JPH08300312A - 安全木質素材及びその製造方法 - Google Patents
安全木質素材及びその製造方法Info
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- JPH08300312A JPH08300312A JP12882495A JP12882495A JPH08300312A JP H08300312 A JPH08300312 A JP H08300312A JP 12882495 A JP12882495 A JP 12882495A JP 12882495 A JP12882495 A JP 12882495A JP H08300312 A JPH08300312 A JP H08300312A
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- Japan
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- wood material
- paint
- natural
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- impregnated
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】木造家屋に用いられているフローリング等の木
質素材ユニットの安定性を向上し、耐水性や耐腐朽菌性
を向上し、変形を防止するためにその全表面に塗料を浸
透するに際し、従来の石油化学系の塗料やトルエン,ベ
ンゼン等の有機溶剤等を含有しない漆をファスングオイ
ルに含有させた天然(自然)塗料を全面に浸透させ無公
害で、且つ、安定性も良く、施工性も良いようにする。 【構成】フローリング等の木質素材ユニット1の表面に
細孔3や面荒れ形状3' を形成してファスングオイル等
の無毒性,無害性の天然素材の塗料を含浸させる。 【効果】塗料の浸透作業中に作業環境の汚染や人体被害
大気汚染をなくし、しかも、焼却等の廃棄汚染に際し、
有毒ガスや黒煙等が生ぜず、公害問題も発生しない。
質素材ユニットの安定性を向上し、耐水性や耐腐朽菌性
を向上し、変形を防止するためにその全表面に塗料を浸
透するに際し、従来の石油化学系の塗料やトルエン,ベ
ンゼン等の有機溶剤等を含有しない漆をファスングオイ
ルに含有させた天然(自然)塗料を全面に浸透させ無公
害で、且つ、安定性も良く、施工性も良いようにする。 【構成】フローリング等の木質素材ユニット1の表面に
細孔3や面荒れ形状3' を形成してファスングオイル等
の無毒性,無害性の天然素材の塗料を含浸させる。 【効果】塗料の浸透作業中に作業環境の汚染や人体被害
大気汚染をなくし、しかも、焼却等の廃棄汚染に際し、
有毒ガスや黒煙等が生ぜず、公害問題も発生しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、フローリング等の床
材,柱材,梁材,壁材等に用いる建築用木質素材の耐水
性,耐虫害性,防黴性,耐汚染性,耐久性等を増加さ
せ、且つ、木材の寸法を著しく安定させる効果があり、
自然塗料による含浸,侵透によって保護された木質素材
について現在使用されている一般化学塗料に比較して確
実な安全性が保証されることによって住宅環境等の木質
素材として理想的で活用範囲が拡大するようにした木質
素材の技術分野に属する。
材,柱材,梁材,壁材等に用いる建築用木質素材の耐水
性,耐虫害性,防黴性,耐汚染性,耐久性等を増加さ
せ、且つ、木材の寸法を著しく安定させる効果があり、
自然塗料による含浸,侵透によって保護された木質素材
について現在使用されている一般化学塗料に比較して確
実な安全性が保証されることによって住宅環境等の木質
素材として理想的で活用範囲が拡大するようにした木質
素材の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、我が国の地形は山間林野部
が多く、しかも、複雑に入り組んだ海岸線にこれらが近
接している地勢条件では構築物等に利用し得る平野部は
限度があり、したがって、都市部,地方部を問わず、平
野部に於ける建造物建設等は所謂密集型に集約されてい
る。
が多く、しかも、複雑に入り組んだ海岸線にこれらが近
接している地勢条件では構築物等に利用し得る平野部は
限度があり、したがって、都市部,地方部を問わず、平
野部に於ける建造物建設等は所謂密集型に集約されてい
る。
【0003】而して、我が国は世界第二の森林国家であ
り、又、気象条件等により洋風,和風を問わず、木材製
の住宅等の建築物が極めて多い。
り、又、気象条件等により洋風,和風を問わず、木材製
