JPH08304534A - 精測進入レーダーシステム - Google Patents
精測進入レーダーシステムInfo
- Publication number
- JPH08304534A JPH08304534A JP7114210A JP11421095A JPH08304534A JP H08304534 A JPH08304534 A JP H08304534A JP 7114210 A JP7114210 A JP 7114210A JP 11421095 A JP11421095 A JP 11421095A JP H08304534 A JPH08304534 A JP H08304534A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- precision
- pulse
- angle
- antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
ーにより与えることができる精測進入レーダーシステム
を提供することである。 【構成】 水平及び垂直方向に電子的にビームを走査す
る電子走査空中線1及び各ビームステップ毎にパルス信
号を発生させるタイミング信号発生部4を備えた地上精
測レーダー装置と、該地上精測レーダー装置から発射さ
れる電波を航空機上で受信する機上受信部12、この受
信信号から規定進入角に対する上、下、オンコースを識
別する機上信号処理部13、及び機上信号処理部13か
らの識別信号を表示する表示部14を備えた機上受信装
置から構成される。
Description
進入レーダーシステムに関する。
滑走路に着陸のため進入しようとする航空機の距離、高
低角、方位角をそれぞれ検出し、地上の管制官が無線電
話にて規定進入角、コースライン上を着陸点まで誘導す
るために使用される。
z)送信機からパルス変調された送信信号を入力し、航
空機進入方向へ高低角7°、方位角20°に電波を輻射
する。ビーム走査は空中線素子に直結している移相器に
位相制御データをビーム制御部3から与えることにより
行う。航空機からの反射信号は電子走査空中線1から受
信部5へ送られ増幅検波された後、信号処理部6で移動
目標だけを目標検出部7へ送る。目標検出部7はモノパ
ルス測角方式によりビームノーズからの偏角を測角し、
正しい高低角と方位角を検出して指示部8へ出力し、指
示部8では規定降下路を示すグライドパス及び進入方位
角を示すコースラインと共に航空機の位置を表示する。
図3(a)は空港に設置された精測レーダー装置から放
射されるビームと進入航空機との関係を示した側面図で
あり、図3(b)は図3(a)の平面図である。精測レ
ーダー装置31は滑走路36の横に設置され、垂直面7
°及び水平面20°の覆域を有している。航空機33
は、高低方向においてはグライドパス34に添って、方
位方向においてはコースライン35に添って誘導され
る。図4は管制官が着陸誘導に使用する指示部の表示を
示した図であり、垂直面表示と水平面表示がある。
置による着陸誘導管制は、航空機が規定進入角及び規定
進入コースに乗るように管制官が対空無線機を介して通
報する方式のため、パイロット側は自機の位置を直接確
認できないという問題点があった。
も、対空無線機が正常に働いていること、管制官とパイ
ロットの言語が合うこと等の条件を満たさなければ運用
できないという問題点があった。
上のパイロットにも角度情報を直接レーダーにより与え
ることができる精測進入レーダーシステムを提供するこ
とである。
によって水平及び垂直方向に電子的にビームを走査する
電子走査空中線及び各ビームステップ毎に繰り返し周波
数が変化するパルス信号を発生させるタイミング信号発
生部を備えた地上精測レーダー装置と、該地上精測レー
ダー装置から発射される電波を航空機上で受信する機上
受信部、この受信信号から規定進入角に対する上、下、
オンコースを識別する機上信号処理部、及び該機上信号
処理部からの識別信号を表示する表示部を備えた機上受
信装置からなることを特徴とする精測進入レーダーシス
テムが得られる。
ーダー装置は、前記移相器に位相制御データを送出する
ビーム制御部と、前記電子走査空中線に前記パルス信号
を送信するパルス送信部を有し、前記電子走査空中線
は、前記位相制御データにより、垂直方向、水平方向そ
れぞれ所定間隔のビームステップでビーム走査を行うこ
とを特徴とする精測進入レーダーシステムが得られる。
ップは垂直ビームステップ及び水平ビームステップから
なり、前記垂直ビームステップ及び前記水平ビームステ
ップにそれぞれ垂直方向及び方位方向の角度情報として
の所定ビットの送信パルスを割り当てることを特徴とす
る精測進入レーダーシステムが得られる。
理部にて、受信信号の最大値検出を行い、地上側で送信
したどのパルス信号を自機が受信しているのかを検出す
ると共に、隣接する前記パルス信号との振幅比較を行
い、ビームノーズからの偏角を検出して正確な角度を割
り出し、それを前記表示器に表示することを特徴とする
精測進入レーダーシステムが得られる。
実施例について図面を参照して説明する。図1(a)は
本発明に係る精測進入レーダーシステムの内の地上精測
レーダー装置を示したブロック図であり、図1(b)は
本発明に係る精測進入レーダーシステムの内の機上受信
装置を示したブロック図である。
は、水平方向及び垂直方向に電子的にビームを走査する
空中線であり、垂直面ビーム幅及び水平面ビーム幅はそ
れぞれ0.8度及び1.2度である。ビーム制御部3か
らの位相制御データにより、ビームステップは、垂直方
向に0.45度間隔で17ビームステップ、水平方向は
0.7度間隔で30ビームステップそれぞれ走査し、垂
直覆域7.2度、水平覆域21度を有している。
ビームステップに各々5ビット計10ビットの送信パル
スを割り当て、前5ビットに方位方向(水平面)の角度
情報を与え、後方5ビットを垂直方向(垂直面)の角度
情報を与える。尚、本実施例では垂直ビームステップと
水平ビームステップに各々5ビット計10ビットの送信
パルスを割り当てたが、このビット数は精測レーダーの
走査時間があまり長くならないように設定変更してもよ
い。水平ビームステップは5ビット31通りのうち30
ビームステップで元の第1ビームステップに戻り、垂直
ビームステップも同様5ビット31通りのうち17ビー
ムステップで元の第1ビームステップに戻る。尚、水平
ビームステップデータと垂直ビームステップデータの間
に1ビットのスペースを設け、ビームステップ間に2ビ
ットのスペースを設けている。従って垂直方向は17ビ
ームステップ×ビーム間隔0.45度=7.2度、水平
方向は30ビームステップ×ビーム間隔0.7度=21
度となり、全覆域を走査するのに要する時間は12ビッ
ト×17ビームステップ×30ビームステップ×333
ppsで約1.9秒となり、従来の精測レーダーの走査
時間より3秒短い時間で可能となる。
2はタイミング信号発生部4から送信トリガを入力し受
信部5から、送信励振信号を入力し増幅した後、電子走
査空中線1にパルス変調波を供給する。電子走査空中線
1から受信した受信信号は、受信部5で増幅検波された
後信号処理部6に送出される。信号処理部6では固定ク
ラッタを消去して移動目標だけを目標検出部7に出力す
る。目標検出部7では、モノパルス方式によりビームノ
ーズからの偏角を測角して正確な高低角と方位角を検出
し、指示部8に航空機の位置を表示する。
て、機上空中線11を介して受信信号が受信される。機
上信号処理部13では、どの受信信号に自機が乗ってい
るのかを検出するために受信信号出力の最大値検出がな
される。この最大値検出は、例えば、所定の受信信号出
力をしきい値として該しきい値を越えた信号のみを検出
するというものである。次に、隣接する受信信号との振
幅比較を行い、ビームノーズからの偏角を検出して正確
な角度を割り出し、規定進入角に対する上、下、オンコ
ースを識別する。表示部14では機上信号処理部13か
らの識別信号、すなわち角度情報を表示する。その表示
部14とは別に、前記識別信号をトーン信号としてパイ
ロットに知らせるためのスピーカを併用してもよい。
地上に設置した精測レーダー装置の空中線ビームに各々
角度情報を与え、航空機上においてこれを受信し表示す
る手段を持つことにより、パイロットは管制官との無線
交信によらずに機上の表示器の表示により自機の位置を
確認しながら着陸することができる。
で航空機の位置の確認が可能となり、安全性の向上が図
られる。
ステムの内の地上精測レーダー装置を示したブロック図
であり、図1(b)は本発明に係る精測進入レーダーシ
ステムの内の機上受信装置を示したブロック図である。
ロック図である。
置から放射されるビームと進入航空機との関係を示した
側面図であり、図3(b)は図3(a)の平面図であ
る。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 移相器によって水平及び垂直方向に電子
的にビームを走査する電子走査空中線及び各ビームステ
ップ毎に繰り返し周波数が変化するパルス信号を発生さ
せるタイミング信号発生部を備えた地上精測レーダー装
置と、該地上精測レーダー装置から発射される電波を航
空機上で受信する機上受信部、この受信信号から規定進
入角に対する上、下、オンコースを識別する機上信号処
理部、及び該機上信号処理部からの識別信号を表示する
表示部を備えた機上受信装置からなることを特徴とする
精測進入レーダーシステム。 - 【請求項2】 前記地上精測レーダー装置は、前記移相
器に位相制御データを送出するビーム制御部と、前記電
子走査空中線に前記パルス信号を送信するパルス送信部
を有し、前記電子走査空中線は、前記位相制御データに
より、垂直方向、水平方向それぞれ所定間隔のビームス
テップでビーム走査を行うことを特徴とする請求項1記
載の精測進入レーダーシステム。 - 【請求項3】 前記ビームステップは垂直ビームステッ
プ及び水平ビームステップからなり、前記垂直ビームス
テップ及び前記水平ビームステップにそれぞれ垂直方向
及び方位方向の角度情報としての所定ビットの送信パル
スを割り当てることを特徴とする請求項2記載の精測進
入レーダーシステム。 - 【請求項4】 前記機上信号処理部にて、受信信号の最
大値検出を行い、地上側で送信したどのパルス信号を自
機が受信しているのかを検出すると共に、隣接する前記
パルス信号との振幅比較を行い、ビームノーズからの偏
角を検出して正確な角度を割り出し、それを前記表示器
に表示することを特徴とする請求項1記載の精測進入レ
ーダーシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7114210A JP2647054B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 精測進入レーダーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7114210A JP2647054B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 精測進入レーダーシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08304534A true JPH08304534A (ja) | 1996-11-22 |
JP2647054B2 JP2647054B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=14631975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7114210A Expired - Fee Related JP2647054B2 (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 精測進入レーダーシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647054B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002544526A (ja) * | 1999-05-17 | 2002-12-24 | タレス | 目標の追尾に特に応用される電磁誘導方法及びその装置 |
US7136012B2 (en) | 2003-04-01 | 2006-11-14 | Lockheed Martin Corporation | Approach radar with array antenna having rows and columns skewed relative to the horizontal |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62263484A (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-16 | Nec Corp | 精測進入レ−ダ装置 |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP7114210A patent/JP2647054B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62263484A (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-16 | Nec Corp | 精測進入レ−ダ装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002544526A (ja) * | 1999-05-17 | 2002-12-24 | タレス | 目標の追尾に特に応用される電磁誘導方法及びその装置 |
US7136012B2 (en) | 2003-04-01 | 2006-11-14 | Lockheed Martin Corporation | Approach radar with array antenna having rows and columns skewed relative to the horizontal |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2647054B2 (ja) | 1997-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0154603B1 (ko) | 공항면 지상주행 관제시스템 | |
CA1139410A (en) | Airport-surveillance system | |
US5075694A (en) | Airborne surveillance method and system | |
EP0200787B1 (en) | System for displaying warning zone or menacing aircraft in an apparatus for preventing collision on aircraft | |
US5506590A (en) | Pilot warning system | |
KR101083169B1 (ko) | 레이더와 모의표적신호 발생장치간의 무선원격 동기화 장치 및 방법 | |
US4429312A (en) | Independent landing monitoring system | |
US4333081A (en) | Monitoring system for scanning-beam microwave landing apparatus | |
JP2743905B2 (ja) | 監視空間通過検出装置 | |
US4990921A (en) | Multi-mode microwave landing system | |
US4101893A (en) | Aircraft landing aid for zero-zero visibility landings | |
RU190804U1 (ru) | Устройство для обеспечения навигации и посадки корабельных летательных аппаратов | |
JP2765563B2 (ja) | 空港面航空機識別方式 | |
AU600740B2 (en) | Advanced instrument landing system | |
JP2647054B2 (ja) | 精測進入レーダーシステム | |
EP3230761B1 (en) | System and method to provide a dynamic situational awareness of attack radar threats | |
JPS61256272A (ja) | Ssr方式による航空機識別装置 | |
US8902101B1 (en) | System for and method of wind shear detection | |
JPH0690281B2 (ja) | 飛翔体管制装置 | |
JP2701742B2 (ja) | 航空機の方位誘導方法及び装置 | |
JPH01502691A (ja) | バック・コース進入において使用するためのマイクロウエーブ式着陸方式 | |
JP2518530B2 (ja) | 折線進入用着陸誘導装置 | |
US4021806A (en) | Method and apparatus for guiding aircraft along curved path approach profiles | |
JP2979133B2 (ja) | 航空機搭載レーダによる着陸方法及びその装置 | |
US2654084A (en) | Blind landing and appoach system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970408 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090509 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100509 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509 Year of fee payment: 16 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140509 Year of fee payment: 17 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |