JPH08305643A - ファイル転送方法 - Google Patents

ファイル転送方法

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JPH08305643A
JPH08305643A JP7112781A JP11278195A JPH08305643A JP H08305643 A JPH08305643 A JP H08305643A JP 7112781 A JP7112781 A JP 7112781A JP 11278195 A JP11278195 A JP 11278195A JP H08305643 A JPH08305643 A JP H08305643A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TCPのウインドウサイズを拡大することな
く、高速・高遅延ネットワークでのFTPファイル転送
を効率的に行うこと。 【構成】 FTPプロトコルによりファイルを転送する
際に、ファイルの分割数及びTCPセッションの数を、
TCPプロトコルのウインドウサイズと、ネットワーク
の往復遅延時間及び回線速度とに基づいて決定し、この
数でファイルを分割すると共にTCPセッションをデー
タ転送用に複数確立して、データ転送を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウインドウサイズが制限
されたTCPなどのトランスポートプロトコルを用いた
ファイル転送方法に関し、高速ではあるが高遅延のネッ
トワークにおいても、ウインドウサイズの制限に影響さ
れることなく、効率的にデータ転送を行うことができる
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ファイル転送のための標準プロトコルと
して、UNIXを始めとした多くのコンピュータで使用
されているFTP(File Transfer Protocol)が知られ
ている。プロトコルとは通信規約である。
【0003】FTPプロトコルはTCP/IP(Transm
isson Control Protocol/InternetProtocol)上のサー
ビスを用いるファイル転送プロトコルであり、ファイル
転送の際に1本のTCPセッション(TCPプロトコル
での論理コネクション)を使用する。そのためファイル
転送の性能はTCPプロトコルの転送能力、特にスライ
ディングウインドウのウインドウサイズの上限により制
限されるところが多く、ネットワークがより高速且つ高
遅延になりつつある現状では、ネットワークの回線速度
に比べて期待した程のスループットが得られないという
問題がある。以下、この点について順を追って説明す
る。
【0004】TCP/IPプロトコルは本来BSD系の
UNIXで採用されたものであるが、現在では、世界的
規模のネットワークであるインターネット(Internet)
を始めとして広く用いられているプロトコルスイートで
ある。
【0005】そのうち、TCPプロトコルはOSI参照
モデルの第4層(トランスポート層)に相当するコネク
ション型でバイトストリーム指向のトランスポートプロ
トコルであり、後述するように、再送付き肯定確認応答
プロトコルの改良版である可変ウインドウサイズのスラ
イディングウインドウプロトコルを用いて信頼性のある
効率的なデータ転送サービスを提供している。また、I
PプロトコルはOSI参照モデルの第3層(ネットワー
ク層)に相当するネットワークプロトコルである。
【0006】なお、コネクション型とは事前に論理コネ
クションを確立した後にデータ転送を行う通信形態であ
り、コネクションレス型とは論理コネクションの確立を
必要としないデータ転送の形態である。
【0007】次に、スライディングウインドウプロトコ
ルの説明の前に、再送付き肯定確認応答プロトコルにつ
いて説明する。信頼性のあるデータ転送を保証する多く
のプロトコルでは、1回毎のデータ転送量を固定してお
き、データ送信者はデータ受信者に対してデータを受信
する度に確認応答を送信することを要求し、確認応答を
待って次のデータを送出する。しかし、このような単純
な肯定確認応答プロトコルでは、送信者は固定サイズの
データ転送毎に必ず確認応答を待たなければならないの
で、非効率的である。
【0008】そこでTCPプロトコルでは、図5に示す
ように、転送しようとするパケットシーケンス51の中
に可変サイズのウインドウ52を設定し、最初はウイン
ドウ52内の全てのパケット1〜8を転送する。そし
て、一度送信者がウインドウ52内の最初のパケット1
に対する確認応答を受信すると、ウインドウ52をスラ
イドさせ、次のパケット9を送る。ウインドウ52のサ
イズは転送しようとするパケットシーケンス51のサイ
ズに応じて可変であるが、TCPプロトコルでは上限を
64KB(キロバイト)に制限している。なお、前述の
如くTCPプロトコルはバイトストリーム指向であるた
め、実際には、パケット単位ではなくバイト単位でウイ
ンドウ52がスライドする。
【0009】図6はスライディングウインドウプロトコ
ルの動作概念を示し、ウインドウ内のパケット1〜8の
送信に対し、受信側からそれぞれの確認応答53が出さ
れている。
【0010】このようなスライディングウインドウプロ
トコルを有するTCPプロトコルを用いたFTPプロト
コルのアルゴリズムは図7に示され、その時のデータ転
送の動作概念は図8に示される。
【0011】即ち、図7において、ファイル転送要求コ
マンドが入力されると(ステップS71)、FTPプロ
トコルはデータ転送用に1本のTCPセッションをTC
Pプロトコルに確立させ(ステップS72)、ファイル
のデータを転送する(ステップS73)。データ転送に
おいては、図8に示すように、送信側はウインドウサイ
ズ分だけのデータ81をまず転送し、その確認応答82
を受信するまで次の転送を待つ。確認応答82を受信し
たら次のデータ83を転送し、またしても確認応答84
を受信するまで次の転送を待つ。このような操作がファ
イルの全データを転送し終るまで繰り返される。全ての
データ転送が完了したら、図7のステップS74に示す
ように、FTPプロトコルがTCPセッションを終了す
る。
【0012】図8から判るように、ウインドウサイズが
可変なため単純な確認応答プロトコルよりも効率的であ
るが、可変ウインドウサイズのスライディングウインド
ウプロトコルを用いた場合でも、ファイルのサイズが大
きい場合にはウインドウサイズの制限により何回かに分
けてデータ転送が行われる。そのため、データ転送後か
ら確認応答を受信するまでの間t1 がネットワーク上の
空き時間として累積し、ネットワークのスループットを
低下させる。この空き時間t1 はネットワークの往復遅
延時間に左右され、高遅延なほど多くなる。また空き時
間t1 が全体に対して占める割合は、1回のデータ送出
に要する時間t2 が短いほど大きくなり、この時間t2
はネットワークの回線速度が高速なほど短くなる。
【0013】一般にネットワークの最大実効スループッ
トEは、ウインドウサイズをW、ネットワークの往復遅
延時間をDとすると、次式(1)で与えられる。
【数1】 E=W/D …式(1)
【0014】式(1)から判るように、伝送路上での遅
延が大きくなる等、ネットワークの往復遅延時間が長く
なると、最大実効スループットE以上に回線速度が高速
なネットワークでは、回線速度と比べて期待した程のス
ループットが得られない。これは、これまでの説明から
明らかなように、スライディングウインドウプロトコル
におけるウインドウサイズが不十分なため、確認応答を
待つまでの空き時間がネットワークに生じるからであ
る。
【0015】最近では、フレームリレーやATM等の高
速な通信技術が発達してきたこと、並びに、ネットワー
クが世界的規模に広がってきたことにより、ネットワー
クがより一層高速で且つ高遅延になりつつあるので、こ
のようなネットワークでは、TCPプロトコルの性能、
特に64KBというウインドウサイズの上限、によって
FTPプロトコルのデータ転送能力が制限される、とい
う効率上の問題点が露見してきた。
【0016】この問題点の解決策として、従来、TCP
プロトコルにおけるウインドウサイズの拡大が提案され
ている。
【0017】しかし、ウインドウサイズを64KBより
大きくすることはTCPプロトコル自体の拡張である。
従って、TCP/IPプロトコルが既に機器のシステム
の一部として組み込まれている場合が多いことを考慮す
ると、現在存在するTCP/IP製品にプロトコル自体
の拡張となるウインドウサイズの拡大をそのまま適用す
ることは困難である。
【0018】また、ウインドウサイズを拡大した場合、
品質の悪いネットワークでは、TCPセグメントの再送
によるオーバヘッドが大きくなるため、逆にスループッ
トが低下する恐れがある。
【0019】従って、現状のファイル転送技術では、フ
レームリレーやATMの到来により高速化し、且つ、世
界的規模への拡大により高遅延化したネットワークに十
分対応することができず、効率的でない。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来技術の問題点に鑑み、ウインドウサイズの制限に影
響されることなく、高速且つ高遅延のネットワークでの
効率的なファイル転送を行うことができる方法を提供す
ることである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のファイル転送方法は、FTPプロトコルによりファ
イルを転送する際に、ファイルを分割し複数のTCPセ
ッションにより転送を行うことを特徴とするものであ
る。
【0022】また、本発明のファイル転送方法は、ファ
イルの分割数及びTCPセッションの数を、TCPプロ
トコルのウインドウサイズと、ネットワークの往復遅延
時間及び回線速度とに基づいて決定することを特徴とす
るものである。
【0023】更に本発明のファイル転送方法は、ウイン
ドウサイズが制限されているトランスポートプロトコル
上のサービスを用いるファイル転送方法において、前記
ウインドウサイズと、ネットワークの往復遅延時間及び
回線速度とに基づいて、必要な論理コネクションの数を
決定すること、この決定した数でファイルを分割し、そ
れぞれを決定した数の論理コネクションにより転送する
こと、を特徴とするものである。
【0024】
【作用】FTPプロトコルは従来1本のTCPセッショ
ンによりデータ転送を行っているが、TCPプロトコル
自体は複数のTCPセッションを確立することが可能で
ある。
【0025】そこで、ファイルを複数に分割し複数のデ
ータ転送用TCPセッションによりデータ転送を行うこ
とにより、TCPプロトコル自体には何の改変を与える
ことなく、ウインドウサイズの不足により生じるネット
ワークの空き時間を有効に利用することができる。ま
た、複数のTCPセッションによりデータ転送を行うこ
とにより、品質が良くないネットワークであっても、再
送による帯域の浪費が少なくなる。
【0026】ファイルの分割数及びTCPセッシッンの
数は基本的には任意の固定した値でも良いが、小さすぎ
ると効率向上の効果が少なく、大きすぎるとオーバヘッ
ドが増えるので、ウインドウサイズとネットワークのパ
ラメータとに基づき決定することが望ましい。即ち、ウ
インドウサイズが大きければ数を減らし、往復遅延時間
が多いほど、あるいは回線速度が速いほど数を増せば良
い。
【0027】上述したデータ転送効率向上の技術は、T
CPプロトコル上のFTPプロトコルに限らず、ウイン
ドウサイズが制限されているトランスポートプロトコル
を用いるファイル転送方法全にて拡張して適用すること
ができる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例とし
て、TCPプロトコル上でのFTPプロトコルによるフ
ァイル転送を説明する。図1には本発明の実施例のシス
テム構成が示され、図2には本発明の実施例のファイル
転送アルゴリズムが示され、図3には2個のTCPセッ
ションを用いたFTPデータ転送の動作概念が示され、
図4には実験結果によるTCPセッションの数と総合ス
ループットとの関係が示されている。
【0029】図1において、送信側(または受信側)の
システム11は、FTP基本部12及びユーザインタフ
ェース13に加えて、パラメータ収集モジュール14
と、TCPセッション数計算モジュール15と、ファイ
ル分割・統合モジュール16を備えている。このような
システム11どうしがTCPドライバ17を介してネッ
トワークで接続されている。また、システム11にはデ
ータを格納するための記憶装置(ディスク)18が接続
されている。
【0030】ここで、TCPドライバ17は可変ウイン
ドウサイズのスライディングウインドウプロトコルを含
むTCPプロトコルを実行するものであり、TCPセッ
ションの確立、ウインドウサイズの設定、データ転送、
確認応答の送受、ウインドウのスライド等を行う。
【0031】システム11の各部12〜16について説
明すると、FTP基本部12はFTPプロトコルを実行
する基本的機能に加えて、次のような各部を管理する機
能を有する。
【0032】(1)ユーザインタフェース13から“ge
t"、“put"などのファイル転送要求のコマンドを受け取
った時、パラメータ収集モジュール14にパラメータ収
集を指示する。 (2)TCPセッション数計算モジュール15に必要と
するTCPセッション数の計算を指示する。 (3)ファイル分割・統合モジュール16にファイルの
分割または統合を指示する。 (4)TCPドライバ17にファイル転送先を指示し、
また必要とする数のTCPセッションの確立を指示し、
更にTCPセッションの終了を指示する。
【0033】ユーザインタフェース13はコマンドライ
ンの入力の処理などを行う。
【0034】パラメータ収集モジュール14はTCPド
ライバ17から、最大ウインドウサイズW(bytes:バイ
ト)と、ネットワークの往復遅延時間D(sec:秒)及び
回線速度B(bps:1秒当りのビット数)といったパラメ
ータを収集又は測定する。TCPプロトコルではW=6
4KBである。DとBはファイル転送先までのネットワ
ーク上のルートによって変わるが、これらはTCPドラ
イバ17にとって既知であり、インターネット(Intern
et)の場合にはICMP(Internet Control Message P
rotocol)プロトコルなどによって求まる。
【0035】TCPセッション数計算モジュール15
は、パラメータ収集モジュール14で得たパラメータ
W,D,Bを用いて、次式(2)または式(3)の計算
により、必要とするデータ転送用のTCPセッション数
Nを決定する。
【0036】
【数2】
【0037】
【数3】
【0038】ここで、式(3)中の分子B×Dは確認応
答を受信する前に転送可能なデータサイズ(ビット)で
あり、8×Wはウインドウサイズ(ビット)であるか
ら、これらから必要なTCPセッショッ数Nを決定する
ことができる。なお、式(2)と式(3)は等価であ
る。
【0039】ファイル分割・統合モジュール16は、F
TP基本部12で指定されたファイルを記憶装置18か
ら読み出し、これをモジュール15が決定したTCPセ
ッション数Nで分割し、TCPドライバ17に与える。
【0040】TCPドライバ17は、FTP基本部12
を通してTCPセッシッ数Nが指定されると、N個のT
CPセッションを確立し、モジュール16で分割された
N個のデータをそれぞれにTCPセッションを対応づけ
してネットワークに転送する。
【0041】システム11が受信側になる場合は、FT
P基本部12はTCPドライブ17からTCPセッショ
ン数を受け取り、ファイル分割・統合モジュール16に
対し、ファイルの統合を指示する。この指示を受けて、
同モジュール16はTCPドライブ17から与えられる
複数のTCPセッションのデータを1つのファイルに統
合し、記憶装置18に格納する。
【0042】次に、図2、図3を参照してシステム全体
の動作を説明する。 (1)ファイル転送要求コマンドを入力すると(図2の
ステップS21)、まずウインドウサイズW,往復遅延
時間D及び回線速度Bを収集(または測定)して、必要
なデータ転送用TCPセッション数Nを決定する(ステ
ップS22,S23)。 (2)次に、転送すべきファイルをN個のデータに分割
し(ステップS24)、更に、TCPセッションをデー
タ転送用にN個確立する(ステップS25)。 (3)N個のTCPセッションを用いて、N個のデータ
を時分割手法により同時並列的に転送する(ステップS
26)。図3にN=2とした場合のデータ転送動作を概
念的に示す。但し、図3の時分割手法は一例にすぎず、
任意のもので良い。 (4)N個のデータを全て転送したら、N個全てのTC
Pセッションを終了する(ステップS27)。 (5)受信側では、N個のTCPセッションにより転送
されてきたN個のデータを統合し、1つのファイルにす
る(ステップS28)。
【0043】本発明の有効性を確認するために、以下の
実験を行った。その結果を図4に示す。
【0044】即ち、回線速度を1.536Mbps 、往復
遅延時間を40ms、200ms、500ms、1000msと
したシリアル回線で接続したLAN(Local Area Netwo
rk)間で、FTPプロトコルによるデータ転送を行う。
そして、1つのファイルを1〜4分割し、それぞれ1〜
4個のデータ転送用TCPセッションにより転送し、各
ケースにおける総合スループットを測定した。図4よ
り、TCPセッション数の増加により総合スループット
が向上することが良く判る。特に、高遅延の場合に効果
が顕著である。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、FTPのファイル転送
において、ファイルを複数に分割し複数のTCPセッシ
ョンによりデータ転送を行うので、TCPプロトコル自
体には何の改変を与えることなく、ウインドウサイズの
不足により生じるネットワークの空き時間を有効に利用
することができ、特にインターネットのような高速・高
遅延のネットワークでの効率的なFTPファイル転送が
できる。また、複数のTCPセッションによりデータ転
送を行うことにより、品質が良くないネットワークであ
っても、再送による帯域の浪費が少なくなる。
【0046】また、ウインドウサイズとネットワークの
往復遅延時間及び回線速度とに基づいて必要なTCPセ
ッション数を決定することにより、TCPセッション数
が最適化する。
【0047】更に、本発明によれば、TCPプロトコル
上のFTPファイル転送に限らず、ウインドウサイズが
制限されているトランスポートプロトコルを用いる各種
のファイル転送において、効率的なデータ転送を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシステム構成を示す
図。
【図2】本発明の一実施例に係るファイル転送アルゴリ
ズムを示す図。
【図3】2個のTCPセッションを用いたFTPデータ
転送の動作概念を示す図。
【図4】実験結果によるTCPセッション数と総合スル
ープットとの関係を示す図。
【図5】スライディングウインドウの概念を示す図。
【図6】スライディングウインドウプロトコルを用いた
確認応答プロトコルを示す図。
【図7】従来のファイル転送アルゴリズムを示す図。
【図8】従来のFTPデータ転送の動作概念を示す図。
【符号の説明】
11 システム 12 FTP基本部 13 ユーザインタフェース 14 パラメータ収集モジュール 15 TCPセッション数計算モジュール 16 ファイル分割・統合モジュール 17 TCPドライバ 18 記憶装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FTPプロトコルによりファイルを転送
    する際に、ファイルを分割し複数のTCPセッションに
    より転送を行うことを特徴とするファイル転送方法。
  2. 【請求項2】 前記ファイルの分割数及びTCPセッシ
    ョンの数を、TCPプロトコルのウインドウサイズと、
    ネットワークの往復遅延時間及び回線速度とに基づいて
    決定することを特徴とする請求項1記載のファイル転送
    方法。
  3. 【請求項3】 ウインドウサイズが制限されているトラ
    ンスポートプロトコル上のサービスを用いるファイル転
    送方法において、 前記ウインドウサイズと、ネットワークの往復遅延時間
    及び回線速度とに基づいて、必要な論理コネクションの
    数を決定すること、 この決定した数でファイルを分割し、それぞれを決定し
    た数の論理コネクションにより転送すること、 を特徴とするファイル転送方法。
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