JPH08301420A - ネットコンベヤ用ベルト - Google Patents

ネットコンベヤ用ベルト

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JPH08301420A
JPH08301420A JP11059795A JP11059795A JPH08301420A JP H08301420 A JPH08301420 A JP H08301420A JP 11059795 A JP11059795 A JP 11059795A JP 11059795 A JP11059795 A JP 11059795A JP H08301420 A JPH08301420 A JP H08301420A
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JP
Japan
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guide
belt
guide portion
pulley
horizontal bar
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JP11059795A
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Koichi Onodera
孝一 小野寺
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FUJI TETSUMOO TECHNICAL SERVICE KK
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FUJI TETSUMOO TECHNICAL SERVIC
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットコンベヤベルトBの蛇行をなくす。 【構成】 多数の螺旋線条11を連結して無端状とし、
その長さ方向一定の間隔で横棒12を挿入したネットコ
ンベヤ用ベルトBである。螺旋線条11のない部分の前
記横棒12をベルト全長に亘って同一面側に膨出状に屈
曲させてガイド部13を形成する。コンベヤ走行時、そ
の走行方向のガイドに前記ガイド部13を係合させる。
この係合によって、ベルトBは蛇行することなく走行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種材料や製品を運
搬するネットコンベヤ用ベルトに関するものである。
【0002】
【技術的背景】ネットコンベヤは、そのコンベヤ内を通
気し得るため、各種材料、製品を搬送しながら、冷気又
は温気等を通すことにより、冷却又は加熱を行うことが
できる。このため、連続加工などに多く使用されてい
る。
【0003】このネットコンベヤ用ベルトは、多数の螺
旋線条を連結して無端状とし、その長さ方向一定の間隔
で横棒を挿入したものであり、その蛇行を防止した考案
として、実公平6−41927号公報に記載のものがあ
る。この考案は、図7に示すように、螺旋線条1のな
い、横棒2のみのスプロケット係合部3を長さ方向に複
数列設けて、このスプロケット係合部3の横棒2にスプ
ロケット4を係合させたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載の考案に
あっては、横棒2間の間隙は変化し易く、また、横棒2
の間隔が狭くなれば、スプロケット4の歯も細かくなる
ため、各歯と横棒との噛み合いが円滑になされず、ベル
トの走行がスムースに行われない場合がある。
【0005】また、蛇行を確実に防止するには、ベルト
全長に亘って、多くのスプロケットを設ける必要がある
が、その設置はコスト的に問題であり、スプロケットが
多くなれば、それだけ、スプロケット4と横棒2との噛
み合いの不具合も多くなり、ベルトの走行に支障が生じ
易い。
【0006】この発明は、このような実情の下、ベルト
を確実に案内して蛇行を防止することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明にあっては、多数の螺旋線条を連結して無
端状とし、その長さ方向一定の間隔で横棒を挿入した上
記従来周知のネットコンベヤ用ベルトにおいて、上記螺
旋線条のない、上記横棒のみのガイド部を長さ方向に全
長に亘って設け、このガイド部は、各横棒を同一面側に
膨出状に屈曲させて形成したものであり、コンベヤ走行
時、その走行方向のガイドに前記ガイド部を係合させる
ようにした構成としたのである(請求項1)。
【0008】この構成のネットコンベヤ用ベルトにおい
て、上記ガイドを突条とし、この突条を上記ガイド部の
横棒膨出部に嵌めて、ガイドとガイド部の係合をなした
り(請求項3)、逆に、そのガイドを溝とし、この溝に
ガイド部の横棒膨出部を嵌めて、ガイドとガイド部の係
合をなしたものとし得る(請求項2)。
【0009】
【作用】このように構成するネットコンベヤ用ベルト
は、ガイドとガイド部の係合により、ベルトが案内され
て走行する。
【0010】
【実施例】図1、図2に一実施例を示し、スチールワイ
ヤを螺旋状に巻回した螺旋線条11をその両側を重ねて
並列し、その重ねた螺旋線条11、11にそれより太い
スチールワイヤからなる横棒12を挿通して、各螺旋線
条11を連結したものである。その螺旋線条11の螺旋
方向は、ピッチLで左右方向交互に異ならせている。こ
れは、一方向のみであると、ベルトBに偏向が生じるか
らである。ピッチLは任意である。
【0011】ベルトBの両側縁から所要長さ入った部分
は、螺旋線条11が欠如されてその欠如部分の各横棒1
2は、図2に示すように膨出状に屈曲して、ベルトBの
全長に亘るガイド部13となっている。このガイド部1
3の位置及び数は任意である。各螺旋線条11は、その
端部が横棒12に溶接されている(溶接点a)。
【0012】このベルトBは、例えば図3に示すよう
に、冷凍食品の製造設備における、冷凍機内の搬送コン
ベヤ用として使用され、テークアッププーリ20、スナ
ッププーリ21、駆動プーリ22などのプーリに掛け渡
され、ギヤーモータMによって駆動プーリ22を回すこ
とにより、矢印のごとく走行する。
【0013】その走行経路のキャリア側には、図3、図
4(a)に示すように、キャリアガイド23がほぼ全長
に亘って設けられ、このキャリアガイド23に、ベルト
Bのガイド部13が嵌まっている。このため、キャリア
ガイド23によって形成された溝23aに案内されてベ
ルトBは蛇行することなく走行する。キャリアガイド2
3は、連続している必要はなく、走行に支障がない範囲
において、間欠的に設けてもよい。
【0014】走行経路のリターン側には、適宜位置にリ
ターンローラ24が設けられており、図4(b)に示す
ように、このリターンローラ24の突条24aがガイド
部13に嵌まって、リターン側においても、ベルトBが
スムースに走行する。各プーリ20、21、22は図4
(c)に示すようにドラム式であって、そのドラムの溝
25(プーリ21は突条)にベルトBのガイド部13が
嵌まってベルトBが円滑に反転しながら走行する。プー
リ20……はその表面を例えばゴム層とした高摩擦性の
ものとするとよい。
【0015】上記ガイド部13とキャリアガイド23、
ローラ24及びプーリ20、21、22との係合は、図
5に示すように、それぞれ前記と逆の関係となるように
してもよい。すなわち、突条ガイド23bがガイド部1
3に嵌まり(図5(a))、ローラ24の溝24a’に
ガイド部13が嵌まり(同(b))、プーリ20……の
突条25a(プーリ21は溝)がガイド部13に嵌まる
構成としてもよい。
【0016】実施例の横棒12は直線状であったが、図
6に示すように、波状の横棒12とすることもできる。
また、プーリ及びローラの一部をスプロケットとするこ
ともできる。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上のように構成して、ベル
トの全長に亘って、その走行ガイドとなるガイド部を形
成したので、ベルトがそのガイド部でもって蛇行するこ
となく円滑に走行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の一部平面図
【図2】同実施例の一部斜視図
【図3】同実施例の一使用態様の概略図
【図4】同実施例のガイド、ローラ及びプーリとの一係
合状態図
【図5】同他の係合状態図
【図6】他の実施例の一部斜視図
【図7】従来例の一部平面図
【符号の説明】
1、11 螺旋線条 2、12 横棒 13 ガイド部 20 テークアッププーリ 21 スナッププーリ 22 駆動プーリ 23 キャリアガイド 23a ガイド溝 23b 突条ガイド 24 リターンローラ 24a ローラの突条 24a’ ローラの溝 25 プーリ溝 25a プーリの突条 B ベルト M ギヤーモータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の螺旋線条11を連結して無端状と
    し、その長さ方向一定の間隔で横棒12を挿入したネッ
    トコンベヤ用ベルトBであって、 上記螺旋線条11のない、上記横棒12のみのガイド部
    13を長さ方向に全長に亘って設け、このガイド部13
    は、各横棒12を同一面側に膨出状に屈曲させて形成し
    たものであり、コンベヤ走行時、その走行方向のガイド
    に前記ガイド部13を係合させるようにしたことを特徴
    とするネットコンベヤ用ベルト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のネットコンベヤ用ベルト
    において、上記ガイドを溝23a、24a’、25と
    し、この溝に上記ガイド部13の横棒膨出部を嵌めて、
    上記ガイドとガイド部13の係合をなしたことを特徴と
    するもの。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のネットコンベヤ用ベルト
    において、上記ガイドを突条23b、24a、25aと
    し、この突条を上記ガイド部13の横棒膨出部に嵌め
    て、上記ガイドとガイド部13の係合をなしたことを特
    徴とするもの。
JP11059795A 1995-05-09 1995-05-09 ネットコンベヤ用ベルト Expired - Fee Related JP2608696B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109795840A (zh) * 2017-12-20 2019-05-24 姚晓宁 一种芳纶双层环网输送带及其制备方法

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CN109795840A (zh) * 2017-12-20 2019-05-24 姚晓宁 一种芳纶双层环网输送带及其制备方法

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JP2608696B2 (ja) 1997-05-07

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