JPH08301305A - 把っ手付穀粒袋 - Google Patents

把っ手付穀粒袋

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Publication number
JPH08301305A
JPH08301305A JP10327195A JP10327195A JPH08301305A JP H08301305 A JPH08301305 A JP H08301305A JP 10327195 A JP10327195 A JP 10327195A JP 10327195 A JP10327195 A JP 10327195A JP H08301305 A JPH08301305 A JP H08301305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
slit
grain
opening
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP10327195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Shiraishi
博昭 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP10327195A priority Critical patent/JPH08301305A/ja
Publication of JPH08301305A publication Critical patent/JPH08301305A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】製造が容易で穀粒を収容した場合でも運搬が容
易な穀粒袋を提供する。 【構成】筒状に形成した袋主体1の上部を三回折り返し
て折返部3と袋口2を設け、該折返部3の正面及び背面
の左右方向の中間部に数本の指が入る上部スリット4を
横長に設けると共に折返部3にはスリット4の下方に袋
口2を開閉するファスナー等の開閉具5を設け、該スリ
ット4の左右に袋支持杆に挿通する袋支持孔6を設け、
袋主体1の底部の左右方向の中間部に数本の指が入る下
部スリット7を横長に設けてなる把っ手付穀粒袋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバイン等で処理
した穀粒(例えば、籾,豆類等)収容する把っ手付穀粒
袋に関する。
【0002】
【従来の技術】別個に形成した帯片を袋主体の上部と底
部に縫って両把っ手付の穀粒袋としている。
【0003】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、袋
主体の上下端から把っ手がそれぞれ突出するので、穀粒
を充満した穀粒袋を取り出すときこの把っ手が穀粒排出
筒に当って取り出し難い場合があり、また袋主体を縫製
した後に縫いつけているので高価にもなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明が、安価で取り
出しが容易な把っ手付穀粒袋を提供するものであって、
つぎの技術的手段を講じた。すなわち筒状の袋主体1の
上部を折り返して折返部3と袋口2を設け、該袋主体1
の正面視において、折返部3の正面と背面の左右方向の
中間部に数本の指が入る上部スリット4を横方向に設
け、折返部3にはスリット4の下方に袋口2を開閉する
開閉具5を設けると共にスリット4の左右に袋支持孔6
を設け、前記袋主体1の底部の左右方向の中間部に数本
の指が入る下部スリット7を設けてなる把っ手付穀粒袋
とする。
【0005】
【作用】袋支持孔6を袋支持杆に挿通し袋口2を穀粒排
出筒にのぞませる。袋主体1に穀粒が収容されると開閉
具5を操作して袋口2を閉じる。袋支持杆から袋支持孔
6を引き出し、一方の手を上部スリット4に入れて折返
部3を把み他方の手を下部のスリット7に入れて袋主体
1の底部を把んで穀粒を収容した袋を持ち上げ所定の所
に運べばよい。
【0006】
【効果】上部と下部のスリット4,7を把めば穀粒を収
容した重量のある穀粒袋の持ち運びが楽であり、また袋
主体1の上端及び下端からの突出物が無いので袋の取り
出しが容易である。そして、別部品を縫い付ける必要も
ないので製造が簡単であり安価である。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。まず、その構成について説明すると、穀粒袋9
の袋主体1は合成樹脂材で筒状に形成しており、ポリプ
ロプレンのフラットヤ−ンにより織成すると良い。折返
部3は袋主体1の上部を三つ折りに折り返して上下方向
に所定幅を設けていると共に袋口2を設けている。この
折返部3は、必要に応じて複数に折り返してもよい。1
0は折返部の下端部を縫う横縫いである。
【0008】当て片8は上下及び左右方向に広幅(実施
例では上下よりも左右方向を広幅に設けている)に設け
前記折返部3の左右方向の中間部に位置してこの折返部
3に挾んでいる。該当て片8は袋主体1と同じ材質でも
よいが、布や弾性力を有し又は有さない合成樹脂板や紙
などでもよい。また、当て片8は折返部3に挾んでいる
が、折返部3の表面に接着してもよい。
【0009】スリット4は折返部3と当て片8の重なり
部の上下及び左右の中間部に少くとも片手の指が数本入
る程度の長さに左右方向に長く設けている。該スリット
4は、袋主体1の正面視において、正面及び背面にそれ
ぞれ設けている。スリット4の形成手段として、レ−ザ
−切断機、電熱ヒ−タ、焼きごて、カッタ−等が考えら
れるが、この手段にのみ限定されるものでない。また、
実施例では、折返部3と当て片8を一体に形成した後に
スリット4を設けているが、折返部3及び当て片8にあ
らかじめスリット4を設けておき、折返部3と当て片8
を一体に形成するときに両者のスリット4を合わせても
よい。なお、熱を利用してスリット4を形成する場合に
は切り口の糸が同時に溶着してほつれにくい利点があ
る。さらに、後工程として切り口を溶着・接着してもよ
い。
【0010】そして、スリット4の左右両端部にそれぞ
れ裂開防止縫い11を施す。この裂開防止縫い11はス
リット4の長さ方向に交差する方向、すなわち袋主体1
の縦方向に縫い糸を短い距離(上端がスリット4の上方
に位置し、下端がスリット5の下方に位置している)往
復させ、太い線状に縫っている(図3参照)。また、該
裂開防止縫い11はスリット4を挾んで上下にそれぞれ
施している。この裂開防止縫い11はスリット4の長手
方向、すなわち袋主体1の横方向に縫い糸を往復させ
(両端がスリット4の左右端よりも横方向に位置してい
る)、太い線状に縫っている。
【0011】開閉具5は前記スリット2の下方に位置し
折返部3に一体に設けており(実施例ではスライドファ
スナ−の台布を縫い付けている)、前記袋口2を開閉す
る。なお、開閉具5として、面ファスナや磁石等を用い
てもよい。袋口2の左右両隅部には、補強布12を縫い
付けて補強し、これに袋支持孔6を設けている。袋支持
杆13の設置間隔の狭い場合には、袋支持孔6の位置
も、袋支持杆13の設置間隔に合わせて狭くし、袋口2
の左右両隅よりも中央のスリット側に寄せて設ける。そ
の場合、袋支持孔7の数は袋主体1の正面と背面のほぼ
同じ位置に2個づつ計4個になる。なお、袋支持孔6に
はド−ナツ状の金具を取り付けている。
【0012】袋主体1の底部は正面と背面を重ねて三つ
折りし両者を縫い合わせて閉鎖部14を形成し、左右方
向の中央部(前記スリット4とほぼ対向する位置)に左
右方向に細長で且つ数本の指が入るスリット7を設けて
いる。そして、該スリット7の縁に沿って裂開防止縫い
15を施していると共にこのスリット7の左右両端部が
左右方向において重複する矩形状の補強縫い16をそれ
ぞれ設けている(実施例では4個)。
【0013】つぎに、その作用について説明する。図1
に示すように、袋支持杆13に穀粒袋9の袋支持孔7を
挿通し、コンバインの図示していない穀粒袋受板に底部
が軽く接触するように袋主体1を支持させ、そして開閉
具5を開いた袋口2に脱穀部の穀粒排出筒(図示してい
ない)をのぞませる。
【0014】作業を開始すると、脱穀部で脱穀処理され
た穀粒(例えば籾)は搬送手段を介して穀粒排出筒から
袋口2を通って袋内に入り収容される。その後、穀粒が
袋主体1に充満すると、穀粒袋9を手前側に引き出すと
ともに後続の穀粒袋9の袋口内に穀粒排出筒をのぞませ
る。つづいて、開閉具5を操作して袋口2を閉じ、袋を
袋支持杆13から外す。なお、作業によっては袋9を袋
支持杆13から外し、その後に開閉具6を操作して袋口
2を閉じることもある。そして、作業者は片手指を折返
部3の正面と背面のスリット4に差し入れて袋口上縁を
掴み、他方の手で底部のスリット7を持って穀粒袋9を
持ち上げ、例えばトラックまで運搬して荷積みする。
【0015】このように、スリット5を利用して袋口上
縁を掴むと、スリット5の両端が開く方向に力が働く
が、スリット4,7の左右(横)方向に交差する方向に
裂開防止縫い11,15を施しているのでスリット4,
7の裂開を防止し得る。また、スリット4は当て片4と
折返部3の重なり部に設け、当て片4と折返片3を前記
縦方向の裂開防止縫い11及び横方向の裂開防止縫い1
1により一体に設けているので、折返部3の袋生地が厚
いことと相俟ってスリット側にかかる力を分散し袋地の
耐久性を向上できる。また、作業者は両手で楽に持ち上
げることができる。そして、袋主体1の上下両端から突
出するものがないので穀粒袋9の吊下げや引き出しを円
滑に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 把っ手付穀粒袋の使用状態を示す斜視図。
【図2】 使用状態説明図。
【符号の説明】
1 袋主体 2 袋口 3 折返部 4 スリット 5 開閉具 6 袋支持孔 7 スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の袋主体1の上部を折り返して折返
    部3と袋口2を設け、該袋主体1の正面視において、折
    返部3の正面と背面の左右方向の中間部に数本の指が入
    る上部スリット4を横方向に設け、折返部3にはスリッ
    ト4の下方に袋口2を開閉する開閉具5を設けると共に
    スリット4の左右に袋支持孔6を設け、前記袋主体1の
    底部の左右方向の中間部に数本の指が入る下部スリット
    7を設けてなる把っ手付穀粒袋。
JP10327195A 1995-04-27 1995-04-27 把っ手付穀粒袋 Pending JPH08301305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10327195A JPH08301305A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 把っ手付穀粒袋

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JP10327195A JPH08301305A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 把っ手付穀粒袋

Publications (1)

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JPH08301305A true JPH08301305A (ja) 1996-11-19

Family

ID=14349741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10327195A Pending JPH08301305A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 把っ手付穀粒袋

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JP (1) JPH08301305A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020121792A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 大王製紙株式会社 包装袋

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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