の住宅等の建築物が極めて多い。
【0004】しかしながら、かかる木材製の住宅等は経
年的に耐水性に乏しく、したがって、腐朽菌等による該
腐蝕等によって変形等が生じ、安定性に欠けるきらいが
ある。
年的に耐水性に乏しく、したがって、腐朽菌等による該
腐蝕等によって変形等が生じ、安定性に欠けるきらいが
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、これに対処す
るに、建築に関連する木質素材の一部(土台柱等)はそ
の構築製作に際し、建築現場や工場において耐水性や耐
腐朽菌性を付与するべく、その全面に防腐剤や防虫剤を
塗布,散布、又は、所謂どぶ漬けをして対処している。
るに、建築に関連する木質素材の一部(土台柱等)はそ
の構築製作に際し、建築現場や工場において耐水性や耐
腐朽菌性を付与するべく、その全面に防腐剤や防虫剤を
塗布,散布、又は、所謂どぶ漬けをして対処している。
【0006】例えば、図2に示す様に建築用の柱材にあ
ってはその全表面に防腐剤,防虫剤を塗布,散布、又
は、どぶ漬けをしている。
ってはその全表面に防腐剤,防虫剤を塗布,散布、又
は、どぶ漬けをしている。
【0007】そして、図1に示すフローリングの態様に
おいては木質素材ユニット1に対し耐汚染性や耐水性や
耐腐朽菌性を付与するべくウレタン樹脂塗料等を全表面
に対し塗布しているものであった。
おいては木質素材ユニット1に対し耐汚染性や耐水性や
耐腐朽菌性を付与するべくウレタン樹脂塗料等を全表面
に対し塗布しているものであった。
【0008】而して、これまでの建築用の土台,柱材等
に使用されている防腐剤,防虫剤は人体にとっては非常
に危険な塗剤であり(これらの塗剤を使用する場合の注
意書参照)、作業現場において施工者が有害物質を大量
に吸引する事実があり、結果として呼吸器障害,皮膚
炎,結膜炎,咽喉炎等を発病し発癌等の懸念を持ってお
り、更に、大気汚染を増加させている。
に使用されている防腐剤,防虫剤は人体にとっては非常
に危険な塗剤であり(これらの塗剤を使用する場合の注
意書参照)、作業現場において施工者が有害物質を大量
に吸引する事実があり、結果として呼吸器障害,皮膚
炎,結膜炎,咽喉炎等を発病し発癌等の懸念を持ってお
り、更に、大気汚染を増加させている。
【0009】又、フローリング等の場合は建築用の柱等
の塗剤とは違い石油系の合成樹脂塗料が使用されている
が、これらの塗料はウレタン樹脂塗料が主流となってい
るが硬化剤に使用されているイソシアネート,鉛,重金
属、その他の添加剤等は生物の健康を阻害する虞がある
物質であり、シンナーとして使用される石油系の溶剤は
鉛,硫黄酸化物,ベンゼン,トルエン等有機溶剤等は現
在社会問題となっているアトピー,過敏性,公害性喘息
等の主要原因となっている有毒物質であり、作業現場に
おいて作業員がこれらの有害物質に晒される危険があ
り、更にこれらの木質素材を廃棄焼却する場合において
当該塗剤,塗料等に含まれる物質が異常燃焼を起した
り、化学変化を起しダイオキシン等の有害物質を発生さ
せたり、大気を大量に汚染して公害問題を生じているの
が現実である。
の塗剤とは違い石油系の合成樹脂塗料が使用されている
が、これらの塗料はウレタン樹脂塗料が主流となってい
るが硬化剤に使用されているイソシアネート,鉛,重金
属、その他の添加剤等は生物の健康を阻害する虞がある
物質であり、シンナーとして使用される石油系の溶剤は
鉛,硫黄酸化物,ベンゼン,トルエン等有機溶剤等は現
在社会問題となっているアトピー,過敏性,公害性喘息
等の主要原因となっている有毒物質であり、作業現場に
おいて作業員がこれらの有害物質に晒される危険があ
り、更にこれらの木質素材を廃棄焼却する場合において
当該塗剤,塗料等に含まれる物質が異常燃焼を起した
り、化学変化を起しダイオキシン等の有害物質を発生さ
せたり、大気を大量に汚染して公害問題を生じているの
が現実である。
【0010】室内等に該塗料を使用した場合には該有機
溶剤が乾燥経過に蒸発して異常刺激臭となり、長期間残
存し公害性喘息,アトピー症状者を増加させている原因
となっている懸念がある。
溶剤が乾燥経過に蒸発して異常刺激臭となり、長期間残
存し公害性喘息,アトピー症状者を増加させている原因
となっている懸念がある。
【0011】このような人体への被害,環境汚染、更に
は大気汚染等にあっては局所な焼却処分、小規模火災等
においてはともかく、大災害等の際の後処理等にあって
は二次災害の懸念と後遺症問題は全く無視出来ないもの
であるのが現実である。
は大気汚染等にあっては局所な焼却処分、小規模火災等
においてはともかく、大災害等の際の後処理等にあって
は二次災害の懸念と後遺症問題は全く無視出来ないもの
であるのが現実である。
【0012】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述した従来の
技術に基づく柱材やフローリング等の木質素材の性能を
高めるために使用した防腐剤,防虫剤、又は、柱材や化
学塗料にし硬化剤石油系の有機溶剤等による人体被害,
環境汚染,大気汚染等の問題点を解決すべき技術的課題
とし、無害(無毒)の天然(自然植物油)自然塗料を用
いてこれらの問題を解決し、更に従来以上の木質素材の
寸法の安定性、更に耐水性,耐腐朽菌性,防黴性,耐久
性等の向上を図ることが出来るようにして建設産業木質
素材利用産業における木質素材、及び、その製造方法を
提供せんとするものである。
技術に基づく柱材やフローリング等の木質素材の性能を
高めるために使用した防腐剤,防虫剤、又は、柱材や化
学塗料にし硬化剤石油系の有機溶剤等による人体被害,
環境汚染,大気汚染等の問題点を解決すべき技術的課題
とし、無害(無毒)の天然(自然植物油)自然塗料を用
いてこれらの問題を解決し、更に従来以上の木質素材の
寸法の安定性、更に耐水性,耐腐朽菌性,防黴性,耐久
性等の向上を図ることが出来るようにして建設産業木質
素材利用産業における木質素材、及び、その製造方法を
提供せんとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段・作用】上述目的に沿い先
述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は、前述課題を解決するために、一般的な木造和風建築
等の家屋を構成するに際し、木質素材ユニットに対しフ
ァスングオイル(自然塗料商品名)に所定量の漆とハー
ブを混和した無害,無毒の自然塗料をその全面に含浸浸
透させることにより、本来目的とする寸法の安定性、更
に、耐水性,耐腐朽菌性,耐黴性,耐汚染性,耐久性の
向上を図り、且つ、作業中における環境汚染や人体被害
をなくし、又、それらに伴う気汚染等を生じることな
く、焼却,廃棄,火災等においても有害物質が生じない
ようにし、且つ、塗料の浸透作業は在来態様と何ら変り
はなく、含浸孔や荒れ目等を表面に形成して行われるよ
うにした技術的手段を講じたものである。
述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は、前述課題を解決するために、一般的な木造和風建築
等の家屋を構成するに際し、木質素材ユニットに対しフ
ァスングオイル(自然塗料商品名)に所定量の漆とハー
ブを混和した無害,無毒の自然塗料をその全面に含浸浸
透させることにより、本来目的とする寸法の安定性、更
に、耐水性,耐腐朽菌性,耐黴性,耐汚染性,耐久性の
向上を図り、且つ、作業中における環境汚染や人体被害
をなくし、又、それらに伴う気汚染等を生じることな
く、焼却,廃棄,火災等においても有害物質が生じない
ようにし、且つ、塗料の浸透作業は在来態様と何ら変り
はなく、含浸孔や荒れ目等を表面に形成して行われるよ
うにした技術的手段を講じたものである。
【0014】
【実施例】次に、この出願の発明の実施例を図1,図2
を援用し、図3によって説明すれば以下の通りである。
を援用し、図3によって説明すれば以下の通りである。
【0015】図3に示す実施例においてフローリングの
木質素材ユニット1に対し寸法安定、更に、耐水性,耐
腐朽菌性,防黴性,耐汚染性,耐久性等の著しい向上を
高める自然塗料を含浸,浸透させるに際しては全表面、
及び、所定の側面に細孔3を穿設し、そして、在来態様
同様に刷毛塗り,どぶ漬け等により自然塗料を含浸,浸
透させる。
木質素材ユニット1に対し寸法安定、更に、耐水性,耐
腐朽菌性,防黴性,耐汚染性,耐久性等の著しい向上を
高める自然塗料を含浸,浸透させるに際しては全表面、
及び、所定の側面に細孔3を穿設し、そして、在来態様
同様に刷毛塗り,どぶ漬け等により自然塗料を含浸,浸
透させる。
【0016】而して、当該実施例においては自然塗料は
ファスングオイル(自然植物油と無害添加物で構成され
る)等に漆、或いは、ハーブを所定量含有させて含浸,
浸透する。
ファスングオイル(自然植物油と無害添加物で構成され
る)等に漆、或いは、ハーブを所定量含有させて含浸,
浸透する。
【0017】この場合、木質素材ユニット1に対して細
孔3、面荒れ3' を付与することにより自然塗料は全面
に亘って含浸,浸透がより効果的に出来るようになる。
孔3、面荒れ3' を付与することにより自然塗料は全面
に亘って含浸,浸透がより効果的に出来るようになる。
【0018】そして、家屋等の建築後の木質素材の経年
変化は従来の塗剤等より自然塗料によって全面被覆,含
浸,侵透させたユニットが寸法安定、更に耐水性,耐腐
朽菌性,防黴性,耐汚染性,耐久性等優れた性能を有
し、更に、生物と環境に優しい性質を持ち、長年月老朽
化等の弊害を生じないものである。
変化は従来の塗剤等より自然塗料によって全面被覆,含
浸,侵透させたユニットが寸法安定、更に耐水性,耐腐
朽菌性,防黴性,耐汚染性,耐久性等優れた性能を有
し、更に、生物と環境に優しい性質を持ち、長年月老朽
化等の弊害を生じないものである。
【0019】尚、約500年前に漆の産地の福井県地方
では富裕者が家を構築する際には木質素材を生漆で塗装
した民家が現在に至るもその木質が変化することなく、
健全に残っている事実がある(金沢市で開かれた日本漆
の文化大会に於ての発表)。
では富裕者が家を構築する際には木質素材を生漆で塗装
した民家が現在に至るもその木質が変化することなく、
健全に残っている事実がある(金沢市で開かれた日本漆
の文化大会に於ての発表)。
【0020】このように昔の人は経験の中で招かれた生
活の知恵で木質素材ユニットを漆で塗装することによっ
て、その耐久性を保持することを知っていたものであ
る。
活の知恵で木質素材ユニットを漆で塗装することによっ
て、その耐久性を保持することを知っていたものであ
る。
【0021】この出願の発明は当該漆とファスングオイ
ル(商品名)等の自然塗料を所定比率で混合し、人体
(生物)に何ら悪影響を及ぼさない塗料として木質素材
ユニットの全面を含浸,浸透させることによってその効
果は歴然となる。
ル(商品名)等の自然塗料を所定比率で混合し、人体
(生物)に何ら悪影響を及ぼさない塗料として木質素材
ユニットの全面を含浸,浸透させることによってその効
果は歴然となる。
【0022】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、木造家
屋が基本となっている我が国の家屋建築に際し、現在ま
で使用されている前述の化学合成樹脂塗料,石油化学溶
剤等、有害物質を含有した塗料を用いることなく、自然
塗料ファスングオイル等、及び、漆とファスングオイル
自然塗料等を所定量混合したものを木質素材ユニットに
含浸,侵透させることにより木質素材寸法が安定し、更
に、耐水性,耐腐朽性,防黴性,耐汚染性,耐久性等に
優れ、生物と環境に優しい性質を持ち、長年月老朽化等
の弊害を生じることなく、更に、天然,自然素材を使用
しているので大気汚染等もなく廃材等の焼却によって有
害物質を生じることなく、又、残存毒性も残さない優れ
た効果を得ることが出来る。
屋が基本となっている我が国の家屋建築に際し、現在ま
で使用されている前述の化学合成樹脂塗料,石油化学溶
剤等、有害物質を含有した塗料を用いることなく、自然
塗料ファスングオイル等、及び、漆とファスングオイル
自然塗料等を所定量混合したものを木質素材ユニットに
含浸,侵透させることにより木質素材寸法が安定し、更
に、耐水性,耐腐朽性,防黴性,耐汚染性,耐久性等に
優れ、生物と環境に優しい性質を持ち、長年月老朽化等
の弊害を生じることなく、更に、天然,自然素材を使用
しているので大気汚染等もなく廃材等の焼却によって有
害物質を生じることなく、又、残存毒性も残さない優れ
た効果を得ることが出来る。
【0023】しかも、自然塗料木質素材ユニットに含
浸,侵透させるには在来態様同様に作業を行うことが出
来、特段の工程が不要であるために従来技術同様に取り
扱える利点もある。
浸,侵透させるには在来態様同様に作業を行うことが出
来、特段の工程が不要であるために従来技術同様に取り
扱える利点もある。
【図1】フローリングとしての木質素材ユニットの概略
斜視図である。
斜視図である。
【図2】柱材としての木質素材ユニットの概略斜視図で
ある。
ある。
【図3】この出願の発明の1実施例の模式斜視図であ
る。
る。
1 木質素材ユニット 2 塗剤 3 細孔 3' 面荒れ部
Claims (5)
- 【請求項1】木質素材ユニットの少くとも全表面に塗剤
を含浸,浸透させた安全木質素材において該塗料が無害
性の天然自然素材=植物油及び無害の添加剤で作られた
塗料(以下自然塗剤と称する)であることを特徴とする
安全木質素材。 - 【請求項2】上記自然塗剤にハーブが含有されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の安全木質素
材。 - 【請求項3】上記自然塗剤に漆が含有されていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の安全木質素材。 - 【請求項4】木質素材ユニットの少くとも全表面に塗料
を浸透させる安全木質素材の製造方法において、該木質
素材ユニットの表面から内部に浸透孔が穿設されて全表
面に含浸浸透させるようにすることを特徴とする安全木
質素材の製造方法。 - 【請求項5】木質素材ユニットの少くとも全表面に塗料
を浸透させた安全木質素材の製造方法において、該木質
素材ユニットの表面に荒れ形状を付与していることを特
徴とする安全木質素材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12882495A JPH08300312A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 安全木質素材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12882495A JPH08300312A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 安全木質素材及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08300312A true JPH08300312A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14994324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12882495A Pending JPH08300312A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 安全木質素材及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08300312A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002077114A1 (en) * | 2001-03-16 | 2002-10-03 | Yuha Natural Paint Co., Ltd. | Composition of natural oil resin for reducing dry time and manufacturing method of the same and composition of natural paint having the same |
EP1352937A1 (en) * | 2002-03-27 | 2003-10-15 | Cerarica Noda Co., Ltd. | Natural paint and method for manufacturing the same |
JP2009256922A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Eiichi Mihara | 外装材 |
KR100943279B1 (ko) * | 2007-09-05 | 2010-02-23 | 김평곤 | 옻칠을 이용한 나무 돗자리의 편재 가공방법 |
-
1995
- 1995-05-01 JP JP12882495A patent/JPH08300312A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002077114A1 (en) * | 2001-03-16 | 2002-10-03 | Yuha Natural Paint Co., Ltd. | Composition of natural oil resin for reducing dry time and manufacturing method of the same and composition of natural paint having the same |
EP1352937A1 (en) * | 2002-03-27 | 2003-10-15 | Cerarica Noda Co., Ltd. | Natural paint and method for manufacturing the same |
KR100943279B1 (ko) * | 2007-09-05 | 2010-02-23 | 김평곤 | 옻칠을 이용한 나무 돗자리의 편재 가공방법 |
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AT202325B (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040406 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |