JPH0830135A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH0830135A
JPH0830135A JP16828794A JP16828794A JPH0830135A JP H0830135 A JPH0830135 A JP H0830135A JP 16828794 A JP16828794 A JP 16828794A JP 16828794 A JP16828794 A JP 16828794A JP H0830135 A JPH0830135 A JP H0830135A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】オイル塗付ローラに一旦付着したトナーの離脱
に起因する班点状のコピー汚れを防止すると共に、装置
を大型化させることなく信頼性を向上させることのでき
る定着装置を提供する。 【構成】加熱ローラ1と加圧ローラ2の少なくとも一方
に接触させたオイル塗付ローラ5のオイル収納容器部分
が、すくなくとも、空隙率ρ1,平均半径r1の最外周層
5a、この最外周層より中心に近い空隙率ρ2,半径r2
の中間層5b、及び、オイル供給孔を有する中空円筒部
材5cからなり、上記空隙率ρ1,平均半径r1,空隙率
ρ2,半径r2の関係を、ρ12>ρ21とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機及びプリンタ等
における加熱ローラを用いた定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機及びプリンタ等における定
着装置として、加熱ローラを用いた定着装置が知られて
いる。この定着装置では、その定着時に加熱ローラ及び
加圧ローラに残留した現像剤(トナー)や紙粉などの異
物による画像汚れの発生がしばしば問題となる。こうし
た問題に関連した従来技術としては、以下のような技術
が提案されている。
【0003】(1)加熱ローラ表面にクリーニング用の
フェルトを当接した定着ユニットにおいて、該フェルト
近傍に回転体クリーナを設けて、加熱ローラ表面上のト
ナー等による汚れを除去し、定着時のコピーの表面及び
裏面の汚れを防止する(特開平3−28873号公報記
載の「定着ユニット」)。
【0004】(2)塗付ローラの外周フェルト部をフェ
ルト部材と補強部材とで一体的に構成し、外周フェルト
部を支持部との間で着脱可能とすることにより、オフセ
ット防止剤供給手段の簡素化、及びコストダウンを図る
(特開平4−107489号公報記載の「フェルト交換
式オフセット防止塗付ローラ」)。
【0005】(3)未定着現像剤像が形成されている転
写材を互いに協働して挾圧搬送するためのニップ部を形
成する一対の回転体と、該回転体の内の少なくとも何れ
か一方の回転体にウェブ状のクリーニング部材の一方の
面及び他方の面を押し付けるための圧接ローラを有する
クリーニング手段とを備える定着装置において、上記ク
リーニング手段の圧接ローラの表層がフッ素樹脂を含む
層からなり、定着ローラ上に残留している現像剤、紙粉
などの異物に起因する画像汚れの発生を未然に防止する
(特開平5−53468号公報記載の「定着装置」)。
【0006】(4)定着ローラ及びこの定着ローラに圧
接される圧接ローラとの間に被定着材を通過させ且つこ
の被定着材上に転写された現像画像を定着する定着手段
と、この定着手段の定着ローラの表面に離型剤を塗付す
る離型剤塗付手段と、この離型剤塗付手段を前記定着手
段の定着ローラから接離可能に制御する接離制御手段と
を具備し、定着手段の定着ローラの表面に離型剤を塗付
する離型剤塗付手段としての塗付ローラを、接離制御手
段としてのカムを介して定着ローラから接離可能にし、
定着ローラの停止中または指定温度以下に低下した際
に、定着ローラから離間させて接触状態を解除するよう
に制御して、定着ローラへの離型剤塗付手段によるトナ
ーや紙粉等の汚染を確実に防止し、コピー用紙上に定着
された画像上にオフセットを生じさせることがないよう
にする(特開平5−119656号公報記載の「定着装
置」)。
【0007】(5)高粘度(30000〜60000C
S)のシリコンオイルを内蔵したオイル供給孔を有する
中空円筒部材に、基布部を有するウェブを貼付して巻き
付けた微量オイル塗付ローラにより、加熱ローラにシリ
コンオイルを供給してオフセットを防止する「微量オイ
ル塗付ローラ」。
【0008】(6)最外周層が微多孔膜からなる微量オ
イル塗付ローラにより加熱ローラに均一にオイル供給を
行い、塗付ローラ自体は汚れにくい構成にする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来技術(1)では、紙の填料として例えば炭酸カルシウ
ムのような粒形の大きい成分が多い用紙(特に洋紙)へ
の定着を行う場合には、その填料と紙の繊維との付着が
あまりよくないことも手伝って、トナーが加熱ローラへ
オフセットし易く、この加熱ローラのクリーニング手段
がすぐに汚れてしまい、クリーニング性能が短期間で悪
化してしまう。従って、この技術では、その定期点検ま
での間のクリーニング部材の性能の保証が困難となる。
【0010】また、従来技術(2)では、従来技術
(1)と同様、洋紙等を使用した場合に、その所定の定
期点検までの間に、クリーニングフェルトを数回点検す
る必要があり、メンテナンスサービス上好ましくない。
【0011】また、従来技術(3)では、そのクリーニ
ング機構が大掛かりなものとなるため、設置スペースの
増大やコストアップを招くなどの欠点がある。
【0012】また、従来技術(4)では、離型剤塗付手
段の定着ローラからの接離手段及びその制御が必要とな
るため、コスト高となると共に、接離することによる寿
命改善効果が少ないなどの欠点がある。
【0013】また、従来技術(5)及び(6)では、従
来技術(1)と同様の欠点があり、別途のクリーニング
部材の追加が必要となる場合がある。
【0014】この発明は、上述の点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、オイル塗付量に影響を及ぼさ
ずに、オイル塗付ローラで保持できる定着ローラからの
転移汚れトナー量を増加させることにより、オイル塗付
ローラに一旦付着したトナーの離脱に起因する班点状の
コピー汚れを防止すると共に、オイル塗付ローラにクリ
ーニング機能を持たせることにより、装置を大型化させ
ることなく信頼性を向上させることのできる定着装置を
提供することにある(請求項1及び請求項5)。
【0015】また、本発明の他の目的は、加熱ローラと
オイル塗付ローラの接触時間を極力長くすることによ
り、定着ローラからオイル塗付ローラへのトナー転移後
の弾性余効を極力低減させて、オイル塗付ローラの深層
に入り込んだトナーのオイル塗付ローラの表面側での冷
却凝固を防止することのできる定着装置を提供すること
にある(請求項2,請求項7及び請求項11)。
【0016】また、本発明の他の目的は、オイル塗付ロ
ーラの圧接域においてより多くの空隙を持たせることに
より、オイル塗付ローラを圧接状態にしても、その定着
ローラからオイル塗付ローラへの転移トナーがオイル塗
付ローラの深層に容易に達するようにし、且つ、オイル
塗付ローラに一旦転移した汚れトナーの離脱を防止する
ことのできる定着装置を提供することにある(請求項
3,請求項6,請求項9,及び請求項10)。
【0017】また、本発明の他の目的は、オイル塗付ロ
ーラと加熱ローラとの間で周速差を設け、溶融もしくは
軟化状態にあるトナーをオイル塗付ローラの空隙部によ
り確実に入り込ませることのできる定着装置を提供する
ことにある(請求項4及び請求項8)。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、請求項1では、加熱ローラと加圧ロー
ラの少なくとも一方に、オイル塗付ローラを接触させて
なる定着装置において、該オイル塗付ローラのオイル収
納容器部分が、すくなくとも、空隙率ρ1,平均半径r1
の最外周層より中心に近い空隙率ρ2,半径r2の中間
層、及び、オイル供給孔を有する中空円筒部材からな
り、上記空隙率ρ1,平均半径r1,空隙率ρ2,半径r2
の関係が、ρ12>ρ21である構成とする。
【0019】また、請求項2では、上記オイル収納容器
部分の最外周層が弾性層である構成とする。
【0020】また、請求項3では、上記オイル収納容器
部分の最外周層が、所定の間隔を隔てて螺旋状に巻かれ
ている構成とする。
【0021】また、請求項4では、上記オイル収納容器
部分の最外周層が、対向して配置されたローラ表面と摺
擦接触する態様で回動する構成とする。
【0022】また、請求項5では、加熱ローラと加圧ロ
ーラの少なくとも一方に、オイル塗付ローラを接触させ
てなる定着装置において、該オイル塗付ローラの最外周
層が、オイル供給層とクリーニング層とを混在させた層
である構成とする。
【0023】また、請求項6では、請求項5記載のオイ
ル塗付ローラの最外周層のクリーニング層の空隙率を、
上記オイル供給層の空隙率(オイル通過部の面積率)よ
り大きくした構成とする。
【0024】また、請求項7では、請求項5記載のオイ
ル収納容器部分の最外周層が弾性層である構成とする。
【0025】また、請求項8では、請求項5記載のオイ
ル収納容器部分の最外周層が、対向して配置されたロー
ラ表面と摺擦接触する態様で回動する構成とする。
【0026】また、請求項9では、加熱ローラと加圧ロ
ーラの少なくとも一方に、クリーニングローラを接触さ
せてなる定着装置において、該クリーニングローラが、
最外周層の空隙率より高く、且つ、該最外周層の空隙部
と連通した空隙を有する隣接層を有している構成とす
る。
【0027】また、請求項10では、加熱ローラと加圧
ローラの少なくとも一方に、クリーニングローラを接触
させてなる定着装置において、該クリーニングローラの
最外周層が、ループ植毛ブラシからなる構成とする。
【0028】また、請求項11では、加熱ローラと加圧
ローラの少なくとも一方に、オイル塗付ローラを接触さ
せてなる定着装置において、該オイル塗付ローラの最外
周層をオイルの通過する空隙を有する弾性層で形成する
と共に、表層と下層との2層構造とし、この最外周層の
表層の圧縮変形率を、下層の圧縮変形率より小さくした
構成とする。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1に本発明の請求項1記載の定着装置の実
施例を示す。本実施例の定着装置は、図1(a)に示す
ように、加熱ローラ1、加圧ローラ2、サーミスタ3、
分離爪4、オイル塗付ローラ5、クリーニングローラ6
などで構成されている。
【0030】加熱ローラ1は、表面にトナー離型性の良
好なフッ素樹脂(例えば、PFA,PTFE)の薄膜
(5mm〜30mmが好適)がコーティングされ、内部
にヒータ1aが配設されたローラで構成されている。
【0031】加圧ローラ2は、表面が弾性変形する耐熱
性のゴム(例えば、シリコンゴム;硬度10〜50Hs
tが好適)で構成されており、加熱ローラ1とで形成す
る定着ニップ幅Aが数ミリ(好ましくは5〜10mm)
になるように、加熱ローラ1に対して加圧されている。
【0032】サーミスタ3は、加熱ローラ1の表面温度
を検知しており、その検知出力に基づいて加熱ローラ1
に内蔵されたヒータ1aがオン/オフ制御されることに
より、加熱ローラ1の表面温度が所定の定着温度に維持
される。
【0033】分離爪4は、加熱ローラ1と加圧ローラ2
の定着ニップ域で定着されたコピー7が加熱ローラ1の
周面に巻き付かないように、このコピー7を加熱ローラ
1から剥離(分離)させて下流側にガイドする。
【0034】オイル塗付ローラ5は、トナーのオフセッ
トを防止するための離型剤(オイル;粘度は、1万〜1
0万CSが好適)5dを内蔵し、この内蔵した離型剤5
dを微量ずつ加熱ローラ1の表面に供給して塗付するこ
とにより、定着時におけるトナーのオフセットを防止す
る(数10gの離型剤で、数10万枚のコピー定着時の
トナーのオフセットを防止できる)。離型剤5dとして
は、シリコン系オイルやフッ素系オイル等が使用され
る。
【0035】クリーニングローラ6は、加圧ローラ2の
表面に付着したトナーや紙粉等の汚れを除去して、定着
時におけるコピー7の裏汚れを防止する。
【0036】ところで、図1(a)において、周知の所
定の現像工程及び転写工程を経て、コピー7の表面上に
顕像として坦持された未定着状態のトナーは、加熱ロー
ラ1と加圧ローラとの定着ニップ域で、このコピー7の
表面上にコピー像として定着される。
【0037】しかしながら、このコピー7に坦持された
未定着トナーは、加熱ローラ1の表面の離型性が極めて
良好な状態にあっても、定着ニップ域において全てコピ
ー7側に定着させることは難しく、極めて微量ではある
が、その一部のトナーが加熱ローラ1にオフセット(以
下これを、微量オフセットという)してしまい、更に、
その一部の微量のトナーが、オイル塗付ローラ5に転移
される。
【0038】このオイル塗付ローラ5へのトナーの転移
は、オイル塗付ローラ5の離型剤塗付部の目詰まりを引
き起こすため、加熱ローラ1への離型剤5dの適正な塗
付が阻害され、この結果、加熱ローラ1に多量の未定着
トナーがオフセットされてコピーの画質低下を招く。
【0039】そこで、本実施例の定着装置では、図1
(b)に示すように、オイル塗付ローラ5のオイル収納
容器部分が、すくなくとも、空隙率ρ1,平均半径r1
最外周層5aと、この最外周層5aより中心に近い空隙
率ρ2,半径r2の中間層(オイル供給量規制層)5b
と、開口率ρ3(例えば、直径が0.2〜1.0mmの
貫通孔を複数個設けてオイル供給量を規制する)のオイ
ル供給孔を有する中空円筒部材5cとからなり、上記空
隙率ρ1,平均半径r1,空隙率ρ2,半径r2の関係が、
ρ12>ρ21となるように、オイル塗付ローラ5を構
成する。
【0040】このように構成したオイル塗付ローラ5
は、従来のρ12≒ρ21となるように構成されたオイ
ル塗付ローラに比較して、その最外周層5aに転移され
た汚れトナーが、より深層部まで到達するようになり、
オイル塗付ローラ5に一旦付着したトナーが、加熱ロー
ラ1側に再度転移することにより発生するコピーの班点
状の地汚れを防止できる。
【0041】このコピーの班点状の地汚れ現象は、特
に、洋紙からなるコピー用紙を用いた場合に発生し易
い。その理由としては、洋紙において填料として使用さ
れている天然炭酸カルシウム量の多さ、及び、その大き
さが、他の填料(例えば、酸化チタン)に較べて大き
く、用紙の表面から填料が比較的容易に離脱されてしま
うことと非常に深い関係があるものと考えられている。
【0042】本実施例の定着装置によれば、加熱ローラ
1に付着したトナー及び紙粉等の異物をより確実に捕捉
して除去(クリーニング)できるので、上述のような洋
紙を使用した場合であっても、その班点状の汚れの発生
を防止もしくは低減させることができる。
【0043】次に、本発明の請求項2記載の定着装置の
実施例について説明する。本実施例は、図2に示すよう
に、オイル塗布ローラ5の最外周層5aが、加熱ローラ
1に圧接した際に、例えば、圧縮時の最外周層5aの表
面が、非圧縮時の表面よりも、0.2〜1.0mm程度
の圧縮変形量pだけ弾性変形して、オイル塗布ローラ5
の軸芯側に近づくように、この最外周層5aを、連泡性
多孔質の耐熱ゴム,ブラシ状部材,海綿状部材等の弾性
層で構成する。これにより、加熱ローラ1からオイル塗
布ローラ5へのトナー転移が、所定時間以上、加圧を持
続して与えた状態(弾性余効が少なくなる状態)で行わ
れることになり、この転移トナーが、加熱ローラ1とオ
イル塗布ローラ5の圧接部を通過した後、オイル塗布ロ
ーラ5の表面側で冷却固化するのを抑制することができ
る。
【0044】次に、本発明の請求項3記載の定着装置の
実施例について説明する。本実施例は、図3(a)に示
すように、オイル塗布ローラ5のオイル収納容器部分の
最外周層5aを、所定の間隔を隔てて螺旋状に巻かれた
構成とする。このように、最外周層5aを、所定の間隔
を隔てて螺旋状に巻き付けた構成にすると、所定のピッ
チで配列される最外周層5aの凸部を、加熱ローラ1の
表面に対して、所定の加圧状態を保って常に一様に圧接
させることができ、オイル塗布ローラ5をスムーズに回
転させることができる。
【0045】また、本実施例によれば、オイル塗布ロー
ラ5に転移したトナーは、螺旋状に巻かれた最外周層5
aによって形成される凹部に入り込んだ状態で固化し易
くなる。従って、この最外周層5aの加熱ローラ1に圧
接する凸部の表面(オイル塗布面)には、常時、離型剤
5dが介在するようになり、このオイル塗布面に対して
トナーが付着しても、そのトナー量は極めて微量で済む
ので、この微量トナーが仮りに最外周層5aから離脱し
ても、問題となるような大きさ,数,及び頻度の班点状
の画像汚れを引き起こすことはない。
【0046】また、本実施例においては、最外周層5a
の凹部の下層部に対しては離型剤5dを透過させる必要
がないので、図3(b)に示すように、オイル塗布ロー
ラ5の中空円筒部材5cのオイル供出用の貫通孔を、最
外周層5aの凸部に対応する部位のみに設け、最外周層
5aの凹部に対応する部位には設けないように構成する
ことにより、トナーがこの凹部に入り込んだ状態でより
固化し易くなると共に、このトナーが離型剤5dにより
押し出されて離脱することが少なくなり、上記の効果を
より顕著なものとすることができる。
【0047】次に、本発明の請求項4記載の定着装置の
実施例について説明する。本実施例は、図3に示した実
施例において、オイル塗布ローラ5の最外周層5aが、
対向して配置された加熱ローラ1の表面と摺擦接触する
態様で回動するように構成する。本実施例によれば、オ
イル塗布ローラ5と加熱ローラ1との間に摺擦力が作用
するので、この摺擦力により、加熱ローラ1の表面に付
着しているトナー等の汚れが、オイル塗布ローラ5の最
外周層5aの凸部により掻き落されて、オイル塗布ロー
ラ5の最外周層5aの凹部内により効果的に捕捉され、
オイル塗布ローラ5に転移されたトナーや紙粉等の汚れ
の加熱ローラ1側への再転移が起こりにくくなる。ここ
で、好ましくは、オイル塗布ローラ5の回転速度と加熱
ローラ1の回転速度の間に、加熱ローラ1の回転速度の
10%以上の速度差を設けると、本実施例の持つ効果を
より高めることができる。
【0048】次に、本発明の請求項5記載の定着装置の
実施例について説明する。本実施例は、オイル塗付ロー
ラ5の最外周層5aを、オイル供給層5a−1とクリー
ニング層5a−2とを混在させた層で構成する。すなわ
ち、本実施例におけるオイル塗付ローラ5の最外周層5
aは、図4に示すように、表面に離型剤5dを透過し易
く、且つ、加熱ローラ1上の汚れトナー等が付着しにく
い素材(例えば、発砲シリコンゴム等)からなるオイル
供給層5a−1と、これとは逆に、表面に離型剤5dを
透過しにくく(毛管現象も殆どなく)、且つ、加熱ロー
ラ1上の汚れトナー等が付着し易い素材(例えば、フェ
ルトや発砲ウレタン,連泡性発砲ゴム等)からなるクリ
ーニング層5a−2とを、交互に配置して構成されてい
る。従って、本実施例のオイル塗布ローラ5によれば、
そのオイル供給層5a−1により、経時的に安定したオ
イル塗布機能を確保することができると共に、そのクリ
ーニング層5a−2により、加熱ローラ1に付着した汚
れトナー等を確実に捕捉するクリーニング効果を長時間
に亘って維持させることができる。
【0049】次に、本発明の請求項6記載の定着装置の
実施例について説明する。本実施例は、上述した請求項
5記載の定着装置におけるオイル塗布ローラ5に関し、
オイル塗付ローラ5の最外周層5aのクリーニング層5
a−2の空隙率を、オイル供給層5a−1の空隙率(オ
イル通過部の面積率)より大きくした構成とする。本実
施例によれば、オイル塗布ローラ5のオイル塗布機能と
クリーニング機能とをより確実に分離させることがで
き、その加熱ローラ1に離型剤5dを塗布するオイル塗
布効果、及び、加熱ローラ1に付着したトナー汚れ等を
除去するクリーニング効果をより高めることができる。
【0050】次に、本発明の請求項7記載の定着装置の
実施例について説明する。本実施例は、請求項5に記載
したオイル塗布ローラ5の最外周層5aを弾性層で構成
したものである。従って、本実施例によれば、請求項2
に記載した定着装置の場合と同様、加熱ローラ1からオ
イル塗布ローラ5へのトナー転移が、所定時間以上、加
圧を持続して与えた状態(弾性余効が少なくなる状態)
で行われることになり、この転移トナーが、加熱ローラ
1とオイル塗布ローラ5の圧接部を通過した後、オイル
塗布ローラ5の表面側で冷却固化するのを抑制すること
ができる。また、本実施例では、オイル塗布ローラ5と
加熱ローラ1との圧接ニップ幅を所定値以上に増大させ
ることができるので、その最外周層5aの特にクリーニ
ング層5a−2を、例えば、確実に弾性変形する連泡性
発砲ゴムで構成した場合には、オイル塗布ローラ5の中
空円筒部材5c及び中間層5bで、中間層5bまでのオ
イル供給の有る部分とオイル供給の殆どない部分との区
分けをすることにより、その最外周層5aにおいても、
