JPH08303362A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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Publication number
JPH08303362A
JPH08303362A JP13570395A JP13570395A JPH08303362A JP H08303362 A JPH08303362 A JP H08303362A JP 13570395 A JP13570395 A JP 13570395A JP 13570395 A JP13570395 A JP 13570395A JP H08303362 A JPH08303362 A JP H08303362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
gas space
discharge gas
scroll
discharged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13570395A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Asami
浅見  勉
Yoshiaki Koike
良明 小池
Shinichi Fujiwara
眞一 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP13570395A priority Critical patent/JPH08303362A/ja
Publication of JPH08303362A publication Critical patent/JPH08303362A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/06Silencing
    • F04C29/068Silencing the silencing means being arranged inside the pump housing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】運転中のガス冷媒の吐出による騒音の発生を防
止する。 【構成】密閉容器1内に収納されたスクロール圧縮要素
10の圧縮室13にて圧縮された高温・高圧のガス媒体
Gを、吐出ポート14から吐出ガス空間20内に吐出さ
せる。この吐出ガス空間20を吐出ポート14が臨む第
1の吐出ガス空間21と、この第1の吐出ガス空間21
に無数の小孔31を有する仕切板30を介して連通する
第2の吐出ガス空間22とに2分し、この第2の吐出ガ
ス空間22に吐出管6を臨ませて圧縮されたガス媒体G
を外部回路に導出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば冷凍や空調あ
るいは給湯用流体機器等に搭載されるスクロール圧縮機
に関し、特に、密閉容器内の上部に形成される吐出ガス
空間にスクロール圧縮要素にて圧縮されたガス媒体を吐
出させて外部回路に導出させるガス媒体吐出機構に工夫
を施すことにより、運転中の騒音の発生を防止するよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスクロール圧縮機におい
ては、図2に示すように、密閉容器1を円筒状ケース2
と、このケース2の上下両端に被冠された上下両エンド
キャップ3,4とで形成するとともに、密閉容器1内の
上部に収納された電動要素(図示せず)にて駆動するス
クロール圧縮要素10を固定スクロール11と、この固
定スクロール11に対して公転する揺動スクロール12
とを互いに渦巻き状に形成したラップを噛み合わせて、
複数の圧縮空間からなる圧縮室13を形成してなる構成
を有するものがある。
【0003】そして、この圧縮室13は、密閉容器1の
低圧室側に設けた吸入口5から吸入されたガス媒体(冷
媒)Gを圧縮するようになっているとともに、この圧縮
されたガス媒体Gは、圧縮室13に連通する吐出ポート
14から固定スクロール11の上部の高圧室側に形成し
た吐出ガス空間20に吐出し、この吐出ガス空間20に
吐出し充満したガス媒体Gを吐出管6から外部回路(図
示せず)に導出させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造のスクロール圧縮機では、特に、吐出ポー
ト14から固定スクロール11の上部の高圧室側に形成
した吐出ガス空間20に吐出するガス冷媒Gが、図2に
実線矢印で示すように、上部エンドキャップ3の頂部内
壁面3aに直接反射し、ガス冷媒Gが持つ音エネルギと
共に低周波数の定在波が発生するために、騒音が増大す
るという問題があった。
【0005】この発明の目的は、運転中のガス冷媒の吐
出による騒音の発生を防止することができるようにした
スクロール圧縮機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、密閉容器内に収納されたスクロー
ル圧縮要素の圧縮室にて圧縮された高温・高圧のガス媒
体を、前記圧縮室に連通する吐出ポートから前記スクロ
ール圧縮要素の上部に形成した吐出ガス空間内に吐出さ
せ、この吐出ガス空間内に吐出し充満するガス媒体を吐
出管から外部回路に導出させてなるスクロール圧縮機に
おいて、前記スクロール圧縮要素の上部に無数の小孔を
有する仕切板を設け、この仕切板にて前記吐出ガス空間
を前記吐出ポートが臨む第1の吐出ガス空間と、この第
1の吐出ガス空間に前記仕切板の各々の小孔を介して連
通する第2の吐出ガス空間とに2分し、かつこの第2の
吐出ガス空間に前記吐出管を臨ませてなる構成としたも
のである。
【0007】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、密閉容器内に収納されたスクロール圧縮要
素の圧縮室にて圧縮された高温・高圧のガス媒体を吐出
ポートからスクロール圧縮要素の上部に形成した吐出ガ
ス空間内に吐出させるとともに、この吐出ガス空間を吐
出ポートが臨む第1の吐出ガス空間と、この第1の吐出
ガス空間に無数の小孔を有する仕切板を介して連通する
第2の吐出ガス空間とに2分し、この第2の吐出ガス空
間に吐出管を臨ませて圧縮されたガス媒体を外部回路に
導出させてなるために、圧縮されたガス媒体が第1の吐
出ガス空間から仕切板の無数の小孔を通過して第2の吐
出ガス空間に充満する際、ガス冷媒が持つ音エネルギが
仕切板の無数の小孔への通過時の摩擦力によって熱エネ
ルギへと変換され減衰されて小さくなる。
【0008】しかも、吐出ガス空間が第1の吐出ガス空
間と第2の吐出ガス空間とに2分されたているために、
定在波の発生周波数が高次に移行し、従前のような定在
波が発生することがなくなり、騒音の発生が防止され
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1に示す図面
に基づいて詳細に説明すると、図1に示すように、この
発明に係るスクロール圧縮機は、図2に示す従来構造の
ものと基本的に同一構成を有するもので、密閉容器1
は、円筒状ケース2と、このケース2の上下両端に被冠
された上下両エンドキャップ3,4とで形成されてい
る。
【0010】この密閉容器1内の上部には、電動要素
(図示せず)にて駆動するスクロール圧縮要素10が収
納されていて、このスクロール圧縮要素10は、固定ス
クロール11と揺動スクロール12とからなり、この揺
動スクロール12を前記固定スクロール11に対して公
転するように設けるとともに、互いに渦巻き状に形成し
たラップを噛み合わせて複数の圧縮空間からなる圧縮室
13を形成し、この圧縮室13にて前記密閉容器1の低
圧室側に設けた吸入口5から吸入されたガス媒体(冷
媒)Gを圧縮するようになっている。
【0011】そして、この圧縮されたガス媒体Gは、前
記圧縮室13に連通する吐出ポート14から前記固定ス
クロール11の上部の高圧室側に形成した吐出ガス空間
20に吐出させるようになっているもので、この吐出ガ
ス空間20は、前記固定スクロール11の上部に設けた
無数の小孔31を有する仕切板30にて前記吐出ポート
14が臨む第1の吐出ガス空間21と、この第1の吐出
ガス空間21に前記仕切板30の無数の小孔31を介し
て連通する第2の吐出ガス空間22とに2分されている
もので、前記仕切板30の固定は、その外周端縁部30
aを前記固定スクロール11と上部エンドキャップ3と
の間に挿入するか、前記上部エンドキャップ3に対して
内側から点溶接等にて行なわれる。
【0012】この第2の吐出ガス空間22には、外部回
路(図示せず)に接続される吐出管6が臨み、この吐出
管6の前記固定スクロール11の上面に近接する下部に
は、孔径が2mm程度の逃げ孔7が開口されている。
【0013】すなわち、上記の構成によれば、前記スク
ロール圧縮要素10にて圧縮された高温・高圧のガス媒
体Gは、図1に実線矢印で示すように、前記吐出ポート
14から第1の吐出ガス空間21に吐出し、この第1の
吐出ガス空間21内に吐出されたガス媒体Gは、前記仕
切板30の無数の小孔31を通過して前記第2の吐出ガ
ス空間22内に吐出し充満して前記吐出管6から外部回
路に導出させてなるものである。
【0014】また、前記吐出ポート14からガス媒体G
と共に排出された潤滑オイルは、前記スクロール圧縮要
素10の固定スクロール11の上面に滞留しようとする
が、この潤滑オイルは、図1に点線矢印で示すように、
前記吐出管6の下部に開口させた逃げ孔7から吐出可能
になっているため、このような潤滑オイルの滞留は確実
に防止される。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、密閉容器内に収納されたスクロール圧縮要素の圧
縮室にて圧縮された高温・高圧のガス媒体を吐出ポート
からスクロール圧縮要素の上部に形成した吐出ガス空間
内に吐出させるとともに、この吐出ガス空間を吐出ポー
トが臨む第1の吐出ガス空間と、この第1の吐出ガス空
間に無数の小孔を有する仕切板を介して連通する第2の
吐出ガス空間とに2分し、この第2の吐出ガス空間に吐
出管を臨ませて圧縮されたガス媒体を外部回路に導出さ
せてなることから、圧縮されたガス媒体が第1の吐出ガ
ス空間から仕切板の無数の小孔を通過して第2の吐出ガ
ス空間に充満する際、ガス冷媒が持つ音エネルギが仕切
板の無数の小孔への通過時の摩擦力によって熱エネルギ
へと変換され減衰されて小さくなり、しかも、吐出ガス
空間が第1の吐出ガス空間と第2の吐出ガス空間とに2
分されたているために、定在波の発生周波数を高次に移
行させることができ、これによって、従前のような定在
波が発生することがなくなり、騒音の発生を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスクロール圧縮機の一実施例を
要部切欠して示す概略的断面図。
【図2】従来のスクロール圧縮機を要部切欠して示す概
略的断面図。
【符号の説明】
1・・・密閉容器、 5・・・吸入管、 6・・・吐出管、 10・・・スクロール圧縮要素、 11・・・固定スクロール、 12・・・揺動スクロール、 13・・・圧縮室、 14・・・吐出ポート、 20・・・吐出ガス空間、 21・・・第1の吐出ガス空間、 22・・・第2の吐出ガス空間、 30・・・仕切板、 31・・・小孔、 G・・・ガス媒体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉容器内に収納されたスクロール圧縮要
    素の圧縮室にて圧縮された高温・高圧のガス媒体を、前
    記圧縮室に連通する吐出ポートから前記スクロール圧縮
    要素の上部に形成した吐出ガス空間内に吐出させ、この
    吐出ガス空間内に吐出し充満するガス媒体を吐出管から
    外部回路に導出させてなるスクロール圧縮機において、
    前記スクロール圧縮要素の上部に無数の小孔を有する仕
    切板を設け、この仕切板にて前記吐出ガス空間を前記吐
    出ポートが臨む第1の吐出ガス空間と、この第1の吐出
    ガス空間に前記仕切板の各々の小孔を介して連通する第
    2の吐出ガス空間とに2分し、かつこの第2の吐出ガス
    空間に前記吐出管を臨ませたことを特徴とするスクロー
    ル圧縮機。
JP13570395A 1995-05-10 1995-05-10 スクロール圧縮機 Pending JPH08303362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13570395A JPH08303362A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 スクロール圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13570395A JPH08303362A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 スクロール圧縮機

Publications (1)

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JPH08303362A true JPH08303362A (ja) 1996-11-19

Family

ID=15157922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13570395A Pending JPH08303362A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 スクロール圧縮機

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JP (1) JPH08303362A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104411974A (zh) * 2012-05-03 2015-03-11 学校法人斗源学院 涡旋式压缩机
CN106337815A (zh) * 2016-10-20 2017-01-18 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 涡旋压缩机及其吸声组件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104411974A (zh) * 2012-05-03 2015-03-11 学校法人斗源学院 涡旋式压缩机
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040323

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02