JPH08306319A - マグネトロンの寿命認識方法 - Google Patents

マグネトロンの寿命認識方法

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JPH08306319A
JPH08306319A JP7110767A JP11076795A JPH08306319A JP H08306319 A JPH08306319 A JP H08306319A JP 7110767 A JP7110767 A JP 7110767A JP 11076795 A JP11076795 A JP 11076795A JP H08306319 A JPH08306319 A JP H08306319A
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JP
Japan
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magnetron
output power
life
power
output
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Application number
JP7110767A
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English (en)
Inventor
Takao Matsumoto
貴雄 松本
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 マイクロ波電源2からマグネトロン1に供給
されるアノード電流をマグネトロン1の出力パワーに換
算し、当該出力パワーの換算値を第1モニタ信号Aに変
換する。マグネトロン1から導波管3内へ出力された実
際の入射パワーを測定し、当該入射パワーの実測値を第
2モニタ信号Bに変換する。第1モニタ信号Aと第2モ
ニタ信号Bとを比較し、その差が所定値を越えたことを
もってマグネトロン1が寿命に達したものと判定し、マ
グネトロン交換要求を出す。 【効果】 マグネトロン1の使用時間や出力パワー或い
は負荷の状況等に関わらず、マグネトロン1の寿命を的
確に認識することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波電力によっ
て動作するマグネトロン応用装置に具備されたマグネト
ロンの寿命を認識する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波電力によって動作する装置の
例としては、イオン注入装置等に搭載されるECR(El
ectron Cyclotron Resonance)イオン源がある。このE
CRイオン源は、磁界中のマイクロ波放電によりプラズ
マチャンバ内に導入されたガスをプラズマ化し、そのプ
ラズマから電界によってイオンを外部へ引き出すことに
よってイオンビームを形成するものである。このECR
イオン源の概略の構成を、図3に示す。
【0003】上記ECRイオン源は、マイクロ波を発生
するマグネトロン51と、マグネトロン51にアノード
電流を供給するマイクロ波電源52と、マグネトロン5
1から出力されたマイクロ波をプラズマチャンバ54へ
導く導波管53と、内部で導入ガスをプラズマ化するプ
ラズマチャンバ54とを備えている。
【0004】上記のECRイオン源において、イオンビ
ームのビーム電流調整のために、マグネトロン51の出
力の調整が行われる。このマグネトロンの出力調整は、
外部より上記マイクロ波電源52に与える制御信号の信
号レベルを変化させることによってなされる。マイクロ
波電源52に制御信号が入力された場合、その制御信号
が出力パワー制御回路52aにてアノード電流発生回路
52bの動作信号に変換され、アノード電流発生回路5
2bに送られる。アノード電流発生回路52bは、前記
制御信号の信号レベルに応じたアノード電流を発生して
これをマグネトロン51に供給する。そして、マグネト
ロン51は、アノード電流に応じたパワーのマイクロ波
を出力する。
【0005】上記マイクロ波電源52には、アノード電
流発生回路52bの動作時間を積算する使用時間積算タ
イマ52cが設けられている。この使用時間積算タイマ
52cは、マグネトロン51の交換時にリセットされ、
マグネトロン51の使用時間の管理に用いられる。
【0006】従来では、上記の使用時間積算タイマ52
cの積算値が、メーカー等が規定(例えば5000時間
等と規定)しているマグネトロン51の寿命の規定時間
に達すれば、マグネトロン51の交換を行うようにして
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の規定
時間は、マグネトロン51の出力パワーの最大使用時に
対してのものであって、実際の使用出力パワーが最大よ
りも低くければ、実際の寿命は上記規定時間よりも延び
る。また、マグネトロン51の寿命は、負荷(ここでは
プラズマチャンバ54)の状況によっても変化し、マグ
ネトロン51の使用時間が規定時間に達したからといっ
て、交換する必要がないことも多い。
【0008】しかしながら、従来では、上述のように使
用時間だけでなく使用出力パワーや負荷の状況などによ
っても変わるマグネトロン51の寿命を正確に認識する
ことはできなかったので、マグネトロン51の交換時期
の判断は、マグネトロン51の使用時間を基準にしてい
るのが現状であった。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、マグネトロンの寿命を的確に認識する
ことができるマグネトロンの寿命認識方法を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のマグネトロンの
寿命認識方法は、上記の課題を解決するために、マグネ
トロンに供給されるアノード電流をマグネトロンの出力
パワーに換算する第1ステップと、マグネトロンから導
波管内へ出力された実際の出力パワーを測定する第2ス
テップと、上記第1ステップでアノード電流から換算し
た出力パワーの値と、上記第2ステップで測定した出力
パワーの実測値とを比較し、その差が所定値を越えた場
合に当該マグネトロンが寿命に達したと判断する第3ス
テップとを含んでいることを特徴としている。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、マグネトロンはアノード
電流に応じたパワーのマイクロ波を出力するので、第1
ステップでマグネトロンに供給されるアノード電流をマ
グネトロンの出力パワーに換算している。そして、この
アノード電流から換算した出力パワーの値と、マグネト
ロンの出力パワーの実測値とを比較し、その差が所定値
を越えたことをもって、マグネトロンが寿命に達したと
認識する。
【0012】すなわち、マグネトロンが寿命に近づく
と、供給されるアノード電流が同じでも、実際の出力パ
ワー(入射パワー)が低下する現象が起きるので、上記
のようにアノード電流から換算した出力パワーと実出力
パワーとを比較すれば、マグネトロンの使用時間や出力
パワー或いは負荷の状況等によって変化するマグネトロ
ンの寿命を的確に判断することができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例について、図1および図2
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0014】本実施例では、電子サイクロトロン共鳴
(ECR)条件の磁界中でマイクロ波放電を生じさせて
プラズマを生成し、このプラズマからイオンをビームと
して引き出すECRイオン源への適用例を説明する。
【0015】上記ECRイオン源は、所定周波数(例え
ば2.45GHz)のマイクロ波を発生するマグネトロン
1と、マグネトロン1にアノード電流を供給するマイク
ロ波電源2と、マグネトロン1から出力されたマイクロ
波をプラズマチャンバ4へ導く導波管3と、内部で導入
ガスをプラズマ化するプラズマチャンバ4(負荷)と、
導波管3のインピーダンスとプラズマチャンバ4側のイ
ンピーダンス(負荷インピーダンス)との間のインピー
ダンス整合を図る機能を持つインピーダンス整合部5
と、インピーダンス整合部5の動作を制御するチューナ
6と、マグネトロンの寿命を認識してマグネトロン交換
要求信号を出力するコントローラ7とを備えている。
【0016】上記プラズマチャンバ4の周囲には、ソレ
ノイドコイルを備えたソースマグネット(図示せず)が
配設されており、プラズマチャンバ4内にビーム引き出
し方向と略平行な磁界を形成するようになっている。ま
た、プラズマチャンバ4には図示しないビーム引出しス
リットが形成されており、プラズマチャンバ4の外部に
おけるビーム引出しスリットと対向する位置には、図示
しない引出電極系が配置されている。そして、プラズマ
チャンバ4と引出電極系との間に引出電圧が印加される
ことにより、両者間に強い外部電界が形成され、この外
部電界により、プラズマチャンバ4内で生成されたプラ
ズマ中のイオンが、ビーム引出しスリットから引き出さ
れ、イオンビームが形成されるようになっている。尚、
このECRイオン源をイオン注入装置に適用する場合、
ECRイオン源の後段には、さらに、質量分析によって
所定のイオンのみを選別して取り出す分析マグネット、
ビームを輸送する中でビーム形状の整形、加速、走査等
を行うビームライン部、およびシリコンウェハ等のイオ
ン照射対象物をセットして注入処理を行うエンドステー
ションが、この順に設けられる。
【0017】上記ECRイオン源のマグネトロン1は、
マイクロ波電源2から供給されるアノード電流に応じた
パワーのマイクロ波を発生する。
【0018】上記マイクロ波電源2は、イオンビームの
ビーム電流調整を行うコントローラ等の外部装置より入
力された制御信号(たとえばレンジ0−10V)の電圧
レベルに応じたアノード電流を出力するように構成され
ている。
【0019】このマイクロ波電源2は、外部より入力さ
れた制御信号の電圧レベルに応じてアノード電流発生回
路2bの出力制御を行う出力パワー制御回路2aと、ア
ノード電流を発生してマグネトロン1に出力するアノー
ド電流発生回路2bと、アノード電流発生回路2bの出
力から換算したマグネトロン1の出力パワー(0−10
00W)を、その出力パワーに応じた電圧レベルの第1
モニタ信号A(0−10V)に変換する出力/電圧変換
回路2cと、アノード電流発生回路2bの動作時間を積
算する使用時間積算タイマ2dとを備えている。
【0020】上記インピーダンス整合部5は、図示しな
いステッピングモータ等の駆動部に駆動されて導波管3
内での位置を変え、導波管3のインピーダンスとプラズ
マチャンバ4側のインピーダンスとの間のインピーダン
ス整合(負荷整合)を図るインピーダンス整合用スタブ
(以下、単にスタブと称する)5aと、導波管3内に生
じる定在波を測定する定在波測定センサ5bとを備えて
いる。例えば、上記スタブ5aは3本設けられ、それぞ
れのスタブ5aに対応するかたちで導波管3内の電界を
検出する3本のアンテナが定在波測定センサ5bとして
設けられている。
【0021】上記インピーダンス整合部5の出力(定在
波測定センサ5bの出力およびスタブの位置情報等)
は、チューナ6へ入力される。上記チューナ6は、定在
波の実測値に基づいて、スタブ5aの位置を駆動部を介
して制御し、導波管3内に定在波が発生しないようにス
タブ5aの位置調整を行う。
【0022】また、上記インピーダンス整合部5および
チューナ6からなるインピーダンス整合系は、マグネト
ロン1から出力されて導波管3内をプラズマチャンバ4
へと進行する進行波のパワー(入射パワー)、並びに導
波管3内の反射波のパワーを測定する機能を有する。導
波管3内を伝わるマグネトロン1の出力パワー(入射パ
ワー)の測定は、上記インピーダンス整合部5からの出
力に基づいて行われる。
【0023】そして、上記チューナ6は、導波管3内を
伝わるマグネトロン1の出力パワー(入射パワー)の測
定値(0−1000W)を、第2モニタ信号B(0−1
0V)に変換してコントローラ7へと出力するようにな
っている。
【0024】上記コントローラ7は、出力/電圧変換回
路2cが出力する第1モニタ信号Aと、チューナ6が出
力する第2モニタ信号Bとを比較し、両者の差に基づい
てマグネトロン1の寿命を判断する。このコントローラ
7としては、比較プログラムを実行するシーケンサ等を
用いることができる。
【0025】上記の構成において、ECRイオン源にお
けるマグネトロン1の寿命の判断動作を以下に説明す
る。
【0026】先ず、マグネトロン1の新品時に所定の条
件でECRイオン源を運転し、このとき得られる第1モ
ニタ信号A(マグネトロン1に供給されるアノード電流
から換算したマグネトロン1の出力パワー)と、第2モ
ニタ信号B(導波管3内の実際の入射パワー)との差
を、オフセット値としてコントローラ7内に保持してお
く。また、このとき、上記コントローラ7に、マグネト
ロン1の寿命の判断基準となる値である、オフセット値
を除いた第1モニタ信号Aと第2モニタ信号Bとの差に
対するしきい値Cを、予め設定しておく。
【0027】その後のECRイオン源の運転により、マ
グネトロン1の性能は経時劣化し、交換の必要が生じ
る。マグネトロン1の寿命は、前述のように、マグネト
ロン1の使用時間、マグネトロン1の出力パワー、負荷
(プラズマチャンバ54)の状況等によって一定ではな
い。しかしながら、マグネトロン1が寿命に近づくと、
マイクロ波電源2から供給されるアノード電流が同じで
も、実際の出力パワー(入射パワー)が低下する現象が
起きる。
【0028】そこで、ECRイオン源の運転中、コント
ローラ7は、オフセット値を除いた第1モニタ信号Aと
第2モニタ信号Bとの差が、前記のしきい値Cを越えた
か否かを常時判断し、その差がしきい値Cを越えたと
き、マグネトロン1が寿命に達したと判断し、マグネト
ロン交換要求信号を出力する。
【0029】マグネトロン交換要求信号が出されると、
CRTディスプレイやLCD表示ランプ等の表示手段
(図示せず)にマグネトロンの交換が必要である旨が表
示されると共に、必要に応じて警報ブザーが動作し、作
業員にその旨が報知される。
【0030】本実施例において、使用時間積算タイマ2
dは、マグネトロン1の大体の交換時期を予測するため
に用いられるのであって、オペレータがマグネトロン1
の交換時期を認識するのは、コントローラ7からマグネ
トロン交換要求信号が出力されたときである。
【0031】以上のように、本実施例のマグネトロン応
用装置としてのECRイオン源は、 マイクロ波電源2からマグネトロン1に供給されるア
ノード電流をマグネトロン1の出力パワーに換算し、当
該出力パワーの換算値を第1モニタ信号Aとして出力す
る換算手段(出力/電圧変換回路2c)と、 マグネトロン1から導波管3内へ出力された実際の入
射パワーを測定し、当該入射パワーの実測値を第2モニ
タ信号Bとして出力する測定手段(インピーダンス整合
部5およびチューナ6)と、 上記第1モニタ信号Aと第2モニタ信号Bとを比較
し、その差が所定値(オフセット値+しきい値C)を越
えたか否かを判断し、その差が所定値を越えた場合にマ
グネトロン1が寿命に達したことを判断する判断手段
(コントローラ7)とを備えている構成である。
【0032】これにより、マグネトロン1の使用時間、
マグネトロン1の使用条件(出力パワー)、負荷の状況
等に関わらず、マグネトロン1の寿命を的確に認識する
ことができる。
【0033】このため、従来のようにマグネトロン1の
使用積算時間がメーカー等が定めた規定時間に到達した
ことをもってマグネトロン1の交換を行う場合に比べ
て、その交換時期を延長することができるので、ひいて
はマグネトロン1の動作時間の延長並びにメンテナンス
回数の減少による運転コストの削減効果が充分期待でき
る。
【0034】尚、本実施例では、マグネトロン1から導
波管3内へ出力された入射パワーの測定を、インピーダ
ンス整合部5およびチューナ6において行うようになっ
ているが、これに限定されるものではなく、例えば、以
下のような構成で入射パワーの測定を行うこともでき
る。
【0035】すなわち、図2に示すように、マグネトロ
ン1と導波管3との接続部付近に、マグネトロン1から
出力された進行波(入射波)のみを通過させ、反射波を
吸収してマグネトロン1へ戻るのを防ぐアイソレータ8
と、入射波成分と反射波成分とを分離して取り出す方向
性結合器9とを設け、この方向性結合器9にて取り出し
た入射波のパワーを入射波パワー測定部10にて測定す
る。
【0036】また、本実施例では、コントローラ7によ
ってマグネトロン1の寿命が自動判定されるようになっ
ているが、次のように構成してもよい。たとえば、第1
モニタ信号Aと第2モニタ信号Bとを同一画面上に表示
する等、両モニタ信号A・Bをオペレータが目視で比較
可能に表示し、両モニタ信号A・Bの差が所定値を越え
た否かをオペレータ自らが判断するようにしてもよい。
【0037】また、本実施例では、ECRイオン源を例
に挙げて説明したが、本発明はマグネトロンを具備した
その他のマグネトロン応用装置にも適用可能である。上
記実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかに
するものであって、そのような具体例にのみ限定して狭
義に解釈されるべきものではなく、本発明の精神と特許
請求の範囲内で、いろいろと変更して実施することがで
きるものである。
【0038】
【発明の効果】本発明のマグネトロンの寿命認識方法
は、以上のように、マグネトロンに供給されるアノード
電流をマグネトロンの出力パワーに換算する第1ステッ
プと、マグネトロンから導波管内へ出力された実際の出
力パワーを測定する第2ステップと、上記第1ステップ
でアノード電流から換算した出力パワーの値と、上記第
2ステップで測定した出力パワーの実測値とを比較し、
その差が所定値を越えた場合に当該マグネトロンが寿命
に達したと判断する第3ステップとを含んでいる構成で
ある。
【0039】それゆえ、マグネトロンの使用時間や出力
パワー或いは負荷の状況等によって変化するマグネトロ
ンの寿命を的確に判断することができる。これにより、
規定時間到達による交換よりもマグネトロンの交換時期
を延長でき、ひいてはマグネトロンの動作時間の延長並
びにメンテナンス回数の減少による運転コストの削減が
図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、ECRイ
オン源の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】導波管内の入射パワーを測定するための構成を
示すブロック図である。
【図3】従来のECRイオン源の要部の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】 1 マグネトロン 2 マイクロ波電源 2a 出力パワー制御回路 2b アノード電流発生回路 2c 出力/電圧変換回路 3 導波管 5 インピーダンス整合部 5a スタブ 5b 定在波測定センサ 6 チューナ 7 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネトロンに供給されるアノード電流を
    マグネトロンの出力パワーに換算する第1ステップと、 マグネトロンから導波管内へ出力された実際の出力パワ
    ーを測定する第2ステップと、 上記第1ステップでアノード電流から換算した出力パワ
    ーの値と、上記第2ステップで測定した出力パワーの実
    測値とを比較し、その差が所定値を越えた場合に当該マ
    グネトロンが寿命に達したと判断する第3ステップとを
    含むことを特徴とするマグネトロンの寿命認識方法。
JP7110767A 1995-05-09 1995-05-09 マグネトロンの寿命認識方法 Pending JPH08306319A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013146655A1 (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置、および高周波発生器
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