JPH08306189A - 内部セル電圧を減少させたsramメモリセル - Google Patents

内部セル電圧を減少させたsramメモリセル

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JPH08306189A
JPH08306189A JP8066919A JP6691996A JPH08306189A JP H08306189 A JPH08306189 A JP H08306189A JP 8066919 A JP8066919 A JP 8066919A JP 6691996 A JP6691996 A JP 6691996A JP H08306189 A JPH08306189 A JP H08306189A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セル内部の電圧をVCCより低い電圧へ低下さ
せながらシステムレベル電圧をVCCから低下させずに動
作する改良したメモリを提供する。 【解決手段】 本発明のメモリセル(36)は選択的に
導通すべく動作可能であり且つ第一セルノード(16)
と低基準電圧ノード(18)との間に結合されている第
一装置(12)を有すると共に、選択的に導通すべく動
作可能であり且つ第二セルノード(20)と低基準電圧
ノード(18)との間に結合されている第二装置(1
4)を有している。本メモリセルは、更に、セル電圧を
受取るための電圧源ノード(24)を有すると共に、電
圧源ノード(24)を第一及び第二セルノード(16,
20)へ結合させるための回路(22a,26a;22
b,26b)を有している。更に、本メモリセルは、セ
ル電圧を発生するためのセル電圧回路(38)を有して
おり、このセル電圧回路は、システムレベル電圧より低
いセル電圧を出力すべく動作可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリセルに関する
ものであって、更に詳細には、内部セル電圧を減少させ
たSRAMメモリセルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル装置は、パソコン、遠距離通
信、消費者電子装置等の多数の適用場面において益々広
範に使用されている。その結果、デジタルメモリの使用
も間断なく増加している。その結果、このようなメモリ
を使用する装置が信頼性のあるものであるようにデジタ
ルメモリの信頼性を改善することが重要である。
【0003】SRAMセルの信頼性は多くの要因に依存
している。以下に詳細に説明するように、1つの重要な
要因はこのようなセルへ印加される電圧レベルである。
このような電圧レベルの効果を理解するために、最初
に、SRAMセルの従来技術による電圧の印加について
説明する。そのために、図1は、公知の「4T−2R」
形態で接続された典型的なSRAMセル10、即ち4個
のトランジスタと2個のプルアップ抵抗とを具備するS
RAMセルを示している。特に、セル10は交差接続し
た2個のNチャンネルトランジスタ12及び14を有し
ている。トランジスタ12のドレインはセルノード16
へ接続しており且つトランジスタ12のソースはセルノ
ード18へ接続している。トランジスタ14のドレイン
はセルノード20へ接続しており且つトランジスタ12
のソースはノード18へ接続している。トランジスタ1
2のゲートはセルノード20へ接続しており、一方トラ
ンジスタ14のゲートはセルノード16へ接続してい
る。ノード18はVSSとして示した低基準電圧へ接続し
ており、それは通常接地電圧である。
【0004】ノード16及び20は当該技術分野におい
て慣用されているように本明細書においてセルノードと
して言及する。ノード16はプルアップ抵抗22を介し
て電圧源ノード24へ接続しており、且つノード20は
プルアップ抵抗26を介して電圧源ノード24へ接続し
ている。電圧源ノード24はVCCとして示したシステム
レベル電圧へ接続しており、システムレベル電圧V
CCは、通常、5Vの程度の電圧へ接続している。VCC
システムレベル電圧と呼称する。何故ならば、当該技術
分野において公知の如く、それは例えばデコーダ、バッ
ファ等のその他の関連する回路のみならずメモリセル1
0を含むチップのその他の区域へ接続されている電源電
圧だからである。注意すべきことであるが、抵抗22及
び26の抵抗値は同一であり(これらの抵抗に関連して
どのような公差レベルが与えられようとも)、且つそれ
は典型的に1010乃至1012Ωの程度である。
【0005】セルノード16及び20の各々は同様の態
様で対応するビット線28及び30へ夫々接続してい
る。特に、セルノード16はNチャンネルトランジスタ
32を介してビット線28へ接続しており、且つセルノ
ード20はNチャンネルトランジスタ34を介してビッ
ト線30へ接続している。以下に説明する理由により、
トランジスタ32及び34は本明細書においてはパスゲ
ートトランジスタと呼称する。パスゲートトランジスタ
32及び34のゲートは書込/読取線35(即ち、ワー
ド線)へ接続しており、それは、以下に説明するよう
に、SRAMセル10への書込み又はそれからの読取り
を可能とするためにVCCに等しい電圧レベルにある書込
/読取信号(W/R)として示す)を受取る。
【0006】ビット線28及び30は、各々、一端部に
おいて負荷要素28a及び30aへ夫々接続している。
負荷要素28a及び30aは電圧源ノード24における
ものと同一のシステムレベル電圧、即ちVCCによってバ
イアスされる。負荷要素28a及び30aによって出力
される電圧は、負荷として選択される部品に依存する。
特に、当該技術分野において公知の如く、負荷要素28
a及び30aの各々は、典型的に、1個のトランジスタ
から構成されている。例えば、各負荷要素28a及び3
0aは、そのソースをVCCへ接続し、そのゲートをVSS
