JPH0830171A - 複写機 - Google Patents

複写機

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Publication number
JPH0830171A
JPH0830171A JP6160984A JP16098494A JPH0830171A JP H0830171 A JPH0830171 A JP H0830171A JP 6160984 A JP6160984 A JP 6160984A JP 16098494 A JP16098494 A JP 16098494A JP H0830171 A JPH0830171 A JP H0830171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
rubber foot
foot
iot
iit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6160984A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoshi Tomaru
尚士 都丸
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP6160984A priority Critical patent/JPH0830171A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力装置上に読み取り装置を吸振ゴムを介し
て載置してなる複写機の上記吸振ゴムの吸振効果を向上
する。 【構成】 ゴムを介して載置してなる複写機において、
上記吸振ゴムを2種類以上の硬さの異なる弾性吸振部材
にて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、読み取りセンサを用い
て原稿の読み取りを行なう読み取り装置と、帯電された
感光体表面に、上記読み取り装置からの画像信号を書き
込む装置、及び現像、転写、定着等を行なう装置を搭載
した出力装置からなり、この出力装置上に弾性部材を介
して読み取り装置を載置してなるデジタル複写機等の複
写機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記読み取り装置(以下これをIITと
略称する)と出力装置(以下これをIOTと略称する)
はフレームの構造上分離されているが、機能上は一対で
あり、特にIOTの上部にIITが配置される従来の複
写機では、特開平1−195463号公報に開示されて
いるように、IITとIOTの間に振動伝達防止用とし
て吸振ゴムが介装している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の技術における吸振ゴムは単一の硬度のものが用いら
れていたため、例えば、これの硬度が高ければ高周波側
での振動にはあまり効果がないが、硬いため変形が少な
く、高さ方向の位置決めが可能となり、外装(カバー
等)の取り付けも容易となる。
【0004】逆に硬度が低ければ、低周波側での振動、
特に複写機の横揺れは、ゴム材にとっては剪断方向の力
であるため、あまり効果がなく、変形も大きいため、高
さ方向の位置決め精度が悪くなってしまうが、上下方向
の衝撃には伸縮方向の力であるため大きな減衰効果が得
られる。
【0005】このように、どちらを取っても、その欠点
のため、良好な振動吸収効果が得られないことになる。
その結果、従来機では、吸振部材にて減衰しない振動が
IOTから与えられると、この振動がこの部材を通過し
てIITに伝達し、そのとき読み取っている原稿部分に
て主走査方向全域にわたって原稿の読み取り位置ずれが
起こる。また、この振動周波数がIITの固有周波数に
近い場合は、共振によりさらに振動が増幅される。
【0006】その結果、白黒複写機では、画像の読み取
りスキップが発生し、コピーにて画線の細りや飛びが現
われ、カラー複写機では、コピーに色ずれや色づきが発
生する。仮に、この振動が決まったタイミングで発生さ
れる場合は、意図的に避けるとができるが、画像の読み
取り中である場合は、その振動が発生し、減衰するま
で、読み取り開始を遅らせなければならないため、コピ
ーの生産性が落ち、高速化にも対応できなくなる。
【0007】また上記従来の構成の複写機のIITの底
板は水平状に設けられていたため、底板とプラテンの間
の空間が水平方向に同一断面形状となり、この底板とプ
ラテンが共鳴板となってしまい、IIT内での振動が増
幅されてしまうという問題もあった。
【0008】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、広い周波数帯域において、良好な吸振効果を得る
ことと、IIT自体内でも共振をなくすことができて、
IITが原稿の読み取り中であっても、原稿の読み取り
位置のずれをなくして、読み取り画像の安定化を図るこ
とができると共に、高生産性を達成でき、さらに、搬送
中の振動や衝撃に対して、IITがIOTより横方向に
ずれたりしないようにしてできる複写機を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る複写機は、出力装置上に読み取り装置
を吸振ゴムを介して装置してなる複写機において、上記
吸振ゴムを2種類以上の硬さの異なる弾性吸振部材にて
構成した。そして上記読み取り装置の底板を、読み取り
装置の上板との距離を不均一にした。さらに、出力装置
に対して読み取り装置を横方向に弾性材を介して係合し
た。
【0010】
【作 用】読み取り装置を吸振支持する吸振ゴムはこ
れを構成する硬さの異なる複数の弾性吸振部材にてそれ
ぞれ異なる周波数帯域の振動が吸収される。また読み取
り装置の底板と上板間での共振、共鳴がなくなる。また
読み取り装置は横方向にずれることなく出力装置上に載
置される。
【0011】
【実 施 例】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1はIOT、2はこのIOT1の上
面に吸振ゴム3を介して載置されたIOTであり、この
IOT2はプラテンガラス4の下面に沿って移動する第
1キャリッジ5と第2キャリッジ6、読み取りセンサ7
等を有しており、第1キャリッジ5に設けたランプ8に
て照射されたプラテンガラス4上の原稿像は第1キャリ
ッジ5に設けた第1ミラー9、第2キャリッジ6に設け
た第2・第3ミラー10,11にて反射されてレンズ1
2を介して読み取りセンサ7にて読み取られるようにな
っている。
【0012】上記吸振ゴム3の第1の実施例は図2
(a),(b)に示すようになっていて、IOT1の上
板1aに硬度の低い材質のゴムからなる第1ゴム足13
を固着し、IOT2の下板2aには、上記第1ゴム足1
3と対向する位置に、硬度の高い材質のゴムからなる第
2ゴム足14が固着してある、この第2ゴム足14の断
面形状は下面に上記第1ゴム足13が嵌合する凹部15
が設けてある。
【0013】上記第1ゴム13の高さh1 は第2ゴム足
14の凹部15の深さdより大きくしてあり、また第2
ゴム足14の高さHはIOT1とIIT2間の必要間隔
H′にたわみ代をプラスした寸法にしてある。また上記
両ゴム足13,14の硬度は、発生する振動の周波数や
IIT2の重量によってきめられるが、その一例とし
て、第2ゴム足14は60度前後、第1ゴム足13はこ
れより柔らかいものを選ぶ。またゴムの材質は、例え
ば、アクリルニトリルブタジエンゴム(NBR)、天然
ゴム(NR)、クロロプレンゴム(CR)などが用いら
れる。
【0014】この構成において、IOT1上にIIT2
を載置して両ゴム足13,14を嵌合した状態が図2
(b)であり、第1ゴム足13は第2ゴム足14の凹部
15内に嵌合し、上下方向に圧縮変形される。またこの
とき、第2ゴム足14にもIIT2の重量が作用してそ
のたわみ代分だけ変形される。このとき、凹部15の内
径と第1ゴム足14の外径との間にわずかな隙間が生じ
るようにしておく。これは第1ゴム足13の上下方向の
変形をさまたげないようにするためである。なお、この
隙間は載置状態でなくなるようにしてもよい。
【0015】図3(a),(b)はそれぞれ異なる他の
実施例を示すもので、第1ゴム足13a,13bと第2
ゴム足14,14bに互いに嵌合する突起16a,16
bと凹部17a,17bを設けて水平方向に位置決めで
きるようにしてある。図4(a),(b)はさらに他の
実施例を示すもので、中心部に凹部15aを有する同一
形状の硬度の高い第2ゴム足14cをIOT1とIIT
2のそれぞれに対向させて固着し、両ゴム足14c,1
4cの対向する凹部15a内に柔らかいゴムにて構成し
た第1ゴム足13cを挿入する。このとき、上記各第1
ゴム足13cの高さh2 は第2ゴム足14c,14cの
凹部15aの深さの2倍より高くなっていて、図4
(b)に示すように、各ゴム足13c,14c,14c
を重ねた状態で第1ゴム足13cがたわんで両第2ゴム
足14c,14cが少したわみながら当接されるように
なっている。なお上記両第2ゴム足14c,14cは相
互に硬度を変えてもよい。
【0016】図5(a),(b)はさらに他の実施例を
示すもので、第2ゴム足14dはリング状になってい
て、これの内側に柔らかなゴム材よりなる第1ゴム足1
3dを挿入する構成になっている。第1ゴム1dの先端
にIOT1の上板1aに突設した位置決め用の突起16
cが嵌合されていて、これにより水平方向の位置決めが
なされている。
【0017】上記構成において、IIT2は第1及び第
2ゴム足からなる吸振ゴムを介してIOT1上に載置さ
れる、このとき、両ゴム足の第1ゴム足13a,13
b,13c,13dが柔らかく、第2ゴム足14a,1
4b,14c,14dがそれより硬くなっていることに
より、両ゴム足でそれぞれ異なる振動が吸収される。従
って広い周波帯域において良好な吸振効果が得られる。
また第1ゴム足13a,13b,13cと第2ゴム足1
4a,14b,14cの嵌合により水平方向の位置決め
もなされ、IIT2は常にIOT1に対して一定の位置
に載置される。
【0018】図6以下は本発明のさらに異なる実施例を
示すものであり、図6(a),(b)に示すものは、I
OT1の角部に角部材17が垂直に突設してあり、また
これの内側に支台18が固着してある。そしてこの支台
18上に側壁を有する棚状にし、かつ柔らかいゴム材よ
りなる第1ゴム足13eが固着され、またこの第1ゴム
足13eの外側に、第1ゴム足13eの棚部の高さh3
より低くしかつ第1ゴム足13eより硬くした第2ゴム
14eが沿わせて固着されている。
【0019】この実施例によれば、第1ゴム足13eの
棚状部にIIT2の角部が載ることで、この第2ゴム足
13eの棚状部がつぶれて第2ゴム足14eの上面まで
下がり、両ゴム足13e,14eの上面にてIIT2が
支持される。そしてこれと共に、第1ゴム足13eの棚
状部の側壁にてIIT2を横方向に強制的に支持する。
【0020】図7(a),(b)はIIT2の筺体構成
を変えることにより吸振、減衰効果を得るようにした構
成の実施例を示すもので、図7(a)に示すものは、I
IT2の底板2bが水平面に対して傾斜して取り付けら
れている。また図7(b)に示すものは、IIT2の底
板2cが水平面に対して階段状に構成されている。なお
この両実施例におけるIIT2は上記各実施例にて示し
たゴム足からなる吸振ゴム3を介してIOT1上に載置
される。
【0021】この実施例によれば、IIT2が特定の固
有振動がなくなり、内、外からの広い振動周波数に対し
て減衰効果が得られる。
【0022】図8はIOT1に対してIIT2を外れる
ことなく載置するための実施例を示すものである。IO
T1に対して上記各実施例にて示した吸振ゴムを介して
載置されたIIT2の側面に窓19を設け、この窓19
にIOT1に固着したフック部材20の先端を側方から
隙間を有して挿入する。またこのフック部材20の内面
にはIIT2の側面にわずかな隙間をあけて対向する振
動吸収部材21が固着されている。このフック部材20
はIIT2の周囲の各面に複数個ずつ設ける。
【0023】この構成によれば、IOT1上にIIT2
を載置した状態で搬送するような場合に有効で、IOT
1に対してIOT2の水平方向の動きと共に上下方向の
動きを吸振しながら拘束することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、出力装置(IOT)1
上に読み取り装置(IIT)2を吸振ゴムを介して載置
した複写機において、上記吸振ゴムは広い周波数帯域に
おいて良好な吸振効果を得ることができることにより、
読み取り装置(IIT)2により良好な読み取り画像を
得ることができる。なお上記読み取り装置に代えてスキ
ャナにも応用可能である。
【0025】また上記吸振ゴムのほかに、読み取り装置
(IIT)内で共振、共鳴が防止されて、読み取り装置
が特定の固有振動がなくなり、読み取り装置は広い振動
周波数に対して減衰効果が得られる。さらに読み取り装
置(IIT)2は出力装置1に対して横ずれが生じるこ
となく載置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用しようとする複写機の一例を示
す概略的な構成説明図である。
【図2】 (a),(b)は本発明の要部の一実施例を
示す構成及び作用説明図である。
【図3】 (a),(b)は本発明の要部のそれぞれ異
なる他の実施例を示す断面図である。
【図4】 (a),(b)は本発明の要部の他の実施例
を示す構成及び作用説明図である。
【図5】 (a),(b)は本発明の要部の他の実施例
を示す構成及び作用説明図である。
【図6】 (a),(b)は本発明の要部の他の実施例
を示す構成及び作用説明図である。
【図7】 (a),(b)は読み取り装置の筺体の底板
の形状を変えた場合のそれぞれ異なる実施例を示す断面
図である。
【図8】 出力装置に対して読み取り装置を係合する実
施例を示す要部の斜視図である。
【符号の説明】
1…出力装置(IOT)、1a…上板、2…読み取り装
置(IIT)、2a…下板、3…吸振ゴム、4…プラテ
ンガラス、5,6…第1・第2キャリッジ、7…読み取
りセンサ、8…ランプ、9,10,11…第1・第2・
第3ミラー、13,13a,13b,13c,13d,
13e…第1ゴム足、14,14a,14b,14c,
14d,14e…第2ゴム足、15,15a…凹部、1
6a,16b,16c…突起、17…角部材、18…支
台、19…窓、20…フック部材、21…振動吸収部
材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力装置上に読み取り装置を吸振ゴムを
    介して装置してなる複写機において、上記吸振ゴムを2
    種類以上の硬さの異なる弾性吸振部材にて構成したこと
    を特徴とする複写機。
  2. 【請求項2】 読み取り装置の底板を、読み取り装置の
    上板との距離を不均一にしたことを特徴とする請求項1
    記載の複写機。
  3. 【請求項3】 出力装置に対して読み取り装置を横方向
    に弾性材を介して係合したことを特徴とする請求項1記
    載の複写機。
JP6160984A 1994-07-13 1994-07-13 複写機 Pending JPH0830171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6160984A JPH0830171A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 複写機

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JP6160984A JPH0830171A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 複写機

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Publication Number Publication Date
JPH0830171A true JPH0830171A (ja) 1996-02-02

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ID=15726361

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6160984A Pending JPH0830171A (ja) 1994-07-13 1994-07-13 複写機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0830171A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005305653A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Canon Inc 画像形成装置及びその隣接装置
JP2015186133A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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