JPH08300602A - 感熱製版装置の光照射装置 - Google Patents
感熱製版装置の光照射装置Info
- Publication number
- JPH08300602A JPH08300602A JP7105603A JP10560395A JPH08300602A JP H08300602 A JPH08300602 A JP H08300602A JP 7105603 A JP7105603 A JP 7105603A JP 10560395 A JP10560395 A JP 10560395A JP H08300602 A JPH08300602 A JP H08300602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflecting mirror
- heat
- light
- plate
- sensitive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 title claims abstract description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 14
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/14—Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing
- B41C1/148—Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing by a traditional thermographic exposure using the heat- or light- absorbing properties of the pattern on the original, e.g. by using a flash
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】感熱孔版原紙の製版面の全面にわたって均一な
製版を行うことができる感熱製版装置の光照射装置を提
供する。 【構成】光照射装置20の筐体21の開口部100 に配置され
た透明板102 の下面が感熱孔版原紙の製版面101 とな
る。筐体21の内面にある略四角錐台形状の反射鏡22は、
上面反射鏡23と、製版面101 から垂直に立ち上がる下部
反射鏡24と、下部反射鏡24と上面反射鏡23の間の上部反
射鏡25とを有する。上面反射鏡23には発光手段12があ
る。発光手段12から下部反射鏡24に直接到達した光は、
ここで反射されて製版面101 の外周部に達する。発光手
段12から出て上部反射鏡25で反射された光の少なくとも
一部は、下部反射鏡24で再び反射されて製版面101 の外
周部に達する。製版面101 の外周部には発光手段から直
接到達する光は少ないが、上部・下部反射鏡25,24 で反
射されて間接的に到達する光量は多い。製版面101 の全
面にわたって均一な製版が行われる。
製版を行うことができる感熱製版装置の光照射装置を提
供する。 【構成】光照射装置20の筐体21の開口部100 に配置され
た透明板102 の下面が感熱孔版原紙の製版面101 とな
る。筐体21の内面にある略四角錐台形状の反射鏡22は、
上面反射鏡23と、製版面101 から垂直に立ち上がる下部
反射鏡24と、下部反射鏡24と上面反射鏡23の間の上部反
射鏡25とを有する。上面反射鏡23には発光手段12があ
る。発光手段12から下部反射鏡24に直接到達した光は、
ここで反射されて製版面101 の外周部に達する。発光手
段12から出て上部反射鏡25で反射された光の少なくとも
一部は、下部反射鏡24で再び反射されて製版面101 の外
周部に達する。製版面101 の外周部には発光手段から直
接到達する光は少ないが、上部・下部反射鏡25,24 で反
射されて間接的に到達する光量は多い。製版面101 の全
面にわたって均一な製版が行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱孔版原紙に画像を
感熱穿孔する感熱製版装置において、原稿画像に重ねた
感熱孔版原紙に光を照射する光照射装置に関するもので
ある。
感熱穿孔する感熱製版装置において、原稿画像に重ねた
感熱孔版原紙に光を照射する光照射装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の感熱製版装置1の斜視図で
ある。基台2に対して押圧板3が回動自在に取り付けら
れている。基台2の上面には、原稿を載置する台座4が
設けられている。台座4に対面する押圧板3の下面に
は、透明板5が設けられた開口部6がある。透明板5の
下面側には、感熱孔版原紙組み立て体が着脱自在に装着
される。感熱孔版原紙組み立て体は、多孔性の支持体と
該支持体に貼り合わせた感熱フィルムとから構成される
感熱孔版原紙を枠体の一面側に貼り付け、他面側にイン
ク不通過性のシートの一縁辺を貼り付けたものである。
ある。基台2に対して押圧板3が回動自在に取り付けら
れている。基台2の上面には、原稿を載置する台座4が
設けられている。台座4に対面する押圧板3の下面に
は、透明板5が設けられた開口部6がある。透明板5の
下面側には、感熱孔版原紙組み立て体が着脱自在に装着
される。感熱孔版原紙組み立て体は、多孔性の支持体と
該支持体に貼り合わせた感熱フィルムとから構成される
感熱孔版原紙を枠体の一面側に貼り付け、他面側にイン
ク不通過性のシートの一縁辺を貼り付けたものである。
【0003】図5に示すように、前記押圧板3の開口部
6には、光照射装置10が着脱自在に装着される。光照
射装置10は、略四角錐状の筐体11を有している。図
6に示すように、光照射装置10の筐体11の内部に
は、発光手段としてのフラッシュバルブ12が交換自在
に設けられている。また、該筐体11の内面には、反射
鏡13が設けられている。反射鏡13は、感熱孔版原紙
の製版面に平行でフラッシュバルブ12の基部と同一平
面内に配置された上面反射鏡14と、感熱孔版原紙の製
版面に対して所定の角度に配置された側面反射鏡15か
らなる。両反射鏡14,15ともに平面状である。
6には、光照射装置10が着脱自在に装着される。光照
射装置10は、略四角錐状の筐体11を有している。図
6に示すように、光照射装置10の筐体11の内部に
は、発光手段としてのフラッシュバルブ12が交換自在
に設けられている。また、該筐体11の内面には、反射
鏡13が設けられている。反射鏡13は、感熱孔版原紙
の製版面に平行でフラッシュバルブ12の基部と同一平
面内に配置された上面反射鏡14と、感熱孔版原紙の製
版面に対して所定の角度に配置された側面反射鏡15か
らなる。両反射鏡14,15ともに平面状である。
【0004】基台2の台座4上に原稿を載せ、押圧板3
の透明板5に感熱孔版原紙組み立て体を装着し、光照射
装置10を押圧板3の開口部6に装着する。押圧板3を
基台2の側に押圧すると、感熱孔版原紙組み立て体の感
熱孔版原紙が原稿に密着し、同時に図示しないスイッチ
機構が閉じて光照射装置10が作動する。フラッシュバ
ルブ12は閃光を発し、該閃光は透明板5及び感熱孔版
原紙を通過して原稿の画像を発熱させる。感熱孔版原紙
の感熱フィルムには原稿の画像に対応した穿孔画像が形
成される。
の透明板5に感熱孔版原紙組み立て体を装着し、光照射
装置10を押圧板3の開口部6に装着する。押圧板3を
基台2の側に押圧すると、感熱孔版原紙組み立て体の感
熱孔版原紙が原稿に密着し、同時に図示しないスイッチ
機構が閉じて光照射装置10が作動する。フラッシュバ
ルブ12は閃光を発し、該閃光は透明板5及び感熱孔版
原紙を通過して原稿の画像を発熱させる。感熱孔版原紙
の感熱フィルムには原稿の画像に対応した穿孔画像が形
成される。
【0005】この感熱製版装置1は、製版後に印刷装置
としても利用される。即ち、製版された感熱孔版原紙組
み立て体のシートを開いて枠体内の感熱孔版原紙上にイ
ンクを載せ、再びシートを閉じる。この感熱孔版原紙組
み立て体を、感熱孔版原紙を下にして前記押圧板3に装
着する。基台2の台座4上に印刷用紙を載置し、押圧板
3を基台2側に押圧すれば、感熱孔版原紙組み立て体の
感熱孔版原紙が印刷用紙に押し付けられ、印刷用紙には
孔版印刷が施される。
としても利用される。即ち、製版された感熱孔版原紙組
み立て体のシートを開いて枠体内の感熱孔版原紙上にイ
ンクを載せ、再びシートを閉じる。この感熱孔版原紙組
み立て体を、感熱孔版原紙を下にして前記押圧板3に装
着する。基台2の台座4上に印刷用紙を載置し、押圧板
3を基台2側に押圧すれば、感熱孔版原紙組み立て体の
感熱孔版原紙が印刷用紙に押し付けられ、印刷用紙には
孔版印刷が施される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の感熱製
版装置1における製版において、感熱孔版原紙を感熱穿
孔する閃光はフラッシュバルブ12から略放射状に照射
されるが、その光には感熱孔版原紙に直接到達する光
(直接光)と、反射鏡13に反射してから感熱孔版原紙
に到達する光(間接光)とがある。
版装置1における製版において、感熱孔版原紙を感熱穿
孔する閃光はフラッシュバルブ12から略放射状に照射
されるが、その光には感熱孔版原紙に直接到達する光
(直接光)と、反射鏡13に反射してから感熱孔版原紙
に到達する光(間接光)とがある。
【0007】従来の感熱製版装置1の光照射装置10で
は、感熱孔版原紙における光量分布が均一となるように
反射鏡13で反射した光線の全てが均一に感熱孔版原紙
に到達する訳ではない。即ち、感熱孔版原紙の製版面の
外周部では光量不足による製版不良が生じることがあっ
た。この不都合な現象は、特に製版面の全面又は略全面
に画像が形成されている場合や、製版面の外周部にベタ
画像が存在する場合等に顕著に現れやすい。
は、感熱孔版原紙における光量分布が均一となるように
反射鏡13で反射した光線の全てが均一に感熱孔版原紙
に到達する訳ではない。即ち、感熱孔版原紙の製版面の
外周部では光量不足による製版不良が生じることがあっ
た。この不都合な現象は、特に製版面の全面又は略全面
に画像が形成されている場合や、製版面の外周部にベタ
画像が存在する場合等に顕著に現れやすい。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、たとえ製版面
の略全面に画像が形成されている場合や、製版面の外周
部にベタ画像が存在する場合等であっても、感熱孔版原
紙の製版面の全面にわたって均一な製版を行うことがで
きる感熱製版装置の光照射装置を提供することを目的と
している。
の略全面に画像が形成されている場合や、製版面の外周
部にベタ画像が存在する場合等であっても、感熱孔版原
紙の製版面の全面にわたって均一な製版を行うことがで
きる感熱製版装置の光照射装置を提供することを目的と
している。
【0009】請求項1に記載された感熱製版装置の光照
射装置は、感熱孔版原紙の製版面に配置される開口した
下面を備えた筐体と、前記筐体内に設けられた発光手段
と、前記筐体内に設けられて前記発光手段からの光の一
部を感熱孔版原紙の製版面に反射する反射鏡を備えた感
熱製版装置の光照射装置であって、前記反射鏡が、前記
感熱孔版原紙の製版面に接する下部反射鏡と、前記下部
反射鏡に対して所定の角度を以て連続する上部反射鏡
と、前記上部反射鏡に連続して設けられ前記感熱孔版原
紙の製版面に平行な上面反射鏡を有していることを特徴
とする。
射装置は、感熱孔版原紙の製版面に配置される開口した
下面を備えた筐体と、前記筐体内に設けられた発光手段
と、前記筐体内に設けられて前記発光手段からの光の一
部を感熱孔版原紙の製版面に反射する反射鏡を備えた感
熱製版装置の光照射装置であって、前記反射鏡が、前記
感熱孔版原紙の製版面に接する下部反射鏡と、前記下部
反射鏡に対して所定の角度を以て連続する上部反射鏡
と、前記上部反射鏡に連続して設けられ前記感熱孔版原
紙の製版面に平行な上面反射鏡を有していることを特徴
とする。
【0010】請求項2に記載された感熱製版装置の光照
射装置は、請求項1記載の感熱製版装置の光照射装置に
おいて、前記上部反射鏡と前記下部反射鏡が平面状の反
射鏡であることを特徴とする。
射装置は、請求項1記載の感熱製版装置の光照射装置に
おいて、前記上部反射鏡と前記下部反射鏡が平面状の反
射鏡であることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載された感熱製版装置の光照
射装置は、請求項2記載の感熱製版装置の光照射装置に
おいて、前記下部反射鏡と前記感熱孔版原紙の製版面の
角度が直角であることを特徴とする。
射装置は、請求項2記載の感熱製版装置の光照射装置に
おいて、前記下部反射鏡と前記感熱孔版原紙の製版面の
角度が直角であることを特徴とする。
【0012】請求項4に記載された感熱製版装置の光照
射装置は、請求項3記載の感熱製版装置の光照射装置に
おいて、前記下部反射鏡の上端が前記発光手段の下端よ
りも下方にあることを特徴とする。
射装置は、請求項3記載の感熱製版装置の光照射装置に
おいて、前記下部反射鏡の上端が前記発光手段の下端よ
りも下方にあることを特徴とする。
【0013】請求項5に記載された感熱製版装置の光照
射装置は、請求項4記載の感熱製版装置の光照射装置に
おいて、前記上部反射鏡と前記下部反射鏡がそれぞれ複
数の平面からなり、隣接する下部反射鏡の境界部分が曲
面状とされていることを特徴とする。
射装置は、請求項4記載の感熱製版装置の光照射装置に
おいて、前記上部反射鏡と前記下部反射鏡がそれぞれ複
数の平面からなり、隣接する下部反射鏡の境界部分が曲
面状とされていることを特徴とする。
【0014】
【作用】発光手段から下部反射鏡に直接到達した光は、
ここで反射されて製版面の外周部に到達する。上部反射
鏡で反射された光の少なくとも一部は、下部反射鏡で再
び反射されて製版面の外周部に到達する。発光手段から
直接到達する光が少ない製版面の外周部において、反射
鏡で反射されて間接的に到達する光の密度が高くなり、
製版面の全面にわたって均一な製版が行われる。
ここで反射されて製版面の外周部に到達する。上部反射
鏡で反射された光の少なくとも一部は、下部反射鏡で再
び反射されて製版面の外周部に到達する。発光手段から
直接到達する光が少ない製版面の外周部において、反射
鏡で反射されて間接的に到達する光の密度が高くなり、
製版面の全面にわたって均一な製版が行われる。
【0015】
【実施例】図1〜図4を参照して第1実施例の感熱製版
装置の光照射装置20を説明する。本光照射装置20が
適用される感熱製版装置は図5を参照して説明した従来
の感熱製版装置1と同一である。
装置の光照射装置20を説明する。本光照射装置20が
適用される感熱製版装置は図5を参照して説明した従来
の感熱製版装置1と同一である。
【0016】図1及び図2に示すように、本実施例の光
照射装置20は、略四角錐台形状の筐体21を有してい
る。筐体21の底面は開放されており、この部分が、感
熱製版装置の押圧板に設けられた透明板102に接す
る。該透明板102の下面は、感熱孔版原紙が密着して
配置される感熱孔版原紙の製版面101とされている。
筐体21の内面には、略四角錐台形状の反射鏡22が設
けられている。この反射鏡22も、その底面が開放され
ている。反射鏡22は、感熱孔版原紙の製版面に平行に
対面する1面の上面反射鏡23と、感熱孔版原紙の製版
面に接して該製版面から垂直に立ち上がる4面の下部反
射鏡24と、下部反射鏡24と上面反射鏡23の間に設
けられ、下部反射鏡24に対して所定の角度を以て連続
する4面の上部反射鏡25とを有している。上部及び下
部反射鏡24,25はともに平面状である。
照射装置20は、略四角錐台形状の筐体21を有してい
る。筐体21の底面は開放されており、この部分が、感
熱製版装置の押圧板に設けられた透明板102に接す
る。該透明板102の下面は、感熱孔版原紙が密着して
配置される感熱孔版原紙の製版面101とされている。
筐体21の内面には、略四角錐台形状の反射鏡22が設
けられている。この反射鏡22も、その底面が開放され
ている。反射鏡22は、感熱孔版原紙の製版面に平行に
対面する1面の上面反射鏡23と、感熱孔版原紙の製版
面に接して該製版面から垂直に立ち上がる4面の下部反
射鏡24と、下部反射鏡24と上面反射鏡23の間に設
けられ、下部反射鏡24に対して所定の角度を以て連続
する4面の上部反射鏡25とを有している。上部及び下
部反射鏡24,25はともに平面状である。
【0017】本実施例の反射鏡はアルミニウム製であ
る。図示しないが、上面反射鏡23と上部反射鏡25に
は、略半球形の凸部が多数形成されている。フラッシュ
バルブからの光はこれらの凸部によって散乱されるの
で、フラッシュバルブの固体差が製版に与える不均一性
は減少する。
る。図示しないが、上面反射鏡23と上部反射鏡25に
は、略半球形の凸部が多数形成されている。フラッシュ
バルブからの光はこれらの凸部によって散乱されるの
で、フラッシュバルブの固体差が製版に与える不均一性
は減少する。
【0018】上面反射鏡23に設けられた孔23aに、
発光手段としてのフラッシュバルブ12が交換自在に取
り付けられている。フラッシュバルブ12は、本光照射
装置20を感熱製版装置の押圧板3に装着し、該押圧板
3を基台2側に押し付ける等の所定の製版動作を行った
場合に、感熱製版装置に設けられた図示しない電源に通
電されて閃光を放つ。なお、発光手段には放電管等を用
いてもよい。
発光手段としてのフラッシュバルブ12が交換自在に取
り付けられている。フラッシュバルブ12は、本光照射
装置20を感熱製版装置の押圧板3に装着し、該押圧板
3を基台2側に押し付ける等の所定の製版動作を行った
場合に、感熱製版装置に設けられた図示しない電源に通
電されて閃光を放つ。なお、発光手段には放電管等を用
いてもよい。
【0019】本光照射装置20における具体的な形状・
寸法の一例を挙げる。反射鏡22の底面の開口部100
の寸法は、はがきの製版に適合する150mm×102
mmの矩形である。反射鏡22の底面の開口部100と
上面反射鏡23との間隔は59mmである。反射鏡22
の底面の開口部100は、感熱製版装置の押圧板に設け
られた厚さ4mmの透明板102に接しており、該透明
板102の下面が感熱孔版原紙の製版面101とされて
いる。従って、感熱孔版原紙の製版面101と上面反射
鏡23の間隔は63mmである。下部反射鏡24は、反
射鏡22の底面の開口部100から垂直に立ち上がり、
その立ち上がりの寸法は6mmである。フラッシュバル
ブ12の下端と反射鏡22の底面の開口部100の間隔
は20mmである。従って、フラッシュバルブ12の下
端と感熱孔版原紙の製版面101との間隔は24mmで
ある。本実施例では、下部反射鏡24の上端はフラッシ
ュバルブ12の下端よりも下方にある。下部反射鏡24
と上部反射鏡25の角度は155°である。
寸法の一例を挙げる。反射鏡22の底面の開口部100
の寸法は、はがきの製版に適合する150mm×102
mmの矩形である。反射鏡22の底面の開口部100と
上面反射鏡23との間隔は59mmである。反射鏡22
の底面の開口部100は、感熱製版装置の押圧板に設け
られた厚さ4mmの透明板102に接しており、該透明
板102の下面が感熱孔版原紙の製版面101とされて
いる。従って、感熱孔版原紙の製版面101と上面反射
鏡23の間隔は63mmである。下部反射鏡24は、反
射鏡22の底面の開口部100から垂直に立ち上がり、
その立ち上がりの寸法は6mmである。フラッシュバル
ブ12の下端と反射鏡22の底面の開口部100の間隔
は20mmである。従って、フラッシュバルブ12の下
端と感熱孔版原紙の製版面101との間隔は24mmで
ある。本実施例では、下部反射鏡24の上端はフラッシ
ュバルブ12の下端よりも下方にある。下部反射鏡24
と上部反射鏡25の角度は155°である。
【0020】図3(a)は従来の反射鏡における光の経
路を示す。図3(b)は、図3(a)と同様の経路の光
を本実施例の反射鏡22に与えた場合の光路を示す。図
3(b)において、発光手段(フラッシュバルブ12)
から下部反射鏡24に直接到達した光は、ここで反射さ
れて製版面101の外周部に到達する。また、発光手段
(フラッシュバルブ12)から上部反射鏡25に到達
し、上部反射鏡25で反射された光の少なくとも一部
は、下部反射鏡24で再び反射されて製版面101の外
周部に到達する。上部反射鏡25と下部反射鏡24で反
射されて製版面101に到達した光を間接光とよび、図
3(b)中において一点鎖線で示す。また図3(a)に
示す従来の反射鏡における光の経路において、側面反射
鏡15で反射して製版面101に入射した光が間接光で
あり、同図中において一点鎖線で示す。製版面101の
外周部には、発光手段から直接到達する光、即ち図3
(a),(b)において破線で示す直接光は少ない。し
かしながら、図3(b)に示す本実施例では、上部及び
下部反射鏡25,24で反射されて間接的に到達する間
接光の密度が、図3(a)の場合に比べて高くなる。従
って、本実施例では従来に比べて製版面101の全面に
わたって均一な製版が行われる。
路を示す。図3(b)は、図3(a)と同様の経路の光
を本実施例の反射鏡22に与えた場合の光路を示す。図
3(b)において、発光手段(フラッシュバルブ12)
から下部反射鏡24に直接到達した光は、ここで反射さ
れて製版面101の外周部に到達する。また、発光手段
(フラッシュバルブ12)から上部反射鏡25に到達
し、上部反射鏡25で反射された光の少なくとも一部
は、下部反射鏡24で再び反射されて製版面101の外
周部に到達する。上部反射鏡25と下部反射鏡24で反
射されて製版面101に到達した光を間接光とよび、図
3(b)中において一点鎖線で示す。また図3(a)に
示す従来の反射鏡における光の経路において、側面反射
鏡15で反射して製版面101に入射した光が間接光で
あり、同図中において一点鎖線で示す。製版面101の
外周部には、発光手段から直接到達する光、即ち図3
(a),(b)において破線で示す直接光は少ない。し
かしながら、図3(b)に示す本実施例では、上部及び
下部反射鏡25,24で反射されて間接的に到達する間
接光の密度が、図3(a)の場合に比べて高くなる。従
って、本実施例では従来に比べて製版面101の全面に
わたって均一な製版が行われる。
【0021】図4に示すように、隣接する下部反射鏡2
4,24の境界部分26を曲面状とすれば、感熱孔版原
紙の製版面101の外周部の内、特に光が集まりにくい
隅部101aにも、従来に比べてより多量の光を到達さ
せることができる。従って、本実施例において、図4に
示すように隣り合う下部反射鏡24の境界部分26を曲
面状とすれば、感熱孔版原紙の製版をさらに一層均一に
行うことができる。
4,24の境界部分26を曲面状とすれば、感熱孔版原
紙の製版面101の外周部の内、特に光が集まりにくい
隅部101aにも、従来に比べてより多量の光を到達さ
せることができる。従って、本実施例において、図4に
示すように隣り合う下部反射鏡24の境界部分26を曲
面状とすれば、感熱孔版原紙の製版をさらに一層均一に
行うことができる。
【0022】下部反射鏡24と上部反射鏡25の角度
や、感熱製版原紙の製版面101と下部反射鏡24との
角度は、下部反射鏡24の内面と製版面101とのなす
角度が直角より大きく(鈍角に)ならなければ、上記の
実施例に限定されず、従来よりも製版面101の外周面
を含め、均一に反射光を集めることができるように適宜
設定することができる。
や、感熱製版原紙の製版面101と下部反射鏡24との
角度は、下部反射鏡24の内面と製版面101とのなす
角度が直角より大きく(鈍角に)ならなければ、上記の
実施例に限定されず、従来よりも製版面101の外周面
を含め、均一に反射光を集めることができるように適宜
設定することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、感熱製版装置の光照射
装置において、感熱孔版原紙の製版面に接する下部反射
鏡に対して上部反射鏡を所定の角度を以て連続するよう
に設けたので、発光手段から直接到達する光が少ない製
版面の外周部において、反射鏡で反射されて間接的に到
達する光の密度が高くなり、製版面の全面にわたって均
一な製版が行われる。
装置において、感熱孔版原紙の製版面に接する下部反射
鏡に対して上部反射鏡を所定の角度を以て連続するよう
に設けたので、発光手段から直接到達する光が少ない製
版面の外周部において、反射鏡で反射されて間接的に到
達する光の密度が高くなり、製版面の全面にわたって均
一な製版が行われる。
【図1】第1実施例の断面図である。
【図2】図1のA−A’切断線における断面図である。
【図3】(a)は従来の光照射装置における仮の反射状
態を示す図であり、(b)は第1実施例の光照射装置に
おける仮の反射状態を示す図である。
態を示す図であり、(b)は第1実施例の光照射装置に
おける仮の反射状態を示す図である。
【図4】第1実施例の光照射装置における反射鏡の他の
態様を示す断面図であり、図1のB−B切断線における
断面図に対応する図である。
態様を示す断面図であり、図1のB−B切断線における
断面図に対応する図である。
【図5】従来の光照射装置を有する感熱製版装置の斜視
図である。
図である。
【図6】従来の光照射装置の断面図である。
12 発光手段としてのフラッシュバルブ 21 筐体 22 反射鏡 23 上面反射鏡 24 下部反射鏡 25 上部反射鏡 26 下部反射鏡の境界部分 100 感熱孔版原紙の製版面
Claims (5)
- 【請求項1】 感熱孔版原紙の製版面に配置される開口
した下面を備えた筐体と、前記筐体内に設けられた発光
手段と、前記筐体内に設けられて前記発光手段からの光
を感熱孔版原紙の製版面に反射する反射鏡を備えた感熱
製版装置の光照射装置であって、前記反射鏡が、前記感
熱孔版原紙の製版面に接する下部反射鏡と、前記下部反
射鏡に対して所定の角度を以て連続する上部反射鏡と、
前記上部反射鏡に連続して設けられ前記感熱孔版原紙の
製版面に平行な上面反射鏡を有していることを特徴とす
る感熱製版装置の光照射装置。 - 【請求項2】 前記上部反射鏡と前記下部反射鏡が平面
状の反射鏡である請求項1記載の感熱製版装置の光照射
装置。 - 【請求項3】 前記下部反射鏡と前記感熱孔版原紙の製
版面の角度が直角である請求項2記載の感熱製版装置の
光照射装置。 - 【請求項4】 前記下部反射鏡の上端が前記発光手段の
下端よりも下方にある請求項3記載の感熱製版装置の光
照射装置。 - 【請求項5】 前記上部反射鏡と前記下部反射鏡がそれ
ぞれ複数の平面からなり、隣接する下部反射鏡の境界部
分が曲面状とされている請求項4記載の感熱製版装置の
光照射装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7105603A JPH08300602A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 感熱製版装置の光照射装置 |
US08/638,047 US5711218A (en) | 1995-04-28 | 1996-04-26 | Light radiating device |
DE69600471T DE69600471T2 (de) | 1995-04-28 | 1996-04-26 | Lichtstrahlungseinrichtung |
EP96302925A EP0739717B1 (en) | 1995-04-28 | 1996-04-26 | Light radiating device |
CN96108930.XA CN1078131C (zh) | 1995-04-28 | 1996-04-27 | 感热式制板装置的光照射装置 |
US09/000,837 US5988062A (en) | 1995-04-28 | 1997-12-30 | Light radiating device of heatsensitive perforating device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7105603A JPH08300602A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 感熱製版装置の光照射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08300602A true JPH08300602A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14412086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7105603A Pending JPH08300602A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 感熱製版装置の光照射装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5711218A (ja) |
EP (1) | EP0739717B1 (ja) |
JP (1) | JPH08300602A (ja) |
CN (1) | CN1078131C (ja) |
DE (1) | DE69600471T2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6783263B1 (en) * | 1998-03-10 | 2004-08-31 | Paul Andrew Cronk | Adjustable reflector device |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4091727A (en) * | 1973-08-03 | 1978-05-30 | Asahi Dow Limited | Heat-sensitive copying method for preparation of printing stencils |
GB1579459A (en) * | 1976-08-26 | 1980-11-19 | Riso Kagaku Corp | Printing device for stencils |
JPS5715814Y2 (ja) * | 1976-08-26 | 1982-04-02 | ||
JPS5645507A (en) * | 1979-09-21 | 1981-04-25 | Toshiba Electric Equip | Lighting device |
US4335421A (en) * | 1980-03-17 | 1982-06-15 | Modia Joseph W | Light fixture, light aperture and method of uniformly illuminating an optically diffusive viewing area |
US4754375A (en) * | 1984-02-13 | 1988-06-28 | Whelen Technologies, Inc. | Combination reflector for wide angle warning light |
US4599684A (en) * | 1985-03-11 | 1986-07-08 | Lee Richard H | Light reflector system |
JPS6472883A (en) * | 1987-09-16 | 1989-03-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Stencil duplicator |
US5251115A (en) * | 1992-05-15 | 1993-10-05 | William H. Parsons | Specific intensity distribution light reflector |
CA2079402C (en) * | 1992-07-20 | 1995-03-28 | Thomas M. Lemons | Asymmetric sport lighting luminaire |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP7105603A patent/JPH08300602A/ja active Pending
-
1996
- 1996-04-26 DE DE69600471T patent/DE69600471T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-04-26 US US08/638,047 patent/US5711218A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-04-26 EP EP96302925A patent/EP0739717B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-04-27 CN CN96108930.XA patent/CN1078131C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1078131C (zh) | 2002-01-23 |
US5711218A (en) | 1998-01-27 |
CN1142064A (zh) | 1997-02-05 |
EP0739717A1 (en) | 1996-10-30 |
DE69600471D1 (de) | 1998-09-03 |
DE69600471T2 (de) | 1998-12-03 |
EP0739717B1 (en) | 1998-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6026602A (en) | Apparatus and method of indirectly illuminating a sign | |
US6193383B1 (en) | Linear light source unit | |
US4184428A (en) | Perforating-printing device for making and using thermal stencils | |
JPH0736450B2 (ja) | Led光源 | |
JPH08300602A (ja) | 感熱製版装置の光照射装置 | |
JPH09330611A (ja) | 画像読取装置及び光源ユニット | |
FR2588355A1 (fr) | Eclairage photographique | |
US3503681A (en) | Illuminating device for reproduction purposes | |
US5988062A (en) | Light radiating device of heatsensitive perforating device | |
US5138370A (en) | Method and apparatus for recording images using diffused light | |
US20240264531A1 (en) | Exposure unit with improved light intensity uniformness for exposing a relief plate precursor | |
JPH061818Y2 (ja) | 感熱式製版装置の光線照射装置のためのアタッチメント | |
JP4590725B2 (ja) | 製版装置及び製版装置用アタッチメント | |
JP2004055232A (ja) | 面光源装置 | |
JPH0876122A (ja) | 照明装置 | |
JPS6135287A (ja) | 感熱複写装置 | |
JPH087395Y2 (ja) | 補助焼付け装置 | |
JPH059166Y2 (ja) | ||
JPH0631605Y2 (ja) | 照明装置 | |
JPH09163071A (ja) | 密着型イメージセンサー | |
JPH0786640B2 (ja) | 感熱複写装置 | |
JPH01202740A (ja) | 感熱複写装置 | |
JPH059165Y2 (ja) | ||
JP3052274U (ja) | スキャナーの光透過式光源発生器 | |
JPH07203290A (ja) | ウェブモニターシステム用間接照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040217 |