へ接続し、且つそのドレインを夫々のビット線へ接続し
たPチャンネルトランジスタを有することが可能であ
る。この場合には、Pチャンネルトランジスタのドレイ
ン電圧はVCCのバイアスを夫々のビット線へ出力する。
2番目の例としては、各負荷要素28a及び30aは、
そのゲート及びドレインをVCCへ接続し且つそのソース
を夫々のビット線へ接続したNチャンネルトランジスタ
を有することが可能である。この場合には、Nチャンネ
ルトランジスタのソース電圧は、VCC−VTnloadのバイ
アスを夫々のビット線へ出力し、その場合にVTnload
負荷要素28a及び30aのNチャンネルトランジスタ
のスレッシュホールド電圧である。ビット線28及び3
0上のこれらの電圧レベルのために、図1は各負荷から
の電圧を「VCC又はVCC−VTnload 」として示してあ
る。
【0007】それらの他方の端部においては、ビット線
28及び30は、各々、ビット線の各々へデータビット
を書込み及びそれからデータビットを読取るための例え
ばドライバ/センスアンプ等の回路(不図示)へ接続し
ている。当該技術分野において公知の如く、与えられた
メモリセルに対して、ビット線28及び30に沿っての
信号は論理的に相補的なものである。従って、図1にお
ける説明の便宜上、ビット線28は信号BIT_で示し
てあり、一方ビット線30は信号BIT、即ち信号BI
T_の補元で示してある。尚、本明細書において、英文
字記号の後にアンダーラインを付したものは、その英文
字記号の信号の反転信号であることを示している。
【0008】セル10への書込動作は以下の通りであ
る。最初に、論理的に相補的な信号がビット線28及び
30へ供給される。これらの信号は、典型的に、公知の
プレチャージ技術を使用して行なわれる。例えば、ビッ
ト線28が論理的に高であるべきであり、一方ビット線
30が論理的に低であるべき場合には、ビット線28は
完全にVCCへプレチャージすることが許容され、一方、
負荷28内においてPチャンネルトランジスタが使用さ
れる場合には(又は、負荷28内においてNチャンネル
トランジスタが使用される場合には、VCC
Tnload)、ビットライン30は放電される。次いで、
W/RがVCCへアサート即ち活性化され、従ってトラン
ジスタ32及び34は、ビット線28及び30を、プル
アップ又はプルダウンノード16及び20へ夫々結合さ
せる。
【0009】従って、トランジスタ32及び34はゲー
トとして作用し、それらは、イネーブル即ち動作可能状
態とされると、ビット線28及び30からのデータをト
ランジスタ16及び20へパスさせ、従って、トランジ
スタ32及び34は、本明細書においては、パスゲート
トランジスタと呼称する。ビット線28からの高状態が
セルノード16へ供給され且つトランジスタ14のゲー
トへ供給されると、トランジスタ14は導通状態とな
る。同時に、ビット線30からの低状態がセルノード2
0へ供給され、更にトランジスタ12のゲートへ供給さ
れ、その際にトランジスタ12が導通状態となることを
阻止する。次いで、W/Rが脱活性化される。トランジ
スタ14は現在導通状態にあるので、それはセルノード
20において低電圧状態を維持し、従ってトラジスタ1
2を非導通状態に維持する。更に、トランジスタ12が
導通状態になく且つ抵抗22の抵抗値が与えられると、
システムレベル電圧VCCはセルノード16を継続してV
CCへプルアップする。セルノード16におけるこの電圧
はトランジスタ14のゲートへ供給され、従ってトラン
ジスタ14を導通状態に維持する。
【0010】上述したことから当業者にとって明らかな
如く、パスゲートトランジスタ32及び34が導通状態
でなくなると、トランジスタ12及び14の状態はビッ
ト線28及び30から受取られる相補的な信号によって
同一の状態に維持される。更に、この例が逆にされると
(即ち、ビット線28が低状態でビット線30が高状
態)、トランジスタ12及び14の状態も逆となるが、
パスゲートトランジスタ32及び30がもはや導通状態
でなくなると静的な状態を維持する。
【0011】典型的なSRAMセルについて説明した
が、SRAMセルの信頼性に提供を与える1つの重要な
要因はこのようなセルへ印加される電圧レベルであるこ
とに注意すべきである。図1の例においては、これは、
電圧源ノード24へ印加される電圧レベルであり、それ
は、従来技術においては、VCCである。特に、当該技術
分野において公知の如く、SRAMセル10のトランジ
スタは通常かなり薄い層間酸化膜で構成されており、即
ち、それは、下側に存在する半導体からトランジスタゲ
ートを分離するゲート酸化膜又はその他の構成要素とし
ての層の間の酸化膜等の種々の層又は構成要素の間の酸
化膜である。更に公知のことであるが、このような薄い
層間酸化膜は、特に高電圧レベルにおいて、時間と共に
劣化する蓋然性がある。従って、時間に関してSRAM
セルの信頼性を改善する1つの方法は、メモリセルトラ
ンジスタへ印加される電圧を低下させることである。こ
の原理に基づいて、ある従来技術のシステムにおいて
は、VCCを全体的に減少させており、即ちVCCへ接続さ
れている全てのノードはより低い電圧を受取るものであ
る。従って、図1において、電圧源ノード24における
電圧は、両方の負荷28a及び30a上の電圧と同じく
減少される。このような全体的な態様で電圧を減少させ
ることによって、SRAMセルの寿命が改善される。
【0012】然しながら、本発明は多くのメモリ又はメ
モリセル適用例はVCCを全体的に減少させることを許容
するものではないということの認識に立つものである。
更に、あるレベルを超えてVCCを全体的に減少させるこ
とは不正確な動作及び性能の劣化を発生させる場合があ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、セル内部の
電圧をVCCより低い値へ低下させながら減少させること
のないシステムレベル電圧VCCで動作する改良したメモ
リを提供することを目的とする。そうすることにより、
メモリは性能の劣化なしで信頼性が改善される。本発明
の別の目的とするところは、従来のSRAMメモリセル
よりも信頼性の大きな改良したメモリを提供することで
ある。本発明の更に別の目的とするところは、4T−2
Rセル、6−Tセル、又は減少させたセル電圧から利益
が得られるその他のSRAMメモリ形態として構成する
ことの可能な改良したメモリを提供することである。本
発明の更に別の目的とするところは、メモリ内に容易に
且つ効果的に設けることの可能な減少させたセル電圧を
発生するバイアス回路を具備する改良したメモリを提供
することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の好適実施形態に
おいては、メモリセルが、選択的に導通すべく動作可能
であり且つ第一セルノードと低基準電圧ノードとの間に
結合されている第一装置、及び選択的に導通すべく動作
可能であり且つ第二セルノードと低基準電圧ノードとの
間に結合されている第二装置を有している。本メモリセ
ルは、更に、第一及び第二データ線を有すると共に、シ
ステムレベル電圧を受取り且つ第一及び第二データ線を
夫々第一及び第二データ電圧へバイアスさせる回路を有
しており、第一及び第二データ電圧は書込動作期間中に
おいて論理的に相補的な信号を構成する。更に、本メモ
リセルは、論理高電圧が選択的に第一及び第二セルノー
ドのうちの一方へ書込まれ、一方論理低が第一及び第二
セルノードのうちの他方へ書込まれるように、第一及び
第二データ線を夫々第一及び第二セルノードへ結合させ
る回路を有している。更に、本メモリセルは、セル電圧
を受取るための電圧源ノードを有すると共に、電圧源ノ
ードを第一及び第二セルノードへ結合させる回路を有し
ている。更に、本メモリセルは、セル電圧を発生するセ
ル電圧回路を有しており、このセル電圧回路はシステム
レベル電圧より低いセル電圧を出力すべく動作可能であ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図2は本発明の1実施例に基づい
て構成したSRAMセル36を示しており、それは多く
の点において図1に示したSRAMセル10と類似して
いる。従って、図1及び2において同様の構成要素には
同様の参照番号を使用している。先ず、共通の構成要素
について説明すると、セル36は交差接続したNチャン
ネルトランジスタ12及び14を有すると共にセルノー
ド16及び20を有している。セルノード16及び20
は、パスゲートトランジスタ32及び34によって夫々
のビット線28及び30へ結合している。更に、ビット
線28及び30は、夫々の負荷28a及び30aを介し
て、VCC(又はVCC−VTnload)へ結合しており、書込
動作期間中において、データ線28上におけるBIT_
及びデータ線30上におけるBITの論理的に相補的な
信号を受取る。注意すべきことであるが、読取動作につ
いての詳細な説明は割愛するが、公知技術から容易に理
解可能なものである。
【0016】更に、セルノード16及び20は夫々の抵
抗を介して電圧源ノード24へ接続している。然しなが
ら、図2においては、これらの抵抗は22a及び26a
の符号が付けられており、何故ならば、以下に説明する
ように、それらの抵抗値は図1における対応する対抗2
2及び26とは多少異なる場合があるからである。典型
的に、抵抗22a及び26aの抵抗値は同一であり(こ
れらの抵抗に関連する公差レベルがどのようなものであ
ろうとも)、且つ典型的に1010乃至1012Ωの程度で
ある。
【0017】図1のSRAMセル10と異なり、図2に
おいては、電圧源ノード24は減少された内部セル電圧
I を受取るべく接続されている。更に詳細に説明する
と、電圧源ノード24は内部セル電圧回路38の出力端
38bへ接続している。内部セル電圧回路38の入力端
38aはシステムレベル電圧VCCへ接続している。好適
実施例においては、以下に説明する理由により、VI
CCよりも低い電圧である。
【0018】セル36への書込動作はセル10に対する
ものと同じであるが、セルにデータが書込まれた場合に
セル36の付加的な利点を理解するためにより詳細に説
明する。最初に、負荷28a及び30aを使用し且つ公
知のプレチャージ技術を使用して、最初に相補的な信号
をビット線28及び30へ供給し、その後に、W/Rを
CCへアサート即ち活性化させ、従ってパスゲートトラ
ンジスタ32及び34はビット線28及び30を夫々セ
ルノード16及び20へ結合する。ビット線28が高状
態であると仮定すると(従って、ビット線30が低状
態)、本発明は、ノード16へ「書込」が行なわれた
「論理高」電圧がVCCの完全な大きさよりも低い電圧レ
ベルであると認識する。以下に詳細に説明するように、
このことは負荷28a及び30aがNチャンネルトラン
ジスタを使用するか又はPチャンネルトランジスタを使
用するかということに拘らず成立する。
【0019】セルノード16(又はセルノード20)へ
論理高電圧が書込まれる場合を説明する前に、負荷28
a及び30aにおいて使用されるトランジスタの型に応
答してビット線28及び30における電圧の大きさを評
価することについて説明する。上述した如く、負荷28
a及び30aの各々がNチャンネルトランジスタを使用
する場合には、相対的に高いビット線(即ち、一方が充
電され且つ他方が放電されるビット線28又は30のい
ずれか)におけるデータ電圧VD は次式で表わされる。
【0020】VD =VCC−VTnload (1) 換言すると、Nチャンネル負荷トランジスタのスレッシ
ュホールド値は負荷トランジスタを横断して降下し、そ
の際に対応するビット線28又は30においてより低い
電圧を印加させる。一方、負荷28a及び30aの各々
がPチャンネルトランジスタを使用する場合には、Pチ
ャンネルトランジスタを横断してスレッシュホールド電
圧が降下することはなく、従って、相対的に高いビット
線(即ち、一方が充電され且つ他方が放電されるビット
線28又は30のいずれか)におけるデータ電圧VD
次式で表わされる。
【0021】VD =VCC (2) 従って、上の式(1)及び(2)から、当業者に明らか
な如く、ビット線上のデータ値の大きさは負荷28a及
び30aにおいて使用するトランジスタの型に依存す
る。然しながら、以下に示すように、このような差にも
拘らず、セルノード16(又はノード20)へ書込まれ
る論理高電圧の大きさは、負荷トランジスタの型(即
ち、Pチャンネルか又はNチャンネルのいずれか)に拘
らずに同一である。
【0022】パスゲートトランジスタによってセルノー
ドへ「書込」が行なわれる電圧について説明するため
に、先ず、ビット線28がPチャンネル負荷装置28a
によって駆動される場合について検討する。この場合に
も論理高の場合について説明するが、論理低の場合には
反対の態様で動作することを容易に理解することが可能
である。この場合には、VCCがパスゲートトランジスタ
32のゲートへ印加され、且つ(式(2)から)ビット
線28上のVCC電圧レベルがパスゲートトランジスタ3
2のドレインへ供給される。従って、セルノード16へ
「書込」が行なわれる電圧レベルVW は、パスゲートト
ランジスタ32のソースがプルされるレベルであって、
即ち次式で表わされる。
【0023】VW =VCC−VTpass (3) 尚、VTpass はパスゲートトランジスタ32のスレッシ
ュホールド電圧である。換言すると、パスゲートトラン
ジスタ32のソースは式(3)に示したレベルへ上昇す
ることが可能であるに過ぎず、そうでない場合には、不
充分なゲート対ソース電圧がトランジスタ32が導通状
態になることを阻止する。
【0024】パスゲートランジスタによってセルノード
へ書込まれる電圧についての説明を継続するために、次
に、ビット線28がNチャンネル負荷装置28aによっ
て駆動される場合について検討する。この場合にも論理
高の場合について説明するが、論理低の場合には反対の
態様で動作することを容易に理解することが可能であ
る。この場合には、VCCがパスゲートトランジスタ32
のゲートへ印加され、且つ(式(1)から)ビット線2
8上のVCC−VTnload 電圧レベルがパスゲートトラン
ジスタ32のドレインへ供給される。更に、注意すべき
ことであるが、パスゲートトランジスタ32及び34の
スレッシュホールド電圧は、好適には、異なる装置寸法
に基づいて、負荷28a及び30aにおけるトランジス
タに対するスレッシュホールド電圧を超える。従って、
セルノード16へ書込まれる電圧VW は、その上限が、
負荷トランジスタのスレッシュホールド電圧ではなくパ
スゲートトランジスタのスレッシュホールド電圧によっ
て制限される。その結果、この例におけるVW は次式で
表わされる。
【0025】VW =VCC−VTpass (4) 尚、VTpass はパスゲートトランジスタ32のスレッシ
ュホールド電圧である。換言すると、例えドレイン電圧
がより大きなレベルであったとしても、即ちVCC−V
Tnload、パスゲートトランジスタ32のソースは式
(4)に示したより低いレベルへ上昇可能であるに過ぎ
ず、そうでなければ、不充分なゲート対ソース電圧がト
ランジスタ32が導通状態となることを阻止する。
【0026】従って、式(3)及び(4)において得ら
れた同一の結果から容易に示されるように、本発明は、
ビット線28及び30上の負荷装置の型に拘らずに、V
W が約システムレベル電圧(VCC)−パスゲートトラン
ジスタのスレッシュホールド電圧(VTpass )である。
更に、当該技術分野において公知の如く、VTpass の値
は、トランジスタ32のバックゲートバイアス及びトラ
ンジスタ32の特性に依存する。
【0027】セルノード16又は20へ書込みを行なっ
た電圧について説明したが、パスゲートトランジスタ3
2及び34を同時的にオン状態にゲート動作した後の以
下の点について注意すべきである。最初にW/Rが脱活
性化される。図1について説明したように、W/Rを脱
活性化した後に、セルノード16は電圧源ノード24に
おける電圧へプルアップされる。従って、従来技術にお
いては、ノード16はVCCへプルアップされる。然しな
がら、図2においては、電圧源ノード24におけるこの
電圧はVI に等しく、それは、上述した如く、VCCより
低い電圧レベルである。更に、セルノード16及び20
へ書込まれる電圧VW はVCC−VTpassと等しいので、
I は、好適には、VCC−VTpass と等しいか又はわず
かにそれより大きなものである。即ち、VI がVCC−V
Tpass と等しい場合には、W/Rが脱活性化された後
に、セルノード16における電圧はパスゲートトランジ
スタ32から受取ったものと同一の大きさに維持される
(即ち、VCC−VTpass )。更に、この減少された電圧
の大きさVCC−VTpass は、トランジスタ14のゲート
へ結合されたままとなり、その際に該セルの爾後のデー
タ読取りに対してセル36を固定されたデータ状態に維
持する。
【0028】トランジスタ12及び14のゲートへ印加
されるプルアップされたバイアスは、従来技術と比較し
た場合に、効果的に減少されている。特に、トランジス
タ12及び14のうちの一方は導通状態に溜まらねばな
らず(即ち、セル内のデータに依存して)、且つ、従来
技術においては、この導通状態は導通状態にあるトラン
ジスタのゲートを、VCCへプルアップすることにより確
保していた。即ち、従来技術においては、最初に、VCC
−VTpass の電圧をトランジスタ32及び34が導通状
態にある時間期間中にセルノード16又は20のいずれ
かへ印加させていた。然しながら、トランジスタ32及
び34がもはや導通状態でなくなると、いずれかのセル
ノード16又は20がVCC−VTpass の電圧からVCC
電圧へプルアップさせていた。
【0029】然しながら、本発明においては、この導通
状態は、導通状態にあるトランジスタのゲートを減少さ
せた内部電圧VI =VCC−VTpass (又は、僅かにより
大きな電圧であるが尚且つVCCより低い電圧)へプルす
ることによって確保される。その結果、トランジスタ1
2及び14に対しては全体的により低い電圧が印加さ
れ、その際にゲート酸化膜及びこのようなトランジスタ
のその他の層間酸化膜へより高い電圧が印加される場合
に発生する上述した欠点を軽減させている。従って、本
発明によれば、セルの信頼性が増加されており、特にト
ランジスタの酸化膜の信頼性は印加電圧に指数的に依存
することを考慮すると、セルの信頼性が著しく改善され
ている。
【0030】図2に関連して、抵抗22a及び26aの
抵抗値が図1における抵抗22及び26のものと多少異
なるものとすることが可能であることについて先に説明
した。図2においてはセル電圧源ノード24へ印加され
る電圧が減少されているのでこのような差異は当業者に
とって明らかであり、従って、抵抗22a及び26aの
抵抗値は異なるものとすることが可能である。
【0031】図3は図2の内部セル電圧回路38の好適
実施例を示している。回路38の電圧入力端38aはN
チャンネルトランジスタ40のゲート及びドレインへ接
続している。好適実施例においては、Nチャンネルトラ
ンジスタ40はパスゲートトランジスタ32及び34と
特性が類似しているが(図2参照)、これらのトランジ
スタよりも僅かに大きなチャンネル幅を有している。典
型的に、処理の流れに依存して、且つ当該技術分野にお
いて公知の如く、より大きなチャンネル幅はしばしばフ
ィールド酸化膜のエンクローチメント効果を減少させ、
従ってトランジスタのスレッシュホールド電圧を低下さ
せる。即ち、そのチャンネル幅がより大きいために、ト
ランジスタ40のスレッシュホールド電圧VT40 は次式
(5)に示すようにパスゲートトランジスタ32及び3
4のスレッシュホールド電圧よりも僅かに低いものとな
る。
【0032】VTpass >VT40 (5) 尚、VTpass はパスゲートトランジスタ32又は34の
いずれかのスレッシュホールド電圧である。更に、装置
42は非常に弱い負荷装置であって、それは、好適実施
例においては、第二Nチャンネルトランジスタである。
従って、装置42を横断しての電圧降下が小さいもので
あると仮定すると、次式(6)は回路38の出力電圧V
I を表わしている。
【0033】VI ≒VCC−VT40 (6) 従って、式(5)を式(4)及び(6)へ代入すると、
次式(7)では(a)回路38からの内部セル電圧の下
でのセルノード16及び20における電圧VIと(b)
パスゲートトランジスタの導通期間中においてノード1
6及び20へ書込まれた電圧VW とを比較する。
【0034】 (VI =VCC−VT40 )≧(VW =VCC−VTpass ) (7) 従って、式(7)は、VI がVW 以上であることを表わ
している。然しながら、トランジスタ12及び14上に
おける電圧を可及的に低いレベルに維持し尚且つセル3
6の適切なる動作を確保するためには、トランジスタ4
0のスレッシュホールド電圧がパスゲートトランジスタ
のスレッシュホールド電圧VTpass よりも僅かに小さい
ものであるように選択される。従って、式(7)はVI
がVW よりも大きいことを示しているが、その差異は好
適にはこのような態様で最小のものとされる。
【0035】回路38の基本的な原理について説明した
が、その内部的な構成要素に関して2,3の付加的な側
面について説明する。上述したようにトランジスタ40
の幅の寸法設定を行なうことに加えて、トランジスタ4
0は、更に、そのゲート対ソース電圧がVTpass に等し
い状態で動作しながらメモリアレイによって消費される
必要な電流を提供すべく寸法設定される。電流消費は、
寄生及び通常の動作電流等のパラメータを考慮に入れて
解析される。更に、装置42は、好適には、図示したよ
うに接続したNチャンネルトランジスタであることに注
意すべきである。更に、Nチャンネルトランジスタのゲ
ートは図示したようにVCCへ接続されているが、Nチャ
ンネルトランジスタが導通状態となることを許容するの
に充分に大きな何等かの別のバイアス電圧へ接続させる
ことも可能である。更に、別の実施例においては、例え
ば抵抗又はその他の負荷装置等の異なる負荷装置を使用
することが可能である。いずれの場合にも、装置42
は、VCCが急に上昇し次いで下降する条件下において式
(6)によって示されるレベルにVI を維持するように
選択される。然しながら、バンプ即ち急激な変動が問題
でない場合には装置42を除去することが可能であるこ
とに注意すべきである。
【0036】図4はSRAMセル44を示している。セ
ル44は6−T形態に接続されており、従って、図2の
抵抗22a及び26aが図5においてはPチャンネルト
ランジスタ22b及び26bと夫々置換されている点を
除いて、図2の4T−2Rセル36と同一の態様で接続
されている。トランジスタ22b及び26bのゲートは
夫々セルノード20及び16へ接続している。注意すべ
きことであるが、セル44は図2のセル36と同一の態
様で回路38を有しており、それは電圧源ノード24に
対して減少させた内部セル電圧VI を供給する。セル4
4への書込動作は、Pチャンネルトランジスタ22b及
び26bがセルノード20及び16における電圧にした
がって導通するという点を除いて、セル36と同様であ
る。例えば、セルノード20が高状態(従って、セルノ
ード16が低状態)であると、トランジスタ26bと同
じくトランジスタ12が導通状態となる。従って、トラ
ンジスタ22bは図2の抵抗22aと殆ど同一の態様で
負荷として動作する。勿論、セルノード16が高状態
(且つセルノード20が低状態)であると、トランジス
タ22bと同じくトランジスタ14が導通状態となり、
且つトランジスタ26bは図2の抵抗26aとほぼ同一
の態様で負荷として動作する。
【0037】セル44と36とは類似しているので、セ
ル44の動作に関する総括的な説明は上述したセル36
に関しての説明から明らかであり、その詳細な説明は割
愛する。然しながら、セル44内部のセル電圧が減少さ
れているのでセルの層間酸化膜を劣化させる影響は減少
されており、従ってこの場合にも装置の信頼性及び寿命
の長期化が得られることを理解すべきである。
【0038】上述したセルは上述したような種々の利点
及び更に以下に説明するような利点を提供している。更
に別の実施例として、図5は模式的に示したメモリアレ
イ45を示している。アレイ45において、各ブロック
46は例えば図2のセル36又は図4のセル44等の1
個のセルを表わしている。換言すると、アレイ45は複
数個のメモリセルを有しており、各セルはそのノードを
減少された内部セル電圧回路38へ接続している。然し
ながら、全体的には、アレイ45は整数M個の行と整数
N個の列とを有するものとして示されている。各メモリ
行は共通の読取/書込線(即ち、ワード線)へ結合され
ており、従って行全体は一度にアクセスすることが可能
である。更に、各列はビット線負荷回路48へ接続され
ている相補的なビット線を有しており、従ってアクセス
された行内のセルは書込を行なうか又は読取を行なうこ
とが可能である。いずれの場合においても、アレイ45
は改良したセル46を設けることによって全体的に改善
されている。従って、本発明に基づいて装置の信頼性と
寿命の長期化が改善されている。
【0039】上述したことから明らかなように、本発明
実施例では、セル内部のセル電圧をVCCより低い値に低
下させながら全体的にVCCを減少させることなしに動作
することの可能な改良したメモリを提供している。更
に、静的格納状態にあるセルノード上の電圧はそのセル
に最初に書込まれた大きさに近づいている。更に、内部
セル電圧回路が実効的に書込動作期間中にセル内に確立
された電圧を追従し且つ一致させる。この追従動作はセ
ル電圧が下降し過ぎてセル速度を低下させ且つ安定性を
低下させたり、又は上昇し過ぎてその際にトランジスタ
の層間酸化膜を劣化させることにより信頼性の問題を発
生させることを防止している。更に、減少された電圧が
セルのセルノードへ内部的に印加され、一方、Pチャン
ネル負荷トランジスタで駆動されるビット線の場合に
は、データ線はより高い電圧(即ち、VCC)に充電され
たままとなる。従って、本発明はVCCのみがシステム全
体に使用可能であり、即ちVCCの全体的なスケーリング
のみが可能であるシステムにおいて実現することが可能
である。更に、本発明はメモリの信頼性を改善してお
り、且つ4T−2Rセル、6−Tセル又は内部的に減少
したセル電圧から利益を得ることの可能なその他のSR
AMメモリ形態として構成することが可能である。更
に、本発明は容易に且つ効率的にメモリ内に設けること
の可能な内部セル電圧回路を具備する改良したメモリを
提供している。
【0040】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知の「4T−2R」形態で接続された典型
的なSRAMセルを示した概略図。
【図2】 本発明の一実施例に基づいて減少した内部セ
ル電圧を供給する回路へ接続されており4T−2R形態
に接続されているSRAMセルを示した概略図。
【図3】 図2の内部セル電圧回路の一実施例を示した
概略図。
【図4】 本発明の別の実施例に基づいて構成された減
少した内部セル電圧を供給する回路へ接続されており6
−T形態に接続されたSRAMセルを示した概略図。
【図5】 各セルが減少した内部セル電圧を受取る複数
個のSRAMセルからなるメモリアレイを示した概略
図。
【符号の説明】
16,20 セルノード 24 電圧源ノード 28,30 ビット線 32,34 パスゲートトランジスタ 36 SRAMセル 38 内部セル電圧回路 22a,26a 抵抗 28a,30a 負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイビッド シー. マククルーア アメリカ合衆国, テキサス 75007, カーロルトン, エリザベス ドライブ 3701 (72)発明者 メーディ ザマニアン アメリカ合衆国, テキサス 75010, カーロルトン, ハースストーン 2021

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルにおいて、 選択的に導通すべく動作可能であり且つ第一セルノード
    と低基準電圧ノードとの間に結合されている第一装置、
    選択的に導通すべく動作可能であり且つ第二セルノード
    と前記低基準電圧ノードとの間に結合されている第二装
    置、 第一及び第二データ線、 システムレベル電圧を受取り且つ前記第一及び第二デー
    タ線を夫々論理的に相補的な信号を構成する第一及び第
    二データ電圧へバイアスさせる回路、 書込動作期間中に論理高電圧が前記第一及び第二セルノ
    ードのうちの1つへ選択的に書込まれ一方論理低が前記
    第一及び第二セルノードのうちの他方へ書込まれるよう
    に前記第一及び第二データ線を夫々前記第一及び第二セ
    ルノードへ結合させる回路、 セル電圧を受取るための電圧源ノード、 前記電圧源ノードを前記第一及び第二セルノードへ結合
    させる回路、 前記システムレベル電圧より低いセル電圧を出力すべく
    動作可能であり前記セル電圧を発生するセル電圧回路、
    を有することを特徴とするメモリセル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第一及び第二デ
    ータ線を夫々前記第一及び第二セルノードへ結合させる
    回路が、第一及び第二パスゲートトランジスタを有して
    おり、前記パスゲートトランジスタの各々がスレッシュ
    ホールド電圧を有しており、且つ前記セル電圧が前記シ
    ステムレベル電圧から前記スレッシュホールド電圧を差
    引いたものに等しいことを特徴とするメモリセル。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第一及び第二デ
    ータ線を夫々前記第一及び第二セルノードへ結合させる
    回路が第一及び第二パスゲートトランジスタを有してお
    り、前記パスゲートトランジスタの各々がスレッシュホ
    ールド電圧を有しており、且つ前記セル電圧が前記シス
    テムレベル電圧から前記スレッシュホールド電圧を差引
    いたもの以上であることを特徴とするメモリセル。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記選択的に導通す
    べく動作可能な第一及び第二装置がNチャンネルトラン
    ジスタを有することを特徴とするメモリセル。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記第一及び第二デ
    ータ線を前記第一及び第二セルノードへ結合させる回路
    が第一及び第二トランジスタを有することを特徴とする
    メモリセル。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記第一及び第二ト
    ランジスタの各々が第一寸法のチャンネル幅を有してお
    り、前記セル電圧を発生するためのセル電圧回路が前記
    第一寸法よりも大きなチャンネル幅を持った第三トラン
    ジスタを有しており、前記第三トランジスタはそのゲー
    ト及びそのドレインにおいて前記システムレベル電圧を
    受取るべく接続されており、且つ前記第三トランジスタ
    のソースが前記セル電圧を出力すべく動作可能であるこ
    とを特徴とするメモリセル。
  7. 【請求項7】 請求項6において、第一端部が前記第三
    トランジスタのソースへ接続しており且つ第二端部が低
    基準電圧へ接続している負荷要素を有することを特徴と
    するメモリセル。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記負荷要素がNチ
    ャンネルトランジスタを有しており、前記Nチャンネル
    トランジスタは前記負荷要素の第一端部として接続され
    ているドレインを有しており、前記Nチャンネルトラン
    ジスタは前記負荷要素の第二端部として接続されている
    ソースを有しており、且つ前記Nチャンネルトランジス
    タはバイアス電圧を受取るべく接続されているゲートを
    有していることを特徴とするメモリセル。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記電圧源ノードを
    前記第一及び第二セルノードへ結合させる回路が、 前記電圧源ノードと前記第一セルノードとの間に接続さ
    れている第一抵抗、 前記電圧源ノードと前記第二セルノードとの間に接続さ
    れている第二抵抗、を有することを特徴とするメモリセ
    ル。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記第一及び第二
    抵抗が同様の抵抗値を有していることを特徴とするメモ
    リセル。
  11. 【請求項11】 請求項1において、前記電圧源ノード
    を前記第一及び第二セルノードへ結合させる回路が、 前記電圧源ノードと前記第一セルノードとの間に接続さ
    れている第一Pチャンネルトランジスタ、 前記電圧源ノードと前記第二セルノードとの間に接続さ
    れている第二Pチャンネルトランジスタ、を有している
    ことを特徴とするメモリセル。
  12. 【請求項12】 請求項11において、前記第一及び第
    二Pチャンネルトランジスタが同様の装置であることを
    特徴とするメモリセル。
  13. 【請求項13】 メモリセルにおいて、 選択的に導通すべく動作可能であり且つ第一セルノード
    と低基準電圧ノードとの間に結合されている第一トラン
    ジスタ、 選択的に導通すべく動作可能であり且つ第二セルノード
    と前記低基準電圧ノードとの間に結合されている第二ト
    ランジスタ、 第一及び第二データ線、 システムレベル電圧を受取り且つ前記第一及び第二デー
    タ線を論理的に相補的な信号を構成する第一及び第二デ
    ータ電圧へ夫々バイアスさせる回路、 スレッシュホールド電圧を有しており且つ前記第一デー
    タ線を前記第一セルノードへ選択的に結合させる第一パ
    スゲートトランジスタ、 前記第一パスゲートトランジスタのスレッシュホールド
    電圧と実質的に同一のスレッシュホールド電圧を有して
    おり且つ前記第二データ線を前記第二セルノードへ選択
    的に結合させる第二パスゲートトランジスタ、 セル電圧を受取るための電圧源ノード、 前記電圧源ノードを前記第一セルノードへ結合させる第
    一負荷装置、 前記電圧源ノードを前記第二セルノードへ結合させる第
    二負荷装置、 前記セル電圧を発生するセル電圧回路、を有しており、 前記第一及び第二パスゲートトランジスタの動作は、書
    込動作期間中において論理高電圧が前記第一及び第二セ
    ルノードのうちの1つへ選択的に書込まれ一方論理低が
    前記第一及び第二セルノードのうちの他方へ書込まれる
    ようなものであり、且つ前記セル電圧回路は前記システ
    ムレベル電圧よりも低く且つ前記システムレベル電圧か
    ら前記スレッシュホールド電圧を差引いたもの以上であ
    るセル電圧を出力すべく動作可能である、ことを特徴と
    するメモリセル。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記第一及び第
    二トランジスタの各々がNチャンネルトランジスタを有
    していることを特徴とするメモリセル。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記第一及び第
    二パスゲートトランジスタの各々が第一寸法のチャンネ
    ル幅を有しており、且つ前記セル電圧を発生するセル電
    圧回路が前記第一寸法より大きなチャンネル幅を持った
    第三トランジスタを有しており、前記第三トランジスタ
    はそのゲート及びそのドレインにおいて前記システムレ
    ベル電圧を受取るべく接続されており、前記第三トラン
    ジスタのソースは前記セル電圧を出力すべく動作可能で
    あることを特徴とするメモリセル。
  16. 【請求項16】 請求項15において、第一端部が前記
    第三トランジスタのソースへ接続しており且つ第二端部
    が低基準電圧へ接続している負荷要素を有することを特
    徴とするメモリセル。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記負荷要素が
    Nチャンネルトランジスタを有しており、前記Nチャン
    ネルトランジスタは前記負荷要素の第一端部として接続
    されているドレインを有しており、前記Nチャンネルト
    ランジスタは前記負荷要素の第二端部として接続されて
    いるソースを有しており、前記Nチャンネルトランジス
    タはバイアス電圧を受取るべく接続されているゲートを
    有していることを特徴とするメモリセル。
  18. 【請求項18】 請求項13において、前記第一負荷装
    置が前記電圧源ノードと前記第一セルノードとの間に接
    続されている第一抵抗を有しており、且つ前記第二負荷
    要素が前記電圧源ノードと前記第二セルノードとの間に
    接続されている第二抵抗を有していることを特徴とする
    メモリセル。
  19. 【請求項19】 請求項18において、前記第一及び第
    二抵抗が同様の抵抗値を有していることを特徴とするメ
    モリセル。
  20. 【請求項20】 請求項13において、前記第一負荷要
    素が前記電圧源ノードと前記第一セルノードとの間に接
    続されている第一Pチャンネルトランジスタを有してお
    り、且つ前記第二負荷装置が前記電圧源ノードと前記第
    二セルノードとの間に接続されている第二Pチャンネル
    トランジスタを有していることを特徴とするメモリセ
    ル。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記第一及び第
    二Pチャンネルトランジスタが同様の装置であることを
    特徴とするメモリセル。
  22. 【請求項22】 行及び列の形態に配列させた複数個の
    セルと、行の形態に配列された複数個のワード線とを具
    備しており、前記行のうちのいずれか1つにおける各セ
    ルがアクセスされる前記行のうちの前記1つに対応する
    ワード線上の信号を活性化させることによって単一時刻
    においてアクセスすることが可能なメモリアレイにおい
    て、前記複数個のメモリセルの各々が、 選択的に導通すべく動作可能であり且つ第一セルノード
    と低基準電圧ノードとの間に結合されている第一装置、 選択的に導通すべく動作可能であり且つ第二セルノード
    と前記低基準電圧ノードとの間に結合されている第二装
    置、 第一及び第二データ線、 システムレベル電圧を受取り且つ前記第一及び第二デー
    タ線を論理的に相補的な信号を構成する第一及び第二デ
    ータ電圧へ夫々バイアスする回路、 書込動作期間中に論理高電圧が前記第一及び第二セルノ
    ードのうちの1つへ選択的に書込まれ一方論理低が前記
    第一及び第二セルノードのうちの他方へ書込まれるよう
    に前記第一及び第二データ線を前記第一及び第二セルノ
    ードへ夫々結合させる回路、 セル電圧を受取る電圧源ノード、 前記電圧源ノードを前記第一及び第二セルノードへ結合
    させる回路、 前記システムレベル電圧より低いセル電圧を出力すべく
    動作可能であり前記セル電圧を発生するセル電圧回路、
    を有することを特徴とするメモリアレイ。
  23. 【請求項23】 請求項22において、前記メモリセル
    の各々に対して、前記第一及び第二データ線を前記第一
    及び第二セルノードへ夫々結合させる回路が第一及び第
    二パスゲートトランジスタを有しており、前記パスゲー
    トトランジスタの各々がスレッシュホールド電圧を有し
    ており、且つ前記セル電圧が前記システムレベル電圧か
    ら前記スレッシュホールド電圧を差引いたものに等しい
    ことを特徴とするメモリアレイ。
  24. 【請求項24】 請求項22において、前記メモリセル
    の各々に対して、前記第一及び第二データ線を前記第一
    及び第二セルノードへ夫々結合させる回路が第一及び第
    二パスゲートトランジスタを有しており、前記パスゲー
    トトランジスタの各々がスレッシュホールド電圧を有し
    ており、前記セル電圧が前記システムレベル電圧から前
    記スレッシュホールド電圧を差引いたもの以上であるこ
    とを特徴とするメモリアレイ。
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