上述のような、オイル供給の有る部分とオイル供給の殆
どない部分との区分けを同様にできる。従って、本実施
例によれば、この最外周層5aのオイル供給の殆どない
部分によって、加熱ローラ1のクリーニング部を形成す
ることができる。
【0051】次に、本発明の請求項8記載の定着装置の
実施例について説明する。本実施例は、請求項5に記載
したオイル塗布ローラ5の最外周層5aを、対向して配
置された加熱ローラ1の表面と摺擦接触する態様で回動
するように構成したものである。本実施例によれば、請
求項4に記載した定着装置の場合と同様、オイル塗布ロ
ーラ5と加熱ローラ1との間に摺擦力が作用するので、
この摺擦力により、加熱ローラ1の表面に付着している
トナー等の汚れが、オイル塗布ローラ5の最外周層5a
のクリーニング層5a−2によって、より効果的に捕捉
され、オイル塗布ローラ5に転移されたトナーや紙粉等
の汚れの加熱ローラ1側への再転移が起こりにくくな
る。ここで、請求項4に記載した定着装置の場合と同
様、オイル塗布ローラ5の回転速度と加熱ローラ1の回
転速度の間に、加熱ローラ1の回転速度の10%以上の
速度差を設けると、本実施例の持つ効果をより高めるこ
とができる。
【0052】次に、本発明の請求項9記載の定着装置の
実施例について説明する。本実施例は、クリーニングロ
ーラ6が、その最外周層6aの空隙率より高く、且つ、
最外周層6aの空隙部と連通した空隙を有する隣接層を
有している。すなわち、本実施例におけるクリーニング
ローラ6の最外周層6aは、図5に示すように、空隙率
ρ3,厚さt1の表面層6a−1と、空隙率ρ4,厚さt2
の隣接層6a−2との2層構造で形成されており、上記
の空隙率ρ3,厚さt1,空隙率ρ4,厚さt2の関係が、
ρ3<ρ4,t1<t2となるように設定されている。この
ように、本実施例では、表面層6a−1の好適な厚さt
1は、10〜30μmと非常に薄く形成されているの
で、クリーニングローラ6に対して、加熱ローラ1との
ニップ域で、加熱ローラ1から転移されたトナーが、こ
のクリーニングローラ6の最外周層6aの表面層6a−
1を容易に通過して、隣接層6a−2に容易に到達する
ことができる。また、本実施例では、表面層6a−1の
空隙率ρ3が、隣接層6a−2の空隙率ρ4よりも小さ
く、一度、隣接層6a−2側にトラップされたトナー
が、加熱ローラ1側に再移転しにくい構造となるので、
クリーニングローラ6側に転移したトナーを、隣接層6
a−2の中で固化させることができる。なお、本実施例
におけるクリーニングローラ6の構造は、そのままオイ
ル塗布ローラ5にも適用可能である。また、図5に示し
たクリーニングローラ6は、オイル塗布ローラ5と同様
に、中間層6b及び中空円筒部材6cに、離型剤(クリ
ーニング剤)6dを内蔵した構造を有している。
【0053】次に、本発明の請求項10記載の定着装置
の実施例について説明する。本実施例は、図6に示すよ
うに、クリーニングローラ6の最外周層6aを、ループ
植毛ブラシで構成したもので、この構成により、請求項
5及び請求項9に記載した装置の持つ効果を同時に得る
ことができる。すなわち、本実施例のクリーニングロー
ラ6の最外周層6aを構成するループ植毛ブラシは、周
知のように、その1つのループが多数本の繊維束で形成
されているので、図6に示すように、このクリーニング
ローラ6をオイル塗布ローラ5と同様に構成した場合に
は、このクリーニングローラ6に収容されている離型剤
(クリーニング剤)6dが、このループ植毛ブラシの毛
管現象により、クリーニングローラ6の表面に容易に到
達することができ、且つ、このこのループ植毛ブラシの
最先端部のすぐ下層がループ状の空間になっているの
で、加熱ローラ1から転移したトナーを、この空間部分
に容易に捕捉することができる。従って、本実施例によ
れば、この一旦捕捉したトナーの再離脱による、班点状
の画像汚れの発生を防止することができる。なお、本実
施例におけるクリーニングローラ6の構造は、そのまま
オイル塗布ローラ5にも適用可能である。
【0054】次に、本発明の請求項11記載の定着装置
の実施例について説明する。本実施例は、オイル塗付ロ
ーラ5の最外周層5aをオイルの通過する空隙を有する
弾性層で形成すると共に、表層5a−3と下層5a−4
との2層構造とし、この最外周層5aの表層5a−3の
圧縮変形率ΔV1を、下層5a−4の圧縮変形率ΔV2
り大きくした構成とする。また、本実施例では、最外周
層5aの表層5a−3の厚さt3(10μm〜1.0m
mが好適)が、下層5a−4の厚さt4よりも薄く、す
なわち、t3≦t4の関係となるように形成されている。
ここで、圧縮変形率は、実使用条件内の所定加圧力に対
する圧縮変形量であって、最外周層5aの表層5a−3
の圧縮変形率ΔV1は、表層の非圧縮時の体積をΔ
10、表層の圧縮時の体積をΔV1p、としたとき、 ΔV1=(ΔV10−ΔV1p)/ΔV10 最外周層5aの下層5a−4の圧縮変形率ΔV2は、下
層の非圧縮時の体積をΔV20、下層の圧縮時の体積をΔ
2p、としたとき、 ΔV2=(ΔV20−ΔV2p)/ΔV20 で表され、(ΔV10−ΔV1p)/ΔV10<(ΔV20
ΔV2p)/ΔV20の関係に設定されている。
【0055】従って、本実施例では、表層5a−3が薄
く形成されているので、オイル塗布ローラ5に対して、
加熱ローラ1とのニップ域で、加熱ローラ1から転移さ
れたトナーが、このオイル塗布ローラ5の最外周層5a
の表層5a−3を容易に通過して、下層5a−4に容易
に到達することができる。これにより、本実施例では、
下層5a−4側にトラップされたトナーが、加熱ローラ
1側に再移転しにくい構造となるので、オイル塗布ロー
ラ5側に転移したトナーを、下層5a−4の中で固化さ
せることができ、この一旦捕捉したトナーの再離脱によ
る、班点状の画像汚れの発生を防止することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、上述したように、請求
項1では、オイル塗付ローラの表面に多量の汚れトナー
を保持できるので、オイル塗付ローラによる加熱ローラ
のクリーニングを長期間に亘って行え、且つ、班点状の
画像汚れの発生を非常に少なくできる。
【0057】請求項2及び請求項7では、オイル塗付ロ
ーラと加熱ローラとの接触時間を長くすることができ、
トナーの軟化変形時の弾性余効を減少できるので、オイ
ル塗付ローラの表面側でのトナーの凝集固化を抑制で
き、請求項1記載の効果をより高めることができる。
【0058】請求項3では、オイル塗付ローラのより深
層でトナーを固化できるので、請求項1記載の効果をよ
り一層高めることができる。
【0059】請求項4及び請求項8では、オイル塗付ロ
ーラで加熱ローラ上の汚れトナーをクリーニングする
際、汚れトナーに対して剪断力が作用するので、この汚
れトナーをより効率良くクリーニングでき、請求項1記
載の効果を更に高めることができる。
【0060】請求項5では、オイル塗付ローラの表面
を、オイル塗付部とクリーニング部とに区分けでき、個
々の機能をより長く持続させることができるので、請求
項1記載の効果を更に高めることができる。
【0061】請求項6では、オイル塗付ローラの表面
を、オイル塗付部とクリーニング部とに区分けでき、そ
のクリーニング部の空隙率がオイル塗付部の空隙率より
高いので、それらの機能分離がより確実となり、請求項
1記載の効果を更に高めることができる。
【0062】請求項9,10,11では、オイル塗付ロ
ーラに一旦転移した汚れトナーを、クリーニングローラ
もしくはオイル塗付ローラの深層でより確実に固化でき
るので、請求項1記載の効果を更に高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1記載の定着装置の実施例の概
略断面図である。
【図2】本発明の請求項2記載の定着装置の実施例にお
けるオイル塗付部の概略断面図である。
【図3】本発明の請求項3記載の定着装置の実施例にお
けるオイル塗付ローラの概略断面図である。
【図4】本発明の請求項5記載の定着装置の実施例にお
けるオイル塗付ローラの要部の概略断面図である。
【図5】本発明の請求項9記載の定着装置の実施例にお
けるクリーニングローラの要部の概略断面図である。
【図6】本発明の請求項10記載の定着装置の実施例に
おけるクリーニングローラの要部の概略断面図である。
【図7】本発明の請求項11記載の定着装置の実施例に
おけるオイル塗付ローラの要部の概略断面図である。
【符号の説明】
1 加熱ローラ 2 加圧ローラ 5 オイル塗付ローラ 5a オイル塗付ローラの最外周層 5a−1 オイル塗付ローラの最外周層のオイル供
給層 5a−2 オイル塗付ローラの最外周層のクリーニ
ング層 5a−3 オイル塗付ローラの最外周層の表層 5a−4 オイル塗付ローラの最外周層の下層 5b オイル塗付ローラの中間層 5c オイル塗付ローラの中空円筒部材 5d 離型剤 6 クリーニングローラ 6a オイル塗付ローラの最外周層 6a−1 オイル塗付ローラの最外周層の表面層 6a−2 オイル塗付ローラの最外周層の隣接層 6b オイル塗付ローラの中間層 6c オイル塗付ローラの中空円筒部材 6d 離型剤(クリーニング剤) ρ1 オイル塗付ローラの最外周層の空隙率 r1 オイル塗付ローラの最外周層の平均半径 ρ2 オイル塗付ローラの中間層の空隙率 r2 オイル塗付ローラの中間層の半径

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱ローラと加圧ローラの少なくとも一方
    に、オイル塗付ローラを接触させてなる定着装置におい
    て、該オイル塗付ローラのオイル収納容器部分が、すく
    なくとも、空隙率ρ1,平均半径r1の最外周層より中心
    に近い空隙率ρ2,半径r2の中間層、及び、オイル供給
    孔を有する中空円筒部材からなり、上記空隙率ρ1,平
    均半径r1,空隙率ρ2,半径r2の関係が、ρ12>ρ2
    1であることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】上記オイル収納容器部分の最外周層が弾性
    層であることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】上記オイル収納容器部分の最外周層が、所
    定の間隔を隔てて螺旋状に巻かれていることを特徴とす
    る請求項1記載の定着装置。
  4. 【請求項4】上記オイル収納容器部分の最外周層が、対
    向して配置されたローラ表面と摺擦接触する態様で回動
    することを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  5. 【請求項5】加熱ローラと加圧ローラの少なくとも一方
    に、オイル塗付ローラを接触させてなる定着装置におい
    て、該オイル塗付ローラの最外周層が、オイル供給層と
    クリーニング層とを混在させた層であることを特徴とす
    る定着装置。
  6. 【請求項6】上記オイル塗付ローラの最外周層のクリー
    ニング層の空隙率を、上記オイル供給層の空隙率(オイ
    ル通過部の面積率)より大きくしたことを特徴とする請
    求項5記載の定着装置。
  7. 【請求項7】上記オイル収納容器部分の最外周層が弾性
    層であることを特徴とする請求項5記載の定着装置。
  8. 【請求項8】上記オイル収納容器部分の最外周層が、対
    向して配置されたローラ表面と摺擦接触する態様で回動
    することを特徴とする請求項5記載の定着装置。
  9. 【請求項9】加熱ローラと加圧ローラの少なくとも一方
    に、クリーニングローラを接触させてなる定着装置にお
    いて、該クリーニングローラが、最外周層の空隙率より
    高く、且つ、該最外周層の空隙部と連通した空隙を有す
    る隣接層を有していることを特徴とする定着装置。
  10. 【請求項10】加熱ローラと加圧ローラの少なくとも一
    方に、クリーニングローラを接触させてなる定着装置に
    おいて、該クリーニングローラの最外周層が、ループ植
    毛ブラシからなることを特徴とする定着装置。
  11. 【請求項11】加熱ローラと加圧ローラの少なくとも一
    方に、オイル塗付ローラを接触させてなる定着装置にお
    いて、該オイル塗付ローラの最外周層をオイルの通過す
    る空隙を有する弾性層で形成すると共に、表層と下層と
    の2層構造とし、この最外周層の表層の圧縮変形率を、
    下層の圧縮変形率より小さくしたことを特徴とする定着
    装置。
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