JPH08300A - 装飾固形砂糖の製造方法 - Google Patents

装飾固形砂糖の製造方法

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JPH08300A
JPH08300A JP16063794A JP16063794A JPH08300A JP H08300 A JPH08300 A JP H08300A JP 16063794 A JP16063794 A JP 16063794A JP 16063794 A JP16063794 A JP 16063794A JP H08300 A JPH08300 A JP H08300A
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JP
Japan
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decorative
colored
solid sugar
sugar
decoration
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Pending
Application number
JP16063794A
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English (en)
Inventor
Kiyoaki Irie
清晃 入江
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Publication of JPH08300A publication Critical patent/JPH08300A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色付けされた浮彫り状の装飾が施された装飾
固形砂糖を簡単に製造できるようにすると共に、装飾固
形砂糖を溶解性が均一で使用感の良好なものにする。 【構成】 グラニュー糖等を原料とする適宜大きさの結
晶粒1を形成し、この結晶粒1に所定の水分を加え、こ
の結晶粒1を成形型に圧力充填して適宜浮彫り状の装飾
が施された形状に成形し、乾燥した後、適宜色の着色料
を含浸させた着色版5を装飾部分3に押し付けて着色す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、色付けされた浮彫り
状の装飾が施された装飾固形砂糖の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、浮彫り状の装飾が施され、その装
飾部分に色付けされた装飾固形砂糖は、例えば、赤い花
と緑の葉の装飾が施されたものの場合、成形型の花の部
分に予め赤色に着色した結晶粒を詰め、葉の部分に予め
緑色に着色した結晶粒を詰め、最後に成形型全体に結晶
粒を圧力充填して成形していた。即ち、従来の装飾固形
砂糖は、原料を装飾の色ごとに分けて成形型に詰めて製
造されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この製造方法
では、隣合う成形型の装飾部分に間違った色の結晶粒が
混入しないように一つ一つ正確、且つ慎重に詰めなけれ
ばならないため、成形に手間がかかった。
【0004】また、予め着色した結晶粒は、着色してい
ない白色の結晶粒に比べて、吸水性と溶解性が劣るた
め、コーヒー等に入れた時に装飾部分が浮かんだり、し
ばらく溶けないで残ることがあり、飾りとしては優れて
いても実用には不向きなものであった。
【0005】このためこの発明は、従来存した如上のよ
うな欠点等を解消し、色付けされた浮彫り状の装飾が施
された装飾固形砂糖を簡単に製造できるようにすると共
に、溶解性が良好で実用にも優れた装飾固形砂糖を提供
することを課題として創出されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このためこの発明は、グ
ラニュー糖等を原料とする適宜大きさの結晶粒を形成
し、この結晶粒に所定の水分を加え、次いでこの結晶粒
を成形型に圧力充填して適宜浮彫り状の装飾が施された
形状に成形し、乾燥した後、適宜色の着色料を含浸させ
た着色版を装飾部分に押し付けて着色することにより上
記課題を解決する。
【0007】
【作用】しかしてこの発明によれば、結晶粒に所定の水
分を加え、この結晶粒を成形型に圧力充填して適宜浮彫
り状の装飾が施された形状に成形し、乾燥した後、適宜
色の着色料を含浸させた着色版を固形砂糖の装飾部分に
押し付けて着色することで、原料を装飾の色ごとに分け
て成形型に詰める工程が省かれ、色付けされた浮彫り状
の装飾が施された装飾固形砂糖は簡単な工程で形成され
る。
【0008】そして、装飾固形砂糖は、全体を着色され
ていない原料を使用しているので、結着が均一であり、
且つ、装飾部分の表面にのみ着色料を染みさせているの
で、装飾部分とその他の部分とに溶解性の差異はほとん
どなく、全体が均一で良好な溶解性を有するものとな
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明すると次の通りである。しかして、本発明の装飾固形
砂糖の製造方法は、グラニュー糖または白ざらめ、等を
原料として適宜大きさの結晶粒1を形成し、この結晶粒
1に適宜水分を加えて湿り気を与える。
【0010】次ぎに、適宜浮彫り状の装飾が形成される
ように適宜形成された成形型(図示せず)内に、結晶粒
1をローラードラム等によって圧力充填する。そして、
成形型から成形物を取り出し、加熱乾燥して、図1に示
すような浮彫り状の装飾が施された装飾固形砂糖2を形
成する。
【0011】続いて、適宜色の着色料4を含浸させたス
ポンジ状の着色版5を、装飾固形砂糖2の装飾部分3に
押し付けて、装飾部分3を適宜色に着色する。尚、この
時、装飾部分3によって色を変え、複数色に色分けして
着色する場合は、図2、図3に示すように、着色版5を
セットする着色版ケース6を色分けする装飾部分3に対
応させて仕切って形成し、仕切られた各着色版5に適宜
色の着色料4を含浸させておき、これを押し付けて1度
の工程で複数色に色付けされるようにする。この実施例
では、装飾部分3を花と葉で構成し、着色版5を花に当
接する部分と葉に当接する部分に区切って、前者に赤の
着色料4を後者に緑の着色料4を含浸させて、これを押
し付けるようにした。
【0012】装飾部分3の着色は、着色版5を強く、長
く押し付ければ凹んでいる部分にまで着色料4が浸透し
て濃く色付けされ、逆に着色版5を弱く、短く押し付け
れば主に出っ張っている部分に薄く色付けされるので、
色の濃淡は着色版5の押し付け度合いによって調節でき
る。また、スポンジ状の着色版5で着色を行うので、図
示のように凹凸のある装飾部分3でも良好に接触してき
れいに着色できる。
【0013】このようにして製造される装飾固形砂糖2
は、色付けされていない原料を用いて成形しているの
で、全体の結着が均一であり、且つ、着色料4により装
飾部分の表面のみ染めているだけなので、装飾部分とそ
の他の部分とに溶解性の差異がなく全体が良好に溶解す
るものとなる。
【0014】ところで、前述した実施例の工程では、1
度の工程で複数色に色付けされる着色版5を用いたが、
色ごとに別の着色版5を用意してこれらを順に装飾固形
砂糖2に押し付けて色付けしてもよい。
【0015】尚、結晶粒の成分、成形型の構成、着色版
の材質、構成、着色料の種類は、前述した実施例に限定
されないことは言うまでもない。
【0016】また、図示例では、単一の着色版5によ
り、1つの装飾固形砂糖2を着色できるように示してい
るが、実際の工場では、着色版5を多数並べて配設して
おき、一度に多数個の装飾固形砂糖2に着色できるよう
にして生産を行うものである。
【0017】
【発明の効果】前述のごとく構成したこの発明によれ
ば、グラニュー糖等を原料とする適宜大きさの結晶粒1
を形成し、この結晶粒1に所定の水分を加え、この結晶
粒1を成形型に圧力充填して適宜浮彫り状の装飾が施さ
れた形状に成形し、乾燥した後、適宜色の着色料4を含
浸させた着色版5を装飾部分3に押し付けて着色するか
ら、原料を装飾の色ごとに分けて成形型に詰める工程が
省かれ、色付けされた浮彫り状の装飾が施された装飾固
形砂糖2を簡単な工程で製造可能となり、これによって
大量生産とコストの低減を実現できる。
【0018】また、装飾固形砂糖2は、全体を着色され
ていない原料を結着して形成しており、且つ、着色料4
により装飾部分の表面のみ染めているだけなので、装飾
部分3とその他の部分とに溶解性の差異がなく、均一で
良好な溶解性を有するものを形成できる。
【0019】以上説明したように、この発明によれば、
色付けされた装飾固形砂糖を簡単に製造でき、しかも、
製造された装飾固形砂糖は、均一で良好な溶解性有し、
実用にも優れたものとなり、更に、量産と製造コストの
低減を実現できる等、産業上極めて有益な効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】成形された装飾固形砂糖の斜視図である。
【図2】着色版を装飾固形砂糖に押し付ける前の状態を
示す断面図である。
【図3】着色版を装飾固形砂糖に押し付けた状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 結晶粒 2 装飾固形砂糖 3
装飾部分 4 着色料 5 着色版 6
着色版ケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラニュー糖等を原料とする適宜大きさ
    の結晶粒を形成し、この結晶粒に所定の水分を加え、次
    いでこの結晶粒を成形型に圧力充填して適宜浮彫り状の
    装飾が施された形状に成形し、乾燥した後、適宜色の着
    色料を含浸させた着色版を装飾部分に押し付けて着色す
    ることを特徴とする装飾固形砂糖の製造方法。
JP16063794A 1994-06-20 1994-06-20 装飾固形砂糖の製造方法 Pending JPH08300A (ja)

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JP16063794A JPH08300A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 装飾固形砂糖の製造方法

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JP16063794A JPH08300A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 装飾固形砂糖の製造方法

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JPH08300A true JPH08300A (ja) 1996-01-09

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ID=15719242

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JP16063794A Pending JPH08300A (ja) 1994-06-20 1994-06-20 装飾固形砂糖の製造方法

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