JPH07223713A - ネットコンベヤ用ベルト - Google Patents

ネットコンベヤ用ベルト

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Publication number
JPH07223713A
JPH07223713A JP1512294A JP1512294A JPH07223713A JP H07223713 A JPH07223713 A JP H07223713A JP 1512294 A JP1512294 A JP 1512294A JP 1512294 A JP1512294 A JP 1512294A JP H07223713 A JPH07223713 A JP H07223713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
unit
shaft
shaft insertion
engaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP1512294A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Onodera
孝一 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJITETSUMOO TECHNICAL SERVICE
FUJITETSUMOO TECHNICAL SERVICE KK
Original Assignee
FUJITETSUMOO TECHNICAL SERVICE
FUJITETSUMOO TECHNICAL SERVICE KK
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Publication date
Application filed by FUJITETSUMOO TECHNICAL SERVICE, FUJITETSUMOO TECHNICAL SERVICE KK filed Critical FUJITETSUMOO TECHNICAL SERVICE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルト車とベルトの接触面におけるスリップ
や、ベルトの蛇行を防止することができ、幅方向での撓
みの少ないネットコンベヤ用ベルトを提供することであ
る。 【構成】 端面形状が長円状の螺旋線条体4同士を半ピ
ッチずらせて絡み合わせた第1単位ベルト2と、長円状
螺旋線条体4と端面形状が三角形状の螺旋線条体5とを
半ピッチずらせて絡み合わせた第2単位ベルト3とを、
連結軸6により折り曲げ可能にエンドレスに連結し、ベ
ルト1を形成する。第2単位ベルト3は、ベルト1の移
送方向に等間隔に設ける。第2単位ベルト3には、ベル
ト1の背面側に軸挿通部7を形成し、この軸挿通部7に
係合軸8を挿通する。係合軸8の両端には大径部を設け
る。ベルト1を、外周に凹部を有する一対のベルト車に
掛け渡し、凹部を係合軸8に係合させてベルト車を回転
させ、ベルト1を移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネットコンベヤ用の
ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術及び問題点】食品工場などにおいて、食品
の冷却や加熱に際して、冷却装置や加熱装置内では、ネ
ットコンベヤによってその食品を搬送している。
【0003】ネットコンベヤによると、ベルトの背面側
からも冷却・加熱できる。
【0004】通常、ローラから成るベルト車の回転によ
り駆動されるネットコンベヤでは、ベルト車の表面にゴ
ムのライニングを設け、ベルトに張力を加えて、ベルト
車とベルトとの接触面におけるスリップや、ベルトの蛇
行を防止している。
【0005】しかしながら、冷却装置内ではゴムが硬化
し、ベルトやライニングに氷や水が付着するので、スリ
ップや蛇行を完全に防ぐことはできなかった。
【0006】また、引張力を加えると、ベルトが次第に
伸びるので、所要の摩擦力を確保するためテークアップ
などで張力を調整する必要があった。
【0007】そのほか、ベルトの両側部にスプロケット
係合部を設け、スプロケットにより駆動されるネットコ
ンベヤが知られているが、ベルトが両側部のみで支持さ
れるため、幅方向に撓むという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の課
題は、ベルト車とベルトの接触面におけるスリップや、
ベルトの蛇行を防止することができ、幅方向での撓みの
少ないネットコンベヤ用ベルトを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、細長い金網部材を折り曲げ可能に連結
したエンドレスのネットコンベヤ用ベルトにおいて、前
記金網部材に、ベルトの背面側に突出する屈曲部をベル
トの幅方向に所要の間隔をおいて設けて軸挿通部を形成
し、上記軸挿通部をベルトの移送方向に等間隔に形成
し、軸挿通部に係合軸を挿通して抜け止めした構成を採
用したのである。
【0010】
【作用】この発明に係るベルトを、外周に等間隔に凹部
が形成された一対のベルト車に掛け渡し、コンベヤを形
成する。ベルト車の駆動に伴い、ベルトの裏面の係合軸
と、ベルト車の外周の凹部とが係合し、ベルトが移動す
る。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0012】図1乃至図3に示すように、この発明に係
るネットコンベヤ用ベルト1は、多数の細長い金網部材
をエンドレスに接続したものである。細長い金網部材
は、第1単位ベルト2と、第2単位ベルト3の二種から
成る。
【0013】第1単位ベルト2は、端面形状が長円状の
螺旋線条体4同士を半ピッチずらせて絡み合わせたもの
であり、第2単位ベルト3は、長円状螺旋線条体4と、
端面形状が三角形状の螺旋線条体5とを半ピッチずらせ
て絡み合わせたものである。この第2単位ベルト3は、
ベルト1の移送方向に、等間隔に設けられている。
【0014】隣接する前記第1単位ベルト2同士、及
び、第1単位ベルト2と第2単位ベルト3は、一側が重
ね合わされ、その重なる部分に連結軸6が挿通され、互
いに折り曲げ可能に連結されている。
【0015】第2単位ベルト3には、前記三角形状螺旋
線条体5のベルト1の背面側に突出する山形の屈曲部5
aと、長円状螺旋線条体4の背面4aとの間に、軸挿通
部7が形成されている。この軸挿通部7には、係合軸8
が挿通され、係合軸8の両端には大径部9が形成されて
いる。この大径部9により、係合軸8が軸挿通部7から
抜けるのを防止している。
【0016】図4に示すように、上記のようなベルト1
を一対のベルト車11間に掛け渡してネットコンベヤを
形成する。なお、必要に応じて、ベルト1のリターン側
に案内ホイールを設けてもよい。
【0017】ここで、ベルト車11は、図5に示すよう
に、複数のホイール12から成る。このホイール12の
外周には、等間隔に凹部13が形成されている。このベ
ルト車11にベルト1を巻き付け、ベルト車11を駆動
すると、係合軸8と凹部13とが係合し、ベルト1が移
動する。
【0018】なお、実施例では、金網部材として螺旋線
条体から成るものを示したが、螺旋線条体に代えて、ス
トリッパプレートをジグザグに折り曲げたものを金網部
材としてもよい。この場合、ジグザグに折り曲げられた
ストリッパプレートの長さ方向に貫通孔を形成し、この
貫通孔を軸挿通部とする。
【0019】
【効果】この発明によれば、以上のように、ベルトの背
面側に突出する軸挿通部をベルトの移送方向に等間隔に
形成し、その軸挿通部に係合軸を挿通したので、ベルト
車の駆動に伴い、前記係合軸と、ベルト車の外周に形成
された凹部とが係合してベルトが移動する。従って、ス
リップすることなく確実に駆動力を伝達することがで
き、ベルトやベルト車の磨耗を防ぐことができる。
【0020】また、係合軸を支持する屈曲部により、ベ
ルト車の軸方向へのベルトの動きが制限されており、ベ
ルトの蛇行が抑制される。
【0021】そのほか、ベルトの幅方向を複数カ所で支
持できるので、ベルトの幅方向の撓みを小さくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の一部分を示す断面図
【図2】同上の底面図
【図3】第2単位ベルトの一部分を示す斜視図
【図4】実施例の使用状態を示す概略図
【図5】ベルト車の一実施例を示す斜視図
【符号の説明】
1 ベルト 2 第1単位ベルト 3 第2単位ベルト 4 長円状螺旋線条体 5 三角形状螺旋線条体 7 軸挿通部 8 係合軸 9 大径部 11 ベルト車 13 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い金網部材を折り曲げ可能に連結し
    たエンドレスのネットコンベヤ用ベルトにおいて、前記
    金網部材に、ベルトの背面側に突出する屈曲部をベルト
    の幅方向に所要の間隔をおいて設けて軸挿通部を形成
    し、上記軸挿通部をベルトの移送方向に等間隔に形成
    し、軸挿通部に係合軸を挿通して抜け止めしたネットコ
    ンベヤ用ベルト。
JP1512294A 1994-02-09 1994-02-09 ネットコンベヤ用ベルト Pending JPH07223713A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1512294A JPH07223713A (ja) 1994-02-09 1994-02-09 ネットコンベヤ用ベルト

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JP1512294A JPH07223713A (ja) 1994-02-09 1994-02-09 ネットコンベヤ用ベルト

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JPH07223713A true JPH07223713A (ja) 1995-08-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008050148A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Kansai Kanaami Kk 搬送ベルトおよび搬送装置
CN102390683A (zh) * 2011-07-29 2012-03-28 浙江伟博包装印刷品有限公司 一种导辊

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717341A (en) * 1980-07-04 1982-01-29 Nippon Fuirukon Kk Conveyor belt and its manufacture

Patent Citations (1)

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