JPH08304518A - 電池種類判別装置 - Google Patents

電池種類判別装置

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JPH08304518A
JPH08304518A JP7105593A JP10559395A JPH08304518A JP H08304518 A JPH08304518 A JP H08304518A JP 7105593 A JP7105593 A JP 7105593A JP 10559395 A JP10559395 A JP 10559395A JP H08304518 A JPH08304518 A JP H08304518A
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charging
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Nobuo Shiojima
信雄 塩島
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Toshiba Battery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性が高く、また判別対象の電池の種類が
多くなっても、電源電圧に特別に高精度を要求されるこ
となく、電池の種類を正しく判別できる電池種類判別装
置を提供する。 【構成】 電池11の種類に対応して設定された抵抗値
を有する電池判別用抵抗12と、この電池判別用抵抗1
2と直列に接続された第1の分圧抵抗21と、電池判別
用抵抗12の両端に発生する電圧Vin1と第1の分圧抵
抗21の両端に発生する電圧(Vin2−Vin1)の比か
ら電池11の種類を判別する判別回路22を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明、電池に最適な放電条件や
充電条件を選定するため電池の種類を判別する電池種類
判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機や可搬型のパーソナル
コンピュータおよびワードプロセッサなど、携帯機器が
多く普及しつつある。これらの機器では、一次電池や二
次電池を内蔵したパック電池が駆動電源として使われて
いる。ところで、1台の機器を異なる形式のパック電池
を選択的に使用する場合、最低放電可能電圧が電池の種
類によって異なるため、機器側でパック電池の種類を判
別して、現在使用しているパック電池の端子電圧が最低
放電可能電圧に近づくと、警報を発するようにしてい
た。
【0003】一方、異なる形式の二次電池をそれぞれ内
蔵したパック電池を共通の1台の充電器で充電すると
き、そのパック電池に使用している電池の種類、すなわ
ち電池の形式や電気容量に最適な条件で充電することに
注意が必要である。例えば、ニッケル・カドミウム蓄電
池とニッケル水素・蓄電池およびリチウム二次電池では
最適な充電方式が異なる。さらに、電池の形式が同じで
あっても、電気容量の大小で充電条件は変化する。した
がって1台の充電器で電池の形式や電気容量の異なるパ
ック電池を充電するときは、パック電池に内蔵されてい
る電池の種類を判別し、各々の電池に最適な状態で充電
することが重要となる。
【0004】パック電池の種類を判別する方法としては
従来、大別して2種類が知られている。第1の方法は、
パック電池の外部ケースに電池の種類によって異なる機
械的な凹凸を設け、この凹凸を機器あるいは充電器側で
検知する方法である。
【0005】第2の方法は、例えば特開平2−2994
28に開示されているように、パック電池内部に電池の
種類に対応した抵抗値を有する第1の抵抗を、また機器
あるいは充電器内部に安定化電源と第2の抵抗およびバ
ッテリ機種検出回路をそれぞれ設け、安定化電源の出力
電圧(以下、単に電源電圧という)を第1の抵抗と第2
の抵抗とで形成される分圧回路に供給し、この分圧回路
の出力電圧である第2の抵抗の両端に発生する電圧によ
ってバッテリ機種検出回路が電池の種類を判別する方法
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
方法はパック電池の外部ケースに電池の種類に応じた凹
凸を設けて電池の種類を機械的に判別するために信頼性
に乏しく、しかもケースに凹凸を設けるスペースに限り
があることから、電池の種類が多くなると判別が困難と
なるという欠点がある。
【0007】一方、第2の方法は電源電圧を第1の抵抗
と第2の抵抗とからなる分圧回路で分圧していることか
ら、この分圧回路の出力である第2の抵抗の両端に発生
する電圧は電源電圧に依存するため、電源電圧が変動す
ると電池種類の判定を誤るおそれがある。従って、パッ
ク電池の種類が多くなっても、電池の種類を正しく判別
するためには、第1の抵抗と第2の抵抗の精度はもちろ
ん、特に電源電圧の精度に極めて高い精度が要求され、
電池種類の判別に必要なコストが増えるという問題があ
った。
【0008】本発明の目的は、信頼性が高く、また判別
対象の電池の種類が多くなっても、電源電圧に特別に高
精度を要求されることなく、電池の種類を正しく判別で
きる電池種類判別装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の電池
種類判別装置は、電池の種類に対応して設定された抵抗
値を有する電池判別用抵抗と、この電池判別用抵抗と直
列に接続された第1の分圧抵抗と、電池判別用抵抗の両
端に発生する電圧と、第1の分圧抵抗の両端または電池
判別用抵抗と第1の分圧抵抗との直列回路の両端に発生
する電圧の比から電池の種類を判別する判別回路とを有
することを特徴とする。
【0010】本発明に係る第2の電池種類判別装置は、
電池の種類に対応して設定された抵抗値を有する電池判
別用抵抗と、この電池判別用抵抗と直列に接続された第
1の分圧抵抗と、第2の分圧抵抗とスイッチ素子を直列
に接続してなり、かつ前記電池判別用抵抗および第1の
分圧抵抗のいずれかに並列に接続された抵抗−スイッチ
素子直列回路と、スイッチ素子がオフのときとオンのと
きの電池判別用抵抗と第1の分圧抵抗との接続点に発生
する電圧の比から電池の種類を判別する判別回路とを有
することを特徴とする。
【0011】本発明に係る第3の電池種類判別装置は、
電池の種類に対応して設定された抵抗値を有する電池判
別用抵抗と、この電池判別用抵抗と直列に接続された第
1の分圧抵抗と、第2の分圧抵抗とスイッチ素子を並列
に接続してなり、かつ電池判別用抵抗および第1の分圧
抵抗と直列に接続された抵抗−スイッチ素子並列回路
と、スイッチ素子がオフのときとオンのときの電池判別
用抵抗と第1の分圧抵抗および抵抗−スイッチ素子並列
回路からなる直列回路のいずれかの接続点に発生する電
圧の比から電池の種類を判別する判別回路とを有するこ
とを特徴とする。
【0012】
【作用】第1の電池種類判別装置では、電池判別用抵抗
の両端に発生する電圧(Vin1)と、第1の分圧抵抗の
両端に発生する電圧(Vin2−Vin1)または電池判別
用抵抗と第1の分圧抵抗との直列回路の両端に発生する
電圧(Vin2)の比(K)から電池の種類を判別する。
【0013】第2の電池種類判別装置では、電池判別用
抵抗およびこれと直列に接続された第1の分圧抵抗のい
ずれかに第2の抵抗とスイッチ素子との抵抗−スイッチ
素子直列回路を並列に接続し、スイッチ素子がオフのと
きの電池判別用抵抗と第1の分圧抵抗との接続点に発生
する電圧Vin(OFF) と、スイッチ素子がオンのときの電
池判別用抵抗と第1の分圧抵抗との接続点に発生する電
圧Vin(ON)の比(K)から電池の種類を判別する。
【0014】第3の電池種類判別装置では、電池判別用
抵抗およびこれと直列に接続された第1の分圧抵抗と直
列に、第2の分圧抵抗とスイッチ素子との抵抗−スイッ
チ素子並列回路を接続し、スイッチ素子がオフのときの
電池判別用抵抗と第1の分圧抵抗および抵抗−スイッチ
素子並列回路からなる直列回路のいずれかの接続点に発
生する電圧Vin(OFF) と、スイッチ素子がオンのときの
該接続点に発生する電圧Vin(ON)の比(K)から電池の
種類を判別する。
【0015】これら第1〜第3の電池種類判別装置のい
ずれにおいても、電池種類の判別に用いられる比(K)
は電源電圧に依存しないため、電池電圧の変動によって
電池種類の判定を誤ることはない。従って、機械的な凹
凸により電池の種類を判別する方法に比して信頼性が高
いばかりでなく、判別対象の電池の種類が多くなっても
電源電圧に特別に高精度を要求されることなく電池の種
類を正確に判別することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1の実施例)図1は、本発明に係る第1の電池種類
判別装置を用いた第1の実施例の充電回路を示すブロッ
ク図である。この充電回路は、大きく分けて電池パック
10とこれを充電するための充電器20とからなる。
【0017】電池パック10は、二次電池11と電池判
別用抵抗12およびサーミスタ13を有する。二次電池
11は、例えばニッケル・カドミウム蓄電池やニッケル
・水素蓄電池などのアルカリ蓄電池、あるいはリチウム
二次電池等の非水溶媒系二次電池や鉛電池などの定電圧
で充電する電池である。ここでは、二次電池11がニッ
ケル・カドミウム蓄電池(以下、Ni/Cdという)と
ニッケル・水素蓄電池(以下、Ni−MHという)、お
よびリチウム二次電池(以下、LIBという)のいずれ
かである場合を例にとって説明する。
【0018】電池判別用抵抗12は、二次電池11に対
応して設けられたものであり、その抵抗値RXは二次電
池11の種類に対応して予め設定されているものとす
る。サーミスタ13は、二次電池11の温度を検出する
ためのもので、二次電池11に接近して設置される。な
お、二次電池11がNi/CdやLIBの場合はサーミ
スタ13はなくてもよい。
【0019】端子a−1,b−1,c−1,d−1は、
電池パック10の外部接続端子であり、端子a−1は二
次電池11の正極端子に接続され、端子b−1はサーミ
スタ13の一端に接続され、端子c−1は判別用抵抗1
2の一端に接続され、端子d−1は二次電池1の負極端
子とサーミスタ13の他端および判別用抵抗12の他端
に共通に接続されている。
【0020】充電器20は電池パック10内の二次電池
11を充電するものであり、第1の分圧抵抗21、電池
判別回路22、充電制御回路23、定電流充電回路2
4、定電流・定電圧回路25、充電用電源26、および
サーミスタ用分圧抵抗27からなる。
【0021】ここで、二次電池11がNi/Cdの場合
は、最初は一定電流で充電し、二次電池11の端子電圧
VBが所定値(ΔV)低下したとき充電を停止させるか
充電電流を減少させる「−ΔV制御」で充電を行い、N
i−MHの場合は、最初は一定電流で充電し、電池温度
の単位時間当たりの温度上昇率(いわゆる温度微分)が
所定値に達したとき充電を停止させるか充電電流を減少
させる「dT/dt制御」で充電を行い、LIBの場合
は、充電初期では定電流で充電し、二次電池11の端子
電圧VBが所定値(例えば4.2V/セル)に達すると
定電圧で充電する「定電流・定電圧充電」で充電を行う
場合について説明する。
【0022】端子a−2,b−2,c−2,d−2は充
電器20の外部接続端子であり、充電時には電池パック
10の外部接続端子a−1,b−1,c−1,d−1に
それぞれ接続される。
【0023】第1の分圧抵抗21の一端は充電器20の
図示しない内部回路の電源V+ に接続され、他端は端子
c−2と電池判別回路22の入力端子1に共通接続さ
れ、電池判別回路22の入力端子2は電源V+ に接続さ
れている。電池判別回路22は入力端子1,2の電圧V
in1,Vin2から、判別用抵抗12の両端と第1の分圧
抵抗21の両端にそれぞれ発生する電圧の比Kを算出
し、その比Kから二次電池11の種類を判別してその種
類を示す判別信号を出力する。すなわち、第1の分圧抵
抗21の抵抗値をR1、電池判別用抵抗12の抵抗値を
RXとすると、電池判別回路22は(1)式からKを算
出し、判別信号を出力する。
【0024】
【数1】
【0025】制御回路23は、電池判別回路22から出
力される判別信号に対応して充電条件を決定する。すな
わち、第1の分圧抵抗21の抵抗値R1を10kΩと
し、電池判別用抵抗12の抵抗値RXを1kΩ,2k
Ω,5.1kΩ,10kΩ,20kΩ,39kΩのいず
れかとすると、二次電池11の種類、その接続数、電池
判別用抵抗12の抵抗値RX,比Kと充電条件(充電制
御方式と充電電流)の関係は表1のようになる。
【0026】
【表1】
【0027】制御回路23は、−ΔV制御回路231と
dT/dt制御回路232とスイッチ回路233および
電流指定回路234からなり、−ΔV制御回路231の
入力端子は端子a−2に接続され、dT/dt制御回路
232の入力端子は抵抗27の一端と端子b−2に接続
されている。なお、抵抗27の他端は電源V+ に接続さ
れている。
【0028】−ΔV制御回路231は、端子a−2,a
−1を介して二次電池11の端子電圧VBを監視し、V
Bがピーク値から所定値(例えば10mV/セル)低下
した時点で充電停止信号を発生する。
【0029】dT/dt制御回路232は、端子b−
2,b−1を介してサーミスタ13の一端に接続され、
サーミスタ13と抵抗27とで分圧された電圧を測定す
ることにより二次電池11の温度を監視して、単位時間
当たりの温度上昇率dT/dtが所定値(例えば1℃/
分)に達した時点で充電停止信号を発生する。
【0030】スイッチ回路233は、電池判別回路22
の出力によって制御され、二次電池11がNi/Cdの
場合は−ΔV制御回路231から出力される充電制御信
号、二次電池11がNi−MHの場合はdT/dt制御
回路232から出力される充電制御信号をそれぞれ選択
し、選択した充電停止信号を定電流充電回路24の制御
端子に供給する。
【0031】電池判別回路22の出力は定電流・定電圧
回路25の電圧制御端子にも入力され、電池判別回路2
2が二次電池11をLIBと判断した場合は定電流・定
電圧回路25を動作状態とする。定電流・定電圧回路2
5は、電池判別回路22の出力によって動作状態とされ
ると定電流・定電圧を出力する。
【0032】電流指定回路234は、電池判別回路22
の出力に対応して、定電流充電回路24および定電流・
定電圧回路25の電流設定端子に二次電池11の種類に
最適な電流値を設定するための電流設定信号を供給す
る。なお、定電流充電回路24および定電流・定電圧回
路25は、制御回路23から充電停止信号が制御端子に
供給されると出力を停止する。
【0033】充電用電源26は、例えば交流電源の出力
を整流して直流を得る電源や、他の比較的大容量の電池
が用いられる。この充電用電源26の出力端子は、定電
流充電回路24の入力端子と定電流・定電圧充電回路2
5の入力端子に接続されている。
【0034】次に、本実施例の充電回路の動作を説明す
る。電池パック10と充電器20が接続されると、端子
a−1と端子a−2、端子b−1と端子b−2、端子c
−1と端子c−2、端子d−1と端子d−2がそれぞれ
接続される。このとき、電池判別用抵抗12は端子c−
2および端子c−1を介して第1の分圧抵抗21と接続
される。
【0035】電池判別用抵抗12は、表1に示すように
二次電池11の種類に合わせて抵抗値が設定されてお
り、電池判別回路22の入力端子1の電圧Vin1は二次
電池11の種類に対応した値となる。電池判別回路22
は、入力端子1の電圧Vin1と、入力端子2の電圧Vin
2つまり電源電圧V+ を測定し、電池判別用抵抗12の
両端に発生する電圧と第1の分圧抵抗21の両端に発生
する電圧の比Kを算出し、それに基づいて二次電池11
に適した充電制御を行うように充電制御回路23と定電
流・定電圧充電回路25に制御信号を供給する。
【0036】すなわち、表1に示すように、K=10の
ときは電池判別回路22によってNo.1の条件が選択
され、これに基づいてスイッチ回路233は−ΔV制御
回路231の出力を選択し、かつ電流指定回路234に
電流設定信号を供給する。−ΔV制御回路231が充電
停止信号を発生すると定電流充電回路24は充電を停止
し、また電流指定回路234は定電流充電回路24が5
00mAの充電電流を流すように制御する。
【0037】また、K=5のときは電池判別回路22に
よってNo.2の条件が選択され、これに基づいてスイ
ッチ回路233はNo.1の場合と同様に−ΔV制御回
路231の出力を選択し、かつ電流指定回路234は定
電流充電回路24が1000mAの一定の充電電流を出
力するように制御する。
【0038】以下同様に、K=1.96のときはNo.
3の条件が選択され、これに基づいてスイッチ回路23
3はdT/dt制御回路を選択し、かつ電流指定回路2
34は定電流充電回路24が650mAの一定電流を出
力するように制御し、またK=1のときはNo.4の条
件が選択され、これに基づいてスイッチ回路233はN
o.1の場合と同様にdT/dt制御回路232の出力
を選択し、かつ電流指定回路234は定電流充電回路2
4が1200mAの一定の充電電流を出力するように制
御する。
【0039】また、K=0.5のときはNo.5の条件
が選択され、これに基づいて定電流・定電圧充電回路2
5が選択されるとともに、電流指定回路234が充電電
流を最大750mAになるように定電流・定電圧充電回
路25を制御し、さらにK=0.26のときはNo.6
の条件が選択され、これに基づいて定電流・定電圧充電
回路25が選択されるとともに、電流指定回路234が
充電電流を最大2000mAになるように定電流・定電
圧充電回路25を制御する。
【0040】上述した本実施例によると、以下のように
電源電圧V+ が変動しても正確に二次電池11の種類を
判別することができる。特開平2−299428等に開
示された第2の従来例の場合、図1における電池判別用
抵抗RXと分圧抵抗21とで分圧した電圧Vin1の値の
みで電池種類を判別している。ここで、Vin1は後述す
る(2)式の右辺と同一であり、電源電圧V+ に依存す
る。従って、電源電圧が変動すると電池の種類を誤判定
する危険があるため、高安定度の電源が要求されてい
た。
【0041】これに対し、本実施例では(1)式に示し
たように電池判別用抵抗12の両端に発生する電圧(電
池判別用抵抗12と第1の分圧抵抗21からなる分圧回
路の分圧電圧)Vin1と、第1の分圧抵抗21の両端に
発生する電圧(Vin2−Vin1)の比Kから二次電池1
1の種類を判別している。ここで、Vin2=V+ であ
る。この場合のKは、(1)式で分かるように電源電圧
V+ に依存しないので、V+ の変動によらず二次電池1
1の種類を正確に判別することができることになる。
【0042】(第2の実施例)図2は、本発明に係る第
2の電池種類判別装置を用いた第2の実施例の充電回路
を示すブロック図である。図1と相対応する部分に同一
符号を付して、第1の実施例との相違点を中心に説明す
る。
【0043】電池パック10は、図1の場合と同様に二
次電池11と電池判別用抵抗12およびサーミスタ13
を有する。一方、充電器20は第1の分圧抵抗21、電
池判別回路22、充電制御回路23、定電流充電回路2
4、定電流・定電圧回路25、充電用電源26、サーミ
スタ用分圧抵抗27、および抵抗−スイッチ素子直列回
路28からなる。抵抗−スイッチ素子直列回路28は、
第2の分圧抵抗281とスイッチ素子282を直列接続
した回路であり、第1の分圧抵抗21に並列に接続され
ている。
【0044】第1の分圧抵抗21の一端は充電器20の
図示しない内部回路の電源V+ に接続され、他端は端子
c−2と電池判別回路22の入力端子に共通接続されて
いる。また、抵抗−スイッチ素子直列回路28の一端は
電源V+ に接続され、他端は端子c−2と電池判別回路
22の入力端子に共通に接続されている。スイッチ素子
282は、電池判別回路22からのスイッチ制御信号に
よりオン・オフ動作を行う。電池判別回路22は、この
ようにスイッチ制御信号によりスイッチ素子282をオ
ン・オフさせるとともに、オフのときとオンのときの端
子c−2の電圧を測定して両者の比Kを算出し、その比
Kから二次電池11の種類を判別してその種類を示す判
別信号を出力する。
【0045】すなわち、スイッチ素子282がオフのと
きの端子c−2の電圧をVin(OFF)、スイッチ素子28
2がオンのときの端子c−2の電圧をVin(ON)とし、さ
らに電池判別抵抗12の抵抗値をRX、第1の分圧抵抗
21の抵抗値をR1、第2の分圧抵抗281の抵抗値を
R2とすると、Vin(OFF) とVin(ON)は、それぞれ
(2),(3)式となる。
【0046】
【数2】 (2),(3)式から、両者の比Kは(4)式で求ま
る。
【0047】
【数3】
【0048】このように電池判別回路22は(4)式か
らKを算出し、その値により二次電池11の種類を判別
してその種類を示す判別信号を出力する。制御回路23
は、電池判別回路22から出力される判別信号に対応し
て充電条件を決定する。すなわち、第1の分圧抵抗21
の抵抗値R1を10kΩ、第2の分圧抵抗281の抵抗
値R2を10kΩとし、電池パック10内の電池判別用
抵抗12の抵抗値RXを1kΩ,2kΩ,5.1kΩ,
10kΩ,20kΩ,39kΩのいずれかとすると、二
次電池11の種類、その接続数、電池判別用抵抗12の
抵抗値RX,比Kと充電条件(充電制御方式と充電電
流)の関係は表2のようになる。
【0049】
【表2】
【0050】−ΔV制御回路231、dT/dt制御回
路232、スイッチ回路233、電流指定回路234か
らなる制御回路23と、定電流・定電圧回路25および
充電用電源26は、第1の実施例と同様である。
【0051】次に、本実施例の充電回路の動作を説明す
る。電池パック10と充電器20が接続されると、端子
a−1と端子a−2、端子b−1と端子b−2、端子c
−1と端子c−2、端子d−1と端子d−2が接続され
る。このとき、電池判別用抵抗12は端子c−2と端子
c−1を介して第1の分圧抵抗21と接続される。
【0052】電池判別用抵抗12は、表2に示すように
二次電池11の種類に合わせて抵抗値が設定されてい
る。電池判別回路22は、まずスイッチ素子282をオ
フにし、そのときの入力電圧Vin(OFF) を測定してその
値を記憶する。次に、電池判別回路22はスイッチ素子
282をオンにし、そのときの入力電圧Vin(ON)を測定
して、Vin(OFF) とVin(ON)の比Kを(4)式に基づい
て算出し、二次電池11に適した充電制御を行うように
充電制御回路23と定電流・定電圧充電回路25に制御
信号を供給する。
【0053】すなわち、表2に示すように、K=0.5
5のときは電池判別回路22によってNo.1の条件が
選択され、これに基づいてスイッチ回路233は−ΔV
制御回路231の出力を選択し、かつ電流指定回路23
4に電流設定信号を供給する。−ΔV制御回路231が
充電停止信号を発生すると定電流充電回路24は充電を
停止し、また電流指定回路234は定電流充電回路24
が500mAの充電電流を流すように制御する。
【0054】また、K=0.58のときは電池判定回路
22によってNo.2の条件が選択され、これに基づい
てスイッチ回路233はNo.1の場合と同様に−ΔV
制御回路231の出力を選択し、かつ電流指定回路23
4は定電流充電回路24が1000mAの一定の充電電
流を出力するように制御する。
【0055】以下同様に、K=0.67のときはNo.
3の条件が選択され、これに基づいてスイッチ回路23
3はdT/dt制御回路を選択し、かつ電流指定回路2
34は定電流充電回路24が650mAの一定電流を出
力するように制御し、さらにK=0.75のときはN
o.4の条件が選択され、これに基づいてスイッチ回路
233はNo.1の場合と同様にdT/dt制御回路2
32の出力を選択し、かつ電流指定回路234は定電流
充電回路24が1200mAの一定の充電電流を出力す
るように制御する。
【0056】また、K=0.83のときはNo.5の条
件が選択され、これに基づいて定電流・定電圧充電回路
25が選択されるとともに、電流指定回路234が充電
電流を最大750mAになるように定電流・定電圧充電
回路25を制御し、さらにK=0.89のときはNo.
6の条件が選択され、これに基づいて定電流・定電圧充
電回路25が選択されるとともに、電流指定回路234
が充電電流を最大2000mAになるように定電流・定
電圧充電回路25を制御する。
【0057】本実施例においては、(4)式に示したよ
うにスイッチ素子281がオフのときとオンのときの電
池判別用抵抗12と第1の分圧抵抗21との接続点に発
生する電圧Vin(OFF) ,Vin(ON)の比Kから二次電池1
1の種類を判別している。この場合のKは、(4)式か
ら分かるように電源電圧V+ に依存しないので、第1の
実施例と同様にV+ の変動によらず二次電池11の種類
を正確に判別することができる。
【0058】(第3の実施例)図3は、本発明に係る第
3の電池種類判別装置を用いた第3の実施例の充電回路
を示すブロック図である。図1および図2と相対応する
部分に同一符号を付して、第1および第2の実施例との
相違点を中心に説明する。
【0059】電池パック10は、図1および図2の場合
と同様に二次電池11と電池判別用抵抗12およびサー
ミスタ13を有する。一方、充電器20は第1の分圧抵
抗21、電池判別回路22、充電制御回路23、定電流
充電回路24、定電流・定電圧回路25、充電用電源2
6、サーミスタ用分圧抵抗27、および抵抗−スイッチ
素子並列回路29からなる。抵抗−スイッチ素子並列回
路29は、第2の分圧抵抗291とスイッチ素子292
を並列接続した回路であり、第1の分圧抵抗21と直列
に接続されている。
【0060】第1の分圧抵抗21の一端は抵抗−スイッ
チ素子並列回路29の一端に接続され、抵抗−スイッチ
素子並列回路29の他端は充電器の図示しない内部回路
の電源V+ に接続されている。第1の分圧抵抗21の他
端は、端子c−2と電池判別回路22の入力端子に共通
接続されている。スイッチ素子292は、電池判別回路
22からのスイッチ制御信号によりオン・オフ動作を行
う。電池判別回路22は、このようにスイッチ制御信号
によりスイッチ素子292をオン・オフさせるととも
に、オフのときとオンのときの端子c−2の電圧を測定
して両者の比Kを算出し、その比Kから二次電池11の
種類を判別してその種類を示す判別信号を出力する。す
なわち、スイッチ素子292がオフのときの端子c−2
の電圧Vin(OFF) とスイッチ素子282がオンのときの
端子c−2の電圧Vin(ON)とを測定し、電池判別抵抗1
2の抵抗値をRX,第1の分圧抵抗21の抵抗値をR
1、第2の分圧抵抗291の抵抗値をR2とすると、V
in(OFF) とVin(ON)は、それぞれ(6),(7)式とな
る。
【0061】
【数4】 (6),(7)式から、両者の比Kは(8)式で求ま
る。
【0062】
【数5】
【0063】このように電池判別回路22は(8)式か
らKを算出し、その値により二次電池11の種類を判別
してその種類を示す判別信号を出力する。制御回路23
は、電池判別回路22から出力される判別信号に対応し
て充電条件を決定する。すなわち、第1の分圧抵抗21
の抵抗値R1を10kΩ、第2の分圧抵抗291の抵抗
値R2を10kΩとし、電池パック10内の電池判別用
抵抗12の抵抗値RXを1kΩ,2kΩ,5.1kΩ,
10kΩ,20kΩ,39kΩのいずれかとすると、二
次電池11の種類、その接続数、電池判別用抵抗12の
抵抗値RX,比Kと充電条件(充電制御方式と充電電
流)の関係は表3のようになる。
【0064】
【表3】
【0065】−ΔV制御回路231、dT/dt制御回
路232、スイッチ回路233、電流指定回路234か
らなる制御回路23と、定電流・定電圧回路25および
充電用電源26は、第1および第2の実施例と同様であ
る。
【0066】次に、本実施例の充電回路の動作を説明す
る。電池パック10と充電器20が接続されると、端子
a−1と端子a−2、端子b−1と端子b−2、端子c
−1と端子c−2、端子d−1と端子d−2が接続され
る。このとき、電池判別用抵抗12は端子c−2と端子
c−1を介して第1の分圧抵抗21と接続される。
【0067】電池判別用抵抗12は、表3に示すように
二次電池11の種類に合わせて抵抗値が設定されてお
り、電池判別回路22は、まずスイッチ素子292をオ
フにし、そのときの入力電圧Vin(OFF) を測定してその
値を記憶する。次に、電池判別回路22はスイッチ素子
292をオンにし、そのときの入力電圧Vin(ON)を測定
して、Vin(OFF) とVin(ON)の比Kを(8)式に基づい
て算出し、二次電池11に適した充電制御を行うように
充電制御回路23と定電流・定電圧充電回路25に制御
信号を供給する。
【0068】すなわち、表3に示すように、K=0.5
2のときは電池判別回路22によってNo.1の条件が
選択され、これに基づいてスイッチ回路233は−ΔV
制御回路231の出力を選択し、かつ電流指定回路23
4に電流設定信号を供給する。−ΔV制御回路231が
充電停止信号を発生すると定電流充電回路24は充電を
停止し、また電流指定回路234は定電流充電回路24
が500mAの充電電流を流すように制御する。
【0069】また、K=0.55のときは電池判別回路
22によってNo.2の条件が選択され、これに基づい
てスイッチ回路233はNo.1の場合と同様に−ΔV
制御回路231の出力を選択し、かつ電流指定回路23
4は定電流充電回路24が1000mAの一定の充電電
流を出力するように制御する。
【0070】以下同様に、K=0.60のときはNo.
3の条件が選択され、これに基づいてスイッチ回路23
3はdT/dt制御回路を選択し、かつ電流指定回路2
34は定電流充電回路24が650mAの一定電流を出
力するように制御し、またK=0.67のときはNo.
4の条件が選択され、これに基づいてスイッチ回路23
3はNo.1の場合と同様にdT/dt制御回路232
の出力を選択し、かつ電流指定回路234は定電流充電
回路24が1200mAの一定の充電電流を出力するよ
うに制御する。
【0071】また、K=0.75のときはNo.5の条
件が選択され、これに基づいて定電流・定電圧充電回路
25が選択されるとともに、電流指定回路234が充電
電流を最大750mAになるように定電流・定電圧充電
回路25を制御し、さらにK=0.83のときはNo.
6の条件が選択され、これに基づいて定電流・定電圧充
電回路25が選択されるとともに、電流指定回路234
が充電電流を最大2000mAになるように定電流・定
電圧充電回路25を制御する。
【0072】本実施例においては、(8)式に示したよ
うにスイッチ素子291がオフのときとオンのときの電
池判別用抵抗12と第1の分圧抵抗21との接続点に発
生する電圧Vin(OFF) ,Vin(ON)の比Kから二次電池1
1の種類を判別している。この場合のKは、(8)式か
ら分かるように電源電圧V+ に依存しないので、第1お
よび第2の実施例と同様にV+ の変動によらず二次電池
11の種類を正確に判別することができる。
【0073】本発明は、上記実施例に限定されるもので
なく、次のように種々変形して実施することができる。 (1)第1、第2および第3の実施例では、二次電池1
1の種類に応じて充電条件を最適にするために電池種類
を判別する例で説明したが、種々の電池(一次電池や二
次電池を含む)を使用できる機器の場合に、電池の種類
によって最低放電可能電圧が異なるために機器側で電池
の種類を判別する場合にも、本発明を適用することがで
きる。
【0074】(2)第1の実施例では、電池種類判別抵
抗12に発生する電圧Vin1を第1の分圧抵抗21に発
生する電圧(Vin2−Vin1)で割った値を比Kとした
が、分子と分母を逆にしてK=(Vin2−Vin1)/V
in1としてもよい。また、電池判別抵抗12に発生する
電圧Vin1または第1の分圧抵抗21に発生する電圧
(Vin2−Vin1)を第1の分圧抵抗21と電池判別用
抵抗12とで構成される分圧回路に印加する電圧Vin2
で割った値Vin1/Vin2または(Vin2−Vin1)/
Vin2をKとしてもよく、さらに分子と分母を逆にし
て、K=Vin2/Vin1またはK=Vin2/(Vin2−
Vin1)としてもよい。
【0075】(3)第2の実施例では、Vin(OFF) をV
in(ON)で割った値をKとしたが、分子と分母を逆にして
K=Vin(ON)/Vin(OFF) としてもよい。 (4)第3の実施例では、スイッチ素子291がオフの
ときとオンのときの電池判別用抵抗12と第1の分圧抵
抗21の接続点の電圧の比をKとしたが、スイッチ素子
291がオフのときとオンのときの第1の分圧抵抗21
と抵抗−スイッチ素子並列回路29との接続点の電圧の
比をKとしてもよい。また、第1の分圧抵抗21と抵抗
−スイッチ素子並列回路29の位置を入れ換えてもよ
い。
【0076】(5)第1、第2および第3の実施例で
は、表1,表2に示すような6種類の電池を判別する例
について説明したが、6種類以外の2種類以上の組み合
わせでもよく、電気容量も表1、表2に限定されない。
【0077】(6)第1、第2および第3の実施例で
は、Ni/Cdは−ΔV制御、Ni−MHはdT/dt
制御、LIBは定電流、定電圧充電で説明したが、他の
充電制御でも良くまた他の充電制御と組み合わせても良
い。
【0078】(5)第1、第2および第3の実施例で
は、電池判別用抵抗12の抵抗値を1,2,5.1,1
0,20,39kΩとしたが、他の値でも良く、また第
1の分圧抵抗21と第2の分圧抵抗281の抵抗値も1
0kΩに限定することなく、他の値でもよい。さらに、
図2に示す第2の実施例の場合、第1の分圧抵抗21と
第2の分圧抵抗281を同一にする必要は必ずしもな
く、また図3に示す第3の実施例の場合も、第1の分圧
抵抗21と第2の分圧抵抗291の抵抗値を同一にする
必要は必ずしもない。このような場合、Kの値を適宜変
えれば良い。
【0079】(7)第1、第2および第3の実施例と
も、電池判別用抵抗12は端子c−1とd−1との間に
接続したが、端子a−1とc−1の間に接続し、図2に
示す第2の実施例の場合は第1の分圧抵抗21を端子c
−2とd−2との間に接続してもよい。また、図3に示
す第3の実施例の場合は、第1の分圧抵抗21と抵抗−
スイッチ素子並列回路29の直列回路を端子c−2とd
−2との間に接続してもよく、要するに電池判別用抵抗
12と第1の分圧抵抗21および抵抗−スイッチ素子並
列回路29からなる直列回路のいずれか一つの接続点の
電圧のスイッチ素子がオフのときとオンのときの比から
電池種類を判別するようにすればよい。
【0080】(8)第2の実施例では、図2に示したよ
うに抵抗−スイッチ回路素子直列回路28を電源V+ と
端子c−2との間に接続したが、端子c−2とd−2の
間に接続してもよい。
【0081】(6)第1、第2および第3の実施例で
は、電池判別回路で判別するKの値は一定としたが、表
1、表2のKの値に若干余裕(例えば±1%)を持たせ
て判別してもよい。このようにすると、電池判別用抵
抗、第1の分圧抵抗、第2の分圧抵抗に用いる抵抗器に
対する精度の要求を緩和することができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電池
種類判別装置は、電池判別用抵抗を用いて電気的に判別
を行うため信頼性が高く、また判別結果が電源電圧の変
動の影響を受けないために、判別対象の電池の種類が多
くなっても、電源電圧に特別に高精度を要求されること
なく、従って判別装置の構成部品の精度を特に上げるこ
となく安価な構成によって、電池の種類を正しく判別す
ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る二次電池の充電回
路の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例に係る二次電池の充電回
路の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施例に係る二次電池の充電回
路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
10…電池パック 11…二次電池 12…電池判別用抵抗 13…サーミスタ 21…第1の分圧抵抗 22…電池判別回路 23…充電制御回路 24…定電流充電回路 25…定電流・定電圧充電回路 26…充電用電源 27…サーミスタ用分圧抵抗 28…抵抗−スイッチ素子直列回路 29…抵抗−スイッチ素子並列回路 281…第2の分圧抵抗 282…スイッチ素子 291…第2の分圧抵抗 292…スイッチ素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池の種類に対応して設定された抵抗値を
    有する電池判別用抵抗と、 この電池判別用抵抗と直列に接続された第1の分圧抵抗
    と、 前記電池判別用抵抗の両端に発生する電圧と、前記第1
    の分圧抵抗の両端または電池判別用抵抗と第1の分圧抵
    抗との直列回路の両端に発生する電圧の比から前記電池
    の種類を判別する判別回路とを有することを特徴とする
    電池種類判別装置。
  2. 【請求項2】電池の種類に対応して設定された抵抗値を
    有する電池判別用抵抗と、 この電池判別用抵抗と直列に接続された第1の分圧抵抗
    と、 第2の分圧抵抗とスイッチ素子を直列に接続してなり、
    かつ前記電池判別用抵抗および前記第1の分圧抵抗のい
    ずれかに並列に接続された抵抗−スイッチ素子直列回路
    と、 前記スイッチ素子がオフのときとオンのときの前記電池
    判別用抵抗と前記第1の分圧抵抗との接続点に発生する
    電圧の比から前記電池の種類を判別する判別回路とを有
    することを特徴とする電池種類判別装置。
  3. 【請求項3】電池の種類に対応して設定された抵抗値を
    有する電池判別用抵抗と、 この電池判別用抵抗と直列に接続された第1の分圧抵抗
    と、 第2の分圧抵抗とスイッチ素子を並列に接続してなり、
    かつ前記電池判別用抵抗および第1の分圧抵抗と直列に
    接続された抵抗−スイッチ素子並列回路と、 前記スイッチ素子がオフのときとオンのときの前記電池
    判別用抵抗と前記第1の分圧抵抗および前記抵抗−スイ
    ッチ素子並列回路からなる直列回路のいずれかの接続点
    に発生する電圧の比から前記電池の種類を判別する判別
    回路とを有することを特徴とする電池種類判別装置。
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