JPH08299357A - 電気手術装置 - Google Patents

電気手術装置

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JPH08299357A
JPH08299357A JP7114665A JP11466595A JPH08299357A JP H08299357 A JPH08299357 A JP H08299357A JP 7114665 A JP7114665 A JP 7114665A JP 11466595 A JP11466595 A JP 11466595A JP H08299357 A JPH08299357 A JP H08299357A
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友尚 櫻井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気手術装置の出力電力の調整及び制御が容易
に行えると共に、安全性を向上しつつ装置の小型化とパ
ワーアンプの高効率化を実現できる電気手術装置を提供
する。 【構成】電気手術装置の出力電力を発生するパワーアン
プ14と、パワーアンプ14に所定の電圧を供給する電
源回路16と、電源回路16から出力される電圧の大き
さを制御するための制御電圧を設定する設定手段18
と、電源回路16の前段に設けられ、設定手段18によ
って設定された制御電圧による制御の基に電源回路16
から出力される電圧の大きさに応じた電圧を、電源回路
16への入力電圧として出力する前置手段17とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気手術装置に関し、特
に、外科手術や内視鏡下手術等で使われる電気メス装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、手術が高度化、複雑化するに従っ
て各種の手術用装置が用いられている。このため手術室
には多くの装置が置かれるので手術装置本体の小型化が
望まれている。さらにはそれらの装置の信頼性や安全性
もより重要になってきている。この様な状況の中で、電
気メス装置は広く各手術に応用されてきた。
【0003】図10に従来の電気メス装置の構造の例を
示す。図10において、電気メス装置本体1は、発振器
4と、出力設定部6と、乗算器5と、パワーアンプ7
と、パワーアンプ用電源8と、出力トランス9とから構
成される。また、この電気メス装置1にはハンドピース
2と対極板3とが外部的に接続されている。
【0004】上記した構成において、発振器4は各種の
波形、例えば連続波から成る切開波形、断続波から成る
凝固波形等を生成する。出力設定部6は、電気メスの出
力設定に従った大きさの信号を出力する。発振器4から
の波形信号は乗算器5によって出力設定部6からの出力
設定信号と掛け合わされ、所望の大きさになって次段の
パワーアンプ7に送られる。パワーアンプ7は電源回路
8から供給された固定電圧を入力信号の大きさに従って
増幅し、その出力を出力トランス9に送り込む。出力ト
ランス9は絶縁及び昇圧を行って2000Vp-p 程度の
高電圧高周波信号を発生させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電気メ
ス装置においては、パワーアンプの増幅率の変動で出力
電力が変化するのでそれを抑制する工夫が必要であっ
た。また、供給される電源電圧の変動によっても電力は
変化するのでこれも抑制する工夫を要した。また、個々
の素子のばらつきを抑えるため大がかりな調整が必要で
あった。
【0006】さらにこの形式のパワーアンプは概してリ
ニアタイプであり、増幅効率が低いため冷却機構を設け
る必要があったり、装置が大型化する欠点がある。ま
た、近年、電気電子装置から発せられる電気ノイズが問
題視されるようになっている。このため、ノイズ発生の
小さい電気電子装置の開発が様々な分野で進められ、医
療機器分野でもそのような装置に対する要求が大きくな
っている。
【0007】本発明の電気メス装置はこのような課題に
着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、電気手術装置の出力電力の調整及び制御が容易に行
えると共に、安全性を向上しつつ装置の小型化とパワー
アンプの高効率化を実現できる電気手術装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明の電気手術装置は、電気手術装置
の出力電力を発生する電力発生手段と、この電力発生手
段に所定の電圧を供給する電圧供給手段と、この電圧供
給手段から出力される電圧の大きさを制御するための制
御電圧を設定する設定手段と、前記電圧供給手段の前段
に設けられ、前記設定手段によって設定された制御電圧
による制御の基に前記電圧供給手段から出力される電圧
の大きさに応じた電圧を、前記電圧供給手段への入力電
圧として出力する前置手段とを具備する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の第1実施例が適用される電
気メス装置の構成を示す図である。同図において、電気
メス装置10は、各種の波形の信号を発生する発振回路
13と、この発振回路13からの出力信号を受けて電気
メスに印加すべき出力電力を発生するスイッチング方式
の電力発生手段としてのパワーアンプ14と、このパワ
ーアンプ14からの出力電力を絶縁、昇圧する出力トラ
ンス15と、前記パワーアンプ14に所定の電圧を供給
する電圧供給手段としての電源回路16と、この電源回
路16に以下に述べるような電圧を供給する前置手段1
7と、電源回路16と前置手段17の各出力を設定する
ための制御信号(設定信号)を供給する設定手段18
と、各部を制御する制御手段19とから構成されてい
る。また、装置の正面には所望の設定値を入力したり、
表示を行なうためのパネル12が設けられており、外部
には電気メス装置10の出力をオンオフするためのスイ
ッチが設けられている。また、20は電源コードであ
り、21は電気メス出力端子である。
【0010】以下に上記した構成の作用を説明する。操
作者がパネル12から所定の設定値を入力したとき、制
御手段19を介して設定手段18から電源回路16に設
定信号が供給される。電源回路16はこの設定信号に基
づいてパワーアンプ14に電気メスの出力を決定する制
御電圧を供給する。同時に、パワーアンプ14にはパネ
ル12から制御手段19を介して供給された信号に基づ
いて発振回路13が発生した波形信号が供給される。
【0011】上記した各部はスイッチ11の操作によっ
て動作状態になり、パワーアンプ14で発生された電力
は出力トランス15を通って出力端子21に出力されて
各種の処置が行われる。なお、前記設定信号は、パネル
12上を介して操作者が設定した設定値から、制御回路
19内にあるデータテーブルを参照して、参照されたデ
ータを設定手段18内にあるD/Aコンバータに送出し
て得ることができる。
【0012】ここで、設定手段18からの設定信号は電
源回路16と電源入力部との間に配置された前置手段1
7にも送られる。前置手段17は、設定手段18からの
設定信号に基づいて電源回路16から出力される電圧値
と、自身の出力電圧との差がある値以下の電位差となる
ような電圧を電源回路16に供給する。すなわち、前置
手段17は、電気メスの出力を決定する制御電圧を発生
させる電源回路16の入力電源として、電源回路16の
出力電圧に対してある値以下の電位差しか持たない電圧
を電源回路16に供給する。以下にこのことについてよ
り詳細に述べる。
【0013】図2は前置手段17及び電源回路16の具
体的な構成を示す図であり、前置手段17は、電源トラ
ンス22と、タップ切り換えリレー23と、整流器24
と、コンデンサ25から構成される。また、電源回路1
6は、制御電圧発生手段26と、パワートランジスタ2
7とから構成されている。
【0014】図3は設定手段18の出力(横軸)と、前
置手段17及び電源回路16の出力(縦軸)との関係を
示す図である。ここでは前置手段17の出力電圧をV1
−1乃至V1−3、電源回路16の出力電圧をV2とし
ている。今、パネル12の設定により設定手段18の出
力電圧(制御電圧)が点Aの位置に設定されたとする
と、電源回路16の電圧はこの設定手段18からの制御
電圧によりV2(例えば35V)の大きさに精密に制御
される。
【0015】ここで、タップ切り換えリレー23にも設
定手段18の他の制御電圧が供給されており、この制御
電圧によってタップ切り換えリレー23が操作されるこ
とにより、電源回路16の入力となる前置手段17の出
力電圧はV1−2(例えば55V)に制御される。これ
によって、図2に示すパワートランジスタ27の入出力
間電位差はdV(この場合は20V)に抑えられ、前置
手段17が無い場合の電位差dV′(45V)に比較し
てパワートランジスタ27での損失が軽減される。
【0016】なお、前置手段17は、図4に示したよう
に、トライアック28、トリガ制御部29からなる位相
制御方式や、図5に示したように、パワーMOSFET
30、ダイオード32、インダクタ31、トリガ制御部
33からなる簡易スイッチング電源方式を用いた構成と
することも可能である。
【0017】上記した第1実施例によれば、前置手段を
設ける等、簡単な構成を追加するのみで電源回路での電
圧制御による電圧降下を必要最小限に抑制できるのでパ
ワートランジスタの損失を軽減することができる。これ
によって、必要な放熱手段の構成が少なくて済むので装
置の小型化につながる。また、ノイズの発生が少ないシ
リーズ型の電源回路方式を採用できるので、電源電圧の
変動、固体差等による出力の偏差を小さくすることがで
きる。さらに、電源回路の出力電圧の調整方法も直流電
圧を確認するだけなので簡易化できかつ精密な制御を行
なうことができる。さらに、電源回路が故障して設定電
圧以上の電圧を出力してしまったとしても、電源回路へ
は前置手段によって制限された電圧しか供給されないの
で、患者にとって危険な状態を最小限に抑えることがで
き安全性も向上する。
【0018】以下に本発明の第2実施例を説明する。図
6は第2実施例に係る前置手段17の構成を示す図であ
る。図6において、第1のリレー41及び第2のリレー
42は電源トランス22のタップを切り換えるものであ
る。これら2つのリレー41、42の出力は整流器2
4、コンデンサ25によって直流化される。直流化され
た電圧は検出器43で検出される。
【0019】また、44はリレー切り換え用基準電源で
あり、コンパレータ46、46′の一方の入力端子に接
続されている。また、45は検出用基準電源であり、コ
ンパレータ47、47′の一方の入力端子に接続されて
いる。また、コンパレータ46、46′の他方の入力端
子は図1の設定手段18に接続されており、コンパレー
タ47、47′の他方の入力端子は検出器43に接続さ
れている。
【0020】論理回路48の一方の入力端子はコンパレ
ータ47の出力端子に、他方の入力端子はコンパレータ
46の出力端子に接続されている。論理回路48′の一
方の入力端子はコンパレータ47′の出力端子に、他方
の入力端子はコンパレータ46′の出力端子に接続され
ている。出力端子は第1実施例と同様に電源回路16に
接続されているものとする。
【0021】以下に上記した構成の作用を説明する。ま
ず、設定手段18から得た設定信号とリレー切り換え用
基準電源44の電位とを比較してコンパレータ46、4
6′によって各リレー41、42を動作させ、所望の出
力電圧を得る。つまり、設定信号のレベルが低位の時は
各リレー41、42は動作せず、中位の時は第1のリレ
ー41のみが動作し、高位の時は第1及び第2のリレー
41、42が動作することで、電源トランス22のタッ
プを切り換えて使用する。この様にして得られた電圧を
検出器43で分圧して得た信号V3と、検出用基準電圧
45とをコンパレータ47、47′によって比較する。
【0022】そして、この比較した結果と、先のコンパ
レータ46、46′の出力結果とを用いて、論理回路4
8、48′によって更に比較して、各リレー41、42
が確実に動作し、所望の電圧を出力しているかを判断す
る。この判断の結果は制御手段19に伝えられ、所望の
電圧が出力されていないとき制御手段19は電源回路1
6の動作を停止して電気メスの出力を禁止するなどの処
理を行う。
【0023】上記した作用を図7を用いて更に説明す
る。リレー切り換え用基準電源44の出力をX、Y、そ
れに対応したコンパレータ46、46′の出力結果を
A、B、検出用基準電源45の出力をU、W、それに対
応したコンパレータ47、47′の出力結果をD、Cと
する。また、設定手段18からの設定信号をVsとす
る。
【0024】設定信号Vsが電圧Xのレベルより低位の
時、リレー41、42は動作しないからコンパレータ4
6′の出力AはLowである。この時、検出器43から
の出力電圧は電圧Uより低いのでコンパレータ47′の
出力CはLowであり、出力Aの論理と一致する。なお
出力B及びDはLowのままであるのでこれらの論理も
同一である。
【0025】次にVsが電圧Xより高く電圧Yより低い
中位の時は、第1のリレー41だけ動作するのでコンパ
レータ46′の出力AはHighとなる。この時、検出
器43からの出力電圧は、第1のリレー41が正常に動
作していれば電圧Uより高いが、電圧Wよりも低いので
コンパレータの出力CはHighとなり、出力Aと一致
する。この時も出力B及びDはLowのままであるので
これらの論理も同一となる。
【0026】さらにVsが電圧Yよりも高い高位の時は
第1のリレー41と第2のリレー42を動作させるので
コンパレータ46、46′の出力A及びBはHighと
なる。この時、検出器43の出力電圧は、リレー41及
びリレー42が正常に動作していれば電圧Wより高くな
るので、コンパレータ47の出力Dは出力Cと共にHi
ghになり、出力A及びBと一致することになる。
【0027】以上のコンパレータの出力を、論理回路、
ここではEX−OR回路を用いて、出力AとC、出力B
とDの論理の一致を比較することで各リレーの動作が正
常か否かを判断できる。
【0028】第2実施例によれば、前置手段の動作が自
己判断できるため、後段に続く電源回路への過剰供給を
防止でき、安全性、信頼性がよりいっそう向上する。図
8は本発明の第3実施例の構成を示す。図8において電
源回路を除いたスイッチ11、前置手段17、制御手段
19等の構成は第1実施例と同様の構成である。第3実
施例では電源回路16の出力部と次段のパワーアンプ1
4との間に、リレー50とこのリレー50を操作する制
御手段19からの制御信号を遅延する遅延手段51とを
さらに具備している。
【0029】以下に図9を参照して第3実施例の作用を
説明する。まず、操作者により電気メスの出力を得るた
めにスイッチ11を操作する。スイッチ11からの操作
信号は制御手段19を介して電源回路16に供給され
る。この操作信号をPとする。
【0030】スイッチ11からの操作信号は第1実施例
と同様に制御手段19を介して発振回路13にも供給さ
れて電気メスの出力が得られるよう各部が動作する。こ
の時、信号Pは遅延手段51を通って信号Qとして供給
されてリレー50を動作させる。この場合は電源回路1
6で発生された電圧は何等の遅延もなくパワーアンプ1
4に供給される。
【0031】次に、操作者が電気メスの出力を停止する
ためにスイッチ11をオフに操作したとする。この場合
は遅延回路51が働いて多少の遅延を持ってリレー50
をオフにする。図9はこのときの様子を示している。こ
の動作によって電気メスの出力が停止に至るまでの発振
回路や電源回路さらにパワーアンプの動作の遅れをカバ
ーでき、電源回路16からの電流の流れが完全にゼロに
なるまではリレー接点の開動作が行われない。これによ
ってリレー50の接点が保護されて接点の焼き付きが発
生しなくなる。
【0032】上記した第3実施例によればパワーアンプ
への電圧供給が操作者のスイッチ操作によらないと行わ
れないので、内部の回路の故障や制御プログラムの誤動
作などで意図しない電気メスの出力が発生してしまうの
を阻止することができる。また、上記のことは簡単な構
成を追加するのみで実現できるので装置の信頼性ついて
は安全性を向上させることができる。
【0033】上記した具体的実施例から以下のような構
成の技術的思想が導き出される。 (1) スイッチング方式のパワーアンプと、このパワ
ーアンプに供給する、電気メスの出力設定に基づいた制
御電圧を発生する電源回路と、この電源回路の出力電圧
を制御する電圧を発生する設定回路と、前記電源回路の
入力電源として、制御回路で設定される電源回路の出力
電圧に応じた電圧を出力する前置手段と、を具備する電
気メス装置。 (2) スイッチング方式のパワーアンプと、このパワ
ーアンプに供給する、電気メスの出力設定に基づいた制
御電圧を発生する電源回路と、この電源回路の出力電圧
を制御する電圧を発生する設定回路と、前記電源回路の
入力電源として、制御回路で設定される電源回路の出力
電圧に応じた電圧を出力する前置手段と、この前置手段
の出力電圧を検出する検出手段と、この検出手段の結果
により、前記前置手段の異常を判断する判断手段と、こ
の判断手段によって前記前置手段の異常が検出されたと
きに電気メスの出力を停止する停止手段と、を具備する
電気メス装置。 (3) スイッチング方式のパワーアンプと、このパワ
ーアンプに供給する、電気メスの出力設定に基づいた制
御電圧を発生する電源回路と、この電源回路の出力電圧
を制御する電圧を発生する設定回路と、前記電源回路の
入力電源として、制御回路で設定される電源回路の出力
電圧に応じた電圧を出力する前置手段と、前記電気メス
の出力のオンオフを行う出力操作スイッチと、前記電源
回路と前記パワーアンプとの間に設けられたスイッチ手
段と、前記出力操作スイッチの操作信号に応動して、前
記スイッチ手段を動作させる制御手段と、を具備する電
気メス装置。
【0034】上記した構成(1)乃至(3)の作用は以
下の通りである。 (1) 電気メスの出力を決定する制御電圧を発生させ
る電源回路の入力電源として、電源回路の出力電圧に対
しある値以下の電位差しか持たない電圧が前置手段から
供給され、電源回路での電圧制御による電圧降下が必要
最小限に抑えられる。 (2) 電気メスの出力を決定する制御電圧を発生させ
る電源回路の入力電源として、電源回路の出力電圧に対
しある値以下の電位差しか持たない電圧を前置手段が供
給する。前置手段が供給する電圧が所定の条件を満足す
る値であるかを検出手段、判断手段で判断し、電源回路
での電圧制御による電圧降下が必要最小限に抑えられて
いるかを監視する。そして前置手段に異常があれば電気
メスの出力を停止する。 (3) 電気メスの出力を決定する制御電圧を発生させ
る電源回路の入力電源として、電源回路の出力電圧に対
しある値以下の電位差しか持たない電圧を前置手段が供
給する。制御電圧はユーザーが操作する出力操作スイッ
チの操作が行われない限りパワーアンプに供給されな
い。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、電気手術装置の出力電
力の調整及び制御を容易に行えるようになり、安全性を
向上しつつ装置の小型化とパワーアンプの高効率化を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例が適用される電気メス装置
の構成を示す図である。
【図2】前置手段及び電源回路の詳細な構成を示す図で
ある。
【図3】図1に示す第1実施例の動作を説明するための
図である。
【図4】前置手段の他の構成を示す図である。
【図5】前置手段のさらに他の構成を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例が適用される電気メス装置
の構成を示す図である。
【図7】図6に示す第2実施例の動作を説明するための
図である。
【図8】本発明の第3実施例の構成を示す図である。
【図9】図8に示す第3実施例の動作を説明するための
図である。
【図10】従来の電気メス装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
10…電気メス装置、11…スイッチ、12…パネル、
13…発振回路、14…パワーアンプ、15…出力トラ
ンス、16…電源回路、17…前置手段、18…設定手
段、19…制御手段、20…電源コード、21…電気メ
ス出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気手術装置の出力電力を発生する電力
    発生手段と、 この電力発生手段に所定の電圧を供給する電圧供給手段
    と、 この電圧供給手段から出力される電圧の大きさを制御す
    るための制御電圧を設定する設定手段と、 前記電圧供給手段の前段に設けられ、前記設定手段によ
    って設定された制御電圧による制御の基に前記電圧供給
    手段から出力される電圧の大きさに応じた電圧を、前記
    電圧供給手段への入力電圧として出力する前置手段と、 を具備したことを特徴とする電気手術装置。
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