JPH08303443A - 自己保持型締具 - Google Patents

自己保持型締具

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Publication number
JPH08303443A
JPH08303443A JP7108793A JP10879395A JPH08303443A JP H08303443 A JPH08303443 A JP H08303443A JP 7108793 A JP7108793 A JP 7108793A JP 10879395 A JP10879395 A JP 10879395A JP H08303443 A JPH08303443 A JP H08303443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collar
self
fastener
conical
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7108793A
Other languages
English (en)
Inventor
Jean-Francois Jeanson
− フランソワ ジャンソン ジャン
Jean Huppert
ウペール ジャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JBS SA
Aesculap JBS SA
Original Assignee
JBS SA
JBS SA France
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Filing date
Publication date
Application filed by JBS SA, JBS SA France filed Critical JBS SA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 要素を他の要素に固定するのに、一旦挿入さ
れたら抜け出ることのない自己保持型の締具を提供す
る。 【構成】 ある要素(50)を他の要素(60)に固定
するための、ねじや、ナット付きのねじ付きピン、ある
いはその類似物のような自己保持型の締具(10)にお
いて、円錐形のカラー(30)を具備し、前記カラーの
最大直径の底部が前記締具の頭部(20)に対面し、前
記カラーには半径方向のノッチ(31)が存在し、前記
カラーと前記頭部との間には首部(40)が配置されて
いる自己保持型締具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広くは自己保持型締具に
係り、特にねじに関する。
【0002】
【従来の技術】今までは、板の中に締具を確実に保持す
ることのできるのは、これを比較的厚い要素で固定する
ことだけであった。しかしながら、ねじの頭部の下に比
較的長い首部が存在するようなタイプのねじを適用する
ことが知られている。この首部は板の厚さより長くなけ
ればならず、前記ねじを受け止めるために少なくとも1
つの孔が配置されている。ねじをその孔に導入する時に
は、ねじの軸線は全体的に孔の幾何学的軸線より外側へ
移動する。この位置においては、前記ねじは普通のねじ
の場合程簡単には抜け出さない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、孔の幾
何学的軸線とねじの軸線とが一致してしまう危険性が実
際に存在し、そのような位置関係では、ほんの短い時間
のことではあるが、ねじは簡単に抜け出すことができ、
このことはいつも望ましくないことであるが、外科手術
の分野では危険でさえある。
【0004】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的は
これらの不都合をさけて、他の要素に固定される要素か
ら抜け出すことがなく、同時にその保持装置がねじや、
ピン、あるいはその類似物との一体構造部分となってい
る自己保持型の締具を提供することにある。
【0005】本発明は、よって、ある要素を他の要素に
固定するための、ねじや、ナット付きのねじ付きピン、
あるいはその類似物のような自己保持型の締具におい
て、円錐形のカラーを具備し、該カラーの最大直径の底
部がこの締具の頭部に対面し、そのカラーには半径方向
のノッチが存在し、前記カラーと前記頭部との間には首
部が配置されている自己保持型締具を含んでいる。
【0006】本発明の好ましい実施例においては、この
カラーの最大の外径は、要素の中である要素に固定され
る別の要素の前記締具を収容する孔の直径より大きい。
【0007】本発明によれば、このカラーの半径方向の
ノッチは三角形あるいは単純な溝であってもよい。
【0008】他の好ましい実施例においては、前記カラ
ーと前記頭部との間の首部は円錐形になっており、その
円錐形部分の円錐角がその方向と共に、カラーのそれら
と同一となっている。
【0009】本発明の他の観点によれば、前記カラーの
底部には円錐形の凹所が設けられている。
【0010】本発明の基本的な利点は、この締具が要素
の孔の中へ挿入された後では、前記要素から除くことが
できないという点にある。さらに、前記締具を前記孔の
中へ導入するためには、そのタイプの締具に使用される
通常の工具を除いて、どのような工具あるいは特殊な装
置を使用する必要もない。
【0011】
【実施例】本発明の好ましい実施例を、添付図面を参照
しながら、例をあげてもっと詳しく説明する。
【0012】図面を参照すると、参照番号10は頭部2
0を有する自己切開式のねじを示している。前記頭部2
0の下には円錐形のカラー30と、またそれと同様な円
錐形の首部40とが存在する。前記カラー30の表面に
は半径方向のノッチ31が存在する。
【0013】これらの半径方向のノッチ31は、要素を
互いに固定する第1段階において、ねじ10が板50の
孔51の中を通過可能にする。前記ノッチ31は円錐形
のカラー30の外周に沿って等距離に配置されており、
カラー30の最大直径を徐々に減少させている。同じ目
的のために、円錐形カラー30の底部にも円錐形の凹所
32が存在する。
【0014】2個の要素を互いに固定する間に、ねじ1
0は、六角形の開口部21の中へスパナを適用すること
により、第2要素の中へねじ込まれる。円錐形のカラー
が第1要素(板50)の孔51の円錐形部分52に到達
すると、板50は最初に第2要素60の表面に対して押
し付けられる。この位置から、カラー30の最大直径
は、それが孔51の中を押し通されるまで徐々に減少す
る。その後は、頭部20の円錐形の外面が円錐形部分5
2を介して、板50を第2要素60に再び押し付ける。
【0015】一旦カラー30が第1要素50の孔51を
通過すると、ねじ10は、カラー30の最大直径を減少
させることのできる装置が適用されない限り、この要素
から外れることができなくなる。
【0016】異なった厚さの要素に用いるために、ねじ
の円錐形カラー30と頭部20の間の長さを変更するこ
とにより、異なった種類のねじを製作することができ
る。孔51内におけるねじ10の枢動の程度も同様にし
て変更することができる。このことは、孔の配置の不正
確さを補償しなければならない場合に重要である。
【0017】図に示した実施例によれば、ノッチ31は
三角形になっている。しかしながら、他の種類のノッチ
も適用することができ、本発明の範囲は好ましい特別な
実施例に関する上述の記載事項に限定されるものではな
い。平行な側壁部を有する単純な溝であっても、もしそ
れらが最大直径を必要な減少具合にするのに十分な幅を
有していれば、他のノッチと同じ効果を発揮することが
できる。
【0018】従って、本発明は多くの異なった方法に適
用することができ、本発明による締具はねじや、ナット
付きのねじ付きピンや、ボルト等であってもよい。スッ
タドボルトあるいはナットも同様な方法で製作すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のよるねじの、部分断面的な側面図。
【図2】図1の線A−Aに沿って見たねじの断面図。
【符号の説明】
10 締具 20 頭部 21 開口部 30 カラー 31 ノッチ 32 凹所 40 首部 50 板 51 孔 52 円錐部 60 第2要素

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある要素を他の要素に固定するための、
    ねじや、ナット付きのねじ付きピン、あるいはその類似
    物のような自己保持型の締具において、円錐形のカラー
    を具備し、前記カラーの最大直径の底部が前記締具の頭
    部に対面し、前記カラーには半径方向のノッチが存在
    し、前記カラーと前記頭部との間には首部が配置されて
    いる自己保持型締具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、前記カラ
    ーの最大の外側直径が、前記他の要素に固定しようとし
    ている前記ある要素の前記締具を収容する孔の直径より
    大きい自己保持型締具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、前記カラ
    ーの半径方向のノッチが三角形になっている自己保持型
    締具。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置において、前記カラ
    ーの半径方向のノッチが単純な溝である自己保持型締
    具。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置において、前記カラ
    ーと頭部との間の首部が円錐形になっており、その円錐
    形部分の円錐角とその方向とが、カラーのそれらと同一
    である自己保持型締具。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置において、前記カラ
    ーの底部には円錐形の凹所が設けられている自己保持型
    締具。
JP7108793A 1995-05-02 1995-05-02 自己保持型締具 Pending JPH08303443A (ja)

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JP7108793A JPH08303443A (ja) 1995-05-02 1995-05-02 自己保持型締具

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JPH08303443A true JPH08303443A (ja) 1996-11-19

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