部５と、光信号を電気信号に変換
する光変換器６が設けられており、更に光変換器６の出
力に基づいて検流計４の零点調節を行うステッピングモ
ータ等の図示しない零点調節機構と、同様に光変換器６
の出力に基づいてスライド抵抗器３のスライド端3cを移
動させる図示しない平衡調節機構と、スライド端3cの位
置を検出して検出信号を光変換器６に入力するエンコー
ダ等の図示しない平衡位置検出器と、検流計４の振れ方
向を検知して検知信号を光変換器６に入力する図示しな
い振れ方向検出器とが備えられている。更に、発光・受
光部５、光変換器６及び各調整機構、各検出器の電源と
して図示しない電池が備えられている。
送受信する発光・受光部５と、光信号を電気信号に変換
する光変換器６が設けられており、更に光変換器６の出
力に基づいて検流計４の零点調節を行うステッピングモ
ータ等の図示しない零点調節機構と、同様に光変換器６
の出力に基づいてスライド抵抗器３のスライド端3cを移
動させる図示しない平衡調節機構と、スライド端3cの位
置を検出して検出信号を光変換器６に入力するエンコー
ダ等の図示しない平衡位置検出器と、検流計４の振れ方
向を検知して検知信号を光変換器６に入力する図示しな
い振れ方向検出器とが備えられている。更に、発光・受
光部５、光変換器６及び各調整機構、各検出器の電源と
して図示しない電池が備えられている。
この高電圧部1Aは第２図に示すような尖凸部のない筐
体７内に収納されている。筐体７は例えばアルミニウム
製とされ、外面は合成樹脂によりコーティングされて滑
らかに成型されており、上面に供試体接続端2a、2bを備
えた供試体接続コネクタ８、高圧入力端2c、電源スイッ
チ９、側面に遠隔制御部1Bからの光信号が発光・受光部
５に到達するように設けられた光信号窓10、底面に電池
を交換するための電池交換口11が設けられている。
体７内に収納されている。筐体７は例えばアルミニウム
製とされ、外面は合成樹脂によりコーティングされて滑
らかに成型されており、上面に供試体接続端2a、2bを備
えた供試体接続コネクタ８、高圧入力端2c、電源スイッ
チ９、側面に遠隔制御部1Bからの光信号が発光・受光部
５に到達するように設けられた光信号窓10、底面に電池
を交換するための電池交換口11が設けられている。
ここで、供試体接続コネクタ、高圧入力端2c、電源ス
イッチ９及び電池交換口11は筐体７の輪郭から突出しな
いように、これらの取付部は筐体７を内側に凹ませて成
型されている。また、測定時には筐体７は第３図に示す
ようにアクリル板等の絶縁材料から成る載置部材12によ
り、供試ケーブルCa、Cbの終端の碍管Ga、Gb上に載置さ
れ、供試体接続端2a、2bにはリード線Ra、Rbがそれぞれ
接続され、高圧入力端2cにはリード線Rcにより高圧直流
電源Ｅが接続されている。
イッチ９及び電池交換口11は筐体７の輪郭から突出しな
いように、これらの取付部は筐体７を内側に凹ませて成
型されている。また、測定時には筐体７は第３図に示す
ようにアクリル板等の絶縁材料から成る載置部材12によ
り、供試ケーブルCa、Cbの終端の碍管Ga、Gb上に載置さ
れ、供試体接続端2a、2bにはリード線Ra、Rbがそれぞれ
接続され、高圧入力端2cにはリード線Rcにより高圧直流
電源Ｅが接続されている。
一方、遠隔制御部1Bには高電圧部1Aからの光信号を受
信して検流計４の振れ方向とスライド抵抗器３のスライ
ド端3cの位置を表示する表示手段と、測定者が与える検
流計４の零点調節信号やスライド抵抗器３の平衡調節信
号を、光信号として高電圧部1Aに送信する入力送信手段
とが備えられている。
信して検流計４の振れ方向とスライド抵抗器３のスライ
ド端3cの位置を表示する表示手段と、測定者が与える検
流計４の零点調節信号やスライド抵抗器３の平衡調節信
号を、光信号として高電圧部1Aに送信する入力送信手段
とが備えられている。
上述の構成の標定装置を用いて劣化点の標定を行う際
には、第１図に示すように測定すべき劣化相Caと劣化の
ない健全相Cbを有する供試ケーブルＣを測定端からケー
ブル長Ｌの遠端において両相Ca、Cbのケーブル導体同志
を短絡線Ｓにより短絡し、測定端においては劣化相Caを
接続端2aに、健全相Cbを接続端2bに接続する。また、高
圧入力端2cには高圧直流電源Ｅを接続し、大地に対して
60kV程度までの高電圧を印加する。この際に、劣化相Ca
の劣化点Ｐはケーブルの他の部分に比べて対地絶縁抵抗
が低く、劣化点抵抗RPを介して地絡していると見做すこ
とができる。
には、第１図に示すように測定すべき劣化相Caと劣化の
ない健全相Cbを有する供試ケーブルＣを測定端からケー
ブル長Ｌの遠端において両相Ca、Cbのケーブル導体同志
を短絡線Ｓにより短絡し、測定端においては劣化相Caを
接続端2aに、健全相Cbを接続端2bに接続する。また、高
圧入力端2cには高圧直流電源Ｅを接続し、大地に対して
60kV程度までの高電圧を印加する。この際に、劣化相Ca
の劣化点Ｐはケーブルの他の部分に比べて対地絶縁抵抗
が低く、劣化点抵抗RPを介して地絡していると見做すこ
とができる。
従って、スライド抵抗器３のスライド端3cから接続端
2a側の抵抗R1、スライド端3cから接続端2b側の抵抗R2、
及び接続端2bから健全相Cb、更に遠端の短絡部を介して
劣化相Caの劣化点Ｐに至るまでのケーブルＣの導体抵抗
R3、劣化点Ｐから接続端2aに至るまでのケーブルＣの導
体抵抗R4から成る所謂ホイールストンブリッジとなって
いる。
2a側の抵抗R1、スライド端3cから接続端2b側の抵抗R2、
及び接続端2bから健全相Cb、更に遠端の短絡部を介して
劣化相Caの劣化点Ｐに至るまでのケーブルＣの導体抵抗
R3、劣化点Ｐから接続端2aに至るまでのケーブルＣの導
体抵抗R4から成る所謂ホイールストンブリッジとなって
いる。
このため、スライド抵抗器３のスライド端3cの位置を
調節して検流計４の振れを零とすることにより、このブ
リッジ回路の平衡をとれば、周知の通り、 R1・R3＝R2・R4 の関係が成立する。ここで、測定端から劣化点Ｐまでの
距離をｌとし、ケーブル導体抵抗が一様であるとする
と、 R1・（２・Ｌ−ｌ）＝R2・ｌ 即ち、 ｌ＝２・Ｌ・R1/（R1＋R2） となり、R1＋R2は一定、R1はスライド抵抗器３のスライ
ド端3cの位置によって求められ、距離ｌを求めることが
できる。
調節して検流計４の振れを零とすることにより、このブ
リッジ回路の平衡をとれば、周知の通り、 R1・R3＝R2・R4 の関係が成立する。ここで、測定端から劣化点Ｐまでの
距離をｌとし、ケーブル導体抵抗が一様であるとする
と、 R1・（２・Ｌ−ｌ）＝R2・ｌ 即ち、 ｌ＝２・Ｌ・R1/（R1＋R2） となり、R1＋R2は一定、R1はスライド抵抗器３のスライ
ド端3cの位置によって求められ、距離ｌを求めることが
できる。
なお、本実施例の標定装置ではブリッジ回路の平衡を
求めるには、遠隔制御により行うことになる。即ち、検
流計４の振れ方向は振れ方向検出器、光変換器６、発光
・受光部５により遠隔制御部1Bに送信されて、表示手段
により表示され、測定者は検流計４の振れ方向を知るこ
とができる。
求めるには、遠隔制御により行うことになる。即ち、検
流計４の振れ方向は振れ方向検出器、光変換器６、発光
・受光部５により遠隔制御部1Bに送信されて、表示手段
により表示され、測定者は検流計４の振れ方向を知るこ
とができる。
一方、測定者が入力したスライド抵抗器３の調節信号
は、逆の経路で平衡調節機構に与えられ、スライド端3c
の位置が移動することになる。また、スライド端3cの位
置もエンコーダにより検出され、光変換器６、発光・受
光部５を経て遠隔制御部1Bに送信されて表示されるた
め、平衡が成立した際の表示値から距離ｌを求めること
が可能となる。このように、測定者は高電圧が印加され
た高電圧部1Aに触れることなく測定を行うことができ
る。
は、逆の経路で平衡調節機構に与えられ、スライド端3c
の位置が移動することになる。また、スライド端3cの位
置もエンコーダにより検出され、光変換器６、発光・受
光部５を経て遠隔制御部1Bに送信されて表示されるた
め、平衡が成立した際の表示値から距離ｌを求めること
が可能となる。このように、測定者は高電圧が印加され
た高電圧部1Aに触れることなく測定を行うことができ
る。
また、高電圧部1Aを収納した筐体７は表面に尖凸部が
ないため、大気中へのコロナ放電は生じ難く、更に載置
部材12により碍管Ga、Gb上に載置すると、筐体７と大地
の絶縁も良好に確保される。
ないため、大気中へのコロナ放電は生じ難く、更に載置
部材12により碍管Ga、Gb上に載置すると、筐体７と大地
の絶縁も良好に確保される。
なお、上述の実施例において、高電圧部1Aと遠隔制御
部1Bとの間の情報伝達に光を用いることにしたが、超音
波や電波を用いてもよい。また、高電圧部1Aの駆動電源
としては上述のように電池を用いて大地との絶縁を良好
とし安全性を増すことが望ましい。更に、筐体７を固定
する方法は上述の載置部材12によるとは限らず、例えば
電気絶縁性を有するワイヤ等により空中に吊り下げる等
の方法でもよい。
部1Bとの間の情報伝達に光を用いることにしたが、超音
波や電波を用いてもよい。また、高電圧部1Aの駆動電源
としては上述のように電池を用いて大地との絶縁を良好
とし安全性を増すことが望ましい。更に、筐体７を固定
する方法は上述の載置部材12によるとは限らず、例えば
電気絶縁性を有するワイヤ等により空中に吊り下げる等
の方法でもよい。
［発明の効果］ 以上説明したように本発明に係るケーブル線路の絶縁
劣化遠隔測定装置は、尖凸部のない筐体を使用し、遠隔
制御により操作を行うので、電力ケーブルの絶縁劣化点
を安全にかつ正確に標定することが可能であり、絶縁破
壊事故を未然に防止することができる。
劣化遠隔測定装置は、尖凸部のない筐体を使用し、遠隔
制御により操作を行うので、電力ケーブルの絶縁劣化点
を安全にかつ正確に標定することが可能であり、絶縁破
壊事故を未然に防止することができる。
図面は本発明に係るケーブル線路の絶縁劣化遠隔測定装
置の一実施例を示し、第１図は標定装置を用いた測定回
路図、第２図（ａ）は筐体の平面図、（ｂ）は側面図、
（ｃ）は底面図、第３図は筐体を載置部材により載置し
た状態の側面図である。 符号1Aは高電圧部、1Bは遠隔制御部、2a、2bは供試体接
続端、2cは高圧入力端、３はスライド抵抗器、４は検流
計、５は発光・受光部、６は光変換器、７は筐試体、10
は光信号窓、13は載置部材、Ｃは供試ケーブル、Ｅは高
圧直流電源である。
置の一実施例を示し、第１図は標定装置を用いた測定回
路図、第２図（ａ）は筐体の平面図、（ｂ）は側面図、
（ｃ）は底面図、第３図は筐体を載置部材により載置し
た状態の側面図である。 符号1Aは高電圧部、1Bは遠隔制御部、2a、2bは供試体接
続端、2cは高圧入力端、３はスライド抵抗器、４は検流
計、５は発光・受光部、６は光変換器、７は筐試体、10
は光信号窓、13は載置部材、Ｃは供試ケーブル、Ｅは高
圧直流電源である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有坂 秀男 埼玉県熊谷市新堀1008番地 三菱電線工業 株式会社熊谷製作所内 (72)発明者 片岡 靖夫 東京都千代田区丸の内３丁目４番１号 三 菱電線工業株式会社東京事務所内 (72)発明者 楠部 誠 神奈川県川崎市川崎区水江町３番３号 三 菱電線工業株式会社関東工事センター内 (56)参考文献 特開 昭54−155082（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】電力ケーブル線路の絶縁劣化点を高電圧ブ
リッジ回路によって標定する測定装置であって、高電圧
部と遠隔操作部とから成り、前記高電圧部には、前記遠
隔操作部との間の光信号用発光・受光部、光変換器、平
衡調節機構、平衡位置検出器及び振れ方向検出器を備
え、前記ブリッジ回路の平衡調節操作が前記遠隔操作部
からの光信号により遠隔操作できる構成とし、前記高電
圧部を表面に尖凸部の少ない筐体内に収容すると共に、
該筐体の上部に凹部を設けて該凹部に取り付ける供試体
接続用コネクタ、電源スイッチ及び高電圧入力端子が前
記筐体の輪郭から突出しないようにし、前記筐体の側面
には前記遠隔操作部との間で光通信のできる光信号窓を
設け、前記遠隔制御部には、前記高電圧部からの光信号
を受信して前記高電圧部内に設置した検流計の振れ方向
とスライド抵抗器のスライド端の位置を表示する表示手
段と、前記検流計の零点調節信号及び前記スライド抵抗
器の平衡調節信号を光信号として前記高電圧部に光送信
する送信手段とを設けたことを特徴とするケーブル線路
の絶縁劣化遠隔測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2117963A JPH0830726B2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | ケーブル線路の絶縁劣化遠隔測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2117963A JPH0830726B2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | ケーブル線路の絶縁劣化遠隔測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0413980A JPH0413980A (ja) | 1992-01-17 |
| JPH0830726B2 true JPH0830726B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=14724597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2117963A Expired - Fee Related JPH0830726B2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | ケーブル線路の絶縁劣化遠隔測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0830726B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106353643B (zh) * | 2016-11-09 | 2019-05-28 | 雷细军 | 电阻比例电缆故障测试仪 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54155082A (en) * | 1978-05-26 | 1979-12-06 | Hitachi Cable Ltd | Insulating faulty point location detecting circuit of wire and cable |
-
1990
- 1990-05-08 JP JP2117963A patent/JPH0830726B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0413980A (ja) | 1992-01-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |