JP3841469B2 - 内部セル電圧を減少させたsramメモリセル - Google Patents

内部セル電圧を減少させたsramメモリセル Download PDF

Info

Publication number
JP3841469B2
JP3841469B2 JP06691996A JP6691996A JP3841469B2 JP 3841469 B2 JP3841469 B2 JP 3841469B2 JP 06691996 A JP06691996 A JP 06691996A JP 6691996 A JP6691996 A JP 6691996A JP 3841469 B2 JP3841469 B2 JP 3841469B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
voltage
node
transistor
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP06691996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08306189A (ja
Inventor
シー. マククルーア デイビッド
ザマニアン メーディ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
STMicroelectronics lnc USA
Original Assignee
STMicroelectronics lnc USA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by STMicroelectronics lnc USA filed Critical STMicroelectronics lnc USA
Publication of JPH08306189A publication Critical patent/JPH08306189A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3841469B2 publication Critical patent/JP3841469B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/14Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
    • G11C5/147Voltage reference generators, voltage or current regulators; Internally lowered supply levels; Compensation for voltage drops
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/41Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
    • G11C11/412Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger using field-effect transistors only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はメモリセルに関するものであって、更に詳細には、内部セル電圧を減少させたSRAMメモリセルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタル装置は、パソコン、遠距離通信、消費者電子装置等の多数の適用場面において益々広範に使用されている。その結果、デジタルメモリの使用も間断なく増加している。その結果、このようなメモリを使用する装置が信頼性のあるものであるようにデジタルメモリの信頼性を改善することが重要である。
【0003】
SRAMセルの信頼性は多くの要因に依存している。以下に詳細に説明するように、1つの重要な要因はこのようなセルへ印加される電圧レベルである。このような電圧レベルの効果を理解するために、最初に、SRAMセルの従来技術による電圧の印加について説明する。そのために、図1は、公知の「4T−2R」形態で接続された典型的なSRAMセル10、即ち4個のトランジスタと2個のプルアップ抵抗とを具備するSRAMセルを示している。特に、セル10は交差接続した2個のNチャンネルトランジスタ12及び14を有している。トランジスタ12のドレインはセルノード16へ接続しており且つトランジスタ1のソースはセルノード18へ接続している。トランジスタ14のドレインはセルノード20へ接続しており且つトランジスタ12のソースはノード18へ接続している。トランジスタ12のゲートはセルノード20へ接続しており、一方トランジスタ14のゲートはセルノード16へ接続している。ノード18はVSSとして示した低基準電圧へ接続しており、それは通常接地電圧である。
【0004】
ノード16及び20は当該技術分野において慣用されているように本明細書においてセルノードとして言及する。ノード16はプルアップ抵抗22を介して電圧源ノード24へ接続しており、且つノード20はプルアップ抵抗26を介して電圧源ノード24へ接続している。電圧源ノード24はVCCとして示したシステムレベル電圧へ接続しており、システムレベル電圧VCCは、通常、5Vの程度の電圧へ接続している。VCCはシステムレベル電圧と呼称する。何故ならば、当該技術分野において公知の如く、それは例えばデコーダ、バッファ等のその他の関連する回路のみならずメモリセル10を含むチップのその他の区域へ接続されている電源電圧だからである。注意すべきことであるが、抵抗22及び26の抵抗値は同一であり(これらの抵抗に関連してどのような公差レベルが与えられようとも)、且つそれは典型的に1010乃至1012Ωの程度である。
【0005】
セルノード16及び20の各々は同様の態様で対応するビット線28及び30へ夫々接続している。特に、セルノード16はNチャンネルトランジスタ32を介してビット線28へ接続しており、且つセルノード20はNチャンネルトランジスタ34を介してビット線30へ接続している。以下に説明する理由により、トランジスタ32及び34は本明細書においてはパスゲートトランジスタと呼称する。パスゲートトランジスタ32及び34のゲートは書込/読取線35(即ち、ワード線)へ接続しており、それは、以下に説明するように、SRAMセル10への書込み又はそれからの読取りを可能とするためにVCCに等しい電圧レベルにある書込/読取信号(W/R)として示す)を受取る。
【0006】
ビット線28及び30は、各々、一端部において負荷要素28a及び30aへ夫々接続している。負荷要素28a及び30aは電圧源ノード24におけるものと同一のシステムレベル電圧、即ちVCCによってバイアスされる。負荷要素28a及び30aによって出力される電圧は、負荷として選択される部品に依存する。特に、当該技術分野において公知の如く、負荷要素28a及び30aの各々は、典型的に、1個のトランジスタから構成されている。例えば、各負荷要素28a及び30aは、そのソースをVCCへ接続し、そのゲートをVSSへ接続し、且つそのドレインを夫々のビット線へ接続したPチャンネルトランジスタを有することが可能である。この場合には、Pチャンネルトランジスタのドレイン電圧はVCCのバイアスを夫々のビット線へ出力する。2番目の例としては、各負荷要素28a及び30aは、そのゲート及びドレインをVCCへ接続し且つそのソースを夫々のビット線へ接続したNチャンネルトランジスタを有することが可能である。この場合には、Nチャンネルトランジスタのソース電圧は、VCC−VTnloadのバイアスを夫々のビット線へ出力し、その場合にVTnloadは負荷要素28a及び30aのNチャンネルトランジスタのスレッシュホールド電圧である。ビット線28及び30上のこれらの電圧レベルのために、図1は各負荷からの電圧を「VCC又はVCC−VTnload 」として示してある。
【0007】
それらの他方の端部においては、ビット線28及び30は、各々、ビット線の各々へデータビットを書込み及びそれからデータビットを読取るための例えばドライバ/センスアンプ等の回路(不図示)へ接続している。当該技術分野において公知の如く、与えられたメモリセルに対して、ビット線28及び30に沿っての信号は論理的に相補的なものである。従って、図1における説明の便宜上、ビット線28は信号BIT_で示してあり、一方ビット線30は信号BIT、即ち信号BIT_の補元で示してある。尚、本明細書において、英文字記号の後にアンダーラインを付したものは、その英文字記号の信号の反転信号であることを示している。
【0008】
セル10への書込動作は以下の通りである。最初に、論理的に相補的な信号がビット線28及び30へ供給される。これらの信号は、典型的に、公知のプレチャージ技術を使用して行なわれる。例えば、ビット線28が論理的に高であるべきであり、一方ビット線30が論理的に低であるべき場合には、ビット線28は完全にVCCへプレチャージすることが許容され、一方、負荷28内においてPチャンネルトランジスタが使用される場合には(又は、負荷28内においてNチャンネルトランジスタが使用される場合には、VCC−VTnload)、ビットライン30は放電される。次いで、W/RがVCCへアサート即ち活性化され、従ってトランジスタ32及び34は、ビット線28及び30を、プルアップ又はプルダウンノード16及び20へ夫々結合させる。
【0009】
従って、トランジスタ32及び34はゲートとして作用し、それらは、イネーブル即ち動作可能状態とされると、ビット線28及び30からのデータをノード16及び20へパスさせ、従って、トランジスタ32及び34は、本明細書においては、パスゲートトランジスタと呼称する。ビット線28からの高状態がセルノード16へ供給され且つトランジスタ14のゲートへ供給されると、トランジスタ14は導通状態となる。同時に、ビット線30からの低状態がセルノード20へ供給され、更にトランジスタ12のゲートへ供給され、その際にトランジスタ12が導通状態となることを阻止する。次いで、W/Rが脱活性化される。トランジスタ14は現在導通状態にあるので、それはセルノード20において低電圧状態を維持し、従ってトラジスタ12を非導通状態に維持する。更に、トランジスタ12が導通状態になく且つ抵抗22の抵抗値が与えられると、システムレベル電圧VCCはセルノード16を継続してVCCへプルアップする。セルノード16におけるこの電圧はトランジスタ14のゲートへ供給され、従ってトランジスタ14を導通状態に維持する。
【0010】
上述したことから当業者にとって明らかな如く、パスゲートトランジスタ32及び34が導通状態でなくなると、トランジスタ12及び14の状態はビット線28及び30から受取られる相補的な信号によって同一の状態に維持される。更に、この例が逆にされると(即ち、ビット線28が低状態でビット線30が高状態)、トランジスタ12及び14の状態も逆となるが、パスゲートトランジスタ32及び30がもはや導通状態でなくなると静的な状態を維持する。
【0011】
典型的なSRAMセルについて説明したが、SRAMセルの信頼性に影響を与える1つの重要な要因はこのようなセルへ印加される電圧レベルであることに注意すべきである。図1の例においては、これは、電圧源ノード24へ印加される電圧レベルであり、それは、従来技術においては、VCCである。特に、当該技術分野において公知の如く、SRAMセル10のトランジスタは通常かなり薄い層間酸化膜で構成されており、即ち、それは、下側に存在する半導体からトランジスタゲートを分離するゲート酸化膜又はその他の構成要素としての層の間の酸化膜等の種々の層又は構成要素の間の酸化膜である。更に公知のことであるが、このような薄い層間酸化膜は、特に高電圧レベルにおいて、時間と共に劣化する蓋然性がある。従って、時間に関してSRAMセルの信頼性を改善する1つの方法は、メモリセルトランジスタへ印加される電圧を低下させることである。この原理に基づいて、ある従来技術のシステムにおいては、VCCを全体的に減少させており、即ちVCCへ接続されている全てのノードはより低い電圧を受取るものである。従って、図1において、電圧源ノード24における電圧は、両方の負荷28a及び30a上の電圧と同じく減少される。このような全体的な態様で電圧を減少させることによって、SRAMセルの寿命が改善される。
【0012】
然しながら、本発明は多くのメモリ又はメモリセル適用例はVCCを全体的に減少させることを許容するものではないということの認識に立つものである。更に、あるレベルを超えてVCCを全体的に減少させることは不正確な動作及び性能の劣化を発生させる場合がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、セル内部の電圧をVCCより低い値へ低下させながら減少させることのないシステムレベル電圧VCCで動作する改良したメモリを提供することを目的とする。そうすることにより、メモリは性能の劣化なしで信頼性が改善される。本発明の別の目的とするところは、従来のSRAMメモリセルよりも信頼性の大きな改良したメモリを提供することである。本発明の更に別の目的とするところは、4T−2Rセル、6−Tセル、又は減少させたセル電圧から利益が得られるその他のSRAMメモリ形態として構成することの可能な改良したメモリを提供することである。本発明の更に別の目的とするところは、メモリ内に容易に且つ効果的に設けることの可能な減少させたセル電圧を発生するバイアス回路を具備する改良したメモリを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の好適実施形態においては、メモリセルが、選択的に導通すべく動作可能であり且つ第一セルノードと低基準電圧ノードとの間に結合されている第一装置、及び選択的に導通すべく動作可能であり且つ第二セルノードと低基準電圧ノードとの間に結合されている第二装置を有している。本メモリセルは、更に、第一及び第二データ線を有すると共に、システムレベル電圧を受取り且つ第一及び第二データ線を夫々第一及び第二データ電圧へバイアスさせる回路を有しており、第一及び第二データ電圧は書込動作期間中において論理的に相補的な信号を構成する。更に、本メモリセルは、論理高電圧が選択的に第一及び第二セルノードのうちの一方へ書込まれ、一方論理低が第一及び第二セルノードのうちの他方へ書込まれるように、第一及び第二データ線を夫々第一及び第二セルノードへ結合させる回路を有している。更に、本メモリセルは、セル電圧を受取るための電圧源ノードを有すると共に、電圧源ノードを第一及び第二セルノードへ結合させる回路を有している。更に、本メモリセルは、セル電圧を発生するセル電圧回路を有しており、このセル電圧回路はシステムレベル電圧より低いセル電圧を出力すべく動作可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の1実施例に基づいて構成したSRAMセル36を示しており、それは多くの点において図1に示したSRAMセル10と類似している。従って、図1及び2において同様の構成要素には同様の参照番号を使用している。先ず、共通の構成要素について説明すると、セル36は交差接続したNチャンネルトランジスタ12及び14を有すると共にセルノード16及び20を有している。セルノード16及び20は、パスゲートトランジスタ32及び34によって夫々のビット線28及び30へ結合している。更に、ビット線28及び30は、夫々の負荷28a及び30aを介して、VCC(又はVCC−VTnload)へ結合しており、書込動作期間中において、データ線28上におけるBIT_及びデータ線30上におけるBITの論理的に相補的な信号を受取る。注意すべきことであるが、読取動作についての詳細な説明は割愛するが、公知技術から容易に理解可能なものである。
【0016】
更に、セルノード16及び20は夫々の抵抗を介して電圧源ノード24へ接続している。然しながら、図2においては、これらの抵抗は22a及び26aの符号が付けられており、何故ならば、以下に説明するように、それらの抵抗値は図1における対応する対抗22及び26とは多少異なる場合があるからである。典型的に、抵抗22a及び26aの抵抗値は同一であり(これらの抵抗に関連する公差レベルがどのようなものであろうとも)、且つ典型的に1010乃至1012Ωの程度である。
【0017】
図1のSRAMセル10と異なり、図2においては、電圧源ノード24は減少された内部セル電圧VI を受取るべく接続されている。更に詳細に説明すると、電圧源ノード24は内部セル電圧回路38の出力端38bへ接続している。内部セル電圧回路38の入力端38aはシステムレベル電圧VCCへ接続している。好適実施例においては、以下に説明する理由により、VI はVCCよりも低い電圧である。
【0018】
セル36への書込動作はセル10に対するものと同じであるが、セルにデータが書込まれた場合にセル36の付加的な利点を理解するためにより詳細に説明する。最初に、負荷28a及び30aを使用し且つ公知のプレチャージ技術を使用して、最初に相補的な信号をビット線28及び30へ供給し、その後に、W/RをVCCへアサート即ち活性化させ、従ってパスゲートトランジスタ32及び34はビット線28及び30を夫々セルノード16及び20へ結合する。ビット線28が高状態であると仮定すると(従って、ビット線30が低状態)、本発明は、ノード16へ「書込」が行なわれた「論理高」電圧がVCCの完全な大きさよりも低い電圧レベルであると認識する。以下に詳細に説明するように、このことは負荷28a及び30aがNチャンネルトランジスタを使用するか又はPチャンネルトランジスタを使用するかということに拘らず成立する。
【0019】
セルノード16(又はセルノード20)へ論理高電圧が書込まれる場合を説明する前に、負荷28a及び30aにおいて使用されるトランジスタの型に応答してビット線28及び30における電圧の大きさを評価することについて説明する。上述した如く、負荷28a及び30aの各々がNチャンネルトランジスタを使用する場合には、相対的に高いビット線(即ち、一方が充電され且つ他方が放電されるビット線28又は30のいずれか)におけるデータ電圧VD は次式で表わされる。
【0020】
D =VCC−VTnload (1)
換言すると、Nチャンネル負荷トランジスタのスレッシュホールド値は負荷トランジスタを横断して降下し、その際に対応するビット線28又は30においてより低い電圧を印加させる。一方、負荷28a及び30aの各々がPチャンネルトランジスタを使用する場合には、Pチャンネルトランジスタを横断してスレッシュホールド電圧が降下することはなく、従って、相対的に高いビット線(即ち、一方が充電され且つ他方が放電されるビット線28又は30のいずれか)におけるデータ電圧VD は次式で表わされる。
【0021】
D =VCC (2)
従って、上の式(1)及び(2)から、当業者に明らかな如く、ビット線上のデータ値の大きさは負荷28a及び30aにおいて使用するトランジスタの型に依存する。然しながら、以下に示すように、このような差にも拘らず、セルノード16(又はノード20)へ書込まれる論理高電圧の大きさは、負荷トランジスタの型(即ち、Pチャンネルか又はNチャンネルのいずれか)に拘らずに同一である。
【0022】
パスゲートトランジスタによってセルノードへ「書込」が行なわれる電圧について説明するために、先ず、ビット線28がPチャンネル負荷装置28aによって駆動される場合について検討する。この場合にも論理高の場合について説明するが、論理低の場合には反対の態様で動作することを容易に理解することが可能である。この場合には、VCCがパスゲートトランジスタ32のゲートへ印加され、且つ(式(2)から)ビット線28上のVCC電圧レベルがパスゲートトランジスタ32のドレインへ供給される。従って、セルノード16へ「書込」が行なわれる電圧レベルVW は、パスゲートトランジスタ32のソースがプルされるレベルであって、即ち次式で表わされる。
【0023】
W =VCC−VTpass (3)
尚、VTpass はパスゲートトランジスタ32のスレッシュホールド電圧である。換言すると、パスゲートトランジスタ32のソースは式(3)に示したレベルへ上昇することが可能であるに過ぎず、そうでない場合には、不充分なゲート対ソース電圧がトランジスタ32が導通状態になることを阻止する。
【0024】
パスゲートランジスタによってセルノードへ書込まれる電圧についての説明を継続するために、次に、ビット線28がNチャンネル負荷装置28aによって駆動される場合について検討する。この場合にも論理高の場合について説明するが、論理低の場合には反対の態様で動作することを容易に理解することが可能である。この場合には、VCCがパスゲートトランジスタ32のゲートへ印加され、且つ(式(1)から)ビット線28上のVCC−VTnload 電圧レベルがパスゲートトランジスタ32のドレインへ供給される。更に、注意すべきことであるが、パスゲートトランジスタ32及び34のスレッシュホールド電圧は、好適には、異なる装置寸法に基づいて、負荷28a及び30aにおけるトランジスタに対するスレッシュホールド電圧を超える。従って、セルノード16へ書込まれる電圧VW は、その上限が、負荷トランジスタのスレッシュホールド電圧ではなくパスゲートトランジスタのスレッシュホールド電圧によって制限される。その結果、この例におけるVW は次式で表わされる。
【0025】
W =VCC−VTpass (4)
尚、VTpass はパスゲートトランジスタ32のスレッシュホールド電圧である。換言すると、例えドレイン電圧がより大きなレベルであったとしても、即ちVCC−VTnload、パスゲートトランジスタ32のソースは式(4)に示したより低いレベルへ上昇可能であるに過ぎず、そうでなければ、不充分なゲート対ソース電圧がトランジスタ32が導通状態となることを阻止する。
【0026】
従って、式(3)及び(4)において得られた同一の結果から容易に示されるように、本発明は、ビット線28及び30上の負荷装置の型に拘らずに、VW が約システムレベル電圧(VCC)−パスゲートトランジスタのスレッシュホールド電圧(VTpass )である。更に、当該技術分野において公知の如く、VTpass の値は、トランジスタ32のバックゲートバイアス及びトランジスタ32の特性に依存する。
【0027】
セルノード16又は20へ書込みを行なった電圧について説明したが、パスゲートトランジスタ32及び34を同時的にオン状態にゲート動作した後の以下の点について注意すべきである。最初にW/Rが脱活性化される。図1について説明したように、W/Rを脱活性化した後に、セルノード16は電圧源ノード24における電圧へプルアップされる。従って、従来技術においては、ノード16はVCCへプルアップされる。然しながら、図2においては、電圧源ノード24におけるこの電圧はVI に等しく、それは、上述した如く、VCCより低い電圧レベルである。更に、セルノード16及び20へ書込まれる電圧VW はVCC−VTpass と等しいので、VI は、好適には、VCC−VTpass と等しいか又はわずかにそれより大きなものである。即ち、VI がVCC−VTpass と等しい場合には、W/Rが脱活性化された後に、セルノード16における電圧はパスゲートトランジスタ32から受取ったものと同一の大きさに維持される(即ち、VCC−VTpass )。更に、この減少された電圧の大きさVCC−VTpass は、トランジスタ14のゲートへ結合されたままとなり、その際に該セルの爾後のデータ読取りに対してセル36を固定されたデータ状態に維持する。
【0028】
トランジスタ12及び14のゲートへ印加されるプルアップされたバイアスは、従来技術と比較した場合に、効果的に減少されている。特に、トランジスタ12及び14のうちの一方は導通状態に溜まらねばならず(即ち、セル内のデータに依存して)、且つ、従来技術においては、この導通状態は導通状態にあるトランジスタのゲートを、VCCへプルアップすることにより確保していた。即ち、従来技術においては、最初に、VCC−VTpass の電圧をトランジスタ32及び34が導通状態にある時間期間中にセルノード16又は20のいずれかへ印加させていた。然しながら、トランジスタ32及び34がもはや導通状態でなくなると、いずれかのセルノード16又は20がVCC−VTpass の電圧からVCCの電圧へプルアップさせていた。
【0029】
然しながら、本発明においては、この導通状態は、導通状態にあるトランジスタのゲートを減少させた内部電圧VI =VCC−VTpass (又は、僅かにより大きな電圧であるが尚且つVCCより低い電圧)へプルすることによって確保される。その結果、トランジスタ12及び14に対しては全体的により低い電圧が印加され、その際にゲート酸化膜及びこのようなトランジスタのその他の層間酸化膜へより高い電圧が印加される場合に発生する上述した欠点を軽減させている。従って、本発明によれば、セルの信頼性が増加されており、特にトランジスタの酸化膜の信頼性は印加電圧に指数的に依存することを考慮すると、セルの信頼性が著しく改善されている。
【0030】
図2に関連して、抵抗22a及び26aの抵抗値が図1における抵抗22及び26のものと多少異なるものとすることが可能であることについて先に説明した。図2においてはセル電圧源ノード24へ印加される電圧が減少されているのでこのような差異は当業者にとって明らかであり、従って、抵抗22a及び26aの抵抗値は異なるものとすることが可能である。
【0031】
図3は図2の内部セル電圧回路38の好適実施例を示している。回路38の電圧入力端38aはNチャンネルトランジスタ40のゲート及びドレインへ接続している。好適実施例においては、Nチャンネルトランジスタ40はパスゲートトランジスタ32及び34と特性が類似しているが(図2参照)、これらのトランジスタよりも僅かに大きなチャンネル幅を有している。典型的に、処理の流れに依存して、且つ当該技術分野において公知の如く、より大きなチャンネル幅はしばしばフィールド酸化膜のエンクローチメント効果を減少させ、従ってトランジスタのスレッシュホールド電圧を低下させる。即ち、そのチャンネル幅がより大きいために、トランジスタ40のスレッシュホールド電圧VT40 は次式(5)に示すようにパスゲートトランジスタ32及び34のスレッシュホールド電圧よりも僅かに低いものとなる。
【0032】
Tpass >VT40 (5)
尚、VTpass はパスゲートトランジスタ32又は34のいずれかのスレッシュホールド電圧である。更に、装置42は非常に弱い負荷装置であって、それは、好適実施例においては、第二Nチャンネルトランジスタである。従って、装置42を横断しての電圧降下が小さいものであると仮定すると、次式(6)は回路38の出力電圧VI を表わしている。
【0033】
I ≒VCC−VT40 (6)
従って、式(5)を式(4)及び(6)へ代入すると、次式(7)では(a)回路38からの内部セル電圧の下でのセルノード16及び20における電圧VI と(b)パスゲートトランジスタの導通期間中においてノード16及び20へ書込まれた電圧VW とを比較する。
【0034】
(VI =VCC−VT40 )≧(VW =VCC−VTpass ) (7)
従って、式(7)は、VI がVW 以上であることを表わしている。然しながら、トランジスタ12及び14上における電圧を可及的に低いレベルに維持し尚且つセル36の適切なる動作を確保するためには、トランジスタ40のスレッシュホールド電圧がパスゲートトランジスタのスレッシュホールド電圧VTpass よりも僅かに小さいものであるように選択される。従って、式(7)はVI がVW よりも大きいことを示しているが、その差異は好適にはこのような態様で最小のものとされる。
【0035】
回路38の基本的な原理について説明したが、その内部的な構成要素に関して2,3の付加的な側面について説明する。上述したようにトランジスタ40の幅の寸法設定を行なうことに加えて、トランジスタ40は、更に、そのゲート対ソース電圧がVTpass に等しい状態で動作しながらメモリアレイによって消費される必要な電流を提供すべく寸法設定される。電流消費は、寄生及び通常の動作電流等のパラメータを考慮に入れて解析される。更に、装置42は、好適には、図示したように接続したNチャンネルトランジスタであることに注意すべきである。更に、Nチャンネルトランジスタのゲートは図示したようにVCCへ接続されているが、Nチャンネルトランジスタが導通状態となることを許容するのに充分に大きな何等かの別のバイアス電圧へ接続させることも可能である。更に、別の実施例においては、例えば抵抗又はその他の負荷装置等の異なる負荷装置を使用することが可能である。いずれの場合にも、装置42は、VCCが急に上昇し次いで下降する条件下において式(6)によって示されるレベルにVI を維持するように選択される。然しながら、バンプ即ち急激な変動が問題でない場合には装置42を除去することが可能であることに注意すべきである。
【0036】
図4はSRAMセル44を示している。セル44は6−T形態に接続されており、従って、図2の抵抗22a及び26aが図5においてはPチャンネルトランジスタ22b及び26bと夫々置換されている点を除いて、図2の4T−2Rセル36と同一の態様で接続されている。トランジスタ22b及び26bのゲートは夫々セルノード20及び16へ接続している。注意すべきことであるが、セル44は図2のセル36と同一の態様で回路38を有しており、それは電圧源ノード24に対して減少させた内部セル電圧VI を供給する。セル44への書込動作は、Pチャンネルトランジスタ22b及び26bがセルノード20及び16における電圧にしたがって導通するという点を除いて、セル36と同様である。例えば、セルノード20が高状態(従って、セルノード16が低状態)であると、トランジスタ26bと同じくトランジスタ12が導通状態となる。従って、トランジスタ22bは図2の抵抗22aと殆ど同一の態様で負荷として動作する。勿論、セルノード16が高状態(且つセルノード20が低状態)であると、トランジスタ22bと同じくトランジスタ14が導通状態となり、且つトランジスタ26bは図2の抵抗26aとほぼ同一の態様で負荷として動作する。
【0037】
セル44と36とは類似しているので、セル44の動作に関する総括的な説明は上述したセル36に関しての説明から明らかであり、その詳細な説明は割愛する。然しながら、セル44内部のセル電圧が減少されているのでセルの層間酸化膜を劣化させる影響は減少されており、従ってこの場合にも装置の信頼性及び寿命の長期化が得られることを理解すべきである。
【0038】
上述したセルは上述したような種々の利点及び更に以下に説明するような利点を提供している。更に別の実施例として、図5は模式的に示したメモリアレイ45を示している。アレイ45において、各ブロック46は例えば図2のセル36又は図4のセル44等の1個のセルを表わしている。換言すると、アレイ45は複数個のメモリセルを有しており、各セルはそのノードを減少された内部セル電圧回路38へ接続している。然しながら、全体的には、アレイ45は整数M個の行と整数N個の列とを有するものとして示されている。各メモリ行は共通の読取/書込線(即ち、ワード線)へ結合されており、従って行全体は一度にアクセスすることが可能である。更に、各列はビット線負荷回路48へ接続されている相補的なビット線を有しており、従ってアクセスされた行内のセルは書込を行なうか又は読取を行なうことが可能である。いずれの場合においても、アレイ45は改良したセル46を設けることによって全体的に改善されている。従って、本発明に基づいて装置の信頼性と寿命の長期化が改善されている。
【0039】
上述したことから明らかなように、本発明実施例では、セル内部のセル電圧をVCCより低い値に低下させながら全体的にVCCを減少させることなしに動作することの可能な改良したメモリを提供している。更に、静的格納状態にあるセルノード上の電圧はそのセルに最初に書込まれた大きさに近づいている。更に、内部セル電圧回路が実効的に書込動作期間中にセル内に確立された電圧を追従し且つ一致させる。この追従動作はセル電圧が下降し過ぎてセル速度を低下させ且つ安定性を低下させたり、又は上昇し過ぎてその際にトランジスタの層間酸化膜を劣化させることにより信頼性の問題を発生させることを防止している。更に、減少された電圧がセルのセルノードへ内部的に印加され、一方、Pチャンネル負荷トランジスタで駆動されるビット線の場合には、データ線はより高い電圧(即ち、VCC)に充電されたままとなる。従って、本発明はVCCのみがシステム全体に使用可能であり、即ちVCCの全体的なスケーリングのみが可能であるシステムにおいて実現することが可能である。更に、本発明はメモリの信頼性を改善しており、且つ4T−2Rセル、6−Tセル又は内部的に減少したセル電圧から利益を得ることの可能なその他のSRAMメモリ形態として構成することが可能である。更に、本発明は容易に且つ効率的にメモリ内に設けることの可能な内部セル電圧回路を具備する改良したメモリを提供している。
【0040】
以上、本発明の具体的実施の態様について詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに種々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知の「4T−2R」形態で接続された典型的なSRAMセルを示した概略図。
【図2】 本発明の一実施例に基づいて減少した内部セル電圧を供給する回路へ接続されており4T−2R形態に接続されているSRAMセルを示した概略図。
【図3】 図2の内部セル電圧回路の一実施例を示した概略図。
【図4】 本発明の別の実施例に基づいて構成された減少した内部セル電圧を供給する回路へ接続されており6−T形態に接続されたSRAMセルを示した概略図。
【図5】 各セルが減少した内部セル電圧を受取る複数個のSRAMセルからなるメモリアレイを示した概略図。
【符号の説明】
16,20 セルノード
24 電圧源ノード
28,30 ビット線
32,34 パスゲートトランジスタ
36 SRAMセル
38 内部セル電圧回路
22a,26a 抵抗
28a,30a 負荷

Claims (23)

  1. メモリセルにおいて、
    選択的に導通すべく動作可能であり且つ第一セルノードと低基準電圧ノードとの間に結合されている第一装置、
    選択的に導通すべく動作可能であり且つ第二セルノードと前記低基準電圧ノードとの間に結合されている第二装置、
    第一及び第二データ線、
    システムレベル電圧を受取り且つ前記第一及び第二データ線を夫々論理的に相補的な信号を構成する第一及び第二データ電圧へバイアスさせる回路、
    書込動作期間中に論理高電圧が前記第一及び第二セルノードのうちの1つへ選択的に書込まれ一方論理低が前記第一及び第二セルノードのうちの他方へ書込まれるように前記第一及び第二データ線を夫々前記第一及び第二セルノードへ結合させる第一及び第二パスゲートトランジスタ
    セル電圧を受取るための電圧源ノード、
    前記電圧源ノードを前記第一及び第二セルノードへ結合させる回路、
    前記システムレベル電圧より低いセル電圧を出力すべく動作可能であり前記セル電圧を発生するセル電圧トランジスタ
    を有しており、前記第一及び第二パスゲートトランジスタのスレッシュホールドが前記セル電圧トランジスタのスレッシュホールドよりも大きいことを特徴とするメモリセル。
  2. 請求項1において、前記セル電圧が前記システムレベル電圧から前記パスゲートトランジスタのスレッシュホールド電圧を差引いたものに等しいことを特徴とするメモリセル。
  3. 請求項1において、前記セル電圧が前記システムレベル電圧から前記パスゲートトランジスタのスレッシュホールド電圧を差引いたもの以上であることを特徴とするメモリセル。
  4. 請求項1において、前記選択的に導通すべく動作可能な第一及び第二装置がNチャンネルトランジスタを有することを特徴とするメモリセル。
  5. 請求項において、前記第一及び第二パスゲートトランジスタの各々が第一寸法のチャンネル幅を有しており、前記セル電圧トランジスタが前記第一寸法よりも大きなチャンネル幅を有しており、前記セル電圧トランジスタはそのゲート及びそのドレインにおいて前記システムレベル電圧を受取るべく接続されており、且つ前記セル電圧トランジスタのソースが前記セル電圧を出力すべく動作可能であることを特徴とするメモリセル。
  6. 請求項において、第一端部が前記セル電圧トランジスタのソースへ接続しており且つ第二端部が低基準電圧へ接続している負荷要素を有することを特徴とするメモリセル。
  7. 請求項において、前記負荷要素がNチャンネルトランジスタを有しており、前記Nチャンネルトランジスタは前記負荷要素の第一端部として接続されているドレインを有しており、前記Nチャンネルトランジスタは前記負荷要素の第二端部として接続されているソースを有しており、且つ前記Nチャンネルトランジスタはバイアス電圧を受取るべく接続されているゲートを有していることを特徴とするメモリセル。
  8. 請求項1において、前記電圧源ノードを前記第一及び第二セルノードへ結合させる回路が、
    前記電圧源ノードと前記第一セルノードとの間に接続されている第一抵抗、
    前記電圧源ノードと前記第二セルノードとの間に接続されている第二抵抗、
    を有することを特徴とするメモリセル。
  9. 請求項において、前記第一及び第二抵抗が同様の抵抗値を有していることを特徴とするメモリセル。
  10. 請求項1において、前記電圧源ノードを前記第一及び第二セルノードへ結合させる回路が、
    前記電圧源ノードと前記第一セルノードとの間に接続されている第一Pチャンネルトランジスタ、
    前記電圧源ノードと前記第二セルノードとの間に接続されている第二Pチャンネルトランジスタ、
    を有していることを特徴とするメモリセル。
  11. 請求項1において、前記第一及び第二Pチャンネルトランジスタが同様の装置であることを特徴とするメモリセル。
  12. メモリセルにおいて、
    選択的に導通すべく動作可能であり且つ第一セルノードと低基準電圧ノードとの間に結合されている第一トランジスタ、
    選択的に導通すべく動作可能であり且つ第二セルノードと前記低基準電圧ノードとの間に結合されている第二トランジスタ、
    第一及び第二データ線、
    システムレベル電圧を受取り且つ前記第一及び第二データ線を論理的に相補的な信号を構成する第一及び第二データ電圧へ夫々バイアスさせる回路、
    スレッシュホールド電圧を有しており且つ前記第一データ線を前記第一セルノードへ選択的に結合させる第一パスゲートトランジスタ、
    前記第一パスゲートトランジスタのスレッシュホールド電圧と実質的に同一のスレッシュホールド電圧を有しており且つ前記第二データ線を前記第二セルノードへ選択的に結合させる第二パスゲートトランジスタ、
    セル電圧を受取るための電圧源ノード、
    前記電圧源ノードを前記第一セルノードへ結合させる第一負荷装置、
    前記電圧源ノードを前記第二セルノードへ結合させる第二負荷装置、
    前記セル電圧を発生するセル電圧回路、
    を有しており、
    前記第一及び第二パスゲートトランジスタの動作は、書込動作期間中において論理高電圧が前記第一及び第二セルノードのうちの1つへ選択的に書込まれ一方論理低が前記第一及び第二セルノードのうちの他方へ書込まれるようなものであり、且つ
    前記セル電圧回路は前記システムレベル電圧よりも低く且つ前記システムレベル電圧から前記スレッシュホールド電圧を差引いたもの以上であるセル電圧を出力すべく動作可能である、
    ことを特徴とするメモリセル。
  13. 請求項1において、前記第一及び第二トランジスタの各々がNチャンネルトランジスタを有していることを特徴とするメモリセル。
  14. 請求項1において、前記第一及び第二パスゲートトランジスタの各々が第一寸法のチャンネル幅を有しており、且つ前記セル電圧を発生するセル電圧回路が前記第一寸法より大きなチャンネル幅を持った第三トランジスタを有しており、前記第三トランジスタはそのゲート及びそのドレインにおいて前記システムレベル電圧を受取るべく接続されており、前記第三トランジスタのソースは前記セル電圧を出力すべく動作可能であることを特徴とするメモリセル。
  15. 請求項1において、第一端部が前記第三トランジスタのソースへ接続しており且つ第二端部が低基準電圧へ接続している負荷要素を有することを特徴とするメモリセル。
  16. 請求項1において、前記負荷要素がNチャンネルトランジスタを有しており、前記Nチャンネルトランジスタは前記負荷要素の第一端部として接続されているドレインを有しており、前記Nチャンネルトランジスタは前記負荷要素の第二端部として接続されているソースを有しており、前記Nチャンネルトランジスタはバイアス電圧を受取るべく接続されているゲートを有していることを特徴とするメモリセル。
  17. 請求項1において、前記第一負荷装置が前記電圧源ノードと前記第一セルノードとの間に接続されている第一抵抗を有しており、且つ前記第二負荷要素が前記電圧源ノードと前記第二セルノードとの間に接続されている第二抵抗を有していることを特徴とするメモリセル。
  18. 請求項1において、前記第一及び第二抵抗が同様の抵抗値を有していることを特徴とするメモリセル。
  19. 請求項1において、前記第一負荷要素が前記電圧源ノードと前記第一セルノードとの間に接続されている第一Pチャンネルトランジスタを有しており、且つ前記第二負荷装置が前記電圧源ノードと前記第二セルノードとの間に接続されている第二Pチャンネルトランジスタを有していることを特徴とするメモリセル。
  20. 請求項19において、前記第一及び第二Pチャンネルトランジスタが同様の装置であることを特徴とするメモリセル。
  21. 行及び列の形態に配列させた複数個のセルと、行の形態に配列された複数個のワード線とを具備しており、前記行のうちのいずれか1つにおける各セルがアクセスされる前記行のうちの前記1つに対応するワード線上の信号を活性化させることによって単一時刻においてアクセスすることが可能なメモリアレイにおいて、前記複数個のメモリセルの各々が、
    選択的に導通すべく動作可能であり且つ第一セルノードと低基準電圧ノードとの間に結合されている第一装置、
    選択的に導通すべく動作可能であり且つ第二セルノードと前記低基準電圧ノードとの間に結合されている第二装置、
    第一及び第二データ線、
    システムレベル電圧を受取り且つ前記第一及び第二データ線を論理的に相補的な信号を構成する第一及び第二データ電圧へ夫々バイアスする回路、
    書込動作期間中に論理高電圧が前記第一及び第二セルノードのうちの1つへ選択的に書込まれ一方論理低が前記第一及び第二セルノードのうちの他方へ書込まれるように前記第一及び第二データ線を前記第一及び第二セルノードへ夫々結合させる第一及び第二パスゲートトランジスタ
    セル電圧を受取る電圧源ノード、
    前記電圧源ノードを前記第一及び第二セルノードへ結合させる回路、
    前記システムレベル電圧より低いセル電圧を出力すべく動作可能であり前記セル電圧を発生するセル電圧トランジスタ
    を有しており、前記第一及び第二パスゲートトランジスタのスレッシュホールドが前記セル電圧トランジスタのスレッシュホールドよりも大きいことを特徴とするメモリアレイ。
  22. 請求項2において、前記セル電圧が前記システムレベル電圧から前記パスゲートトランジスタのスレッシュホールド電圧を差引いたものに等しいことを特徴とするメモリアレイ。
  23. 請求項2において、前記セル電圧が前記システムレベル電圧から前記パスゲートトランジスタのスレッシュホールド電圧を差引いたもの以上であることを特徴とするメモリアレイ。
JP06691996A 1995-03-31 1996-03-22 内部セル電圧を減少させたsramメモリセル Expired - Lifetime JP3841469B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/414,918 US5544097A (en) 1995-03-31 1995-03-31 SRAM memory cell with reduced internal cell voltage
US414918 2009-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08306189A JPH08306189A (ja) 1996-11-22
JP3841469B2 true JP3841469B2 (ja) 2006-11-01

Family

ID=23643573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06691996A Expired - Lifetime JP3841469B2 (ja) 1995-03-31 1996-03-22 内部セル電圧を減少させたsramメモリセル

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5544097A (ja)
JP (1) JP3841469B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6160733A (en) * 1997-08-29 2000-12-12 Enable Semiconductor, Inc. Low voltage and low power static random access memory (SRAM)
US6661253B1 (en) 2000-08-16 2003-12-09 Altera Corporation Passgate structures for use in low-voltage applications
US6903987B2 (en) 2002-08-01 2005-06-07 T-Ram, Inc. Single data line sensing scheme for TCCT-based memory cells
US7324394B1 (en) 2002-08-01 2008-01-29 T-Ram Semiconductor, Inc. Single data line sensing scheme for TCCT-based memory cells
US7292065B2 (en) * 2004-08-03 2007-11-06 Altera Corporation Enhanced passgate structures for reducing leakage current
JP4730587B2 (ja) * 2005-03-31 2011-07-20 富士フイルム株式会社 携帯内視鏡
JP4917767B2 (ja) * 2005-07-01 2012-04-18 パナソニック株式会社 半導体記憶装置
US7248508B1 (en) * 2006-01-11 2007-07-24 Arm Limited Data retention in a semiconductor memory
JP4865360B2 (ja) * 2006-03-01 2012-02-01 パナソニック株式会社 半導体記憶装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5452246A (en) * 1993-06-02 1995-09-19 Fujitsu Limited Static semiconductor memory device adapted for stabilization of low-voltage operation and reduction in cell size

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08306189A (ja) 1996-11-22
US5544097A (en) 1996-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6172899B1 (en) Static-random-access-memory cell
US6940746B2 (en) Semiconductor memory device
KR100391020B1 (ko) 데이터 유지회로
US4389705A (en) Semiconductor memory circuit with depletion data transfer transistor
US5566120A (en) Apparatus and method for controlling transistor current leakage
US7570527B2 (en) Static random-access memory having reduced bit line precharge voltage and method of operating the same
US6826074B2 (en) Semiconductor memory device
US6556471B2 (en) VDD modulated SRAM for highly scaled, high performance cache
US6674670B2 (en) Methods of reading and/or writing data to memory devices including virtual ground lines and/ or multiple write circuits and related devices
KR20070084313A (ko) Sram용 워드선 구동 회로 및 그를 위한 방법
JP2006059523A (ja) メモリーセル
KR100574181B1 (ko) 고속기입회복을갖춘메모리장치및그에관련된기입회복방법
JPH11219589A (ja) スタティック型半導体記憶装置
US6282137B1 (en) SRAM method and apparatus
US5298816A (en) Write circuit for CMOS latch and memory systems
US20140153320A1 (en) Semiconductor storage device
JP3841469B2 (ja) 内部セル電圧を減少させたsramメモリセル
US6859386B2 (en) Semiconductor memory device with memory cell having low cell ratio
US6269046B1 (en) Semiconductor memory device having improved decoders for decoding row and column address signals
US6504784B1 (en) Semiconductor memory device with reduced standby current
JPH0289292A (ja) 半導体メモリ
US5640341A (en) Memory cell insensitive to collisions of heavy ions
EP0469834B1 (en) A BICMOS logic circuit with self-boosting immunity and a method therefor
JPH09185886A (ja) データ保持回路
WO2023142495A1 (zh) 一种预充电方法及使用该方法的存储器装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100818

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100818

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120818

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130818

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term