JPH08306443A - コネクタ及びその製造方法 - Google Patents
コネクタ及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH08306443A JPH08306443A JP7112037A JP11203795A JPH08306443A JP H08306443 A JPH08306443 A JP H08306443A JP 7112037 A JP7112037 A JP 7112037A JP 11203795 A JP11203795 A JP 11203795A JP H08306443 A JPH08306443 A JP H08306443A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- plate
- insulator
- external terminal
- cylindrical
- Prior art date
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- Pending
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コネクタの生産性を向上させる。
【構成】 円筒状外部端子12に絶縁体を内装し、この
絶縁体の前記外部端子の軸心上に内部端子14を挿入す
る。外部端子12は、プレス加工により、その外部端子
の平面形状の板状体を打ち抜くとともに、同一ねじのつ
るまき線上の突条11を押し出し成形して形成し、その
板状体を円筒状にして製作する。この外部端子12内に
上記絶縁体13をインサート成形し、さらに、その絶縁
体13に上記内部端子14を挿入して同軸コネクタC1
を製造する。この同軸コネクタC1 は、突条11がねじ
山の一部をなし、C12形、C15形のコネクタとし得
る。
絶縁体の前記外部端子の軸心上に内部端子14を挿入す
る。外部端子12は、プレス加工により、その外部端子
の平面形状の板状体を打ち抜くとともに、同一ねじのつ
るまき線上の突条11を押し出し成形して形成し、その
板状体を円筒状にして製作する。この外部端子12内に
上記絶縁体13をインサート成形し、さらに、その絶縁
体13に上記内部端子14を挿入して同軸コネクタC1
を製造する。この同軸コネクタC1 は、突条11がねじ
山の一部をなし、C12形、C15形のコネクタとし得
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、テレビジョ
ンアンテナの同軸ケーブルから受像機への接続などに使
用される高周波信号入出力接栓で、外部端子にらせんね
じなどの突条を要求される同軸コネクタ等の接続面周上
に突起(突条)を形成したコネクタに関するものであ
る。
ンアンテナの同軸ケーブルから受像機への接続などに使
用される高周波信号入出力接栓で、外部端子にらせんね
じなどの突条を要求される同軸コネクタ等の接続面周上
に突起(突条)を形成したコネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、同軸コネクタは、日本電子機械
工業会により、C12形、C15形として規格されてお
り、図20及び図21に示すように、外面にらせんねじ
1を形成した円筒状外部端子2に樹脂からなる絶縁体3
を内装し、その絶縁体3の中心軸に(外部端子2の軸心
上)に内部端子4を挿入したものである。
工業会により、C12形、C15形として規格されてお
り、図20及び図21に示すように、外面にらせんねじ
1を形成した円筒状外部端子2に樹脂からなる絶縁体3
を内装し、その絶縁体3の中心軸に(外部端子2の軸心
上)に内部端子4を挿入したものである。
【0003】このコネクタC1 は、例えば同図に示すよ
うに、テレビジョン受像機のテレビ電波入力端子として
使用され、同軸ケーブルp端末に固定のコネクタC2 を
嵌める(図21鎖線状態)。
うに、テレビジョン受像機のテレビ電波入力端子として
使用され、同軸ケーブルp端末に固定のコネクタC2 を
嵌める(図21鎖線状態)。
【0004】また、例えば、トランシーバにおいて、図
22に示すように、アンテナTを設けたBNCコネクタ
C4 が接続されるプラグコネクタC3 は、そのコネクタ
シェル5の周面に嵌合用突起6を有しており、この突起
6をコネクタC4 の溝7に嵌め込むことで両コネクタC
3 、C4 が確実に接続される。図中、8はトランシーバ
ケーシングである。
22に示すように、アンテナTを設けたBNCコネクタ
C4 が接続されるプラグコネクタC3 は、そのコネクタ
シェル5の周面に嵌合用突起6を有しており、この突起
6をコネクタC4 の溝7に嵌め込むことで両コネクタC
3 、C4 が確実に接続される。図中、8はトランシーバ
ケーシングである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記同軸コネクタC1
の従来の外部端子2は、切削加工により、棒状材から切
り出したフライスねじ又はダイスねじ、転造ねじ、鍛造
ねじが用いられている。これらのねじ製造は、生産性、
とくに生産スピードにおいて劣る。
の従来の外部端子2は、切削加工により、棒状材から切
り出したフライスねじ又はダイスねじ、転造ねじ、鍛造
ねじが用いられている。これらのねじ製造は、生産性、
とくに生産スピードにおいて劣る。
【0006】また、上記コネクタC3 の従来のコネクタ
シェル5も、切削加工物、鍛造物であり、同様に生産性
において劣る。
シェル5も、切削加工物、鍛造物であり、同様に生産性
において劣る。
【0007】さらに、従来では、外部端子2、コネクタ
シェル5の形成後、その外部端子2等を、パーツフィー
ダ等によって整列し、さらに搬送して、上述の絶縁体3
及び内部端子4等の内装を行っていた。これは生産性が
悪い。
シェル5の形成後、その外部端子2等を、パーツフィー
ダ等によって整列し、さらに搬送して、上述の絶縁体3
及び内部端子4等の内装を行っていた。これは生産性が
悪い。
【0008】この発明は、以上の実情の下、上記外部端
子外面に周上の突条を有する同軸コネクタなどの接続面
周上に突起を有するコネクタの生産性を高めることを課
題とする。
子外面に周上の突条を有する同軸コネクタなどの接続面
周上に突起を有するコネクタの生産性を高めることを課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、コネクタの構成に係る発明にあっては、その円筒状
接続面を、板状体を円筒状に成形したその外周面で形成
し、その周囲に、プレス押し出し成形により突起を形成
した構成としたのである。
に、コネクタの構成に係る発明にあっては、その円筒状
接続面を、板状体を円筒状に成形したその外周面で形成
し、その周囲に、プレス押し出し成形により突起を形成
した構成としたのである。
【0010】上記突起は同一ねじのつるまき線上に位置
する突条とすることができる。
する突条とすることができる。
【0011】また、コネクタの製造方法に係る発明にあ
っては、プレス押し出し成形により、上記突起を膨出さ
せて形成し、その板状体を円筒状にして接続面を成す構
成とし、さらに、その円筒状内に絶縁体をインサート成
形し、その絶縁体に内部端子を挿入して製造する構成と
したのである。
っては、プレス押し出し成形により、上記突起を膨出さ
せて形成し、その板状体を円筒状にして接続面を成す構
成とし、さらに、その円筒状内に絶縁体をインサート成
形し、その絶縁体に内部端子を挿入して製造する構成と
したのである。
【0012】この製造方法において、上記接続面をなす
板状体の複数個を、帯状キャリアにその帯方向に並列し
て連接した状態で打抜き、その内部に上記絶縁体をイン
サート成形後、各円筒状物(外部端子)をキャリアから
切り離す構成を採用し得る。
板状体の複数個を、帯状キャリアにその帯方向に並列し
て連接した状態で打抜き、その内部に上記絶縁体をイン
サート成形後、各円筒状物(外部端子)をキャリアから
切り離す構成を採用し得る。
【0013】上記絶縁体は、インサート成形に代えて、
別に成形し、その成形品を上記円筒状内に挿入するよう
にしてもよい。
別に成形し、その成形品を上記円筒状内に挿入するよう
にしてもよい。
【0014】
【作用】このように構成するこの発明に係るコネクタ
は、接続部(外部端子・コネクタシェル)が円筒状を担
保しているため、接続作用に支障がなく、また、板状体
を円筒状に成形したものであるため、製作が容易で、生
産コストの低減を図り得る。このとき、突条がねじ山を
なすものであれば、同軸コネクタにあっては前述のC1
2形、C15形に対応し得るものとなし得る。
は、接続部(外部端子・コネクタシェル)が円筒状を担
保しているため、接続作用に支障がなく、また、板状体
を円筒状に成形したものであるため、製作が容易で、生
産コストの低減を図り得る。このとき、突条がねじ山を
なすものであれば、同軸コネクタにあっては前述のC1
2形、C15形に対応し得るものとなし得る。
【0015】また、この発明に係る製造方法は、プレス
押し出し成形により、接続部を成形するため、生産コス
トの低減を図り得るとともに、その突起も強度的に十分
なものとなる。このとき、その接続部(板状体)をキャ
リアに連接したものとすれば、その接続部の形成は順送
プレスとなり、より生産性が向上し、さらに、絶縁体の
インサート成形においても、キャリアのピン穴による位
置決めを行い得るなどの各点で有利となる(実施例参
照)。
押し出し成形により、接続部を成形するため、生産コス
トの低減を図り得るとともに、その突起も強度的に十分
なものとなる。このとき、その接続部(板状体)をキャ
リアに連接したものとすれば、その接続部の形成は順送
プレスとなり、より生産性が向上し、さらに、絶縁体の
インサート成形においても、キャリアのピン穴による位
置決めを行い得るなどの各点で有利となる(実施例参
照)。
【0016】
【実施例】この実施例の同軸コネクタC1 は、図1、図
2に示すように、長方形状の板状体を円筒状に成形し、
その周囲に、プレス押し出し成形により、同一ねじのつ
るまき線上にある突条11を形成して外部端子12を成
している。突条11が前記つるまき線上にあれば、突条
11はそのねじピッチの整数倍の位置に必ずある。
2に示すように、長方形状の板状体を円筒状に成形し、
その周囲に、プレス押し出し成形により、同一ねじのつ
るまき線上にある突条11を形成して外部端子12を成
している。突条11が前記つるまき線上にあれば、突条
11はそのねじピッチの整数倍の位置に必ずある。
【0017】突条11の個数、長さ、位置は、外部端子
12の強度、同軸コネクタC2 の嵌入時の力等を考慮し
て適宜に決定すればよいが、軸方向全周において、少な
くとも1つの突条11が存在するようにするとよい。こ
のようにすれば、同軸コネクタC2 の先端の係止突子が
必ず、いずれかの突条11に係止するからである。ま
た、突条11は短かいため直線状でも後述の端子接続作
用に支障はないが、前記つるまき線上にぴったり沿う曲
線状が好ましい。
12の強度、同軸コネクタC2 の嵌入時の力等を考慮し
て適宜に決定すればよいが、軸方向全周において、少な
くとも1つの突条11が存在するようにするとよい。こ
のようにすれば、同軸コネクタC2 の先端の係止突子が
必ず、いずれかの突条11に係止するからである。ま
た、突条11は短かいため直線状でも後述の端子接続作
用に支障はないが、前記つるまき線上にぴったり沿う曲
線状が好ましい。
【0018】外部端子12内には樹脂がインサート成形
されて絶縁体13が内装されており、その中心軸上に内
部端子14が挿入されている。
されて絶縁体13が内装されており、その中心軸上に内
部端子14が挿入されている。
【0019】この同軸コネクタC1 は、同図に示すよう
に、取付板Bの穴に嵌め込み、外部端子12の足12a
を鎖線のごとく折り曲げて、この折曲片12aと絶縁体
13の突子13b(外部端子12の突子12b)とで取
付板Bを挾持して取付ける。または、足12aを取付板
B上の回路に半田付けすることにより取付ける。
に、取付板Bの穴に嵌め込み、外部端子12の足12a
を鎖線のごとく折り曲げて、この折曲片12aと絶縁体
13の突子13b(外部端子12の突子12b)とで取
付板Bを挾持して取付ける。または、足12aを取付板
B上の回路に半田付けすることにより取付ける。
【0020】つぎに、上記実施例の同軸コネクタC1 の
一製作例について説明する。
一製作例について説明する。
【0021】まず、図3に示すように、一枚の帯状板か
ら、プレス加工により、外部端子12平面形状の板状体
12’を帯状キャリア15に連接状態で打抜くととも
に、突条11を押し出して形成する。その押し出し成形
は、図4に示すように、突条11の断面形状の突条30
a又は凹条31aを有するポンチ30及びダイ31によ
って行い、図示のごとく、ダイ31上に板状体12’を
置き、ポンチ30を押し付けることにより、その板状体
12’を鎖線のごとく塑性変形させて、図4に示す突条
11を得る。この突条11はほぼ同一の厚肉を有して強
度的に十分なものとなる。また、その突条11は同図か
ら理解できるように、断面三角形状で、ねじ山に似たも
のとなる。一度に打抜きする外部端子12の数は任意で
ある。なお、打抜き時には各外部端子12に対応する位
置決め穴16及び突子12bを同時に形成する。
ら、プレス加工により、外部端子12平面形状の板状体
12’を帯状キャリア15に連接状態で打抜くととも
に、突条11を押し出して形成する。その押し出し成形
は、図4に示すように、突条11の断面形状の突条30
a又は凹条31aを有するポンチ30及びダイ31によ
って行い、図示のごとく、ダイ31上に板状体12’を
置き、ポンチ30を押し付けることにより、その板状体
12’を鎖線のごとく塑性変形させて、図4に示す突条
11を得る。この突条11はほぼ同一の厚肉を有して強
度的に十分なものとなる。また、その突条11は同図か
ら理解できるように、断面三角形状で、ねじ山に似たも
のとなる。一度に打抜きする外部端子12の数は任意で
ある。なお、打抜き時には各外部端子12に対応する位
置決め穴16及び突子12bを同時に形成する。
【0022】つぎに、周知の手段により、図6、図7に
示すように、各板状体12’を円筒状に成形して外部端
子12とし、つづけて、図8に示すように、成形型wに
外部端子12を入れて、樹脂aを注入して絶縁体13及
び突子13bをインサート成形する。このとき、穴16
にピン17を入れて位置決めする。インサート成形する
外部端子12の数は任意である。
示すように、各板状体12’を円筒状に成形して外部端
子12とし、つづけて、図8に示すように、成形型wに
外部端子12を入れて、樹脂aを注入して絶縁体13及
び突子13bをインサート成形する。このとき、穴16
にピン17を入れて位置決めする。インサート成形する
外部端子12の数は任意である。
【0023】絶縁体13の成形後、型抜きし、キャリア
15から外部端子12を切離し、絶縁体13中に内部端
子14を挿入して、同軸コネクタC1 を得る。内部端子
14の挿入は切離し前でもよい。
15から外部端子12を切離し、絶縁体13中に内部端
子14を挿入して、同軸コネクタC1 を得る。内部端子
14の挿入は切離し前でもよい。
【0024】上記板状体12’の打抜き、突条11の成
形、板状体12’の円筒成形は、キャリア15を所要ピ
ッチ、例えば板状体12’のピッチ毎に順々に送って、
所要位置で順々にプレスする、順送プレスによって行
う。絶縁体13のインサート成形、内部端子14の挿入
もその順送に連続させてもよい。
形、板状体12’の円筒成形は、キャリア15を所要ピ
ッチ、例えば板状体12’のピッチ毎に順々に送って、
所要位置で順々にプレスする、順送プレスによって行
う。絶縁体13のインサート成形、内部端子14の挿入
もその順送に連続させてもよい。
【0025】図9乃至図13に他の実施例を示し、この
実施例は、前述の実施例に対し、突条11をほぼ全周に
形成すると共に、絶縁体13の突子13bを全周に形成
したものである。製作手順は、各図に示すように前述と
同様であるが、図12、13に示すように、樹脂aの注
入位置bを変えている。
実施例は、前述の実施例に対し、突条11をほぼ全周に
形成すると共に、絶縁体13の突子13bを全周に形成
したものである。製作手順は、各図に示すように前述と
同様であるが、図12、13に示すように、樹脂aの注
入位置bを変えている。
【0026】図14乃至図18は、BNCコネクタC4
用プラグコネクタC3 の一実施例を示し、図14、図1
5に示すように、前述の実施例と同時に、長方形状の板
状体を円筒状に成形し、その周囲2ヵ所に、プレス押し
出しにより突起(スタッド)21を形成してコネクタシ
ェル22を成している。その突起21の押し出しは、図
17に示すように、全域に亘って肉厚がほぼ同一となる
ようにする。
用プラグコネクタC3 の一実施例を示し、図14、図1
5に示すように、前述の実施例と同時に、長方形状の板
状体を円筒状に成形し、その周囲2ヵ所に、プレス押し
出しにより突起(スタッド)21を形成してコネクタシ
ェル22を成している。その突起21の押し出しは、図
17に示すように、全域に亘って肉厚がほぼ同一となる
ようにする。
【0027】コネクタシェル22には樹脂aがインサー
ト成形されてねじ付き取付部23が設けられ、この中心
にコンタクト(中心導体)24が挿入されている。
ト成形されてねじ付き取付部23が設けられ、この中心
にコンタクト(中心導体)24が挿入されている。
【0028】このプラグコネクタC3 は、同図に示すよ
うに、取付板Bの穴に挿入して、ワッシャ26を介し、
ナット27をねじ込むことにより取付板Bに取付ける。
ワッシャ26は用途によって省略される。
うに、取付板Bの穴に挿入して、ワッシャ26を介し、
ナット27をねじ込むことにより取付板Bに取付ける。
ワッシャ26は用途によって省略される。
【0029】このプラグコネクタC3 も、前述の実施例
と同様に、図16に示すように、一枚の帯状板から、プ
レス加工により、コネクタシェル22の板状体22’を
帯状キャリア25に連接状態で打抜くとともに、突起2
1を膨出させる。
と同様に、図16に示すように、一枚の帯状板から、プ
レス加工により、コネクタシェル22の板状体22’を
帯状キャリア25に連接状態で打抜くとともに、突起2
1を膨出させる。
【0030】つぎに、図18に示すように、各板状体2
2’を円筒状に成形してコネクタシェル22とし、つづ
けて取付部23をインサート成形し、コンタクト24を
入れてプラグコネクタC3 を得る。
2’を円筒状に成形してコネクタシェル22とし、つづ
けて取付部23をインサート成形し、コンタクト24を
入れてプラグコネクタC3 を得る。
【0031】このプラグコネクタC3 の取付部23も、
図19に示すように、コネクタシェル22と一体の板状
体22’により、前記実施例と同様にしてねじ28を形
成したものとすることできる。
図19に示すように、コネクタシェル22と一体の板状
体22’により、前記実施例と同様にしてねじ28を形
成したものとすることできる。
【0032】上記板状体22’の打抜き、その板状体2
2’の円筒化、取付部23の成形、コンタクト24の挿
入も、前述の順送による一連の連続工程とするとよい。
2’の円筒化、取付部23の成形、コンタクト24の挿
入も、前述の順送による一連の連続工程とするとよい。
【0033】なお、同軸コネクタC1 、プラグコネクタ
C3 にかぎらず、接続面が円筒面で、その周面に突起
(突条)が形成されたコネクタであれば、この発明を採
用し得る。また、上記実施例では、突条11は部分的で
あったが(途切れていたが)、外部端子12のねじ山全
長に亘って連続するものでもよい。さらに、絶縁体1
3、23はインサート成形によらず、別個に樹脂成形し
たものを、外部端子12(コネクタシェル22)に挿し
込むようにすることができる。このとき、絶縁体13、
23側は突子13bに代えて、凹子とし、一方、外部端
子12側は、外側の突子12bでなく、内側の突子とし
て前記凹子に嵌まるようにする。
C3 にかぎらず、接続面が円筒面で、その周面に突起
(突条)が形成されたコネクタであれば、この発明を採
用し得る。また、上記実施例では、突条11は部分的で
あったが(途切れていたが)、外部端子12のねじ山全
長に亘って連続するものでもよい。さらに、絶縁体1
3、23はインサート成形によらず、別個に樹脂成形し
たものを、外部端子12(コネクタシェル22)に挿し
込むようにすることができる。このとき、絶縁体13、
23側は突子13bに代えて、凹子とし、一方、外部端
子12側は、外側の突子12bでなく、内側の突子とし
て前記凹子に嵌まるようにする。
【0034】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
生産性が向上し、コネクタの低価格化を図ることができ
る。とくに、突条を同一ねじのつるまき線上とすれば、
筒状外部端子等の接続端子に、従来と同様に、雌端子を
ねじ込むことができ、切り出しねじのものなどに比べれ
ば、はるかに安いものとなる。また、突条はプレス押し
出し成形によるため、強度的に十分なものである。
生産性が向上し、コネクタの低価格化を図ることができ
る。とくに、突条を同一ねじのつるまき線上とすれば、
筒状外部端子等の接続端子に、従来と同様に、雌端子を
ねじ込むことができ、切り出しねじのものなどに比べれ
ば、はるかに安いものとなる。また、突条はプレス押し
出し成形によるため、強度的に十分なものである。
【図1】一実施例の正面図
【図2】同実施例の断面図
【図3】同実施例の製作説明図
【図4】同実施例の製作説明図
【図5】同実施例の要部拡大断面図
【図6】同実施例の製作説明図
【図7】図5の要部拡大図
【図8】同実施例の製作説明図
【図9】他の実施例の正面図
【図10】同実施例の断面図
【図11】同実施例の製作説明図
【図12】同実施例の製作説明図
【図13】同実施例の製作説明図
【図14】他の実施例の断面図
【図15】同実施例の正面図
【図16】同実施例の製作説明図
【図17】同実施例の要部拡大断面図
【図18】同実施例の製作説明図
【図19】他の実施例の断面図
【図20】従来例の使用説明図
【図21】従来例の使用説明用断面図
【図22】従来例の使用説明図
11 突条 12 外部端子 12a 外部端子の足 12b 外部端子の突子 13 絶縁体 13b 絶縁体の突子 14 内部端子 15 キャリア 16 位置決め穴 17 ピン 21 突起 22 コネクタシェル 23 取付部 24 コンタクト 25 キャリア 26 ワッシャ 27 ナット 28 ねじ 30 ポンチ 31 ダイ a 樹脂 w 成形型 C1 、C2 同軸コネクタ C3 プラグコネクタ C4 BNCコネクタ B 取付板 P 同軸ケーブル
Claims (10)
- 【請求項1】 接続面が円筒状で、その周面に突起1
1、21が形成されたコネクタC1 、C3 であって、 上記円筒状接続面は、板状体12’、22’を円筒状に
成形したその外周面で形成し、その周囲に、プレス押し
出し成形により上記突起11、21が形成されたもので
あることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のコネクタが、その円筒状
接続面をなす円筒状外部端子12に絶縁体13を内装
し、この絶縁体13の前記外部端子12の軸心上に内部
端子14を挿入した同軸コネクタC1 であって、 上記外部端子12は、板状体12’を円筒状に成形し
て、その周囲に、プレス押し出し成形により周方向の突
条11が形成されたものであることを特徴とする同軸コ
ネクタ。 - 【請求項3】 上記突条11が同一ねじのつるまき線上
に位置することを特徴とする請求項2記載の同軸コネク
タ。 - 【請求項4】 請求項1記載のコネクタを製造する方法
であって、円筒状接続面をなす板状体12’、22’の
複数個を、帯状キャリア15、25にその帯方向に並列
して連接した状態で打抜くとともに、上記突起11、2
1を膨出させて形成し、その板状体12’、22’を円
筒状にしたのちキャリア15、25から切離すことを特
徴とするコネクタの製造方法。 - 【請求項5】 請求項2又は3記載の同軸コネクタC1
を製造する方法であって、プレス加工により、上記外部
端子12の板状体12’を打ち抜くとともに、上記突条
11を押し出して形成し、その板状体12’を円筒状に
したのち、その円筒状外部端子12内に上記絶縁体13
をインサート成形し、さらに、この絶縁体13に上記内
部端子14を挿入して同軸コネクタを製造する方法。 - 【請求項6】 上記外部端子12の板状体12’の複数
個を、帯状キャリア15にその帯方向に並列して連接し
た状態で打抜き、上記絶縁体13をインサート成形後、
各外部端子12をキャリア15から切り離すことを特徴
とする請求項5記載の同軸コネクタの製造方法。 - 【請求項7】 請求項1記載のコネクタが、BNCコネ
クタC4 に接続されるプラグコネクタC3 であってその
コネクタシェル22は、板状体22’を円筒状に成形し
て、その周囲にプレス押し出し成形により上記BNCコ
ネクタへの嵌合突起21が形成されたものであることを
特徴とするプラグコネクタ。 - 【請求項8】 請求項7記載のプラグコネクタC3 を製
造する方法であって、プレス加工により、上記コネクタ
シェル22の板状体22’を打ち抜くとともに、上記突
起21を膨出させて形成し、その板状体22’を円筒状
にしたのち、その円筒状コネクタシェル22内に絶縁体
23をインサート成形し、さらに、この絶縁体23にコ
ンタクト24を挿入してプラグコネクタを製造する方
法。 - 【請求項9】 上記コネクタシェル22の板状体22’
の複数個を、帯状キャリア25にその帯方向に並列して
連接した状態で打抜き、上記絶縁体23をインサート成
形後、各コネクタシェル22をキャリア25から切り離
すことを特徴とする請求項8記載のプラグコネクタの製
造方法。 - 【請求項10】 請求項5、6、8又は9に記載のコネ
クタの製造方法であって、上記外部端子12又はコネク
タシェル22内に、絶縁体13、23をインサート成形
によって設けずに、別に成形した絶縁体13、23を挿
