JPH08304506A - 航空灯断芯検知装置 - Google Patents
航空灯断芯検知装置Info
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- JPH08304506A JPH08304506A JP7135697A JP13569795A JPH08304506A JP H08304506 A JPH08304506 A JP H08304506A JP 7135697 A JP7135697 A JP 7135697A JP 13569795 A JP13569795 A JP 13569795A JP H08304506 A JPH08304506 A JP H08304506A
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- Japan
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- control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な構成で迅速に航空灯の断芯を検知する。
【構成】各センサーユニット６は航空灯５が接続された
各分岐路８における交流電流の有無を検出し、中央装置
７から直流制御電圧を供給されたときに各分岐路８にお
ける交流電流の有無により異なった一定の時間だけ内部
に電流を流す。各センサーユニット６は電流を流した後
一定時間経過すると中央装置７から供給された直流制御
電圧を次段のセンサーユニット６に出力する。中央装置
７は接続した直流制御電力線９と各センサユニット６の
電流パルスの長さと電流パルスの順番から航空灯５を接
続した各分岐路８における交流電流の有無を検知する。
各分岐路８における交流電流の有無を検出し、中央装置
７から直流制御電圧を供給されたときに各分岐路８にお
ける交流電流の有無により異なった一定の時間だけ内部
に電流を流す。各センサーユニット６は電流を流した後
一定時間経過すると中央装置７から供給された直流制御
電圧を次段のセンサーユニット６に出力する。中央装置
７は接続した直流制御電力線９と各センサユニット６の
電流パルスの長さと電流パルスの順番から航空灯５を接
続した各分岐路８における交流電流の有無を検知する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は航空灯の断芯の有無及
び断芯の位置を検知する航空灯断芯検知装置に関するも
のである。
び断芯の位置を検知する航空灯断芯検知装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】滑走路及び誘導路の両脇には滑走路及び
誘導路の位置を航空機に示すために、例えば図８に示す
ように定電流装置２に接続された複数回線３ａ〜３ｃご
とに変圧器４ａ〜４ｄを介して接続された航空灯５ａ〜
５ｄが設置されている。滑走路及び誘導路の位置を正確
に示し、安全を確保するためには断芯した航空灯５ａ〜
５ｄを迅速に発見し、補修する必要がある。
誘導路の位置を航空機に示すために、例えば図８に示す
ように定電流装置２に接続された複数回線３ａ〜３ｃご
とに変圧器４ａ〜４ｄを介して接続された航空灯５ａ〜
５ｄが設置されている。滑走路及び誘導路の位置を正確
に示し、安全を確保するためには断芯した航空灯５ａ〜
５ｄを迅速に発見し、補修する必要がある。
【０００３】滑走路及び誘導路に沿って点在する航空灯
５ａ〜５ｄの断芯位置を検知するには航空灯５ａ〜５ｄ
に電力を供給する交流電力線３ａ〜３ｃ毎に交流電力線
３ａ〜３ｃを信号線として利用する親局１３ａ〜１３ｃ
を設け、また、各航空灯５ａ〜５ｄ毎に航空灯５ａ〜５
ｄの断芯の有無を検出して親局１３ａ〜１３ｃに送信す
るアドレス機能を有する子局１４ａ〜１４ｄを設けてい
た。
５ａ〜５ｄの断芯位置を検知するには航空灯５ａ〜５ｄ
に電力を供給する交流電力線３ａ〜３ｃ毎に交流電力線
３ａ〜３ｃを信号線として利用する親局１３ａ〜１３ｃ
を設け、また、各航空灯５ａ〜５ｄ毎に航空灯５ａ〜５
ｄの断芯の有無を検出して親局１３ａ〜１３ｃに送信す
るアドレス機能を有する子局１４ａ〜１４ｄを設けてい
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記親
局と子局を設ける航空灯断芯検知装置では、交流電力線
を信号線として利用しているため、親局を交流電力線上
に設ける必要が有り、交流電力線毎に交流電力線による
回線の一部を変更して親局を設置しなければならなかっ
た。
局と子局を設ける航空灯断芯検知装置では、交流電力線
を信号線として利用しているため、親局を交流電力線上
に設ける必要が有り、交流電力線毎に交流電力線による
回線の一部を変更して親局を設置しなければならなかっ
た。
【０００５】さらに、交流電力線を各子局からの信号線
として利用しているため、信号を送受信するために各子
局に搬送信号の送受信器を内蔵しなければならなかっ
た。
として利用しているため、信号を送受信するために各子
局に搬送信号の送受信器を内蔵しなければならなかっ
た。
【０００６】さらに、断芯位置を特定するために、各子
局を特定しなければならず各子局にアドレス設定機能を
設ける必要があり、航空灯断芯位置検知装置の構成が複
雑であった。
局を特定しなければならず各子局にアドレス設定機能を
設ける必要があり、航空灯断芯位置検知装置の構成が複
雑であった。
【０００７】また、搬送信号の送受信及びアドレスの設
定などの制御が必要になり制御が複雑になるため、断芯
検知に要する時間が長く、再確認などの操作に長い時間
を必要とした。
定などの制御が必要になり制御が複雑になるため、断芯
検知に要する時間が長く、再確認などの操作に長い時間
を必要とした。
【０００８】さらに、航空灯断芯位置検知装置全体とし
て、構成が複雑なために多額の設置費用及び保守費用を
必要とした。
て、構成が複雑なために多額の設置費用及び保守費用を
必要とした。
【０００９】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、簡単な構成で迅速に航空灯の断芯及
び断芯位置を検知することを目的とするものである。
されたものであり、簡単な構成で迅速に航空灯の断芯及
び断芯位置を検知することを目的とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この発明に係る航空灯断
芯検知装置は、各分岐路に設けられたセンサーユニット
と航空灯の同一配列系統に対応して設けられたセンサー
ユニットを航空灯の配列による系統毎に直列に接続する
複数の直流制御電力線と複数の直流制御電力線を接続し
た中央装置を有し、各センサーユニットは貫通型変流器
と整流器とフォトカプラとタイマスイッチＩＣを備え、
貫通型変流器は分岐路に接続された航空灯を点灯する交
流電流を検出し、整流器は貫通型変流器からの交流電流
を整流し、フォトカプラは整流器が整流した電流を１次
側に入力し１次側に入力した信号により２次側を導通状
態又は非導通状態にし、タイマスイッチＩＣは直流制御
電力を入力する直流入力端子と直流制御電力を出力する
直流出力端子とフォトカプラを接続する制御端子を備
え、初段のセンサーユニットのタイマスイッチＩＣの直
流入力端子は中央装置に接続され、各センサーユニット
のタイマスイッチＩＣの直流出力端子は次段のセンサー
ユニットのタイマスイッチＩＣの直流入力端子に接続さ
れ、制御端子に接続したフォトカプラの２次側が導通状
態のときに直流入力端子に直流制御電圧が加えられる
と、予め定められた短い時間Ｔ1だけ一定電流を流し、
時間Ｔ1が経過した後一定時間Ｔ31だけ経過すると直流
入力端子に加えられた直流制御電圧を直流出力端子から
出力し、制御端子に接続したフォトカプラの２次側が非
導通状態のときに直流入力端子に直流制御電圧が加えら
れると、上記時間Ｔ1より長い時間Ｔ2だけ一定電流を流
し、時間Ｔ2が経過した後一定時間Ｔ32だけ経過すると
直流入力端子に加えられた直流制御電圧を直流出力端子
から出力する。中央装置は検知回路用電源部、回線切換
部、回線切換制御部、パルス電流検出部、オンオフ検知
部、パルス計数部及び断芯検知部を備え、複数の直流制
御電力線を介して各直流制御電力線に直列に接続したセ
ンサーユニットに流れる直流電流を検出して各航空灯の
断芯を検知するものであり、検知回路用電源部はセンサ
ーユニットに供給する直流制御電力を交流電力線が交流
電力を供給しているときに発生し、回線切換部は各直流
制御電力線と検知回路用電源部との接続を切り換え、回
線切換制御部は回線切換部に航空灯の断芯検知をする直
流制御電力線の切り替えを指示し、断芯検知部に接続を
指示した直流制御電力線を通知し、パルス電流検出部は
直流制御電力線上に直流電流が流れているか否かを検出
し、オンオフ検知部はパルス電流検出部が検出した直流
電流が流れている時間の大小より各分岐路における交流
電流の有無を検知し、パルス計数部はパルス電流検知部
が検出した各電流パルスを計数し、断芯検知部は回線切
換制御部が接続を指示した直流制御電力線とオンオフ検
知部が検出した各分岐路における交流電流の有無とパル
ス計数部が計数した電流パルスの順番から各航空灯の断
芯の有無を検知し、同一配列系統の航空灯の断芯の有無
を検知した後に回線切換制御部に回線切換信号を出力す
る。
芯検知装置は、各分岐路に設けられたセンサーユニット
と航空灯の同一配列系統に対応して設けられたセンサー
ユニットを航空灯の配列による系統毎に直列に接続する
複数の直流制御電力線と複数の直流制御電力線を接続し
た中央装置を有し、各センサーユニットは貫通型変流器
と整流器とフォトカプラとタイマスイッチＩＣを備え、
貫通型変流器は分岐路に接続された航空灯を点灯する交
流電流を検出し、整流器は貫通型変流器からの交流電流
を整流し、フォトカプラは整流器が整流した電流を１次
側に入力し１次側に入力した信号により２次側を導通状
態又は非導通状態にし、タイマスイッチＩＣは直流制御
電力を入力する直流入力端子と直流制御電力を出力する
直流出力端子とフォトカプラを接続する制御端子を備
え、初段のセンサーユニットのタイマスイッチＩＣの直
流入力端子は中央装置に接続され、各センサーユニット
のタイマスイッチＩＣの直流出力端子は次段のセンサー
ユニットのタイマスイッチＩＣの直流入力端子に接続さ
れ、制御端子に接続したフォトカプラの２次側が導通状
態のときに直流入力端子に直流制御電圧が加えられる
と、予め定められた短い時間Ｔ1だけ一定電流を流し、
時間Ｔ1が経過した後一定時間Ｔ31だけ経過すると直流
入力端子に加えられた直流制御電圧を直流出力端子から
出力し、制御端子に接続したフォトカプラの２次側が非
導通状態のときに直流入力端子に直流制御電圧が加えら
れると、上記時間Ｔ1より長い時間Ｔ2だけ一定電流を流
し、時間Ｔ2が経過した後一定時間Ｔ32だけ経過すると
直流入力端子に加えられた直流制御電圧を直流出力端子
から出力する。中央装置は検知回路用電源部、回線切換
部、回線切換制御部、パルス電流検出部、オンオフ検知
部、パルス計数部及び断芯検知部を備え、複数の直流制
御電力線を介して各直流制御電力線に直列に接続したセ
ンサーユニットに流れる直流電流を検出して各航空灯の
断芯を検知するものであり、検知回路用電源部はセンサ
ーユニットに供給する直流制御電力を交流電力線が交流
電力を供給しているときに発生し、回線切換部は各直流
制御電力線と検知回路用電源部との接続を切り換え、回
線切換制御部は回線切換部に航空灯の断芯検知をする直
流制御電力線の切り替えを指示し、断芯検知部に接続を
指示した直流制御電力線を通知し、パルス電流検出部は
直流制御電力線上に直流電流が流れているか否かを検出
し、オンオフ検知部はパルス電流検出部が検出した直流
電流が流れている時間の大小より各分岐路における交流
電流の有無を検知し、パルス計数部はパルス電流検知部
が検出した各電流パルスを計数し、断芯検知部は回線切
換制御部が接続を指示した直流制御電力線とオンオフ検
知部が検出した各分岐路における交流電流の有無とパル
ス計数部が計数した電流パルスの順番から各航空灯の断
芯の有無を検知し、同一配列系統の航空灯の断芯の有無
を検知した後に回線切換制御部に回線切換信号を出力す
る。
【００１１】
【作用】この発明においては、各センサーユニットの貫
通型変流器は分岐路に接続された航空灯を点灯する交流
電流を検出し、整流器は貫通型変流器からの交流電流を
整流し、フォトカプラは整流器が整流した信号を１次側
に入力して２次側と絶縁し、１次側に入力した分岐路に
おける交流電流の有無を示す信号により２次側に接続し
たタイマスイッチＩＣの制御端子を導通状態又は非導通
状態にする。
通型変流器は分岐路に接続された航空灯を点灯する交流
電流を検出し、整流器は貫通型変流器からの交流電流を
整流し、フォトカプラは整流器が整流した信号を１次側
に入力して２次側と絶縁し、１次側に入力した分岐路に
おける交流電流の有無を示す信号により２次側に接続し
たタイマスイッチＩＣの制御端子を導通状態又は非導通
状態にする。
【００１２】中央装置の検知回路用電源部は交流電力線
が交流電力を供給しているときにセンサーユニットに供
給する直流制御電力を発生し、回線切換部はセンサーユ
ニットを航空灯の配列による系統毎に直列に接続する各
直流制御電力線と検知用電源部との接続を切り換え、接
続した初段のセンサーユニットのタイマスイッチＩＣに
直流制御電力を供給する。初段のセンサーユニットのタ
イマスイッチＩＣは制御端子に接続したフォトカプラの
２次側が導通状態のときに直流入力端子に直流制御電圧
が加えられると、予め定められた短い時間Ｔ1だけ一定
電流を流し、制御端子に接続したフォトカプラの２次側
が非導通状態のときに直流入力端子に直流制御電圧が加
えられると、上記時間Ｔ1より長い時間Ｔ2内部に一定電
流を流して、初段の航空灯に対する分岐路における交流
電流の有無を示す電流パルスを流す。中央装置のパルス
電流検出部は直流制御電力線上に直流電流が流れている
か否かを検出し、オンオフ検知部はパルス電流検出部が
検出した直流電流が流れている時間の大小から各分岐路
における交流電流の有無を検知する。
が交流電力を供給しているときにセンサーユニットに供
給する直流制御電力を発生し、回線切換部はセンサーユ
ニットを航空灯の配列による系統毎に直列に接続する各
直流制御電力線と検知用電源部との接続を切り換え、接
続した初段のセンサーユニットのタイマスイッチＩＣに
直流制御電力を供給する。初段のセンサーユニットのタ
イマスイッチＩＣは制御端子に接続したフォトカプラの
２次側が導通状態のときに直流入力端子に直流制御電圧
が加えられると、予め定められた短い時間Ｔ1だけ一定
電流を流し、制御端子に接続したフォトカプラの２次側
が非導通状態のときに直流入力端子に直流制御電圧が加
えられると、上記時間Ｔ1より長い時間Ｔ2内部に一定電
流を流して、初段の航空灯に対する分岐路における交流
電流の有無を示す電流パルスを流す。中央装置のパルス
電流検出部は直流制御電力線上に直流電流が流れている
か否かを検出し、オンオフ検知部はパルス電流検出部が
検出した直流電流が流れている時間の大小から各分岐路
における交流電流の有無を検知する。
【００１３】さらに、センサーユニットのタイマスイッ
チＩＣは一定時間Ｔ1，Ｔ2経過後さらに一定時間Ｔ31，
Ｔ32だけ経過すると直流入力端子に加えられた直流制御
電圧を直流出力端子から出力して、次段のセンサーユニ
ットのタイマスイッチＩＣに直流制御電力を供給する。
次段のセンサーユニットのタイマスイッチＩＣは前段の
センサーユニットのタイマスイッチＩＣと同様に動作
し、次段の航空灯に対する分岐路における交流電流の有
無を示す電流パルスを流す。中央装置のパルス電流検出
部は直流制御電力線上に直流電流が流れているか否かを
検出し、パルス計数部はパルス電流検知部が検出した電
流パルスを計数して、各センサーユニットと各電流パル
スを対応させる。
チＩＣは一定時間Ｔ1，Ｔ2経過後さらに一定時間Ｔ31，
Ｔ32だけ経過すると直流入力端子に加えられた直流制御
電圧を直流出力端子から出力して、次段のセンサーユニ
ットのタイマスイッチＩＣに直流制御電力を供給する。
次段のセンサーユニットのタイマスイッチＩＣは前段の
センサーユニットのタイマスイッチＩＣと同様に動作
し、次段の航空灯に対する分岐路における交流電流の有
無を示す電流パルスを流す。中央装置のパルス電流検出
部は直流制御電力線上に直流電流が流れているか否かを
検出し、パルス計数部はパルス電流検知部が検出した電
流パルスを計数して、各センサーユニットと各電流パル
スを対応させる。
【００１４】中央装置の断芯検知部は回線切換制御部が
接続を指示した直流制御電力線とオンオフ検知部が検出
した各分岐路における交流電流の有無とパルス計数部が
計数したパルスの順番から各航空灯の断芯の有無を検知
する。中央装置の断芯検知部は同一配列系統の航空灯の
断芯の有無を検知した後に回線切換制御部に回線切換信
号を出力し、次ぎの配列系統の航空灯の断芯を検知す
る。
接続を指示した直流制御電力線とオンオフ検知部が検出
した各分岐路における交流電流の有無とパルス計数部が
計数したパルスの順番から各航空灯の断芯の有無を検知
する。中央装置の断芯検知部は同一配列系統の航空灯の
断芯の有無を検知した後に回線切換制御部に回線切換信
号を出力し、次ぎの配列系統の航空灯の断芯を検知す
る。
【００１５】
【実施例】図１はこの発明の一実施例を示す構成図であ
る。図に示すように、航空灯断芯検知装置１は定電流装
置２に接続した各交流電力線３ａ〜３ｍ上の変圧器４ａ
〜４ｎと航空灯５ａ〜５ｎの間の分岐路８ａ〜８ｎに接
続する。定電流装置２は複数の交流電力線３ａ〜３ｍを
接続する。各交流電力線３ａ〜３ｍは変圧器４ａ〜４ｎ
を接続する。変圧器４ａ〜４ｎは交流電力線３ａ〜３ｍ
を分岐して分岐路８ａ〜８ｎを形成し、各分岐路８ａ〜
８ｎは航空灯５ａ〜５ｎを接続する。定電流装置２は交
流電力線３ａ〜３ｍ、変圧器４ａ〜４ｎ及び分岐路８ａ
〜８ｎを介して航空灯５ａ〜５ｎに電力を供給する。
る。図に示すように、航空灯断芯検知装置１は定電流装
置２に接続した各交流電力線３ａ〜３ｍ上の変圧器４ａ
〜４ｎと航空灯５ａ〜５ｎの間の分岐路８ａ〜８ｎに接
続する。定電流装置２は複数の交流電力線３ａ〜３ｍを
接続する。各交流電力線３ａ〜３ｍは変圧器４ａ〜４ｎ
を接続する。変圧器４ａ〜４ｎは交流電力線３ａ〜３ｍ
を分岐して分岐路８ａ〜８ｎを形成し、各分岐路８ａ〜
８ｎは航空灯５ａ〜５ｎを接続する。定電流装置２は交
流電力線３ａ〜３ｍ、変圧器４ａ〜４ｎ及び分岐路８ａ
〜８ｎを介して航空灯５ａ〜５ｎに電力を供給する。
【００１６】航空灯断芯検知装置１はセンサーユニット
６ａ〜６ｎと、中央装置７と、複数の直流制御電力線９
ａ〜９ｍを有する。
６ａ〜６ｎと、中央装置７と、複数の直流制御電力線９
ａ〜９ｍを有する。
【００１７】各センサーユニット６ａ〜６ｎは、図２に
示すようにタイマスイッチＩＣ６１と貫通型変流器（以
下、「貫通型ＣＴ」という。）６２と整流器６３とフォ
トカプラ６４を備える。タイマスイッチＩＣ６１は直流
制御電力を順に伝達する電力シフト方式を採用するハイ
ブリッドＩＣであり、例えば株式会社日本プロテックシ
ステム製造のハイブリッドＩＣ（ＮＢＨ−１０００）か
らなり、直流入力端子Ａと直流出力端子Ｂと制御端子Ｃ
とグラウンド端子Ｄを備える。初段のセンサーユニット
５ａのタイマスイッチＩＣ６１の直流入力端子Ａは中央
装置７からの直流制御電力線９に接続する。センサーユ
ニット６ａ〜６ｎのタイマスイッチＩＣ６１の直流出力
端子Ｂは次段のセンサーユニット６ｂ〜６ｎのタイマス
イッチＩＣ６１の直流入力端子Ａに接続する。制御端子
Ｃはフォトカプラ６４の２次側のトランジスタ１２のア
ノードに接続し、グラウンド端子Ｄはフォトカプラ６４
の２次側のトランジスタ１２のカソードに接続する。
示すようにタイマスイッチＩＣ６１と貫通型変流器（以
下、「貫通型ＣＴ」という。）６２と整流器６３とフォ
トカプラ６４を備える。タイマスイッチＩＣ６１は直流
制御電力を順に伝達する電力シフト方式を採用するハイ
ブリッドＩＣであり、例えば株式会社日本プロテックシ
ステム製造のハイブリッドＩＣ（ＮＢＨ−１０００）か
らなり、直流入力端子Ａと直流出力端子Ｂと制御端子Ｃ
とグラウンド端子Ｄを備える。初段のセンサーユニット
５ａのタイマスイッチＩＣ６１の直流入力端子Ａは中央
装置７からの直流制御電力線９に接続する。センサーユ
ニット６ａ〜６ｎのタイマスイッチＩＣ６１の直流出力
端子Ｂは次段のセンサーユニット６ｂ〜６ｎのタイマス
イッチＩＣ６１の直流入力端子Ａに接続する。制御端子
Ｃはフォトカプラ６４の２次側のトランジスタ１２のア
ノードに接続し、グラウンド端子Ｄはフォトカプラ６４
の２次側のトランジスタ１２のカソードに接続する。
【００１８】タイマスイッチＩＣ６１は、フォトカプラ
６４の２次側のトランジスタ１２に接続した制御端子Ｃ
とグラウンド端子Ｄが導通状態であるときに直流入力端
子Ａに直流制御電圧が加えられると、予め定められた短
い時間Ｔ1だけ直流入力端子Ａとグラウンド端子Ｄの間
に電流を流し、時間Ｔ1経過後に内部タイマを始動し、
内部タイマがさらに一定時間Ｔ31だけ計数すると直流入
力端子Ａに加えられた直流制御電圧を直流出力端子Ｂか
ら出力する。これに対して、フォトカプラ６４の２次側
のトランジスタに接続した制御端子Ｃとグラウンド端子
Ｄが非導通状態のときに直流入力端子Ａに直流制御電圧
が加えられると、タイマスイッチＩＣ６１は上記時間Ｔ
1より長い時間Ｔ2だけ直流入力端子Ａとグラウンド端子
Ｄの間に電流を流し、時間Ｔ2の経過後に内部タイマを
始動し、内部タイマがさらに一定時間Ｔ32だけ計数する
と直流入力端子Ａに加えられた直流制御電圧を直流出力
端子Ｂから出力する。
６４の２次側のトランジスタ１２に接続した制御端子Ｃ
とグラウンド端子Ｄが導通状態であるときに直流入力端
子Ａに直流制御電圧が加えられると、予め定められた短
い時間Ｔ1だけ直流入力端子Ａとグラウンド端子Ｄの間
に電流を流し、時間Ｔ1経過後に内部タイマを始動し、
内部タイマがさらに一定時間Ｔ31だけ計数すると直流入
力端子Ａに加えられた直流制御電圧を直流出力端子Ｂか
ら出力する。これに対して、フォトカプラ６４の２次側
のトランジスタに接続した制御端子Ｃとグラウンド端子
Ｄが非導通状態のときに直流入力端子Ａに直流制御電圧
が加えられると、タイマスイッチＩＣ６１は上記時間Ｔ
1より長い時間Ｔ2だけ直流入力端子Ａとグラウンド端子
Ｄの間に電流を流し、時間Ｔ2の経過後に内部タイマを
始動し、内部タイマがさらに一定時間Ｔ32だけ計数する
と直流入力端子Ａに加えられた直流制御電圧を直流出力
端子Ｂから出力する。
【００１９】貫通型ＣＴ６２は航空灯５ａ〜５ｎと変圧
器４ａ〜４ｎとを接続する２線の分岐路８ａ〜８ｎのう
ち１線を間に通し、分岐路８ａ〜８ｎに交流電流が流れ
ているか否かを検知する。整流器６３とコンデンサ１０
は貫通型ＣＴ６２からの交流信号を整流する。フォトカ
プラ６４は１次側にＬＥＤ１１、２次側にトランジスタ
１２を備え、１次側のＬＥＤ１１と２次側のトランジス
タ１２とを絶縁し、１次側のＬＥＤ１１に流れる電流が
２次側のトランジスタ１２に流れないようにする。フォ
トカプラ６４は１次側に入力した整流器６３からの信号
が分岐路８ａ〜８ｎに交流電流が流れていることを示し
ているとタイマスイッチＩＣ６１の制御端子Ｃに接続し
た２次側のトランジスタを導通状態にし、１次側に入力
した整流器６３からの信号が分岐路８ａ〜８ｎに交流電
流が流れていないことを示しているとタイマスイッチＩ
Ｃ６１の制御端子Ｃに接続した２次側のトランジスタを
非導通状態（開放状態）にする。
器４ａ〜４ｎとを接続する２線の分岐路８ａ〜８ｎのう
ち１線を間に通し、分岐路８ａ〜８ｎに交流電流が流れ
ているか否かを検知する。整流器６３とコンデンサ１０
は貫通型ＣＴ６２からの交流信号を整流する。フォトカ
プラ６４は１次側にＬＥＤ１１、２次側にトランジスタ
１２を備え、１次側のＬＥＤ１１と２次側のトランジス
タ１２とを絶縁し、１次側のＬＥＤ１１に流れる電流が
２次側のトランジスタ１２に流れないようにする。フォ
トカプラ６４は１次側に入力した整流器６３からの信号
が分岐路８ａ〜８ｎに交流電流が流れていることを示し
ているとタイマスイッチＩＣ６１の制御端子Ｃに接続し
た２次側のトランジスタを導通状態にし、１次側に入力
した整流器６３からの信号が分岐路８ａ〜８ｎに交流電
流が流れていないことを示しているとタイマスイッチＩ
Ｃ６１の制御端子Ｃに接続した２次側のトランジスタを
非導通状態（開放状態）にする。
【００２０】中央装置７は、図３に示すように検知回路
用電源部７１、回線切換部７２、回線切換制御部７３、
パルス電流検出部７４、オンオフ検知部７５、パルス計
数部７６及び断芯検知部７７を備える。検知回路用電源
部７１は定電流装置２が航空灯５ａ〜５ｎに交流電力を
供給しているときに、センサーユニット６ａ〜６ｎに、
例えば直流２４Ｖの電力を供給する。回線切換部７２は
センサーユニット６ａ〜６ｎを接続する直流制御電力線
９ａ〜９ｍと検知回路用電源部７１との接続を回線切換
制御部７３からの指令により切り換える。回線切換制御
部７３は断芯検知部７７からの回線切換信号を受信する
のを待って直流制御電力線９ａ〜９ｍと検知回路用電源
部７１との接続を切り換えるよう回路切換部７２に指示
する。
用電源部７１、回線切換部７２、回線切換制御部７３、
パルス電流検出部７４、オンオフ検知部７５、パルス計
数部７６及び断芯検知部７７を備える。検知回路用電源
部７１は定電流装置２が航空灯５ａ〜５ｎに交流電力を
供給しているときに、センサーユニット６ａ〜６ｎに、
例えば直流２４Ｖの電力を供給する。回線切換部７２は
センサーユニット６ａ〜６ｎを接続する直流制御電力線
９ａ〜９ｍと検知回路用電源部７１との接続を回線切換
制御部７３からの指令により切り換える。回線切換制御
部７３は断芯検知部７７からの回線切換信号を受信する
のを待って直流制御電力線９ａ〜９ｍと検知回路用電源
部７１との接続を切り換えるよう回路切換部７２に指示
する。
【００２１】パルス電流検出部７４は検知回路用電源部
７１が発生した直流制御電力が送電された直後から直流
制御電力線９ａ〜９ｍに直流電流が流れているか否かを
検出する。オンオフ検知部７５はパルス電流検出部７４
が検出した直流電流が流れている期間から各分岐路８ａ
〜８ｎにおける交流信号の有無を検出する。パルス計数
部７６はパルス電流検出部７４が検出した各パルスが最
初のパルスから何番目のパルスであるかを計数する。断
芯検知部７７は回線切換制御部７２が指定して接続した
直流制御電力線９ａ〜９ｍと、オンオフ検知部７５が検
出した分岐路８ａ〜８ｎにおける交流信号の有無と、パ
ルス計数部７６が計数したパルスの順番から各航空灯５
ａ〜５ｎの断芯の有無を検知し、同一配列系統の航空灯
５ａ〜５ｎの断芯の有無を検出した後に、回線切換制御
部７２に回線切換信号を出力する。このように、中央装
置７は複数の直流制御電力線９ａ〜９ｍを介して各直流
制御電力線９ａ〜９ｍに直列に接続する各センサーユニ
ット６ａ〜６ｎに流れる直流電流を検出して、各航空灯
５ａ〜５ｎの断芯及び断芯位置を検知する。
７１が発生した直流制御電力が送電された直後から直流
制御電力線９ａ〜９ｍに直流電流が流れているか否かを
検出する。オンオフ検知部７５はパルス電流検出部７４
が検出した直流電流が流れている期間から各分岐路８ａ
〜８ｎにおける交流信号の有無を検出する。パルス計数
部７６はパルス電流検出部７４が検出した各パルスが最
初のパルスから何番目のパルスであるかを計数する。断
芯検知部７７は回線切換制御部７２が指定して接続した
直流制御電力線９ａ〜９ｍと、オンオフ検知部７５が検
出した分岐路８ａ〜８ｎにおける交流信号の有無と、パ
ルス計数部７６が計数したパルスの順番から各航空灯５
ａ〜５ｎの断芯の有無を検知し、同一配列系統の航空灯
５ａ〜５ｎの断芯の有無を検出した後に、回線切換制御
部７２に回線切換信号を出力する。このように、中央装
置７は複数の直流制御電力線９ａ〜９ｍを介して各直流
制御電力線９ａ〜９ｍに直列に接続する各センサーユニ
ット６ａ〜６ｎに流れる直流電流を検出して、各航空灯
５ａ〜５ｎの断芯及び断芯位置を検知する。
【００２２】次ぎに、上記構成の航空灯断芯検知装置１
が航空灯５ａ〜５ｎの断芯の有無を検知する場合の動作
について説明する。
が航空灯５ａ〜５ｎの断芯の有無を検知する場合の動作
について説明する。
【００２３】センサーユニット６ａの貫通型ＣＴ６２に
は、例えば航空灯５ａが点灯している場合は、航空灯５
ａと変圧器４ａとの間の分岐路８ａに交流電流が流れて
いるために交流電流が発生する。貫通型ＣＴ６２で発生
した交流電流は整流器６３で整流され、整流された電流
はフォトカプラ６４の１次側のＬＥＤ１１を点灯するの
で、フォトカプラ６４の２次側のトランジスタ１２は導
通状態となり、これがタイマスイッチＩＣ６１の制御端
子Ｃとグラウンド端子Ｄを導通状態にする。これに対し
て、航空灯５ａが点灯していない場合は、貫通型ＣＴ６
２に交流電流が発生せず、フォトカプラ６４の２次側の
トランジスタ１２は非導通状態になり、タイマスイッチ
ＩＣ６１の制御端子Ｃとグラウンド端子Ｄは非導通状態
になる。
は、例えば航空灯５ａが点灯している場合は、航空灯５
ａと変圧器４ａとの間の分岐路８ａに交流電流が流れて
いるために交流電流が発生する。貫通型ＣＴ６２で発生
した交流電流は整流器６３で整流され、整流された電流
はフォトカプラ６４の１次側のＬＥＤ１１を点灯するの
で、フォトカプラ６４の２次側のトランジスタ１２は導
通状態となり、これがタイマスイッチＩＣ６１の制御端
子Ｃとグラウンド端子Ｄを導通状態にする。これに対し
て、航空灯５ａが点灯していない場合は、貫通型ＣＴ６
２に交流電流が発生せず、フォトカプラ６４の２次側の
トランジスタ１２は非導通状態になり、タイマスイッチ
ＩＣ６１の制御端子Ｃとグラウンド端子Ｄは非導通状態
になる。
【００２４】上記分岐路８ａ〜８ｎにおいて交流電流が
流れているか否かを検出して航空灯５ａ〜５ｎの断芯の
有無を検知するために、中央装置７は検知回路用電源部
７１で各センサーユニット６ａ〜６ｎに供給する電力で
ある、例えば直流２４Ｖを発生する。なお、中央装置７
から初段のセンサーユニット６ａまでの距離が長い場合
は、検知回路用電源部７１で６０Ｖの電圧を発生するよ
うにし、初段のセンサーユニット６ａの中央装置７側に
ブースター回路を追加しても良い。回線切換制御部７３
は検査する航空灯５ａ〜５ｎに対応した直流制御電力線
９ａ〜９ｍ、例えば９ａを選択して回線切換部７２に直
流制御電力線９ａを接続するように指示する。回線切換
部７２は直流制御電力線９ａ〜９ｍと検知回路用電源部
７１との接続を回線切換制御部７３からの指令により切
り換えて、直流制御電力線９ａと検知回路用電源部７１
を接続し、検知回路用電源部７１が発生した直流制御電
圧を回線切換部７２が切り替えた直流制御電力線９ａに
送る。中央装置７から送電された直流制御電圧は初段の
センサーユニット６ａに入力する。中央装置７のパルス
電流検出部７４は直流制御電圧の送電直後から直流制御
電力線９ａに直流電流が流れているか否かの検出を開始
する。
流れているか否かを検出して航空灯５ａ〜５ｎの断芯の
有無を検知するために、中央装置７は検知回路用電源部
７１で各センサーユニット６ａ〜６ｎに供給する電力で
ある、例えば直流２４Ｖを発生する。なお、中央装置７
から初段のセンサーユニット６ａまでの距離が長い場合
は、検知回路用電源部７１で６０Ｖの電圧を発生するよ
うにし、初段のセンサーユニット６ａの中央装置７側に
ブースター回路を追加しても良い。回線切換制御部７３
は検査する航空灯５ａ〜５ｎに対応した直流制御電力線
９ａ〜９ｍ、例えば９ａを選択して回線切換部７２に直
流制御電力線９ａを接続するように指示する。回線切換
部７２は直流制御電力線９ａ〜９ｍと検知回路用電源部
７１との接続を回線切換制御部７３からの指令により切
り換えて、直流制御電力線９ａと検知回路用電源部７１
を接続し、検知回路用電源部７１が発生した直流制御電
圧を回線切換部７２が切り替えた直流制御電力線９ａに
送る。中央装置７から送電された直流制御電圧は初段の
センサーユニット６ａに入力する。中央装置７のパルス
電流検出部７４は直流制御電圧の送電直後から直流制御
電力線９ａに直流電流が流れているか否かの検出を開始
する。
【００２５】センサーユニット６ａのタイマスイッチＩ
Ｃ６１は航空灯５ａが点灯している場合に直流入力端子
Ａを介して中央装置７から直流２４Ｖの直流制御電圧が
加えられると、フォトカプラ６４の２次側のトランジス
タ１２が導通状態になっているので、図４に示すよう
に、例えば１００μｓ（Ｔ1）の間だけ、内部に例えば
１００ｍＡの直流電流を流す。これに対して、センサー
ユニット６ａのタイマスイッチＩＣ６１は航空灯５ａが
消灯している場合はフォトカプラ６４の２次側のトラン
ジスタ１２が非導通状態になっているので、図５に示す
ように例えば３００μｓ（Ｔ2）の間だけ、内部に１０
０ｍＡの直流電流を流す。
Ｃ６１は航空灯５ａが点灯している場合に直流入力端子
Ａを介して中央装置７から直流２４Ｖの直流制御電圧が
加えられると、フォトカプラ６４の２次側のトランジス
タ１２が導通状態になっているので、図４に示すよう
に、例えば１００μｓ（Ｔ1）の間だけ、内部に例えば
１００ｍＡの直流電流を流す。これに対して、センサー
ユニット６ａのタイマスイッチＩＣ６１は航空灯５ａが
消灯している場合はフォトカプラ６４の２次側のトラン
ジスタ１２が非導通状態になっているので、図５に示す
ように例えば３００μｓ（Ｔ2）の間だけ、内部に１０
０ｍＡの直流電流を流す。
【００２６】上記時間の経過後、タイマスイッチＩＣ６
１の内部直流電流はゼロになる。その後、タイマスイッ
チＩＣ６１はフォトカプラ６４の２次側のトランジスタ
１２が導通状態になっている場合は、例えば３００μｓ
（Ｔ31）経過後に、タイマスイッチＩＣ６１はフォトカ
プラ６４の２次側のトランジスタ１２が非導通状態にな
っている場合は、例えば２００μｓ（Ｔ32）経過後に直
流入力端子Ａに入力されたと同じ直流制御電圧を直流出
力端子Ｂを介して次段のセンサーユニット６ｂに出力す
る。このように、タイマスイッチＩＣ６１の内部に流れ
る直流電流は電流パルスを形成する。中央装置７のパル
ス電流検出部７４はセンサーユニット６ａに流れる直流
電流を検出し、オンオフ検知部７５はパルス電流検出部
７４が検出した直流電流が流れている時間の長短から分
岐路８ａに交流電流が流れているか否かを検出する。
１の内部直流電流はゼロになる。その後、タイマスイッ
チＩＣ６１はフォトカプラ６４の２次側のトランジスタ
１２が導通状態になっている場合は、例えば３００μｓ
（Ｔ31）経過後に、タイマスイッチＩＣ６１はフォトカ
プラ６４の２次側のトランジスタ１２が非導通状態にな
っている場合は、例えば２００μｓ（Ｔ32）経過後に直
流入力端子Ａに入力されたと同じ直流制御電圧を直流出
力端子Ｂを介して次段のセンサーユニット６ｂに出力す
る。このように、タイマスイッチＩＣ６１の内部に流れ
る直流電流は電流パルスを形成する。中央装置７のパル
ス電流検出部７４はセンサーユニット６ａに流れる直流
電流を検出し、オンオフ検知部７５はパルス電流検出部
７４が検出した直流電流が流れている時間の長短から分
岐路８ａに交流電流が流れているか否かを検出する。
【００２７】前段のセンサーユニット６ａから直流制御
電圧の供給を受けたセンサーユニット６ｂはセンサーユ
ニット６ａと同様の動作を行ない、航空灯５ｂの点灯又
は消灯を表わした電流パルスを内部に流す。このよう
に、各センサーユニット６ａ〜６ｎは航空灯５ａ〜５ｎ
と変圧器４ａ〜４ｎとの間の分岐路８ａ〜８ｎに航空灯
５ａ〜５ｎを点灯する交流電流が流れているか否かを示
す電流パルスを時間差を設けて流す。中央装置７のパル
ス電流検出部７４はセンサーユニット６ｂに流れる直流
電流を検出し、オンオフ検知部７５はパルス電流検出部
７４が検出した直流電流が流れている時間の長短から分
岐路８ｂに交流電流が流れているか否かを検知する。パ
ルス計数部７６はオンオフ検知部７５が検出した各パル
スが最初のパルスから何番目のパルスであるかを計数す
る。このように、各センサーユニット６ａ〜６ｎは順次
航空灯５ａ〜５ｎの点灯又は消灯を表わす電流パルスを
流し、中央装置７はパルス列を検出する。ここで、検出
されたパルス列の各パルスはそれぞれ各航空灯５ａ〜５
ｎの断芯の有無を接続順に表わしているので、各センサ
ーユニット６ａ〜６ｎにアドレス機能を設けなくとも航
空灯５ａ〜５ｎの断芯の有無を検出できる。
電圧の供給を受けたセンサーユニット６ｂはセンサーユ
ニット６ａと同様の動作を行ない、航空灯５ｂの点灯又
は消灯を表わした電流パルスを内部に流す。このよう
に、各センサーユニット６ａ〜６ｎは航空灯５ａ〜５ｎ
と変圧器４ａ〜４ｎとの間の分岐路８ａ〜８ｎに航空灯
５ａ〜５ｎを点灯する交流電流が流れているか否かを示
す電流パルスを時間差を設けて流す。中央装置７のパル
ス電流検出部７４はセンサーユニット６ｂに流れる直流
電流を検出し、オンオフ検知部７５はパルス電流検出部
７４が検出した直流電流が流れている時間の長短から分
岐路８ｂに交流電流が流れているか否かを検知する。パ
ルス計数部７６はオンオフ検知部７５が検出した各パル
スが最初のパルスから何番目のパルスであるかを計数す
る。このように、各センサーユニット６ａ〜６ｎは順次
航空灯５ａ〜５ｎの点灯又は消灯を表わす電流パルスを
流し、中央装置７はパルス列を検出する。ここで、検出
されたパルス列の各パルスはそれぞれ各航空灯５ａ〜５
ｎの断芯の有無を接続順に表わしているので、各センサ
ーユニット６ａ〜６ｎにアドレス機能を設けなくとも航
空灯５ａ〜５ｎの断芯の有無を検出できる。
【００２８】中央装置７の断芯検知部７７は回線切換制
御部７３が接続を指示した直流制御電力線９ａとパルス
幅検出部７５が検出した分岐路８ａ〜８ｎにおける交流
電流の有無とパルス計数部７６が計数したパルスの順番
から各航空灯５ａ〜５ｎの断芯を検知する。このよう
に、簡単な構成で各航空灯５ａ〜５ｎの断芯及び断芯位
置を検知するので、検知に要する時間を短くし、かつ、
設置及び保守費用を低減することができる。
御部７３が接続を指示した直流制御電力線９ａとパルス
幅検出部７５が検出した分岐路８ａ〜８ｎにおける交流
電流の有無とパルス計数部７６が計数したパルスの順番
から各航空灯５ａ〜５ｎの断芯を検知する。このよう
に、簡単な構成で各航空灯５ａ〜５ｎの断芯及び断芯位
置を検知するので、検知に要する時間を短くし、かつ、
設置及び保守費用を低減することができる。
【００２９】中央装置７の断芯検知部７７は上記のよう
に直流制御電力線９ａによる航空灯５ａ〜５ｎの断芯の
有無を検知した後に回線切換制御部７３に回線切換信号
を出力する。回線切換制御部７３は回線切換部７２に次
ぎの直流制御電力線９ｂに接続を切り替えるよう指示
し、回線切換部７２は接続を切り替えて、直流制御電力
線９ｂを接続するので、多数の航空灯の断芯を一台の航
空灯断芯検知装置１で検出することができる。
に直流制御電力線９ａによる航空灯５ａ〜５ｎの断芯の
有無を検知した後に回線切換制御部７３に回線切換信号
を出力する。回線切換制御部７３は回線切換部７２に次
ぎの直流制御電力線９ｂに接続を切り替えるよう指示
し、回線切換部７２は接続を切り替えて、直流制御電力
線９ｂを接続するので、多数の航空灯の断芯を一台の航
空灯断芯検知装置１で検出することができる。
【００３０】また、例えば各センサーユニット６ａ〜６
ｎを接続する直流制御電力線９ａ〜９ｍが断線している
場合には断線箇所以降のセンサーユニットのパルスが発
生しないので、中央装置７ではパルスの数を計数するこ
とにより、断線箇所の検知又は短絡箇所の検知をするこ
とができる。
ｎを接続する直流制御電力線９ａ〜９ｍが断線している
場合には断線箇所以降のセンサーユニットのパルスが発
生しないので、中央装置７ではパルスの数を計数するこ
とにより、断線箇所の検知又は短絡箇所の検知をするこ
とができる。
【００３１】また、例えば図６に示すように複数の航空
灯５ａ，５ｂ，５ｃを直列に接続して、航空灯５ａ，５
ｂ，５ｃの断芯を一台のセンサーユニット６で検知して
もよい。
灯５ａ，５ｂ，５ｃを直列に接続して、航空灯５ａ，５
ｂ，５ｃの断芯を一台のセンサーユニット６で検知して
もよい。
【００３２】また、上記実施例では航空灯５ａ〜５ｎの
配列系統ごとに交流電力線３ａ〜３ｍを設け、交流電力
線３ａ〜３ｍ毎に直流制御電力線９ａ〜９ｍを設けて、
交流電力線３ａ〜３ｍ毎に航空灯５ａ〜５ｎの断芯を検
出しているが、回線故障時に備えるために一列の航空灯
５ａ〜５ｎに対して２系統の交流電力線３ａ，３ｂを設
けて交互に交流電力を供給している場合も多くある。か
かる場合は、交流電力線３ａ〜３ｍと直流制御電力線９
ａ〜９ｍを対応させず、例えば図７に示すように２系統
の交流電力線３ａ，３ｂに対して１本の直流制御電力線
９ａを設けて、航空灯５ａ〜５ｎの断芯を配列順に検出
しても良い。
配列系統ごとに交流電力線３ａ〜３ｍを設け、交流電力
線３ａ〜３ｍ毎に直流制御電力線９ａ〜９ｍを設けて、
交流電力線３ａ〜３ｍ毎に航空灯５ａ〜５ｎの断芯を検
出しているが、回線故障時に備えるために一列の航空灯
５ａ〜５ｎに対して２系統の交流電力線３ａ，３ｂを設
けて交互に交流電力を供給している場合も多くある。か
かる場合は、交流電力線３ａ〜３ｍと直流制御電力線９
ａ〜９ｍを対応させず、例えば図７に示すように２系統
の交流電力線３ａ，３ｂに対して１本の直流制御電力線
９ａを設けて、航空灯５ａ〜５ｎの断芯を配列順に検出
しても良い。
【００３３】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、各セン
サーユニットの貫通型変流器は分岐路に接続された航空
灯を点灯する交流電流を検出し、整流器は貫通型変流器
からの交流電流を整流し、フォトカプラは整流器が整流
した信号を１次側に入力して、２次側に接続したタイマ
スイッチＩＣの制御端子と絶縁し、１次側に流れる電流
が２次側に流れないようにするので、１次側に入力した
信号の交流ノイズを遮断することができる。
サーユニットの貫通型変流器は分岐路に接続された航空
灯を点灯する交流電流を検出し、整流器は貫通型変流器
からの交流電流を整流し、フォトカプラは整流器が整流
した信号を１次側に入力して、２次側に接続したタイマ
スイッチＩＣの制御端子と絶縁し、１次側に流れる電流
が２次側に流れないようにするので、１次側に入力した
信号の交流ノイズを遮断することができる。
【００３４】さらに、フォトカプラは１次側に入力した
分岐路における交流電流の有無を示す信号により２次側
を導通状態又は非導通状態にするので、各センサーユニ
ットのタイマスイッチＩＣは分岐路における交流電流の
有無をフォトカプラの２次側の状態により検出すること
ができる。
分岐路における交流電流の有無を示す信号により２次側
を導通状態又は非導通状態にするので、各センサーユニ
ットのタイマスイッチＩＣは分岐路における交流電流の
有無をフォトカプラの２次側の状態により検出すること
ができる。
【００３５】さらに、初段のセンサーユニットは初段の
航空灯に対する分岐路に交流電流が流れていることを検
出しているときに中央装置から直流制御電圧を入力する
と、予め定められた短い時間Ｔ1だけ一定電流を流し、
初段の航空灯に対する分岐路に交流電流が流れていない
ことを検出しているときに直流制御電圧が入力すると、
時間Ｔ1より長い時間Ｔ2だけ一定電流を流して、初段の
航空灯に対する分岐路における交流電流の有無を示す電
流パルスを流し、中央装置は直流制御電力線上に直流電
流が流れているか否かを検出し、検出した直流電流が流
れている時間の大小より各分岐路における交流電流の有
無を検知するので、分岐路における交流電流の有無の検
出結果を搬送信号送受信機を設けなくとも送受信でき
る。
航空灯に対する分岐路に交流電流が流れていることを検
出しているときに中央装置から直流制御電圧を入力する
と、予め定められた短い時間Ｔ1だけ一定電流を流し、
初段の航空灯に対する分岐路に交流電流が流れていない
ことを検出しているときに直流制御電圧が入力すると、
時間Ｔ1より長い時間Ｔ2だけ一定電流を流して、初段の
航空灯に対する分岐路における交流電流の有無を示す電
流パルスを流し、中央装置は直流制御電力線上に直流電
流が流れているか否かを検出し、検出した直流電流が流
れている時間の大小より各分岐路における交流電流の有
無を検知するので、分岐路における交流電流の有無の検
出結果を搬送信号送受信機を設けなくとも送受信でき
る。
【００３６】さらに、センサーユニットは一定時間
Ｔ1，Ｔ2電流を流した後さらに一定時間Ｔ31，Ｔ32だけ
経過すると入力された直流制御電圧を次段のセンサーユ
ニットに出力して、次段のセンサーユニットは初段のセ
ンサーユニットと同様に動作し、次段の航空灯に対する
分岐路における交流電流の有無を示す電流パルスを流
し、中央装置は直流制御電力線上に直流電流が流れてい
るか否かを検出し、検出した各パルスを計数するので、
パルスの順番がセンサーユニットが接続された順番と一
致し、アドレス機能を設けなくともセンサーユニットの
位置と検出結果を一致させることができる。
Ｔ1，Ｔ2電流を流した後さらに一定時間Ｔ31，Ｔ32だけ
経過すると入力された直流制御電圧を次段のセンサーユ
ニットに出力して、次段のセンサーユニットは初段のセ
ンサーユニットと同様に動作し、次段の航空灯に対する
分岐路における交流電流の有無を示す電流パルスを流
し、中央装置は直流制御電力線上に直流電流が流れてい
るか否かを検出し、検出した各パルスを計数するので、
パルスの順番がセンサーユニットが接続された順番と一
致し、アドレス機能を設けなくともセンサーユニットの
位置と検出結果を一致させることができる。
【００３７】さらに、搬送信号送受信機及びアドレス機
能を設けなくとも良いため、搬送信号発生及びアドレス
設定等の動作が必要なく、断芯検知速度を速めることが
できる。
能を設けなくとも良いため、搬送信号発生及びアドレス
設定等の動作が必要なく、断芯検知速度を速めることが
できる。
【００３８】さらに、中央装置は接続した直流制御電力
線と各分岐路における交流電流の有無とパルスの順番か
ら各航空灯の断芯の有無を検知し、同一配列系統の航空
灯の断芯の有無を検知した後に直流制御電力線を切り替
えて次ぎの配列系統の航空灯の断芯を検知するので、多
数の航空灯の断芯を検出することができる。
線と各分岐路における交流電流の有無とパルスの順番か
ら各航空灯の断芯の有無を検知し、同一配列系統の航空
灯の断芯の有無を検知した後に直流制御電力線を切り替
えて次ぎの配列系統の航空灯の断芯を検知するので、多
数の航空灯の断芯を検出することができる。
【００３９】さらに、交流電力線と各センサーユニット
に直流電力を供給する直流制御電力線とを別に設けるの
で、航空灯を点灯する交流回線毎に回線の一部を変更し
て親局を設置する必要がなく、設置が容易である。
に直流電力を供給する直流制御電力線とを別に設けるの
で、航空灯を点灯する交流回線毎に回線の一部を変更し
て親局を設置する必要がなく、設置が容易である。
【００４０】さらに、交流電力線と各センサーユニット
に直流電力を供給する直流制御電力線とを別に設けるの
で、複数の交流電力線が一列の航空灯に対して設けられ
ている場合に、交流電力線と直流制御電力線を一対一に
対応させず、複数系統の交流電力線に対して１本の直流
制御電力線を設けて、航空灯の断芯を配列順に検出する
ことができる。
に直流電力を供給する直流制御電力線とを別に設けるの
で、複数の交流電力線が一列の航空灯に対して設けられ
ている場合に、交流電力線と直流制御電力線を一対一に
対応させず、複数系統の交流電力線に対して１本の直流
制御電力線を設けて、航空灯の断芯を配列順に検出する
ことができる。
【００４１】さらに、直流制御電圧を直流制御電力線に
接続されたセンサーユニットに送電し、送電直後から送
電した直流電流が流れているか否かを検出するので、直
流制御電圧を送出する電源線と検知内容の入力をする信
号線を共用して、構成を簡単にして、設置費用及び保守
費用を低減することができる。
接続されたセンサーユニットに送電し、送電直後から送
電した直流電流が流れているか否かを検出するので、直
流制御電圧を送出する電源線と検知内容の入力をする信
号線を共用して、構成を簡単にして、設置費用及び保守
費用を低減することができる。
【図１】この発明の実施例を示す構成図である。
【図２】センサーユニットの構成図である。
【図３】中央装置の構成図である。
【図４】制御端子が導通状態のときのタイマスイッチＩ
Ｃの入出力波形図である。
Ｃの入出力波形図である。
【図５】制御端子が非導通状態のときのタイマスイッチ
ＩＣの入出力波形図である。
ＩＣの入出力波形図である。
【図６】複数の航空灯を直列に接続する場合の接続図で
ある。
ある。
【図７】２系統の交流電力線を１列の航空灯に対して設
けた場合の接続図である。
けた場合の接続図である。
【図８】従来の航空灯断芯検知装置の接続図である。
１ 航空灯断芯検知装置 ２ 定電流装置 ３ 交流電力線 ４ 変圧器 ５ 航空灯 ６ センサーユニット ６１ タイマスイッチＩＣ ６２ 貫通型ＣＴ ６３ 整流器 ６４ フォトカプラ ７ 中央装置 ７１ 検知回路用電源部 ７２ 回線切換部 ７３ 回線切換制御部 ７４ パルス電流検出部 ７５ オンオフ検知部 ７６ パルス計数部 ７７ 断芯検知部 ８ 分岐路 ９ 直流制御電力線 １０ コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項１】 交流電力を供給する複数の交流電力線と
各交流電力線毎に複数の変圧器によって交流電力線から
分岐された複数の分岐路と各分岐路に接続した航空灯を
有する装置の各航空灯の断芯を検知する航空灯断芯検知
装置において、 各分岐路に設けられたセンサーユニットと、航空灯の同
一配列系統に対応して設けられたセンサーユニットを直
列に接続する複数の直流制御電力線と、複数の直流制御
電力線を接続した中央装置を有し、 各センサーユニットは貫通型変流器と整流器とフォトカ
プラとタイマスイッチＩＣを備え、 貫通型変流器は分岐路に接続された航空灯を点灯する交
流電流を検出し、 整流器は貫通型変流器からの交流電流を整流し、 フォトカプラは整流器が整流した電流を１次側に入力
し、１次側に入力した電流により２次側を導通状態又は
非導通状態にし、 タイマスイッチＩＣは直流制御電力を入力する直流入力
端子と直流制御電力を出力する直流出力端子とフォトカ
プラの２次側を接続する制御端子を備え、初段のセンサ
ーユニットのタイマスイッチＩＣの直流入力端子は直流
制御電力線を介して中央装置に接続され、各センサーユ
ニットのタイマスイッチＩＣの直流出力端子は次段のセ
ンサーユニットのタイマスイッチＩＣの直流入力端子に
接続され、制御端子に接続したフォトカプラの２次側が
導通状態のときに直流入力端子に直流制御電圧が加えら
れると、予め定められた短い時間Ｔ1だけ一定電流を流
し、時間Ｔ1が経過した後一定時間Ｔ31だけ経過すると
直流入力端子に加えられた直流制御電圧を直流出力端子
から出力し、制御端子に接続したフォトカプラの２次側
が非導通状態のときに直流入力端子に直流制御電圧が加
えられると、上記時間Ｔ1より長い時間Ｔ2だけ一定電流
を流し、時間Ｔ2経過後一定時間Ｔ32だけ経過すると直
流入力端子に加えられた直流制御電圧を直流出力端子か
ら出力し、 中央装置は検知回路用電源部、回線切換部、回線切換制
御部、パルス電流検出部、オンオフ検知部、パルス計数
部及び断芯検知部を備え、直流制御電力線を介して直列
に接続したセンサーユニットに流れる直流電流を検出し
て各航空灯の断芯を検知するものであり、 検知回路用電源部はセンサーユニットに供給する直流制
御電力を交流電力線が交流電力を供給しているときに発
生し、 回線切換部は各直流制御電力線と検知回路用電源部との
接続を切り換え、 回線切換制御部は回線切換部に航空灯の断芯検知をする
直流制御電力線の切り替えを指示し、断芯検知部に接続
を指示した直流制御電力線を通知し、 パルス電流検出部は直流制御電力線に直流電流が流れて
いるか否かを検出し、 オンオフ検知部はパルス電流検出部が検出した直流電流
が流れている時間の大小により各分岐路における交流電
流の有無を検知し、 パルス計数部はパルス電流検知部が検出した各電流パル
スを計数し、 断芯検知部は回線切換制御部が接続を指示した直流制御
電力線とオンオフ検知部が検出した各分岐路における交
流電流の有無とパルス計数部が計数した電流パルスの順
番から各航空灯の断芯の有無を検知し、同一配列系統の
航空灯の断芯の有無を検知した後に回線切換制御部に回
線切換信号を出力することを特徴とする航空灯断芯検知
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7135697A JP2676499B2 (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 航空灯断芯検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7135697A JP2676499B2 (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 航空灯断芯検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08304506A true JPH08304506A (ja) | 1996-11-22 |
| JP2676499B2 JP2676499B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=15157796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7135697A Expired - Fee Related JP2676499B2 (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 航空灯断芯検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2676499B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103245882A (zh) * | 2013-04-27 | 2013-08-14 | 国家电网公司 | 一体化的电力故障指示与状态监测装置 |
-
1995
- 1995-05-10 JP JP7135697A patent/JP2676499B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103245882A (zh) * | 2013-04-27 | 2013-08-14 | 国家电网公司 | 一体化的电力故障指示与状态监测装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2676499B2 (ja) | 1997-11-17 |
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