入して設けることを特徴とするもの。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7112037A JPH08306443A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | コネクタ及びその製造方法 |
MYPI96000778A MY127643A (en) | 1995-05-10 | 1996-03-02 | Connector and process for manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7112037A JPH08306443A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | コネクタ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08306443A true JPH08306443A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14576436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7112037A Pending JPH08306443A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | コネクタ及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08306443A (ja) |
MY (1) | MY127643A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10258689B3 (de) * | 2002-12-13 | 2004-07-08 | Wolfgang B. THÖRNER | Koaxiale Steckverbindung |
DE10258237A1 (de) * | 2002-12-13 | 2004-07-15 | Messer Griesheim Gmbh | Verfahren und Schutzgasgemisch zum Schweißen von Gusseisenwerkstoffen |
JP2007124481A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Harada Ind Co Ltd | 着脱式車両用アンテナ |
-
1995
- 1995-05-10 JP JP7112037A patent/JPH08306443A/ja active Pending
-
1996
- 1996-03-02 MY MYPI96000778A patent/MY127643A/en unknown
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE10258689B3 (de) * | 2002-12-13 | 2004-07-08 | Wolfgang B. THÖRNER | Koaxiale Steckverbindung |
DE10258237A1 (de) * | 2002-12-13 | 2004-07-15 | Messer Griesheim Gmbh | Verfahren und Schutzgasgemisch zum Schweißen von Gusseisenwerkstoffen |
US7001220B2 (en) | 2002-12-13 | 2006-02-21 | Thoerner Wolfgang B | Coaxial plug-and-socket connection |
JP2007124481A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Harada Ind Co Ltd | 着脱式車両用アンテナ |
JP4652950B2 (ja) * | 2005-10-31 | 2011-03-16 | 原田工業株式会社 | 着脱式車両用アンテナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MY127643A (en) | 2006-12-29 |
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